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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

築地名物あんこクロワッサンと限定スパイシーカレーパイ。「パン工房 ル・パン」(築地市場)

築地場外の片隅にある、バラック調のちいさなパン屋さん。

「パン工房 ル・パン」

本日も大賑わいですね。

市場の人気パン屋だけあって、売れていくスピードの速いこと。
焼きたてパンが補充されていくものの、なかなか全品が揃っているのを見たことがありません。
お目当てを見つけたら即買い、が基本。

こちらのメインはクロワッサン。
とりわけ人気なのがこちら。

★あんこクロワッサン ¥230

さらにもう一つのお目当てはこちら。

★スパイシーカレーパイ ¥210

見つけたら即ゲットでしょう。

店内には小さなイートインもあるのですが、この日はテイクアウト。

早速いただいてみましょう。

まずはあんこクロワッサン。
肉厚でありながら表面サックサクの食感は「ル・パン」独特のもの。
クセになります。

そしてスパイシーカレーパイ。
クッション性の高いパイ生地の中に凝縮された味と香りのカレーが。
シンプルながら、何度でも食べたくなる美味さです。

さすが築地の日常食。

カジュアルな中にブレない老舗の風格が漂いますね。

築地散策のお土産にぜひ。


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パン工房 ル・パン



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

西新井大師で西ベンガル料理に舌鼓。「エパレット」(大師前)

東武鉄道大師線というマイナー路線にはじめて乗りました。
西新井駅から大師前までたった一駅のこの路線、何が凄いかって・・・

改札も切符もないんです。



東京では珍しい無人駅。意外と立派ですね。

さて、なぜこちらへ降り立ったか?

目的地はお寺ではなくこちら。


「エパレット」

なんとこちら、西ベンガル料理のレストラン。
同じベンガルでも国境を挟んだバングラデシュ料理のお店は錦糸町を中心に増えてきているものの、インド側の西ベンガル料理といえば町屋「PUJA」をはじめほんのわずか。
東京では無人駅並みに貴重な存在といえます。


シェフのカン・サゼドさんは西ベンガル・コルカタ出身。
15歳からシェフの道に入り、南インド・バンガロールなどのホテルで修業ののち来日。
現在31歳の若さながら、シェフ歴15年超えの腕利きです。

そしてもう一人お店の看板となるのは、店長の真理子さん。

お店は真理子さんとご両親を加えた家族経営で、お店を包む雰囲気がアットホームきわまりない。
この時点でもはや死角なし。


真理子さんが抱えるこのワイン、どこかで見たマークじゃありませんか?


★キングフィッシャー 赤

そう、インドのビールといえばキングフィッシャー。
けれどこちらビールじゃなくワイン。
実はこれ、キングフィッシャーが南アフリカで生産するワインなんです。置いているお店、なかなかないですよ。

さて、お料理。
この日はお店の常連さんにお声がけいただき、おまかせコースを堪能!

まず出てきたのはこちら。
青汁?いえいえ。

★ラッスン ダニヤ ソルバ

実はこちら生姜とブラックペッパーが効いたダニヤ(パクチー)スープ。
落ち着きますね。


(写真上)
★パプリ チャット

アジョワンシードを用いた揚げ衣にミント&ヨーグルトのソース。

(写真下)
★ジャール マサラ ムリ

話題のお米ソナマスリから作ったポン菓子。
青唐辛子が効いてスパイシーですね。


★カチュンバ サラダ

サラダ、なんですがここまでで一番辛いです(笑)
刻みキュウリに紛れて青唐辛子たっぷりなんですもん、たまりません。


★ラッジャ ポティベグン

「ラッジャ」はシャイ、「ポティ」は女子、「ベグン」はナス。
つまり直訳すれば「恥じらう女子のナス」。
ドキドキしながらいただきましょう。
(後日「ロッジャボティは植物の名前です。葉に触れると恥ずかしそうに葉を閉じます。」という情報をいただきました。ネムノキかオジギソウの仲間のことと推測されます。確かにしおらしく恥じらう女子のような風情がありますね)


なるほど、ナスにジャガイモや玉子を混ぜマッシュし、ナスの皮に戻して揚げたもの。
ミント&タマリンドチャトニをつけていただきます。
これはまるで「茄子コロッケ」、親しみやすい美味さです!

さ、いよいよやってきますメインプレート。
ベンガルといえば魚、魚といえば白ワイン。

★キングフィッシャー 白

どん!

こりゃ見ただけで堪らん!

★トゥック マーチ
ドライマンゴーのアムチュールで酸味をつけた魚カレー。
魚は贅沢に鯛を使用で、旨味と酸味のダブルパンチ!
なかなかのインパクトです。

★バスマティライス
あわせるのはバスマティ。

★ボグラ ブラ サブジ
ベジタリアンのお祭で提供されるサブジ。
混ぜて味を優しく抑えるのに有効ですね。
(こちらも後日情報が。「ボグラ ブラ ショブジでなく、ボグ・ラブラ・ショブジとなります。ボグの意は、神様への食べ物。」とのことです。本文はお店の表記そのままにしておきます。)

★コーサ ムルギー
鶏の胸&モモ肉をふんだんに用いたスパイスフルなカレー。こちらもなかなかパワフル!

色彩の素朴さに反して、辛い、酸っぱい、旨いがはっきりした、華やかなレストラン仕様の西ベンガル料理。
こりゃあなかなかのものだぞ。

さらに、デザートにも抜かりはありません。

★ドゥドゥ プーリ ピータ

スプーンを入れてみてビックリ。

持ち上がった!

こちら「スージー」つまりセモリナ粉を固めてスイトンにしたようなデザート。
(こちらも情報が。「さいごのデザート名だとスジのスイトンではなく、米粉の皮にココナッツやジャガリーなどを詰めたものが正解です。」とのこと。実際に食したのはセモリナ粉のデザートでしたので、本文ではお店からの情報を元にしておきます。)

モッチモチの食感がクセになりそう。


場所的になかなか気軽にいけるわけではないですが、また来たい!と思わせてくれるステキなお店でした。


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エパレット



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

築地場内、トンカツの老舗でいただくカツカレー。「小田保」(築地市場)

市場移転がカウントダウンを迎える築地市場場内。
朝からいただける名物カレーは「中栄」だけじゃないんです。
鶏料理の「鳥藤」、そしてトンカツの老舗名店として知られるこちら。

「小田保」(おだやす)

この日は土曜日午前11時頃の訪問。
寿司や海鮮丼に(アジア系外国人率が高い)行列が出来ているのと比べ、こちら待ち客は一人だけ。

ラッキー!と思ったのですが、これが案外待った。

理由は後ほど判明。
こちら、ランチのテイクアウト注文がたくさん入ってる店なんですね。
それでも15分ほどで無事入店。

12時を過ぎた頃には安定の行列ができていました。


店内目立つところには松井秀喜のサイン。
カレーとカツあるところに松井あり。


店内にはメニューいろいろ。
とんかつだけでなく、築地らしい海鮮系のフライもあれこれ。
「チャーシューエッグ定食」なる庶民派グルメも、知る人ぞ知る築地の名物ですし。

ま、私は迷うことなくこちらを注文するのですけれども。


★カツカレー ¥1250

とんかつがメインの店ながら、カレー後がけタイプのカツカレー。
ドロッと迫力あるカレーはビーフ入りで濃厚極まりなし。

そしてカツ、流石に美味い。
脂少なく、しっかりとした厚みと歯ごたえ。
スプーンですくいやすいよう、縦にも包丁が入っているあたりの配慮も素敵ですね。


★鯵鱧フライ定食 ¥1200

こちらは築地らしい魚のフライ。
これがまた、行列も納得のクオリティ。
特に鱧フライのふくよかな食感ときたら!
またすぐに食べたい!

