2015年10月
銀座でも、サルビス満点のインド料理!「カーン ケバブ ビリヤニ」(新橋/銀座)
category - [銀座,築地,有楽町]
2015/
10/
31飲食店って、チェーン展開すると味が落ちたり、大衆化したり、工業製品化したりで残念なことになる場合が多いのだけど、全くもって例外もあるものです。
2009年品川にオープンした「サルマティッカアンドビリヤニ」(オープン当時は単に「ティッカ&ビリヤニ」という店名でしたね)。
東京の中心部にビリヤニ押しの本格インド料理店ということで、一気に話題になるかといえばそうでもなかった。
でも私は個人的には、そのしっかりとしたお店の姿勢と料理に共感していて、いろんな人にプッシュもしていたのだけど、反応はそうでもなかった。
2012年、六本木に2号店「サイーファケバブアンドビリヤニ」が登場。
六本木の夜に本格ビリヤニがいただけるとあって嬉しかったわけですが、どうもお客がありきたりのメニューばかり注文する残念な展開があったようで、本気のメニューはなかなか苦戦。
しかしめげずになんと、2014年には上野に「ハリマケバブ・ビリヤニ」、銀座に「カーンケバブ・ビリヤニ」と相次ぎ新店舗をオープン。
この二店舗がなかなかの評判で、ようやくというか、一気にブレイクした感があるわけです。
実際、経営側もさまざまな試行錯誤を経て、味とサービスを向上させていったのでしょう。
品川で始動したころちょっと感じていた、「日本になじみ切れていないアウェー感」も払拭され、
素直に楽しめるお店として成長したようです。
(↑ここまで「ハリマ ケバブ・ビリヤニ」記事のコピペ!だって言いたいこと同じだもん!)
でこの日は某メディアのインタビュー。
「インタビュー場所は好きなお店を選んでいい」とのことで、こちらをチョイス。

「カーン ケバブ ビリヤニ」
場所はなんと、銀座博品館の6階。
こんな場所に本気のインド料理店があるなんて、普通は気付かないような立地です。

広々とした窓からは、銀座(というよりホントは新橋界隈)が一望!
タキシードで正装した店員さんの接客も相まって、アッパー感も抜群!!
同系列の上野「ハリマケバブ・ビリヤニ」とはずいぶん違う雰囲気です。
さて、こちらの系列のウリは確かな味付けの料理と、過剰ともいえるサービス(ヒンディー的にはサルビス)。
この日も初っ端から飛ばしてくれました。

★マサラパパド(サルビス)
普通は普通のパパドですよね。
ここ、普通じゃないからマサラパパドです。

★ビハリチキンティッカ3P ¥1130
こちらも普通のチキンティッカじゃないです。
ショウガたっぷりガーリックたっぷりのストロングな香り&味付け。
そこにフレッシュなミントチャトニをつけていただくのですが・・・
お肉もジューシー、香りも最高!!
これはかなり美味いです!

★パタラニマチリ3P ¥1130
一見チマキ?
いやいや、丁寧に包まれたバナナリーフを紐解くと・・・

中からはハリヤリ仕立ての蒸し焼きマグロ!
贅沢な美味さ!!

★白ワイン ¥670
銀座らしくワインもしっかり揃えたこのお店、グラスワインはインド産。

★ミックスパコラ(サルビス)
おっとまたサルビス挟んで来ましたよ!
パコラはインド式天婦羅。
日本の天婦羅と違って、フワッとクッションのある衣が特徴です。
スナック感覚で・・・といいたいところですが、サルビスなのにボリューム満点!
インド人はこれとパパドで延々呑んだりもします。
さて、ここまでは前菜。
メインディッシュはやはりビリヤニとカレーです!!

★ラムビリヤニ ¥1855
この系列店全てに共通する看板メニュー、ビリヤニ。
「インドのチャーハン」なんて説明しちゃう店も散見しますが、それはこの「インドのおもてなし料理」に失礼というもの。
(決してチャーハンが駄目なわけではありませんが、例えが不適切という意味で。)
バスマティライスをスパイスや具材とともに炊き込んだ過程で生じる白、茶、オレンジの色ムラも美しく、
ホールスパイスや肉、生ミントなど食材も惜しみなく投入した豪華仕様。
流石の美味さですね。
ちなみにこの店、しっかりハラール対応ですので、ムスリムなお客を銀座でもてなすのにも最高です。

★南インドチャティナルチキンカレー ¥1440
★ケララパロータ ¥670
「チキンチェティナドゥ」と表記されることも多い、南インド・タミル州の州都チェティナードの名物カレー。
カレーリーフたっぷり、青唐辛子や生姜の刺激が強い、濃厚ドライタイプ。
タマリンドや八角(スターアニス)の味わいも特徴的な本格派です。
ライスとももちろん相性よいのですが、パロタとの組み合わせも最高ですよ。

★マンゴークリフィ ¥515
クリフィ!クルフィ!どちらでもよいのですが、私の大好物でもあるインドのアイスです。
ちょっとオススメなのが、パロタやチャパティにのせて食べる楽しみ方。
デザートパンケーキな気分を満喫できますよ!

★チャイ(サルビス)
〆はやっぱりサルビスで。
押さえるところしっかり押さえて「サルビス満点だったな~」と記憶に残しちゃうあたり流石です。
インタビューも恙無く完了!(で、できた記事がこちら)
銀座・新橋界隈で幅広いインド料理をたっぷり満喫したい!という方にも、
インド料理を接待に用いたい!という方にも、
ランチで美味いインド料理を腹一杯食べたい!って方にも(ランチもサルビス凄いんですよ)、
間違いなくオススメな、サルビス満点のお店なのです。
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2009年品川にオープンした「サルマティッカアンドビリヤニ」(オープン当時は単に「ティッカ&ビリヤニ」という店名でしたね)。
東京の中心部にビリヤニ押しの本格インド料理店ということで、一気に話題になるかといえばそうでもなかった。
でも私は個人的には、そのしっかりとしたお店の姿勢と料理に共感していて、いろんな人にプッシュもしていたのだけど、反応はそうでもなかった。
2012年、六本木に2号店「サイーファケバブアンドビリヤニ」が登場。
六本木の夜に本格ビリヤニがいただけるとあって嬉しかったわけですが、どうもお客がありきたりのメニューばかり注文する残念な展開があったようで、本気のメニューはなかなか苦戦。
しかしめげずになんと、2014年には上野に「ハリマケバブ・ビリヤニ」、銀座に「カーンケバブ・ビリヤニ」と相次ぎ新店舗をオープン。
この二店舗がなかなかの評判で、ようやくというか、一気にブレイクした感があるわけです。
実際、経営側もさまざまな試行錯誤を経て、味とサービスを向上させていったのでしょう。
品川で始動したころちょっと感じていた、「日本になじみ切れていないアウェー感」も払拭され、
素直に楽しめるお店として成長したようです。
(↑ここまで「ハリマ ケバブ・ビリヤニ」記事のコピペ!だって言いたいこと同じだもん!)
でこの日は某メディアのインタビュー。
「インタビュー場所は好きなお店を選んでいい」とのことで、こちらをチョイス。

「カーン ケバブ ビリヤニ」
場所はなんと、銀座博品館の6階。
こんな場所に本気のインド料理店があるなんて、普通は気付かないような立地です。

広々とした窓からは、銀座(というよりホントは新橋界隈)が一望!
タキシードで正装した店員さんの接客も相まって、アッパー感も抜群!!
同系列の上野「ハリマケバブ・ビリヤニ」とはずいぶん違う雰囲気です。
さて、こちらの系列のウリは確かな味付けの料理と、過剰ともいえるサービス(ヒンディー的にはサルビス)。
この日も初っ端から飛ばしてくれました。

★マサラパパド(サルビス)
普通は普通のパパドですよね。
ここ、普通じゃないからマサラパパドです。

★ビハリチキンティッカ3P ¥1130
こちらも普通のチキンティッカじゃないです。
ショウガたっぷりガーリックたっぷりのストロングな香り&味付け。
そこにフレッシュなミントチャトニをつけていただくのですが・・・
お肉もジューシー、香りも最高!!
これはかなり美味いです!

★パタラニマチリ3P ¥1130
一見チマキ?
いやいや、丁寧に包まれたバナナリーフを紐解くと・・・

中からはハリヤリ仕立ての蒸し焼きマグロ!
贅沢な美味さ!!

★白ワイン ¥670
銀座らしくワインもしっかり揃えたこのお店、グラスワインはインド産。

★ミックスパコラ(サルビス)
おっとまたサルビス挟んで来ましたよ!
パコラはインド式天婦羅。
日本の天婦羅と違って、フワッとクッションのある衣が特徴です。
スナック感覚で・・・といいたいところですが、サルビスなのにボリューム満点!
インド人はこれとパパドで延々呑んだりもします。
さて、ここまでは前菜。
メインディッシュはやはりビリヤニとカレーです!!

★ラムビリヤニ ¥1855
この系列店全てに共通する看板メニュー、ビリヤニ。
「インドのチャーハン」なんて説明しちゃう店も散見しますが、それはこの「インドのおもてなし料理」に失礼というもの。
(決してチャーハンが駄目なわけではありませんが、例えが不適切という意味で。)
バスマティライスをスパイスや具材とともに炊き込んだ過程で生じる白、茶、オレンジの色ムラも美しく、
ホールスパイスや肉、生ミントなど食材も惜しみなく投入した豪華仕様。
流石の美味さですね。
ちなみにこの店、しっかりハラール対応ですので、ムスリムなお客を銀座でもてなすのにも最高です。

★南インドチャティナルチキンカレー ¥1440
★ケララパロータ ¥670
「チキンチェティナドゥ」と表記されることも多い、南インド・タミル州の州都チェティナードの名物カレー。
カレーリーフたっぷり、青唐辛子や生姜の刺激が強い、濃厚ドライタイプ。
タマリンドや八角(スターアニス)の味わいも特徴的な本格派です。
ライスとももちろん相性よいのですが、パロタとの組み合わせも最高ですよ。

★マンゴークリフィ ¥515
クリフィ!クルフィ!どちらでもよいのですが、私の大好物でもあるインドのアイスです。
ちょっとオススメなのが、パロタやチャパティにのせて食べる楽しみ方。
デザートパンケーキな気分を満喫できますよ!

★チャイ(サルビス)
〆はやっぱりサルビスで。
押さえるところしっかり押さえて「サルビス満点だったな~」と記憶に残しちゃうあたり流石です。
インタビューも恙無く完了!(で、できた記事がこちら)
銀座・新橋界隈で幅広いインド料理をたっぷり満喫したい!という方にも、
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デリーからスパイスカレーへ。「CURRY家 Ghar」(肥後橋)
category - カレー&スパイス・大阪府
2015/
10/
302015年現在、東京と大阪ではカレーのトレンドも進化のカタチも随分と違っていて、
東京では南インド、ネパール、タイなど「現地の正しいレシピを卓越したセンスで高みへと引き上げた」名店が目白押し。
方や大阪では、「現地とも日本の他の店とも違う独自性を、我流をもって突き進めた」カレーのお店が続々と登場しているように思えます。
おそらくその違いはカレーだけでなくファッションにも当てはまっていて、
東京のセレクトショップでは「今年これが流行り!と決められた同じアイテム」が、どの店でも手に入るのに対し、
大阪(それと神戸)では、「他店と被らない、オモロいアイテム」をどうやって仕入れるかが重点となっているように思えます。
それは多分に、各地から集まってきた人々で構成される「東京」という街では、流行りを共有することでコミュニケーションを成立させようとするのに対して、どっち向いても同じ関西人という場所では、自分だけの個性を押し出さねばボケツッコミのコミュニケーションも成立しない、といった事情があるのでしょう。
で今、大阪で一番勢いあるのが「スパイスカレー」というジャンル。
簡単に言えば、カレーライスの延長線上にありながらも、カレー粉や小麦粉に頼ることなく、インド周辺国のスパイスを独自調合し、独自のレシピで提供するカレー、というようなもの。
厳格なインド料理シェフに言わせれば「正しくないスパイス使い」、言い換えれば「ルールに縛られない自由なスパイス使い」が許されたこのジャンル、同様に大阪で盛り上がりを見せるスリランカカレーのエッセンスを取り入れた店、バーなどのランチタイムを借りて営業する「間借り(ヤドカリ)」業態の店など、多種多様なお店が続々誕生し、いくら追っかけても追っかけきれないほどの盛況をみせているんです。
特に、スパイスカレー人気店の多くは営業する曜日が限られていたり、昼から行列ができ夕方前には売り切れ御免だったりと、遠征客にとってはさらにハードルが高いのですよね。
そんな大阪スパイスカレーのお店の中でも、幅広いマニア(なんだそりゃ?)から高い評価を受けているのがこちらのお店。


「curry家 Ghar」(ガル)
上野「デリー」で10年間修業した店主によるスパイスカレーのお店です。
こちらも営業時間11:30~14:30且つ不定休(2015年10月現在)という、遠方客にとってはなかなかの高難易度。

週末のこの日は12時過ぎに到着し、その時点で12人の列。
30分ちょい待ちましたが、並んでいる間にオーダーは済んでいるので、着席後の提供はスムーズでした。
店内は割に硬派な雰囲気。

★ベジラムキーマ 辛さ10 ¥850
「Ghar」の定番キーマ。辛さはとりあえずのMAXで。
キーマからはラム肉の香りと旨味が出まくって、錦糸町から佐賀に移転した「アキンボ」の生ラムキーマを思い出します。
ガリっとしたホールのフェヌグリークも印象的。
トッピング野菜はズッキーニにオクラ、パプリカ、茄子・・・生野菜あり、サブジとして調理されたものもありでなかなか手が込んでいます。
しかも彩り豊か。
暗めの店内でも映えるそのビジュアルも大切な要素。
スパイスカレーがここまで盛り上がってきたのには、写真映えしRTしたくなるキャッチーなビジュアルも大きいと感じています。
辛さMAX設定の10辛は、確かに辛い、辛いけど、ラムキーマの旨味を打ち消すことのない、ギリギリ絶妙なバランス。
辛さより、旨み重視の構成はやはり関西的ですね。
これに加え、マスタードシードやココナッツミルクを用いたキャベツのポリヤル的な惣菜と、サラダ、ラッシー付きで、おトク感もバッチリ。
テーブルにある玉ねぎのピクルスもちょっと独特。どこか醤油漬けっぽくて。
一見お洒落カフェのカレー、しかしスパイスカレーならではのパンチもある。
そしてこの店で何より大切なのは、「デリー」での経験に裏打ちされた、確かな「インド的スパイス使い」の技術。
数多ある「大阪スパイスカレー」の中でも、その部分はかなり「正統」だと感じました。
だからこそ、細部に至るクオリティ感が生まれ、価格を越えた満足へと到達できるのでしょう。
いわゆるカレーマニアと、南アジア料理マニア、そしてそれ以外の方々にも広く支持されている理由が良くわかります。
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東京では南インド、ネパール、タイなど「現地の正しいレシピを卓越したセンスで高みへと引き上げた」名店が目白押し。
方や大阪では、「現地とも日本の他の店とも違う独自性を、我流をもって突き進めた」カレーのお店が続々と登場しているように思えます。
おそらくその違いはカレーだけでなくファッションにも当てはまっていて、
東京のセレクトショップでは「今年これが流行り!と決められた同じアイテム」が、どの店でも手に入るのに対し、
大阪(それと神戸)では、「他店と被らない、オモロいアイテム」をどうやって仕入れるかが重点となっているように思えます。
それは多分に、各地から集まってきた人々で構成される「東京」という街では、流行りを共有することでコミュニケーションを成立させようとするのに対して、どっち向いても同じ関西人という場所では、自分だけの個性を押し出さねばボケツッコミのコミュニケーションも成立しない、といった事情があるのでしょう。
で今、大阪で一番勢いあるのが「スパイスカレー」というジャンル。
簡単に言えば、カレーライスの延長線上にありながらも、カレー粉や小麦粉に頼ることなく、インド周辺国のスパイスを独自調合し、独自のレシピで提供するカレー、というようなもの。
厳格なインド料理シェフに言わせれば「正しくないスパイス使い」、言い換えれば「ルールに縛られない自由なスパイス使い」が許されたこのジャンル、同様に大阪で盛り上がりを見せるスリランカカレーのエッセンスを取り入れた店、バーなどのランチタイムを借りて営業する「間借り(ヤドカリ)」業態の店など、多種多様なお店が続々誕生し、いくら追っかけても追っかけきれないほどの盛況をみせているんです。
特に、スパイスカレー人気店の多くは営業する曜日が限られていたり、昼から行列ができ夕方前には売り切れ御免だったりと、遠征客にとってはさらにハードルが高いのですよね。
そんな大阪スパイスカレーのお店の中でも、幅広いマニア(なんだそりゃ?)から高い評価を受けているのがこちらのお店。


「curry家 Ghar」(ガル)
上野「デリー」で10年間修業した店主によるスパイスカレーのお店です。
こちらも営業時間11:30~14:30且つ不定休(2015年10月現在)という、遠方客にとってはなかなかの高難易度。

週末のこの日は12時過ぎに到着し、その時点で12人の列。
30分ちょい待ちましたが、並んでいる間にオーダーは済んでいるので、着席後の提供はスムーズでした。
店内は割に硬派な雰囲気。

★ベジラムキーマ 辛さ10 ¥850
「Ghar」の定番キーマ。辛さはとりあえずのMAXで。
キーマからはラム肉の香りと旨味が出まくって、錦糸町から佐賀に移転した「アキンボ」の生ラムキーマを思い出します。
ガリっとしたホールのフェヌグリークも印象的。
トッピング野菜はズッキーニにオクラ、パプリカ、茄子・・・生野菜あり、サブジとして調理されたものもありでなかなか手が込んでいます。
しかも彩り豊か。
暗めの店内でも映えるそのビジュアルも大切な要素。
スパイスカレーがここまで盛り上がってきたのには、写真映えしRTしたくなるキャッチーなビジュアルも大きいと感じています。
辛さMAX設定の10辛は、確かに辛い、辛いけど、ラムキーマの旨味を打ち消すことのない、ギリギリ絶妙なバランス。
辛さより、旨み重視の構成はやはり関西的ですね。
これに加え、マスタードシードやココナッツミルクを用いたキャベツのポリヤル的な惣菜と、サラダ、ラッシー付きで、おトク感もバッチリ。
テーブルにある玉ねぎのピクルスもちょっと独特。どこか醤油漬けっぽくて。
一見お洒落カフェのカレー、しかしスパイスカレーならではのパンチもある。
そしてこの店で何より大切なのは、「デリー」での経験に裏打ちされた、確かな「インド的スパイス使い」の技術。
数多ある「大阪スパイスカレー」の中でも、その部分はかなり「正統」だと感じました。
だからこそ、細部に至るクオリティ感が生まれ、価格を越えた満足へと到達できるのでしょう。
いわゆるカレーマニアと、南アジア料理マニア、そしてそれ以外の方々にも広く支持されている理由が良くわかります。
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関連ランキング:カレーライス | 肥後橋駅、本町駅、淀屋橋駅
あら、空港で肉骨茶発見!「東京カルビ」(羽田空港第2ビル)
category - [大井町~蒲田、羽田エリア]
2015/
10/
29
空港!羽田空港!!
羽田空港の食事といえばスリランカ料理の「コートロッジ」が楽しみ!だったのですが、こちら2014年に閉店。
日本でのビジネスに見切りをつけたカタチで、大使館御用達の中野店のみを残し、あとは中国へ・・・残念。
と、思っていたところ、こんな文字を発見。

バクテー!?
マレーシアの薬膳ファストフードが何故ここに?

