埼玉県毛呂山。

無農薬ブルーベリー農園の中にあるカフェ『ミルティーユ毛呂山』

空が広いこの場所で、不定期営業をしている素敵なカレー店。
『ラムラリジュッティー』店主の緒方いずみさんはインド・ネパール・バングラデシュに計10年住み、それぞれの国の料理を体得した女性シェフ。
間借りカレーを経て2019年飯能に『トルカリジュッティー』をオープン。
飯能のお店は平日のみの営業なのですが、休みの日にも他の場所でカレーを出したい!
とのことで2021年にオープンさせた「2号店」がこの毛呂山『ラムラリジュッティー』ということのようです。
現在は月に1~2回の不定期営業となっているのですが、2023年2月5日をもって毛呂山での営業は終了予定。
今回は貴重なラス前営業に訪れてきました。

木造のコテージのようなカフェ店内。

インド食器やスリランカ紅茶などの販売コーナーもあります。
しかし何といっても素晴らしいのはテラス席。

天気が良い日は青空と木々、そして様々な野鳥のさえずりに包まれてカレーをいただけるのです。
もう、ものすごく贅沢なランチ体験のはじまりですよ。
オーダーは・・・まるっとシェフにおまかせです。
★おまかせ盛り ¥1300美しく、しかしパワフルなワンプレート。
肉!魚!野菜!
心地よい日差しの下、食材が輝いておりますね。

カレーはチキンカレー、マトンカレー、さらに立派なホッケのスパイスフライも加わり食べ応え充分。
特にホッケの爆発的な旨味が米に染み込んでおり至福。
魚と米をスパイスでマッチングさせたベンガル家庭料理の素朴な美味しさは、日本人でも懐かしさを覚えるほど。
ジューシーな蕪がアクセントになったアルタルカリ(トルカリ)、キノコの旨味が効きまくった緑豆のダール。
そして最高だったのがホタルイカと帆立のアチャール。
ザクッと苦み走った焦がしフェヌグリーク、ベンガル料理・ネパール料理に共通の「これだよ」感。

毛呂山は柚子の名産地。甘いシロップでいただきました。

デザートはパヤシュ(パヤサム)。
バミセリ入りのライスプデディングですが、カルダモンがスワッと香ります。

青空の下のチャイは最高!
ここ毛呂山での最終営業は2023年2月5日。
ですが、飯能の『トルカリジュッティー』だけでなく、川越霞ヶ関での間借り活動、インド文化を紹介するイベント『ナマステ飯能』の主催など、精力的にアクションを続ける緒方さん。
次はどんなことを仕掛けるのか、これからも注目なのです。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
埼玉県の中心ってどこ?
浦和?大宮?それとも・・・
実は「地理的に言えば」埼玉のほぼ中心は坂戸市らしいんですよね。
とっても意外なような・・・けれどどう意外なのかと訊かれたら、何が意外なのかわからないな。
ともあれ坂戸。

ぱっと見リトル重慶マンションにも見えるけど、意外にこぎれいな団地。
中華料理店やインド・ネパール料理店が軒を連ね、2階にはハラールショップの看板が。
ここでいきなり、南インドのティファンを提供する貴重なお店を発見!
『スパイスビストロ坂戸』(Spice Bistro sakado)オープンは2021年12月。
当初はメニューを南インドに絞り、ドーサ、ウタパム、ビリヤニのみを提供していたようですが、
現在はナンも北インド系カレーもメニューに加わっていました。

まぁ、店名がビストロですから酒に合うリッチな北インド料理もあって良いと思います。
他にレモンライスなんかもメニューにありましたね。
★マサラドーサセット ¥1000南インドの米粉クレープ、もしくは南インドのガレットと言われるドーサ。
現地では朝食などで食べられるティファン(軽食)です。
セットでサンバル(南インドの日常的な野菜カレー)とココナッツチャトニ、そしてドリンクがついてきました。

マサラドーサの中にはスパイスポテトが入っています。
辛さはほとんどなく、お子様でも美味しく食べられるはず。
こういうメニューがさりげなく、気軽に食べられるお店はとても貴重。
長く続いて欲しいですね。

めっちゃ入りにくい2階のハラール食材店も気になる。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
岩国駅北口、中通りアーケードにあるインド料理店。

『ガネーシュ岩国店』創業2001年、広島から岩国にかけて8店舗展開する『ガネーシュ』。
割とこのあたりでは知名度もあって、アジアハンター小林さんによると『ガネーシュ』から独立したシェフによるインネパ店(ネパール人によるインド料理店)がいくつもあるようです。
通り沿いの見える位置にタンドール窯を配置した関係で、厨房は入り口近くに。

その奥は広々とした客席になっています。
★生ビール(小)¥385
★チリチキン ¥390鉄板でグツグツいった状態で提供されるチリチキン。
ボリュームもなかなかで、これが390円とは信じられないお得感。
味もしっかりしていて、これを頼まない手はありません。
ちなみにメニューブックではなく、ドリンクメニューの裏に載っているので見落としなきよう。
さて、メインの料理。

営業時間中、昼でも夜でも食べられるランチセット(ランチとは一体・・・)も気になりましたが、
やはりここは特徴的な料理を組み合わせでオーダーしてみることに。
★ラムサグ ¥935
★パランタ ¥440羊とほうれん草のカレーに、ナンではなくパランタ(パラタ)を組み合わせ。

サグカレーは滑らかかつ均一な食感。
正直チェーン店のカレーといった感じで可もなく不可もなく。
辛さは6の辛口にしましたがさほど辛いとは思いませんでした。
けれど、パランタ(パラタ)があるのは高ポイント。

全粒粉のパンを渦巻き状にして油で焼いたインドのデニッシュ。サクッとした食感が魅力です。
普段ナンばかり食べている人もいちど試して欲しいですね。
ちなみにこのパランタ、想定していた1.5倍くらいのボリュームがあって食べきれなかったのだけど、
お願いすれば残りをテイクアウトさせてくれるので安心してオーダーしちゃいましょう。
翌朝のモーニングに大活躍ですよ。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
岡山の中心街から少し離れた場所。
JR備前西市駅から徒歩10分ほどの路地にある人気カレー店。
『サティスファクション』「満足する」というような意味ですが、The Rolling Stonesの曲名のイメージのほうが強いかも。
お店のオープンは2013年。
凄く良い店です。
けれどこのお店の良さをどう伝えよう?
居心地良くて、美味しくて、カッコいい。
といったところでしょうか。

奥まった場所にある隠れ家的ロケーションながら、
オープンテラス席もあり、木々や植物もたくさん。

店内インテリアはブラウンとベージュが基調。
実に落ち着きますね。
この日は単独訪問だったのでカウンター席へ。
★ハートランド 小瓶
★【ディナーセット】オールドシンハラのスリランカチキンカリー ¥1870
・サラダ
・ダルスープ
・ドリンク
・青唐辛子醤油漬けトッピング +¥110他のスリランカ料理店で提供されるチキンカリーとは全く異なる、スープカレーと言ってよいほどシャバシャバなカレー。
スパイシーながら、お茶漬けのようにご飯が進む、これは美味いカレーですね。
そうそう、北海道スープカレーの一系統に「スリランカカレー」ってのがあるのだけれど、それがこんな感じ。
北海道では、実はスリランカ現地にそんなカレーはないと言われ続けているのだけれど、実はあった!?
とても興味を駆り立てます。
ちなみにオーダーは、ライス少なめ、辛口でした。

副菜にはキノコ、マスタードシードと炒めた白ネギ。
さらに鮭フレーク!
これ、スリランカ料理好きにだけわかるユーモアですね。
意外にもマッチしててアリです。
後半はオプションで付けた「青唐辛子醤油漬け」で味変。
醤油にしっかり浸かっているので激辛ではなく、なんならこれをつまみに酒が呑めるほど。
スリランカカリーにこの青唐醤油は個人的にマスト!

