あれ?
こんなところにジュエリーショップ?
随分遅くまでやってるんだなぁ・・・

・・・と、思ったらなんとここ、新しいインド料理屋さんでした。
「インディアンレストラン ワイン&バル Hira」2015年9月11日オープン。
ネパール人経営のインド料理店です。
店名の「Hira」はダイヤモンドの意。
その名の通り、頭上には巨大なダイヤのようなシャンデリア!
銀座!まじ銀座っぽい!!食べログの店舗紹介欄を見たら、
「エスニック調のインテリアに囲まれた」「アットホームな雰囲気」とあるのですが・・・
どこが?(笑)
これをアットホームと呼べる生活をしてみたいものです。

「ワイン&バル」と名乗るだけあって(ワインバルではなく)、ワインリストは充実。
インドワインも、その他のワインセレクトも。
★ハウスワイン グラス ¥480グラスがデカい!お得!嬉しい!
サービスでアルアチャールとパパド。

ゴルベラアチャールまで添えられていて、随分丁寧ですね。
★マトンビンダーロ Super Hot ¥1260
★ラッチャパラタ ¥580ビンダーロ・・・つまりゴア名物ビンダルーですな。

ビンダルーとしての酸味は控え目だし、北インド的にクリーミィだけど、いい感じの辛さレベルでバランスが取れていて、これはこれで結構美味い!
Super Hotがオススメです。

ナンだけじゃなくパラタやロティを置いてるあたりも好印象で、こちらのラチャパラタも塩気強めで好みな感じ!
(つまり酒飲み仕様)
★クルフィ ¥499インドの王道デザートもしっかり用意。
もう少しシャーベット的シャリ感があると良かったかなとも思いつつ、満足!
ネパール人経営のインド料理店といえば、適当な料理と適当な笑顔の接客だけの店が多い中、
ここはそういう店とは一線を画した、しっかりしたお店という印象。
ホテル的丁寧さの接客も相まって、
「今最も銀座らしいネパ店」認定!!
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関連ランキング:インドカレー | 築地市場駅、東銀座駅、汐留駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
駒沢&中目黒の人気店
「ブルックリンダイナー」のまっしーがついに独立、
あらたにスパイスバルをオープンするという話を聞いて以来、ずーっとずーっと楽しみにしていたのですが、
ようやくお店が完成したとのこと。
早速行ってきました!!

「スパイスバル 317」(スパイスバルサンイチナナ)三軒茶屋駅南口から徒歩5分。
周囲は落ち着いた雰囲気ながら、良い店がポツポツとある感じです。
グランドオープンは2015年10月1日。
この日はプレオープン期間ということで、メニューを絞っての営業でした。(それでもなかなかのレパートリー!)


もう「東京カレンダー」の撮影にうってつけじゃないかというほど雰囲気の良い店内。
で、ありながら、流れる音楽は来生たかおに飯島真理に近藤真彦に村下孝蔵・・・・
共同経営者でありシェフの野口さんセレクトらしいのですが、とても落ち着きます(笑)
アンバランスの快楽こそがフェティシズムってことです。
★レッドストライプ「ブルックリンダイナー」からの流れでジャマイカンビール。
止渇に最適なスッキリ系!
★スパイスまみれの半熟うずら ¥480一見アイスクリーム!
クリームチーズにまみれたうずらの卵にザックザクのミックススパイス&ナッツをぶっ掛け!!
こうした、ちょっとしたスパイス料理を摘まみながらお酒を楽しむ「スパイスバル」という業態は、東京カレーシーンの中でも特に大きな潮流。
カレーライスをガッツリ食べてお腹いっぱいになる、だけでなく、ガチのインド料理、みたいにジャンルを限定するでもなく、
1軒目でも2軒目でも気軽に寄れて、その日の気分でちょこっと食べたり、いろんなメニューを楽しんだりできる。
そんな自由さが、カレーとスパイス料理の需要をグッと拡げつつある、非常に頼もしいことなのです。
それに、日常に刺激を与えてくれる点では、お酒もスパイスも同じ。
なら、その相乗効果を大いに楽しもうではないですか!!
★オクラキーマお酒とともに摘まむなら、完全ドライタイプのカレーが最適。
ローストされたコリアンダーシードとクミンの香り、カリッとした食感で、かなり振り切っています。
完全ドライタイプでありつつ、オクラのねっとり感も加わり、お酒がガンガン進みますね。
実に良い一皿ですよ。
★トリニダード・スコーピオンいきなり登場したこちら、2011年ギネスで世界一辛い唐辛子とに認定された品種。
なんとお客さんの差し入れによる限定産直品!!
結構な辛さながらフルーティーな味わいもあり、先のオクラキーマにも合うし、ジューシーな肉料理とも相性抜群!
★317ハイボール ¥520317オリジナルのレモンジンジャーハイボール、なのですがしっかり乗ってますレッドチリ。
サクランボのように下の上でレロレロ転がしながら飲むのがオススメです。
★八海山米焼酎「よろしく千萬あるべし」スパイス料理と是非合わせたいのは、焼酎。
お願いしている焼酎も間もなくラインナップ入りということで、よろしくメカドック。
★酒米のリゾット マトンカレーソースさ、さ、さ、注目ですよ、これ!
「ブルックリンダイナー」でのスペシャルイベント「まっしーナイト」で登場していたあのマトンカレーが、
さらにチューニングアップしてバルメニューに登場!!
カルダモンとクミンがキリッと効いたメリハリ仕様のカレーに柔らかマトンがゴロリ。
で、普通ならパラパラの米を合わせるところ、そう来たか!な酒米リゾットを合わせてきたのにはビックリ。
リゾットだけでも美味しいし、カレーだけでも美味しい、合わせると、面白くて美味しい。
しかも添えられたミントがまた、マトンとの香り落差ありで良い感じ!
羊好きカレー好きお酒好きに捧ぐ、これは間違いなくお店の名物となるハイスペックカレー!!
バルですから量も程よく、〆に最高絶対頼むべき一皿です。
その他、「ブルックリンダイナー」譲りのジャークチキンも見逃せないですね。
・・・さて、この日はスパイスバルとしての更なる挑戦、そのアイデア合戦に花が咲きました。