食後は場内を散策。

東京ドーム5個分の巨大な市場は圧巻。


移転前にぜひ、目に焼き付けておくべき。


あらゆる場所に歴史を感じます。


あ、蒲鉾組合は場内では「サメ部」って言うのか。
謎の部室感が良いっすな。

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小田保 場内店



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

和歌山でマレーシア?和歌山で南インド?「印度亭」(和歌山市)

大阪の隣県でありながら、見落とされがちな和歌山。
意外にもカレー屋の数は多いんです。

例えば和歌山県庁前にあるこちらのカレー屋さん、ちょっと個性的。


「印度亭」

「県庁前カレー工房」というサブタイがついています。


スパイスカレー全盛の大阪とは異なり、いわゆる昔ながらのカレーライスが主流の和歌山。
そんな中こちらのお店ではビーフカレー、ドライカレー、カツカレーなどのオーセンティックなカレーが用意されている一方で、マレーシア風チキンカレーや、タイのグリーンカレー、南インド風キーマカレーなどがあり、なかなかに攻めています。

というか、「印度亭」という名前から離れることすら厭わない自由さでありますね。

まず出てくるのは甘いポテサラ。
最初のサラダが普通じゃないのは、いつも良きしるし。


★キーマカレー ¥700

メニューの説明は「南インド風チキン&ポークの辛口ミンチカレー」。
(「ミンチ」というコトバが関西ですねぇー)


細かく刻まれた鶏と豚の合挽き肉。
仄かにしっとり、舌触り滑らか。
なるほど南インド風というのもよくわかります。

インドなのに豚肉?なんて思うかもしれませんが、例えばケーララやゴア、キリスト教徒たくさんいますから。

辛さはそれなりに控えめな優しい味ですが、アップも可能です。


それにしても東京や大阪ならいざ知らず、この和歌山の地でこれだけ手広いラインナップ。
しかもビジネスマン向けのランチ回転にも適応なんて、マスターひとりでどうやってんの?

するとそこにはなるほどな工夫が。
それぞれのカレーのベースは大量にまとめて仕込み、一食ずつ小分けにパックして冷凍ストックしてるんだそう。
これなら仕込みが全く違う色々なカレーをパッと出せるし、そもそも和歌山で一度にたくさん出そうもないマニアックなカレーを仕込んでも廃棄リスクを低減できるというわけだ。

地方で奮闘する個性派カレー店には、地方ならではの工夫があったのでした。

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印度亭



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唖然・・・二郎インスパイア系ラーメン店でいただく1500円のカレーライスとは?「肉汁らーめん 公 kimi」(新馬場)

新馬場。
とあるラーメン屋で気になるキャッチコピー。

『ラーメンスープで作った「やばいカレー出来ました」』

いったいどうやばいのか?気になりますね。

「肉汁らーめん 公 kimi」

どこからどう見ても二郎インスパイア系。
脂ぎったオーラがギラギラと・・・

店内の空気も豚脂感に満ち満ちており、もしベジタリアンな方が間違って入ったら即気絶するレベル。

カレーは、
・カレーライス ¥650
・カレーライス(小) ¥350
・カレー豚一本 ¥1500
の3種。

・・・いや、ちょっと待って。
二郎インスパイア系ラーメン店で1500円のカレーって、危険な香りしかしません。


★カレー豚一本 ¥1500

頼んでしまいました。
この時点で、引き返せない恐怖心。
いや、けれどカレーだからいけるんじゃないか?
そんな希望など何の意味もないことを後に思い知ることになるのですが。

看板に偽りなし。
カレーライスにチャーシューが丸々一本載ってるんです。

いやちょっとこれ・・・


色んな意味において、理性が欠如していますね・・・

まずはカレーから。
二郎系のラーメンスープから作ったカレーはネットリ、豚骨感に加え、ガッツリのニンニク感で、もはやラーメン。

そして丸々一本のチャーシュー。
まあ、すごい迫力です。

これだけで主食になります。

しかも結構な豚感。

脂と、肉の臭みもがっつり。

さすが二郎系と言いましょうか、このチャーシューと合わせていただくだけでカレーが無くなってしまいました・・・

そして残ったガッツリライスの男盛り。
ライスはマシマシも可能とのことです・・・無理。

看板に偽りなし、確かに「やばいカレー」でした。

この日夜中まで、口の中に豚のスメルとヌルッと感が消えませんでした。
これまたその筋の方々にはたまらないフェチなのでしょうか。

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肉汁らーめん 公



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要注目!独自進化する紀州スパイスカレー。「Satya」(和歌山)

和歌山。
以前からチェックしていたカレー屋さんに念願の訪問。


「Satya」(サティヤ)

2017年9月1日、日前宮からJR和歌山駅前に移転オープン。
随分と便利になりました。


中東感漂う魅惑の店構えに期待が膨らみますね。


店主の喜田真理子さんは地元和歌山出身。
渡辺玲さんの教室などでスパイス料理をマスターした方。
「ガネーシュn」「ガネーシュm」の元となった名店「ガネーシュ」で働いていたこともあるそう。

昔ながらのカレーライスとインネパ系のお店が多い和歌山で、個性的なスパイスカレーを提供する気概が素晴らしいですね。

関西にありながら、なかなか注目されない和歌山カレー。
どうやら関西人からすれば、和歌山といえば南紀白浜、遠いよね、というイメージが強いみたい。
実際には和歌山市、難波から一時間で行けちゃうのに。

ならばと地元の新聞社が独自に出版した「紀州のカレー本」。
その表紙を飾る美しい一皿もこちら「Satya」のカレーなんです。

早速メニューを見てみましょう。

絞り込まれたラインナップの中に、中華、南インド、タイ風、欧風と縦横無尽。
迷いましたが、こちらをチョイス。


★あいがけ ¥900
・厚あげの中華風カレー
・牛すじときのこのカレー


おぉ、実に繊細かつ麗しきビジュアルですね!


・厚あげの中華風カレー

こちら八角の甘い香りとゴマ油の風味の中華カレー。
小松菜と厚揚げが和のテイストも感じさせ、どこかホッとする味わいです。


・牛すじときのこのカレー

牛すじカレーでありながら、ベースはタイカレー。
牛の旨み、甘みに、じんわりくる辛さが相まって、ありそうでなかなかない独特の味わいになっています。


★ホットコーヒー +¥200

昔ながらのカレーライスが支持される和歌山の地で、大阪と同じようなスパイスカレーを提供してもなかなか受け入れられない。
だから色々工夫しているとのこと。

結果、様々なスパイス料理のエッセンスを取り入れつつも、どこか懐かしかったり、ほっとしたりする、独自の世界観が生まれてきているように感じました。

大阪から、近くて遠い和歌山。
独自の紀州スパイスカレーはどんな進化を遂げていくのか、楽しみですね。

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Satya



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

到来!冷やしカレーうどんの季節!「古奈屋 アトレ上野店」(上野)

いやーめっきり夏ですね。

冷やしカレーうどんの季節ですね。

ということで始まりました、古奈屋の冷やしカレーうどん。
この日は上野駅にあるこちらの店舗に訪問。

「古奈屋 アトレ上野店」


「古奈屋」では夏の間、全てのカレーうどんが「冷やし」に出来るんです。


★冷やしキーマカレーうどん ¥1350

冷やしとキーマ、完璧でしょう。
清涼感ある透明な器での登場です。


今や、カレーうどんの有名チェーンとなった「古奈屋」ですが、そのミルキーな味わい、実はなかなかに個性的。
だからこそ、冷やしても美味しいんですね。
麺の上に乗ったキーマはほぼ肉そぼろ。
カレーに沈めて初めてキーマカレーとなる仕様です。


食後には古奈屋名物のジュレ。
爽やか極まりない!

やはり夏の古奈屋は良いですな!

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古奈屋 アトレ上野店



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神泉に、イサーンの唄が聴こえる。「モーラム酒店」(神泉/渋谷)

神泉駅前の踏切を渡ったまさに目の前。

とある筋には名が知れた「あのビル」の一階に、賑やかなタイ・イサーン地方の居酒屋が誕生!