セットのミニデザートはとろけるパンナコッタ。
心の中に住む小さな女子が「きゃあ」と喜んでます。

食後はホットコーヒーにて。
スッキリ飲みやすい、サードウェーブタイプ。
確かに全方位でサティスファクションを感じる素敵なお店。
ここは岡山でもとっておきのカレースポットとなりました。
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関連ランキング:カレー | 備前西市駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
広島並木通り。
オシャレなブティックが点在するこのエリアに、スタイリッシュなスパイスカレー店が誕生していました。
『Cur.iosity』(キュリオシティ)2022年8月4日オープン。

コミュニティスペース、カフェとの相乗り店舗で、『Cur.iosity』の営業は月~木曜の夜と土曜の昼夜となっています。

店主はかなーり若く、20台前半。
爽やかかつ落ち着いた接客が好印象です。
絶対お姉様方に人気出る。はず。

カレーメニューは2種盛り+副菜3種の固定式。
(限定カレーが出ることもあります)
そこにトッピングやドリンクを組み合わせてオーダーします。
★モスコミュールやっぱりモスコーはスパイス呑みの基本ですよね。
★全盛り和風 ¥1300基本のCur.iosityプレート「小松菜と味噌のスパイスカレー」「和風カルダモンキーマ」+クリームチーズ豆腐+納豆のミョウガスパイス和え。
「和」と「発酵」要素に満ち満ちた盛り合わせになっています。
基本のCur.iosityプレートには副菜でジャークチキンもついており、なかなか豪華ですね。
「小松菜と味噌のスパイスカレー」は味噌の旨みで着地したベジ仕様。
「和風カルダモンキーマ」はカルダモンだけでなくホールのブラックペッパーも顔を出すスパイシー仕様ながら、辛さは抑えめ。合い挽きで旨みのバランスを調整しています。

副菜は「ジャークチキン」「カチュンバルサラダ」「フライドポテト」さらに「クリームチーズ豆腐」「納豆のミョウガスパイス和え」。
インド料理的にいえばジャークチキンがタンドリーチキン、クリームチーズ豆腐がパニールの置き換えともいえ、若い感性ならではのアプローチが楽しいですね。

一品一品の味を確かめたら、混ぜ込んでいただきます。全体的に油控えめ、食後は爽やかな着地。
店主は広島だけでなく勤務していた岡山でも随分カレーの食べ歩きをしていたらしく、後日岡山の人気カレー店の店主たちからも「彼元気にしてました?」と聞かれるほど。
今回この『Cur.iosity』オープンにあたっても岡山の名店『サティスファクション』で試作カレーの試食会を開いてもらったそうで、色々なアドバイスをもらったとのこと。
店名通り、好奇心に溢れた若き店主だけに、これからもどんどん進化していくことでしょう。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
都内屈指のタイ料理ディープスポット湯島。

ガチイサーン料理がいただける『ホームホアン』に行こうと思ったのだけど、
連絡取れないので現地へ行ってみたら、新しいタイ料理店に変わっていました。
『タイ料理 マニラット』上の階にフィリピン国旗があるけれど、マニラとは関係ありませんよ。
入り口から向かって左がタイ人の身内席、右側が日本人客のおもてなし席。
この基本構造は『ホームホアン』から変わっていません。

営業は朝4時まででラストオーダーは3時。
もちろんタイカラ完備。
言えばDAMに切り替えてくれ、普通に日本の歌も歌えます。
しかも無料。これは大いに使えます。終電逃した時も大いに使えます。
始発前にクローズする絶妙のタイミングではありますが。
★チャーン とりあえずのお疲れチャーン!!
タイカラのライトに緑のボトルが映えます。
さて、今回のシェフはバンコク出身。
レパートリーにはイサーン料理もありますが、イサーンイサーンしたイサーンというよりも、
バンコクのレストラン的なチューニングが感じられます。
★ガイ・ヤーン ¥1400タイ東北イサーン名物のチキングリル。
チキンは予めしっかりとタレに漬け込まれ下味が付いた仕様。
辛さより酸味推しのナムジュム(つけダレ)も個性的です。
バクバクいけてビールに合いますね。
★ラープ・プラー・ニン ¥1800イサーンのスパイシーサラダと言われるラープ。
いろんなタイプがあるのですが、多くは鶏肉、豚肉、牛肉、アヒル肉を用いたもの。
こちらはちょっと珍しいプラー・ニン、つまりティラピアのラープです。
ちなみにティラピアは元々アフリカ原産ですが、食糧危機に瀕したタイ王国を救うべく魚類学者でもあった日本の昭和天皇からタイ王室へと寄贈。王宮で養殖が進み、今やタイの主要な食用魚となっているんです。
欧米の植民地支配に抵抗し続けたアジア2国の絆の証なのです。
そしてこのラープ・プラー・ニン、
食べやすくカットされたティラピア肉も肉厚で贅沢なのに加え、
カオクワ(煎り米)をたっぷり用いたザクザク感も楽しく、
「ペッ(辛く)」「マーク(とても)」でお願いしたズビズバな辛さながら、
バンコクっぽいほのかな甘み使いもあ理、なかなか食べ応え抜群。
これはちょっとオススメです。
この日は貸切状態。
食べまくり、飲みまくり、歌いまくり。
ノンストップ状態でバニシングポイントまで突っ走るかと思われたのですが、ギリ終電で帰ることに成功。
もし終電逃したらお店に戻るつもりだったんですけどね、
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
『ガリバー』に『サンカレー』『桃丘』・・・
伝統的なカレーライスの人気店が強い広島。
その街の中心部に、南インド料理をカジュアルに提供するお店が誕生しています。
並木通りの角を曲がったすぐの場所にある小さな看板。

コンクリート打ちっぱなしの建物に入ると、中からは水の音。

落ちないように池を渡り、階段を2階に上がります。
『南印度カレー食堂 カレーの木』創業は2019年。

店名にカレーとあるように、異国料理専門店というよりカレースタンド的な気軽さで立ち寄れるお店になっています。

メニューは以下の通り。

黒板に3種あるその日のカレーから1種、2種、3種かを選び、副菜をつけてミールスにするかを選びます。
その他には子供カレー、チキンビリヤニ、タンドリーチキン。
ビールは日本、インド、ネパール、スリランカと揃えています。
★カレー2種ミールス ¥1320
◎チキンマサラ
◎キーマカレー
・バスマティライス
・ヨーグルト
・ダール
・副菜4種ノンベジで攻めてみました。

ドライタイプのチキンマサラはクローブがっつり、カルダモンもしっかり。
ウェットタイプのチキンキーマは『アジャンタ』や渡辺玲先生のレシピを彷彿とさせるもの。
一方のダールは塩味控えめで、引き算を意識した『ケララの風』沼尻さんのレシピを彷彿。
日本で紡がれた南インド料理の体系がモザイク的に散りばめられた感があります。
それでいて印象はカジュアル。
★マサラチャイ 単品¥385(セット割100円引)ああ、この器好きです。
ふっと心に沁みる。
この日もフラッと若い女子たちがテイクアウトに来たり。
ここから広島南インドの裾野が広がっていく予感がします。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
これは知らなきゃ通り過ぎてしまいます。

逆・飛び出し注意の看板。
その先の路地へ振り向けば。

あ・・・あった。
注意力を問われるな。

うん、ここで間違いない。
それにしてもすごい場所だ・・・
『エースパイス&ビーツ』(A SPICE & BEATS)
2018年4月7日オープンのスパイスカレー店。
ずっと来たくてずっとタイミングが合わず、やっと来れました。

店内はカウンター4席のみ。
入店時は全て埋まっており、店主から「先にオーダーしてから2階でお待ちください」との案内が。

カレーメニューはその日の3種あいがけのみで、サイズを大・中・小と選択。
ドリンクはビールのみという潔さです。

階段を登って2階のウェイティングスペースへ。
元々は2階席だったのかな。
録音用のマイクなんかがあります。
後で聞けば店主は元ミュージシャン。
今でもここでたまに音録りしたりするそうですよ。
さて、程なく下からお呼びの声がかかりました。
カウンター席に着くと、あまり待つことなくカレーが提供。
なるほど、前の組が食べている間に次の組のカレーを作っているというわけか。
効率の良いワンオペのやり方ですね。
★3種あいがけ(小)¥1200
・チキンカレー
・茄子マトンキーマ
・ポークビンダルー三角に守られたライスの各辺に3種のカレーを配置。
ライスの上には豆カレーと副菜が乗せられています。
食べてからみて奥側には、揚げず焼かず、扇型にカットされたパパド。
ロシア構成主義を思わせる規則的な盛り付けは、よく見ればピンクペッパーの配置まで決まっており、
店主の表現フェチがにじり寄るように感じられます。

3種のカレーはいずれもはじめ優しげなタッチ。
特にチキンカレーは玉ねぎの甘みが最初にきて、香ばしく優しい味わい。
と、思っていたらじわじわ。後追いで辛くなってくる。
もちろん、心地よい程度の辛さではありますが、低温サウナのようなカレーですね。

卓上には「ORRIS WATER」、つまりインドのビリヤニの香りづけに用いるローズウォーターです。
これを「ライスにちょっとかけてみてください」と店主の提案。
いやぁ、これええっすね。
スパイスカレーでローズウォーターの香りは随分心地よい。
ぜひお試しあれ。
そしてもう一つ、辛味ペースト。

