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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

赤羽名物!焙煎塩そばとグリーンカレーつけそば。「金字塔」(赤羽)

約2年ぶりに赤羽「金字塔」訪問。

「金字塔」

こちら焙煎「塩そば」と「つけそば」が人気のお店なのですが、
単なる麺処ではなく、ダイニングバー使いもできる面白いお店なんです。


世界のビールだって頼めるし、小皿料理もあれこれ。
パラダイス。


★特選熟成塩つけそば ¥1100(税込)

見てくださいこの豪華な内容!
チャーシューやメンマが別皿なだけでなく、スパイシーおこげなんてのも付け合わせ。


麺は浅草開化楼の細麺。
鶏ガラ、もみじ、げんこつを焙煎して作る塩スープはクリーム色でまるで発酵バターのような味わい。
この香ばしさは結構ハマります。


ちなみに麺の器は二段になっており、卵使用麺と不使用麺の違いが楽しめるんですよ。

さて、この店でもう一つ注目したいのがこちら。

★グリーンカレーつけそば ¥980(税込)

バイマックルー(こぶみかんの葉)まで入った本格的なタイのグリーンカレー。
そこに細麺をつけていただくわけですが、実際タイ本国でもグリーンカレーをそうめんで食べたりするので合わないわけがない。
2年ぶりにいただいたのですが、相変わらず旨かったです。


通常時は11時から夜中1時ラストオーダーまでの通し営業と、満足度&使い勝手でパーフェクトの「金字塔」。
実は店舗移転につき2022年1月11日で一旦閉店するそうです。

移転先は未定とのこと。
いまのうちに!


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金字塔



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

新潟の色白お椀型Aカップ。「アナハイマーキッチン」(関屋)

新潟でちょっと変わったカレーと遭遇しました。

「アナハイマーキッチン」

なんでしょう、この日本離れした空気感。

アナハイムといえばディズニーとガンダムが想起されますが、果たして。


いやぁ、店内凄いですね。
もう、ディズニーコカコーラディズニーディズニーコカコーラ。
年代モノの貴重なグッズもたくさん。

そしてさらに凄いのが、ZZ-TOPヒゲのマスターの存在感。
まさにワンダーランド。

カレーだって超個性的です。

★Wカレー(Aカップ)¥600

チキンカレーとビーフカレーのW盛り。
そして両者を仕切るまぁるいライスのW盛り。
カップはA~Cカップまで選べ、ライスのサイズが変わってきます。

あ、特に何かを模したという事ではないそうです。
もし何かに見えたとしたら、それはあなたの心の問題。


白くきれいなお椀型に盛られたライスのてっぺんには紅いクコの実が。
その周辺は白胡麻でブツブツした輪描かれていますが表現されています。

なかなか精緻な再現度ですね。(何の?)


濃い色のビーフカレーは限りなく滑らかでまさに「カレーソース」。
牛肉は具材というよりほぼカレーに溶け込んでいます。
辛さよりも塩味強めなのでライスが進みますね。

黄色っぽいチキンカレーは優しく食べやすい味わい。

それにしてもこれで600円とは、円の相場が日本とは異なるようです。


辛さ追加はレッドペッパーでもミックススパイスでもなく、酢漬けのハラペーニョ。
流石はアナハイムです。


Wカレーの他にも気になる(というか突っ込みたくなる)メニューがあれこれ。


新潟の住宅街に潜む、非日常の世界のお話でした。

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珍!駄菓子ともんじゃ焼とスパイスカレーのお店を発見。「天狗商店」(新潟)

新潟、東万代町の商店街にたなびく幟。

「駄菓子」「スパイスカレー」

実に珍奇なお店があるものです。


「天狗商店」

看板には「駄菓子 もんじゃ焼」とあるのですが、ここにホントにスパイスカレーが???


店内には駄菓子がズラリ。




レトロなアーケードゲーム機や、山積みのボードゲームも。


お店の奥にはお座敷がありもんじゃ焼をいただく事ができます。


カウンターの奥では「つるぎ」や「たて」が売られています。
RPGの中みたいですね。


今回は手前のテーブル席へと座ってみました。


まずやってきたのはサラダ。
食前サラダがどういうものかで結構そのお店のスタンスがわかったりするのですが、
こちらはパパドが乗っていたり、ドレッシングもチャットマサラ仕様だったりで、手をかけているのがわかりますね。

さて、カレーがやってきました。

★あいがけ2種盛り ¥1200(税込)

こちらのレギュラーカレーは「グリーンカレー」「レッドカレー」「イエローカレー」の3種。こう聞くとタイカレーかなと思うのですが、違うんです。

レッド
この日の「レッドカレー」はビーツで赤く染まったチキンカレー。
見た目に反して辛さは控えめでさらりといただけます。

「グリーンカレー」のベースはほうれん草。
コリアンダーシードにマスタードシード、ブラックペッパーといったホールスパイスがザクザク用いられています。

もう一つの「イエローカレー」は豆カレーで、これが一番辛口設定なのだそう。


★クラフトコーラ ¥450(税込)

東京でも静かなブームが来ているクラフトコーラ。
こちらのお店の自家製コーラはスパイスやフルーツを用いており、爽やかスイートな仕上がりです。
カレーの前にも、カレーの後にもぴったりですよ。


私がお店にいる間にもご近所さんと思われるおばさんが駄菓子をまとめ買いに来ていたり、
小学生が書いたこのお店の絵があったりと、地域に溶け込んでいるお店である様子。

なんだか、あったかいですね。


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JAPANESE CURRY AWARDS2021ノミネート店発表!

さてJapanese Curry Awardsの季節がやって来ました。
(例年よりちょっと遅い)
JCAロゴ2021

今年も各選考委員が提出したノミネート店を発表、本審査を経て受賞店を決定するという流れ。
(発表は年明け予定)
各審査員より挙がってきた今年のノミネート店はこちら。