「モーラム酒店」

モーラムはもともとラオスを中心としたラーオ族の伝統音楽。
今ではタイの田舎歌謡ルークトゥンと融合したりしてタイ東北イサーン地方で愛されています。

こちらの調理チームはみなイサーン地方出身。
運営は渋谷のWEB会社でタイ関連事業も手掛ける株式会社701。
「タイの東北イサーン地方の男たちは、のら仕事の昼飯や仕事が終わったあとの宴のつまみを競って作り、作っては皆んなで食べて疲れを癒す。モーラムというイサーンの音楽を歌い、たわいもない話で盛り上がり、そして酔っ払って眠りにつく毎日。そんな日常の素朴で愛情ある田舎メシと酒と、どこか懐かしい日本の演歌のようなイサーン音楽をご提供しています。」
そんなコンセプトだそうです。


店内にはローカル色丸出しのポスターがあれこれ。


タイ関連書籍に・・・・



微笑ましきタイ式ユーモアの数々。

もちろん、店内音楽はルークトゥン・モーラム。
えらい和みますね。

ドリンクメニューはタイのお酒に加え、焼酎や泡盛、モエ・エ・シャンドンまで充実。


料理は大皿でワイワイというよりも好きな小皿をチョコチョコと、というスタンス。

フラッと寄る居酒屋的には、そっちの方が嬉しいのです。

しかも・・・

「タイの田舎の味と辛さをそのまま容赦なく無慈悲に再現し提供しております。」

慈悲要らないのでうれしいですね。


★ラオスビール ¥650

モーラムときたらビアラオでしょう!

こちらお酒を頼んだらチャージが発生するのではなく、ドリンクを頼んだらチャージ無料になるナイスシステム。
最近、飲み系の店でワンドリンク頼まない客が問題になっていますが、これは良い解決法ですね。
みんな見習うと良いかも。


★ポンヘッ ¥580

こちら「本日のオススメ」にあったキノコのナムプリック。
ピリ辛ながらキノコの味で押し切る、まさに田舎味。


★トムセープ ¥650

イサーンのクリアで辛いもつスープ「トムセープ」。
でっかい丼で出てくるのをみんなで囲むパターンが多いのですが、このサイズなら一人で無理なく頼めますね。

柔らかく煮込まれたモツとレモングラスの爽やかさで、女性ウケも狙えそう。


★豚挽肉のタイ風オムレツ ¥580

はい、こちらタイ料理店の盲点カイジャオムーサップ。
タイの辛い料理とお酒をいただくとき、こちらをオーダーしとくと完璧。
辛さでヒリッとした口に広がる旨みは天使の抱擁!


★白百合 ¥580

こちらタイ料理にめちゃくちゃ合う泡盛。
なんてったってタイ米から作ってますからね。
オススメでございます。

さて、締めはどうしよう?
羊のマッサマンなんかも惹かれるけど、ここからご飯モノはちと重い。
ということでこちら。

★小さいパッタイ ¥580

ミニサイズのパッタイがありました。
気が利いていますね。

ピーナッツ多めの香ばしきパッタイ。
卓上のプリックナムプラーをかけていただければ、華麗にフィニッシュ!

渋谷の片隅でここまで現地の味が楽しめるお店、なかなか貴重です。
しかも一品一品が小皿で、少人数でもあれこれ楽しめるのがポイント。
気がつくとお酒をたくさん頼んじゃいそうな怖さはありますが(笑)

ショップカードもお洒落。
行列ができないくらいの適度な繁盛で、フラッと寄らせていただきたいお店ですね。

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タイ東北モーラム酒店



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テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ

現地式タミル料理の良店にチャットアイテム登場。「ミナミキッチン」(西大島)

このリアル昭和感!

西大島中央銀座。
その入り口脇にある、インド料理店。


「ミナミキッチン」

店名通り南インド、タミル料理をメインに提供するお店です。

西葛西を中心に広がるインド人コミュニティに連なる西大島。
近隣にもハラール食材店や、「ハビビ」「マハラニ」など南アジア現地系レストランが密集しているのですが、異国感ではこちらのお店も負けてはいません。

なんてったって、
外装も内装もみな、人工芝を張りまくってるんですから。

壁はおろか、天井までビッシリ。
この発想、日本人には思いつかないでしょう。
(と、思ったのですが、後ほどの指摘によりこの人工芝、
前に入っていた日本人経営のステーキハウスのものを引き継いだのだとか。)

この日は南インド系と思われるグループでテーブル席は満席。
地元人気凄いなぁ。

さて、こちらのお店のメニュー、南インド・タミル料理に加え、タンドーリ料理などの北インド系も取り揃え。
さらにこの日たまたま出くわしたのは、新メニューラインナップの「Chat Items」。

インドのストリートで愛されるスナック「パニプリ」と、その変化球的メニューがあれこれ。
ワクワクしちゃいますね。


★ダヒプリ ¥700

平たくいえば、パニプリのヨーグルト掛け。
時折無性に食べたくなるんですが、如何せん扱ってる店の少ないこと少ないこと(笑)
しかも大抵は、無性に食べたくなってオーダーしたにもかかわらず、何口か食べると「あ、もういいや」なんて思っちゃうことも。
(すみません・・・・)

・・・なのですが、ここのダヒプリは一筋縄ではいきませんでした。

ヨーグルトの爽やかさ、タマリンドの酸味、ミントの香り。
プーリのザクザクとした食感と、チャナの柔らかな食感。
口の中で追いかけてくる辛さ。
その全てがフレッシュとしかいいようがない素晴らしさ。
非の打ち所がないダヒプリ!

そもそもオーダー時に、「辛いのOK?」なんて訊かれるダヒプリなんて初めてっす。


★ 生ビール(M)¥300

あぁ、酒飲み的にはダヒプリ、ビールのつまみにしちゃいました。
この安心価格が嬉しいですね。


もちろん、パパドもついてきます。

メインディッシュはこちらを注文。

★卵ビリヤーニ ¥1150

マトンやチキン、ベジタブルなどある中で、一番日本人がオーダーしない、茹で卵のビリヤニ。
日本人的には玉子と肉だったら「肉の方がお得感あるだろ」と思っちゃうのですが、インド人は必ずしもそうじゃないんですよね。
卵のカレー大好きなインド人、多いですし。

さてこのビリヤニ、シナモンの香りが結構強めのチューニング。
茹で卵は焦げ色がつくまで火にかけられています。
なるほど、ちょっとありそうでないバランスのビリヤニだなぁ。

添えられたライタは塩気強めで、これまた日本のデフォルトに合わせてない感じが微笑ましいです。

さらにこの店の魅力、現地シフトの料理だけではありません。
店員さんたちの細やかな接客、コミュニケーションが醸し出す和やかな雰囲気。
とても居心地が良いんですね。

万が一、お酒が進んで酔っ払って壁に頭ぶつけたとしても、人工芝が優しくガードしてくれますし。

良いお店です。

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ミナミ キッチン



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古民家で、和印の粋が詰まったワンプレート。「スパイスカレーまるせ」(中津)

御堂筋線、阪急宝塚線ともに梅田からたった一駅。
中津の街にはたくさんの古民家が残っており、リノベーションで入った面白いお店もたくさん。

カレーも然り。
「soma」「梵平」「ダイヤモンドビリヤニ」そしてこちら。

「スパイスカレーまるせ」



ちょっと東京では望めないほどの、立派な古民家リノベーション。


大正モダン、いや寧ろ明治の文明開化のような世界観に、ズラリと並ぶスパイス瓶。

こちら昼はスパイスカレー系、夜は東インド現地系と、時間帯で全く違うタイプのカレーが楽しめるお店。

この日はランチ訪問につき、大阪スパイスカレーのお店として楽しみました。


★あいがけ2種盛り(ポークキーマカレー+チキンカレー) \1000

端正かつ華やかなビジュアル!
センスある彩りが見事ですね。


ポークキーマ、チキン、いずれも美味しいのですが、
特にブラックペッパーと山椒の香りが豊潤すぎるキーマはかなり好み。

ポタージュ状にしっかり漉されたダル。
マスタードオイルの効いたポテサラなんかはまさにベンガルのボッタ。
繊細な中に和印の粋が詰め込まれていますね。

引き出しの多さと懐の深さを感じさせる、素晴らしいワンプレートでしたよ。

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スパイスカレーまるせ



関連ランキング:インドカレー | 中津駅(大阪メトロ)中津駅(阪急)梅田駅(阪急)


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ハラール食材店で作る、ロードサイドスタイルビリヤニ。「となりのインド人」(小田急相模原)

小田急相模原駅の周辺って、ちょっと変わった店がたくさんあります。
料理ラインナップから価格設定まで異次元な焼肉店やら、アメリカン仕様の寿司居酒屋やら。
なかなかの無国籍感です。


ロードサイドスタイルのハラール食材店「CHAND FOOD」
そこに併設されている小さなキッチン。

その名も・・・「となりのインド人」!