カリカリに揚げたスライスガーリックに唐辛子、花山椒がしっかり染み切ったオイル。
食感UPとカラシビUPを同時に達成。
一気にパンチがハードになってきます。
ファーストインパクトを狙うあまり、後半だんだん食べ疲れてくるカレーも多いなか、
こちらのカレーは後半に行くにつれ、どんどんとおいしく楽しく刺激的になってくるのが素晴らしい。
Aメロ SPICE & BEATSの後にBメロ SPICE & BEATSがきて、転調を経てサビ SPICE & BEATSがくるという。
実にリズミカルで、実にミュージシャンらしい曲の構成になっているカレーなのです。
食べ終わって振り返れば、ガッチリと構成されたグラフィカルな盛り付けも、あれはジャケ写だったのだなと気づく次第。
ちなみに、このお店の特異なロケーションについて。

実はこのあたり、1995年の大震災で奇跡的に耐え抜いた一角なのだそうです。
周囲が再開発されてもここだけ元の街が残っているため、こんな不思議なことになっているのだそう。
そう思えばここは、スパイスのご利益もある神戸のパワースポットと言えそうです。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
今年1月22日「カレーの日」に伺ったのは、江古田で月1回の間借り営業をしているカレー店
『magic angie』(マジックアンジー)。

江古田『ママコモハウス』にて、毎月第4日曜に営業しています。
ということは今回「カレーの日」に営業が重なったのは偶然ということですね。

店主のアンジーさんは高校の英語教師からの転身という異色の経歴を持つ女性。
「旅するスパイスアーティスト」として様々なカレーイベントに参加したりカレーメニューの開発をおこなっています。
『ママコモハウス』のレギュラーメニューのカレーもアンジーさん監修なのだとか。
さて、2023年1月のメニューはこちら。

四季折々のトピックを取り入れ、インド・ネパール・スリランカなどのスパイス使いを取捨選択。
丁寧で遊び心あるスパイス料理に仕上げるのがアンジーさんの持ち味なんです。
早速行ってみましょう。
まずは同席した4人でスパイスおつまみを全種オーダー。

年初めらしいおせち風の構成が楽しいですね!
和食気分でいただけるスパイス料理の数々。
一見地味なようで切り干し大根が結構好み!
ネパール山岳のタカリ族が作ったかのような。
さらに別皿でやってきた「芝海老の和チャール」。

大振りな芝海老のギュッと引き締まった肉質、酒が進む味付けもさることながら、シャクッとキレの良い殻の食感が最高。
聞けば下拵えで一度唐揚げにしているそうで、そのひと手間が抜群の効果を生んでいますね。

実に昼飲みが捗ります。

こちらは「鯖のプラオ」。
この流れでいただけば、すっかりスパイス和食ですね。

締めにはいずれもネパール式のダルスープにチキンカレー。
ダルスープは3種の豆を使用、チキンは身が解されており食べやすく仕立てています。
居心地良く、料理もお酒も美味しく、アンジーさんの説明を聞けばさらに楽しく。
毎回楽しみにしている人が多いのも当然なのです。
今度は店内会話ぜんぶ英語にしてみようかな。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
日曜夜の五反田を歩いていると、あれ?
どこかで見たような看板が。
あ、五反田に進出したんですね。
『ナマステ東京 五反田店』経堂をはじめ今や都内に数店舗展開するインド・ネパール料理店『ナマステ東京』。
こちら五反田店は2022年12月1日オープンだそうです。

ビルの2階、『陳家私菜』の隣にある店内は窓が広く開放的。

ソファー席もあってカジュアルながら居心地はいい感じです。
★ハツ炒め ¥550レバーや砂肝、ハツなどをスパイシーに炒めたネパール料理「ブタン」。こちらはハツのみで作ったブタンです。
味付けはかなり濃厚でスパイシー。
「スパイシーカレー炒め」と言って良いほどです。
合わせたお酒はこちら。
★ネパール ソムラス(そば焼酎)¥499水割りでオーダー。
クセがなくとても飲みやすいんです。
★ネパールターリーセット ¥1399いわゆるダルバート。
ナン&カレーセットの中で一つだけネパール色を主張しています

ダルバートの要となるダールはスープというよりカレーに近い仕上がり。
かといってインドのダルカレーまではいかない中間的な落としどころで、インド料理セットでにもダルバートにでも組み合わせることを狙っているのかな。
チキンカレーは骨なしチキンがたっぷり。辛口でお願いしたのがいいバランスでした。
その他アルコアチャール、サグブテコ、パパドに1ドリンク付き。
日常使いには十分なダルバートです。
ネパール料理やオーソドックスなインド料理のほか、インネパ店によくあるパターンとしてタイ料理とベトナム料理も。
また、特徴的なところとしては、ナンのバリエーションが豊富。

チョコナンにチーズナンに、チョコチーズナンまで!!
お客がつくのはこれからでしょうか。
五反田って、日曜の夜に食べられるカレーが結構少ない街なので、頑張ってほしいところです。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
湯島駅すぐの場所にあるネパール料理店。
今までノーチェックだったのですが、ノーチェックだったことが悔やまれる良いお店でした。
『BAIDAM 湯島店』(バイダム)オープンは2018年。
インド料理を前に出したいわゆるインネパ店ではなく、割とちゃんとガッツリとネパール料理を押し出したお店。

その一方で器用なネパール人らしく、国籍を超えた創作メニューも。
マサラチーズオムレツとか、タンドリーチキンの親子丼とか、ガパオ風スパイシーキーマとか、パクチーツナポテマヨとか。
そうそう、こういうのがお店の個性なんですよね。
★レモンサワー ¥390(ハッピーアワー価格)気軽で変則的な居酒屋としての利用も楽しそうです。
★マトンチョエラ ¥890いわゆるネパールのスパイス肉マリネ「チョエラ」。
こちらは辛さ抑えめ塩気強めで酒の肴仕様。
肉のボリュームも充分。
混ぜ込まれたニンニクの芽がいい仕事しています。
★ジャイカッテ ¥790ジャイカッテとはネパール焼酎「ロキシー」に水牛バター「ギー」で煎った米を流し込んだお酒。
寒いヒマラヤでカラダをあたためるのに最高な一杯なんです。
私、これが大好きなのにあまりメニューになく、お願いして作ってもらうことが多いんですが、
こちらではレギュラーメニュー。凄いです。

煎り米は細長いバスマティ使用。焦がしアジョワンもたっぷり浮かんだオトナ仕様です。
最高に体があたたまりますよ。
さて、メインをどうしようかな。

豆(ダル)スープとご飯(バート)を基本に、カレーやおかずを組み合わせたネパールの国民食「ダルバート」。
豪華な「スペシャル」も良いけれど、この日気になったのはシンプルバージョンのほう。
★マトンダルバート ¥1290なんと!スパイスカレースタイルのダルバートなんです。
この発想はなかった!
ライスは白米か雑穀米かが選択可。
雑穀米がめちゃくちゃ美味くてオススメです、
あいがけカレー風の左側、ダールはジンブーを惜しみなく用い香り高き仕上がり。
対する右側のマトンカレー(カシコマス)は贅沢な肉カット。骨なしで食べやすくなっています。

さらに副菜も素敵。
サグブテコ(青菜炒め)やマスタードオイルが効いてクタクタのムラコアチャール(大根アチャール)も良いけれど、ティムル(ネパール山椒)が効いたグンドゥルックサデコが抜群に美味い!

ネパール唐辛子とティムルがガッツリな辛味ペーストを加えて味変も楽しめます。
ちなみにライスはお代わりもOK。
このダルバート、「スパイスカレー」として見てもなかなかの完成度。
これをそのまま大阪に持っていったら人気出るんじゃないかしら。
食後の一服はこちら。
★ネパールコーヒー ¥490ヒマラヤで栽培された希少なコーヒー豆を使用。
酸味が少なくフワッとした苦味。めっちゃ落ち着きます。
ホールを担当するKCさんは日本語ペラペラで接客もフレンドリー。
ネパール料理を食べたことがない人でも安心して入れます。
もちろん、食べ慣れたマニアでも充分な満足が得られるでしょう。
ほんと、ちょっと油断しているといい店がどんどんできている。
東京って大変だなぁ。
嬉しいけど。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
おなじみC&Cに「印度風スパイシーチキンカレー」なるメニューを発見。
気になったので食べてみました。
場所はおなじみ、有楽町駅改札すぐのあの店舗。
『カレーショップ C&C 有楽町店』こちらの店舗の営業時間は平日は朝7時~23時まで。
私は22時52分に入店。その後にも駆け込みで4人ほど入ってきました。
みんな知ってるんですね。

