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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

「Grand Hotel」で本場の壺焼きビリヤニ!そして・・・~ケララ楽園紀行-9-

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⇒★南インド・ケララ楽園紀行 〈目次〉はこちら。
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コーチンの街を恐るべき密度で満喫した一日。
その締めはやはりカレーなるディナーといきたいところ。

候補は二つ。
一つはフォートコーチンにある高級レストラン「Brunton Boatyard」。
こちらはなんとあの大森「ケララの風」の瀬島料理長(通称ノリくん)が料理修業をした店であり、ヨーロッパからの富裕層が客として訪れるモノホンの高級店。ケララの食材・調理にこだわりつつも、フランス料理などのエッセンスを取り入れたコロニアルな料理が評判なのだとか。

うむ、激しく惹かれます…が、

が、ですよ。

この次の日からコーチンを離れ、ちょっと素敵なホテルを2件ほど回る予定なのですが・・・
この2軒と「Brunton Boatyard」、全部同じ系列なんですよね。

なので、あえてこの日は「Brunton Boatyard」を外し、もう一つの候補の店へ行くことに。

もう一つの候補、それは地元コーチンのグルメさんたちに評判のレストラン「Grand Hotel」。
ええ、やっぱり郷に入れば郷に従えで、町場の空気を感じておくことも大事ですものね。
photo:01
1963年創業。
なかなかの老舗ですね。

店に入ると、なかなかの盛況ぶり。
家族で来ている地元の人たちから、ヨーロッパ系の旅行者まで、
本当に大人気なのですね。
photo:03
おつまみに出てきたのはサックサクのパパド。
オーザック好きにはたまらんです。

他のレストランでもそうなのですが、
水の違いでお腹を壊すことは一番避けたいのでかならずミネラルウォーターは注文。
こちらではミネラルウォーター 25.00Rs.でした。

さぁ、料理の注文といきましょう。
photo:09
NAADAN KOONTHAL ULARTHIYATHU/MASALA 170.00Rs.
こちらはケララ独自のスパイスで仕立てたイカリングカレー。
photo:12
イカリングカレーなんて、美味しいのかしら?
と思うかもしれませんが、これが美味しいんです。
複雑で濃厚な味わいで、コクと言っていいのかどうか・・・
イカの味がこれほどカレーに合うとは。
意外にも結構辛いです。
photo:10
CHEMMEN VAZHAKKA CURRY 225.00Rs.
大きなエビと生のバナナをココナッツグレービーで調理したカレー。
いかにも南インド、っていう感じですよね。
photo:11
<ま、大きなエビって言ってもそんなに大きくは無いわけですが、
辛いながらもバナナの爽やかさが何ともフレッシュで・・・。
やはり地元の食材を使っているというのは、何物にも替えがたい価値です。
photo:02
APPAM 45.00Rs.
ケララ米で作ったパンケーキ。スリランカのホッパーとほとんど同じ食べ物です。
真ん中はフワフワ、端っこは薄くパリッとなっていて面白い食感。
ドーサの変化球とも言えなくもない。
日本でもこのアッパムは食べたことがあるのですが、
ホンモノのケララ米を使っているからか、フワフワ感が断然違いました。
photo:08
KERARA PORATHA 30.00Rs.×2
ケララポロタ。
ケララでよく食べられている、デニッシュのようなパン。
本当にぽぴゅら-で、どこの店でも当然のように置いています。
そして当然のように美味しく、南のどのカレーにも合うのです。
(そういえば旅行中一枚もナンは食べなかった・・・)

いやぁ、満足満足。
ご馳走様でした!!

・・・と、行くわけにはいきません。

このお店の人気料理をまだ食べていませんから。

photo:04

DUM PUKTH BIRIYANI(MUTTON) 190.00Rs.
いわゆる壷焼き(クレイポット)ビリヤニ。
素焼きの壷の中に仕込んだビリヤニをタンドーリ釜の中でで蒸し焼きに仕上げた料理。

日本では知る限り、
小川町「シャヒ・ダワット」大森「ケララの風」狭山「ミラン」でしかお目にかかれないこの料理を遂に本場インドで体験です!!
photo:05
スプーンでていねいに蓋を開けると、ホクホクスパイシーな香りが広がります。
しかもこの蓋、実はチャパティ。
もちろん頂きますよ。
photo:07
<こちらの料理はケララ特有というものではなく、寧ろ北インドで盛んな料理なのかな?
用いる米もケララ米ではなく、パラッパラのバスマティ米。
コリアンダーやカレーリーフの緑がお米に染み込んでなんとも美しい色合いに。

そして・・・なかなかスパイシー!!
ケララって、思っていたよりも味付け辛めの店が多くてビックリです。
ライタをかけて食べれば、ほぼ完璧な味のビリヤニと相成りました。

流石は評判どおり。

満足満足。
ご馳走様でした!!

・・・と、まだ行くわけにはいきません。

こちらのお店、もう一つ名物があるんです。

それは・・・デザート。

何故かメニューにクルフィはなかったのですが、
それよりももっとリッチでゴージャスなアイスクリームメニューがたくさん・・・
photo:13
SURPRIZE ARABICA 120.00Rs.
サプライズ・アラビカ!!!
なんだかスタンド使いの技のようですが、こちらはデーツフィグとハチミツ味のアイスクリームにカルダモンソースをたっぷりかけたデザート。

・・・想像しただけで美味しそうでしょう?

でもね・・・

想像をはるかに超えて美味しいです。

美味い、美味すぎます。

デザート目当てに来ても良い、ってくらいに。

これは一日の締めにふさわしい、素敵なディナーとなりました。

日本の、インド料理好きが想像するケララって、
もっと土とか埃にまみれたイメージがあるんじゃないでしょうか?

でも実際には、非常に洗練されていて、小粋で。
それでいて観光用に作られた浅はかなリゾート感覚とは無縁な、
深い歴史の香りがあって。

百聞は一見に如かず。

日本ではまだまだ情報が少ないケララだからこそ、
見るもの聞くもの食べるもの、その全てに驚きがあって。

いいなぁ、ケララ。

でも、旅はまだまだ序盤。
まだ一日しか経っていないのです。

(続く)

Grand Hotel
M.G.Road,Ernakulam,Cochin,Kerala
T:+91 484 238 2061

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コメント

2. 無題

>遊香さん
蓋のチャパティ、ホントはあんまり食べないらしいけど、もらっちゃいました(笑)
しっかり美味しかったです!

  • 2011/05/06(金) 11:04:16 |
  • URL |
  • ropefish #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

1. めっちゃ充実してますね

食べすぎっしょ。
ビリヤニのふた、チャパティなんだ。
ミランもシャヒダワットもアルミホイルだったけど、チャパティってやっぱり本格的な感じ。

  • 2011/05/06(金) 03:54:10 |
  • URL |
  • 遊香 #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

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