と、戸川純やないかい・・・



とにかくもう、ここが日本であることを忘れてしまう世界観。
インドだけじゃなく、さまざまな国の食材や日用品を扱っています。


お米だってバスマティだけじゃなく、チニグラ米まで。
アフリカのフフなんかも売っていてちょっとビックリ。


タンドール窯がある調理場、ここが「となりのインド人」なわけね。

基本はテイクアウト。
お店の奥に小さなカウンター席があるんですが、2人座ったらギュウギュウな感じ。

最初16時ころ訪問したところ、シェフが休憩に出ているとのことで、17時に再訪。
そしたら「今日はビリヤニあるよ。マトン、チキン」と。

マトンビリヤニをテイクアウトでお願いしました。
(イートインしても良かったのですが、カウンター席に鄙びた風情のインド人客がおり・・・)
ちなみにお店の方はコルカタ出身とのこと。

待つこと2、3分。
冷やし置いたビリヤニに熱を加えて仕上げた感じですね。

近くの公園で開封してみました。

★マトンビリヤニ \1000

いわゆる惣菜バックに詰められていますが、パンパンで結構な量。
サラダが付いてきます。

拡がるスパイスの香りこそ飛んでしまっていますがそれは致し方なし。
けれど、お米はほどよきしっとり具合で、クローブ、カルダモン、シナモンともにバッチリ決まってます。
しかもそれなりに辛く仕上がっていますね。

フワッと香るご馳走ビリヤニというよりは、ガッツリパンチの利いたロードサイドスタイルのビリヤニといったところでしょうか。
そういう意味での満足度はかなり高いでよ。


サルビスでつけてもらったのは(パキスタン料理店などでお馴染みの)アラブ産マンゴージュース。
このネトッとした甘みが、しかしビリヤニに合うんですよね。

小田急相模原に寄った際にはまた、ビリヤニテイクアウトしよっと。


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となりのインド人



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冷やし印度タンタン!?池袋に現れた謎麺に迫る。「カレーつけ麺。ちゃんぽん麺。壬生」(池袋)

池袋でなんだか凄いものを見つけてしまいました。


「咖哩麺」「とんかつカレーつけ麺」の看板。
そしてその奥に・・・


「冷やし印度タンタン」ですと!!

こりゃあヤバいぞ。

お店の名前は、と。

「カレーつけ麺。ちゃんぽん麺。壬生」

ちょっと待てよ?
カレー、トンカツ、そば、池袋、そして「。」のついた店名・・・ひょっとして?

やっぱりそうでした。
こちら「カレーは飲み物。」の系列店。
そういや同系列の「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」も元の蕎麦屋が「壬生」って名だったし、社長が壬生さんだったんだよな。
なるほど納得。
「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。」「カレーは飲み物。」「とんかつは飲み物。」それぞれのエッセンスが集結しているわけだ。

ちなみにオープンは2018年4月1日だそうです。

ちなみに件の「冷やし印度タンタン」は夏季限定メニューみたいですが、レギュラーメニューもカレー麺だらけ。
「タンドリー唐揚げカレーつけ麺」なんてのまでありましたよ。

券売機でお会計を済ませ、店内へ。

オープンから2ヶ月しか経ってないのに随分鄙びた感じだなあ、なんて思ってたら、思い出しました。
そうかこの場所、「とんかつは飲み物。」への助走としてオープンしていた「カレーは飲み物。(揚)」の跡地だったわ。

お店はお兄さんひとりのワンオペ。
調理中、「しまった」とか「おかしいなぁ」とか呟いているのでちょっとハラハラしましたが(笑)無事完成到着!!


★冷やし印度タンタン ¥990

いやあ、なかなか気分が上がるビジュアルですな。
丼の上のパパド(ジブリ映画のタイトルみたい)が、こんなにも神々しいとは。


真俯瞰で撮ると意味不明。


パパドにはチリパウダーがかかっており、その下には山盛りのシャキシャキサラダ。
マヨドレがタップリかかっています。
さらにその下にはとんかつ、その下に麺、一番底にカレータンタンのタレが沈んでいるという構造。

自家製の麺はかなりコシが強いもの。


カツは薄めで、油少なくカリッとしています。

パパドは砕き、底のタレが麺に行きわたるよう混ぜながらいただきます。
うん、カレータンタンといえど、辛さはかなり控えめですね。
一番味の主張が強いのがサラダにかかったマヨドレであり、基本的にはサラダ麺としての味わい。
そこにカレータンタンのタレが優しく感じるって塩梅です。

実食してみると、インド要素といえば上に乗ったパパドくらいなものなのですが、興味を惹くイメージは大事。
「冷やし印度タンタン」という響きもキャッチーだし、ビジュアルもキャッチー。
味はイメージとは若干異なるものの、美味しいかそうでないかといえば、確実に美味しい。

流石は「カレーは飲み物。」系列、相変わらず巧いなあ。

これは売れちゃうよ。

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なかなかないぞ、南インド風カレーと欧風カレーのハーフ&ハーフ。「カレーのモコモコ」(町田)

個性派カレー店の多い町田。
こちらもなかなか個性的ですよ。

「カレーのモコモコ」

今年で創業20年。
この場所に移ってから17年という古参カレー店です。


メニューはタイ風・欧風・南インド風と、バリエーション豊か。


店内のムードもなかなかのものです。


さて、タイ風・欧風・南インド風どれにしようか?
迷ったらやはり、ハーフ&ハーフ。


★ハーフ&ハーフ
・南インド風大辛カレー(チキン)¥580
・モコモコ欧風カレー中辛(ビーフ) ¥580


お店のムードからは意表を突く、給食トレイでの提供!
これこそ個性!

しかも南インドと欧風のハーフ&ハーフなんて、そうそうあるものじゃあありません。
けれどそもそもカレーという食べ物の概念、異なる食文化の融合によって生まれたものと考えると、別に不思議ではないのです。


まず、南インド風大辛カレー(写真奥)
昨今増えた、現地の方による南インド料理とは違います。
むしろ、80年代に一世を風靡した激辛の元祖「ボルツ」や、北参道から我孫子に移転した「紅屋」、中神「ガヤ我屋」などを彷彿とさせる、独特の味わい。

スパイスをホールではなくグラインドしたり、パウダー使用したりした、粒子感ある食感がなんともノスタルジック。
辛さはそこそこで(個人差あり)、結構クセになる味わいです。

そして、モコモコ欧風カレー。
こちらは限りなく滑らかな舌触り。
このような欧風カレーをジャスミンライスにあわせていただくこと自体なかなかないので、ちょっと面白いですね。

まさに、2つの味が楽しめるハーフ&ハーフ。
流石に混ぜ合わせることはしませんでしたが(笑)

居心地も良く、近くにあったらホームグラウンドになっちゃいそうなお店でした。

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カレーのモコモコ



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ラマダン明けの賑やかインドネシア。「cabe目黒店」(目黒)

東京最古参のインドネシア料理店だった目黒「せでるはな」が2016年に閉店。
その跡地に入ったのは同じインドネシア料理店の「cabe(チャベ)」でした。

元々は山手通り近くにあった「cabe目黒店」ですが、ビルの建て替えにつきクローズ。
インドネシア料理の大先輩である「せでるはな」の跡地を引き継いだとのことです。
(「cabe武蔵小山店」は今まで通り営業)