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▼メインアワードノミネート
インデアンカレー(大阪、兵庫、東京)
火星カレー(東京・池袋)
泰明庵(東京・銀座)
ボルツ(東京・竹橋)
よもだそば(東京、名古屋)
ケバブ・ビリヤニグループ(サルマ、カーン、ハリマほか東京・千葉)
トプカ(東京・神田、池袋)
メーヤウ信濃町(東京・信濃町)
マレーチャン(東京・池袋)
シディーク(東京、千葉)
Spice Drunkerやぶや(横浜・関内)
Japanese Spice Curry WACCA(東京・八丁堀)
サリサリカリー(横浜・白楽)
柏ボンベイ(千葉・柏 他)
笑夢(福島・福島 他)
タリカロ(東京・西荻窪)
スパイスカレー43(大阪・阿波座)
青い鳥∞黄い蜂(大分・別府)
INDIA GATE(京都・烏丸)
はぐ寧(大阪・天神橋)
Cini Curry(神戸・みなと元町)
メディスンマン(北海道・札幌)
コフタ(沖縄・読谷村)
みち草バザール(北海道・札幌)
サンラサー(東京・東新宿)
マルハバハラールフード(福岡・箱崎)
ダルマサーガラ(福岡)
フレックス バーアンドグリル(沖縄)
わさんたらんか(熊本)
カーネル食堂(福岡)
レディ アン 博多竹下本店(福岡)
メーヤウ(長野)
砂の岬(東京・桜新町)
LION SHARE(東京・代々木)
ガネー舎(東京・新橋)
CURRY-YA! CONG(札幌)
Quiet Village Curry Shop(岡山・岡山市)
スリマンガラム(東京・経堂)
TAPiR(東京・神楽坂)
256nicom(千葉・下総中山)
カレーの店ガンジー(東京・新宿三丁目)
ヴィラ・アフガン(山梨・甲斐大泉)
プルジャダイニング(東京・巣鴨)
ヨゴロウ(東京・国立競技場)
ザ・カリ(東京・御成門)
ダバインディア(東京・京橋)
Rojiura Curry SAMURAI.(札幌 他)
カレーハウス チリチリ(埼玉・戸田公園)
カーマ(東京・神保町)
piwang(東京・吉祥寺)
ソルティーモード(東京・恵比寿)
美味これくしょん神田倶楽部(東京・竹橋)
レカマヤジフ(東京・祐天寺)
アトリエ・ド・フロマージュ(長野県東御市・滋野ほか)
ahill(東京・西麻布/銀座)
ポールスター(東京・丸の内)
Japanese Restaurant 三州家(本所吾妻橋)
グルガオン(東京・銀座一丁目)
ジャポネ(東京・銀座)
プティフ・ア・ラ・カンパーニュ(東京・半蔵門)
日光金谷ホテル クラフトグリル(東京・新宿)
スパイスカリー バビルの塔(大阪・谷町六丁目)
Asian kitchen cafe 百福(大阪・九条)
Zipangu Curry Café 和風カレーHiGEBozZ(大阪・中崎町)
食堂 虹の仏(大阪・四天王寺)
だしとおばんざいと和カレー はぐ寧(大阪・天神橋筋六丁目)
谷口カレー(大阪・北浜)
サケトメシ(大阪・九条)
Cafe&Curry Buttah(大阪・心斎橋)
Camel curry(東京・世田谷上町)
東京コロンボ(東京・恵比寿)
三丁目のカレー屋さん(東京・京橋)
バンダラランカ(東京・信濃町)
天重(東京・麹町)
銀座にし邑(東京・銀座)
ヴェジハーブサーガ(東京・御徒町)
Like(東京・白金)
マドラスミールス(川崎・新丸子)
ベイリーフ(東京・赤坂見附)
ポンディバワン(東京・武蔵新田)
INDU(神奈川・元町中華街)
WODKA TONIC (東京・西麻布)
Ghar(大阪・肥後橋)
バビルの塔(大阪・谷町四丁目)
BAGAWAAN CURRY(大阪・心斎橋)
ガネーシュN(大阪・大阪天満宮)
マガリーダッタ(大阪・西田辺)
セイロンカリー(大阪・長堀橋)

▼新人賞ノミネート
ビリヤニ大澤(東京・小川町)
エムカッセ(大阪・住吉)
currytoiro(福岡)
レカマヤジフ(東京・祐天寺)
toi印食店(奈良)
欧風カレーイナバ(東京・三鷹)
BRICK(東京・恵比寿)

▼名誉賞ノミネート
スマトラカレー共栄堂(東京・神保町)
朝松庵(東京・中目黒)
仙臺(東京・神保町)
松屋
カシミール(大阪・北浜)
ボルツ(東京・竹橋)
白山文雅(佐賀)
日比谷松本楼(東京・日比谷)

サイトはこちら
https://japanesecurry.net/2021/12/27/2021nominees/?fbclid=IwAR1wmBffXnrTel_8lUYmOt6p1yx1s7dsLwvSfUWKzG4r-dRGrem2dWYGbh8
*******************************************************

この中から選考会を経て受賞店を決定。
発表は年明け早々になりそうです。


そして、以下がワタシからのノミネート分。
選に寄せたコメントとともにご確認くださいませ。

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●JAPANESE CURRY AWARDS2021 カレー細胞ノミネート
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2021年の日本は、「コロナ」と「オリンピック」という2つのキーワードに色々な意味で振り回された一年でした。
グローバルマーケットに向けて何年もかけ準備されてきた再開発計画、新たなニーズを見越した事業展開、それら全てが予測不能のカオスに巻き込まれた一年。2020年から始まったコロナが終わらないどころか、人と人との関係性を持続的に変えてしまうものだと気付かされた一年。今までの常識が常識でなくなった一年。
そんな中でも私は思いました。

「カレーはコロナに強い。」

スパイスの効能でウンタラカンタラ・・・という怪しい話ではありません。
カレーがテイクアウトにも通販にもレトルト にも適応でき、どんな食材も材料として生かせる可塑性のある料理であるからです。
夜の飲み需要が消滅した飲食店が、その食材を用いたランチカレーをはじめたり、フードロスの危機に頻した素晴らしい食材がカレーとして再利用されたり、観光需要が減少した地方がご当地の名物をレトルト として流通させ、PRの目玉にしたり。
有事の際、カレーが活躍できるフィールドがたくさんあることに気付かされた一年でもありました。

また、オリンピックイヤーとして食に関わるトピックとしては「ハラール」ということがあります。縮小する国内経済を国際対応し、未来への突破口を開く糸口となるはずだったのが、オリンピック。
その目論見の多くは肩透かしに終わったとはいえ、いや肩透かしに終わったからこそ、飲食も海外市場をリアルな視野に入れなければいけないと思います。そんな中、全世界で圧倒的な人口(それと富)を占めるムスリム社会への対応について、日本はもうこれ以上遅れるわけにはいかないでしょう。実際、海外からみた日本カレーのコンテンツ価値は、ラーメンを凌ぐ可能性があるもの。今こそ日本のカレー文化を、海外から見えるカタチにすべき時だと、私は思います。
今年秋に渋谷でJAPANESE CURRY FESTIVALを開催したのも、それが理由です。

今年のAWARDノミネートに関しては、
カレーというジャンルを超え日本の飲食に新しい可能性をもたらしてくれるお店、
日本のカレーが海外市場で戦えるきっかけを与えてくれるお店を意識して選んでみました。


★メインアワード カレー細胞ノミネート(10店)

マレーチャン(池袋)
1994年にオープンした日本マレーシア料理店一番の老舗。インド系、華僑系、ジャワ系、その他ローカル系など多彩なマレーシア料理を網羅し、その料理レパートリーは100以上!
日本に住むムスリムのマレーシア人学生たちが、日本で食べられるものが少ないことに気づき、いち早くハラール認定を取得したお店であり、実は東京オリンピックでムスリム系の選手への大量ケータリングを請け負うなど、日本社会の多様性を食でしっかりと支えている存在でもあります。


シディークパレス/シディーク(東京タワー)
ずいぶん前から都内あちこちにあったシディーク。
振り返ればまずそれが凄い。ハラール対応のお店があちこちにあるわけですから、その存在がどれだけ在日ムスリムの助けになったことか。
そして本気のパキスタン料理の凄みを見せてくれた「シディークパレス麻布十番店」
その後麻布十番店はクローズし、シェフの人手不足からお店によって味のバラつきが出たこともありました。
けれどもここから「シディーク」の逆襲がはじまる。ハラール対応の冷凍食品シリーズを自社開発しヒットさせ新大久保にオープンしたナショナルマーケットで販売。パキスタン以外の国の商品も委託販売というカタチで棚貸し。お店の奥ではホームスタイルのワンプレートパキスタン料理がいただける。そしてなんと東京タワー内に「シディークパレス」オープン。
まさに東京ムスリム社会の旗手にふさわしい活躍ぶりの2021年でした。


Spice Drunkerやぶや
日本のカレーが「たかがカレーライス」を超え、美食として認識されるための再構築。予約限定の日本酒とのペアリングコースへとお店のあり方を振り切ったこのお店は、その顕著なモデルケースとなるのではないでしょうか。
日本酒好きな海外からの大切なお客様を自信を持ってお連れすることができる、稀有なスパイス料理店だと思うのですが、これが「稀有」じゃなくなったときに、「やぶや」の存在意義が再発見されるのでしょう。


Japanese Spice Curry WACCA
大阪のスパイスカレー界でも、その創作性の高さが注目されていた「WACCA」。東京・八丁堀に移転した今年、店名に「Japanese Spice Curry」とつけた意図は明確。インド周辺国のスパイスと出汁を組み合わせたりといった、これまでの注目要素は単なるパーツに過ぎません。刺身を見事なスパイス料理へと変貌させた「海鮮カレー」のように、海外で戦える「スパイス和食」としてのカレーを強く印象づけ、これからも多くのカレー店や他ジャンルの飲食店たちへ刺激を与えていくことでしょう。