「印度風スパイシーチキンカレー」のメニューは壁に張られていました。

流石は金夜の有楽町、いろんな客がいます。
めっちゃ部下を叱りながらカレー食べてるビジネスマン。
身振り手振りを交え、壁に向かってずーっと何かを真剣にプレゼンしているおじさん。(イヤホンは未着用)
缶のお酒とカレーライスで送別会している4人組。
おっと、カレーが冷めちゃいますね。
★印度風スパイシーチキンカレー ¥770早速いただいてみましょう。
あら!あら?
これなかなかイケますね。
どういう「印度風」かといえば日本橋「フジヤ」とか「新宿中村屋」とか、そっち方向。
つまり昭和の「印度カレー」なんです。
しかもしっかりスパイシーさでしっかり辛い。
具材の鶏肉も思ったよりたっぷりで頑張っています。
チェーン店でこのチューニングは貴重。
ビシッとした辛さが欲しいときの選択肢として大いにアリだと思います。
ちなみにこの「印度風スパイシーチキンカレー」、調べたら2021年に期間限定メニューで出たもののよう。
提供期間が伸びてるのかな?
それとも実質定番化したのか。
定番ならC&Cに入る頻度が増えるかも。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
ふらり子午線のまち明石。

明石焼(地元では玉子焼といいます)の名店が連なる「魚の棚」(「うおんたな」と読みます)も良いけれど、カレーも食べたいですよね。
え?
いや、食べたいでしょ。
ということで発見しました。
スパイスカレーのお店。

住宅街に掲げられた「パークサイド商店街」という看板。
え?どこに商店街が?
よく見りゃマンションの一階に飲食店が数軒連なるアーケードがあったんです。

そしてその入口になんとカレーの看板。
早速行ってみましょう。
『野菜とスパイスのカレー屋 ナチュール』カウンター席のみの小さな店内はスナックか小料理屋風。
女性店主が一人で切り盛りされています。

野菜、果物、スパイスで作った胃もたれしないカレーがコンセプトとのこと。
早速いただいてみましょう。
★野菜とスパイスのチキンカレー ¥800見た目はシンプルなチキンカレー。
ですが一口食べると予想外のスパイシーさにビックリ!

特にジンジャーがガッツリ効いており、毛穴フルオープンは必至。
ライスに乗った骨付きチキンも下味をつけて揚げており、良きアクセントになっていますね。
油はオリーブオイル使用だそうです。

確かに重くなく、食後感もスッキリ。
ちょっと疲れた日の元気補給に良さそうです。
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関連ランキング:カレー | 山陽明石駅、明石駅、西新町駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
徳島県松茂町で人気のご当地
カレーイベント『まつしげ
カレーフェスタ』が、待望の都内初開催!
白金プラチナ通りで八芳園が運営するポップアップショールーム『MuSuBu』にて1/18~22の5日間の開催となります。


店内は
カレー食べ比べや
カレーパン、レトルト
カレー、特産品の販売などコンテンツ盛りだくさん。


あの人やあの人のスパイスや食器も出品されていましたよ。


この日いただいたのは「まつしげ
カレーフェスタ 4種のカレー食べ比べプレート」。

徳島県松茂町の「金曜日の金時カレー」「蓮根キーマカレー」に加え、「八芳園ビーフカレー」、三軒茶屋 『シバカリーワラ』のポークチリキーマココナッツカレーまでプラスされた豪華仕様!

徳島の名産といえば鳴門金時。その甘みがカレーと意外にマッチ。松茂では家庭のカレーにも入れることがあるそうです。
さらに松茂の名産である蓮根。小ぶりでカレー具材に向いていました。この蓮根、食感が最高です。
八芳園のビーフは確かなクオリティの欧風。
シバカリーワラは卓越したスパイス使いと香りで勝負です。

ジャンルも食材も異なるカレーをまとめあげるのが、徳島県産米のターメリックライス。
米が美味しいってホント大事ですね。
あわせたのはスパイス焼酎。

食後はマンゴーラッシー仕立てのパンナコッタと、徳島江戸屋珈琲のコーヒー。

5日間のみの開催がもったいないほど充実していましたよ。
会場となったこの『MuSuBu』、なんと一週間ごとにこのような企画が入れ替わるそう。

限定メニュー開発、商品の入れ替え、仕入れ、POPの作成・・・それを毎週やっているなんて、気が遠くなります。
地方自治体とのコラボがメインだそうで、次週は福島。
ちょっと目が離せませんね。
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関連ランキング:その他 | 白金台駅、目黒駅、高輪台駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
大阪スパイスカレー発祥の地、北浜には注目のスパイスカレー店が次々と誕生しています。
こちらもそのひとつ。
『カリー&ナイス カトゥール』店主の加藤さんは名店『旧ヤム邸』から独立した方。
2020年6月20日にオープンするや否や注目を集め、
究極のカレーAWARD2021新店部門ではグランプリを獲得した気鋭のスパイスカレー店です。

ビルの2階にある店舗は大衆的レトロポップ。


L字カウンターと窓に向かったカウンターを合わせて全12席という作りです。
この日は平日夜の訪問。
昼と夜とではメニューもちょっと違うようですよ。
★ポン酒ラッシー ¥480これは美味い。
日本酒でヨーグルト酒ってありますけど、そのラッシー版。ちょっと甘酸っぱいのがポイントですね。
★マトン&マトン ¥1350『カトゥール』の一番人気「KTLマトンキーマ」にソースタイプのマトンカレーを合わせた、マトン同士のDRY&WETスタイルカレー。
マトンキーマは細挽きながら相当にマトンマトンしたマトンキーマ。これ以上マトンマトンしたマトンキーマはないのでは?と思えるほどマトンマトンしています。かなりスパイス感強めながら、崩しマトンハンバーグのような雰囲気があるのが楽しいです。
一方のソース(グレイビー)タイプのマトンカレーは薫りの深さが抜群。
しっかりテンパリングされたカレーリーフ、マスタードシードの渋くダンディな薫りが堪りません。
塊で入ったマトンは驚くほど柔らかで、南アジアのマトンカレーというよりも、高級欧風カレーの具材の如し。

さらに面白いのは添えられたガリ。
そ甘みがカレーライスにおける福神漬の役割を果たしてくれます。
大阪の呑兵衛ってガリ酎好きですもんね。
ちょっとこの『カトゥール』、噂に違わぬ個性派です。
ゴリゴリなスパイス使いで、インド・スリランカ・ネパールのエッセンスが盛り込まれているのにもかかわらず、どことなく、日本の伝統洋食としての「ライスカレー」を思い起こさせるタッチが至るところに。
ちょっと添えられたチャトニだって、ホテルカレーで出てくるチャツネのようでもあるし。
これはとても興味深いアプローチ。
お店のレトロポップな雰囲気にも、深い意味を見いだしてしまいます、
やがて訪れると思っていたスパイスカレーと欧風カレーの融合はもう始まっているのかも知れません。
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関連ランキング:カレー(その他) | 北浜駅、天満橋駅、なにわ橋駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
洋食のまち神戸。大丸近くの路地裏にある小さな人気洋食店。
『L'Ami ラミ』オープンは2000年9月。
オーナーシェフ土井さんは今はなき旧オリエンタルホテル出身。もう一人のシェフはホテルオークラ出身と、神戸二大一流ホテルの伝統を受け継いでいます。

そう聞くと敷居が高いように思えますが、お店の雰囲気はとてもフレンドリー。
「気軽に楽しめる空間で、本当の洋食を伝えていきたい」という想いからだそうです。

店内はカウンター15席のみ。
コの字とUの字の間の、ムの字カウンターのすぐ内側ではボーダー柄の服装の女性3人がサーブを担当。
さらにその奥に厨房があり、伝統的なコック帽を被ったシェフの姿が見えます。
小さくていつも満席の店内ですが、シェフの鮮やかな手際とスタッフの連携で提供はスムーズ。
アットホームな雰囲気でリラックスできます。
★生ビール ¥550見事なサーブ、素晴らしきコンディション。
美味いなぁ。
★カニクリームコロッケ 2個¥1100ふわとろオムライスと並ぶ『ラミ』の名物がこちら。兵庫県香住より直送のカニ身使用とのことで、クリームが紅色に染まるほどカニ風味がクッキリ!
薄くサクッとした衣とのコントラストも抜群です。
さらに副菜にも注目。ビネガー強めのポテサラ、
神戸ブランド野菜のキャベツなど、一流ホテルの矜持が伝わってくるクオリティです。
★牛フィレカツレツ ¥1980神戸洋食といえばビーフカツ。
ギューっと凝縮した牛肉の旨味が素晴らしすぎます。
こちらも衣薄めで油少なめ、キレの良い食感です。
さて、お店外の看板ではランチメニューにしかカレーがないように思えるのですが、ディナータイムにも用意されています。
いただけるのは、
・牛フィレカレー
・カツカレー
・エビフライカレー
の3種。
いずれも甲乙つけ難いほど魅力的ですね。
★エビフライカレー ¥1100ソースポットに入った伝統洋食スタイルのカレー。ライスの上には海老フライが3本乗っています。