「東京カルビ」
なんとここ、カルビ丼の店らしい。
けれど、幟には「仙台牛たん」なんて書いてあって・・・
東京で韓国で仙台でマレーシアって一体??
どうやらこちら「仙台牛たん 荒」などを展開する一六堂の経営。
肉料理繋がりでバクテー(肉骨茶)をメニューに入れたのでしょうか。

メニューにはバクテーの文字はないのですが、「薬膳スープ定食」というのがそうですね。

★薬膳スープ定食 ¥900
マレーシアやシンガポールの中華系労働者のスタミナ食として普及したバクテー(肉骨茶)はもちろんお茶ではなく、
豚肉(主に骨つきあばら肉)をスパイスと煮込んだ薬膳スープ。

肉骨茶にもいろんなタイプがあるのですが、こちらは澄んだスープのスッキリ系。
「A-1肉骨茶」に近い感じです。
日本人がスーッと抵抗なくいただける仕様で、これはきっと正解。
ライスをスープに漬けていただいても美味いですよ。

お肉は箸で切れるほどしっかり煮込まれており、さすが肉がウリのお店といった感じ。
そのままでも美味いのですが、添えられた醤油ダレに漬けてもいい感じです。
ちなみに生ビールはスーパードライ『エクストラコールド』。
営業は朝7時から。
飛行機搭乗前に薬膳で行くか、ビールで行くか、両方行くか、悩ましいところです。
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関連ランキング:焼肉 | 羽田空港第2ビル駅、羽田空港国内線ターミナル駅、羽田空港第1ビル駅
鎌倉を代表する、カレーらしいカレーの人気店。「キャラウェイ」(鎌倉)
category - カレー&スパイス・神奈川県
2015/
10/
28インターネットが普及するだいぶ前から、鎌倉でカレーといえば「珊瑚礁」ともうひとつ、いまだに行列が絶えないこのお店。

「キャラウェイ」
創業昭和53年、「欧風をベースに14種類のスパイスで作るカレー」のお店。
鎌倉で、老舗で、欧風ときたら、いったいどんな高級店かと思うかもしれませんが、
実は真逆で、リーズナブルに、めちゃくちゃお腹いっぱいになれるお店だったりするのです。
お店は通し営業。
客足が集中するランチ時を避け、14時過ぎの訪問でしたが、店外には3名の待ち。
これくらいなら大丈夫、店員さんの手際も良く、意外に回転早いですから。
ほら、待つこと7分晴れて入店。


カレーのオーダーは具材とライスの量が選択なのですが・・・ここで注意事項。
ライスは普通サイズでなんと550g!
知らずに頼めば泣いちゃいそうな迫力なのです。
・・・ってことで、ライスは小。
旨みたっぷりの帆立カレーも人気なのですが、ここはあえて欧風の基本、ビーフをチョイスしました。

★カレーライス(ビーフ・小ライス)¥730
あぁ、ポットに入った濃厚なカレーが魅力的。
昭和の頃に皆が思った「本格カレー」そのもののビジュアルですよ。

もう見ただけでコクを感じるダークブラウンのカレー。
実際、カレーカレーした濃厚な味わいなんです。
そう、これ、インド風とか欧風とかどっちでも良くて、カレーカレーしたカレーそのものなんですよね。
おうちのカレーよりも、ホテルのカレーよりももっと、カレーカレーしたカレー。
言い換えれば、「なんだ、いわゆるカレーじゃん」で済んでしまうのですが、今どきここまでカレーカレーしたカレーも少なくなった気がして、カレーとしか言いようがないこの味わいはやはり、カレー好きでよかったと思わせるもの。

福神漬けに加え、しば漬け、たくわん、チャツネ。
あるといいな、がある感じ。

もう、このまま3Dスキャンして食品サンプルにでもしたい感じです・・・
ただ一点、ご飯がかなり柔らかめな炊き加減。
このカレーにはもうちょっと硬めの炊き加減が良いんじゃないかなぁ~なんて思ったりもしたのですが、
多分、このホクホク感が昔から変わらぬバランスなのでしょうね。

★コーヒー ¥230
濃いカレーのあとの濃い珈琲。
美味くないわけがないですね。
いわばベーシックな「キャラウェイ」のカレー。
しかし質・量に対してこの価格。
そして何より、カレーを食べたい気分にまっすぐ応えてくれる、カレーカレーした味わい。
何年経っても行列が絶えないのには、わけがあります。

ちなみにレジ横では、キャラウェイ(スパイスのほう)の試食が可能ですよ。
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「キャラウェイ」
創業昭和53年、「欧風をベースに14種類のスパイスで作るカレー」のお店。
鎌倉で、老舗で、欧風ときたら、いったいどんな高級店かと思うかもしれませんが、
実は真逆で、リーズナブルに、めちゃくちゃお腹いっぱいになれるお店だったりするのです。
お店は通し営業。
客足が集中するランチ時を避け、14時過ぎの訪問でしたが、店外には3名の待ち。
これくらいなら大丈夫、店員さんの手際も良く、意外に回転早いですから。
ほら、待つこと7分晴れて入店。


カレーのオーダーは具材とライスの量が選択なのですが・・・ここで注意事項。
ライスは普通サイズでなんと550g!
知らずに頼めば泣いちゃいそうな迫力なのです。
・・・ってことで、ライスは小。
旨みたっぷりの帆立カレーも人気なのですが、ここはあえて欧風の基本、ビーフをチョイスしました。

★カレーライス(ビーフ・小ライス)¥730
あぁ、ポットに入った濃厚なカレーが魅力的。
昭和の頃に皆が思った「本格カレー」そのもののビジュアルですよ。

もう見ただけでコクを感じるダークブラウンのカレー。
実際、カレーカレーした濃厚な味わいなんです。
そう、これ、インド風とか欧風とかどっちでも良くて、カレーカレーしたカレーそのものなんですよね。
おうちのカレーよりも、ホテルのカレーよりももっと、カレーカレーしたカレー。
言い換えれば、「なんだ、いわゆるカレーじゃん」で済んでしまうのですが、今どきここまでカレーカレーしたカレーも少なくなった気がして、カレーとしか言いようがないこの味わいはやはり、カレー好きでよかったと思わせるもの。

福神漬けに加え、しば漬け、たくわん、チャツネ。
あるといいな、がある感じ。

もう、このまま3Dスキャンして食品サンプルにでもしたい感じです・・・
ただ一点、ご飯がかなり柔らかめな炊き加減。
このカレーにはもうちょっと硬めの炊き加減が良いんじゃないかなぁ~なんて思ったりもしたのですが、
多分、このホクホク感が昔から変わらぬバランスなのでしょうね。

★コーヒー ¥230
濃いカレーのあとの濃い珈琲。
美味くないわけがないですね。
いわばベーシックな「キャラウェイ」のカレー。
しかし質・量に対してこの価格。
そして何より、カレーを食べたい気分にまっすぐ応えてくれる、カレーカレーした味わい。
何年経っても行列が絶えないのには、わけがあります。

ちなみにレジ横では、キャラウェイ(スパイスのほう)の試食が可能ですよ。
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GHEEの流れを汲む隠れ家カレー店、駅近の地に移転・再オープン!「CAFE DE MOMO」(市ヶ谷)
category - [中央線 四谷~水道橋]
2015/
10/
27神宮前の伝説的カレー「GHEE」の流れを汲む隠れ家カレー店「CAFE DE MOMO」(カフェドモモ)がオープン7周年を機に移転・再オープンしました。

「CAFE DE MOMO」
2015年9月17日新装オープン。
駅から離れた住宅地にあった旧店舗から、今度は「最寄り駅は市ヶ谷」と言って怒られないほどの駅近に。

隠れ家的ひっそり感からうって変わって、カジュアルポップな雰囲気です。
神宮前「カリーアップ」、京都「カマル」、新潟「vovo」など他の「GHEE系」カレーの店主が皆、かつての神宮前「GHEE」のスタッフだったのとは異なり、こちら「CAFE DE MOMO」は開店にあたり「GHEE」カレーの生みの親赤出川氏に料理監修を依頼したという流れ(・・・ですよね?)。
現在は赤出川氏ともども神宮前に復活した本家「GHEE」ですが、「CAFE DE MOMO」がオープンした2008年当時はまさに幻の名店。
オープン当初は赤出川氏自ら厨房に立つとのことで、かなりの話題となりましたが、それももう7年前。
赤出川氏自身「俺は教えただけ。あそこは彼の店」と言う通り、独自の道を歩み、7周年を機に移転した「CAFE DE MOMO」。

ピカピカのメニューが眩いですね。
カレーはいろいろ、どれにしようか迷いますが、ここはやはり「GHEE」譲りのコンビカレーで攻めるのが吉!

★コンビカレー(ビーフ+辛いキーマ)M ¥1200
ほらほら、やっぱり見た目も「GHEE」だ。

・ビーフ
「GHEE」のアイコンとでも言うべきビーフカレー。
本家のそれが激辛でありつつ過剰なほどのクローブ香を持ち味にするのに対し、
こちらは激辛の中に和風を感じさせる甘み・・・例えば甘露煮のような・・・があり、かなりオリジナルな味わい。
見た目こそ似ているものの、完全に「CAFE DE MOMO」独自のビーフカレーとなっています。

・辛いキーマ
定番キーマに加え、新たにラインナップ入りした「辛いキーマ」。
本家のキーマ同様、いやそれ以上にコーンがたっぷり。
タイ南部料理クワクリンを思わせる(余計わからないですよね)唐辛子のストレートな辛さが魅力です。
しかも、ビーフカレーよりこちらのほうがクローブを強く感じますね。
新メニューながら、より「GHEE」の血筋を感じるという不思議。
次回はこの「辛いキーマ」を軸に、野菜系のカレーと組み合わせるのも面白そうだなぁ。

★梅酒ソーダ ¥400
お酒は割にリーズナブル。
となれば夜中寄るのにちょうど良さそう・・・・と思ったのですが、ラストオーダーは21時と早め。
うーん残念。
間違いなく「GHEE」の流れを汲みつつも、完全に独自のカレーを出すお店となった感のある「CAFE DE MOMO」。
それは悪いことではない。
この立地ならばきっと、カレーマニア以外の色々な人に「発見」されることでしょう。
そうしてこの味が、市ヶ谷の名物となっていくのです。
「パク森」が閉店した今、市ヶ谷にはそういったカレー屋が必要とされているのです。
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「CAFE DE MOMO」
2015年9月17日新装オープン。
駅から離れた住宅地にあった旧店舗から、今度は「最寄り駅は市ヶ谷」と言って怒られないほどの駅近に。

隠れ家的ひっそり感からうって変わって、カジュアルポップな雰囲気です。
神宮前「カリーアップ」、京都「カマル」、新潟「vovo」など他の「GHEE系」カレーの店主が皆、かつての神宮前「GHEE」のスタッフだったのとは異なり、こちら「CAFE DE MOMO」は開店にあたり「GHEE」カレーの生みの親赤出川氏に料理監修を依頼したという流れ(・・・ですよね?)。
現在は赤出川氏ともども神宮前に復活した本家「GHEE」ですが、「CAFE DE MOMO」がオープンした2008年当時はまさに幻の名店。
オープン当初は赤出川氏自ら厨房に立つとのことで、かなりの話題となりましたが、それももう7年前。
赤出川氏自身「俺は教えただけ。あそこは彼の店」と言う通り、独自の道を歩み、7周年を機に移転した「CAFE DE MOMO」。

ピカピカのメニューが眩いですね。
カレーはいろいろ、どれにしようか迷いますが、ここはやはり「GHEE」譲りのコンビカレーで攻めるのが吉!

★コンビカレー(ビーフ+辛いキーマ)M ¥1200
ほらほら、やっぱり見た目も「GHEE」だ。

・ビーフ
「GHEE」のアイコンとでも言うべきビーフカレー。
本家のそれが激辛でありつつ過剰なほどのクローブ香を持ち味にするのに対し、
こちらは激辛の中に和風を感じさせる甘み・・・例えば甘露煮のような・・・があり、かなりオリジナルな味わい。
見た目こそ似ているものの、完全に「CAFE DE MOMO」独自のビーフカレーとなっています。

・辛いキーマ
定番キーマに加え、新たにラインナップ入りした「辛いキーマ」。
本家のキーマ同様、いやそれ以上にコーンがたっぷり。
タイ南部料理クワクリンを思わせる(余計わからないですよね)唐辛子のストレートな辛さが魅力です。
しかも、ビーフカレーよりこちらのほうがクローブを強く感じますね。
新メニューながら、より「GHEE」の血筋を感じるという不思議。
次回はこの「辛いキーマ」を軸に、野菜系のカレーと組み合わせるのも面白そうだなぁ。

★梅酒ソーダ ¥400
お酒は割にリーズナブル。
となれば夜中寄るのにちょうど良さそう・・・・と思ったのですが、ラストオーダーは21時と早め。
うーん残念。
間違いなく「GHEE」の流れを汲みつつも、完全に独自のカレーを出すお店となった感のある「CAFE DE MOMO」。
それは悪いことではない。
この立地ならばきっと、カレーマニア以外の色々な人に「発見」されることでしょう。
そうしてこの味が、市ヶ谷の名物となっていくのです。
「パク森」が閉店した今、市ヶ谷にはそういったカレー屋が必要とされているのです。
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関連ランキング:インドカレー | 市ケ谷駅、牛込神楽坂駅、四ツ谷駅
発見!カレーの基地。行くぞ嵐の急降下。「ゼロワンカレー」(谷町四丁目)
category - カレー&スパイス・大阪府
2015/
10/
26関西で今一番アツいカレー激戦区といえば、裏谷町四丁目、通称「裏谷四」。
スパイスカレーの名店・個性店が犇めくこの地でも、特に異彩を放っているのがこのお店。

「ゼロワンカレー」
半分機械なシュールなロゴ、そして石ノ森書体・・・勘の良い人はお気づきでしょう。
そう、あのゼロワンで間違いありませんよ。
仁王像を中から砕く気分でさあ、入店してみましょう。


壁にはびっしり、光渦巻く稲妻回路。
ゼロワンボディ!!
こちらの料理はカテゴリで言えば「南インド料理」。
長きに渡り、南インド料理が全く流行らなかった大阪の地ですが、こちらのお店はまず間借り営業でファンを獲得した後、実店舗オープンという「カラピンチャ」と同じ流れで人気店に。
実は私もこのお店、「カラピンチャ」の濱田さんに勧められての訪問なんです。
「カラピンチャ」と共通するのは、アカデミックな異国料理を理屈で提供するのではなく、
「美味しい日常食としてのカレー」として南インドやスリランカをピックアップしているところ。
カウンター前には「ご安心ください。ただの『定食』です」と書かれているあたりにもそのスタンスが見えますね。

★本日の南インド定食 ¥1200
・カレイのマサラ
・鶏もも肉のビネガー煮込み(チキンビンダルー)
・ムング豆のカレー
・オクラとポテトのカレー
・茄子と枝豆の和え物
・南瓜とグリーンレーズンの漬物
・大根の漬物
うぉぉ、素晴らしいですね!
まず注目したいのが、特別なマニア知識がなくとも判るメニュー表記。
そして食材のチョイス。
日本でその季節美味しい食材を巧く取り入れています。

「日本人に合わせてアレンジ」するというより、「日本で一番美味しく提供するチューニング」。
そもそもインド料理だって(宮廷料理やホテル料理は別として)、その地方地方お美味しい食材を用いるのがベスト。
そう考えれば、大阪で南インド料理を提供するのに、カレイやハモを用いるってのはごく素直なことに思えます。

実際このカレイのカレー、なかなか旨みが濃厚。
実は私、昔から大阪人はカレーに旨みとコクを強く求めると思っていて、
スリランカカレーが流行ったのはカツオの旨みがあるから、南インド料理が定着しないのは旨みがないから、
と思っていたのですが、実にあっさりと解決してくれていますね(笑)
デロッとゲル状の濃密豆カレーも印象的ですよ。

一品一品味わったあとは、ライスの上で混ぜていきましょう。
関西人、昔から混ぜるのには抵抗全然なしです。

夢中で食べて、チャイで〆。
面白いのは、南インド料理食った!って印象よりも、大阪のカレー食った!って印象が強いってこと。
それだけ、大阪の日常にシックリきているということなんでしょうね。
お店のマークも、内装も、店主マルちゃんの出で立ちも、サイケデリックでエキセントリックな印象のこのお店。
それだけにこの「定食」としての南インドカレーがなおさら、優しくフレンドリーな味わいに感じたのでした。
ちなみに営業時間はいちおう20時30分までとなっていますが、週末は夕方には売り切れ御免となること多し。
店主マルちゃんがTwitter:@zero_one_curryでお店の状況をマメに報告してくれているので、訪問前にチェックをお勧めします。
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スパイスカレーの名店・個性店が犇めくこの地でも、特に異彩を放っているのがこのお店。

「ゼロワンカレー」
半分機械なシュールなロゴ、そして石ノ森書体・・・勘の良い人はお気づきでしょう。
そう、あのゼロワンで間違いありませんよ。
仁王像を中から砕く気分でさあ、入店してみましょう。


壁にはびっしり、光渦巻く稲妻回路。
ゼロワンボディ!!
こちらの料理はカテゴリで言えば「南インド料理」。
長きに渡り、南インド料理が全く流行らなかった大阪の地ですが、こちらのお店はまず間借り営業でファンを獲得した後、実店舗オープンという「カラピンチャ」と同じ流れで人気店に。
実は私もこのお店、「カラピンチャ」の濱田さんに勧められての訪問なんです。
「カラピンチャ」と共通するのは、アカデミックな異国料理を理屈で提供するのではなく、
「美味しい日常食としてのカレー」として南インドやスリランカをピックアップしているところ。
カウンター前には「ご安心ください。ただの『定食』です」と書かれているあたりにもそのスタンスが見えますね。

★本日の南インド定食 ¥1200
・カレイのマサラ
・鶏もも肉のビネガー煮込み(チキンビンダルー)
・ムング豆のカレー
・オクラとポテトのカレー
・茄子と枝豆の和え物
・南瓜とグリーンレーズンの漬物
・大根の漬物
うぉぉ、素晴らしいですね!
まず注目したいのが、特別なマニア知識がなくとも判るメニュー表記。
そして食材のチョイス。
日本でその季節美味しい食材を巧く取り入れています。

「日本人に合わせてアレンジ」するというより、「日本で一番美味しく提供するチューニング」。
そもそもインド料理だって(宮廷料理やホテル料理は別として)、その地方地方お美味しい食材を用いるのがベスト。
そう考えれば、大阪で南インド料理を提供するのに、カレイやハモを用いるってのはごく素直なことに思えます。

実際このカレイのカレー、なかなか旨みが濃厚。
実は私、昔から大阪人はカレーに旨みとコクを強く求めると思っていて、
スリランカカレーが流行ったのはカツオの旨みがあるから、南インド料理が定着しないのは旨みがないから、
と思っていたのですが、実にあっさりと解決してくれていますね(笑)
デロッとゲル状の濃密豆カレーも印象的ですよ。

一品一品味わったあとは、ライスの上で混ぜていきましょう。
関西人、昔から混ぜるのには抵抗全然なしです。

夢中で食べて、チャイで〆。
面白いのは、南インド料理食った!って印象よりも、大阪のカレー食った!って印象が強いってこと。
それだけ、大阪の日常にシックリきているということなんでしょうね。
お店のマークも、内装も、店主マルちゃんの出で立ちも、サイケデリックでエキセントリックな印象のこのお店。
それだけにこの「定食」としての南インドカレーがなおさら、優しくフレンドリーな味わいに感じたのでした。
ちなみに営業時間はいちおう20時30分までとなっていますが、週末は夕方には売り切れ御免となること多し。
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関連ランキング:インドカレー | 谷町四丁目駅、堺筋本町駅、天満橋駅
こちら曳舟の九龍。下町タイ居酒屋「ルアン・ナルモン」(曳舟)
category - [両国,錦糸町,押上エリア ]
2015/
10/
25再開発が進む曳舟。
駅を降りて「猫六」じゃないほうに出たら、もうあちこち工事中。
・・・なのですが、駅前の一角にボロッボロな飲み屋が並ぶ横丁がありまして、そこから漂うスパイスの香り・・・

「中華 タイ 日本料理 屋台 九龍」
いやもう、そのカオスぶりも、九龍城チックですよ。

店構え、見事なバラック小屋です。
入口にはまた違った店名が。

「ルアン・ナルモン」
どうやら、「九龍」から「ルアン・ナルモン」へと改名してるらしいんですが、お店のオヤジさん曰く、
「昔からの人は、今も九龍って呼ぶんだよね」とのこと。
・・・いやいや、「九龍」って看板出してるからでしょう!って全力ツッコミしたくなりますが、このカオスこそが九龍。
ちなみに若い方向けに解説すると、「九龍(クーロン)城」っていうのはかつて香港の城塞跡地にあった巨大スラム街。
「東洋の魔窟」と呼ばれた麻薬・売春なんでもありの無法地帯だったのですが、90年代に解体され今では公園となっています。

ま、でもこの「曳舟の九龍」は店内アットホームで、危険な香りはしませんので(笑)ご安心を。
ちょっと押井守さんチックな親父さんも、物腰とっても柔らかですよ。

メニューにはタイ料理と日本の居酒屋メニューが混在。
この辺は町屋の「天ダコ」と共通していて、ガチタイ料理目掛けて来る一部のマニアよりも、居酒屋なのにタイ料理が美味い店として間口を広く持ったスタイル。

実際、この日隣のテーブルにいたスーツ組なんて、「エスニック料理って美味いなぁ!」とか言ってたりして。
ちょっと新鮮だなぁ。

★うめサワー ¥400
★お通し ¥300
居酒屋ですから、お通しがあったりします。

★ニラ玉 ¥400
こちらも全然タイ関係ないメニュー。
けどこれが胡椒ガッツリで結構いける!