外観は「せでるはな」時代のまんま。



入り口はリニューアルしています。


「せでるはな」閉店時の挨拶も残されていますよ。


奇しくもこの日はちょうど、イスラム教徒の断食「ラマダン」明けのタイミング。

インドネシア大使館が近く、ムスリムが多い立地。
料理はメニューを絞り、特別価格での提供です。


11時30分頃の訪問でしたが、私以外のお客さん15人は全員、礼拝を終えやってきたムスリムの皆さん。


なかなかの賑わいですぞ。

この日の注文はキャッシュオンサーブ方式。
オーダーしたのはこちら。

★グレカンビン Gulai kambing ¥700

インドネシアのいわゆる山羊カレーです。
アジア各国の皆さんが経営するお店では、山羊と羊の区別が曖昧で、山羊と書いていても羊肉だったりすることもあるのですが、こちらの山羊は正真正銘の山羊。

しかも「cabe」のグレカンビンは個人的にかなり好みの味なんです。


このザックリした盛り付けが最高。


たっぷりプルップルの山羊肉。
その旨味が出まくったグレービーもまさに絶品レベル。
やっぱ「cabe」の料理は美味いなー。


辛さは控えめなので、サンバルを足して楽しみます。
あ、いきなりじゃなく、半分くらい食べてからの味変が良いですよ。


「せでるはな」時代は置き物が密集していて怪しげだった店内も、だいぶスッキリ。
こんなに広かったっけ(笑)

この日は特別メニューでしたが、夜のメニューもかなり充実しています。

「せでるはな」の個性的な料理がいただけないのは寂しくもありますが、味のクオリティは折り紙つきの「cabe」。
ここで食事会やるのも良いなー。

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チャベ 目黒店



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アークヒルズの名店カレー、一年の時を経て新宿に復活!「FISH」(西武新宿)

昨年ファンに惜しまれながら閉店した赤坂アークヒルズの名店「FISH」がなんと、新宿小滝橋通りに復活!!



「FISH」(フィッシュ)

2018年6月11日オープン。
2017年6月末の閉店からちょうど一年での復活となります。

2017年6月閉店時の記事⇒『アークヒルズ、名店カレーの歴史に幕。「FISH」』

「毎日大量の玉ねぎを炒めるのに疲れてしまった」というコメントを残し閉店した「FISH」。
実はこの新生「FISH」はかつての常連さんが事業を譲り受け再開したお店。
老舗カレー店をファンが受け継ぐというカタチは銀座「ニューキャッスル」と同じですね。

看板には "INDIAN STREET FOOD & SPICE CURRY" の文字。
こちらかつての「FISH」のカレーメニューに加え、お酒に合うインドのストリートフードを取り揃えているんです。


マンチュリアンにワダにエッグブルジ(アンダブルジですね)や、ラバドーサまで。

元々「FISH」と店名の意味自体「Fineness・India・Splendid・Hottest」ということですから(SMAP方式です)、
コンセプトとしてもおかしくないわけで、「FISH」第二章の始まりというわけですね。


店内の雰囲気もインドの街角食堂のよう。
これは完全に、新オーナーの嗜好性でしょう。

厨房にはかつての「FISH」で働いていたインド人シェフの姿も。


★南インドの風 ¥600

レモン+きゅうり+ジン+ソーダのオリジナルカクテル。
なんともケララあたりのセンスと世界観です。


★ゴーヤフライ ¥480

スパイスをつけた衣で揚げたゴーヤ(クレラ)の揚げ物。
これは完全にビールのおつまみ。

さて、カレー。
私がいつも頼んでいたメニューがちゃんとありました。

★大辛チキンカレー&キーマカレーライス ¥1200

器と盛り付けが変わり、昨今のスパイスカレーの体をなしていますが、「FISH」の必殺メニュー。
(以前は「大辛チキン&キーマカリーライス 」と微妙に表記が異なります。)

かつて何度となく、このメニューで毛穴をフルオープンさせられたことか。

早速いただいてみましょう。

あら、なんと辛さはかなり抑えられています。
一瞬「普通のチキンカレーとオーダー間違えたかな?」と思うほどマイルド。


かつての大辛チキンが「エチオピア」の60辛くらいだとすると、新しい大辛チキンは10辛くらいでしょうか。
お酒やインド料理とのマッチングを考え、暴力的な辛さを回避したのかもしれませんね。


大辛チキンと並ぶ「FISH」の看板メニューがこのキーマカレー。
こちらは元々辛さ控えめながら、多少オーバーなほどのカルダモンの主張が個性だったのですが、
こちらのキーマはカルダモンの香りが綺麗にまとまっています。
普通に美味しくいただけるキーマカレーといったところでしょうか。

付け合わせにはカリフラワーのアチャールやオニオンアチャール、野菜のサブジなど。
こうやってワンプレート盛りすると、「FISH」が実は東京を代表するスパイスカレーのひとつだったことに気付かさせられます。

カレーの味自体はかなり穏やかになったものの、新しい楽しみ方が増えた新生「FISH」。
新宿の地でもきっと繁盛店となることでしょう。

願わくば、元の辛さの大辛チキンカレーと、同じく大辛カツカレー、
そして卓上の塩気効きまくりな刻みシソの実漬けを復活してくれれば、思い残すことはありませんぞ。


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フィッシュ



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創業大正12年。老舗洋食店の庶民派かつカレー。「好養軒」(上野御徒町)

創業大正12年(1923年)。
95年の歴史を持つ老舗洋食店。



「好養軒」

大老舗ながら格式ばったところは微塵もなく、アットホームな雰囲気。

どことなく侯孝賢の映画に出てきそうな空気が漂っています。


メニューを見れば、素晴らしき庶民派価格。
カレーは、
・カレーライス定食
・かつカレー定食
・メンチカレー定食
の3種です。


★かつカレー定食 ¥790

このプラスチックトレイ!
老舗の庶民感覚にワクワクしてしまいます。


まず感激するのはカツのボリューム。
ザクッと硬めの歯応えが頼もしいですね。

カレーはドロッとしていながらも、ボヤけた感じはなく、濃厚かつ締まった味わい。
こりゃあ美味い!そして満腹!!

ご主人はこの店の3代目、といってももう若くはないお歳。
100周年を乗り越えお店を続ける後継ぎが現れてほしいものですね。


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好養軒



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仙台坂の、ご馳走かつカレー。「とんかつ都」(麻布十番)

麻布仙台坂にとんかつの名店。

「とんかつ都」

オープンは2017年8月。
この日はランチタイムの訪問です。


スタイリッシュなカウンターメインの店内ですが、女性店員さんたちの和風制服が可愛らしく、雰囲気が和みます。


まず、とにかく食材へのこだわりを重視している様子。

職人が毎日50頭の中から厳選した豚。
湘南で創業40年パン粉一筋の斎藤さんが十二時間発酵させた超熟成パン粉。
1000年以上続く塩職人による「ゲランドの塩」、そして絶景で有名なウユニ湖から採れた「ウユニの塩」。
揚げ油はカナダ産ナタネの低温精製。
お米は生産者佐藤さんによる新潟産コシヒカリ。

徹底していますね。

席につきまず提供されるのは、野菜から出汁をとった白湯。

スッキリ薄味で、舌のリセット。

さて、料理の登場です。

★ヒレかつカレー ¥1600

なんと華やかな!
オーダー前は割高に感じた値付けですが、妥当に思えてしまいます。
ちなみにメニューには「かつカレー」とありますが、ヒレかロースかを選択可。


まず、カレー。
野菜たっぷり、ひき肉入りの家庭的な味わい。
コシヒカリのご飯によく合いますね。


そしてヒレかつ、小振りなのが3つと量は控えめなんですが、これが感動。旨いわー!!

きめ細やかな衣に弾力ある豚肉。
この上で寝たら安眠確実!と思わせてくれる至福の食感。
さらに最高なのがウユニ塩とのマッチング。
うわー!!

あまりに旨すぎて、カレーをかけるのは勿体ないです(笑)
カツは塩でいただき、カレーライスは別でいただくのがベスト。
「いっぺこっぺ」同様の理屈ですね。

セットの豚汁も具沢山で、随分ごちそう感あるかつカレーランチとなりました。

メニューには、カレールー ¥500 なるものも。
「ポンチ軒」みたいに、とんかつメインで、カレールーを添えることができるわけだ。

よし、次回はその贅沢、やってみよう!