カレーは非常に滑らかな舌触り。
関西らしい甘辛テイストもありつつ、フルーティな酸味がとても印象的なカレーになっています。他ではなかなかいただけない味わいですね、
海老フライは筋を取って真っ直ぐに伸ばされた海老をカラッとフライ。旨味たっぷりで尻尾まで食べやすい海老フライでした。これはおかわりしたい。

福神漬けとらっきょも忘れずに。
★梅酒ソーダ ¥550ちいさな人気店ゆえ、行列ができることもしばしば。
予約もできるので、うまく活用しましょう。
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関連ランキング:洋食 | 旧居留地・大丸前駅、元町駅(阪神)、元町駅(JR)
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
横浜・関内。
関東におけるスープカレー先進の地として下北沢、八王子と並ぶこの街に2017年オープンしたスープカレー店。
『スープカレー KIFUKU』関内駅至近の少し鄙びた「関内駅前第一ビル」の地下、「グルメプラザ関内」に入った店舗です。

地下にあるお店ながら、店内はオーシャンビュー(気分)。

さらに、北海道から進出してきたお店との明確な差別化として神奈川県産食材を積極使用。
新鮮な鎌倉・三浦野菜が主役といっていい「ご当地スープカレー」になっているんです。
★チキンと鎌倉三浦16品目野菜のスープカレー ¥1705
◎スープ: 和風スープ
◎辛さ: 16辛 無料
◎ライス: SS(100g)鮮やかに彩られた野菜が圧巻!
スープカレーの野菜といえば素揚げの印象が強いけれど、こちらではブロッコリーもゴボウも薄く衣をつけて揚げているのがまた面白いですね。

それぞれの野菜のカットも大きめで食べ応えも抜群。
(特にゴボウが最高でした)
食物繊維たっぷりで翌日のデトックス効果も。
スープは16辛でも旨味がしっかり感じられ、辛さも無理なくサラリといただけます。(個人差があります)

ターメリックライスにはミックススパイスがかけられており、スープに浸したとき「追いスパイス」の効果を発揮。香りの印象がグッとアップします。
なかなか良く考えが練られており、完成度も高く、地産地消の文脈にも乗っている。
実に素晴らしいスープカレーです。
ご当地モノはそれだけではありません。
★横浜クラフトコーラ ¥500実はこちら、お店で作っている「神奈川県初のクラフトコーラ」とのこと。自然な甘みが心地よいですね。
北海道勢に負けない、実に神奈川県らしい、ご当地スープカレーのお店でした。
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関連ランキング:スープカレー | 関内駅、伊勢佐木長者町駅、日本大通り駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
白金台と目黒のちょうど間くらいの路地で火曜日にだけいただける南インド料理。

陶芸アトリエ兼古物販売兼ギャラリーカフェの
『Pottari』。
ここで毎週火曜日に間借りしている南インド料理店がこちら。
『南インド料理 Ammikallu アミカル』細長い建物を2階に上がるとギャラリーカフェ空間に。


雰囲気抜群、窓が広くて手狭感はありません。
この日は陶器がズラリ並んでいましたが、展示は期間ごとガラリと変わるそうです。
さ、料理がやってきましたよ。
★本日のワンプレート ¥1200
・ブラックペッパーチキン
・さつま芋のプリコロンブ
・モロッコインゲンとコールラビのポリヤル
・リンゴのケサリ
・アッパラム
・レモンライス素晴らしい風合い!
コンパクトながら非常に手の込んだミニミールスですね。

サラリとしつつもパンチが効いたブラックペッパーチキンも素晴らしければ、酸味が効いたサツマイモのプリコランブも最高。
レモンライスはインドの中粒米ポンニライスを使用。
バスマティライスほど香りが強くないので料理を混ぜ合わせたときにそれぞれの味が引き立ちます。
食後のデザートはリンゴのケサリ。スージー(セモリナ)のブルンとした弾力、ちょっと抑えめの甘さで心地よくフィニッシュ。
コンパクトながらかなり満足度の高いランチでした。
作るのはインド各地を巡り、現地家庭で料理を教わってきた女性店主。
その日の料理内容はインスタで告知しています。
売り切れ次第クローズなので、確実にいただきたい方はインスタのメッセージから予約するのがオススメですよ。
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関連ランキング:インド料理 | 白金台駅、目黒駅、高輪台駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
高円寺北口でシンガポールチキンライス専門店『丸山鶏飯製作所』訪問のあと、一号店にあたる餃子専門店『丸山餃子製作所』へ。
こちらは高円寺駅南口がわにお店を構えています。
『丸山餃子製作所』オープンは2009年2月14日。
カジュアルな店ながら2022年まで4年連続でミシュランガイドのビブグルマンに選出されているんです。

こちらの餃子の特徴は『味噌ダレでいただく餃子』ということ。
そう聞くと神戸餃子がアタマに浮かびますが、実際こちらの店主である丸山さんは神戸餃子の代表店のひとつ『ぎょうざ大学』の餃子をオマージュしているようです。

店主自身、長野出身であることから味噌に親和性が高かったのかもしれません。
★タイガービール ¥715言わずと知れたシンガポールを代表するビール。
系列にシンガポールチキンライス専門店があるからこそのラインナップですね。
その他、各種クラフトビールや私が好きな麦焼酎「兼八」なども扱っていました。
★焼き餃子 にんにくあり 6個 ¥462この店の基本メニューがこちら。
肉は岩中豚、にんにくは青森産を用いています。
そして味噌は店主の故郷長野の信州味噌。
白味噌なのも『ぎょうざ大学』と同じですね。
(神戸餃子には『ひょうたん』など赤味噌のお店もあります)

味噌にお酢、醤油、ラー油を加えて味噌ダレを作ります。作り方はテーブル脇に書いてあるので参考にしてくださいね。

少し小ぶりで餡少なめ、皮のヘリあたりがパリッとした焼き加減も神戸餃子らしいですね。
そしてもうひとつ。
こちらも頼まねばなりません。
★揚げ餃子 カレー 6個 ¥495「焼き餃子 にんにくあり」を揚げてカレー粉をまぶした揚げ餃子。
スナック菓子の定番「味カレー」ってありますよね。
あの美味しさとほぼ一致したカレー風味です。
みんな好きなはず。
揚げているぶん油は多いのですが、それを和らげる千切りキャベツが添えられているあたり、気が利いていますね。
気軽にちょい飲み、なんて需要にもぴったりな良きお店でした。
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高円寺でシンガポールチキンライスの新店に遭遇。
『丸山鶏飯製作所』名前から予測できた通り、高円寺駅南口の『丸山餃子製作所』の新業態。オープンは2022年6月でした。
テイクアウトメインのお店ですがカウンター4席のみイートインも可能。

せっかくなので食べていきましょう。

メニューにはシンガポールチキンライス(海南鶏飯)に加え、『丸山餃子製作所』と共通のおつまみやクラフトビールが。
席が空いていたらちょい飲みもできるんですね。
★シンガポールチキンライスセット ¥1000チキンライスと3種のソースに鶏ガラスープ、キャロットラペのセット。
まずはスタイリッシュに揃えられた食器が素敵!
器とカトラリーは全てプラスチック製。スプーンが『Wacca』と同じモノだったので、同じブランドで揃えたのかも知れませんね。

立派な鶏肉は大山どり。
真空低温調理でふんわりジューシーに仕上がっています。

そのままいただいても美味い、価値あるチキンですね。

3種のソースはシンガポールの定番、ブラックソイソースとジンジャーソース、スイートチリソース。
水牛の角の小ベラが添えられていますが、これで少しずつ掬っているとキリがないのでライスの3辺にぶっかけてみました。
そしたらたぶんこれが正解。
鶏ガラで炊いたジャスミンライスがかなりパラっとしているので水分を加える意味もあり、何より鶏肉とライスを一緒に食べれば自然に鶏肉とソースが絡む寸法です。
もちろん、鶏ガラスープをちょっとかけるのも良いですね。
とにかく、鶏肉が美味いということに尽きます。
鶏肉だけのオーダー(胸肉ともも肉が選べます)もできるので、それで一杯やるのも良さそうです。
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関連ランキング:シンガポール料理 | 高円寺駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
湘南を代表するカレーの人気店『珊瑚礁』。
本店よりも七里ヶ浜の海岸線にある支店のほうが有名でしょう。

『モアナマカイ珊瑚礁』オープンは1986年。2008年に建物をリニューアルし眺望がアップしました。
私が前に来たのはリニューアル前・・・というか20世紀ぶりの訪問かも知れません。

この日訪れたのはディナータイムがはじまる16時30分頃。
他の店よりディナー開始が早い理由は、そうなんです。
七里ヶ浜の夕景を眺めながらのディナーができるからなんですね。
18時過ぎると混んできますし、この時間の訪問は結構オススメ。