★ラープムー ¥600
正しく発音するとラムーになってロックスター桃子が召喚される貴重なメニュー。
「ペッ、ペッ、マーク!」(辛くして~!)とお願いしてちょうどいい感じに仕上がりました。
ってことは普段は結構辛さ控えめ。タイ料理マニア諸氏は結構ペッペッペッペッ言ったほうがよいですよ。
とはいえ、バンコク出身のママが作るラムーの味はなかなか悪くないです。
非常に下町風情のある、居心地よいお店。
・・・・なのですが、ここは再開発予定地。
そう長くはこの状態でいられるはずもありません。
好き者の皆様は今のうち訪問されることをお勧めします。
ちなみに、こちらで働き、ママの料理を習っていた青年が先日独立、
イトーヨーカ堂の脇に新しいタイ料理店をオープンさせたようです。
そちらもチェックしてみよう。
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駅を降りて「猫六」じゃないほうに出たら、もうあちこち工事中。
・・・なのですが、駅前の一角にボロッボロな飲み屋が並ぶ横丁がありまして、そこから漂うスパイスの香り・・・

「中華 タイ 日本料理 屋台 九龍」
いやもう、そのカオスぶりも、九龍城チックですよ。

店構え、見事なバラック小屋です。
入口にはまた違った店名が。

「ルアン・ナルモン」
どうやら、「九龍」から「ルアン・ナルモン」へと改名してるらしいんですが、お店のオヤジさん曰く、
「昔からの人は、今も九龍って呼ぶんだよね」とのこと。
・・・いやいや、「九龍」って看板出してるからでしょう!って全力ツッコミしたくなりますが、このカオスこそが九龍。
ちなみに若い方向けに解説すると、「九龍(クーロン)城」っていうのはかつて香港の城塞跡地にあった巨大スラム街。
「東洋の魔窟」と呼ばれた麻薬・売春なんでもありの無法地帯だったのですが、90年代に解体され今では公園となっています。

ま、でもこの「曳舟の九龍」は店内アットホームで、危険な香りはしませんので(笑)ご安心を。
ちょっと押井守さんチックな親父さんも、物腰とっても柔らかですよ。

メニューにはタイ料理と日本の居酒屋メニューが混在。
この辺は町屋の「天ダコ」と共通していて、ガチタイ料理目掛けて来る一部のマニアよりも、居酒屋なのにタイ料理が美味い店として間口を広く持ったスタイル。

実際、この日隣のテーブルにいたスーツ組なんて、「エスニック料理って美味いなぁ!」とか言ってたりして。
ちょっと新鮮だなぁ。

★うめサワー ¥400
★お通し ¥300
居酒屋ですから、お通しがあったりします。

★ニラ玉 ¥400
こちらも全然タイ関係ないメニュー。
けどこれが胡椒ガッツリで結構いける!

★ラープムー ¥600
正しく発音するとラムーになってロックスター桃子が召喚される貴重なメニュー。
「ペッ、ペッ、マーク!」(辛くして~!)とお願いしてちょうどいい感じに仕上がりました。
ってことは普段は結構辛さ控えめ。タイ料理マニア諸氏は結構ペッペッペッペッ言ったほうがよいですよ。
とはいえ、バンコク出身のママが作るラムーの味はなかなか悪くないです。
非常に下町風情のある、居心地よいお店。
・・・・なのですが、ここは再開発予定地。
そう長くはこの状態でいられるはずもありません。
好き者の皆様は今のうち訪問されることをお勧めします。
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ビルが受け継ぐ女王蜂の記憶。「みぼうじんカレー」 (新橋)
category - [新橋,汐留,浜松町]
2015/
10/
24新橋の変わらぬランドマーク「ニュー新橋ビル」。

ここはかつて、戦後日本最大の闇市だった「新世マーケット」だった場所。
この地を仕切っていた松田組組長松田儀一氏が無くなったあと、縄張りを乗っ取ろうとトラック10台で襲撃してきた「大陸系」勢力を、義一氏の妻松田芳子が横流しの航空機用機関銃で撃退した、いわゆる「新橋事件」の舞台でもあります。
(松田芳子は、映画「女王蜂」のモデルです。)
ニュー新橋ビルは今も、階段を上がれば踏み込めば闇市の香りを色濃く残した魔性の地。

韓国・台湾・中国系マッサージの呼び込みに、風俗店、アダルトショップ、質屋・・・
通路に引かれた赤と白いラインは、呼び込み規制のためのモノといわれていますが・・・
そしてその上、空き店舗も多き鄙びた雰囲気の3階に、何故かカレー屋さんが誕生。
その名も・・・
「みぼうじんカレー」

伝説のマシンガン未亡人、松田芳子さんに因んだ訳ではないのでしょうが、妙な説得力がある名前です。
しかもお店の周囲は法律事務所ばかり。

想像力が掻き立てられます・・・
と、ここまで書けばどんな場末チックなカレー屋かと思うでしょうが、実際には間逆。

上品!そして清楚。
店員さんも皆品良き女性。
(そりゃあ、電話口でオッサンが「はい、未亡人です!」とは言えないでしょう)
全員が黒い服ですが、みな未亡人というわけではないようです。

メニューはご覧の通り、基本は野菜炒め乗せの欧風カレー。
傾向としては「カレーは飲み物。」に近いとも言えますが、着地点は品よく女性的ですね。

★チキン野菜炒めカレー ¥950
黒々としたカレーは粘度低めのサラリ感。
対してチキン野菜炒めは、スタミナ焼と呼んで差し支えないほどのガッツリ感に溢れています。
未亡人にスタミナ貰ってどうするのか・・・
そんな事を考えたりしてしまいますが、実はこの「みぼうじんカレー」という名前、
「未病」と「美貌」をかけたヘルシーなカレーだとのこと。
・・・・。
ま、多分後付けでしょう(決めつけ)。
ここはやはり、あれやこれや妄想を膨らませいただくのが正しいカレーな気がします。
女王蜂に想いを馳せて。
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ここはかつて、戦後日本最大の闇市だった「新世マーケット」だった場所。
この地を仕切っていた松田組組長松田儀一氏が無くなったあと、縄張りを乗っ取ろうとトラック10台で襲撃してきた「大陸系」勢力を、義一氏の妻松田芳子が横流しの航空機用機関銃で撃退した、いわゆる「新橋事件」の舞台でもあります。
(松田芳子は、映画「女王蜂」のモデルです。)
ニュー新橋ビルは今も、階段を上がれば踏み込めば闇市の香りを色濃く残した魔性の地。

韓国・台湾・中国系マッサージの呼び込みに、風俗店、アダルトショップ、質屋・・・
通路に引かれた赤と白いラインは、呼び込み規制のためのモノといわれていますが・・・
そしてその上、空き店舗も多き鄙びた雰囲気の3階に、何故かカレー屋さんが誕生。
その名も・・・
「みぼうじんカレー」

伝説のマシンガン未亡人、松田芳子さんに因んだ訳ではないのでしょうが、妙な説得力がある名前です。
しかもお店の周囲は法律事務所ばかり。

想像力が掻き立てられます・・・
と、ここまで書けばどんな場末チックなカレー屋かと思うでしょうが、実際には間逆。

上品!そして清楚。
店員さんも皆品良き女性。
(そりゃあ、電話口でオッサンが「はい、未亡人です!」とは言えないでしょう)
全員が黒い服ですが、みな未亡人というわけではないようです。

メニューはご覧の通り、基本は野菜炒め乗せの欧風カレー。
傾向としては「カレーは飲み物。」に近いとも言えますが、着地点は品よく女性的ですね。

★チキン野菜炒めカレー ¥950
黒々としたカレーは粘度低めのサラリ感。
対してチキン野菜炒めは、スタミナ焼と呼んで差し支えないほどのガッツリ感に溢れています。
未亡人にスタミナ貰ってどうするのか・・・
そんな事を考えたりしてしまいますが、実はこの「みぼうじんカレー」という名前、
「未病」と「美貌」をかけたヘルシーなカレーだとのこと。
・・・・。
ま、多分後付けでしょう(決めつけ)。
ここはやはり、あれやこれや妄想を膨らませいただくのが正しいカレーな気がします。
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柏に輝くスリランカ料理の良店。「アーユーボーワン」(柏)
category - カレー&スパイス・千葉県
2015/
10/
23ここ数年、大阪では空前のスリランカ料理旋風。
しかし関西ほどの盛り上がりはないにしても、関東にもぽつりぽつりと高クオリティな新店が出来つつあるんです。
千葉県柏に2014年誕生したスリランカ料理店、「アーユーボーワン」

オーナーがスリランカ人、シェフはインド人、ホールは日本人女性というお店です。
看板には「スリランカ・インド」の文字。
一度体験すれば誰もが美味しいと思えるスリランカ料理ですが、やはり最初の一歩への歩み寄りは必要なのでしょう。


店内はかなりスリランカ色濃厚。
これは居心地よいですねぇ。

手食客に便利な手洗い場もしっかりと完備していますよ。
メニューはスリランカ料理がメインながら、サグやバターチキン、ナンなどのインド料理も押さえています。


が、ここで誤解無きよう言っておくと、当店は「インド料理しか知らない日本人に迎合し、インド料理っぽいスリランカカレーを提供」するような店ではありません。
スリランカ料理にはちゃんとスリランカのスパイス、インド料理にはちゃんとインドのスパイスを用い、きちんと作り分けているようです。
シェフがインド人ですから、インド料理のほうもちゃんと美味しい・・・とのことですが、あえてここで頼むことはないかと。

★コロンボセット ¥1100
・チキンカレー
・パリップ(豆カレー)
・ポルサンボル(ココナッツふりかけ)
・アラテルダーラ(ジャガイモのスパイス炒め)
・玉ねぎのアチャール
・サラダ
・ライス
・パパダム
・チャイorセイロンティー
おぉ、これは端正で美しいプレートですね!

ブラックペッパーとランペをガッツリ効かせたパリップ。
チキンカレーはツナパパの旨みに加え、カリッカリになるまでローストされたチリの香ばしさがたまりません。
アラテルダーラはモルディブフィッシュ(ハガツオ)の香ばしさたっぷり。
パパダムはスリランカ料理店でよく見る厚焼きタイプではなく、薄くて軽い食感です。
スリランカ料理が日本人に好まれる理由であるカツオの旨味、そして香ばしさがしっかり堪能できる、なかなか素晴らしいプレート。
スリランカ人じゃなくてインド人が作った・・・なんて言われなきゃわからない見事なスリランカ料理です。

食後はセイロンティー。
これは良いお店と出会えました。
柏に来る機会なんて多いわけじゃないけれど、「ボンベイ」以外の選択肢が出来ちゃった感じ。
このランチの内容なら、夜のアラカルトも絶対美味しいはずですよ。
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しかし関西ほどの盛り上がりはないにしても、関東にもぽつりぽつりと高クオリティな新店が出来つつあるんです。
千葉県柏に2014年誕生したスリランカ料理店、「アーユーボーワン」

オーナーがスリランカ人、シェフはインド人、ホールは日本人女性というお店です。
看板には「スリランカ・インド」の文字。
一度体験すれば誰もが美味しいと思えるスリランカ料理ですが、やはり最初の一歩への歩み寄りは必要なのでしょう。


店内はかなりスリランカ色濃厚。
これは居心地よいですねぇ。

手食客に便利な手洗い場もしっかりと完備していますよ。
メニューはスリランカ料理がメインながら、サグやバターチキン、ナンなどのインド料理も押さえています。


が、ここで誤解無きよう言っておくと、当店は「インド料理しか知らない日本人に迎合し、インド料理っぽいスリランカカレーを提供」するような店ではありません。
スリランカ料理にはちゃんとスリランカのスパイス、インド料理にはちゃんとインドのスパイスを用い、きちんと作り分けているようです。
シェフがインド人ですから、インド料理のほうもちゃんと美味しい・・・とのことですが、あえてここで頼むことはないかと。

★コロンボセット ¥1100
・チキンカレー
・パリップ(豆カレー)
・ポルサンボル(ココナッツふりかけ)
・アラテルダーラ(ジャガイモのスパイス炒め)
・玉ねぎのアチャール
・サラダ
・ライス
・パパダム
・チャイorセイロンティー
おぉ、これは端正で美しいプレートですね!

ブラックペッパーとランペをガッツリ効かせたパリップ。
チキンカレーはツナパパの旨みに加え、カリッカリになるまでローストされたチリの香ばしさがたまりません。
アラテルダーラはモルディブフィッシュ(ハガツオ)の香ばしさたっぷり。
パパダムはスリランカ料理店でよく見る厚焼きタイプではなく、薄くて軽い食感です。
スリランカ料理が日本人に好まれる理由であるカツオの旨味、そして香ばしさがしっかり堪能できる、なかなか素晴らしいプレート。
スリランカ人じゃなくてインド人が作った・・・なんて言われなきゃわからない見事なスリランカ料理です。

食後はセイロンティー。
これは良いお店と出会えました。
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第3週目はついに南インド、タミル・ナードゥ!!幻のスパイスKalpasiも登場!「カルパシ」(浅草)
category - [上野,浅草エリア]
2015/
10/
22オープン以来、3週連続で訪問してしまったこちらのお店。

「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(カルパシ)
毎週テーマが変わるので、目が離せないのです。
オープン第1週目のスリランカ、第2週目のネパールに続く第3週目はついに!
南インド、タミル・ナードゥ州のミールス!!
そもそも店名の「Kalpasi」ってのは、タミルで用いられる独特なスパイスの名前。
その「Kalpasi」が遂に料理に用いられるってんですから、やっぱり行くしかないわけです。
11:30オープンながら、早い人は1時間前から並ぶという人気っぷり。
毎日20食前後の売り切れご免ですから、食いっ逸れを避けるには開店前のスタンバイが安心ってとこでしょう。

この日もなんと、12時15分で売り切れ。
「14時からのみ提供」となっているビールが出る日は来るのだろうか。

こちらが料理の内訳。
オプションの有無を聞かれますが、ここは「オプションに福がある」店なのでもちろん追加!!

★タミル・ナードゥ・ミールス ¥1200
・チェティナードゥ・マトン
・マドゥライ・ムッタイ・クルマ
・サンバール
・ビーツのパチャディ
・南瓜のポリヤル
・人参のポリヤル
・プラムチャトニー
・パパド
・ライス
・フェンネルティー
★カードチリ ¥100
★柿と大根のウールガイ ¥100
★コッタマリ(パクチー) ¥100

コンパクトな中に散りばめられた色彩。
箱庭花壇のような華やかさですね!

チェティナードゥ・マトンはクローブたっぷり、ストレート&ストロングな刺激で間違いなく美味いスター級。
七人の侍で言えば三船敏郎。

対照的に優しめのサンバールが全体を受け止めるバランス。
これはまとめ役の志村喬。
さらに鮮やかなピンクのパチャディが清々しさをアップしてくれます。
これ、イケメン若武者 木村功。
そこへきて各種ポリヤルやチャトニやウールガイ、つまり加東大介や藤原釜足や千秋実が季節の味わいのサイドストーリーを紡いでゆくのですが・・・
ここで唸らされたのが、マドゥライ・ムッタイ・クルマ!
一見めちゃシンプルだし、具材はゆで卵だし、メインを張るには地味な顔つきなのですが・・・渋い!!
刀一振りで只者ではないオーラ漂う、静かなる達人 宮口精二の姿が浮かびます。
そしてこの得も言われぬ深みの主こそ・・・
カルパシ!!

ちなみにこの瓶詰めの物体が「Kalpasi」、木の皮につく地衣類です。
もちろんインド仕入れ。普通のインド料理屋さんにはない珍品。
(あるのは、普通じゃない「なんどり」くらいかな。)
マニアックな爬虫類ショップなんかだと、擬態用に地衣類付きの木の枝が販売されていたりするのですが・・・
「Kalpasi」への代用はちょっと難しいでしょうか(笑)
とにかく、この隠し味がミールス全体のクオリティ感を(地味ながら)グッと押し上げているのは確か。
宮口精二ファンならこの感じ、分かりますよね。(狭い!)
さらに素晴らしいのがカードチリ。
カリッと超香ばしく、パチャディと合わせても最高、そのままスナック感覚でいただいても最高!
オプションには福がある、まさに今回もその通りでした。

食後にはフェンネルティー。
スッキリした食後感。
今週も最高最高。
来週はケララか、ゴアか、はたまたベンガルか、楽しみで困りますよ。
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「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(カルパシ)
毎週テーマが変わるので、目が離せないのです。
オープン第1週目のスリランカ、第2週目のネパールに続く第3週目はついに!
南インド、タミル・ナードゥ州のミールス!!
そもそも店名の「Kalpasi」ってのは、タミルで用いられる独特なスパイスの名前。
その「Kalpasi」が遂に料理に用いられるってんですから、やっぱり行くしかないわけです。
11:30オープンながら、早い人は1時間前から並ぶという人気っぷり。
毎日20食前後の売り切れご免ですから、食いっ逸れを避けるには開店前のスタンバイが安心ってとこでしょう。

この日もなんと、12時15分で売り切れ。
「14時からのみ提供」となっているビールが出る日は来るのだろうか。

こちらが料理の内訳。
オプションの有無を聞かれますが、ここは「オプションに福がある」店なのでもちろん追加!!

★タミル・ナードゥ・ミールス ¥1200
・チェティナードゥ・マトン
・マドゥライ・ムッタイ・クルマ
・サンバール
・ビーツのパチャディ
・南瓜のポリヤル
・人参のポリヤル
・プラムチャトニー
・パパド
・ライス
・フェンネルティー
★カードチリ ¥100
★柿と大根のウールガイ ¥100
★コッタマリ(パクチー) ¥100

コンパクトな中に散りばめられた色彩。
箱庭花壇のような華やかさですね!

チェティナードゥ・マトンはクローブたっぷり、ストレート&ストロングな刺激で間違いなく美味いスター級。
七人の侍で言えば三船敏郎。

対照的に優しめのサンバールが全体を受け止めるバランス。
これはまとめ役の志村喬。
さらに鮮やかなピンクのパチャディが清々しさをアップしてくれます。
これ、イケメン若武者 木村功。
そこへきて各種ポリヤルやチャトニやウールガイ、つまり加東大介や藤原釜足や千秋実が季節の味わいのサイドストーリーを紡いでゆくのですが・・・
ここで唸らされたのが、マドゥライ・ムッタイ・クルマ!
一見めちゃシンプルだし、具材はゆで卵だし、メインを張るには地味な顔つきなのですが・・・渋い!!
刀一振りで只者ではないオーラ漂う、静かなる達人 宮口精二の姿が浮かびます。
そしてこの得も言われぬ深みの主こそ・・・
カルパシ!!

ちなみにこの瓶詰めの物体が「Kalpasi」、木の皮につく地衣類です。
もちろんインド仕入れ。普通のインド料理屋さんにはない珍品。
(あるのは、普通じゃない「なんどり」くらいかな。)
マニアックな爬虫類ショップなんかだと、擬態用に地衣類付きの木の枝が販売されていたりするのですが・・・
「Kalpasi」への代用はちょっと難しいでしょうか(笑)
とにかく、この隠し味がミールス全体のクオリティ感を(地味ながら)グッと押し上げているのは確か。
宮口精二ファンならこの感じ、分かりますよね。(狭い!)
さらに素晴らしいのがカードチリ。
カリッと超香ばしく、パチャディと合わせても最高、そのままスナック感覚でいただいても最高!
オプションには福がある、まさに今回もその通りでした。

食後にはフェンネルティー。
スッキリした食後感。
今週も最高最高。
来週はケララか、ゴアか、はたまたベンガルか、楽しみで困りますよ。
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要町で人気の間借りカレー、南青山で実店舗始動!!「ハブモアカレー」(表参道)
category - [代々木,原宿,表参道]
2015/
10/
21要町での、隔週水曜のみの間借り営業が話題を呼んだ「ハブモアカレー」が遂に!実店舗オープン!!
しかも場所がなんと、南青山なんです!