サリサリカリー
「WACCA」をはじめ多くのカレー店で採用され看板メニューとなっている「無水チキンカレー」。そのインスパイア元となった移植のレジェンド。ムスリム国パキスタンの家庭料理が、日本のカレーライス文化に非常にマッチすることを証明したお店でもあります。つまりここのカレーを軸にすれば西にも東にも行ける予感がする。マスターが亡くなられた今でも、そのチルドレンというべきお店たちは国内外を舞台に活躍することでしょう。


柏ボンベイ
「デリー系」と言われることが多いお店ですが創業1968年。すでに半世紀を超える歴史をもつ老舗名店です。おなじ名物「カシミールカレー」を擁していながらも、「デリー」がインド・パキスタンをルーツに据えた料理展開をするのに対し、「ボンベイ」は洋食発想の着地。和・印・欧をクロスオーバーさせた独自の世界観は再評価されるべきと思います。特に2021年は下北沢に「SANZOU」、神田に「ボンベイ神田店」と、カレーカルチャーの2大中心地へと進出。柏のご当地カレーを超えて本気を出してきました。


笑夢
本当は日本の食文化を語る時、米や豊かな食材の産地である東北地方を外すことはできないでしょう。なにせ、本州の面積の1/3は東北なのですから。けれども超老舗のお店を除き、東北で注目の飲食店と言ってそうそう数が挙げられないのは何故でしょう?
実際には東北には多くの魅力的なカレー店があり、特に仙台では間借りからスタートする若い世代のカレー店が続々登場したりもしているのですが。こちら「笑夢」は東北では例外的に、精力的な展開を行うカレー店。ラーメン以外の専門店はやっていけなしとさえ言われる福島の地で、カレーといえば「笑夢」を浸透させ、大阪スパイスカレーシーンで広まる前からあいがけワンプレートスタイルの提供を続けているのです。
しかも2021年にはなんと、大阪へと進出!これをきっかけにカレーファンたちが東北に目を向けてくれれば、日本のカレーはもっともっと面白くなると思うのです。


タリカロ
南インド、アーンドラプラデーシュ州の料理を下敷きにしているとはいいつつ、「インド料理」を名乗らないのが「タリカロ」。曰く「對馬流インド系辛口料理」つまり、インドで食べられるインド料理ではなく、インド人も荻窪に来なければいただけない料理ということなのです。世界から注目される日本のカレーを、日本人自身が海外に発信してこなかった根源は、日本人が「カレーの本場はインド」と余計な謙遜をしているからだと、私は考えています。もちろんルーツとなる国の食文化へのリスペクトは必要ですが、日本のカレーはほかのどこにもない日本のもの。そう考えた方がみんな幸せになれるんじゃないでしょうか。この「タリカロ」のように、めちゃくちゃ辛いJAPANSE FOODがあるって、海外で知られたら日本のカレーは勝ちです。


スパイスカレー43
品数が多く賑やかな盛り付けを競う感がある大阪カレーシーンの中で、「あまのじゃく」的にシンプルなライス&カレーで勝負。シンプルな中で斬新な発想やアイコニックなビジュアルを作り出す手腕は他にないもの。大阪のスパイスカレーと聞いてイメージするものとは随分異なるカレーを提供しつつ、店名で「スパイスカレー」を名乗っていることが重要なのです。つまり、カウンターカルチャーへのカウンター。みんなが同じ方向へいっちゃダメ。みんな違うからこそ日本のカレーカルチャーは世界一楽しいのです。きっと。

青い鳥∞黄い蜂
温泉の街として知られる別府のもう一つの顔、それは日本のダイバーシティーのモデル都市。人口に対する留学生率が日本一であり(車椅子人口率も日本一)、異なるルーツ、異なる文化、異なる宗教の人々が一緒に学び、一緒にお祭りをし、一緒に湯に浸かる。
日本が真の国際化を目指す上でたいせつな、人と人との関わり方の指針が、ここ別府では見つかります。
そして、多様性の街には多様性の産物としてのカレーがたくさん。福岡に続き熱い注目をあつめる別府カレーシーンの中心といえば、やはりこのお店です。

(次点)インディアゲート
昨年の新人賞ということで選から外しましたが、インドと日本の融合のみならず、米食文化を見直すきっかけを与えてくれる野心的bな試みを次々繰り出すこのお店、もはや新人ではなく完全に台風の目といって良いでしょう。その動向に最注目のお店です。


新人賞
ビリヤニ大澤
いま、日本で一番注目されているスパイス料理といえばビリヤニでしょう。雑誌やTVで多く取り上げられるだけでなく、
カレーイベントではビリヤニに長蛇の列ができるほど、リアルなムーブメントとして客を動かしています。
けれどもそれは決して、ポッと出のブームではありません。
なかなか説明が難しいビリヤニの魅力を日本に広めようとひたすら啓蒙を続けた人たちの功績であることは間違いありません。
そして、そんなビリヤニ啓蒙活動の中心人物だった大澤氏が、ついに店を出しました。
ただひたすら、ビリヤニに特化し、ビリヤニの美味さを追求する。それだけのお店。
「ビリヤニはカレーじゃない。」大澤氏はそういうかもしれません。
けれど2021年のカレーシーンは、ビリヤニの存在感を抜きには語れないのです。

名誉賞

朝松庵(東京・中目黒)
「カレー×出汁」「カレー×和食」という試みが広がりつつある今日。けれど振り返ってみれば100年前にそれを成し遂げたお店があったのです。「カレー南蛮の発明」はまさに、「カレー×和食」の最初の成功例。このタイミングで改めて光を当ててみました。



テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

新潟庶民のソウルフード”イタリアン”のカレーバージョン。イタリア要素はどこへ?「みかづき万代店」(新潟)

「バスセンターのカレー」で有名な「万代そば」があるバスセンターの2階は「万代シテイ」という商業施設(シティじゃなくシテイなのがミソ)。
ここにもう一つ、新潟のソウルフードと言われる店が入っているんです。


「みかづき万代店」

新潟名物「イタリアン」のお店です。
「イタリアン」とはつまり、パスタではなく焼きそばにミートソースをかけたB級グルメ。
新潟出身の人に「イタリアン」の話をすると皆アツくなる、まさにソウルフード。


バリエーションにはホワイトイタリアン、チキントマトイタリアン、越後みそイタリアン、そしてカレーイタリアンというものまであるんですよね。
カレーイタリアン・・・カレーイタリアン・・・


店内は完全にファストフード店です。
マクドナルドとか、ウェンディーズよりむしろドムドムバーガー的な。

さて、前払いオーダーを済ませた後、厨房からジュージュージュージュー行っていた品が登場です。


★カレーイタリアン ¥450

思った以上にたっぷりとかかったカレー。
ちなみに器もフォークもプラ仕様です。


麺リフトして初めてわかる、「これはパスタじゃなくて焼きそばなのだ」。
けれどイタリア要素は何処へ????

