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ナンで食べる中華料理、ヤンルーポーモー。「唐朝刀削麺 赤坂見附店 」(赤坂見附/永田町)
category - [赤坂,青山]
2011/
11/
28woodsさんからの怪しいお誘い。
「ナンで食べる中華料理、行きませんか?」
ほう、カレーでなくとも、そりゃ行かねばなりますまい。
たどり着いたのは赤坂フーターズビルの地下一階。
「唐朝刀削麺 赤坂見附店」
刀削麺だけではなく、西安料理に特化した面白いお店。
同じフロアにもう一軒中華料理店があるので注意が必要です。
かつて長安と呼ばれた古都、西安。
そこに息吹く中国四千年(いつまでたっても四千年)の歴史を感じながら佇む我ら6人。
さぁ、フードファイト開始です!
葱油鶏 蒸し鶏の冷菜特製ネギソース ¥780
蒸し鶏なんですが、緑の葱ソースが目に優しく舌に嬉しい。
麻辣肚絲 豚ガツの冷菜マーラーソース ¥780
中国の二大辛さ「麻(マー)」と「辣(ラー)」が共存した嬉しい一品。
刺激大好き!!!
古越龍山:1壺 ¥2600
何やら良き紹興酒らしいです。
美味しく飲みやすく、おかわり!
椒塩茄子 揚げナスの山椒風味 ¥1080
これはオススメということだったんですが、物凄く美味い。
スナック的にバクバク行けちゃうんですが、ナスと山椒の香ばしさが半端ではない。
孜然羊肉串 串焼きラムのズーラン炒め 5本 ¥1760
どうしてもラムレーズンを思い浮かべてしまう名前ですが、
どうしてもズーズー弁のソーラン節を思い浮かべてしまう名前ですが、
これはラム(羊)のズーラン(クミン)炒め。
新大久保「千里香」の羊串にも似て、ウイグルのヤンロウにも似て、
これはスパイスマニアが泣いて喜ぶ羊串です。
椒塩砂肝 砂肝の山椒風味 ¥1080
しかし山椒好きにはたまらないラインナップだなぁ。
(山椒嫌いには大変と思われます)
刺激大好き!!!
椒塩軟蟹 ソフトシェルクラブの山椒炒め ¥1440
すくすく大きく育つため脱皮したと思ったら、
いきなり塩と山椒ぶっかけられ火にかけられたカニに合掌。
美味いです。
黑醋排骨 豚スペアリブの黒酢ソース ¥1280
ドロリ、カロリー高そうなのに黒酢でヘルシーに思える危険な一品。
水煮牛肉 牛肉の山椒唐辛子煮込み ¥1180
流石このメンバー、メインディッシュ前に良く食べるなぁ(笑)
もう、口の中が山椒の香りでいっぱいで山椒太夫になってきました。
もちろん満足です。
茶樹菇牛肉 チャジュ茸と牛肉の炒め ¥1180
チェジウ好きにはたまらない一品。
いや、チャジュ茸とは学名:Agrocybe cylindracea、和名:ヤナギマツタケと呼ばれ、
マツタケよりもナメコ等に近縁のキノコ。
柄の部分が空洞で筒状になっているのが特徴で、歯切れの良い独特の食感がなんとも美味しい。
中国では胃を活性化させる漢方として用いられ、近年人工栽培が確立してきたのだとか。
美味しいキノコ、憶えておきましょうね。
ふう、食った食った・・・
さて・・・今回のお目当てでもある「ナンで食べる中華料理」の登場ですよ。
まずは、一枚の丸く硬いパンが登場。
これこそ、中国のナンと呼ばれる「莫(パオ)」です。
ところが待っても待っても、これにつける料理が出てこない。
いったいどういうことかと思ったら、どうやらこれ、
自分たちで細かくちぎって碗に入れたら一度厨房に戻し、
数種類のスパイスを調合した羊肉と春雨入りのスープを注いでもらうのだとか。
ほうほう、初めて知りました。
読者の皆さんは戸惑うことなく「ツィゴイネルワイゼン」の大谷直子になった気分で、
パンを細かくちぎってみましょうね。(わかるかなぁ~)
さて、中国いつまでたっても四千年の風習にならって、ようやく完成しました。
これが「ナンで食べる中華料理」ヤンルーポーモー(羊肉泡莫)。
ヤンルーポーモー ¥1360
西安発祥の伝統料理だそうです。
スープを吸ったナン(パオ)は、モチッとジュワッとした独特の食感に。
何かに似ていると思ったら大分名物の「団子汁」の食感にそっくりだ。
羊の肉汁とスパイスがしみこんで、これはなかなか美味しい料理ですね。
まさに一食の価値あり、です。
満足満足。
・・・え?まだ満足じゃないって?