「ハブモアカレー」(have more curry)
青山通りと骨董通りがぶつかる交差点という好立地に、2015年10月20日オープン。

地下への階段を降りてすぐの場所に入り口があります。

店内は予想していたよりも広々。
カウンター席と、テーブル席。
シェフの松崎さんは新宿の名店「curry草枕」で働きつつ、要町「なんてんcafe」を隔週水曜日間借りし「ハブモアカレー」をスタート。
※要町時代の記事はこちら⇒「和の心を感じる、期待のヤドカリ系カレー。「ハブモアカレー @なんてんcafe」(要町)」
今回の独立、実店舗オープンにあたっては、「curry草枕」のHPでは激励のメッセージが。
そして「curry草枕」の元同僚「ウミネコカレー」の古里さんからは開店祝いが届いていましたよ。
フードメニューは要町時代を踏襲し、「本日のカレープレート」一本。

ただ、4種の付け合わせの中から2種選択、というカタチですので、
全部食べたい方はオプション追加するか、二人以上でシェアするのがよいでしょう。
さて、記念すべきオープン初日のカレープレートはこちら!

★本日のカレープレート ¥1280
・セロリとチキンキーマカレー
・ノーザンルビーとトレビスのダル
・ターメリックライス
・トランペットズッキーニとハーブのアチャール風
(以下2品選択)
・バターナッツのポリヤル
・オレンジカリフラワーと紅しぐれのポリヤル
・空芯菜とカブの葉の東南アジア風スパイス炒め
・青パパイヤのトーレン
相変わらず食材、特に野菜へのこだわりにワクワクさせられる内容ですね!!
陶器の器、木の盆とスプーン、フォーク、そして食材の彩り豊かな料理たち。
インド料理を基調としながらも、「カレーは和食」を体現した素晴らしいプレートです。

・セロリとチキンキーマカレー
旬のフレッシュなセロリとチキンキーマ。
濃厚に見えて酸味もあり爽やか!

・ノーザンルビーとトレビスのダル
ノーザンルビー?トレビス?いやぁお洒落です。青山ガールも唸ります。
ノーザンルビーは北海道生まれのピンクのジャガイモ、トレビスはレッドレタス。
ダルの中にジャガイモ特有の甘みがホロリ。
要町時代同様、ガーリック感強めの味わいがプレート全体を引き締めます。

・青パパイヤのトーレン
これ、気に入りました。
南インド・ケララ州のおかずであるトーレン、ココナッツミルクを用いた野菜炒めなのですが、
青パパイヤの堅いのか柔らかいのか分からない独特の食感も相まって、癖になる味わいとなっています。

・バターナッツのポリヤル
バター味じゃないですよ、ほらあのベージュのヘチマみたいなカボチャがバターナッツ。
ハロウィンに向け、カボチャがアツい季節です。

・オレンジカリフラワーと紅しぐれのポリヤル
おっと、グループサウンズと演歌の共演みたいな名前の一品。
赤紫の大根、紅しぐれの食感がとてもヘルシー!

・空芯菜とカブの葉の東南アジア風スパイス炒め
これはなかなかの変化球。
変化球なのに、逆に日本的親近感がわく一品です。
だって、野沢菜漬けっぽい美味さなんですもん。
この他、冒頭料理写真のライス上に鎮座するタクワンちっくなお漬け物、トランペットズッキーニとハーブのアチャール風。
これがまた品良き酸味でナイス脇役!
一品一品の味わいを楽しんだ後は、お約束のオンザライスで混ぜ混ぜタイム!
口内調味の習慣がないインド料理では、プレート上で混ぜることで味に変化が生まれ、さらに美味しくいただけるのですよ。
食後のドリンクはこちら。

★レモネード(左:アイス 右:ホット)各¥450
国産レモンを使用し、スパイス&ハーブを効かせたレモネード。
アイスは抜けるような爽やかさ、ホットはお酒のような深い味わい、それぞれ表情が変わるのが面白いです。
・・・いやぁ美味かった。いや、旨かった。
辛さと刺激、というのとは全く別のベクトルで、旬の素材をスパイスとともに楽しむ「和」のインド料理。
甘さや酸っぱさ、苦さなど、奥深い味わいが堪能できる、オトナのスパイス料理です。
これは確かに青山という地にマッチしたやり方、かもしれません。
「バラッツ!スパイスラボ」「アユルダ」に加えこの「ハブモアカレー」と、
インド料理の進化形が次々現れる南青山、結構アツいですよ。
※最新のプレート内容はお店のHP⇒「LATEST MENU」をチェック!
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しかも場所がなんと、南青山なんです!

「ハブモアカレー」(have more curry)
青山通りと骨董通りがぶつかる交差点という好立地に、2015年10月20日オープン。

地下への階段を降りてすぐの場所に入り口があります。

店内は予想していたよりも広々。
カウンター席と、テーブル席。
シェフの松崎さんは新宿の名店「curry草枕」で働きつつ、要町「なんてんcafe」を隔週水曜日間借りし「ハブモアカレー」をスタート。
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今回の独立、実店舗オープンにあたっては、「curry草枕」のHPでは激励のメッセージが。
そして「curry草枕」の元同僚「ウミネコカレー」の古里さんからは開店祝いが届いていましたよ。
フードメニューは要町時代を踏襲し、「本日のカレープレート」一本。

ただ、4種の付け合わせの中から2種選択、というカタチですので、
全部食べたい方はオプション追加するか、二人以上でシェアするのがよいでしょう。
さて、記念すべきオープン初日のカレープレートはこちら!

★本日のカレープレート ¥1280
・セロリとチキンキーマカレー
・ノーザンルビーとトレビスのダル
・ターメリックライス
・トランペットズッキーニとハーブのアチャール風
(以下2品選択)
・バターナッツのポリヤル
・オレンジカリフラワーと紅しぐれのポリヤル
・空芯菜とカブの葉の東南アジア風スパイス炒め
・青パパイヤのトーレン
相変わらず食材、特に野菜へのこだわりにワクワクさせられる内容ですね!!
陶器の器、木の盆とスプーン、フォーク、そして食材の彩り豊かな料理たち。
インド料理を基調としながらも、「カレーは和食」を体現した素晴らしいプレートです。

・セロリとチキンキーマカレー
旬のフレッシュなセロリとチキンキーマ。
濃厚に見えて酸味もあり爽やか!

・ノーザンルビーとトレビスのダル
ノーザンルビー?トレビス?いやぁお洒落です。青山ガールも唸ります。
ノーザンルビーは北海道生まれのピンクのジャガイモ、トレビスはレッドレタス。
ダルの中にジャガイモ特有の甘みがホロリ。
要町時代同様、ガーリック感強めの味わいがプレート全体を引き締めます。

・青パパイヤのトーレン
これ、気に入りました。
南インド・ケララ州のおかずであるトーレン、ココナッツミルクを用いた野菜炒めなのですが、
青パパイヤの堅いのか柔らかいのか分からない独特の食感も相まって、癖になる味わいとなっています。

・バターナッツのポリヤル
バター味じゃないですよ、ほらあのベージュのヘチマみたいなカボチャがバターナッツ。
ハロウィンに向け、カボチャがアツい季節です。

・オレンジカリフラワーと紅しぐれのポリヤル
おっと、グループサウンズと演歌の共演みたいな名前の一品。
赤紫の大根、紅しぐれの食感がとてもヘルシー!

・空芯菜とカブの葉の東南アジア風スパイス炒め
これはなかなかの変化球。
変化球なのに、逆に日本的親近感がわく一品です。
だって、野沢菜漬けっぽい美味さなんですもん。
この他、冒頭料理写真のライス上に鎮座するタクワンちっくなお漬け物、トランペットズッキーニとハーブのアチャール風。
これがまた品良き酸味でナイス脇役!
一品一品の味わいを楽しんだ後は、お約束のオンザライスで混ぜ混ぜタイム!
口内調味の習慣がないインド料理では、プレート上で混ぜることで味に変化が生まれ、さらに美味しくいただけるのですよ。
食後のドリンクはこちら。

★レモネード(左:アイス 右:ホット)各¥450
国産レモンを使用し、スパイス&ハーブを効かせたレモネード。
アイスは抜けるような爽やかさ、ホットはお酒のような深い味わい、それぞれ表情が変わるのが面白いです。
・・・いやぁ美味かった。いや、旨かった。
辛さと刺激、というのとは全く別のベクトルで、旬の素材をスパイスとともに楽しむ「和」のインド料理。
甘さや酸っぱさ、苦さなど、奥深い味わいが堪能できる、オトナのスパイス料理です。
これは確かに青山という地にマッチしたやり方、かもしれません。
「バラッツ!スパイスラボ」「アユルダ」に加えこの「ハブモアカレー」と、
インド料理の進化形が次々現れる南青山、結構アツいですよ。
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関連ランキング:インド料理 | 表参道駅、明治神宮前駅、渋谷駅
名店、夢の復活!!「インド式カレー 夢民」(東京テレポート)
category - [臨海エリア]
2015/
10/
20創業1975年。
早稲田にあったカレーの名店「夢民」(むーみん)。
酸味と辛味が一体となった強烈な個性で、「早稲田のソウルフード」と呼ばれただけでなく、「デリー」「エチオピア」と並び東京を代表するカレーの座を守り続けたこの名店が閉店したのは、2012年のこと。
ご夫婦の体調不良、フランチャイズ契約解除に伴う「炒咖哩」とのレシピを巡る係争、ホームページの挨拶文にも心残りであるような事が書かれての閉店だっただけに、ファンは皆「いつか復活を」と思い続けていたはず。
・・・そして、2015年夏。衝撃のニュース。
「お台場に、夢民復活!」
フジテレビ夏のイベント「お台場夢大陸」にて伝説のカレー店「夢民」が期間限定復活とのこと。
創業者の高村さんご夫妻はお店には立たないものの「大切なところをきちっとおさえて、名誉監督みたいな立場で参加」するということで、まさに「ホンモノの夢民」が復活したのです。
まさに「夢」大陸!!
期間限定ショップは8月末で終了したものの、名店カレー復活の衝撃は冷めやらず、今度は遂に、常設店舗として完全復活を遂げることに!
凄い!凄すぎる!!
おそらく世代的にも、フジテレビはじめ多くの関連団体の意思決定者の中に、早稲田「夢民」で育った人がいたはず。
みんなの夢がカタチになった瞬間です。
復活の場所はお台場、ダイバーシティ東京プラザ2階のフードコート「東京グルメスタジアム」。

その奥に輝く、緑と山吹色の店舗!

「インド式カレー 夢民」
2015年10月1日復活オープン!
広大なフードコートとはいえ、お店の前の幾つかのテーブル席を囲うような間仕切りがあるため、案外落ち着ける感じです。

夏の限定復活時にはできなかった辛さ調節やトッピングも可能になっています。
やはり「夢民」のカレーは辛くしないとね!
結局、早稲田時代に頼んでいたのと同じ辛さ、トッピングでの注文。

ブザーを受け取り席で待ちます。
ビィィィーッ!

★ポパイカレー ¥910
・5ホット(激辛) ¥30
・ベーコントッピング ¥200
白い陶器のポット、ライスに少しだけかけられたカレー・・・
ポットの形状こそ変わっているものの、提供スタイルは早稲田時代そのまま。
食後、お会計時に渡されていたライオネスコーヒーキャンディーもちゃんと付いています。
フードコートは前会計ですからね。

ポパイカレーの具材はほうれん草と卵。
昔も必ずベーコンを併せていました。
毛穴まで染み渡るようなシャバシャバのカレーは辛くしてこそ。
トマトの酸味と卵の円やかさが独特のハーモニー。
あぁ、これはちゃんと「夢民」のカレーだ!
正直、フードコートであること、作り手が高村さんご夫妻ではなく若い方々であることに、「別モノだったらどうしよう・・・」という不安もあったのが正直なところ。
しかし、大丈夫でした。
高村さんご夫妻のカレーに賭けた情熱がしっかりと受け継がれています。

奥様の夢に出てきたレシピから産まれたとされるこの「夢民」のカレー。
しかしインスパイアの大元は今も竹橋にある「ボルツ」だろうということは、大筋意見が一致するところ。
さらに「ボルツ」のルーツは南インドのカレーですから、「夢民」のカレーはつまり、南インドのカレーを日本のカレー文化と照らし合わせ、独自の域へと達したひとつの完成形であると言えます。
また食べたくなる中毒性がある「夢民」のカレー、新たなファンが増えるのは間違いないでしょう。
とにかく、復活おめでとうございます!
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早稲田にあったカレーの名店「夢民」(むーみん)。
酸味と辛味が一体となった強烈な個性で、「早稲田のソウルフード」と呼ばれただけでなく、「デリー」「エチオピア」と並び東京を代表するカレーの座を守り続けたこの名店が閉店したのは、2012年のこと。
ご夫婦の体調不良、フランチャイズ契約解除に伴う「炒咖哩」とのレシピを巡る係争、ホームページの挨拶文にも心残りであるような事が書かれての閉店だっただけに、ファンは皆「いつか復活を」と思い続けていたはず。
・・・そして、2015年夏。衝撃のニュース。
「お台場に、夢民復活!」
フジテレビ夏のイベント「お台場夢大陸」にて伝説のカレー店「夢民」が期間限定復活とのこと。
創業者の高村さんご夫妻はお店には立たないものの「大切なところをきちっとおさえて、名誉監督みたいな立場で参加」するということで、まさに「ホンモノの夢民」が復活したのです。
まさに「夢」大陸!!
期間限定ショップは8月末で終了したものの、名店カレー復活の衝撃は冷めやらず、今度は遂に、常設店舗として完全復活を遂げることに!
凄い!凄すぎる!!
おそらく世代的にも、フジテレビはじめ多くの関連団体の意思決定者の中に、早稲田「夢民」で育った人がいたはず。
みんなの夢がカタチになった瞬間です。
復活の場所はお台場、ダイバーシティ東京プラザ2階のフードコート「東京グルメスタジアム」。

その奥に輝く、緑と山吹色の店舗!

「インド式カレー 夢民」
2015年10月1日復活オープン!
広大なフードコートとはいえ、お店の前の幾つかのテーブル席を囲うような間仕切りがあるため、案外落ち着ける感じです。

夏の限定復活時にはできなかった辛さ調節やトッピングも可能になっています。
やはり「夢民」のカレーは辛くしないとね!
結局、早稲田時代に頼んでいたのと同じ辛さ、トッピングでの注文。

ブザーを受け取り席で待ちます。
ビィィィーッ!

★ポパイカレー ¥910
・5ホット(激辛) ¥30
・ベーコントッピング ¥200
白い陶器のポット、ライスに少しだけかけられたカレー・・・
ポットの形状こそ変わっているものの、提供スタイルは早稲田時代そのまま。
食後、お会計時に渡されていたライオネスコーヒーキャンディーもちゃんと付いています。
フードコートは前会計ですからね。

ポパイカレーの具材はほうれん草と卵。
昔も必ずベーコンを併せていました。
毛穴まで染み渡るようなシャバシャバのカレーは辛くしてこそ。
トマトの酸味と卵の円やかさが独特のハーモニー。
あぁ、これはちゃんと「夢民」のカレーだ!
正直、フードコートであること、作り手が高村さんご夫妻ではなく若い方々であることに、「別モノだったらどうしよう・・・」という不安もあったのが正直なところ。
しかし、大丈夫でした。
高村さんご夫妻のカレーに賭けた情熱がしっかりと受け継がれています。

奥様の夢に出てきたレシピから産まれたとされるこの「夢民」のカレー。
しかしインスパイアの大元は今も竹橋にある「ボルツ」だろうということは、大筋意見が一致するところ。
さらに「ボルツ」のルーツは南インドのカレーですから、「夢民」のカレーはつまり、南インドのカレーを日本のカレー文化と照らし合わせ、独自の域へと達したひとつの完成形であると言えます。
また食べたくなる中毒性がある「夢民」のカレー、新たなファンが増えるのは間違いないでしょう。
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関連ランキング:インドカレー | 東京テレポート駅、台場駅、青海駅
変わらぬ街の洋食屋さんの誇り。「キッチンアオキ」(飯田橋)
category - [中央線 四谷~水道橋]
2015/
10/
19東京メトロ飯田橋駅A4出口を出てすぐ。
ニッポンの、昔ながらの「街の洋食屋さん」。

「キッチンアオキ」
創業40年超の老舗だそうです。
神戸生まれの私、老舗洋食店って存在そのものにまず惹かれちゃいます。

GREENの庇に、BLUEの看板。
日本ではどっちの色も「あお」って呼ぶんですものね。

そして嬉しいことにこのお店、カレーメニューがかなり豊富。
「カツカレーライス」と「とんかつカレー」が別にあったり(前者はヒレ肉、後者はロース)、
「ハヤシとカレーの合い盛り」や、「ハンバーグカレー」「カキフライカレー」など、洋食屋ならではの楽しみがいっぱいです。

★メンチカツカレー ¥980
添えられた割り箸に庶民派洋食店の優しさが見えます。
カレーはじっくり煮込んだ牛の旨味にトマトの酸味が効いており、ほど良き辛さでバランスの良い味わい。
老舗の安定感を感じますね。

メンチカツはサクッと薄めの衣にフワッと軽い食感のメンチ。
油っこさはなく、軽やかな美味さですよ。
カレーと揚げ物っていう、下手すりゃ重くなる組み合わせを、ここまで軽やかに仕上げてくれるのは嬉しい。
これなら、歳をとってももたれずいただけそう。
街の洋食屋さんの誇り、それはきっと、華やかな料理で驚かせることではなく、
毎日通っても飽きない美味しさを、ずっと変わらず提供し続けることなのでしょうね。
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ニッポンの、昔ながらの「街の洋食屋さん」。

「キッチンアオキ」
創業40年超の老舗だそうです。
神戸生まれの私、老舗洋食店って存在そのものにまず惹かれちゃいます。

GREENの庇に、BLUEの看板。
日本ではどっちの色も「あお」って呼ぶんですものね。

そして嬉しいことにこのお店、カレーメニューがかなり豊富。
「カツカレーライス」と「とんかつカレー」が別にあったり(前者はヒレ肉、後者はロース)、
「ハヤシとカレーの合い盛り」や、「ハンバーグカレー」「カキフライカレー」など、洋食屋ならではの楽しみがいっぱいです。

★メンチカツカレー ¥980
添えられた割り箸に庶民派洋食店の優しさが見えます。
カレーはじっくり煮込んだ牛の旨味にトマトの酸味が効いており、ほど良き辛さでバランスの良い味わい。
老舗の安定感を感じますね。

メンチカツはサクッと薄めの衣にフワッと軽い食感のメンチ。
油っこさはなく、軽やかな美味さですよ。
カレーと揚げ物っていう、下手すりゃ重くなる組み合わせを、ここまで軽やかに仕上げてくれるのは嬉しい。
これなら、歳をとってももたれずいただけそう。
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道頓堀、安定の人気タイ料理店。「クンテープ 道頓堀本店」(大阪難波/日本橋)
category - カレー&スパイス・大阪府
2015/
10/
18夜の道頓堀は相変わらずヤバいですね。
極彩色の街並みに犇めく人、人、人。
飛び交う英語と中国語と大阪語。
クルマが飛んでいない点を除けば、もはや「ブレードランナー」を超えたSF感。
道頓堀は現在、間違いなく日本一の繁華街といえるでしょう。

「クンテープ 道頓堀本店」
道頓堀で20年近く愛されるタイ料理店。
ネットの口コミでも長くずっと、安定した評判を維持しています。
それは一時期の勢いでワッと話題になるよりも難しいこと。

地下へと続く階段を下りると・・・

広々とした店内空間。

一角にはこじんまりとしたバースペースもあり、少人数での飲みメインなら、こちらもいい感じですね。

★シンハービール ¥648

★挽き肉サラダ(ラープ・ムー) ¥1026
肉は鶏(ガイ)か豚(ムー)が選択可。
1/4にぶった切ったキャベツが添えられている良くあるラープとは違い、はレタスの葉にそっと乗せられた品良きビジュアル。
しかもガラスの器。
タイ東北の田舎料理とは思えない、上品な盛り付けです。
いただいてみましょう。
煎り米たっぷりホーラパーたっぷりの本格仕上げ。
かなりしっとりしたウェットタイプ(大阪はこのタイプが多いような?)。
辛さMAXでお願いしたので、それなりの辛さだったのですが、ただやたらに辛いだけでなく、酸味もたっぷり。
さらにふんだんに盛られたミント葉で、爽やかな香りが広がります。
これは実に華やかで優美なラープですね。
・・・・さて、この日は実に梯子4軒目。
この一皿でゴチソウサマディカーップするつもりだったのですが・・・
どうしても食べたいメニューを見つけてしまいました(笑)

