それは八潮の空であると同時に・・・
「カラチの空」でもあるのです。
看板にある「パーク料理」とはつまりパキスタン料理。
ここ八潮は知る人ぞ知るパキスタン人コミュニティのある街であり、
「カラチの空」はなかでも最も人気のあるパキスタン料理店として知られています。
もう、本当にずっと行きたかったこのお店なのですが、なにせプチ遠征。
せっかく行くなら何人かでたくさんの料理を、と思っていたらずっと未訪のままになっていたのです。
今回はなんと10人以上のカレー好きの皆様とご一緒。
まさに渡りに舟、インダス川にノアの箱舟って感じのお誘いだったのですよね!
まずびっくりしたのが広い店内。
奥には個室もあるようです。
パキスタンやインドのCDやDVD、レトルト食品からスパイス、冷凍肉まで物販も充実。
完全に、ハラル対応ですよ。
ホワイトボードにはパキスタン人向けメニュー。
どれにしようかな~なんて、ちゃんと日本語メニューもあるので安心です。
まずは飲み物を頼んでみました。
えぇ。ハラル対応のムスリム店ですから、もちろんお酒などあるはずはありませんよ。
シルバーメタリックな飲み物缶、決してアルミホイルで包んでいるわけではありません。
発泡する黄金の飲み物はまさに、「この味、辛口。」
まず最初に出てきたのがスープ。

チキンビリヤーニー
いやぁ、なかなかできない、ビリヤニ食べ比べ。
マトンの骨周りのゼラチンも捨てがたいが、チキンのふんわり感もなかなかのもの。
流石のスパイス感で、どちらも絶品でござりまする。
さらにこんな米料理も。

マトンプラオ
これだけマトンが入ったプラオは初めて食べました。
正直プラオとビリヤニの明確な区別はよくわからず、
ビリヤニは、スパイスと具材をバンバン入れて炊き込んだプラオの一種で、
ビリヤニは単体として食事が成立するメインディッシュ、
ビリヤニ以外のプラオはカレー等のおかずとあわせていただくかわりご飯、
というような認識だったのですが・・・
このプラオはスパイス香も芳ばしく、お肉もジューシーで十分メインを張れる出来栄え。
ますますビリヤニとの境目がわからなくなっちゃいますよね。
けど、このプラオはおすすめ。
「プラオのおいしい店教えて!」って聞かれたら、迷わずこの店を勧めることにします。(誰に?)
いやぁ、なかなかできない、ビリヤニ食べ比べ。
マトンの骨周りのゼラチンも捨てがたいが、チキンのふんわり感もなかなかのもの。
流石のスパイス感で、どちらも絶品でござりまする。
さらにこんな米料理も。

マトンプラオ
これだけマトンが入ったプラオは初めて食べました。
正直プラオとビリヤニの明確な区別はよくわからず、
ビリヤニは、スパイスと具材をバンバン入れて炊き込んだプラオの一種で、
ビリヤニは単体として食事が成立するメインディッシュ、
ビリヤニ以外のプラオはカレー等のおかずとあわせていただくかわりご飯、
というような認識だったのですが・・・
このプラオはスパイス香も芳ばしく、お肉もジューシーで十分メインを張れる出来栄え。
ますますビリヤニとの境目がわからなくなっちゃいますよね。
けど、このプラオはおすすめ。
「プラオのおいしい店教えて!」って聞かれたら、迷わずこの店を勧めることにします。(誰に?)
アルーチャナ
地球少女・・・はアルジュナで、こちらアルーチャナはひよこ豆のカレー。
ですがこれがなんとも味わい深い逸品!!!
なんといういうか、とってもB級というかジャンクというか、庶民的な美味しさで、
どこかに似た味があったなぁ・・・と思ったら、そうだ!
新宿ションベン横丁「つるかめ食堂」の「ソイのあたま」にそっくり!!
・・・やっぱりB級だね。

バトゥーラ
バトラはモスラのライバルで、バトゥーラはナン生地を揚げたものですね。
油っこいけど、ナンより好き。
地球少女・・・はアルジュナで、こちらアルーチャナはひよこ豆のカレー。
ですがこれがなんとも味わい深い逸品!!!
なんといういうか、とってもB級というかジャンクというか、庶民的な美味しさで、
どこかに似た味があったなぁ・・・と思ったら、そうだ!
新宿ションベン横丁「つるかめ食堂」の「ソイのあたま」にそっくり!!
・・・やっぱりB級だね。