テラス席はまさに絶景。
名物でもあるトーチに灯がともりはじめます。

店内は天井も高々。
ポリネシアをイメージした、ラグジュアリーな南国気分が味わえます。
店員さんたちの衣装もアロハやムームーで雰囲気抜群。
しかも見てください、この眺望。

リニューアルによって南西方向に開放された窓はまさにパノラマビュー。
贅沢ったらありません。
★フーラ フーラ ¥900オレンジの酸味が効いたトロピカルカクテル。
この世界観でいただくと、ホント南国気分です。
★活き、地サザエの香草ガーリック ¥1850実はカレーだけじゃなくアラカルトも充実している『珊瑚礁』、湘南ならではの一品。

香草に加えしっかりガーリックが効いたオイルは、まるでエスカルゴ料理。
ワインと合わせて摘まむのが良さそうです。
さて、『珊瑚礁』のカレーはリッチな欧風仕立て。
県内産豚のロースカツカレーや帆立貝のカレー、大海老カレーなども魅力的ですが、今回オーダーしたのは定番のこちら。
★キーマカレー ¥1400実はこれ、2020年8月『マツコの知らない世界』で私が紹介した
『噂の名店 湘南ドライカレー』というレトルトの元となったカレーなんです。
ドライと言いつつ、実際には濃厚ネットリなセミドライタイプ。
キャベツに絡んだマヨネーズがさらに南国感を増しています。

レトルトでも結構リッチ&クリーミィな食感が楽しめるのですが、お店でいただくとさらに輪をかけクリーミィ。
ドライキーマが美味しいお店はたくさんあるけれど、ここまでリッチな欧風カレー方向へ振り切ったものはなかなか無いように思います。

刻一刻と変化していく空の表情はまさに壮観。
この日子供連れの客も多かったのですが、お子さんにとって特別な外食体験として記憶に残るのではないでしょうか。
お店を出た18時前にはすでに待ちの行列が。
流石の人気店、やはり夕方早めの訪問がオススメですね。
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関連ランキング:カレー | 七里ケ浜駅、鎌倉高校前駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
元住吉、ブレーメン通りと呼ばれる駅前商店街。
あちこちにどこのドイツかってなくらいドイツ記号が溢れる商店街なのですが。
(だって富士そばでソーセージトッピングできちゃったりするみたいですよ)
どこの昭和かってなくらい昭和感に溢れた喫茶店を発見しちゃいました。
『レオナ』レンガ壁の建物の2階、エスカレーターで上がったところにあるお店っぽいのですが、とにかく店先の情報量が凄い。

なんかオムライスに「レオナ」って文字書かれてるし。

「超サービスメニュー」なんてのもあるし。

あ、金沢のローカル洋食「ハントンライス」もあるんだ。
よく見りゃ「石川県金沢市の郷土料理」とあります。
郷土料理ねぇ・・・となるとスパイスカレーも大阪の郷土料理だ。
エスカレーターを上り、情報量の多い壁つたいに振り返れば、お店の入り口が。

ちょっと中が薄暗く感じますが、ちゃんと通し営業です。
そして店内、店先にも増して情報量が多いです。

プロ野球にサザエさんにハローキティにグレムリンに観葉植物に花の写真に。

ピカチュウに干支の置物に。

なんかディズニー柄のソファーもあるし。

ブレーメン通り見渡せるし。
メニューはさらに情報過多。

これ、全部見るのにどれだけの時間かかるだろう・・・
あ、たまたまこんな一枚が出てきましたよ。
サマリンダカレーにパンジャブカレー、ほうほう。

オーダー用のブザーがテーブルに固定されています。そう、固定されているんです。
強く押さなきゃ鳴りませんよ。
程なく料理がやってきました。
★サマリンダカレー ¥920サマリンダといえばインドネシア・ボルネオ島最大の街。
なんとなくルンダンっぽいのが出てくるかもと思っていたのですが、全然違いました。
いわゆる喫茶店のカレーライス。どちらかといえば欧風です。
食べてみればからさは控えめながら、なかなかにフルーティー。
なるほど、フルーツを用いた南国風ってことかなぁなんて思いつつ、「サマリンダカレー」で検索かけてみると意表をつく情報が。
なんと、ユーシーシーフーヅ株式会社の業務用『ロイヤルシェフ』ラインナップに「サマリンダカレー」というレトルト商品があるんですね!マンゴーピューレを用いて南国感を出しているとのこと。
ほほう、さすがは神戸が誇るUCC上島珈琲。
個人喫茶店の痒いところに手が届くモノを提供しているんですね。
そう気づいて辺りを見渡すと、カオスで情報量多い店内の至る所にUCCの文字が。
多彩なドリンクやフードもユーシーシーフーヅから仕入れられるコーヒー豆やカレー、ハヤシライス、デザートなどを縦横無尽にアレンジしたモノが多いと気づきます。
ハントンライスに必要なケチャップもタルタルソースも『ロイヤルシェフ』にありますし。なるほど。
★モカ ¥550(フードーオーダーで105円引きの¥445)コーヒーフレッシュも砂糖ももちろんUCCです。
会計時、何年くらいお店やってるのかと聞けば、
「もう50年以上やってるの。あ、そうそう。こないだUCCさんから50年のお取引で感謝のトロフィーがきたのよ。ほら、そこに。」

ほんとだ。
元住吉の地で、UCCと共に歩んだ半世紀なのですね。

ちなみに前の通りがブレーメン通りと呼ばれるようになってからは、建物の一角に鳩時計を設置したそうですよ。
情報量増えてる。
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関連ランキング:喫茶店 | 元住吉駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
リトルカトマンズといわれるネパールタウン大久保・新大久保界隈もいつしか現地式ネパール料理店が飽和状態。
だけど愛すべきお店ってのは出てくるもので、こちらなんかはまさにそう。
『Pa Village パ ヴィレッジ』2020年10月17日、コロナ禍のさなかにオープン。

換気の重要性が問われる中、広めのテラス席を設けて対応しています。

店内中央にはミニバー。

コンパクトながら雰囲気は抜群です。

通し営業で、ネパール人のカフェ需要もしっかり狙っているようです。コロナ禍にオープンしたお店らしい工夫が見られますね。
★ARNA 8 ¥600こちら他であんまり見ないネパールビール。
ラベルには
「WILD HIMALAYAN BEER」と書かれているしポスターのキャッチコピーは
「Let's Get Wild」。
ちょっとレッドブル的なブランディングなのかな。アジアンビールとしては甘み抑えめでキリッとした喉ごしでした。
合わせたのはネパールの軽食盛り合わせ。
★カジャセットKhaja Set ¥600
・アルタマ
・チウラ
・ブータン
・アチャール登場するや否や、アルタマの発酵臭が。
アルはジャガイモ、タマは筍、「アルタマ」は発酵筍とジャガイモのスープカレーなのですが、日和らない旨みが最高。辛くしてもらったのですが、無理にチリを足して辛くした印象はなく、むしろこれが本来のデフォルトと思えるバランスの良さ。黒目豆もたっぷりはいっていました。
「ブータン」は羊の背中肉炒め、といいつつハチノスも入っていたり。
「アチャール」はミックスタイプですが酸味は控えめで、干し米「チウラ」と混ぜ合わせても過剰にならないバランスでした。
★ククリラムコーク ¥500私が世界一と思っている、ネパールのククリラムで作ったラムコーク。ネパール人のお店あるあるでめっちゃ濃いです。
まさ
に Get Wild & Tough!。
ありがたい。
★マトンチョイラ ¥650最初チキンチョイラを頼もうとしたら、チキンがなくてマトンしかないと。カッコいい。
マスタードオイル、ザクザクのメティ、ジンジャーに加えネパール山椒ティムルが強めに効いていて、これはかなり好みの味!
派手さや目立つトピックはないけれど、なんだか好きになっちゃうお店。
そこに大した理屈はないんですけれども。
ちなみに店名の『Pa Village』、『Pa」はお父さん、『Village』は村じゃなくておうちみたいな意味で、つまり『お父さんち』っていう感じの意味を込めているそうです。
お母さんに思いを馳せる店は多いけど、お父さんは貴重。
世のお父さんたちのためにも応援しちゃいましょう。
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関連ランキング:ネパール料理 | 大久保駅、新大久保駅、西武新宿駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
旗の台。
ここに、住宅街から生まれるカルチャーをテーマにするカレー店があります。

お店は東急線の線路沿い。
電車が通過するとガタガタガタッと揺れる、古い建物の中。
『curry but curry』『カレバカリー』と読みます。
カレーには化学調味料などを一切使わず、毎日食べれる健康的なカレーを提供。
オーナーシェフの西山さんはミュージシャン(ベーシスト)。
「SPICE CURRY and SHARE THE CULTURE」を謳い、
ミュージシャンやデザイナー、モデルなど多様なカルチャー畑の人々の交流の場となっています。

