欲望とカミングアウトの嵐が渦巻く電脳空間。
巫女にアイドルにジェイソン。
「うわっ、あの子可愛い」「でも、あれって三次元じゃん?」「・・・まぁね」
なんて会話が聞こえてくるのも日常茶飯事。
そんな2.5次元空間の中にあって、
およそ40年もの間、美味しいカレーをひたすら作り続けているお店があります。
「ベンガル」
創業1973年。秋葉原で一番古いカレー屋さんです。
「純インド風カリーの店」という看板がなかなかイカしていますよね。
趣向を凝らしたメニューが結構いろいろ。
いわゆるカレー屋さんとインド料理屋さんのちょうど中間のような品揃えです。
ウッドベースの店内はなかなか落ち着く雰囲気。
この日は看板メニューのこちらを頼んでみました。

ビーフ角切りカレー ¥1100
牛の角切りが豪勢に入った辛口のカレー。
中村屋よろしく、ライスとカレーは別盛りになっています。
カレーをライスにチビチビかけて食べるのも悪くないのですが・・・
やはりこの店ではドバッと一気に駆けるのがシズル。
これです。
この立体感がThis is Bengal萌え。
やっぱりカレーは三次元じゃなきゃ。ね。
デリーのカシミールにも似たコク(といってよいのか?)が感じられ、かなり好きなタイプのカレー。
辛口を謳っているのですが、辛さ自体はそれほどでもなく。
でもだからといって、辛さ不足に悩むこともなく。
なぜって?
それはテーブル上の調味セットが充実しているから!!!
ハラペーニョの酢漬け、アチャール、ガラムマサラ、チリパウダー、福神漬、カルダモン。
これらを自由に使ってカレーのスパイシー度合いを調整するのです。
カルダモンを自分でトッピングするのはなかなか珍しいですよね。
ハラペーニョの酢漬けも結構使っちゃうし、味の濃いアチャールもかなり美味い!
スパイス中毒者もこれで大満足!!
ティーマサラアイス ¥350
食後は乳製品で胃壁を保護しましょう。
こちらはマサラチャイにかけるマサラパウダーがどっぷりかかった贅沢アイス。
写真ではわからないほどボリュームたっぷりでとても幸せな気分になれます。
トッピングされた胡桃も楽しい!!
古き佳き秋葉原、そのスパイス文化の萌芽を存分に楽しむことができる、なんとも重要なお店。
ちょっと価格が高めな感はありますが、老舗というのは大概そういうもの。
その価値は充分にあると、私は思います。
なかなかイカした雰囲気のHPもご参考にしてみてくださいね。
↓一日一回。クリックはこちら




ベンガル (カレー(その他) / 末広町駅、秋葉原駅、御茶ノ水駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
- 関連記事
-
- 神田中国東北料理 with スープカレーチャーハン。「味坊」(神田) (2012/07/17)
- グッドオールドアキバカリー。「ベンガル」(末広町/秋葉原) (2012/05/08)
- 串焼きバルの名物メニューは?「串焼きバル KUWON(くおん)」(岩本町) (2012/04/20)