でろっとかかったカレーは辛さ控えめ・・・というよりもなんと、甘いです。
ひき肉が入っていてイタリアンのミートソースとの共通点があるあたり、なるほどなるほど!と思ってしまいます。

やきそばとのマッチングはといえば・・・・まぁそういうことじゃないんでしょう多分。

実は新潟には日本最古のイタリア料理店「イタリア軒」があったり、そこの名物がカレーだったりするので、
イタリアンという言葉とカレーという言葉の近さみたいなものをみな自然に持っているのかもしれませんね。

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新潟駅前で気軽にスパイス・オン!「SPICE ON」(新潟)

新潟駅前にカジュアルなスパイスカレー&カフェ。

「SPICE ON」(スパイスオン)

オープンは2021年4月20日。
「新潟をカレー県に!」をスローガンに活躍する新潟出身のカレー研究家一条もんこさんが監修、三幸製菓がプロデュースしているんです。


カジュアルで広々とした店内でスパイスカレーと、ポテトやフレンチトーストといったカフェメニューがいただけます。


★あいがけカレー2種 ¥1200(税込)

スパイシーキーマカレーと濃厚バターチキンカレーのの2種類を一緒に楽しめる一皿。

バターチキンカレーは甘さ押しで、カルダモンがふわっと香ります。
スパイシーキーマはトマトの酸味の中にクローブの存在感が。
いずれも辛さは控えめで、誰でも美味しくいただけるでしょう。

ランチについてくるコーヒーは「新潟古町芸妓コーヒー」 。
ジャスミンのような華やかな香りとピーチのような甘味のある上品な酸味、そして後味はハチミツのような甘い余韻がある最高級品種「ゲイシャ」の豆を使用し、新潟古町芸妓の皆様が実際にブレンドしたものだそうです。
ほぇぇ、ありがたや・・・・

駅前で気軽にスパイス・オン!
カレー県新潟の新しいライフスタイルです。

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新潟の絶対的名物"バスセンターのカレー"を実食。「万代そば」(新潟)

新潟名物「バスセンターのカレー」を知っていますか?

新潟民が口々に「癖になる」「絶対食べるべき」と猛烈プッシュするこのカレー、最近はレトルトにもなり品薄状態が続くまでの人気。

いったい「バスセンターのカレー」とは何物なんでしょう?

新宿から夜行バスで新潟へ着いたのは朝6時。
「バスセンターのカレー」がある万代(ばんだい)バスセンターはJR新潟駅から徒歩5分くらいの中心街にありました。

バスセンターというコトバからは鄙びた建物をイメージするかも知れませんが、現在はかなり綺麗になっており、エスカレーターで2階に上がるとお洒落な商業施設もあるんです。


名物カレーがいただけるのは、そんな万代バスセンターのビル内ロータリーの一角。
そう、実はこの立ち食いそばコーナーのカレーこそが新潟民を熱狂させる「バスセンターのカレー」なのです。


「万代そば」

2018年にとあるTV番組でカレーが紹介されてから知名度が全国区となり、1日800食を売り上げるほどの人気メニューに。

2020年のバスセンター耐震工事に伴い、お店は一部リニューアルし綺麗になりました。


券売機のボタンにはテイクアウトカレー、レトルトカレーからTシャツ、カレースプーンまで。
あくまでもここ、立ち食い蕎麦屋さんなんですけどね。

食券を渡すと待つことなくカレーの登場です。

★普通カレーライス ¥480

ご飯の上にぶっかけられたカレーは見事に黄色くドロドロ。
このビジュアルこそが「バスセンターカレー」。
「大盛」「普通」「ミニ」と選べるのですが、普通でもなかなか迫力のボリュームです。


食べると意外なほどスパイシーで、肉や野菜の旨みがギッシリ。
不思議とクセになる味わいは豚骨スープとラードに昔ながらのカレー粉使いによるもの。
後半はソースをかけていただくのが通の食べ方なんです。

そして翌朝、再び訪問。
「万代そば」なのに蕎麦食べてないなと思って。

オーダーしたのはこちら。

★カレーそば ¥440

だってまたカレー食べたかったんだもん。



一度食べると翌日もまた食べたくなる、まさに禁断の味。
新潟訪問の際はやはり絶対的に欠かせない場所なのでした。


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名物 万代そば



関連ランキング:カレーライス | 新潟駅


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大注目!川越に週末のみの酒&カレー処が誕生。「タベカレー」(川越)

毎週金・土・日のみ、川越の小さなイタリア料理店「デイリースタンドコポリ」を間借りし、
旬の食材と地産の野菜を使ったインド料理的カレーを提供する注目の間借りカレー店。


「タベカレー」



また、(ランチ営業にもかかわらず)お酒とのペアリングにも力を入れており、川越の地ビール「COEDOビール」が生でいただけたり、店主の出身地会津の貴重な日本酒が入荷したりと、スパイス呑み勢にもありがたいお店となっています。


それでは行ってみましょう。


★2種盛 (こがしキーマ+牡蠣カレー) ¥1600(税込)

その日のカレー2種に副菜がついたセットターリー。
この日のカレーは「こがしキーマ+牡蠣カレー」、副菜は「じゃがいもとさつまいものサンバル」「大根のラッサム」。

この店の定番にあたる「こがしキーマ」はパラっとしたスーパードライな食感と、モフッと濃厚な旨味が魅力的な一品。

その風合いといい、トッピングのピンクペッパーといい、「negombo33」の傑作ラムキーマに似ているなと思ったら案の定、「negombo33」の山田さんに乞うたところ、「雑誌でレシピ公開しているからどうぞ」と言われ、それを基にアレンジしているのだそう。
ただしラム肉をまんま用いるのは禁じ手として、こちらのキーマには合い挽き肉を使用しています。


その他、素材の旨さが存分に生かされた牡蠣カレー。

オプションがなかなか面白くて、この日は「酒アテ!シュッキボルタ(¥200)」と「黄金トウガラシアチャール(¥100)」を追加。

酒に合うシュッキボルタ(ベンガルで食される干し魚の佃煮みたいなもの)、めちゃ辛い黄金トウガラシの旨味をナンプラーで引き出したアチャール。

驚くことには、じゃがいもも、さつまいもも、大根も、黄金トウガラシまで地元産とのこと。

しかもラッサムの隠し味にも川越産ハバネロを使用とのこと。
川越ってそんなにいろいろ採れるのね。
地産地消の取り組みが素晴らしいです。

ランチ営業なのにスパイスとお酒のペアリングが楽しめるのもこのお店の愉しいところ。
特に店主の故郷会津から取り寄せたお酒は貴重なものが揃います。

この日いただけたのは「純米新酒 央」
会津坂下産の「瑞穂黄金(みずほこがね)」というお米で造られた貴重なお酒で、会津でも限られたお店にしか卸されていないそう。

提供されるグラスは2つ。
クリアでフルーティーな「上ずみ」部分と、甘苦さとまろみが奥深い「おり」の飲み比べです。

カレーと同じくらい店主のこだわりを感じますね。


★COEDOフレッシュホップ ゴールデンエール ¥780

こちらは川越が誇るクラフトビールCOEDOの貴重な季節限定品。
フレッシュホップが爽やかで、柑橘のピールのようなほろ苦さが魅力です。
提供できる酒は時々で変わるので、聞いてみてくださいね。

川越の街に、こだわりが詰まったカレー店が登場したという印象。

店主自身カレーを結構食べ歩かれており、カレーファンのツボの押さえ方は抜群です。

知名度はまだまだこれから。今のうちにチェックしておくべし!


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タベカレー



関連ランキング:カレー(その他) | 川越


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日本西洋料理のパイオニア、東京駅エキナカに登場。「東洋軒 東京ステーション」(東京)

創業1889年(明治22年)。
日本西洋料理のパイオニア「東洋軒」。
現在は三重に本拠を構える大御所が、東京駅改札内に出店。


「東洋軒 東京ステーション」

2020年8月オープン。

レトロモダンな雰囲気が素敵です。

店内にはかつてのメニュー表が。

ステーキやコロッケ(コロッケー)、カレーライスのほか「さしみ」も扱っていたんですね。
「カレーライス 参拾円」と読みかけて「カレーライス 三拾餞」だったことに気づいた時、この店の歴史の深さを再認識。


あ、こちらには「東洋軒和食堂車」の文字がありますね。

そう、明治大正の時代には「精養軒」やこの「東洋軒」が食堂車の運営を請け負っていたんですよね。
いままた東京駅改札内に店舗を構えるとは感慨深いものがあります。


今も昔も変わらない「東洋軒」の名物といえばやはりカレー。
例えば今でこそ大衆的なカレーとして親しまれる金沢カレーだって、元を辿れば「東洋軒」にルーツが見つかります。
それほどまでに全国各地の洋食カレーに影響を与えたパイオニアなのです。