★伝説の濃厚マンゴーかき氷 ¥500
『タイフェス大阪で1時間待ちの大行列になった
はちみつ入りクンテープオリジナル 伝説の濃厚マンゴーかき氷』
とのこと!
フワッと雪のようなかき氷に、甘くリアルなマンゴーの味わい。
確かに!
これは美味いですねぇ!
辛いものを食べた後だと尚更、スウィーツフロムヘブンな幸福感に包まれます。
また、フロアにも若い店員さんを多く配置。
広い店ながら、いつでもオーダーしやすいのもポイント高し。
このそつのなさ、安定感、そして料理のツボの押さえ方、写真映えする盛り付けと、
「なるほど人気が続くわけだ」と勉強になることだらけ。
さらに看板メニューはタイスキ。
これまた道頓堀での飲み会にはピッタリな料理ですよね。
タイ料理とかいうジャンルを超えて。
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極彩色の街並みに犇めく人、人、人。
飛び交う英語と中国語と大阪語。
クルマが飛んでいない点を除けば、もはや「ブレードランナー」を超えたSF感。
道頓堀は現在、間違いなく日本一の繁華街といえるでしょう。

「クンテープ 道頓堀本店」
道頓堀で20年近く愛されるタイ料理店。
ネットの口コミでも長くずっと、安定した評判を維持しています。
それは一時期の勢いでワッと話題になるよりも難しいこと。

地下へと続く階段を下りると・・・

広々とした店内空間。

一角にはこじんまりとしたバースペースもあり、少人数での飲みメインなら、こちらもいい感じですね。

★シンハービール ¥648

★挽き肉サラダ(ラープ・ムー) ¥1026
肉は鶏(ガイ)か豚(ムー)が選択可。
1/4にぶった切ったキャベツが添えられている良くあるラープとは違い、はレタスの葉にそっと乗せられた品良きビジュアル。
しかもガラスの器。
タイ東北の田舎料理とは思えない、上品な盛り付けです。
いただいてみましょう。
煎り米たっぷりホーラパーたっぷりの本格仕上げ。
かなりしっとりしたウェットタイプ(大阪はこのタイプが多いような?)。
辛さMAXでお願いしたので、それなりの辛さだったのですが、ただやたらに辛いだけでなく、酸味もたっぷり。
さらにふんだんに盛られたミント葉で、爽やかな香りが広がります。
これは実に華やかで優美なラープですね。
・・・・さて、この日は実に梯子4軒目。
この一皿でゴチソウサマディカーップするつもりだったのですが・・・
どうしても食べたいメニューを見つけてしまいました(笑)

★伝説の濃厚マンゴーかき氷 ¥500
『タイフェス大阪で1時間待ちの大行列になった
はちみつ入りクンテープオリジナル 伝説の濃厚マンゴーかき氷』
とのこと!
フワッと雪のようなかき氷に、甘くリアルなマンゴーの味わい。
確かに!
これは美味いですねぇ!
辛いものを食べた後だと尚更、スウィーツフロムヘブンな幸福感に包まれます。
また、フロアにも若い店員さんを多く配置。
広い店ながら、いつでもオーダーしやすいのもポイント高し。
このそつのなさ、安定感、そして料理のツボの押さえ方、写真映えする盛り付けと、
「なるほど人気が続くわけだ」と勉強になることだらけ。
さらに看板メニューはタイスキ。
これまた道頓堀での飲み会にはピッタリな料理ですよね。
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関連ランキング:タイ料理 | 大阪難波駅、日本橋駅、近鉄日本橋駅
下北生まれの絶品エビスープカレー。「ポニピリカ」~下北沢カレーフェスティバル2015特集
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
17いよいよクライマックスの週末を迎える「下北沢カレーフェスティバル2015」。
シモキタのカレー文化を語る上で欠かすことができないのは、スープカレーですね。
「マジックスパイス」「心」「SAMURAI」と、本場北海道の人気店が進出し、鎬を削る下北沢はまさに東京一のスープカレータウン。
が、なかでも唯一、シモキタ生まれのスープカレー屋さんといえばこちら。

「ポニピリカ」
謎の髭オヤジの横顔がキャッチーなこのお店、
提供されるスープカレーは、ラーメン店で修業経験のある菊池店長が、
ラーメンのスープ作りのノウハウを生かして編み出したもの。
食材の多くは北海道のもの(エゾジカまであるのです!)ですし、美人オーナー理佳さんも北海道出身。
けれど、ここが第一号店なのです。

数多あるスープカレー店の中でも飛びぬけてお洒落な店内。
女性客、カップル客が多いのも納得です。

注文はチェックシート式。
料理の詳細や価格はメニューブックに書いてあるので、照らし合わせながら記入していきましょう。

★エビスープ+パリパリチキン+焼きチーズ 辛さ5
登場!!盛り付けも器も美しいですね!!
やはり「ポニピリカ」といえばエビスープ。
そう、北海道にはエビスープで有名な「一幻」というラーメン屋がありましてですね・・・・
このスープカレーはまさにエビの旨みたっぷりでたまらない味わい。
で、チキンも、肉そのものが美味いことに加え、パリパリに焼かれた皮の香ばしさが最高。
そこに焼きチーズが絡んだ日にゃぁ・・・もうエロすぎる美味さです。
何より素晴らしいのは、他のどのスープカレー屋さんとも被らない味ということ。
これはとっても大事なことだと思います。
スープカレーという食べ物は、ほんのちょっとしたバランスで美味しさが極端に上下動するものだと思っているのですが、
この「ポニピリカ」、開店当初と比べても味のレベルがグン!と上がっていることは間違いありません。
それもここが一号店であることの強み。
「本店の味を守る」なんて義務もないわけですから、自由に進化できるのですよね。
ひょっとするとここ、「犬拳堂」「般°若」と並ぶ、下北生まれの三大独特カレーと呼んでもいいんじゃないでしょうか!
⇒『下北沢カレーフェスティバル2015』公式サイト
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シモキタのカレー文化を語る上で欠かすことができないのは、スープカレーですね。
「マジックスパイス」「心」「SAMURAI」と、本場北海道の人気店が進出し、鎬を削る下北沢はまさに東京一のスープカレータウン。
が、なかでも唯一、シモキタ生まれのスープカレー屋さんといえばこちら。

「ポニピリカ」
謎の髭オヤジの横顔がキャッチーなこのお店、
提供されるスープカレーは、ラーメン店で修業経験のある菊池店長が、
ラーメンのスープ作りのノウハウを生かして編み出したもの。
食材の多くは北海道のもの(エゾジカまであるのです!)ですし、美人オーナー理佳さんも北海道出身。
けれど、ここが第一号店なのです。

数多あるスープカレー店の中でも飛びぬけてお洒落な店内。
女性客、カップル客が多いのも納得です。

注文はチェックシート式。
料理の詳細や価格はメニューブックに書いてあるので、照らし合わせながら記入していきましょう。

★エビスープ+パリパリチキン+焼きチーズ 辛さ5
登場!!盛り付けも器も美しいですね!!
やはり「ポニピリカ」といえばエビスープ。
そう、北海道にはエビスープで有名な「一幻」というラーメン屋がありましてですね・・・・
このスープカレーはまさにエビの旨みたっぷりでたまらない味わい。
で、チキンも、肉そのものが美味いことに加え、パリパリに焼かれた皮の香ばしさが最高。
そこに焼きチーズが絡んだ日にゃぁ・・・もうエロすぎる美味さです。
何より素晴らしいのは、他のどのスープカレー屋さんとも被らない味ということ。
これはとっても大事なことだと思います。
スープカレーという食べ物は、ほんのちょっとしたバランスで美味しさが極端に上下動するものだと思っているのですが、
この「ポニピリカ」、開店当初と比べても味のレベルがグン!と上がっていることは間違いありません。
それもここが一号店であることの強み。
「本店の味を守る」なんて義務もないわけですから、自由に進化できるのですよね。
ひょっとするとここ、「犬拳堂」「般°若」と並ぶ、下北生まれの三大独特カレーと呼んでもいいんじゃないでしょうか!
⇒『下北沢カレーフェスティバル2015』公式サイト
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関連ランキング:スープカレー | 下北沢駅、池ノ上駅、東北沢駅
カレー王座決定戦2連覇の地鶏カレー。「46ma」~下北沢カレーフェスティバル特集
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
17天候全く関係なく、「下北沢カレーフェスティバル2015」に湧くシモキタの街。
行っとかなきゃならんなぁ、と思ってたお店がこちら。

「46ma」
ヨーローマ、ではありません。それはヨー・ヨー・マ。
「シロクマ」と読みます。
実はこちら、先だって行われた「下北沢カレー王座決定戦」で2連覇したお店。
・・・なのに、食べログ未登録という謎の店なのです。

夜はBarとなるこのお店、同じ下北沢に姉妹店「カエル」と「ジラフ」というBarも。
動物シリーズですねぇ・・・

★46ma特製無添加チキンカレー ¥1200
カレーの中には骨つき鶏がゴロッと2本。
大山地鶏を使用とのことです。
で、実は初めて知ったのですが、「大山鶏」と「大山地鶏」って全く違うんですってね。
「大山鶏」(だいせんどり)ってのは鳥取名産のブロイラーに付けられたブランド名。
で、「大山地鶏」(だいせんじどり)ってのは軍鶏をベースに鳥取で作出された地鶏の種類なんだそう。
こちらのカレーに用いられているのは「大山地鶏」の方。
軍鶏譲りの弾力ある歯ごたえは流石ですね。
それを包み込むカレー自体は辛さ控えめ、トマトたっぷりのイタリアンな味わい。
カレーが得意じゃない方でも美味しくいただけるんじゃないでしょうか。
お店の良い雰囲気、確かな食材、そしてフォトジェニックな店員さん。
カレーを美味しくいただけるアトモスフィアも完璧。

なんだか自分が「東京カレンダー」の中にいるような気分になっちゃいましたよ。
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行っとかなきゃならんなぁ、と思ってたお店がこちら。

「46ma」
ヨーローマ、ではありません。それはヨー・ヨー・マ。
「シロクマ」と読みます。
実はこちら、先だって行われた「下北沢カレー王座決定戦」で2連覇したお店。
・・・なのに、食べログ未登録という謎の店なのです。

夜はBarとなるこのお店、同じ下北沢に姉妹店「カエル」と「ジラフ」というBarも。
動物シリーズですねぇ・・・

★46ma特製無添加チキンカレー ¥1200
カレーの中には骨つき鶏がゴロッと2本。
大山地鶏を使用とのことです。
で、実は初めて知ったのですが、「大山鶏」と「大山地鶏」って全く違うんですってね。
「大山鶏」(だいせんどり)ってのは鳥取名産のブロイラーに付けられたブランド名。
で、「大山地鶏」(だいせんじどり)ってのは軍鶏をベースに鳥取で作出された地鶏の種類なんだそう。
こちらのカレーに用いられているのは「大山地鶏」の方。
軍鶏譲りの弾力ある歯ごたえは流石ですね。
それを包み込むカレー自体は辛さ控えめ、トマトたっぷりのイタリアンな味わい。
カレーが得意じゃない方でも美味しくいただけるんじゃないでしょうか。
お店の良い雰囲気、確かな食材、そしてフォトジェニックな店員さん。
カレーを美味しくいただけるアトモスフィアも完璧。

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暖簾分けして43年。伝統の黒カレー。「キッチン南海 梅ヶ丘」(梅ヶ丘)
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
16神保町を起源とし30年ほど前、数多くの暖簾分けのお店を生んだ「キッチン南海」。
年月が経ち、それぞれの地に根を下ろした「キッチン南海」各店は、
南海遺伝子を受け継ぎつつも独自の変容を遂げてきました。
こうした、伝統とお店ごとの差異を楽しむ「南海巡り」は、
ラーメンマニアの「天下一品巡り」にも匹敵する、カレーマニアの愉しみなのです・・・

「キッチン南海 梅ヶ丘」
暖簾分けでの創業が1972年!なんともはや創業43年の大老舗ですよ。
神奈川唯一の南海、「キッチン南海向ヶ丘遊園店」とは兄弟関係にあり、
元々梅ヶ丘のシェフを務めていた方が「向ヶ丘遊園店」をオープン、
現在その弟さんがこちら「梅ヶ丘」店を継いでいるということです。


注文は食券制。
南海の2大名物、カレーと生姜焼きを組み合わせた「ジンジャーカレー ¥650」があったり、
定食のライスをカレーに変更出来たり、ライスなしのカレー単品「黒カレーのルー ¥300」なんてのもあって結構独自色出ています。

カウンターのみの細長い店構え。
背中と壁の距離もそうはなく、混雑時はちょっと窮屈に感じるでしょう。

★カツカレー(当店1番) ¥650
南海系列のトレードマークにして、この店でも不動の人気メニュー、カツカレー。
いかにも南海、といった感じの黒いカレーは、南海系列各店の中でも特に旨味濃厚でネットリ感あり。
ここまで黒いのは本家「神保町店」と「馬場南海」、そして兄弟店の「向ヶ丘遊園店」くらいじゃないでしょうか。
カレー自体には挽き肉が入っており、辛さは意外に控えめ(「向ヶ丘遊園店」と比較しても)です。
カツは衣が上質なサクサク感。
これは洋食屋のカツとしても素晴らしいですね。
ライスに用いたお米は「ひとめぼれ」。
もっちりしつつもベタベタしない食感がカツカレーによ~く合います。
創業43年の老舗大衆洋食店、その安定感をヒシヒシと感じる味わい。
暖簾分けで広がった各店が、それぞれの場所で何十年も根を下ろし、生活の一部となっている事実。
やっぱり南海、凄いですね。
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年月が経ち、それぞれの地に根を下ろした「キッチン南海」各店は、
南海遺伝子を受け継ぎつつも独自の変容を遂げてきました。
こうした、伝統とお店ごとの差異を楽しむ「南海巡り」は、
ラーメンマニアの「天下一品巡り」にも匹敵する、カレーマニアの愉しみなのです・・・

「キッチン南海 梅ヶ丘」
暖簾分けでの創業が1972年!なんともはや創業43年の大老舗ですよ。
神奈川唯一の南海、「キッチン南海向ヶ丘遊園店」とは兄弟関係にあり、
元々梅ヶ丘のシェフを務めていた方が「向ヶ丘遊園店」をオープン、
現在その弟さんがこちら「梅ヶ丘」店を継いでいるということです。


注文は食券制。
南海の2大名物、カレーと生姜焼きを組み合わせた「ジンジャーカレー ¥650」があったり、
定食のライスをカレーに変更出来たり、ライスなしのカレー単品「黒カレーのルー ¥300」なんてのもあって結構独自色出ています。

カウンターのみの細長い店構え。
背中と壁の距離もそうはなく、混雑時はちょっと窮屈に感じるでしょう。

★カツカレー(当店1番) ¥650
南海系列のトレードマークにして、この店でも不動の人気メニュー、カツカレー。
いかにも南海、といった感じの黒いカレーは、南海系列各店の中でも特に旨味濃厚でネットリ感あり。
ここまで黒いのは本家「神保町店」と「馬場南海」、そして兄弟店の「向ヶ丘遊園店」くらいじゃないでしょうか。
カレー自体には挽き肉が入っており、辛さは意外に控えめ(「向ヶ丘遊園店」と比較しても)です。
カツは衣が上質なサクサク感。
これは洋食屋のカツとしても素晴らしいですね。
ライスに用いたお米は「ひとめぼれ」。
もっちりしつつもベタベタしない食感がカツカレーによ~く合います。
創業43年の老舗大衆洋食店、その安定感をヒシヒシと感じる味わい。
暖簾分けで広がった各店が、それぞれの場所で何十年も根を下ろし、生活の一部となっている事実。
やっぱり南海、凄いですね。
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注目の2週目はネパール。期待を超える怒濤のダルバート!「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(浅草)
category - [上野,浅草エリア]
2015/
10/
15浅草地下街に忽然と登場、平日昼間のみ営業・売り切れ御免の関西スタイルで始動した、
「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(カルパシ)
オープン一週間で、東京イチ話題のカレー店となりました。

記念すべきオープン第1週はスリランカプレート。
(第一週記事はこちら)
その味に狂喜するネット投稿の勢い冷めやらぬうちに、
第2週目は趣きをガラリ変え、ネパールのダルバートがテーマ。
ダルバートとはダール(豆)スープとバート(ご飯)を軸に、幾つかのタルカリ(おかず)やカレーを組み合わせた定食。
ネパール現地では当たり前のように食べられている日常食ですが、KUROちゃんのスパイスマジックにかかれば、並大抵のことで済むはずはありません。

見よ!この気魄のこもった構成を!!

★ダルバート ¥1200
・ククラ・コ・マス(マスタードオイルとメティリーフを用いたチキンカレー)
・サツマイモとキノコのタルカリ
・ダール
・サグ(野菜の炒め物)
・アル・コ・アツァール(ジャガイモの胡麻和え)
・ゴルベラ・コ・アツァール(トマトと胡麻、ティンブールを使った薬味)
・カガティ・アツァール(ライムのお漬物)
・ライス(バスマティとジャポニカのブレンド)
・トゥルシーティー
★グンドゥルックアツァール ¥100
★ダニヤ(パクチー) ¥100
まず、彩りが実に美しい!
ネパールの方が現地で普通に食べられているダルバートを作ると、色が茶色とベージュばかりで質素な見た目になりがち。
そこはKUROちゃん、日本人的センスで配色にも工夫が感じられます。

そして、優しいながらも鮮烈な味のバランスに感動!
多分、日常食としてのダルバートよりはビシッとした塩加減。
ダールに香るジンブー、カレーに香るメティ、そしてゴルベラ・コ・アツァールにはネパール山椒ティンブールの刺激。
野菜は優しく、ライムは強烈。
決して辛くも重くもないのに、しっかりと、記憶に残る味の構成は流石。
毎度ながら、KUROちゃんの料理は食べていてとっても楽しい!
ちなみにネパールのダルバートには実は、日本米がしっくりくる(現地でも似た米を使うようです)のですが、一般的な日本のお客さんにとって、それではあたり前すぎる。
人によっては「日本米を使うなんて、本格的じゃないなぁ」と思うかもしれません。
で、そこは抜かりなくブレンド米。
客心理を考えたエンタメ精神も「巧いなぁ」と。
そして、忘れてはいけないのが追加オプション。

ティンブールと青唐辛子が効いたグンドゥルック(発酵干し野菜)。
現地っぽさを味わえる反面、慣れない人にとっては難解とも受け取られるグンドゥリュクがオプションなのは賢明な選択。
・・・と思ったのですが、これが滅法美味い!
ネパール人が作るグンドゥリュクは繊維が多く噛みにくかったり発酵臭が癖ありすぎだったりと難易度高い印象だったのですが、このグンドゥリュクは繊維が刻まれ食べやすいだけでなく、辛さと山椒香とで日本人が素直に「旨い」と思える味に着地しているんです。
例えるなら、博多ラーメンに乗せる辛子高菜。
これはマストです!
しかし、スリランカプレートのルヌミリスといい、このグンドゥリュクといい、「カルパシ」ではオプションがアツいですね~

食後はトゥルシーティー。
アーユルヴェーダ的な万能薬、ホーリーバジルのお茶です。
医食同源、鮮烈なランチなのにヘルシーな食後感で〆。
今週も素晴らしい満足度。
来週は果たして、南インドかベンガルか?
KUROちゃんの変幻自在なスパイスマジック、ますます目が離せません!
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「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(カルパシ)
オープン一週間で、東京イチ話題のカレー店となりました。

記念すべきオープン第1週はスリランカプレート。
(第一週記事はこちら)
その味に狂喜するネット投稿の勢い冷めやらぬうちに、
第2週目は趣きをガラリ変え、ネパールのダルバートがテーマ。
ダルバートとはダール(豆)スープとバート(ご飯)を軸に、幾つかのタルカリ(おかず)やカレーを組み合わせた定食。
ネパール現地では当たり前のように食べられている日常食ですが、KUROちゃんのスパイスマジックにかかれば、並大抵のことで済むはずはありません。

見よ!この気魄のこもった構成を!!

