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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

平日ランチ限定、カレーかき揚げ丼の魅惑。「天重 本店」(半蔵門)

カレーうどんにカレー蕎麦、カツカレー、カレーパン・・・
カレーは日本のさまざまな食文化と融合し進化してきました。
ですがこの組み合わせは今でも少ない。
カレーと天ぷらの組み合わせです。

東京メトロ半蔵門駅1番出口を右手に回り込んですぐ。


「天重 本店」

創業1965年の老舗天ぷら割烹。
「てんしげ」と読みます。

こちらの注目は、平日ランチ限定のこちら。

・辛口カレーかき揚げ丼
・辛口カレー野菜丼


これがまさに必殺メニュー。
早速ご紹介しましょう。

ビジネス街だけあって、ランチ時は大賑わい。
(写真は念動力でお客を消しています)
テーブルの相席は覚悟しましょう。

卓上のメニューにカレーの文字はなし。
大丈夫、臆することなく頼みましょうね。


★辛口カレーかき揚げ丼 ミニうどん付 ¥1000

実に素晴らしいビジュアル。

サックサクに揚がったかき揚げの下に、シャバッと黒いカレーがチラリ。

柄が長く先の小さいスプーンでいただきます。

カレーと天ぷらの組み合わせがなかなか他店にないのは、天ぷらの油とカレーの相性難しいから。
その点こちらは見事としか言いようがありません。

カレー自体は油少なくサラリ。
スパイスに加え七味のような唐辛子が用いられておりなかなかスパイシーであります。
いわゆるうどん屋の粘度高いカレーとは全くの別物。

そこへスプーンで切れるほどサクサクなかき揚げ。
当然衣がポロポロッとカレーに落ちるのですが、あら不思議。
衣の油を吸おうとしているまさにその時に、カレーのバランスが完成するんですね。
かき揚げにも野菜の他、小柱まで入っていて幸せな気分。

こりゃあ堪らん。
なんと、30年前に開発されたメニューというのですから驚きです。
(もちろん改良はあったかも知れませんが)


そして、オプションのミニうどん。
単品に250円プラスですが、これは付けるべき。


かき玉たっぷり、喉越しつるっとした讃岐うどんなんです。
軽く七味を振りかければまた格別。

丼自体のボリュームはさほどではないので、無理なくいただける量。
メリハリできて良いですよ。

ちなみに昼は税込、夜は税別。
冒頭で触れた通りカレーメニューは平日ランチのみ。
近くに「天重 支店」もあるのですが、そちらでは扱っていないのでご注意を。

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天重 本店



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

ビールの家で、ガツンとイサーン料理。「バーンビア」(東新宿)

東新宿。
この場所、昔からタイ料理店なんだけど、まめにお店変わってるんですよね。

「ラムヤイ」「サビアンタイ」「クアクンナン」・・・
そして今はこちら。


「バーンビア」

タイ語で「ビールの家」。
ほほう、振り切った名前ですな。

地下へと続く階段。
そこに広がっていたのは、店名通りの振り切った世界でした。

とにかく内装はビール!ビール!ビール!


ビールマニアなお宅訪問ってな感じ。


どれだけ・・・


どれだけビールやねん。


見上げてもビール。


見下ろしてもビール。

こうなりゃビールを頼まずにはいられません。
強制力すごい。


★タマリンドビール ¥600

折角なので、ここならではのビールを頼んでみました。
いわばスーパードライのタマリンドジュース割り。

料理はタイ東北イサーン中心。
好物のこちらもありました。


★ネームクルック ¥1280

うわ。すごいボリューム!

タイの酸味あるソーセージ「ネーム」に、煎り餅米「カオクワ」、そして揚げライスボール「カオトート」、ピーナッツや赤玉ねぎ、唐辛子などなど、ごっちゃ混ぜ混ぜ(クルック)した料理。

いちおう私日本人なので、「辛さは?」と聞かれます。
けどこれ、辛い方が美味しいので、「イサーンの普通の辛さで」お願いしました。


日本の多くのタイ料理店では、これをレタスやキャベツに包んでいただくのですが、こちら草モリモリ。
注目してほしいのが写真一番手前の草。
これ、パクチーファラン(ノコギリパクチー)じゃないですか!
東京ではなかなかお目にかかれない食材、これは嬉しい。


さて、オーダー通り、なかなか辛い仕上がり。
うん、結構辛くしてもらっちゃいましたよ。

けれどもただ辛いだけでなく、酸味もあり、さまざまな食感の変化が楽しめるのがネームクルックのいいところ。
特にカオトートは他店と比べ大ぶりな砕き方で、台湾おこげのような味わいも楽しめます。

これはかなり優良なネームクルック、ビールもガンガン進みそう!