そりゃぁはっしー@フォーリンデブ的にはまだ軽食程度でしょうて。
それでは後半、行ってみよ~ぅ!(いかりや風)
干水餃 ゆで餃子 ¥520
まぁ、水餃子の一種なんですが、ニラ、そしてセロリの食感が面白い。
皮だってプルンプルンですよ。
麻辣豆腐 本場西安のマーボー豆腐 ¥980
これはなかなか良いですよ。ビリビリきます。
麻婆豆腐はビリビリ来てナンボ。
まぁ、お店の人がわれわれ用に頑張ってビリビリしてくれたんですが、
ビリビリしたい人はお店の人に強烈プッシュしてみましょう!
麻辣刀削麺 マーラー刀削麺・小 ¥650
『削り出された麺は弧を描いて空中を舞い、
煮えたぎるゆで釜に飛び込む。』
まるでツイ・ハークのワイヤー剣戟映画のような能書きにワクワクしつつ、
店名にもある刀削麺をいただいてみましょう。
先ほどの麻婆豆腐ほどではないですが、マーでかつ、ラー。
もちろん、脳内BGMはグスタフ・マーラーです。
油溌刀削麺 ペペロンチーノ風ユーポー刀削麺・小 ¥650
一味唐辛子とニンニクを乗せ、その上から熱い油をかけるユーポー。
「ペペロンチーノ風」とか聞くとキワモノっぽいですが、
要はニンニクバッチリの鼻息フンフン風味の刀削麺。
マーラーも、ユーポーも、やっぱり刀削麺って美味しいなぁ。
実は結構好きなんです。
しかもこちらのお店は小サイズがあるのが良いですね。
中華料理店で一品料理と麺を食べたいとき、いつも迷いますもんね。
いやぁ、赤坂地下で味わう、珍しい西安料理の数々。
存分に堪能させていただきました。
ご一緒していただいた皆々様に感謝です。
成田空港第1ターミナル、西新宿、浜松町にも支店があるらしいので、
機会があれば訪問してみたいと思います。
↓一日一回。クリックはこちら



「ナンで食べる中華料理、行きませんか?」
ほう、カレーでなくとも、そりゃ行かねばなりますまい。
たどり着いたのは赤坂フーターズビルの地下一階。
「唐朝刀削麺 赤坂見附店」
刀削麺だけではなく、西安料理に特化した面白いお店。
同じフロアにもう一軒中華料理店があるので注意が必要です。
かつて長安と呼ばれた古都、西安。
そこに息吹く中国四千年(いつまでたっても四千年)の歴史を感じながら佇む我ら6人。
さぁ、フードファイト開始です!
葱油鶏 蒸し鶏の冷菜特製ネギソース ¥780
蒸し鶏なんですが、緑の葱ソースが目に優しく舌に嬉しい。
麻辣肚絲 豚ガツの冷菜マーラーソース ¥780
中国の二大辛さ「麻(マー)」と「辣(ラー)」が共存した嬉しい一品。
刺激大好き!!!
古越龍山:1壺 ¥2600
何やら良き紹興酒らしいです。
美味しく飲みやすく、おかわり!
椒塩茄子 揚げナスの山椒風味 ¥1080
これはオススメということだったんですが、物凄く美味い。
スナック的にバクバク行けちゃうんですが、ナスと山椒の香ばしさが半端ではない。
孜然羊肉串 串焼きラムのズーラン炒め 5本 ¥1760
どうしてもラムレーズンを思い浮かべてしまう名前ですが、
どうしてもズーズー弁のソーラン節を思い浮かべてしまう名前ですが、
これはラム(羊)のズーラン(クミン)炒め。
新大久保「千里香」の羊串にも似て、ウイグルのヤンロウにも似て、
これはスパイスマニアが泣いて喜ぶ羊串です。
椒塩砂肝 砂肝の山椒風味 ¥1080
しかし山椒好きにはたまらないラインナップだなぁ。
(山椒嫌いには大変と思われます)
刺激大好き!!!