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とんかつ 都



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香り際立つスパイスカレーの名店。「soma」(中津)

大阪・中津で不動の人気を誇るスパイスカレー店。


「soma」(ソーマ)

こちら行列&売り切れ必至の人気店という印象が強く、時間がない中での訪問には怯みがち。
けれどこの日は月曜。

11:44時点で2人の待ち、3番目に並びました。
開店時で列は8人。
席数12ですから、全員店内へ。


古民家をリノベーションした店内。
ただレトロなだけじゃなく、DJブースがあったりと独自の世界が広がっています。


単独訪問につき、カウンター席へと案内していただきました。


オーダーは入店順。

組み合わせのパターンが色々あり、初めての方はちょっと迷うかもしれません。
迷ったら「チキンキーマ+トマトカレー+お肉のカレー」もしくは「チキンキーマ+トマトカレー+野菜カレー」にしてみましょう。
お肉のカレー、野菜カレーは上の単品メニューからチョイスできますので。

ちなみに辛さは5倍まで無料。
6倍以降は1ごとにプラス10円となります。

厨房を見れば、各カレーごと小さな鍋で火にかけて仕上げています。
一気に大量に作らないのはきっと、焙煎したてのスパイスの香りを重視しているのでしょう。
ですので、オーダーの状況によっては特定のカレーがなくなり、また作り始めるというステップが生じ、提供の時間にはバラツキが出ることも考えられます。
私は入店3番目でしたので、スムーズに料理がやってきました。

まず、視覚より先に嗅覚を刺激する一皿です。

★チキンキーマ+トマトカレー+お肉のカレー(ラムキーマ) ¥1000
・辛さ10倍 +¥50


アイコニックなチキンキーマ+トマトカレーに、評判の良いラムキーマを組み合わせてみました。
アチャールや焼きズッキーニなど副菜も添えられた丁寧な仕上がりですね。

辛さ10は個人的にはちょうどええ感じにパンチある辛さ。
一品一品の味がわかり、かつ充分に内燃機関を活発化させてくれます。

「混ぜて召し上がってください」とのことでしたが、カレーとカレーの境界に仕切りはないので、必然的に混ざることになります。
まずは単品ごとの味を楽しみましょう。
トマトカレー。
これは単品ではかなりトマト感が強い仕上がり。
なるほど、他と混ぜるとこの酸味が活きるわけだ。

そしてラムキーマ。
これが期待どおりというか、期待以上。
パッと見、シャバシャバでゆるいキーマなのですが、ラムの旨みがギュッと凝縮されかなりのインパクト。
これは振り切ってます!!超オススメ。

さらにライスの上のチキンキーマ。
崩してカレーに沈めれば良い食感アクセントになりますね。

食べ進むにつれ、徐々に混ぜ合わせていきます。
ラムの旨みにトマトの酸味が加わり、これまた新しい味わいに。

シンプルなビジュアルからは想像つかない、メリハリある一皿でした。

いわゆる「大阪スパイスカレー」各店の中でも、香りと味のメリハリでは頭一つ抜きん出た印象。

カレーの多様化が進む中でも、貫き続けられるだけの強度をもった独自スタイルがありました。

寡黙な職人に徹するご主人と、丁寧な接客の奥さん。
そのバランスも、メリハリあるあいがけスタイルのように思えましたよ。

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SOMA



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アキバの名物カレー、待望の移転再スタート!「カレー専門店ベンガル」(末広町)

創業1973年。
アキバを代表するカレー屋さんとして愛されてきた「ベンガル」。
2017年8月に一旦閉店しファンをドギマギさせましたが、晴れて移転再オープン!


「カレー専門店ベンガル」

随分スタイリッシュな店構えに生まれ変わりました。



店内は入り口から奥へ行くにつれ、気軽なテーブル席、厨房が見えるカウンター席、ゆったり寛げるソファー席と多彩ですね。


★チリビーフカレー ¥1300

「ベンガル」定番のビーフ角切りカレーのビーフをほぐして用い、ブートジョロキアはじめ世界6種の唐辛子を用いた、賄い仕様の激辛カレー。


食感は「サリサリ」のカレーに近いといいましょうか。
まずはホロっとした肉の食感が楽しめるのですが、後から辛さがガガガッとやってきます。
毛穴が開きますよ。

ですが単に辛いだけでなく、複数種の唐辛子による香りや旨みも感じられなかなか立体的。
辛いもの好きならきっと楽しめる一皿になっています。


卓上には様々なスパイスや薬味。
このカレーに限っては辛さ追加は必要ないでしょう。
むしろ有り難いのは福神漬け。
ガブガブ水を飲むより辛さリセットできます。

食後にはこちら。

★ティマサラアイスクリーム ¥350

シナモン、ジンジャー、そして胡桃。
やさしくクールダウン。


さらに卓上カルダモンを一口。
胃の中も爽やかにフィニッシュ。

移転してなお光る老舗のオリジナリティ。
充分に堪能させていただきました。

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ベンガル



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麻布十番の昭和喫茶でいただくビーフカレー。「喫茶&レストラン おもかげ」(麻布十番)

創業昭和55年。
麻布十番に佇む昭和喫茶であり、洋食屋さん。

「喫茶&レストラン おもかげ」

朝ドラ「半分、青い。」東京編でも同じ名前の喫茶店が登場しました。
しかも同じく青い店構えの。
ここがモデルなのかもしれませんね。

店内壁には古今スターのサインがズラリ。

志村けん、小室哲哉、村上春樹、雪村いずみ、中川翔子と錚々たる顔ぶれも。

おかみさんが一つ一つの色紙を丁寧に掃除していました。


メニューにはステーキ、ハンバーグ、オムライス、ハヤシライス、ナポリタン、ポークジンジャーなど定番がズラリ。
もちろんカレーもあります。

カレーメニューは、
・ドライカレー ¥1100
・ビーフカレー ¥1100
・海老カレー ¥1100
・ロースカツカレー ¥1300
の4種。

街の喫茶店と思えばなかなかのお値段ですが、麻布十番の老舗洋食店と思えば妥当な価格ではありますね。


★ビーフカレー ¥1100

パッと見は、いわゆる喫茶店カレー。
無着色の福神漬けをアルミカップに入れているのは面白いですね。


けれども、一口いただくと、ちょっと独特な味わい。

濃厚な焙煎香に加え、どこかハヤシライスのような、ウスターソースのような甘いコクが感じられます。
ただし全体としては甘ったるい感じはなく、中辛テイスト。

牛肉も、喫茶店でたまにある、エキスが出切ってカスッカスの牛肉ではなく、
ビーフシチューに用いる様な柔らかいもの。

グルメ客の多い麻布十番で長く営業を続ける老舗の矜持を感じますね。

最近はスタバやタリーズ、上島珈琲もある麻布十番ですが、昭和のゆったりとした空気でくつろぐのも悪くないですね。


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レストラン・喫茶 おもかげ



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ハラールでムスリムなタイ料理が大久保に帰ってきた!「ルン ルアン」(大久保)

タイ南部のムスリム飯がいただける個性派店「ルンルアン」が、田端から大久保に戻り、レストラン営業を再開!


系列のテイクアウト&タイスイーツ店「ルンルアン お菓子処」の脇の路地を少し進むと・・・あ、ありました!


現地の場末風情溢れる店構え!!