そんな「東洋軒」のカレーは今では「ブラックカレー」の名で愛されています。
メニューを見てみましょう。

さすが三重に本拠を置くだけあって松坂牛や伊勢海老など贅を尽くしたラインナップ。
金額は駅ナカ飲食店としては流石に高級路線(そりゃそうなのですが)ではありますが、ハーフサイズでのオーダーが可能な配慮も。
ちなみにカレーをハーフサイズでオーダーするとソースポットではなくカレーライス仕立てのワンプレートでの提供となります。

しかし「東洋軒」の伝統的な世界観を満喫するなら、フルサイズのソースポット提供で行きたいところですね。


★松坂牛ロイヤルブラックカレー ¥3080
・カレーセット +¥880


三重の伊藤牧場松坂牛A5ランクを100%使用した、ブラックカレーの「上」にあたるカレーがこちら。
サラダとコーヒーがついたセットでオーダーしました。


・プチ・コンビネーションサラダ
ポテサラは男爵とインカの目覚めのブレンド、トマトは高知産の糖度が高い品種を使用と野菜ひとつひとつに気持ちが行き届いています。
流石の抜かりなし。


ブラックカレーは銀製四つ足のソースポットでの提供。
これが気分良いんですよね。

チャコールな色合いのブラックカレーは濃厚を超えて濃密、そして滑らかさの極み。
辛さより圧倒的なコク深さが身上で、リッチこの上ない旨さです。

そして、驚くべきは具材としての肉自体の旨さ。

いやいや、そりゃあ高くて良い肉使ってたら旨いの当たり前でしょと思うかも知れません。

けれどいくら良い肉を使っていても煮込む過程で肉の旨みがカレーに溶け出し、具材としては旨みが抜けた肉になっていることが正直多い中、こちらの肉は、カレーの中でも赤身としての肉の旨さをしっかり残しており、アップグレードした価格にしっかり見合う味わいに。
これほんと、あるようでなかなかないレベルです。

カタチを残したまま限りなくトロトロになった玉ねぎにも注目。ソースをここまで真っ黒にするには玉ねぎをかなりの量炒めていると思うのですが、それに加えトロトロ食感まで楽しめるというのは、これまたなかなかない。

付け合わせのピクルスも酸味はかなり控えめで、野菜の味を活かしたもの。
素材に自信があるんですね。

言わずもがな、ご飯の状態も完璧。実に素晴らしい。


程良き頃合いにやってくるセットのコーヒー。
ここも銀の匙なのが嬉しいですね。


駅改札内のレストランでありながら、圧倒的な伝統とその矜恃を寸分の隙なく受け継いでいることに敬服。
(いろんなお客が来る立地ですから、その大変さもひとしおかと)


お土産に「ブラックカレーパン」やブラックカレーのレトルトも販売しているので、東京土産に活用してみては?
(ただしロイヤルブラックカレーはレトルトでも2000円越え!)

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東洋軒 東京ステーション



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

駒込に隠れミャンマー博多とんこつラーメン店が登場!「ペコ」(駒込)

東京に存在するミャンマー料理店の多くは一見ただの居酒屋だったりして、実際普通の居酒屋使いしてるとそこがミャンマー料理店だと最後まで気づかない客もたくさんいる場合があるんです。
そんなお店を私は「隠れミャンマー店」と呼んでいます。
かつては軍事政権の迫害から逃れてきた少数民族の方々が文字通り「隠れ」ていた場合も多かったのですが、今はむしろ日本人には居酒屋として来やすく、ミャンマー人にはミャンマー料理店として寛いでもらえるという、商売上の理由がほとんどでしょう。
よく知られるところでは新宿「桔梗」、池袋「希望の星」、大井町「まるび」など。

そしてこのたび、駒込にちょっと面白い「隠れミャンマー店」が誕生しました。

こちらです。

「ペコ」

2021年10月オープン。
看板には「博多とんこつラーメン」とだけ書かれています。
脇のイラストにあえて日の丸があしらわれているあたりで「ん?ひょっとして?」と思えるアナタは最早一般人とは呼べませんよ。


カジュアルな店内。
ここでカウンター席に座ったら、ここは博多とんこつラーメン店以外の何者でもないと思うかも知れません。

しかしテーブル席に座り壁を見れば、

お、お、お、なミャンマー料理のオンパレード!

そう、実はこちらミャンマー人店主による隠れミャンマー博多とんこつラーメン店なのです。

それでは、博多とんこつラーメン店にてミャンマー飲み、行ってみましょう!


★ヒヨコ豆の豆腐サラダ(トーフトー)¥500

ひよこ豆で作った豆腐のことを「トーフ」と呼ぶミャンマー、揚げ豆腐にあたる「トーフジョー」が人気ですが、ここはあえて和え物で。
スティック状にカットされたひよこ豆トーフ、硬めの食感が酒のつまみにぴったりです。


★生ビール キリン一番搾り ¥500

ビールはばっちり日本のキリン。
ミャンマービールはメニュニーにはありませんでした。

さて、メニュー豊富なこのお店。とにかく種類をいろいろ食べたい。
「ローストポーク」ってのはミャンマーのワカウキンだろうなぁ・・・
お、ミャンマーおでん「ワッタードット」もあるではないか。
しかも両方 900円。ってことは半々ずつ出来たりしないかな????

なんてダメ元で聞いてみたらあっさり「大丈夫ですよ」とのこと。
(もちろん、とりわけやすい料理に限ります)


★ローストポーク(ハーフ)

やっぱりミャンマーのカリカリポーク「ワカウキン」でした。
うんうん、しっかり美味い。
けどひょっとして、これをとんこつラーメンにも入れるのかしら?
なんて気にしてたら「チャーシューは別です」とのこと。
日本式とミャンマー式それぞれ用意してんだ。頑張ってますね。

ソースは2種類、ケチャップマニスみたいなのと、青唐が効いたのと。


★ワッタードット(ハーフ)

通常は串で出てくる「ミャンマーおでん」ワッタードットをありがたいお裾分けサイズで。
ワッターは「豚」ですが、ワッタードットでは耳とか内臓とか、そのあたりをメインで使用。
甘めの味付けのお店が多いのですが「甘くないのもできますよ」とのお言葉に甘え、オトナ味でいただきました。

店内余裕あったからか、柔軟な対応が有り難いですね。

さて、やはりこれも食べとかなきゃ。

★ミャンマーチキンカレー ¥700

ミャンマーでいうところの「チェッターヒン」です。
ミャンマーカレーと訳されることの多い「ヒン」ですが実際にはその定義はめちゃめちゃ広く、汁物ですらない場合もしばしば。
(ざっくり「おかず」くらいのニュアンスだそうです)
こちらのチェッターヒンは汁物である点はカレーっぽいのですが、むしろ油に肉と野菜の旨味がしっかり移って滋味深い肉じゃがといった印象。
いや、間違いなく美味いのですよ。
ライスではなくキャベツが添えられているだけなのも、「これをアテにして呑むといいんだよ」と囁かれているようで心地よいです。

ということで、ここはミャンマー料理を肴にして呑む居酒屋としてなかなか秀逸。
と結論づけたいところなのですが・・・・おっと。

この店でこれ食べとかなきゃ。


★柚子胡椒ラーメン ¥950

はい。ここ、とんこつラーメンもちゃんと美味しいです。
そこらの、夜中までやってるだけが取り柄のお店よりずっとずっと美味しい。
隠れミャンマー店と気づかなくても、満足できるのでは?