★ダルバート ¥1200
・ククラ・コ・マス(マスタードオイルとメティリーフを用いたチキンカレー)
・サツマイモとキノコのタルカリ
・ダール
・サグ(野菜の炒め物)
・アル・コ・アツァール(ジャガイモの胡麻和え)
・ゴルベラ・コ・アツァール(トマトと胡麻、ティンブールを使った薬味)
・カガティ・アツァール(ライムのお漬物)
・ライス(バスマティとジャポニカのブレンド)
・トゥルシーティー
★グンドゥルックアツァール ¥100
★ダニヤ(パクチー) ¥100
まず、彩りが実に美しい!
ネパールの方が現地で普通に食べられているダルバートを作ると、色が茶色とベージュばかりで質素な見た目になりがち。
そこはKUROちゃん、日本人的センスで配色にも工夫が感じられます。

そして、優しいながらも鮮烈な味のバランスに感動!
多分、日常食としてのダルバートよりはビシッとした塩加減。
ダールに香るジンブー、カレーに香るメティ、そしてゴルベラ・コ・アツァールにはネパール山椒ティンブールの刺激。
野菜は優しく、ライムは強烈。
決して辛くも重くもないのに、しっかりと、記憶に残る味の構成は流石。
毎度ながら、KUROちゃんの料理は食べていてとっても楽しい!
ちなみにネパールのダルバートには実は、日本米がしっくりくる(現地でも似た米を使うようです)のですが、一般的な日本のお客さんにとって、それではあたり前すぎる。
人によっては「日本米を使うなんて、本格的じゃないなぁ」と思うかもしれません。
で、そこは抜かりなくブレンド米。
客心理を考えたエンタメ精神も「巧いなぁ」と。
そして、忘れてはいけないのが追加オプション。

ティンブールと青唐辛子が効いたグンドゥルック(発酵干し野菜)。
現地っぽさを味わえる反面、慣れない人にとっては難解とも受け取られるグンドゥリュクがオプションなのは賢明な選択。
・・・と思ったのですが、これが滅法美味い!
ネパール人が作るグンドゥリュクは繊維が多く噛みにくかったり発酵臭が癖ありすぎだったりと難易度高い印象だったのですが、このグンドゥリュクは繊維が刻まれ食べやすいだけでなく、辛さと山椒香とで日本人が素直に「旨い」と思える味に着地しているんです。
例えるなら、博多ラーメンに乗せる辛子高菜。
これはマストです!
しかし、スリランカプレートのルヌミリスといい、このグンドゥリュクといい、「カルパシ」ではオプションがアツいですね~

食後はトゥルシーティー。
アーユルヴェーダ的な万能薬、ホーリーバジルのお茶です。
医食同源、鮮烈なランチなのにヘルシーな食後感で〆。
今週も素晴らしい満足度。
来週は果たして、南インドかベンガルか?
KUROちゃんの変幻自在なスパイスマジック、ますます目が離せません!
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茶どころ狭山のご当地カレー屋さん。「狭山カレー工房 りとるほっと。」(新狭山)
category - カレー&スパイス・埼玉県
2015/
10/
15佐山といえばタイガーマスク、狭山といえばお茶。
ここ狭山に、ほうじ茶を用いたカレーがあると聞いてやってきました。

「狭山カレー工房 りとるほっと。」
住宅街の中、まるで普通のお家のようですね。

こちらでいただけるのは狭山のほうじ茶を使用したカレー。
野菜も自家農園で作ったものを用いており、まさに地産地消のカレー屋さんと言えます。

店内は何故かハワイアンな雰囲気。
何故、というよりも、ご店主の好みでしょう(笑)
物凄くアットホームな雰囲気です。
壁際にヒナノビールの瓶がディスプレイされていたので聞いてみたら、お店では扱ってないとのこと。
・・・というか、実はここ、アルコール類は一切置いていないのでした。
アルコールは置いていません。

★ノンアルコールビール オールフリー ¥300
こんなのはありましたよ。
ビールと思って飲めばビールに感じる不思議。
メニューを見れば、カレーにはいくつかの種類があるのですが、どれもほうじ茶を用いているとのこと。
ならばまずは、基本となる定番カレーをいただいてみましょうか。

★りとるほっとポークカレー ¥850
ほうじ茶を用いている、というだけでなく、キーマカレーの上にさらに、煮込みポーク角切りカレーがかかった面白い趣向のカレー。
ポークは三元豚を使用しているそうです。
カレーの方向性としては、日本のいわゆるカレーライスの範囲ですが、とろみは少なくサラッとした感じ。
辛かったり、どれかのスパイスが目立った感じではなく、オトナもコドモも楽しめる、優しい味わいです。
ほうじ茶の味は・・・といえば、「おぉっ!お茶!」というほどはっきり感じるわけではなく、「言われてみればそうかな?」という感じのスッキリさですが、確かにもたれない感じです。
なお、隠し味にはさらに八丁味噌を用いているのだとか。

+¥50で辛さ追加スパイスを。
うんうん、やはり辛くしたほうが好みだな。

★みんなのグルメカレー小盛 チーズ+半熟卵トッピング ¥800
こちらはバーナー炙りのチーズが魅力。
マイルドなカレーですよ。
食後には、セット追加でデザートとドリンク。

★パイナップルシャーベット
★シャリッとミルク
盛り付け可愛い。
シャリッとミルクは、シャーベットの食感とミルクの味わいが面白いバランスでした。

★狭山和紅茶
〆はやっぱり狭山のお茶。
・・・なのですが、なんとこれ、紅茶にしてるんです。
確かに紅茶、ではあるのですが、狭山ほうじ茶のイメージからか、ほうじ茶のような味にもとれたりして、ちょっと面白い感じ。
店主ご夫婦(旦那さんがシェフ、奥さんが接客)はほんわかハッピーな雰囲気。
その雰囲気が居心地よいのでしょう、近所のご家族が数組食べに来ていました。
肩ひじ張って「これが狭山のご当地カレーだ!」って感じじゃなく、あくまでも自然体なスタンス。
きっと、ご近所の楽しいたまり場になってるんでしょうね。
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ここ狭山に、ほうじ茶を用いたカレーがあると聞いてやってきました。

「狭山カレー工房 りとるほっと。」
住宅街の中、まるで普通のお家のようですね。

こちらでいただけるのは狭山のほうじ茶を使用したカレー。
野菜も自家農園で作ったものを用いており、まさに地産地消のカレー屋さんと言えます。

店内は何故かハワイアンな雰囲気。
何故、というよりも、ご店主の好みでしょう(笑)
物凄くアットホームな雰囲気です。
壁際にヒナノビールの瓶がディスプレイされていたので聞いてみたら、お店では扱ってないとのこと。
・・・というか、実はここ、アルコール類は一切置いていないのでした。
アルコールは置いていません。

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こんなのはありましたよ。
ビールと思って飲めばビールに感じる不思議。
メニューを見れば、カレーにはいくつかの種類があるのですが、どれもほうじ茶を用いているとのこと。
ならばまずは、基本となる定番カレーをいただいてみましょうか。

★りとるほっとポークカレー ¥850
ほうじ茶を用いている、というだけでなく、キーマカレーの上にさらに、煮込みポーク角切りカレーがかかった面白い趣向のカレー。
ポークは三元豚を使用しているそうです。
カレーの方向性としては、日本のいわゆるカレーライスの範囲ですが、とろみは少なくサラッとした感じ。
辛かったり、どれかのスパイスが目立った感じではなく、オトナもコドモも楽しめる、優しい味わいです。
ほうじ茶の味は・・・といえば、「おぉっ!お茶!」というほどはっきり感じるわけではなく、「言われてみればそうかな?」という感じのスッキリさですが、確かにもたれない感じです。
なお、隠し味にはさらに八丁味噌を用いているのだとか。

+¥50で辛さ追加スパイスを。
うんうん、やはり辛くしたほうが好みだな。

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こちらはバーナー炙りのチーズが魅力。
マイルドなカレーですよ。
食後には、セット追加でデザートとドリンク。

★パイナップルシャーベット
★シャリッとミルク
盛り付け可愛い。
シャリッとミルクは、シャーベットの食感とミルクの味わいが面白いバランスでした。

★狭山和紅茶
〆はやっぱり狭山のお茶。
・・・なのですが、なんとこれ、紅茶にしてるんです。
確かに紅茶、ではあるのですが、狭山ほうじ茶のイメージからか、ほうじ茶のような味にもとれたりして、ちょっと面白い感じ。
店主ご夫婦(旦那さんがシェフ、奥さんが接客)はほんわかハッピーな雰囲気。
その雰囲気が居心地よいのでしょう、近所のご家族が数組食べに来ていました。
肩ひじ張って「これが狭山のご当地カレーだ!」って感じじゃなく、あくまでも自然体なスタンス。
きっと、ご近所の楽しいたまり場になってるんでしょうね。
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鎌倉カレーの名店、2号店始動!「オクシモロン オナリ」(鎌倉)
category - カレー&スパイス・神奈川県
2015/
10/
14鎌倉の超人気カレー店にして、「Japanese Curry Awards 2014」受賞店でもある「オクシモロン(OXYMORON)」が駅の反対側、スーパー紀伊国屋の脇に2号店を出しました。

「オクシモロン オナリ」
2015年8月22日オープン。
西口・御成通り側ということで「オナリ」と名付けられました。
それに伴い、従来のお店(本店)は今後、小町通り側にあるということで「オクシモロン コマチ」と呼ばれることになりました。

本店同様、アパレルショップが併設されていますが、雑貨類は扱っていないようです。
メニュー構成は本店同様。
カレーに、ドリンクやスイーツを組み合わせると割引がある仕組みです。


カレーも美味いけど、ケーキも美味いこのお店、結局どちらも外せません。

★エスニックそぼろカリー 大辛 ¥1200
ポロッポロになるまで炒めたスパイシーそぼろにクラッシュしたカシューナッツ。
フレッシュなネギ、シソ、三つ葉、パクチーを混ぜながらいただきます。
これがなんとも爽やかな美味さ!
・・・ただし、辛さがないとカレー食った気にならないかも知れませんので、大辛以上での注文をお勧めします。
付け合わせのピクルスは、ピクルスというよりも根菜の浅漬け。
たっぷりと、野菜の美味しさが堪能できるお食事ですね。
日本の食材とスパイスを組み合わせた、独自のスタイル。
「Japanese Curry Awards 2014」の受賞理由はそこにあります。

★ストロングコーヒー ¥600
★レモンケーキ ¥500
セット割 -¥300
コーヒーはハンドドリップで、ガッツリとしたアロマ。

ケーキには国産レモンの皮を使用しており、きゅーっとくる酸味がたまりません。
至福とはこういう時間のことを言うのでしょう。

口直しのサービスに、シナモンがたっぷり効いた胡桃。
これが何気にかなり美味くて、店を出る前にもう「あぁ、また来たいな」と思ってしまいます。
さすがの名店。
18時に閉店する本店「コマチ」に対し、こちら「オナリ」は19時閉店(18:30L.O)
近隣の方なら仕事終わりに滑り込み、なんて使い方ができるようになったのも朗報ですね。
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「オクシモロン オナリ」
2015年8月22日オープン。
西口・御成通り側ということで「オナリ」と名付けられました。
それに伴い、従来のお店(本店)は今後、小町通り側にあるということで「オクシモロン コマチ」と呼ばれることになりました。

本店同様、アパレルショップが併設されていますが、雑貨類は扱っていないようです。
メニュー構成は本店同様。
カレーに、ドリンクやスイーツを組み合わせると割引がある仕組みです。


カレーも美味いけど、ケーキも美味いこのお店、結局どちらも外せません。

★エスニックそぼろカリー 大辛 ¥1200
ポロッポロになるまで炒めたスパイシーそぼろにクラッシュしたカシューナッツ。
フレッシュなネギ、シソ、三つ葉、パクチーを混ぜながらいただきます。
これがなんとも爽やかな美味さ!
・・・ただし、辛さがないとカレー食った気にならないかも知れませんので、大辛以上での注文をお勧めします。
付け合わせのピクルスは、ピクルスというよりも根菜の浅漬け。
たっぷりと、野菜の美味しさが堪能できるお食事ですね。
日本の食材とスパイスを組み合わせた、独自のスタイル。
「Japanese Curry Awards 2014」の受賞理由はそこにあります。

★ストロングコーヒー ¥600
★レモンケーキ ¥500
セット割 -¥300
コーヒーはハンドドリップで、ガッツリとしたアロマ。

ケーキには国産レモンの皮を使用しており、きゅーっとくる酸味がたまりません。
至福とはこういう時間のことを言うのでしょう。

口直しのサービスに、シナモンがたっぷり効いた胡桃。
これが何気にかなり美味くて、店を出る前にもう「あぁ、また来たいな」と思ってしまいます。
さすがの名店。
18時に閉店する本店「コマチ」に対し、こちら「オナリ」は19時閉店(18:30L.O)
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関連ランキング:カレー(その他) | 鎌倉駅、和田塚駅、由比ケ浜駅
UKロックとチキン南蛮。「Bar LOADED」~下北沢カレーフェスティバル2015特集
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
13カレー屋がそれぞれの味を競う「神田カレーグランプリ」などとは違って、バーや居酒屋、ピザ屋やたこ焼き屋までこぞってカレーを
出しまくるのが「下北沢カレーフェスティバル」の楽しいところ。
私のように普段カレー屋にしか行かない人間にとっては、知らないお店へ入ってみる良い機会でもあるのです。


「Bar LOADED」
UKロックとサッカーがテーマの、マスターの超個人的趣味なBAR。
ってことは、例えばイギリスの国民的カレー「チキンティッカマサラ」とかを出すのかな・・・?
違いました。
なんとここが出しているカレー・・・・

★限定チキン南蛮カレー ¥800
東国原知事時代に宮崎ご当地グルメとして売り出された「チキン南蛮カレー」。
意外な角度から宮崎県です!宮崎!!
サッカーにもUKロックにも引っかからないこの料理、さすれば理由はただ一つ・・・
やっぱりそうでした。
マスター宮崎県出身!
カレーはとろみたっぷりなニッポンカレー。カレー自体にもチキンが入っています。
チキン南蛮にかけられた自家製タルタルもとっても家庭的。
ご飯もふっくら炊かれていて、UKロックのイメージとは真逆な、ニッポンのご家庭料理って感じのカレーです。

マスターの娘さんと思しき女の子がお手伝いしてたりして、それもまた家庭的な雰囲気増幅。
ここはシモキタである前にニッポンなんだなぁ、とそう感じるひとときなのでした。
・・・あ、BGMはUKロックですよ。
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出しまくるのが「下北沢カレーフェスティバル」の楽しいところ。
私のように普段カレー屋にしか行かない人間にとっては、知らないお店へ入ってみる良い機会でもあるのです。


「Bar LOADED」
UKロックとサッカーがテーマの、マスターの超個人的趣味なBAR。
ってことは、例えばイギリスの国民的カレー「チキンティッカマサラ」とかを出すのかな・・・?
違いました。
なんとここが出しているカレー・・・・

★限定チキン南蛮カレー ¥800
東国原知事時代に宮崎ご当地グルメとして売り出された「チキン南蛮カレー」。
意外な角度から宮崎県です!宮崎!!
サッカーにもUKロックにも引っかからないこの料理、さすれば理由はただ一つ・・・
やっぱりそうでした。
マスター宮崎県出身!
カレーはとろみたっぷりなニッポンカレー。カレー自体にもチキンが入っています。
チキン南蛮にかけられた自家製タルタルもとっても家庭的。
ご飯もふっくら炊かれていて、UKロックのイメージとは真逆な、ニッポンのご家庭料理って感じのカレーです。

マスターの娘さんと思しき女の子がお手伝いしてたりして、それもまた家庭的な雰囲気増幅。
ここはシモキタである前にニッポンなんだなぁ、とそう感じるひとときなのでした。
・・・あ、BGMはUKロックですよ。
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なんと!あのムスリム式マトンカレーがシモキタに復活!「無寸草とづづ」~下北沢カレーフェスティバル特集
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
13いやぁ、驚きました。
「下北沢カレーフェスティバル2015」に出ている、とあるカレー。
居酒屋のカレーにしては意外なほどマニアックなそのカレー。
実は、数年前とある場所で出会っていた「あの」カレーとの再会だったのですから。
茶沢通り、下北沢駅入口交差点。

「無寸草とづづ」
一瞬把握しづらい名前ですが、「無寸草(むすんそう)」はギャラリーの名前、「づづ」は居酒屋の名前。
ギャラリーの中に居酒屋カウンターがある、ちょっと変わったお店なのです。


ギャラリー内のミニ居酒屋・・・とは思えない、雰囲気抜群のカウンター。
そして厨房にいるのはこちらのオーナーともう一人、上町「HUGGY BEAR'S」にいたミホさん!
⇒過去記事「世田谷上町場末酒場 HUGGY BEAR'S」
そう、BARながらローガンジョシュカレーを提供していた、あの「HUGGY BEAR'S」です。
※ローガンジョシュとは、ムガル帝国によって16世紀頃、アフガンからインド・カシミール地方に伝えられたムスリム式カレー。
なぜここに?
聞けば「HUGGY BEAR'S」を畳んだ後(お店は他の人に譲ったとか)、現在はこちら「無寸草とづづ」で第一土曜日曜のみカレーを提供しているとのこと!!
・・・いやぁ、全然知らんかった。
カレーフェスがなかったら、そしてtwitterでsakinchuさんが教えてくれなかったら、きっとまだ発見できていないはず。
で、改めてメニューを見てみましょう。

これで納得がいきました。
居酒屋カレーにしてはマニアックすぎると思われた「カシミールマトンカレー」、つまりはマトンローガンジョシュ。
カシミール地方に、ムガル帝国により伝えられた、ムスリム式カレーだったわけだ!
(もちろん、日本で生まれた「デリー」のカシミールカレーとは無関係ですよ)
早速注文してみましょう!

★カシミールマトンカレー(ミニ) ¥500
おぉ、もう登場した時の香りからヤバいです。
玉ねぎたっぷり、クローブ&カルダモンがガスッと効いたハイブロゥな刺激。
こりゃあ、「HUGGY BEAR'S」時代よりさらに洗練されていますね!
ライスも以前は日本米をクミンで炊いたものだったのが、今はしっかりバスマティライスを使用。
よりムスリムカレーとしての色合いを濃く押し出しています。
これはうんまいぞ!!
方向性としては「サリサリ」のカレーを羊肉好きに置き換えたようなイメージ。
好き者にはたまらない個性です。
注文にはワンドリンクオーダーが必須。
熟練の珈琲職人の方が店内スタンバイしていたので、迷わずこちらを注文。

★焙煎珈琲 ¥500
カシミール地方のムスリムが食後にコーヒー飲む話はあまり聞きませんが、ストロングなカレーにストロングなコーヒーはベストマッチ!
ということで、完全なる伏兵ながら、カレーマニアのハートをガッチリ掴むこと間違いなしの「無寸草とづづ」、フェス期間中もカレー提供は土日のみなので注意(つまり残すは17日、18日のみってこと)。
こりゃ皆さん、狙って行かねばなりませんぞ。
⇒『下北沢カレーフェスティバル2015』公式サイト
●「カレー細胞」Facebookページもチェック。
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「下北沢カレーフェスティバル2015」に出ている、とあるカレー。
居酒屋のカレーにしては意外なほどマニアックなそのカレー。
実は、数年前とある場所で出会っていた「あの」カレーとの再会だったのですから。
茶沢通り、下北沢駅入口交差点。

「無寸草とづづ」
一瞬把握しづらい名前ですが、「無寸草(むすんそう)」はギャラリーの名前、「づづ」は居酒屋の名前。
ギャラリーの中に居酒屋カウンターがある、ちょっと変わったお店なのです。


ギャラリー内のミニ居酒屋・・・とは思えない、雰囲気抜群のカウンター。
そして厨房にいるのはこちらのオーナーともう一人、上町「HUGGY BEAR'S」にいたミホさん!
⇒過去記事「世田谷上町場末酒場 HUGGY BEAR'S」
そう、BARながらローガンジョシュカレーを提供していた、あの「HUGGY BEAR'S」です。
※ローガンジョシュとは、ムガル帝国によって16世紀頃、アフガンからインド・カシミール地方に伝えられたムスリム式カレー。
なぜここに?
聞けば「HUGGY BEAR'S」を畳んだ後(お店は他の人に譲ったとか)、現在はこちら「無寸草とづづ」で第一土曜日曜のみカレーを提供しているとのこと!!
・・・いやぁ、全然知らんかった。
カレーフェスがなかったら、そしてtwitterでsakinchuさんが教えてくれなかったら、きっとまだ発見できていないはず。
で、改めてメニューを見てみましょう。

これで納得がいきました。
居酒屋カレーにしてはマニアックすぎると思われた「カシミールマトンカレー」、つまりはマトンローガンジョシュ。
カシミール地方に、ムガル帝国により伝えられた、ムスリム式カレーだったわけだ!
(もちろん、日本で生まれた「デリー」のカシミールカレーとは無関係ですよ)
早速注文してみましょう!