ハラール認証マークもバッチリですね。

パッと見、三つのお店が並んでいるようですが、全部でまとめて一店舗。
一番左のハコが厨房。
真ん中のハコは予約専用カラオケ付き客室。
そして一番左が一般客用の客席となっています。


この日は一般客席へと入店。


結構こじんまりとしており、厨房も簡易設備。

出てくるメニューはいわゆる「普通のタイ料理」のもので、一瞬ん?と思ってしまうのですが、
大抵こういうパターンは、「言えば出てくる」ものです。

お店のお姉さん、2軒向こうの厨房と行ったり来たりで大変そうですけどね・・・


★カオケーン ヌア ¥500

カオケーン(カオゲーン)はタイの屋台式ぶっかけ飯。
ヌアは牛肉。

実はこれ、牛肉バージョンのマッサマンカレーとご飯のセットなんですね。
ぶっかけ状態で出てこないのは、日本人への気配りでしょうか。


カオモックガイと並ぶ、ムスリムタイ料理の代表とも言えるマッサマンカレー。
日本では「世界一の美食」なんて美辞麗句で宣伝されることの多い料理ではありますが、
こちらではええ感じの屋台スタイル。

しっかり油も浮いていて、牛肉もたっぷり。
なんといってもライス、スープが付いて500円なんですから!美食じゃなくて日常食でしょう。

卓上には調味料一式もちゃんとあります。

今回はおひとり様でリーズナブルなディナーをいただきましたが、
次回は予約して、カオモックガイなど楽しみながらカラオケなんてのも良いですな。
(ハラール対応ですがお酒はちゃんとおいてますよ)


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ルン・ルアン



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業界初?渋谷に忽然と現れた『生カレー』とは一体??「SPOT」(渋谷)

渋谷。
たまたま通りかかったのですが、気になっちゃいました。

「業界初??絶品生カレー!!」

これまた変わったカレーが出てきたものですね。

基本的に日本人は「ナマ」と付くと食指が動くもの。
生ビールに生チョコ、生キャラメル・・・
けれど生カレーと聞いても一瞬「それは美味しいのか??」などと考えてしまいます。


「SPOT」

早速、地下へと続く階段を下りてみましょう。

こちらのオープンは2018年3月。
夜はバー、昼は「生カレー屋さん」。

しかもどうやら地下二階もあるようで、そちらはカラオケルームになっているそう。

カウンターには「生カレー」の説明が。

「ルーや具材全てが火を通さず生で作られたカレー」とのこと。

ほうほう。
判ったような、判らないような。
早い話が、食ってみろってことですね。


★生サラダカレー ¥800

おぉ、想像以上に華やかな見た目!!

ブレンドしたスパイスを生の牛乳で溶いたようなカレー。
そして具材はすべて生野菜。

フムフム。


ガーッと混ぜていただきましょう。

・・・あ、なるほど。
食べるといろいろ納得しました。

つまりは、ガラムマサラ味ドレッシングをかけたサラダライスみたいなものなのね。
そう考えると特に変なものではなく、すんなり受け入れられるもんです。
もちろん、ライス以外はすべて冷製。
これからの暑い季節にピッタリだし、油っこい重たさも皆無。

そして、オペレーション的にはコンロが要らないってのがミソでもありますね。

そう考えると、冷やしカレーうどんやら、弁当やら色々・・・・なんて、後で調べてたら、あ、やはり。

クラウドファンディングでこんなのやってるの見つけました。

『渋谷発!絶品生カレーを世界に広めよう!』

やはり、展開のチャンスをうかがっているみたいですね。


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SPOT



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あの、カレーうどんが美味いミシュラン名店が、居酒屋と融合。「うどん酒場 香川一福」(池袋)

池袋に、名店讃岐うどんの味が楽しめるうどん居酒屋が誕生。

「うどん酒場 香川一福」

2017年6月24日オープン。

香川で不動の人気を誇る讃岐うどんの名店「一福」。
2015年に「香川一福 神田店」として東京進出するや否やビブグルマンを獲得。
こちらのお店は神田店の暖簾分けとして、居酒屋業態へと進出した初のお店です。

店内は意外と若くカジュアルなノリ。
実はこのお店の開店にあたっては、人気店「アガリコ」などを手掛ける「繁盛請負人」大林芳彰氏が一役買っているそう。
なるほど納得。

メニューには500円を切るちょこちょこ摘まみアイテムも充実。
お酒も日本酒や焼酎に加えて、クラフトビールのタップが4口と、今までの讃岐うどん屋のイメージからは一線を画しています。

では、それが半端なチャラさになっているかといえばそうではなく、実に、実に使い勝手の良いお店となっているんです。


★常陸野ネスト だいだいエール ¥680

大好きなネストビール。味は折り紙付き。
お通しは揚げうどん、千枚漬け、高菜コンニャク漬けとバラエティ豊か。


★ブクロのトロタク ¥500

昭和新山型に盛られたマグロのトロにタクワン。
さらにミョウガとカイワレ。
海苔で包んでいただきます。
なんだか、レディーボーデンアイス独り占めしているような贅沢感が味わえますね。

そしてお次はこちらの名物。

★赤鬼〈普通サイズ〉 ¥890

真っ赤っ赤!ど迫力!
実はこれ、コンベクションオーブンで皮パリに焼かれた骨付き鶏のモモ焼きに、唐辛子をぶっかけまくった一皿。


鋏で肉をぶった斬りながらいただくのですが、これが堪らん。
辛さはそれほどでもないのですが、唐辛子の香ばしさが鶏肉のジューシーな脂に移り絶品であります。
これは必ず頼むべし。


★極 レモンサワー ¥580

大三島レモンを使用したサワー。
瀬戸内レモン、人気ですね。
2杯め以降はナカ250円で、ズルズル飲むのにも最適。


★えんがわのカルパッチョ ¥550

こういうちょっとしたものが沢山あるのが嬉しい。


★生ガキ 出汁ジュレかけ 一個 ¥310

立派すぎる広島産牡蠣を使用。
生牡蠣のジュルジュルにジュレのジュルジュルがジュルジュルジュルっと加わり至福。


★鶏レバー赤ワイン煮 ¥580

こちらリッチな甘口仕上げ。
変化がついて良いですね。

居酒屋としてここまでちょうど良く、味も良く、使い勝手も良いお店、池袋にあるようでなかったのですが、さらにこちらには必殺メニューが。

そう、讃岐うどんのカレーうどん。
しかも普通のカレーうどんじゃなく、欧風カレーの技法を使った、「一福」ならではのカレーうどんなんですから。


★カレーうどん(小) ¥680

A5、A4の和牛と野菜からとったフォンドヴォーを使用した、濃厚きわまりないカレーうどん。
ほどようスパイシーで、濃厚ながら重くない。
まさに、「神田一福」譲りの逸品!!

(小)といってもつまりはひと玉。
締めには十二分な量であります。


さらに後半、添えられた出汁スープを投入すると、和の旨みたっぷりのサラサラカレーうどんへと変化!!

爽やかな満足感でフィニッシュ!!

営業は夜中2時まで。

こりゃあ良いお店です。
気兼ねなく、これからも利用することにしましょうか。


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うどん酒場 香川一福 池袋



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会員制肉割烹と連携するカレー飲み屋が五反田に誕生。「エビスカレーワークス」(五反田)

五反田に、飲み屋使いができるカレー店が誕生!


「エビスカレーワークス」

五反田なのにエビスとはこれ如何に?

実はこちら、恵比寿の会員制割烹「肉割烹かつまた」で余った肉の部位をカレーに有効活用するためにはじめたお店。

オープンは2018年5月。
しばらくはランチのみの営業だったのが、飲み屋としての夜営業をスタートしたとのことで、早速の訪問です。


元は居酒屋だった場所をストイックなコンクリート色にリノベーションした店内。
初期の「ウィザードリィ」のダンジョンみたい。


流石、お酒やおつまみが充実していますね。


★カールスバーグ ¥490

生はこちら一択ながら、缶や瓶で世界のビールも取り揃え。


お通しはカレーポップコーンです。


★酒が進む 塩こんぶクリームチーズ ¥490

まさにその通りのアカンやつ。


★テカテ ¥890

酒が進んでしもうたがな。


★アボカドとクリームチーズのワサビ醤油和え ¥690

アボカドにワサビ醤油ときたら・・・こりゃあつまり、マグロのヅケ感覚。


★名物!牛スジ煮込み ¥1200

ストウブでグツグツと現れたこちら。
そうそうこれこそ、「肉割烹かつまた」からやってきた牛スジってわけですね。

ほのかな甘みと・・・牛スジの脂肪部分の質が良いこと!流石です。


★ワークスハイボール ¥490

こちら、りんご酢を用いたハイボール。オススメ。


★エライジャクレイグ スモールバッヂ ¥650

イライジャ・ウッドとダニエル・クレイグとベネディクト・カンバーバッジがユニット組んだような名前のウイスキー。
この店、実はウイスキーの品ぞろえがなかなかのもの。

ホント飲み屋。実に飲み屋。

・・・おっと、けれどもカレーを忘れちゃいけませんぞ。

なんてったって、カレーワークス。

ランチ時にはカツカレーなどもあるみたいですが、夜の飲み屋タイムのカレーは二種。
もちろん両方頼んでみましょう。


★牛すじ出汁カレーライス ¥700

牛すじの旨み押しのシンプルなカレー。
仄かな甘みが特徴です。
少しながら具材として上質な牛すじも入っていますよ。


★締めの一杯!カレーうどん ¥800

こちらはうどんバージョン。
粘度はないスープタイプで軽くいただけます。
こちらも出汁と旨み押し。

ということで、夜はカレー屋というより完全に居酒屋。
今回は奥のテーブル席でしたが、ふらっと立ち寄りカウンター一人飲みなんかにも良さそうですね。


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エビスカレーワークス 五反田店



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四川麻婆豆腐とスパイスカレーの融合、そして昇華。「大衆中遊華食堂 八戒」(長瀬)