写真は
ピスコサワー・チリ共和国バージョンの試作。
ほかにも、あれやこれや、スパイス漬けになれる面白い施策が続々。
かなり、面白いことが実現していきそうです。
10月1日のグランドオープン後は26時までの営業。
2015年下半期・大注目の新店ですよ!
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関連ランキング:バル・バール | 三軒茶屋駅、西太子堂駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
千葉大学正門前にある、学生超ご用達なインド料理店。
「インド料理 ガザル」年中無休の通し営業、しかもランチは17時まで。
働きもののネパール人によるインド料理店ですね!

さほど広くはない店内に、なんとギッシリ60席!
よく詰め込んだなぁ、という感じです。
ランチはライス+カレーの一番シンプルなセットで500円。まさに学生の味方!!
YES!ガザル!!
★Cランチ ¥850
・カレー二種
・ナン&ライス食べ放題
・サラダ
・ドリンクまず驚くのはナン。
そのデカさをウリにする店はよくあるけど、デカすぎて二つ折りで出てきたのにはビックリ・・・

おかわり自由と言われましたが・・・1000%無理です。
カレーの選択肢はけっこう豊富。ちょっと変わったものもありました。
・チキンハイダラバーディ骨付きタンドリーチキンが一本入った辛口カレー。
南インド・ハイデラバードらしく、でしょうか、刻みココナッツがまぶされ見た目にも華やかです。
・チキンレバーカレー名前の通り、鶏レバーがたっぷり入ったカレー。
こちらは完全にネパール発想ですね~ネギ乗せてるあたりも含めて。
実に鶏レバーたっぷりでビックリですよ。
安くてお腹いっぱい、料理のバリエーションも結構あって。
こういうお店が校門の真ん前にあったら、通っちゃうでしょうねぇ。
・・・しかももう一つ、注目すべきポイントがあって、
接客担当のネパール人男性が、これ以上ないほどの藤子不二雄ワールドなキャラなんです。
これはもう、行ってみてもらうしか説明のしようがないのですが、とにかく藤子不二雄。
AでもFでもいけるクチ。
そんなこんなで、非常に親しみが持てちゃったりするわけです。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
下北沢カレーフェスティバルと並び活発な都内地域のカレー祭り、「神田カレーグランプリ」。
スタンプラリー的にお店を回っていく方式のシモキタと異なり、
参加店が会場に勢ぞろいし、ケータリング方式で食べ比べた得票数でグランプリを決めるスタイルです。
テントでの提供ですから、お店の雰囲気などの付加価値は一切なし、盛り付けと味のみでの勝負。
ただし、いろんな客が一度にいろんなカレーを食するわけですから、「後からしみじみくる美味さ」なんてのは不利。
逆に、個性や角が立ちすぎたコアなカレーは、評価が割れてこれまた不利。
ということで、一口食べてはっきり判りやすい濃いめの美味さと、
尖がりすぎないカレーらしさを併せ持つお店が有利となるわけです。
そんな「神田カレーグランプリ」で2014年、歴代最高得票差で優勝したカレー屋さんがこちら。
「100時間カレーB&R 神田店」2015年現在、首都圏に7店舗展開する
「100時間カレーB&R」の旗艦店です。

そもそも100時間カレーとは・・・
厳選黒毛和牛と香味野菜、果物の旨味を100時間以上かけて溶け込ませた本格欧風カレー。
カレーには黒毛和牛を贅沢に使用。
さらに玉ねぎ、人参、セロリ、トマト、リンゴ、バナナ、マンゴー、パパイヤなどの香味野菜、果物をたっぷり使い、独自スパイスとともに、濃厚な味わいを引き出した、体にも優しい健康カレー。- お店のHPより -
・・・だそう。
手間暇を数字で提示されると弱い日本人に向けた、巧い戦略といえますね。
(100種のスパイス、とかじゃなくて良かった。流石に意味ないですから。)