いやいやこの日は単独訪問。時間もあまりなかったのでここで寸止めガマンガマン。
ええ感じの呑みに使えることが分かっただけ収穫です。

こんどは長く続いて欲しいなぁ。


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バーンビア



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テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ

日本人シェフによる、突き抜けたベンガル料理の注目店。「ベンガルカレーファクトリー」(神田)

今年、神田にちょっと素敵すぎる小さなお店が誕生しました。

「ベンガルカレーファクトリー」

2018年3月18日にオープンした、日本人シェフによるベンガル料理のお店です。

マニアたちの間では「南インドの次はベンガル!」「今年はベンガルが来る!」と10年くらい前から言われ続けてきたベンガル料理。
(補足:ベンガル地方は現在2つの国にまたがっています。西側はインド・西ベンガル州、東側はムスリム国家であるバングラデシュ)
米を主食とし、魚をふんだんに用いた旨味ある料理は確かに日本人好み。
けれどいかんせん見た目が地味でなかなかメディアに取り上げてももらえず、ブレイクせずにいたんです。

そんなベンガル料理事情がガラッと変わり始めたのは2014年ごろ。
錦糸町の夜の店で働くバングラデシュ人の増加に伴い、彼らを相手にするベンガル深夜食堂がどんどんできて来たんですね。
火付け役は「アジアカレーハウス」。
「深夜に食べるお茶漬けって美味いんだよなぁ・・・」的な現地味の評判がマニアからメディアへと拡がり、今や夜の錦糸町はバングラの聖地と化してきました。
やはり現地式の異国料理が日本で流行るにはまず、日本人が来なくても客が来るだけのコミュニティ形成が肝要なのですよね。

そして今年誕生したこの「ベンガルカレーファクトリー」。
錦糸町の各店に勝るとも劣らない現地っぷりなんです。


まず、見てくださいこの看板。
カタカナで「ターメリックライス チャパティーオンリー」と書いてあるのですが、私が注目したのは小さな「ッ」の位置。
なんと上揃えになっているんですね。

そう、ベンガル語の文字は上揃え。
バングラデシュ人がカタカナを書くときによく出てしまう癖なんです。
こういうディテールに神が宿り、只者じゃない感を醸し出すのですよ。
(聞けばやはり、バングラデシュ人に書いてもらったようです)

店主でありシェフのジュンペイさんは、イタリアン歴11年の料理人。
昨年末までカレーのお店をやろうなんて考えてもなかったそうですが「周囲のカレーやったら?」の声に、いきなりベンガルカレーのお店をオープンすることに。
ベンガル料理自体は、千葉の某店の現地人シェフに教わったそうですが、なんせこの短期間。
基本があるから、習得が超絶早かったというわけでしょうか。


★白ワイン ¥550

イタリアンからの流れか、店主の趣味か、ラテンジャズを聴きながらのワイン。

カレーは日によって内容が違うのですが、この日はこんなのがあったのでオーダーしてみました。


★ベンガル風スペシャル魚カレーセット ¥1600
・ナマズカレー
・干し魚トルカリ
・ベンガル風オムレツ
・バスマティライス


やはりベンガル料理といえば川魚。
この現地臭、昨年までイタリアンやってた日本人シェフが作ったとは到底思えませぬ。


ナマズの種類はパンガシュかな。
フワッと癖のない白身がほぐされており、程よい塩気がご飯を進めます。

そして干し魚トルカリ、これが堪らなかった。
人によっては臭味ととってしまうほど凝縮された旨味。
この癖はたまりません。私はその臭いを手に移す勢いで手食しまくってしまいました。

んで、オムレツ。
爽やかな青唐辛子入り。
ベンガルって、青唐辛子とマスタードをよく使うんです。

いずれもツボをガッツリ押さえた美味さ、振り切った味付け。

「日本人の味覚的にはもうちょっと抑えたほうが・・・」とか、「癖なくアレンジ」とか一切なし。

ホント、それでいいんです。
だって、万人受けを狙ったら、それだけ競合が増える。
今の世の中、振り切った嗜好を突き詰めた結果、10人に一人しかファンにならなかったとしても、日本だけで1000万人。
個人のお店としたら充分すぎる規模。
しかもファンの熱烈度は圧倒的に上がるわけで、今のマスメディアなんて、そういうのをググってネタに拾うわけですから。
結果、より広くヒットしちゃうわけです。

