ふと思った。
「そうだ、脳みそ食べよう。」
そうと決まれば善は急げ。
(善なのか?)
一路池袋北口ホテル街へ。
到着したのは「パキスタンレストラン マルハバ」
羊の脳みそカレーが名物のお店ですよ。
パキスタンらしい渋い店構え。
店内はマサラムービー&ミュージックではなく、
パキスタンのニュース番組が流れているあたりもなかなか渋い。
いや、渋すぎる。
店内を見渡せば、客の7割はパキスタン人。
ハラルにも対応したこの店の本格志向を表しているようですね。
シャミカバブ ¥500
マトン挽き肉と豆粉のカバブ。
こういう料理をいただくと、パキスタンがインドと中東の間に位置していることをひしひし感じます。
乾いた砂塵とくすんだ真鍮の色がよく似合う、そんな味わい。
ブレンマサラ ¥1200
こちらが名物、羊の脳みそカレーです。
一見ドライタイプのキーマカレーのようですが、
よく見るとキーマではなく、刻まれた白い脳みそがたっぷり。
かなりスパイスを用いているため臭みは全くなく、白子のような、あん肝のような食感がとても独特。
さすが名物だけあって、ゲテモノ感を全く感じさせない、美味しいカレーに仕上がっています。
(食べている間、「ハンニバル」のあのシーンが脳裏に浮かんだのは内緒)
脳みそに合わせたのはこちら。タンドーリ・ロティ ¥250
プレーンで素朴な味わいが濃厚な脳みそカレーと良いバランス。
ライスだと重くなりそうなところ、
この組み合わせはお勧めですね。
食べた食べた。
羊の脳みそによって満たされた自分の脳みその満腹中枢を考えれば微妙な気分になるけれど、
そう考えそう感じているのも自分の脳みそなわけで、
この記事を書いている間に回転しているのも自分の脳みそ。
兎にも角にも、脳みそへの栄養補給はバッチリな訳で、勇気百倍頑張れるかな?
ちょっと胃が重いけど・・・
ご馳走さまでした!
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マルハバ (パキスタン料理 / 池袋駅、北池袋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
脳みそカレー味―岸田今日子・吉行和子とのインド旅日記/山際 素男

¥1,575
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