高菜ごはんもつけてみました。
この流れでいただくとこれ、ミャンマー料理に思えてくるから不思議なものです。

実は豚骨ラーメン以外に、ミャンマーの麺料理もあれこれ。
そっちも食べたいな。近くにあったら毎日いろいろ楽しめて最高のお店ですよね。

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ペコ



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イトシア地下のベトナム屋台。「バインセオサイゴン有楽町店」(有楽町)

有楽町イトシア地下にあるベトナム料理店。

「バインセオサイゴン」

店名通りバインセオが売りのお店なのですがそれ以外にもベトナム屋台料理がいろいろあるんです。


例えばこちらは現地スタイルの「コンビンザン」。日によって変わるおかずを指差しながらワンプレートに盛り付けてもらうんです。


内装も雰囲気抜群で商業ビルの中とは思えません。


ホールの女性たちはみな綺麗なアオザイスタイル。
見惚れてしまいますね。

まずはこちら。

★ベトナム風モスコミュール ¥555(税抜)

ベトナムウォッカ、つまりネプモイを用いたモスコミュール。
生姜よりもむしろネプモイの香りが強くて完全に独特なカクテルになっています。なかなか気に入りました。


★ガー・チェン・ムォイ・オッ・ラ・チャン ¥891(税抜)

こちらカラッと揚げたレモングラスとコブミカンが乗った鳥唐揚げ。
完全にビールが必要な案件です。


★333ビール ¥655(税抜)

ということでベトナムのラッキーナンバービール、バーバーバーを。スッキリした喉越しとシャープな泡が油ものにベストマッチ。

お次はお待たせカレーメニューです。

★カリ・フォー・トム ¥1100(税抜)

直訳すれば、海老カレーフォー。
メニューにはもう一つ、チキンカレーフォー(カリ・フォー・ガー)もありました。

カリ・フォー・ガーがいわゆるココナッツミルクを用いたチキンカレーなのに対し、こちらカリ・フォー・トムはカレーというよりほぼトムヤムクンなのが興味深いところ。
一般的なタイのトムヤムクンよりは辛さ控えめでココナッツミルク強めではありますが、ベトナム式トムヤムフォーと言っても差し支えないレベルです。

ちなみにタイ語でトムヤムクンの「トム」は「煮る」の意、「クン」が海老なのですが、ベトナム語では「トム」が海老の意。
言葉って面白いですよね。

今回は単独訪問につきバインセオまで頼めませんでしたが、味は間違いなし。ぜひ2人とかで頼んでみてくださいね。

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神楽坂の大衆中華のカレーラーメンはちょっと独特。「上海ピーマン」(神楽坂)

神楽坂。アッパーな雰囲気の飲食店が並ぶこの街で、ホッと心が和むレトロな大衆中華。

「上海ピーマン」


看板は昭和感満載。


穏やかな雰囲気のママさんが接客してくれます。

メニューにはラーメン、餃子、シュウマイ、唐揚げ、麻婆豆腐、エビチリといった大衆中華オールスター。

そんな中に「カレーラーメン」の文字を見つけました。
早速の注文です。


★カレーラーメン ¥650

おお、ありそうでなかなか無いタイプのカレーラーメンですね。
レンゲが間一髪な状態なのはご愛嬌。


片栗粉のトロみと具材のタマネギ、鶏肉。
いわゆる中華式咖哩飯のカレーを緩くした感じのスープ。
アッツアツでなかなか冷めないタイプです。

麺は煮麺の如き細麺。
どこを取ってもラーメン店のカレーラーメンとは全くの別物なのが興味深いですね。

面白いのはこのお店カレーライスがなく、カレーメニューはこのカレーラーメンのみ。
つまりラーメンスープとして作ったカレースープなんですね。

フラッと入ったお店でこういうのに出会うと、ちょっとトクした気分です。


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上海ピーマン



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埼玉No.1カレー名店が川越に進出。「negombo33川越店」(川越)

西所沢に本店を構え、埼玉県を代表するカレー名店として名高い「negombo33」が2020年11月12日川越に登場。

場所は熊野神社前のフードコート。


「negombo33川越店」

フードコートでありながらスタイリッシュな佇まいはさすが。

オーダーは券売機にて。
圧倒的人気を誇る定番「ラムキーマ」「ポークビンダルー」に加え、川越店限定の「南越式さつまいもチキンカレー」も登場。
川越名物といえばサツマイモですからね。


★2種盛り ¥1500
(ラムキーマ+南越式さつまいもチキンカレー)


定番のラムキーマはフレッシュなラム肉の旨味に花山椒&ピンクペッパーの突き抜ける香り。
塩気強めでご飯がどんどん進む、まさに傑作キーマです。


そして新登場の南越式さつまいもチキンカレー。
南ベトナムのココナッツチキンカレー「カリー・ガー」をベースにさつまいもの甘みを加え、マスタードシードやレモングラス、ナンプラー、そしてゆず七味唐辛子を加えた個性派カレーになっています。
3種のカレーの中では一番優しい味わいですね。

そして「negombo33」に欠かせないのは山田珈琲豆焙煎所(本店の隣で営む焙煎所)のコーヒー。

★ホットコーヒー ¥400

デザートにも注目です。

★コルコルラムレーズンアイス ¥400

沖縄南大東島産の無添加・無着色のラム酒「コルコル」を使用した大人のアイスクリーム。
有機カリフォルニアレーズンをたっぷりのコルコルで漬込み、アイス生地にもコルコルを使用しています。
このコルコルというラム酒が良い意味でとてもクセとパンチが強く、他のラムレーズンとはワンステージ上の満足度。
これ、絶対に食べて欲しい!

その他、ワンハンドタイプで散策のお供に最適な「小江戸ぶらりCURRY」も販売。
店舗数が増えても、それぞれの場所に合わせたアレンジが嬉しいですね。

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二子玉川のショッピングセンター内にタイ屋台。「タイ屋台999 二子玉川ライズS.C店」(二子玉川)

新宿から新橋、梅田まであちこちの飲み屋街に展開する「タイ屋台999(カオカオカオ)」。
こちら2019年にオープンした二子玉川の店舗。

「タイ屋台999二子玉川ライズS.C店」

ショッピングセンター内にありながら異彩を放つ屋台感。
上品な二子玉川の街全体でも異彩を放つ現地感です。



メニューのラインナップはほぼ飲み屋仕様。


よく見りゃカエルや虫のメニューもありますよ。


まずはこちら。

★シンハー生ビール ¥690
★お通し ¥330


タイを代表するビール、シンハーがドラフトでいただけるんです。これは貴重。


★グリーンカレー唐揚げ ¥700

鶏皮周りの肉にシャカシャカグリーンカレーシーズニング。
美味いに決まってます。


★チャーンビール ¥690

一杯目がシンハーなら二杯目はこちら。創業はかなり後発ながらシェアを伸ばし今やタイの二大ビールとなりました。
シンハーがしっとり甘き濃さならチャーンはスカッとしたキレ味。交互に飲むと方向性の違いが楽しめますよ。


★トムヤムチャーハン ¥999
屋台らしくパラッとした米の仕上がりが最高。
ちゃんと落としどころをわかっていますね。

周りのお客さんたちが一番頼んでいるのはカオマンガイ。
あとで知ったのですが「999」の諸見シェフ、バンコクで「ピンクのカオマンガイ」と並んで人気の「緑のカオマンガイ」で研修詰んだのだそう。
実は緑のカオマンガイの美人オーナー、知り合いなんですよね。
今度食べるとしよう。

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東京国際大学前に現地式バングラデシュ料理。「アハール」(霞ヶ関)

