そこに一度みたら気になってしようがない看板があります。
「RUBY アジア料理と他」
他って・・・
「ECHIGOYA 質入れと他」
「FUJINOYU 入浴と他」
・・・妄想が拡がりますね。
さあ、満を時しての入店、地下へと続く階段を降りると・・・
あら、店内は意外と健全。
ミャンカラを熱唱するビルマのお父さんたちを別にすれば、
町のごく普通な食堂といった感じです。
しかしメニューの日本語表記はかなりフリーダム。
「スパイ ー 野菜スープ」やら、
「ビルマビルマ風そばサラダー」、
「豚耳ガチリソース和え」、
「ビア デイープフライ」など、
気になるメニューがたくさんある中、
まずはこちらを注文。
タマリンド ジュース ¥350
ミャンカラ系のお店は料理だけでなく、お酒もリーズナブルなのが魅力ですね。
南国の魅力たっぷりのドリンクです。
ジンジャサラダー ¥680
二拝二拍手一拝していただきましょう。
代表的ミャンマー料理の一つ、ラペットゥ(お茶の葉サラダ)にも似たザクザク感、
そこにショウガの風味が効いていて美味!おススメ!
パンがシュ魚とトマト煮込み ¥890
一見意味不明な料理名。
もしや・・・と思い注文してみましたが、その予想は的中。
この魚、パンガシウスですね!
パンガシウスとは遊泳性の強いナマズの仲間。
東南アジア一帯では食用にされ、最大種メコンオオナマズは最大3mにもなる巨大魚です。
最近はメコンオオナマズの養殖による商用流通も始まったと聞きましたが、
おそらくこの料理の魚は、古くから養殖されているカイヤンかパールムの類でしょう。
肉厚でフワッとした白身、ナマズの仲間でありながら小骨はほとんどありません。
ちょっとサバの煮つけにも似た風合いですね。
スパイシー マットン煮込み ¥890
パラタ
素っ頓狂な名前ですが、一言で言えばドライマトンカレー。
インドとも国境を接するミャンマーですから、まさにマトンブナそのものだともいえます。
合わせたパラタ共々、ミャンマー式に油は多め。
しかし羊肉の旨味がしっかりと出た、侮れないカレーです。
これだから、ミャンマーは目が離せません。
ウメー酒 ¥400
いや~、うめーですね。
入店するまではかなりドキドキモノの怪しげなお店でしたが、
いざ入ってみると、なんとも素敵なミャンマー本場の味が楽しめるレストラン。
これは一般の方にもおすすめできるお店ですね。
しかし・・・
看板にあった「他」とはいったい何だったのか、
まだ私の知らない「他」が隠されているのか、
余計に気になってしまった夜なのでした。
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店名 | |
---|---|
最寄り駅 | 高田馬場駅、学習院下駅、西早稲田駅 |
ジャンル | 東南アジア料理(その他)、居酒屋・ダイニングバー(その他) |
住所 | |
TEL | 03-3204-5121 |
営業時間 | [月~金] 11:30~14:30 17:00~24:00 [土・日] 17:00~翌5:00 |
ルビー (東南アジア料理 / 高田馬場駅、学習院下駅、西早稲田駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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