椒塩軟蟹 ソフトシェルクラブの山椒炒め ¥1440
すくすく大きく育つため脱皮したと思ったら、
いきなり塩と山椒ぶっかけられ火にかけられたカニに合掌。
美味いです。
黑醋排骨 豚スペアリブの黒酢ソース ¥1280
ドロリ、カロリー高そうなのに黒酢でヘルシーに思える危険な一品。
水煮牛肉 牛肉の山椒唐辛子煮込み ¥1180
流石このメンバー、メインディッシュ前に良く食べるなぁ(笑)
もう、口の中が山椒の香りでいっぱいで山椒太夫になってきました。
もちろん満足です。
茶樹菇牛肉 チャジュ茸と牛肉の炒め ¥1180
チェジウ好きにはたまらない一品。
いや、チャジュ茸とは学名:Agrocybe cylindracea、和名:ヤナギマツタケと呼ばれ、
マツタケよりもナメコ等に近縁のキノコ。
柄の部分が空洞で筒状になっているのが特徴で、歯切れの良い独特の食感がなんとも美味しい。
中国では胃を活性化させる漢方として用いられ、近年人工栽培が確立してきたのだとか。
美味しいキノコ、憶えておきましょうね。
ふう、食った食った・・・
さて・・・今回のお目当てでもある「ナンで食べる中華料理」の登場ですよ。
まずは、一枚の丸く硬いパンが登場。
これこそ、中国のナンと呼ばれる「莫(パオ)」です。
ところが待っても待っても、これにつける料理が出てこない。
いったいどういうことかと思ったら、どうやらこれ、
自分たちで細かくちぎって碗に入れたら一度厨房に戻し、
数種類のスパイスを調合した羊肉と春雨入りのスープを注いでもらうのだとか。
ほうほう、初めて知りました。
読者の皆さんは戸惑うことなく「ツィゴイネルワイゼン」の大谷直子になった気分で、
パンを細かくちぎってみましょうね。(わかるかなぁ~)
さて、中国いつまでたっても四千年の風習にならって、ようやく完成しました。
これが「ナンで食べる中華料理」ヤンルーポーモー(羊肉泡莫)。
ヤンルーポーモー ¥1360
西安発祥の伝統料理だそうです。
スープを吸ったナン(パオ)は、モチッとジュワッとした独特の食感に。
何かに似ていると思ったら大分名物の「団子汁」の食感にそっくりだ。
羊の肉汁とスパイスがしみこんで、これはなかなか美味しい料理ですね。
まさに一食の価値あり、です。
満足満足。
・・・え?まだ満足じゃないって?
そりゃぁはっしー@フォーリンデブ的にはまだ軽食程度でしょうて。
それでは後半、行ってみよ~ぅ!(いかりや風)
干水餃 ゆで餃子 ¥520
まぁ、水餃子の一種なんですが、ニラ、そしてセロリの食感が面白い。
皮だってプルンプルンですよ。
麻辣豆腐 本場西安のマーボー豆腐 ¥980
これはなかなか良いですよ。ビリビリきます。
麻婆豆腐はビリビリ来てナンボ。
まぁ、お店の人がわれわれ用に頑張ってビリビリしてくれたんですが、
ビリビリしたい人はお店の人に強烈プッシュしてみましょう!
麻辣刀削麺 マーラー刀削麺・小 ¥650
『削り出された麺は弧を描いて空中を舞い、
煮えたぎるゆで釜に飛び込む。』
まるでツイ・ハークのワイヤー剣戟映画のような能書きにワクワクしつつ、
店名にもある刀削麺をいただいてみましょう。
先ほどの麻婆豆腐ほどではないですが、マーでかつ、ラー。
もちろん、脳内BGMはグスタフ・マーラーです。
油溌刀削麺 ペペロンチーノ風ユーポー刀削麺・小 ¥650
一味唐辛子とニンニクを乗せ、その上から熱い油をかけるユーポー。
「ペペロンチーノ風」とか聞くとキワモノっぽいですが、
要はニンニクバッチリの鼻息フンフン風味の刀削麺。
マーラーも、ユーポーも、やっぱり刀削麺って美味しいなぁ。
実は結構好きなんです。
しかもこちらのお店は小サイズがあるのが良いですね。
中華料理店で一品料理と麺を食べたいとき、いつも迷いますもんね。
いやぁ、赤坂地下で味わう、珍しい西安料理の数々。
存分に堪能させていただきました。
ご一緒していただいた皆々様に感謝です。
成田空港第1ターミナル、西新宿、浜松町にも支店があるらしいので、
機会があれば訪問してみたいと思います。
↓一日一回。クリックはこちら




唐朝刀削麺 赤坂見附店 (中華料理 / 赤坂見附駅、永田町駅、赤坂駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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