バーカウンターメインの一階は語らいの場。

そして2階にはソファー席もあり、ちょっとしたシェアオフィスっぽい空間に。
もちろんWi-Fiも完備です。
と同時に、様々なアーティストたちの作品展示場としても活用されています。


「ナトゥをご存じか?」を彷彿とさせるMJアート。これは良い!
イベントや展示のハコ代は取っていないということからも、ここから繋がり拡がるカルチャー自体に価値を見いだしていることがわかります。
さて、種類豊富なクラフトビールは冷蔵庫から自分で選ぶシステム。
それに加えタップに繋がれた『本日の生ビール』も2種類用意されていました。
★本日の生ビール《伊勢角 ペールエール》S ¥600いわゆるハーフパイント。いろいろ呑みたい時の選択です。
お酒のおつまみも豊富。
★生ポテトフライ(ハーフ)¥300注文をうけてから生のジャガイモを洗ってカットするこだわり。
塩味はかなり控えめで素材のホクホク感と甘みが楽しめます。
★ラム串 一本¥200いわゆる大陸中華の羊串みたいなのをイメージしていたら全然違いました。
大ぶりカットのラム肉はふんわり柔らか。
仔羊の腕肉をフェンネルや酒のタレに漬け込んで素揚げしたものだそう。
ビールとの相性は最高ですね。
さらに「野菜の日替わりアチャール」3種のうちから一つピックアップ。
★野菜の日替わりアチャール《大根のウールガイ》¥300ミールスなどに添える南インドのピクルス「ウールガイ」ですが、
こちらはスッキリ爽やかテイストに仕上がっています。
★クラフトレモンサワー ¥600レモンの果実感とすりおろした果皮による香りが素晴らしい一杯。
美味すぎて一気に飲み干しちゃうのが玉にキズですね。
そしてカレー。
2種用意されていて。なくなり次第次のカレーに切り替わったりするようです。
「このカレー食べたい!」ってのがある時は、最初のオーダー時にキープしておくと良いですね。
(この日はそうしました)
★2種のあいがけカレー ¥1300
・ポークジンジャーカレー
・白菜ポタージュとカブのカレーポークジンジャーはトマトベースのカレーに薄切りポーク。
予想以上にジンジャー&ガーリックが強くてスタミナUP。
白菜ポタージュは大ぶりカットの蕪にカレーがじんわり染みていて幸せ。
なんだかイカも入ってましたよ。
あと、添えられたパクチーの状態がとても良くて、いい草食べたという満足感も。
カレーも含め料理は全般、スパイスでゴリゴリに押すというよりも素材味を楽しむことを第一におき、毎日食べても飽きない、けれど物足りなくはないという線をハッキリと狙ったチューニング。
カレーと音楽にはアプローチ面で似ている部分があるのですが、
ボーカルひとりが主張するのではなく、素材のボトムを支えるスパイス使いという店では実にベーシストらしいカレーと言えるかも知れません。
「SPICE CURRY and SHARE THE CULTURE」それにしても居心地いい。
近くに住んでたら居座ってしまいそうな空間です。
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関連ランキング:カレーライス | 旗の台駅、荏原町駅、中延駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
多国籍シティ新大久保の真ん中で踏ん張るジャパニーズカレー店。
『上等カレー 新大久保店』大阪に本拠を持ち、東京でも複数店舗展開する実力店です。
こちら新大久保駅前の店舗は特にカレーうどん推し。

そう、実は『『上等カレー』の母体である『徳正』はもともと大阪のうどんチェーン。
当然ながら『上等カレー』のカレーうどんは穴馬的に美味いのです。

オーダーは食券機にて。
どのメニューもしっかり英語表記がついているんですが、
「カレーうどんセット」だけはハングルと中国語も併記。
なるほど、そういうニーズなのね。面白いです。

新大久保の店舗だけあって、店員さんもアジア系外国人。
ネパールかな?
そこらの日本人バイトよりも圧倒的にちゃんとしてます。
★カレーうどん ¥870
★温泉玉子 ¥100ほれ、ちゃんと風格あるカレーうどんの登場。

関西風に甘く煮込まれた牛肉。
カレーも初め甘いのが関西流。
けれど食べ進むにつれジワジワ辛く、しっかりスパイシーなのがグッドなんです。
チェーン店でありながら、このレベルのカレーうどんを出すうどん屋さん、正直なかなかありません。
「チェーン店だから」と下に見るのはやめにしましょう。
美味しさが支持されているから、ちゃんとお店が増えてるんです。
『上等カレー』の場合は特に。

ちなみに、『上等カレー』って、英語表記だと『HIGH CLASS CURRY』なんですね。
はじめて知ったけど、なんか素敵ですね。
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関連ランキング:カレー | 新大久保駅、大久保駅、西武新宿駅
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創業1974年。西麻布にあった伝説的フレンチ『勝沼亭』が鎌倉・由比ヶ浜にカレー専門店として復活。
『鎌倉 勝沼亭』江ノ電由比ヶ浜駅改札を出てすぐの場所に2017年10月オープン。
鎌倉駅から歩いても15分ほどの距離です。

経営は西麻布『勝沼亭』シェフの娘さんご夫婦。
西麻布で提供していたクラシックなホテルスタイルのカレーを提供しています。
★鎌倉ビール ¥850郷にいれば郷のビール。
こちらはオトナな苦みが特徴のダークビール「鎌倉ビール 花」。
カレーはビーフ、チキン、ポーク、ラタトゥイユというラインナップ。
いずれも仕立てが異なるようです。
★スパイシーポークカレー ¥1400
◎深煎りくるみトッピング +¥150一日限定30食、一番人気というスパイシーポーク。
くるみトッピングしたら「まじですか?」という量のくるみが入っていて幸せの極みです。

そしてポークが贅沢すぎる!
スプーンでホロっと崩せる柔らかさ。
カレーにはフレンチの伝統が生きています。
最高級羅臼昆布でとったブイヨン、化学調味料不使用で、スパイスと果物で作られる伝統の欧風ホテルカレーとのこと。
「ボンディ系」欧風カレーとは対極的にサラサラで、最初優しいタッチなのですが、後追いでじんわりと辛さがやってきます。
例えるなら高輪『サンライン』のカレーに贅沢な肉とたっぷりのくるみが入っていて、お酒と一緒にいただける、と言えば伝わるでしょうか。
とにかく素敵です。
そしてさらにビックリしたのがこちら。
★ホットコーヒー ¥300
★クラシックベークドチーズケーキ ¥700西麻布『勝沼亭』のレシピをそのまま受け継いだホームメイドのチーズケーキ。その迫力あるテクスチャーが凄い。そして濃厚な味わいが素晴らしすぎます。チーズケーキ好きのためのチーズケーキ。
これはちょっと外せない銘品ですよ。
オーダーを受けドリップしてくれるコーヒーも完璧。
ケーキ狙いのカフェ使いも良さそうですね。
壁には1974年4月10日のJAPAN TIMES。

西麻布にオープンした『勝沼亭』が最初に掲載された記事だそうです。当時は大使館の客が多かったそう。
この記事、よく見れば『ナイルレストラン』『インドネシアラヤ』『松本楼』も載っていますね。
なかなか貴重!

積み重なる時間を大切にしつつ、さらなる洗練を目指す鎌倉という町にぴったりのお店でした。
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関連ランキング:カレー | 由比ケ浜駅、和田塚駅、長谷駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
名古屋名物、いわゆる「名古屋メシ」の中でも、ひつまぶし、小倉トーストと並び個性を放つ「あんかけスパゲッティ」。
その元祖は一般的には1959年創業の『ヨコイ』とされています。
また、その創業者の横井さんが以前働いていた『そ~れ』は発祥とも。
ですがもうひとつ、「あんかけスパ発祥の店」を名乗るお店があるのをご存じでしょうか。
場所は名古屋栄の商業ビルのひとつ「SKYLE」の9階。
『スパゲティ コモ』創業1962年の老舗スパゲッティ屋さん。

パーマヘアのおかみさんのマークが印象的ですね。

ショーケースにずらり並ぶサンプルが壮観です。
メチャクチャバリエーション多いですね。

店内は広々、S字カウンターのサイズもデカデカ。
道路の広さがお国自慢の名古屋らしいサイズ感です。

さて、ここが「あんかけスパ」の元祖を名乗る理由。
『スパゲティコモ』の店舗自体は1962年創業ですが、その5年前の1957年にあんかけソースを考案していたとのこと。
お店で提供をはじめたのは『ヨコイ』が先だけども、作ったのはうちが先、ということのようですね。
その頃、イタリアン系シェフの交流もあったようですから、いろんなアイデアも交換されていたのでしょう。
今となっては、その実情はわかりません。
・・・とまあ、そんな元祖論争は抜きにしても、ここは面白い。
ずらり並ぶメニューに60年代の洋食スパゲティ事情が見事に保存されているのですから。