霞ヶ関、といっても東京ではなく埼玉。

東京国際大学のあるこの駅の南側には、留学生向けのハラール食材店や南アジア系料理店が密集しており、リトル新大久保さながら。



東京国際大学の正門向かい。
ケバブショップ併設のバングラデシュ料理店。

「アハール」

実はここ、東京・新井薬師前で愛された「シックダール」が移転、店名新たに再始動したお店なんです。


入り口ドアには「Sorry WE'RE CLOSED」の文字。
けれどご安心、やってます。

よく見ると「Sorry WE'RE CLOSED ON EVERY TUESDAY」と書いてあるんですよね。
ちょっと紛らわしい。


店内はかなりコンパクトです。
厨房の奥に食材ストック、販売してるのかな?
写真手前に見えるのはケバブルームです。

この日はランチ訪問。
卓上にメニューはなく、店員さんが「今日は○○です。それとケバブ。」と伝えてくれます。


そう、現地式バングラデシュ料理店の多くがそうであるように、こちらも料理は日替わり。
迷うことなくオーダーします。


★日替わりセット(キチュリ) ¥1200

ビリヤニに似ていますがキチュリはレンズ豆と炊いたご飯料理。
インドのほうにはお粥タイプのキチュリもありますが、こちらバングラデシュ式はドライタイプの「ブナキチュリ」になります。
セットドリンクでコーラかホットチャイかが付きますが、これにはコーラでしょう。


用いられている米はバスマティではなくチニグラ米。バングラデシュでよく食される小粒のお米です。
骨ごとカットされたマトンも入っていますね。
骨はカット面が尖っているので注意していただきましょう。


別添えで付いてきたグレービー(具無しカレーですね)をかけて。
添えられた青唐辛子、ミント、レモンで味変も可能です。

味も雰囲気も、日本人に迎合しないバングラデシュとってはどれほど有難いお店か。


お店の2階はムスリムの礼拝室。

川越市からたった一駅でこんな異国があるとは、カレーを辿ると楽しい発見がありますよね。

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バングラデシュレストラン アハール



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川越に南インド料理の有名店が進出。「ニルワナム川越店」(川越)

かつて東京屈指の南インド料理と謳われた「ニルワナム」。
シェフ陣が独立し「ナンディニ」を立ち上げるなど時代の移り変わりは激しくも、本家は2018年に横浜センター北、2020年にこの川越と精力的に店舗拡大路線をとっています。


「ニルワナム川越店」

看板には「北と南インド料理」とありますね。
マーケティング的にナンやタンドリーチキンといった北インド料理も推しとくべし、ということでしょうか。


本店同様、ランチは食べ放題のブッフェ。
南インド料理が貴重だったころ、多彩な南インド料理が食べ放題ってことで大変な評判でした。
こちら川越でも人気となるはず。
(ただし本店含め「ニルワナム」のブッフェ料理は温度ぬるめの状態が多いです。気温が高く、手食をする南インドでは日本ほどアッツアツにはこだわらないんです)

ディナーのグランドメニューにはティファン(軽食)から単品カレー、ミールスまで多彩な南インド料理(と、北インドのナンカレー)がズラリ。
ただしミールスは3000円台の高価格路線となっています。
この日はカレー梯子という事もあり、ライトなティファンで攻めてみましょう。


★プレーンドーサ ¥1100(税抜)

南インドの米粉クレープとかガレットとか形容されるドーサ。
中にカレーポテトが詰まったマサラドーサなどのバリエーションも揃っていたのですが、記事のパリっと感を楽しみたい私は昔から断然プレーン。

・・・しかしこちらのドーサ、とにかくデカい。ミールス用プレートから優にハミ出しています。


早速いただいてみましょう。
この日のドーサ生地は発酵浅めの酸味控えめ。
クセがないと言えばクセのない味。

ディップにはサンバル(南インドの野菜カレー)とココナッツチャトニ、トマトチャトニ。
サンバルはグズッと煮詰まった感じが2日目のおうちカレーのようであります。
ランチバイキングと共通の仕込みなのかも知れませんね。
ココナッツチャトニとトマトチャトニはプレーンで滑らか。キンキンに冷えていることを鑑みるにまとめて作り置いているのかもしれません。

かつての「ニルワナム」を知っていると、随分大衆レストラン的になったなぁという感。
リンガーハットやマクドナルドが並ぶフロアですから、世界観的には合っているのかもしれません。

とはいえ、川越の地では画期的な南インド料理店。
南インド料理未体験の方が、その多彩な料理世界を知るきっかけになるといいですね。

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ニルワナム 川越店



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浮間舟渡の裏路地で、東西南北インド。「カフェ アブリ&インドレストラン」(浮間舟渡)

カレーといえば松屋か松のやかマイカリー食堂しか見当たらない浮間船渡駅前(松屋フーズ強し)。
意表を突いた裏路地に、意表を突いたインド料理店を見つけました。

JR高架下マルエツの向かいに見える看板。


ビルの裏側の路地を入ると一番奥に。


ありました。

「カフェ アブリ&インドレストラン」

カフェと看板にはありますがバリバリのインドレストラン。
ランチタイムとディナータイムの間はカフェタイムだそうです。

ぱっと見よくあるインネパ店のようですが(ヒマラヤ写真がないことでインネパでないことが分かれば強者)、
メニューを見ればビックリ。


「南インドチキン」に「アーンドラエビ」


「アチャールプローンサラダ」に「ゴビ65」に「アンダブルジ」に「ブーナゴーシト」

南北東西インド料理があれこれ。

その上「焼きカレー」まであるのですから一体。


★アンダブルジ ¥400

インドで朝食や軽食として食されるスパイス炒り卵。
西インド料理店でよく見られます。

スパイスは控えめでふわふわ食感。
これ、パンに挟んで食べたいですね。


★ブーナゴーシト ¥1250

こちらは東インド、ベンガル地方で食べられるスパイシーなドライマトン。
ネットリ濃厚な食感でビールが飲みたくなります。
ホールのカルダモンがガッツリ入っているのもポイント。


★チョコレートナン ¥550

こちらは北インド。
チョコレートが詰まったクルチャタイプのナンです。


チョコレートの甘さとナン生地の仄かな塩気のバランスが良いですね。
お子様も大喜びのメニューではないでしょうか。

シェフ含めスタッフはインド人。
だからこそテンプレートにはまらない多様なインド料理が提供できるのですね。

まだまだ食べたいメニューがあるので近くに来たら是非寄りたいと思います。

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カフェアブリ



関連ランキング:インドカレー | 浮間舟渡駅

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駒込ダルバートはピロピロピロピロで。「マヤ ダイニングバー」(駒込)

新大久保に現地式ネパール料理店が数多く誕生する前の時代。
駒込に2つのネパール料理名店がありました。

ひとつは「タール」。
バキッと辛いマトンカレーが印象的なダルバートを早くから提供していました。

もうひとつは「ホワイトヒマラヤ」。
ネパール家庭料理を標榜し、ネパール山岳地方の発酵料理も提供。私がグンドゥルックを初めて食べたのもここでした。

残念ながら2店とも2017年に閉店してしまったのですが「ホワイトヒマラヤ」跡地でオープンしたのがこちらのお店。

「マヤ ダイニングバー」

2017年10月オープン。

「ホワイトヒマラヤ」時代の小上がり席は取り払われ、テーブルメインのシンプルレイアウトに。


壁には木工ネパール地図と・・・


コック姿の星のカービィが。

なんだかアットホームですね。


★生ビール ¥400

立派な中ジョッキでの提供。
やっす!

食事メニューはナン&カレーにタンドール料理というインネパテンプレートと、ネパール料理が半々。
せっかくなのでここはネパーリーにて!