バトゥーラ
バトラはモスラのライバルで、バトゥーラはナン生地を揚げたものですね。
油っこいけど、ナンより好き。
パーヤ
レピッシュはパヤパヤで・・・なんて、そろそろ止めときましょう。
パーヤは牛またはマトンの足を煮込んだ料理。
ゼラチン質豊富なプルッとした食感が魅力。
レピッシュはパヤパヤで・・・なんて、そろそろ止めときましょう。
パーヤは牛またはマトンの足を煮込んだ料理。
ゼラチン質豊富なプルッとした食感が魅力。
ナハーリー
こちらはマトンのすね肉を煮込んだ料理。
かなりオイリーですが、パキスタンでは朝食として食べるのだとか。
ナハ~!!
こちらはマトンのすね肉を煮込んだ料理。
かなりオイリーですが、パキスタンでは朝食として食べるのだとか。
ナハ~!!
ハリーム
ビーフと豆の煮込み。
トルコの伸びるアイス、ドンドルマのような粘りがあってビックリ。
オクラでも入っているのかなと思ったら、豆由来の粘りとのこと。
これは食感も面白く、この日の料理の中でも出色のインパクト。
絶対のお勧めです。
ビーフと豆の煮込み。
トルコの伸びるアイス、ドンドルマのような粘りがあってビックリ。
オクラでも入っているのかなと思ったら、豆由来の粘りとのこと。
これは食感も面白く、この日の料理の中でも出色のインパクト。
絶対のお勧めです。
サトイモとチキンのカレー
これも超オススメ。
ドライタイプのカレーですが、里芋のホッコリ感になんとも和みます。
これも超オススメ。
ドライタイプのカレーですが、里芋のホッコリ感になんとも和みます。
ハンディーチキン
手でつかんだら火傷しますよ。
ハンディーはパキスタンの調理器具の一種です。
これも美味いなぁ。
パキスタンといえば羊肉のイメージが強いのですが、
この店の鶏肉料理は全部美味しい気がします。
手でつかんだら火傷しますよ。
ハンディーはパキスタンの調理器具の一種です。
これも美味いなぁ。
パキスタンといえば羊肉のイメージが強いのですが、
この店の鶏肉料理は全部美味しい気がします。
マトンカラーヒー
パキスタンのカレーの中ではメジャー級の料理ですね。
カラーヒーはパキスタンの鍋。
注文は1キロからだそうで、一人で来たらありつけない料理のようです。
パキスタンのカレーの中ではメジャー級の料理ですね。
カラーヒーはパキスタンの鍋。
注文は1キロからだそうで、一人で来たらありつけない料理のようです。
ロティ
ナン
ホットチャイ
いやぁ、ここまで書くのも一苦労なほど、肉肉肉で油油油な料理のオンパレード。
マニアックな料理が多いには多いのですが、
「その料理が一体どんな料理なのか」
わからなくても十分に楽しめるクオリティの高さは流石というか、噂通りというか。
どの料理も実に良く出来ていて美味いのです。
本当に、来てよかった。
最後に、お店の人にいろいろ見せてもらいました。
いやぁ、ここまで書くのも一苦労なほど、肉肉肉で油油油な料理のオンパレード。
マニアックな料理が多いには多いのですが、
「その料理が一体どんな料理なのか」
わからなくても十分に楽しめるクオリティの高さは流石というか、噂通りというか。
どの料理も実に良く出来ていて美味いのです。
本当に、来てよかった。
最後に、お店の人にいろいろ見せてもらいました。
こちらは冷凍脳味噌。
こちらは出荷用パキスタンナン。このお店で作って全国に発送しているのだとか。
なかなかビジネス上手な店でもあるのですね。
しかし・・・オイリーで高カロリーな肉や油ばっかり食べてるパキスタン人、
健康面で大丈夫なのかと心配になって平均寿命を調べたら・・・なんと、
「63歳」
でした。
やっぱりというか、何というか・・・
パキスタンの肉料理は美味しすぎるから、しょうがないのですよね。
ご一緒した皆様、ありがとうございました!
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カラチの空 (パキスタン料理 / 八潮駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
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