★カシミールマトンカレー(ミニ) ¥500
おぉ、もう登場した時の香りからヤバいです。
玉ねぎたっぷり、クローブ&カルダモンがガスッと効いたハイブロゥな刺激。
こりゃあ、「HUGGY BEAR'S」時代よりさらに洗練されていますね!
ライスも以前は日本米をクミンで炊いたものだったのが、今はしっかりバスマティライスを使用。
よりムスリムカレーとしての色合いを濃く押し出しています。
これはうんまいぞ!!
方向性としては「サリサリ」のカレーを羊肉好きに置き換えたようなイメージ。
好き者にはたまらない個性です。
注文にはワンドリンクオーダーが必須。
熟練の珈琲職人の方が店内スタンバイしていたので、迷わずこちらを注文。

★焙煎珈琲 ¥500
カシミール地方のムスリムが食後にコーヒー飲む話はあまり聞きませんが、ストロングなカレーにストロングなコーヒーはベストマッチ!
ということで、完全なる伏兵ながら、カレーマニアのハートをガッチリ掴むこと間違いなしの「無寸草とづづ」、フェス期間中もカレー提供は土日のみなので注意(つまり残すは17日、18日のみってこと)。
こりゃ皆さん、狙って行かねばなりませんぞ。
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カレーは携帯品です。「四川料理 天華」~下北沢カレーフェスティバル2015特集
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
124年目を迎え、ついに参加店舗が128にもなった「下北沢カレーフェスティバル2015」(10/9~10/18)

アプリを使ったスタンプラリーで景品が貰えるなど、カレーを梯子する楽しみがたくさんあるフェス。
しかし、一部の店舗でミニカレーの提供があるとはいえ、胃袋にも時間にも限界、ありますよね。
そんなとき、一発噛ませるのにオススメなのがこちら。

「四川料理 天華」
シモキタで評判の良い四川料理店なのですが、今回フェス特別メニューはこちら!

★蒸したて!カレーマン (2個)¥300
フェスのキャラ「カレーまん」じゃなくて、文字通りのカレー饅頭(見りゃわかるって)。
テイクアウトオンリーなんです。
そう、つまり街歩きのお供に最適ってわけ。
サイズも小ぶりで二個セット、仲良しカップルを想定した感じがニクイデスネ・・・・
で、手軽さだけじゃなくて味も格別。
皮にまで茶色いツブツブが見えるほど、カレー濃度みっちりな味わい。
ここまでクミンが香るカレー饅頭、そうそうありませんよ。
気になる中身はキーマカレー。
うぅぅん、たまらん。
これは料理のほうもかなりちゃんとしてるんだろうなぁ、という感じ。
機会あったら行ってみよう。(フェス効果)
⇒『下北沢カレーフェスティバル2015』公式サイト
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アプリを使ったスタンプラリーで景品が貰えるなど、カレーを梯子する楽しみがたくさんあるフェス。
しかし、一部の店舗でミニカレーの提供があるとはいえ、胃袋にも時間にも限界、ありますよね。
そんなとき、一発噛ませるのにオススメなのがこちら。

「四川料理 天華」
シモキタで評判の良い四川料理店なのですが、今回フェス特別メニューはこちら!

★蒸したて!カレーマン (2個)¥300
フェスのキャラ「カレーまん」じゃなくて、文字通りのカレー饅頭(見りゃわかるって)。
テイクアウトオンリーなんです。
そう、つまり街歩きのお供に最適ってわけ。
サイズも小ぶりで二個セット、仲良しカップルを想定した感じがニクイデスネ・・・・
で、手軽さだけじゃなくて味も格別。
皮にまで茶色いツブツブが見えるほど、カレー濃度みっちりな味わい。
ここまでクミンが香るカレー饅頭、そうそうありませんよ。
気になる中身はキーマカレー。
うぅぅん、たまらん。
これは料理のほうもかなりちゃんとしてるんだろうなぁ、という感じ。
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カレーフェスの顔、的な特別カレー。「下北沢CIRCUS」~下北沢カレーフェスティバル2015特集
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
12連日の人出でにぎわう「下北沢カレーフェスティバル2015」(10/9~10/18)。
人気店マジスパはやはりな行列だったので、ちょうどその真下にあるお店へ突撃。


「下北沢CIRCUS」(サーカス)
外観めっちゃポールスミス的。

広々として雰囲気も良く、めっちゃ使えそうなハコですね。

さて、こちらのフェスメニューは、「ぶっとびパクチーカレー」。
毎年フェス名物的な人気のカレーです。
何が名物って・・・・

★ぶっとびパクチーカレー(ハーフ) ¥650
この可愛さ爆発なビジュアル!!
まぁ、キャーって言って写真撮りますわな。
(単独訪問だったのでキャーとは言いませんでした・・・)
で、拡散しますわな。
けど、こういう可愛いビジュアルで出てきて困るのは、「食べたら可愛そう・・・」って気持ち・・・・

・・・なワケありません!!!
一刀両断!!!
ほほぉ、目と口はパクチーペースト。
生パクチーの髪を毟り取るように合わせていただきます。
ハリのある良いパクチー使ってますねぇ。
最近パクチー高いですからねー。
カレーフェスの利点の一つは、この店のようにミニサイズ・ハーフサイズのカレー提供があること。
梯子できる前提ならば、普段行ってない店でも気軽に入ることできますもんね。
⇒『下北沢カレーフェスティバル2015』公式サイト
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人気店マジスパはやはりな行列だったので、ちょうどその真下にあるお店へ突撃。


「下北沢CIRCUS」(サーカス)
外観めっちゃポールスミス的。

広々として雰囲気も良く、めっちゃ使えそうなハコですね。

さて、こちらのフェスメニューは、「ぶっとびパクチーカレー」。
毎年フェス名物的な人気のカレーです。
何が名物って・・・・

★ぶっとびパクチーカレー(ハーフ) ¥650
この可愛さ爆発なビジュアル!!
まぁ、キャーって言って写真撮りますわな。
(単独訪問だったのでキャーとは言いませんでした・・・)
で、拡散しますわな。
けど、こういう可愛いビジュアルで出てきて困るのは、「食べたら可愛そう・・・」って気持ち・・・・

・・・なワケありません!!!
一刀両断!!!
ほほぉ、目と口はパクチーペースト。
生パクチーの髪を毟り取るように合わせていただきます。
ハリのある良いパクチー使ってますねぇ。
最近パクチー高いですからねー。
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独特カレーに炙りチーズで美味くないわけがない。「犬拳堂」~下北沢カレーフェスティバル2015特集
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
11今年もいろんなメディアが取り上げ話題の「下北沢カレーフェスティバル2015」(10/9~10/18)。
やっぱり外せないのはこのお店。

「犬拳堂」
都度記事にはしていませんが、下北沢で一番リピートしているお店です。

先だって開催された「下北沢カレー王座決定戦2015」でも「下北沢らしいカレー1位」を獲得し、今やシモキタカレー界になくてはならない存在となりました。

名だたる格闘家が集うマーシャルアーツカフェとしての顔も持つ当店、この日はドニー・イェン主演「カンフージャングル」(傑作!)を観て気分を高めての訪問。
客があまり入っていないようなら酔八仙拳でも舞おうかと思っていたのですが、客足順調。
しかも若い女性客が多かったので、濃すぎる振る舞いは控えておきました(拳を律するリストバンドね)。
さて、カレーフェス期間「犬拳堂」が提供するカレーはこちら。

★ベーコントマトの焼チーズカリー ¥1200
他にはないこの店独特の「アジアンカリー」にバーナー炙りのチーズを乗せたこの一品、美味しくないわけがない!
・・・というか、「他にはない」というのは重要ポイントで、インド料理食べたいと思った時にはいくつか選択肢があるけれど、アジアンカリー食べたいと思った時にはこちらに来なけりゃいけないわけ。
もちろん、私がリピートする大きな理由でもあります。
昨年のフェスでは「100倍カリー」はじめ、激辛を前面に出していたこのお店、今年は優しい味わいで、幅広い来客を狙います!
この機会に是非!
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やっぱり外せないのはこのお店。

「犬拳堂」
都度記事にはしていませんが、下北沢で一番リピートしているお店です。

先だって開催された「下北沢カレー王座決定戦2015」でも「下北沢らしいカレー1位」を獲得し、今やシモキタカレー界になくてはならない存在となりました。

名だたる格闘家が集うマーシャルアーツカフェとしての顔も持つ当店、この日はドニー・イェン主演「カンフージャングル」(傑作!)を観て気分を高めての訪問。
客があまり入っていないようなら酔八仙拳でも舞おうかと思っていたのですが、客足順調。
しかも若い女性客が多かったので、濃すぎる振る舞いは控えておきました(拳を律するリストバンドね)。
さて、カレーフェス期間「犬拳堂」が提供するカレーはこちら。

★ベーコントマトの焼チーズカリー ¥1200
他にはないこの店独特の「アジアンカリー」にバーナー炙りのチーズを乗せたこの一品、美味しくないわけがない!
・・・というか、「他にはない」というのは重要ポイントで、インド料理食べたいと思った時にはいくつか選択肢があるけれど、アジアンカリー食べたいと思った時にはこちらに来なけりゃいけないわけ。
もちろん、私がリピートする大きな理由でもあります。
昨年のフェスでは「100倍カリー」はじめ、激辛を前面に出していたこのお店、今年は優しい味わいで、幅広い来客を狙います!
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つ、ついにカレーフェス初参戦!「般°若」~下北沢カレーフェスティバル2015特集
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
11128ものお店がしのぎを削る、今年の下北沢カレーフェスティバル。
中でも見逃せないのがこのお店。

「般°若」(パンニャ)
シモキタを代表するカレーの名店ながら実は、カレーフェスには今年が初参加。
オーナーはカレー好きで知られる松尾貴史さん。
松尾さんはカレーフェスの開会式にも登壇、トークを繰り広げていましたが、いやいや実にカレーの造詣が深い・・・

さて、カレーフェスティバル中は、いつものレギュラーメニューはお休み。
(普段の「般°若」記事はこちら)
かわりにちょいと手の込んだ、フェス限定カレーが・・・!

★『キーマ2種に、スパイススープ付!』¥1280
ほほぉ・・・ほほほぉ・・・・

鶏キーマと、そこにホウレン草を絡めたサグキーマ、その上にパクチーどっさり!!
もちろんこれだけでも生半可なキーマカレーとは全然レベルが違って、かな~り香り高いのですが・・・
見てください、このスパイススープ。

なんと、南インドのラッサムに骨付きチキンが入ってるんですね!!
これをドライなキーマにかけることで、味と食感の変化を楽しむわけです。
素晴らしい!というか、かなり手間かかってますよ。
・・・で、私、このスープを一口食べた瞬間。ニヤリとしてしまいました。
あ、あのときの、あれだ!って。
実は「般°若」のマスター、以前恵比寿で「curryまはから」という店をやっていて、
そこで冬に「スパイス鍋」なるものをやっていたんですね。
くつくつと鍋に煮たったラッサムスープの中に、牡蠣やら、白子やらをぶち込んでいって・・・〆はキーマ雑炊になるわけです。
(その時の記事はこちら。もう四年前なのですね。)
今回のフェス特別メニューでは、その味変を手軽に楽しめるってわけ。
もちろん、作る側が手軽じゃないんですけどね(笑)

★ピクルス盛り合わせ ¥100
さっきのカレーもそうなんだけど、食券購入したら、食券の印字がまるで違うでやんの(笑)

こうしたユルさもまた、シモキタ的で良いと思いますよ~(激フォロー)
とにかく、真打ちとでも言うべき「般°若」が参戦したことで、なお一層の説得力が増した「下北沢カレーフェスティバル」。
ことしはどこまで盛り上がってしまうのやら。やらやら。
⇒『下北沢カレーフェスティバル2015』公式サイト
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中でも見逃せないのがこのお店。

「般°若」(パンニャ)
シモキタを代表するカレーの名店ながら実は、カレーフェスには今年が初参加。
オーナーはカレー好きで知られる松尾貴史さん。
松尾さんはカレーフェスの開会式にも登壇、トークを繰り広げていましたが、いやいや実にカレーの造詣が深い・・・

さて、カレーフェスティバル中は、いつものレギュラーメニューはお休み。
(普段の「般°若」記事はこちら)
かわりにちょいと手の込んだ、フェス限定カレーが・・・!

★『キーマ2種に、スパイススープ付!』¥1280
ほほぉ・・・ほほほぉ・・・・

鶏キーマと、そこにホウレン草を絡めたサグキーマ、その上にパクチーどっさり!!
もちろんこれだけでも生半可なキーマカレーとは全然レベルが違って、かな~り香り高いのですが・・・
見てください、このスパイススープ。

なんと、南インドのラッサムに骨付きチキンが入ってるんですね!!
これをドライなキーマにかけることで、味と食感の変化を楽しむわけです。
素晴らしい!というか、かなり手間かかってますよ。
・・・で、私、このスープを一口食べた瞬間。ニヤリとしてしまいました。
あ、あのときの、あれだ!って。
実は「般°若」のマスター、以前恵比寿で「curryまはから」という店をやっていて、
そこで冬に「スパイス鍋」なるものをやっていたんですね。
くつくつと鍋に煮たったラッサムスープの中に、牡蠣やら、白子やらをぶち込んでいって・・・〆はキーマ雑炊になるわけです。
(その時の記事はこちら。もう四年前なのですね。)
今回のフェス特別メニューでは、その味変を手軽に楽しめるってわけ。
もちろん、作る側が手軽じゃないんですけどね(笑)

★ピクルス盛り合わせ ¥100
さっきのカレーもそうなんだけど、食券購入したら、食券の印字がまるで違うでやんの(笑)

こうしたユルさもまた、シモキタ的で良いと思いますよ~(激フォロー)
とにかく、真打ちとでも言うべき「般°若」が参戦したことで、なお一層の説得力が増した「下北沢カレーフェスティバル」。
ことしはどこまで盛り上がってしまうのやら。やらやら。
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彩り豊かな秋野菜カレー。「mona records おんがく食堂」~下北沢カレーフェスティバル2015特集
category - [世田谷エリア]
2015/
10/
10いよいよ始まりました!
「下北沢カレーフェスティバル2015」(10/9~10/18)

今年で4年目となるこのイベント、昨年は動員数10万人を突破し、マスメディアでも大々的に取り上げられるまでに成長しました。
2015年はさらにパワーアップし、参加店舗数も128に。
日本だけでなく海外からの来訪も加え、とんでもない盛り上がりになっていくのではないでしょうか。
この「下北沢カレーフェスティバル」、街中で行なわれるカレーイベントに加え、
参加各店で登場するスペシャルメニューや、専用アプリを使ったスタンプラリーが特徴。
この機会にまだ行ったことのないカレーの有名店を巡るもよし、
普段カレーを出さないお店の意外なカレーメニューを楽しむもよし、
自分のペースで自由に楽しめるのが良いところなんです。
さて、今年のカレーフェスで一軒目に訪問したのはこちら。

「mona records おんがく堂」
階段の上、三階がライブハウス、二階がカフェレストラン。

下北沢は「カレーの街」と呼ばれる前から「音楽の街」でもあったわけで、
そういう意味でもシモキタらしいお店といえますね。

カフェ店内はポップながらお座敷席なんかもあって、夜飲みにも良さそう。
店員さんはみな女性で柔らかな空気感です。

ランチメニューにはチキンカレーと秋野菜カレー。
その他ガパオライスなんかもありました。
フェス期間中は、チーズ、ゆで卵のトッピングが用意されています。

★秋野菜カレー ¥900
★チーズトッピング ¥50
タマネギたっぷりのカレーの上には札幌スープカレーを髣髴とさせる、色鮮やかな素揚げ野菜たち。
そしてホロホロと柔らかな鶏肉。
ちょっと「curry草枕」に方向性が近い、美味しいカレーです。
フェス期間じゃなくともこれがいただけるのは嬉しい、というか、この店憶えとこう!って感じですね。
普段入る機会のないお店に入るきっかけとなるのもフェスのいいところ。
さて、次はどこへ行こうかな。
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「下北沢カレーフェスティバル2015」(10/9~10/18)

今年で4年目となるこのイベント、昨年は動員数10万人を突破し、マスメディアでも大々的に取り上げられるまでに成長しました。
2015年はさらにパワーアップし、参加店舗数も128に。
日本だけでなく海外からの来訪も加え、とんでもない盛り上がりになっていくのではないでしょうか。
この「下北沢カレーフェスティバル」、街中で行なわれるカレーイベントに加え、
参加各店で登場するスペシャルメニューや、専用アプリを使ったスタンプラリーが特徴。
この機会にまだ行ったことのないカレーの有名店を巡るもよし、
普段カレーを出さないお店の意外なカレーメニューを楽しむもよし、
自分のペースで自由に楽しめるのが良いところなんです。
さて、今年のカレーフェスで一軒目に訪問したのはこちら。

「mona records おんがく堂」
階段の上、三階がライブハウス、二階がカフェレストラン。

下北沢は「カレーの街」と呼ばれる前から「音楽の街」でもあったわけで、
そういう意味でもシモキタらしいお店といえますね。

カフェ店内はポップながらお座敷席なんかもあって、夜飲みにも良さそう。
店員さんはみな女性で柔らかな空気感です。

ランチメニューにはチキンカレーと秋野菜カレー。
その他ガパオライスなんかもありました。
フェス期間中は、チーズ、ゆで卵のトッピングが用意されています。

★秋野菜カレー ¥900
★チーズトッピング ¥50
タマネギたっぷりのカレーの上には札幌スープカレーを髣髴とさせる、色鮮やかな素揚げ野菜たち。
そしてホロホロと柔らかな鶏肉。
ちょっと「curry草枕」に方向性が近い、美味しいカレーです。
フェス期間じゃなくともこれがいただけるのは嬉しい、というか、この店憶えとこう!って感じですね。
普段入る機会のないお店に入るきっかけとなるのもフェスのいいところ。
さて、次はどこへ行こうかな。
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関連ランキング:カフェ | 下北沢駅、池ノ上駅、世田谷代田駅
待ちに待った真打ち始動!週替わりのスパイスマジック!「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(浅草)
category - [上野,浅草エリア]
2015/
10/
09待ちに待った、ホント待ちに待ったお店がついに始動!
銀座線浅草駅直結、浅草地下街。

「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(カルパシ)
2015年10月7日オープン。
店を持たず、イベント等で縦横無尽なカレーを提供、
コアなカレーファンや南アジア料理マニアから絶大な支持をうけていた、
関東インディーズカレー界の超人気者、Be Spicy KURO氏のお店です。
今年6月、鎌倉で行った「カレー細胞」プロデュースのイベント、
「【鎌倉マサラブラック×バラッツ for ネパール】 ~鎌倉食材で作るカレーとスパイス料理の宴~」でもメインシェフとして活躍してくれたKUROちゃん、スリランカやインドに修業の旅をしたり、大阪のカレーシーンに身を浸してそのパワーを体得したりと、全てはこのお店をオープンするための準備。
そしていよいよ、待望のお店がオープン、しかも場所が「あの」浅草地下街ってんですから、これは大大大事件なわけです。

カタチとしては、日本酒BAR「コメジルシ」の、平日ランチ時の間借り営業、さらに売り切れ御免の完全関西方式(笑)。
関西を中心に増加する、いわゆる「間借りカレー」または「ヤドカリカレー」なんですよね。
関西の話題店の多くが平日昼間のみ営業で「難易度高けぇ~!」と歯痒く思っていたので、これは逆にムフフな感じですよ。
L字カウンターのみの小さな店内。
メニューは週替わりで、インド亜大陸まわりのいろんなカレーを提供するとのこと。
南インド各州、スリランカ、ネパール、バングラデシュ・・・・etc・・・・実にワクワクします。
そしてオープン週、堂々の第一弾テーマは「スリランカ南部地方」!!

