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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

熱帯魚舞い泳ぎ、スパイス香る桃源郷へ。「Coconuts Lagoon」~ケララ楽園紀行-12-

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⇒★南インド・ケララ楽園紀行 〈目次〉はこちら。
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4/1、ケララ二日目。
ついにコーチンを離れ、二番目の目的地クマラカム(Kumarakom)へ。
photo:02

天才的ドライビングテクニックのドライバー。
その車でコーチンを離脱。
photo:01

ケララ郊外のリアルな生活風景に道中飽きることはなく。
photo:03

およそ一時間半のドライブの末、
たどり着いたのは椰子の木の森を流れる川の岸辺。

ここがクマラカム。

ケララでも最も美しい風景と言われる水郷地帯、通称バックウォーターの町です。
photo:04

そして、実はこの船着場こそが、次のホテルへの入り口。
そう、クマラカムのホテル「Coconuts Lagoon」は船でしかたどり着けない、
「地獄の黙示録」的ホテルなのでした。
photo:05

船を待つ間、川の中を覗き込んでみましょう。
ホテイアオイの根そして水中の杭の周りになにやら小さい影がチロチロと動いています。

これは・・・

世界最小のフグ、アベニーパファー Carinotetraodon travancoricusですね!

この魚はインド南西部ケララ原産。つまり正真正銘の野生の姿な訳です!!
よく見ると木の杭をチョンチョンとついばむようなしぐさを見せるアベニー。
小さな貝を食べているのでしょうね。

そしてその横をスイスイとすり抜けて泳ぐ小さなコイ科の魚。
ヒレに赤と黒の模様、そして体側に大きな黒い斑点・・・

これは・・・プンティウス・フィラメントースス Puntius filamentosusではないですか!!
ケララは熱帯魚の宝庫。
ひょっとして野生の姿を見れるかも・・・と淡い期待はしていたのですが、
こんなに身近に、しかもたくさん泳いでいるなんて!!!

photo:06

水面近くを泳ぐのは、
キラキラとシャンパンゴールドに輝く美しいメダカ。
尾びれは赤く、体側には黒い縞模様が。

一目でわかりました。

黄金メダカ、イエローパンチャックスの原種アプロケイルス・リネアートゥス Aplocheilus lineatusだ!!
何故かワイルドの原種は日本に入ってこないこの魚、太陽の下で見ると実に美しい。
まるで宝石のようです。

そしてその向こうには細長い魚影。デルモゲニー?ヘミランフォドン?
いや、もっとデカイ!!!

あ、これはまさかのニードルガー Xenentodon cancila!!
3、4匹が群れて泳ぐのだと初めて知りました。

photo:08

いつまでも熱帯魚を探していたい衝動にも駆られましたが、
ゆったりと船が到着。
photo:07

乗り込みましょう。
photo:09

ゆったりとKanvanar川を遡上する船。
この水面の下には一体何千何万の魚が泳いでいるのでしょうか。
川辺に停泊しているのはハウスボート。
中で食事をしたり、宿泊したりも出来るのだとか。

船頭さんが指差した先に飛び立ったのは燃えるようなオレンジとコバルトブルーに彩られた美しい鳥。
カワセミの仲間で、インドビールのラベルでもおなじみキングフィッシャーですね。
しかもおそらく大型種アオショウビン Halcyon smyrnensisのようです。

photo:10

さぁ、船がゆっくりと船着場へと着いたようです。
photo:11


photo:20

生い茂る椰子の木。綺麗に整備されたプールはあれど・・・ホテルらしい建物はありません。

それもそのはず。
実はこの「Coconuts Lagoon」、一つの「村」のような作りになっているのです。
photo:18

見てください、これがホテルの全容。
バックウォーター地帯の文化、そして自然と一体化する体験型ホテル、
それがこの「Coconuts Lagoon」。
「世界の25の最も素晴らしいリゾート」にも選ばれたのだそうです!

経営はケララの名家、クルビナクンネル家によるCGH Earth グループ。
以前記事で書いたコーチンの「Brunton Boatyard」はじめ、
各地にテーマ性の高い魅惑的なホテルを経営しとても人気が高いのだとか。
もちろん、宿泊料金だって安くは無いのですがね。
photo:13

こちらがホテルのフロント。
photo:12

ウェルカムドリンクは椰子の実ジュース。
photo:16

ケララとは「椰子の茂る土地」の意。
その名の通り、椰子の木はいたるところで見られ、
また、毎年何人かは落ちてくる椰子の実に当たって命を落とすのだとか。

photo:17

こちらが宿泊するお部屋。
photo:33
プライベートプールも完備。
そして何よりも部バックウォーター最大の湖バンバナード湖が部屋の目の前!!

ホテルの敷地内を歩けば、数え切れないほどの種類の野鳥の鳴き声。
photo:31

こちらの美しい蝶はBlue tiger butterfly
学名Tirumala hamataです。
沖縄のリュウキュウアサギマダラにも似ていますね。

そして、水辺を覗き込めば・・・
いるわいるわ、熱帯魚。
アベニーパファーやプンティウスだけでなく・・・
photo:32

デカイ魚たちが悠然と!!!
これは、これこそ、ケララ名物の魚カリミーン KARIMEENではないですか!!!
カリミーンは学名Etroplus suratensis
日本の観賞魚界ではグリーンクロマイドまたはダイヤモンドクロマイドと呼ばれる魚。
南米のオスカーやエンゼルフィッシュ、
アフリカのティラピアやフロントーサなどと同じシクリッドの仲間です。
アジアに棲むシクリッドは非常に稀で、この種は南インドとスリランカに生息。
その縞のある外観から「淡水イシダイ」とも呼ばれているのだとか。

そしてさらにこのカリミーン、
実はケララの人々にとっては郷土の美味しい魚として有名。

このココナッツラグーンではそのカリミーン料理が食べられるということで、
そちらも期待大なわけです!!!

では早速も早速、ランチを食べにレストランへと向かうとしましょう(笑)

(続く)

Coconut Lagoon
PO Box 2, Kumarakom 686583,India

⇒Coconuts Lagoon HP

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コメント

2. 無題

>オニオンさん
日本人は全くいない。
インド人とフランス人ばっか。
1コテージに二組。だから結構泊まれるよ。

  • 2011/05/18(水) 10:38:35 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

1. 無題

いいな♪
こういうところに泊まりたい。
何組くらいがステイできるホテルなんですか?日本人いました?

  • 2011/05/10(火) 17:26:51 |
  • URL |
  • オニオン #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

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