しかもジュンペイさんは生粋の料理人。
ベンガル料理というフィールドをほんと楽しんでいる様子。

例えばベンガルのハリームとパキスタンのハリームを作り分けたり、それ以外にも引き出しがどんどん増えていく予感。
こりゃあ目が離せません。

再訪必至の注目店であります。


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ベンガルカレーファクトリー



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町中華の洋食のような風情のインド料理。「サムンドラ」(綾瀬)

綾瀬で地元に愛されるインド・ネパール料理店。


「サムンドラ」

有り難い通し営業のお店です。
サランドラとかカサンドラとか穏やかじゃない連想してしまう店名ですが、雰囲気は穏やか。


というか、エキゾチックな大衆食堂感。
インド・ネパール料理だけでなくタイ料理も置いています。
というか、そっち推しかってくらい目立ちます。
一生懸命書いたカタカナに心和みますね。


★チキンべリャニ ¥850

べリャニ!べリャニ!
もちろんビリヤニを指してはいるのですが、実際は炊き込みではなくフライドライス。
ナポリタンに用いる鉄板での提供です。

コメはバスマティを用いフワッと感はあるものの、辛さ・スパイス感・香りは極々控えめ。
おかずがないとキツいかも知れません。

ということで、こちら。

★マトンブナ ¥550

ベンガル系のお店などで出てくるスパイシーな羊肉カレー煮込み、マトンブナ。
けれどもこちら、いわば肉野菜炒め。
カレー味ですが、辛さはほとんどなく優しい味付けです。

なるほど、雰囲気だけでなく、料理も大衆食堂的アレンジがなされているわけだ。
町中華で洋食メニュー頼む時のような、独特の風情ですね。

けれどだからこそ、地元人気があるのかも。
現地料理を忠実に再現しても、結局はお客さんが受け入れるかどうかが肝心ですものね。

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サムンドラ



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元祖カレーパン、揚げ上がり時間を狙って。「カトレア」(森下)

日本のさまざまなカレー料理の中でも、最もカジュアルに親しまれているカレーパン。
その元祖を名乗る店が東京江東区にあります。

都営大江戸線森下駅からすぐ。
赤いファサードが目印のパン屋さん。

「カトレア」

この店の前身は明治10年に深川常盤町で創業した「名花堂」。

昭和2年(1927年)に「洋食パン」の名で実用新案登録されたものがカレーパンのルーツであるそう。


今も「カトレア」不動の名物である「元祖カレーパン」。


店頭にはカレーパンの揚げ上がり時間が記されていました。
午前7時、11時、午後3時。
この日は午後3時の揚げ上がりタイミングを見計らって入店してみました。

お店の奥から、揚げ上がったカレーパンが大量にやってきて、店員さんが2人がかりで専用ビニール袋に詰めていきます。

続々と、続々と。
アッツアツのタイミングで食べちゃいましょう!


★元祖カレーパン ¥180

持つ手が油でギトッとならないよう工夫された専用袋。
歩きながらいただきます。

表面のカリッとサクッと感は揚げたてならでは。
綿実油という上質な油を用いているようです。

そして特筆すべきはカレーの量。
ここまでたっぷり入ってるカレーパン、なかなかないです。
黄色みが強く昭和感溢れるカレー。
野菜由来の甘みも優しく、けれどモタっとした感じもなくて爽やか。

ボリュームたっぷりながら重さはなく、またすぐに食べたくなる美味さ。
流石は元祖です。

そして、昭和初期の空気を感じるメニューをもうひとつ。

★シベリア ¥170

こしあんをカステラで挟んだ、昭和初期の子供人気ナンバーワンだったというお菓子。
最近でもヤマザキパンなどが出している「懐かし菓子」ですが、ここのは一味違います。

まず、カステラがちゃんとしたカステラなんです。
中のこしあんはギッシリ、水飴で固められているのかな?

そしてこれがまた、腹持ち抜群。
そんなところも昭和初期の子供たちが憧れた理由のひとつなのかも知れません。

その他、焼きカレーパンや、名物すみだあんぱんなど、楽しさたくさん。
カレーパン揚げ上がり時間を見計らって、ぜひ訪れてみてくださいね。

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カトレア



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