料理の詳細は写真をクリック&拡大してご覧いただくとして・・・
ドッヒャーとしか言いようがありません(笑)

★スリランカプレート ¥1200
・ベルワラククルマスカリヤ(南部の港町ペルワラのチキンカレー)
・ピッタラキリホディ(うずら卵のココナッツカレー)
・煮干しパリップ(煮干し出し汁を使ったレンズ豆のカレー)
・ポルサンボル(ココナッツのふりかけ)
・コラサンボル(三つ葉のふりかけ)
・キャベツと小エビのマッルン(野菜とココナッツの炒めもの)
・パプリカのテルダーラ(野菜のスパイシーな炒めもの)
・切り干し大根のアッチャル(酸味があるお漬け物)
・パパダム(スリランカの豆粉せんべい)
・ライス(バスマティライスと日本米のブレンド)
・キリテー(食後のミルクティー)
★カトレット(鯖と黒胡椒のスパイシーコロッケ) ¥100
★ルヌミリス(赤唐辛子とドライフィッシュの辛い薬味) ¥100

いやもうなんというか、今関西では空前のスリランカブームなわけですが、浅草の地下でこれ、もう夢のようですよ。

一品一品味見した後は、手でしっかりと混ぜながら味の変化を楽しんでいくのですが・・・・・
素直に美味い!!
まずは南部の港町ベルワラのチキンカレー。
ガツッと効いたクローブ&カルダモンに加え、ベルワラで直接仕入れてきたというディープローストのトゥナパハ(ローストカレーパウダー)を使用、香りが強いのにチョコレートのような深いコクがあって激ウマ。
そしてルヌミリス!これが最高だった。
モルディブフィッシュに鯖を加え、バキバキの旨味とパンチの利いた辛さ。
そして、混ぜて食べてもアクセントとなるジャリジャリの食感。
ウルトラハードな鰹ふりかけってな味わいもあり、これは良い!
その他、パリップに煮干しを用いたり、アチャールに切り干し大根を用いたりと、
和食材とのさり気ない融合も実に素晴らしいものがありました。
私がKUROちゃんのカレーを好きなのは、もちろんコアでディープな仕立てもあるのですがそれ以上に、
素直にビシッときて、素直に味が濃くて、素直に驚きがあって、素直に美味い、そして意外に爽やか、ってところ。
言い換えればマニアじゃなくとも、知識がなくとも、カレー好きなら皆「うわっ、美味しい!」って思えるところへちゃんと持っていってるわけですね。
今回のスリランカプレートも、日本人にとってスリランカ料理が素直に美味いと思える大きな理由、コクと旨みの部分をかなり意識的に増幅する一方で、スリランカ料理を食べたことのない人にとって驚きの部分である独特の香り、そして日本のカレーライスとは対極にある、食べた後のスッキリさも満たしてくれる素晴らしいもの。
流石だなぁ、と言わざるを得ません。

食後のキリテー(ミルクティー)は現地茶葉使用。
「日本人の舌にあわせた」という言い訳で日和ったモノを出す、というのとは違って、「日本だからこそ作れる美味しいモノ」を追求する姿勢。
それがスリランカ料理であれインド料理であれネパール料理であれ、本来は「その土地の食材をいちばん美味しくいただく」ための料理なのであって、日本でそれらを作るなら、日本の上質な食材を組み合わせたほうが美味しくなるはず、という考え方に、私は大賛成。
その上でちゃんと、異国料理を楽しむ喜びとして、現地の珍しいスパイスなんかも使っていたりして、そのバランスと駆け引きがとにかく心地よいんですね。
しかも、続けて通われる客のために、味のバランスは毎日少しづつ変えているそう。
このスリランカプレートは10/9でいったん終了。
次週はネパールのダルバートを提供する予定とのこと。
その後も南インド料理やバングラデシュ料理とめくるめくスパイスマジックの世界が控えているようで、目が離せません。
もちろん、またスリランカ料理のターンも巡ってくるでしょうが、探究心旺盛なKUROちゃんのこと。
次はどんな手を使ってくるか、実に楽しみなのであります。
(余談ですが、「インド亜大陸食堂」という名乗り方が実に巧いです。日本のネパール料理店やバングラデシュ料理店の多くが「インド料理」を名乗るのは、「ネパール料理」という看板だけだと入ってくる客が限られるから。多くの日本人、知らないものには手を出さないですからね。けれど「インド亜大陸」なら、インド料理をしっかり想起させつつ、ネパールやバングラデシュの料理も堂々と出せる。実に巧いやり方を考えましたね。)
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銀座線浅草駅直結、浅草地下街。

「インド亜大陸食堂 Kalpasi」(カルパシ)
2015年10月7日オープン。
店を持たず、イベント等で縦横無尽なカレーを提供、
コアなカレーファンや南アジア料理マニアから絶大な支持をうけていた、
関東インディーズカレー界の超人気者、Be Spicy KURO氏のお店です。
今年6月、鎌倉で行った「カレー細胞」プロデュースのイベント、
「【鎌倉マサラブラック×バラッツ for ネパール】 ~鎌倉食材で作るカレーとスパイス料理の宴~」でもメインシェフとして活躍してくれたKUROちゃん、スリランカやインドに修業の旅をしたり、大阪のカレーシーンに身を浸してそのパワーを体得したりと、全てはこのお店をオープンするための準備。
そしていよいよ、待望のお店がオープン、しかも場所が「あの」浅草地下街ってんですから、これは大大大事件なわけです。

カタチとしては、日本酒BAR「コメジルシ」の、平日ランチ時の間借り営業、さらに売り切れ御免の完全関西方式(笑)。
関西を中心に増加する、いわゆる「間借りカレー」または「ヤドカリカレー」なんですよね。
関西の話題店の多くが平日昼間のみ営業で「難易度高けぇ~!」と歯痒く思っていたので、これは逆にムフフな感じですよ。
L字カウンターのみの小さな店内。
メニューは週替わりで、インド亜大陸まわりのいろんなカレーを提供するとのこと。
南インド各州、スリランカ、ネパール、バングラデシュ・・・・etc・・・・実にワクワクします。
そしてオープン週、堂々の第一弾テーマは「スリランカ南部地方」!!

料理の詳細は写真をクリック&拡大してご覧いただくとして・・・
ドッヒャーとしか言いようがありません(笑)

★スリランカプレート ¥1200
・ベルワラククルマスカリヤ(南部の港町ペルワラのチキンカレー)
・ピッタラキリホディ(うずら卵のココナッツカレー)
・煮干しパリップ(煮干し出し汁を使ったレンズ豆のカレー)
・ポルサンボル(ココナッツのふりかけ)
・コラサンボル(三つ葉のふりかけ)
・キャベツと小エビのマッルン(野菜とココナッツの炒めもの)
・パプリカのテルダーラ(野菜のスパイシーな炒めもの)
・切り干し大根のアッチャル(酸味があるお漬け物)
・パパダム(スリランカの豆粉せんべい)
・ライス(バスマティライスと日本米のブレンド)
・キリテー(食後のミルクティー)
★カトレット(鯖と黒胡椒のスパイシーコロッケ) ¥100
★ルヌミリス(赤唐辛子とドライフィッシュの辛い薬味) ¥100

いやもうなんというか、今関西では空前のスリランカブームなわけですが、浅草の地下でこれ、もう夢のようですよ。

一品一品味見した後は、手でしっかりと混ぜながら味の変化を楽しんでいくのですが・・・・・
素直に美味い!!
まずは南部の港町ベルワラのチキンカレー。
ガツッと効いたクローブ&カルダモンに加え、ベルワラで直接仕入れてきたというディープローストのトゥナパハ(ローストカレーパウダー)を使用、香りが強いのにチョコレートのような深いコクがあって激ウマ。
そしてルヌミリス!これが最高だった。
モルディブフィッシュに鯖を加え、バキバキの旨味とパンチの利いた辛さ。
そして、混ぜて食べてもアクセントとなるジャリジャリの食感。
ウルトラハードな鰹ふりかけってな味わいもあり、これは良い!
その他、パリップに煮干しを用いたり、アチャールに切り干し大根を用いたりと、
和食材とのさり気ない融合も実に素晴らしいものがありました。
私がKUROちゃんのカレーを好きなのは、もちろんコアでディープな仕立てもあるのですがそれ以上に、
素直にビシッときて、素直に味が濃くて、素直に驚きがあって、素直に美味い、そして意外に爽やか、ってところ。
言い換えればマニアじゃなくとも、知識がなくとも、カレー好きなら皆「うわっ、美味しい!」って思えるところへちゃんと持っていってるわけですね。
今回のスリランカプレートも、日本人にとってスリランカ料理が素直に美味いと思える大きな理由、コクと旨みの部分をかなり意識的に増幅する一方で、スリランカ料理を食べたことのない人にとって驚きの部分である独特の香り、そして日本のカレーライスとは対極にある、食べた後のスッキリさも満たしてくれる素晴らしいもの。
流石だなぁ、と言わざるを得ません。

食後のキリテー(ミルクティー)は現地茶葉使用。
「日本人の舌にあわせた」という言い訳で日和ったモノを出す、というのとは違って、「日本だからこそ作れる美味しいモノ」を追求する姿勢。
それがスリランカ料理であれインド料理であれネパール料理であれ、本来は「その土地の食材をいちばん美味しくいただく」ための料理なのであって、日本でそれらを作るなら、日本の上質な食材を組み合わせたほうが美味しくなるはず、という考え方に、私は大賛成。
その上でちゃんと、異国料理を楽しむ喜びとして、現地の珍しいスパイスなんかも使っていたりして、そのバランスと駆け引きがとにかく心地よいんですね。
しかも、続けて通われる客のために、味のバランスは毎日少しづつ変えているそう。
このスリランカプレートは10/9でいったん終了。
次週はネパールのダルバートを提供する予定とのこと。
その後も南インド料理やバングラデシュ料理とめくるめくスパイスマジックの世界が控えているようで、目が離せません。
もちろん、またスリランカ料理のターンも巡ってくるでしょうが、探究心旺盛なKUROちゃんのこと。
次はどんな手を使ってくるか、実に楽しみなのであります。
(余談ですが、「インド亜大陸食堂」という名乗り方が実に巧いです。日本のネパール料理店やバングラデシュ料理店の多くが「インド料理」を名乗るのは、「ネパール料理」という看板だけだと入ってくる客が限られるから。多くの日本人、知らないものには手を出さないですからね。けれど「インド亜大陸」なら、インド料理をしっかり想起させつつ、ネパールやバングラデシュの料理も堂々と出せる。実に巧いやり方を考えましたね。)
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阿佐ヶ谷に初の純ネパール料理専門店。「エベレストダイニング&バー」 (阿佐ヶ谷)
category - [中央線 阿佐ヶ谷~西荻窪]
2015/
10/
08阿佐ヶ谷。
アジアハンターの小林さん情報でオープンを知り、チェックしていたお店。

「エベレストダイニング&バー」
2015年6月オープン。
どこかで見たような店構えに加え、ありがちな店名。(2015年10月食べログ店名検索「エベレスト」で101軒ヒット)
けれども実はここ、インド料理を置かず、純粋にネパール料理だけで勝負する貴重なお店なんです。
新大久保「MOMO」ともつながりがあるとかどうとか。

私が訪問した時には客ゼロで、店内音楽もオフ。
奥でPC作業をしていた店員さんが立ち上がり、「ラッシャイマセー!」で音楽スタート。

窓外からは向かいのタイ料理店「ダオタイ」の繁盛っぷりが見えます・・・

メニューには、ナンもバターチキンもタンドリーチキンもなし。
ネパールの料理と、枝豆やらフライドポテトやらの居酒屋メニューのみです。

★ムスタン ¥600
まずはシャキッと系のネパールビールから。
ダルバートもあったのでどうしようかと思ったのですが、
この店特有の居酒屋テイストを楽しむため、こんなの頼んでみました。

★マスチウラ ¥800
スナックのように食べられる押し米「チウラ」と、スパイシーな羊カレーのセット。辛くしてもらいました。
チョコチョコつまみながら飲む、最高のおつまみカレーですね。

★グンドゥルック ¥700
野菜を発酵させ乾燥して作る「グンドゥルック」のカレー(スープ)。
コンスタントに野菜が入手できないネパール山間部で良く食べられている保存食です。

こちらも辛口でお願いしたのですが、独特の癖と辛さがほど良きバランスで、まさに「オトナのネパール料理」という感じ。
渋好みの方にはオススメですよ。
とにかくありきたりな店名ながら、ナンもバターチキンもタンドリーチキンも置かず、
純粋にネパール料理だけで勝負する姿勢はかなり好印象。
インド人のふりをして「本場インド料理」を謳うネパール人の店が氾濫する東京。
日本に来てから見よう見まねで習ったインド料理で、ネパール人シェフの腕を見極めようなんて、勿体ないにも程があります。
しかしここ数年は大久保エリアを中心に、ネパール人がちゃんとネパール料理を出す専門店も増えつつあります。
「MOMO」しかり、「ソルマリ」「プルジャダイニング」しかり、「ソルティカージャガル」しかり。
この「エベレストダイニング&バー」は、中央線沿線中野~八王子間でほぼ初のネパール料理専門店。
これからも日和らず、ネパール本来の味を提供し続けて欲しいと願いつつも、客の入りは順調とは言い難く・・・
もっともっと話題になって成功するといいですね。
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アジアハンターの小林さん情報でオープンを知り、チェックしていたお店。

「エベレストダイニング&バー」
2015年6月オープン。
どこかで見たような店構えに加え、ありがちな店名。(2015年10月食べログ店名検索「エベレスト」で101軒ヒット)
けれども実はここ、インド料理を置かず、純粋にネパール料理だけで勝負する貴重なお店なんです。
新大久保「MOMO」ともつながりがあるとかどうとか。

私が訪問した時には客ゼロで、店内音楽もオフ。
奥でPC作業をしていた店員さんが立ち上がり、「ラッシャイマセー!」で音楽スタート。

窓外からは向かいのタイ料理店「ダオタイ」の繁盛っぷりが見えます・・・

メニューには、ナンもバターチキンもタンドリーチキンもなし。
ネパールの料理と、枝豆やらフライドポテトやらの居酒屋メニューのみです。

★ムスタン ¥600
まずはシャキッと系のネパールビールから。
ダルバートもあったのでどうしようかと思ったのですが、
この店特有の居酒屋テイストを楽しむため、こんなの頼んでみました。

★マスチウラ ¥800
スナックのように食べられる押し米「チウラ」と、スパイシーな羊カレーのセット。辛くしてもらいました。
チョコチョコつまみながら飲む、最高のおつまみカレーですね。

★グンドゥルック ¥700
野菜を発酵させ乾燥して作る「グンドゥルック」のカレー(スープ)。
コンスタントに野菜が入手できないネパール山間部で良く食べられている保存食です。

こちらも辛口でお願いしたのですが、独特の癖と辛さがほど良きバランスで、まさに「オトナのネパール料理」という感じ。
渋好みの方にはオススメですよ。
とにかくありきたりな店名ながら、ナンもバターチキンもタンドリーチキンも置かず、
純粋にネパール料理だけで勝負する姿勢はかなり好印象。
インド人のふりをして「本場インド料理」を謳うネパール人の店が氾濫する東京。
日本に来てから見よう見まねで習ったインド料理で、ネパール人シェフの腕を見極めようなんて、勿体ないにも程があります。
しかしここ数年は大久保エリアを中心に、ネパール人がちゃんとネパール料理を出す専門店も増えつつあります。
「MOMO」しかり、「ソルマリ」「プルジャダイニング」しかり、「ソルティカージャガル」しかり。
この「エベレストダイニング&バー」は、中央線沿線中野~八王子間でほぼ初のネパール料理専門店。
これからも日和らず、ネパール本来の味を提供し続けて欲しいと願いつつも、客の入りは順調とは言い難く・・・
もっともっと話題になって成功するといいですね。
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龍の遺伝子、鬼となる。「カレーの鬼」(八幡)
category - カレー&スパイス・福岡県
2015/
10/
07SNSで毎日、格言名言をつぶやく北九州・八幡のカレー屋さん、ずっと気になっていました。

「カレーの鬼」
看板を見れば・・・あれ?と思う人も多いでしょう。
だってこちらに書かれている店名は・・・

「創業昭和38年 カレーの龍」
そう、実はこの「カレーの鬼」、小倉の老舗カレー店「カレーの龍」からの暖簾分けとして、2008年に開業。
オープン当初の店名は「カレーの龍 八幡店」だったんです。
ですがその後、本家「カレーの龍」のほうでは、フランチャイズ展開を進める会社との間で、
屋号の権利絡みのゴタゴタが発生(つまりは「のっとり事案」)、裁判になる事態となりました。
結局裁判は昭和38年創業の本家が勝利、FC店舗は姿を消したのですが、その係争の名残か、
本家本元のお店の店名は現在「本家カレーの店 龍」となっており、
グルメサイトで「カレーの龍」と検索しても出てこないので注意が必要です。
(もう一つ、正統な支店として「カレーの龍 宇佐店」が現在も営業中)
その一方、こちら暖簾分けの「カレーの龍 八幡駅前店」は、
トッピングへの工夫や、味を壊さない辛さ調節など独自の趣向を取り入れ、店名を「カレーの鬼」と改め再出発。
老舗ののれんから離れることになりました。
メディアには、「自分のカレーの味で勝負する『守・破・離』のタイミングと感じた』と答えていた店主、
それは実際その通りなのだとは思いますが、一方で裁判のゴタゴタのあおりを食らっていた面もあったのかもしれません。
店内はとにかく賑やか。

SNS同様の「格言」チックな張り紙やポスター、写真、ステッカー、名刺・・・・

そしてかなり留美子推しなコミック棚・・・・
男子の部屋感がプンプンして居心地よいですね(笑)
この日は実は私、梯子の二軒目。
量が選べるのは非常に嬉しいところ。
ちなみに2015年7月現在、
並盛 ¥550
大盛 ¥650
特盛 ¥750
小盛 ¥350
ここにトッピングや辛さ増しを行ってカスタマイズするのが基本のようです。

★揚げナスカレー 小盛 ¥550
小さいながらも丁寧な盛り付けですね。
「カレーの龍」譲りの、鶏ガラ・豚骨ベースでコクのあるカレーの旨味がしっかり堪能できますよ。
うーん、これぞ九州のカレーライス!!

★梅とろカレー 小盛 ¥550
★激辛 +¥100
ちょっと変化球もトライ・・・が、これが結構良かった。
激辛仕様でよりシャープになったカレーの味わいに、梅の酸味、トロロの舌触りが新鮮!
こちら遠方からの訪問故、梯子であまり量が食べられなかったのですが、
逆に言えば、少しの量でもカレー食べた感をしっかり刻み付けてくれたのが嬉しいところ。
「小倉を代表するカレー」として名を馳せた「カレーの龍」の遺伝子をしっかりと受け継ぎつつ、
この店ならではの新しい趣向を取り入れることで、今度は「八幡を代表するカレー」として進化していってほしいものです。

九州から、日本のカレーライスの美味しさを発信していきましょう!!
今日もSNSの格言、楽しみにしています!
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」

「カレーの鬼」
看板を見れば・・・あれ?と思う人も多いでしょう。
だってこちらに書かれている店名は・・・

「創業昭和38年 カレーの龍」
そう、実はこの「カレーの鬼」、小倉の老舗カレー店「カレーの龍」からの暖簾分けとして、2008年に開業。
オープン当初の店名は「カレーの龍 八幡店」だったんです。
ですがその後、本家「カレーの龍」のほうでは、フランチャイズ展開を進める会社との間で、
屋号の権利絡みのゴタゴタが発生(つまりは「のっとり事案」)、裁判になる事態となりました。
結局裁判は昭和38年創業の本家が勝利、FC店舗は姿を消したのですが、その係争の名残か、
本家本元のお店の店名は現在「本家カレーの店 龍」となっており、
グルメサイトで「カレーの龍」と検索しても出てこないので注意が必要です。
(もう一つ、正統な支店として「カレーの龍 宇佐店」が現在も営業中)
その一方、こちら暖簾分けの「カレーの龍 八幡駅前店」は、
トッピングへの工夫や、味を壊さない辛さ調節など独自の趣向を取り入れ、店名を「カレーの鬼」と改め再出発。
老舗ののれんから離れることになりました。
メディアには、「自分のカレーの味で勝負する『守・破・離』のタイミングと感じた』と答えていた店主、
それは実際その通りなのだとは思いますが、一方で裁判のゴタゴタのあおりを食らっていた面もあったのかもしれません。
店内はとにかく賑やか。

SNS同様の「格言」チックな張り紙やポスター、写真、ステッカー、名刺・・・・

そしてかなり留美子推しなコミック棚・・・・
男子の部屋感がプンプンして居心地よいですね(笑)
この日は実は私、梯子の二軒目。
量が選べるのは非常に嬉しいところ。
ちなみに2015年7月現在、
並盛 ¥550
大盛 ¥650
特盛 ¥750
小盛 ¥350
ここにトッピングや辛さ増しを行ってカスタマイズするのが基本のようです。

★揚げナスカレー 小盛 ¥550
小さいながらも丁寧な盛り付けですね。
「カレーの龍」譲りの、鶏ガラ・豚骨ベースでコクのあるカレーの旨味がしっかり堪能できますよ。
うーん、これぞ九州のカレーライス!!

★梅とろカレー 小盛 ¥550
★激辛 +¥100
ちょっと変化球もトライ・・・が、これが結構良かった。
激辛仕様でよりシャープになったカレーの味わいに、梅の酸味、トロロの舌触りが新鮮!
こちら遠方からの訪問故、梯子であまり量が食べられなかったのですが、
逆に言えば、少しの量でもカレー食べた感をしっかり刻み付けてくれたのが嬉しいところ。
「小倉を代表するカレー」として名を馳せた「カレーの龍」の遺伝子をしっかりと受け継ぎつつ、
この店ならではの新しい趣向を取り入れることで、今度は「八幡を代表するカレー」として進化していってほしいものです。

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