東京でもじわじわ来ている「中華×カレー」の波。
関西では数年前から麻婆カレーなるものが好き者たちの間でちょくちょく話題になっていたのですが、
その真打ちともいえる必殺店がこちら。


「大衆中遊華食堂 八戒」

どっからどう見ても街の大衆中華。
この、爪を隠してる感がまたなんとも。

いやいや実際、大衆中華として完結しても楽しめるんです。

けれど、カレーファン的にはこちらを見逃す手はありません。

「四川麻婆豆腐カリィ」

そしてマンスリーカリィ。

しかもあいがけが可能なんです。


食前には玉子スープとサラダ。
器がインドなあたりから、時空が捻れかけています。

そしてやってくるメインディッシュ。
「うわっ!」と声を上げてしまうこと間違いなし。

★合がけカリィ ¥1100

四川麻婆豆腐カリィとマンスリーカリィの合がけ。
・・・なのですが、兎に角サイズがデカい!
写真では伝わらないのですが、カレーハシゴするなら最初に持ってこないと無理なレヴェル。

しかし凄まじい存在感・・・

まずは必殺の四川麻婆豆腐カリィから。

花椒の痺れ(麻)がビビンと効いて、これは秀逸な麻婆豆腐!
というところから、フワッと広がるホールスパイスの香り。
まさにカレーであり、麻婆豆腐。
「麻婆豆腐はカレーか否か?」という至上命題への答えがここにあります。


一方この日のマンスリーは「角切りポークとたっぷり野菜カリィ」。
ジューシーな豚肉に際立つトロみと酸味が刺激的。
こちらもまた、中華でありながらカレーである絶妙の落し所であります。


さらに!
驚くべきことに、ご飯の上に鎮座するたっぷりの肉。
これ、羊肉じゃないですか!
生ラムにタレをつけ焼いた贅沢な品。
しかも付け合わせというレベルではなく、メインのおかずになるボリューム!
味にも量にも、終始圧倒されっぱなしです。

ちなみにこの日のお米は丹波篠山産こしひかり。
いちいち完璧です。


食後にはアイスコーヒーとキャンディ。


さらにゴマ団子のサービスまで。

お腹いっぱいいただける大衆中華でありながら、先鋭的な中華スパイスカレーのお店でもある。
全くもってとんでもないお店です。


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八戒



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遭遇!チャコールグレーの粋なナン。「GANDHI」(新橋)

新橋、「マンダラ2nd」の隣、かつて「タカリバンチャ新橋店」が入っていたハコに新しいインド料理店ができていました。


「GANDHI」

オープンは2018年5月21日。
まだ食べログ登録もされていない新店に出くわしたってわけです。


思いきりインドど真ん中な店名。


店奥にガンジーの肖像画があるものの、他はネパール!ヒマラヤ!ネパール!ヒマラヤ!
ネパール人によるインド料理店、通称「インネパ」なお店かと思ってしまったのですが、どうやら店員さんはみなインド人のよう。
前店舗の内装が残っているのでしょうか。

この日はランチ訪問。

一見よくあるメニュー構成なんですが、よく見ればなんと!
全てのセットに「日替わりカレー」が付いてくるんですね。
なんとも斬新。


★Bセット ¥850
・キーマカレー
・日替わりカレー(チキンととうふのスープカレー)
・サラダ
・ナン
・ターメリックライス
・ドリンク


この日の日替わりは「チキンととうふのスープカレー」。
実はインネパ店で当たり確率が高いのがこの「スープカレー」という表記なんです。
なぜならそれは殆どの場合、インド料理ではなく母国ネパールのシャバシャバカレーだったりするから。
シェフ自身が慣れ親しんだ味を日替わりというカタチでこっそり忍ばせているわけです。
ここはインド人によるインド料理店とのことですが、珍しくこのタイプのスープカレーがあったのです。
どういう経緯でしょうか?


シャバシャバでニンニクがガッツリ効いたカレー。
具材にはチキンと豆腐のほか、しめじ、ほうれん草、ニンジン。
インドのイの字もない面白さ。
もちろん、ナンよりライスに合わせます。

もう一つのカレー、キーマカレーはライスにもナンにも合いますね。

と、ここでサプライズ案件発生。

こちらナンはお代わり自由なんですが、何やら不思議なナンがサルビス。

な、なんですか!ナンですか!?これ。

見事なチャコールグレーに染まった未知のナン。
どうやらたまたま、新作ナンを試作していたタイミングらしく、こちらは「竹炭ナン」。
なんとも吸着力がありそうなヘルシーナンでした。

たまたま見つけた新店で、たまたまいただいた新作ナン。

ちょっと得した気分です。


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GANDHI



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さよなら再見!九条に煌く伝説のカレー屋。「犬PPカレー」(九条)

大阪のコアなカレーフリーク達に愛される、"伝説のカレー屋"「犬 P Pカレー」がなんと2018年5月末をもって閉店・・・

とのことで、大阪のカレー屋店主の皆さまと訪問して参りました。



「犬PPカレー」(イヌピーピーカレー)

店名は、「ご店主犬島さんのプライベート・プロジェクト」から。
と、言ってたはずが最近では「犬島家のポークポーク・ペンタゴン」ですなんてはぐらかしも(笑)
元々は音響関係のお仕事をされており、中津での間借りカレー営業を経て2014年、この九条の地にお店を構えました。

この日ご一緒したのは、「はらいそSparkle」「スパイスカリー43」「サケトメシ」「ノムソンカリー」「百福」の各店主という個性的面々。
この店がいかに愛されていたかがわかりますね。


看板はどう見てもネコ。


提供カレー数に限りがあるため、整理券・・・もとい整理犬・・・もとい整理剣方式での入店です。


ジャキーン!!!

6人同時の入店ですが、一度にカレーが出てくるわけではありません。
一皿一皿、丁寧に仕上げ、一皿ずつ順に完成提供。

いわばここ、ビールを楽しめるひとときというワケです。


★3種あいがけカレープレート
・たまごのアチャール


おぉ、一見大阪スパイスカレーのスタンダードなルックながら、見れば見るほどインドテイスト。
しかも結構振り切ったチューニング。

ドロッとパンジャブっぽいダルスープにパパド。
たまごのアチャールは、玉子をスパイスオイルに漬け込んだ逸品。
ガッツリ骨ブッタ斬りの旨味溢れるチキンカレー。
木片カレーと呼んでもいいほど気前よくシナモンが入ったキーマカレー。
そして、ブルッブルのセンマイが入ったモツカレー。

センマイにゃポンとネギが乗ってたりと、細かい粋が感じとれます。

なるほど、冗談感あふれる店名と、カレーの本格感のギャップがたまらんですな。

九条「犬PPカレー」は2018年5月末をもって閉店。
その後の予定は未定とのことですが、きっと良い物件が見つかり再開してくれると信じています。

だって、ここまでアツい支持者がたくさんいるんですから。

伝説よ再び!!


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イヌピーピー カレー



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