食前サラダはまさかの茶碗盛り。
インネパ特有のドレッシングがかかっています。


★ネパーリセット ¥1250

いわゆるネパールのダルバートにあたるセットですが、カレーは豆もマトンもインネパメニューと共通と思われるドローリタイプ。
副菜はムラコアチャールにサグブテコに、カリフラワーのタルカリ少々とシンプル。

ご飯の盛りはお茶碗2杯分くらいでしょうか。インネパダルバートあるある。

辛さは辛くしてとお願いしたら「中辛でいい?」と聞かれたので「辛口でお願いします」と言ったら「中辛ね」と言われたので、「いや、辛口で」といったら「中辛で良かったですか?」と確認され埒が開かなかったので「ピロピロピロピロ!」と言ったら「ああ、ピロピロ。激辛ね」と言われました。
(ピロはネパール語で「辛い」)
ま、いいか。

全然許容範囲でバッチリOKの辛さでした。

「ホワイトヒマラヤ」時代のようなハードコアさはないけれど、アットホームな地域食堂として愛されてそうなお店でした。

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マヤ ダイニングバー



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

珍しいネパール山岳の赤米ダルバートを東京で。「アジアン料理 ヒマラヤンマルシ」(大久保)

現地式ネパール料理店が増えに増えまくって飽和状態のリトル・カトマンズ新大久保ですが、ちょっと他にない個性のお店が誕生しました。


「アジアン料理 ヒマラヤンマルシ」

2021年6月1日オープン。

店名になっている「マルシ」とはネパール高地で採れる「マルシ・チャマル」という珍しい赤米。
いま日本で提供しているお店は他にないと思います。


山小屋のようにこじんまりした店内。
他にネパール人が何人かいましたが、あとでわかったのは全員お店の身内でした。新大久保ネパールあるあるですね。

さて、日本語メニューを見てみましょう。

マルシライスを用いたメニューは見当たりませんね。

ダルバートにあたる「カナセット」が600円。
(オープン時から100円アップ。良いと思います。)
メニューに明記されてはいませんがこれにプラス200円でライスをマルシライスに変更すれば「マルシセット」になるんです。


★マルシセット ¥800

しっとりとした古代米のようなマルシライス。
カレーはチキンかマトンが選べたので迷わずマトンに。

骨ごとカットで髄の旨みが滲み出した、正しく美味いマトンカレーです。



そして噂のマルシライス。
しっとりしているのはたっぷりのギーを加えているから。

日本米よりさらにぷっくら丸い米粒。古代米の如く食物繊維の歯触りもありつつ食感はモチモチ。
けれど意外にも日本米より腹持ちは軽やかかも。
しっとりしているので、盛りの中央を凹ませてカレーをかけていただいたり。
ギーの香ばしさも相まってディロ(ネパール山岳で食べられるそばがき)のような趣きもありますね。

珍しさだけでなく、全体のまとまった美味しさにも大満足。価格設定はこれでも安すぎる!と思うのですが基本は同胞向けでしょうから、我々はありがたくいただくのみです。
また夜に来たいな。

ヒマラヤン マルシ レストラン



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

表参道で、あの薬膳カレーに出会う。「薬膳レストラン 10ZEN青山店」(表参道)

久々、表参道に用事があり、ランチに訪れたのがこちら。

「薬膳レストラン 10ZEN青山店」

この名前を聞いてピン!とくるカレーファンの方もいるのではないでしょうか。
横に流した長い前髪がトレードマークのスリランカ人ダンディ、ラビさんが料理長としてアーユルヴェーダと薬膳漢方をミックスさせていたあの「ZEN」です。
ラビさん自身は2011年に独立、自らの会社を立ち上げたようですが、こちら「10ZEN」には今でも薬膳カレーがメニューに残っているんです。

地下一階ながら開放的な作りの店内。


いちばんのメインは薬膳鍋。
この日もおひとり様女子が4人ほどランチ鍋を楽しんでいました。凄いなぁ。
もちろん私のオーダーはカレーですけれども。


食前に出てくるのはお茶。
かつてと同様、ルイボス茶にいくつかミックスしているみたいですね。

そしてやってきたカレーがこちら。

★薬膳カレー《2種》¥1280

盛り付けこそ変わっているものの、確かに「ZEN」のカレーです。


選べるカレーはポークとキノコをチョイス。
ポークは赤ワインビネガーの酸味かかなり効いていてなかなかのインパクト。
キノコは5種類入っていて、特にエリンギの食感が心地よいですね。
辛すぎないのに、じんわり発汗する感じが薬膳です。


雑穀米も温野菜もヘルシー気分を演出。

食後には漢茶ゼリーもついてきました。

食事メニュー以外にも、
木・火・土・金・水というフィフスエレメントをテーマにした「五行スイーツ」なるものがあったりと、カフェ使いも楽しそうです。

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薬膳レストラン 10ZEN 青山店



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

柏の超名店カレー、神田に参上! 「カレーの店 ボンベイ神田店」(小川町/淡路町)

攻めてます。

びっくりしました。

柏を代表するカレーの名店「ボンベイ」が恵比寿に続き、カレーの聖地・神田へと新店舗オープン!

場所は小川町交差点すぐ。
スタイリッシュな外観が目立ちます。

「カレーの店 ボンベイ神田店」

2021年11月30日オープン。
恵比寿店で出会った近隣の飲食企業とタッグを組んで実現した神田出店。
ただし決してFC展開ではなく「ボンベイ」主力スタッフを投入し満を持してのオープンとなりました。

レジェンドカレー店「デリー」から派生した「デリー系」とも言われるボンベイですが、柏で開業したのは1968年。もはや超老舗の域です。


看板には「少しですが特別なメニューも用意してます」の一文。いったい何が??
ワクワクするではありませんか。


前の飲食店を居抜き、白と黒に統一された店内。
壁紙を剥がしたままのラフな白壁をそのまま見せるあたり、マルタン・マルジェラのアンチモード、ポペリズムに通ずるものを感じます。

ちなみに柏ボンベイのスローガンは「WORKING CLASS HERO」(ジョン・レノンですね)。
内装ひとつとってもそのスタンスを貫いているわけです。

さて、柏ボンベイの名物といえばやはり「デリー」譲りの激辛カシミールカレー。
頼まないわけにはいきませんね。

★カシミールカレー ¥900

シャバシャバ真っ黒なカレーにゴロっと鶏むね肉。
これぞカシミール。
ロゴ入りの皿に盛られたご飯はガッチリ硬めの炊き加減。そうじゃなきゃ。

トッピングで納豆を追加してみました。
「納豆カシミール」最高です。

ビシッとクセになる辛さは「デリー」譲り。
しかしこの日、あることに気がつきました。
それは鶏肉の下処理の違い。
「デリー」がインド・パキスタン料理をルーツに据えているのに対し、こちら「ボンベイ」の鶏肉は洋食やフレンチに通ずる下処理で、より香ばしいんです。
同じレシピから派生しても50年以上の時を経て、飲食店としてのスタンスやあり方の違いが肉ひとつとっても出てくるワケですね。

そして、ボンベイ独自のスタンスは冒頭の看板にあった「特別なメニュー」にも表れていました。

★ボンベイのナポリタン ¥900

カレースパゲティではありません。
昔ながらのナポリタン。
カシミールたまごが乗っている以外にカレー要素なし。
なのにこちら、反則級に美味い。
何が美味いって、麺が美味い。
昔ながらのナポリタンながらやや細麺でモチッとしつつ歯応えもある絶妙麺。聞けば柏のこだわりある製麺所から仕入れているそうです。

なるほど、柏のWORKING CLASS HEROは、めちゃくちゃスタイリッシュでめちゃくちゃスパイシーながら、ストンと腑に落ちる大衆洋食屋さんでもあるわけだ。

そして!
聞いてみるもんです。
こちらにもありました「あの」メニュー!


★赤キーマ ¥1000

恵比寿店の裏メニューながら、その圧倒的にインパクトある味わいで大人気になった赤キーマ。
こちらでも裏メニュー扱いですが、聞けば大抵用意されているようです。
肉肉しいドライキーマにしっかり染み込んだカシミールカレー。辛い旨い辛い旨いのスパイラルが堪りません。
食感に楽しい変化をもたらすカシューナッツとブラウンマッシュも健在です。

このカレーはやはり、お酒にあわせるのが吉。

缶のワインが置いてあったのですが、飲みやすくて赤キーマにズバリ合いましたよ。
もちろん、赤には赤で。

こちらお隣の席の料理。

やはりスタイリッシュですね。
白いテーブルクロスがまた洋食レストラン気分を盛り上げてくれます。


この日は磯野シェフもお店に。
柏の名店「ボンベイ」、東京でも大旋風を起こしそうな予感です。


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東京ボンベイ 神田店



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