
「本場インド人シェフが作る 焼きたてナンのおいしい店」という看板がおなじみです。
都内に数多く存在する、ネパール、バングラデシュ、
パキスタン系「インド」料理店との差別化をしているあたり、インド人の静かなプライドを感じますね。
この日訪問したのは新宿三丁目のお店。
大通り沿い、二階にタイ料理「クルンテープ」があるビルの一階です。

注文は食券制。
これだと店員さん、計算違いもしないし、日本語NGでも大丈夫なので、経営側としては便利なのです。

店内にはタージマハールのタペストリー。
ネパール系インド料理店には必ずあるエベレストの写真も、もちろんここにはありません。

鶏キーマカレーセット ¥760
ディナー価格としてはかなり安いですね。
しかし、カレーとナン、それ以外は一切なしという究極のミニマリズム。
看板メニューのナンは、思った以上にコシのある仕上がり。
冷めると固くなるのでサササッと食べちゃいましょう。

鶏キーマカレーも究極にシンプル。
レトルトであってもおかしくないほどのミニマルぶり。
あ、でも決して不味くはないのですよ。
むしろ美味しい。
日本人が誰でも美味しいと思える絶妙のバランス。
個性はないけれど、安定した美味しさは、
例えば吉野家の牛丼のようにリピーターを獲得しているのでしょう。
・・・と、特にこれといったトピックもないまま記事が終わろうというその時。
いましたよ、救世主が!
隣のテーブルの外人男性。
なんとナイフとフォークを使ってナンを召し上がっているではあ~りませんか!!!
ほほう、西洋ではそうするのか。
まじまじと見れば見るほど、ナンがとっても贅沢なご馳走に見えてきます・・・
「焼きたてナンのおいしい店」、そのイメージキャラクターは外人の彼に決定!!!
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スパイスガーデン 新宿店 (インド料理 / 新宿三丁目駅、新宿御苑前駅、新宿駅)
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