創業以来、味を変えずに来ているそうですが、『ナポリタン』は「ソースとキスの黄金焼きスパ」、『バジリコ』は「しそとチーズ」、『インディアン』は「ドライカレー」なんですよね。
この店独自の呼び名なのか、その時代の理由があるのか、興味は尽きません。
私の目当てはもちろん「インディアン」。けれどもここはあんかけスパの元祖。
そちらを食べないわけにもいきません。
私「インディアンのあんかけでお願いします」
おばちゃん「あ、ソースかけますか?その方が美味しいですよ」
常連さんはインディアンのあんかけ」ではなく「インディアンのソース」と頼むらしい。
ソースと言わなければドライタイプ、ソースと言えばあんかけタイプで出てくるんです。
ちなみに受け答えしてくれたおばちゃんがお店のマークの名物女将かな?
となんとなく思っていたら、奥からさらにご高齢のおかみさんがゆっくりと出ていらっしゃいました。
そうですよね、昭和37年創業ですもんね。
★『インディアンのソース』ということで登場、カレーあんかけスパ。
麺自体カレー粉で炒められており、そこに「あんかけ」のソースがかかっています。

それにしても盛りが良い。
ワンコインちょいのお値段とは思えませぬ。
トップに乗っかったギョソにも昭和感が溢れます。

麺は鉄板で炒めたてのアッツアツ、カレーが仄かに香ります。
いわば、喫茶店のドライカレーの米を麺に置き換えた感じ。
そしてあんかけソースは仄かにピリリとしつつもサラッとした食べ心地。
『ヨコイ』や『パスタデココ』などと比べるとトマトソース感はかなり抑え目で、このほうがカレーっぽいかも。
物凄いと思われたボリュームも気が付けば完食。
皿に残ったソースをスプーンですくいフィニッシュ。
味が濃すぎない、言い方を変えれば「美味しすぎない」からこそ飽きずにいただけちゃう。
これって、長く続くお店に共通のポイントのように思えます。
昭和の空気に包まれ、昭和の良き洋食をいただいた思い。
なのですが、お店の一角には名古屋ロックバンド「lynch.」のポスターやサイン、グッズがたくさん。

「ライブのあとに来てくれるんですよ。ステージでもコモのこと話してくれるから、ファンもいらっしゃるのでね。」
あんかけスパの大老舗、令和の新しいファンもついてきているようです。
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関連ランキング:パスタ | 栄駅(名古屋)、栄町駅、矢場町駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
2022年6月、元住吉に誕生した南インド料理店。
『マリニ 南インド&フュージョン』特徴的なカタチの建物ですね。

実はこちらのシェフは名店『ヴェヌス』のヴェヌゴパールシェフの弟の息子、つまり甥。
威勢が良く日本語ペラペラのホールの女性はその妹、つまりヴェヌゴパールさんの姪にあたります。
兄妹はヴェヌゴパール夫妻と一緒に住んでいるファミリーで、普段からお父さんお母さんと呼んでいるみたい。

開店にあたり『ヴェヌス』を名乗っていいか確認したら「ソレハNO」と言われたのでヴェヌゴパールさんの奥さん、つまり彼らの叔母さんの名を店名に。
けれど実はメニューもレシピも『ヴェヌス』のものを持ってきているんですよ。
★キングフィッシャー ¥600インドのビールやワインも揃っています。
この日は単独訪問。ビリヤニも気になりましたが、やはり色々楽しめるミールスにしちゃいましょう。
★MARINI MEALS ¥2100
・3 NON VEG CURRY(マトン/チキン/フィッシュ)
・2 VEG CURRY(2種の日替わりカレー)
・RASAM(ラッサム)
・SALAD(サラダ)
・SWEETS(スイーツ)
・SNACKS(スナック)
・CHICKEN TIKKA(チキンティッカ)
・BASMATI RICE(バスマティライス)
・POORI or CHAPPATHI(プーリ又はチャパティ)
・DRINK(チャイ)いろいろ楽しめる、なんてレベルじゃない。
カレーだけで5種類あるんですから。
この日2種のベジカレーはサンバルと里芋マサラ。
フィッシュは煮干しカレーでした。

で、この煮干しカレーが滅法美味い。
美味いというよりも、旨い。
華やかなミールスの中で実にホッとする、だけどどの要素とも喧嘩せず調和する。
それでいて、いい味出してて記憶に残る。
役者で例えれば『コンフィデンスマンJP』に出てる小日向文世さんみたい。

プーリは非常に軽やかな仕上がり。
これだけ品数が多ければ必然、手食で混ぜ混ぜ食べ進むにつれライスが減っていくのですが、ここで南インド料理店あるある。
ライスが減ると追加で持ってきてくれたりします(笑)
まぁ、間違いなく腹パンになっちゃいますよ。
★ゴッドファーザー ¥600タージマハルが品切れだった代わりにインドのストロングビールがありました。
食後はセットのチャイを。

華麗なるエアブレンドのパフォーマンスです。一滴もこぼさないの凄い。

ほんとギリ、すんごいドラマチックな泡立ち。
ジブリアニメに出てきそうなビジュアル!
オープンして半年、この場所でお客さんが来るか初めは心配だったようですが、いまは安心。
いい感じで地元のお客さんがついてくれたようですよ。
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関連ランキング:インド料理 | 元住吉駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
ラーメン激戦区であるとともに、バングラデシュ人が多く住む町でもある東十条。
それを象徴するようなお店がこちら。
『アジアンコンフォート東京』そこそこ高級なホテルみたいな名前ですがこちら、バングラ・インドカレーをつけ麺スタイルで提供するお店なんです。
西ヶ原の『タンドリー BBQ』と同系列店のようですね。


麺は浅草開化楼のものを使用。抜かりはありません。

店内はとにかく張り紙の数が凄い。

情報量が多い。多すぎる。

カレーやビリヤニもあれば唐揚げやニラ玉なんかもある。居酒屋使いも良い感じです。
★樽ハイ ¥380お酒はみな東十条価格でありがたや。
★ウルトラバターチキンつけ麺 ¥1300お店の看板メニュー「バターチキンつけ麺」 にタンドリーチキン、アチャール、味玉、唐揚げ、チューリップがついた豪華版です。

開花楼の縮れ太麺にバターチキン。
辛さはどんな感じかな、と思ったら、意外なほど甘い。たぶん今まで食べたつけ麺の中で一番甘いんじゃないかしら。
辛さはオーダー時に調整できるようです。
タンドリーチキンも基本的には味付けは同じ。
唐揚げとチューリップはちょっとケンタッキーのジェネリックな感もあって面白いですね。
味玉は黄身が半熟なので思い切って崩しちゃって、黄身を麺に絡ませるのが案外良かったですよ。
ちなみにこの日は寒い夜。
店内もガッツリ冷え込んでいて、ダウンジャケット着たままでも空寒い空気。たぶんガラス部分が広いからでしょう。
風邪をひかないように頑張ってくださいね。
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関連ランキング:つけ麺 | 東十条駅、王子神谷駅、十条駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
バングラデシュ人が集うリトルダッカこと東十条の街。
商店街にあるステーキ&ハンバーガーのお店へと訪問してみました。
『ラミシャ ステーキ&ハンバーガー』そう、もうお分かりですよね。
実はここ、バングラデシュ人によるハラール対応の肉料理レストランなんです。

イートインは12席。
2階は食材店になっているようです。

日本語メニューにはステーキ、ハンバーグ、ハンバーガーがズラリ。
けれど壁を見れば他にもピザ、焼き鳥、ホットドッグなどがあるだけでなく、ニハリやハリームといったムスリム料理もあるではないですか。
★レモンサワー ¥380めっちゃ濃いです。これは嬉しい!
★BEEF HALEEM WITH NAAN ¥800料理はビーフハリームをオーダー。
ナンがついてきます。
小麦、大麦、レンズ豆、肉とスパイスを長時間煮込み、原型をとどめぬほどドロドロにした料理「ハリーム」。
消化が良く、断食明けにも食される料理なのですが、

こちらのハリームは豆や肉の食感も残っていて、どことなくチリコンカンのような食べ心地です。
あまり他にない感じ。

ナンはおそらく冷凍のパキスタンナンをレンジアップしての提供。こちらは添え物と思ったほうが良さそうですね。
じょいっこさんによると店主は『ファーストキッチンで修業』したそうで、クイック提供スタイルはお手のものといったところでしょうか。
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関連ランキング:ステーキ | 王子神谷駅、東十条駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
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