カレーの注文はマイルドかジャワ(辛口)を選択し、トッピング・量を選ぶ方式。
旗艦店にあたるこの神田店は、構成が他店と異なるそうです。
★ジャワ 5つトッピング ¥1090
・チキンカツ
・ソーセージ
・チーズ
・フライドオニオン
・アボカドいやぁ、はっきり華やかなルックスですね。
カレーはコク重視の濃厚タイプ。なるほどこれが100時間かけた味か、とわかりやすい納得感です。
米は山形産はえぬき。
もちろんそういう素材へのこだわりも店内に書かれていますから、食べてて悪い気はしません。

しっかり、誰もが美味しいと思える味わいに加え、それぞれの好物をトッピングできる親近感。
これは、たくさんの人に高い確率で価格に見合う満足を与えるであろう、完成度の高いカレーですね。
うん、やはり巧い。作戦勝ちだ。
★トロピカルマンゴージュース ¥150実際、チェーンのカレー屋さんとしても、味の満足度がかなり高いお店なのではないでしょうか。
・・・もちろん、値段もそれなりですが、納得感の範囲ですから問題ないでしょう。
唯一問題点があるとすれば・・・ホントの店名は「B&R」なのですが、やはり「100時間カレー」としか憶えられませんね。
「B&R」、憶えにくいです。
きっと、それも戦略の一環なのでしょうけど。
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関連ランキング:欧風カレー | 神田駅、淡路町駅、小川町駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
今や東京のみならず、日本を代表するインディアンタウンとなった葛西エリア。
IT関係をはじめとするインドのビジネスマンたちのコミュニティがこの地に発達してきたのが大きな理由なのですが、
シェフ経験のない(もしくは中華出身の)ネパール人による「なんちゃってインド料理」が蔓延するこの日本、
「ちゃんとしたインド料理が食べたい」という彼らの要望に応え、この数年で本場流のインド料理店が一気に増加。
南インド料理に、西インド料理、インディアンチャイニーズ料理、インドの軽食ティファンなど・・・
インド料理ファンにとっては聖地のような様相を呈してきているんです。
そんな中、多くの日本人がインド料理と聞いてイメージする、ナン、タンドリーチキン、バターチキンなどは
北インド、それも一般大衆の日常食ではなく、ムガル宮廷料理の流れを汲むレストラン&ホテル食。
葛西エリアでそれ系のお店は・・・・といえば、やはりここでもネパール人による「なんちゃってインド料理」のお店が多数。
やはり、インド人ではなく、日本人のニーズが多いのでしょうか。
「インド人が多く住む葛西エリアへ、本格的なインド料理を食べに」来たにもかかわらず、ネパ系なんちゃって店に入り、
「やっぱり本場の味は違うなぁ」なんて、言いながら帰る日本人も少なくないのでしょう・・・・・
それを象徴するような出来事が最近ありました。
東京メトロの、沿線各地を紹介する堀北真希のポスター。
インディアンタウン葛西代表として紹介されているのは、ネパ系店「バターカレー」・・・
LAのリトルトーキョーを代表してコリアン系「アボカドスシ」なんてお店が紹介されてるようなもんだと思うのですが・・・
それでいいのか東京メトロ。
とかまぁ、そんな煮え切らない思いを胸に、今回やってきたのはこちらのお店。

「フンザ」パキスタン・フンザ地方出身のオーナーと、日本人の奥さんが経営する、インド・パキスタン料理店です。
ムスリム国家として知られるパキスタンですが、元々はインドと同じ文化圏。
食文化ももちろん、地続きです。
料理長のバーバル氏はインド・コルカタ出身。
五つ星ホテル「オベロイカルカッタ」出身で、2003年には料理の腕を買われ、大統領から表彰されたこともある方。
愛らしい笑顔のアサドシェフはインド・オリッサ出身。
SMAP稲垣吾郎さんがTV取材で訪れた際にもナンづくりの腕前を披露、絶賛されていました。
オーナー、両シェフともにムスリム。
つまりこのお店、ハラール対応レストランなんです。
・・・が、いちおうお酒も置いてますのでご安心を。
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この日は休日ランチ訪問。
吾郎ちゃん効果か、その後登場した「アド街」効果か、店内ほぼ満席。
他店同様、ナン&カレーを注文する客ばかりかと思いきや、意外にも良く出ていたのがこちら。
★チキンビリヤニ ¥1000そう、ランチからレギュラーメニューでビリヤニがいただけるんです。
しかもネパ系なんちゃってインド店の「インド炒飯」ではなく、正真正銘のダムビリヤニ(炊き込みビリヤニ)。
まとめて仕込んで、小分けにして、注文入ったら仕上げて、とかそんな感じの様子です。
ライタ、ダール、サラダ、ドリンクが付いてこの値段は良心的!

バスマティ使用で色ムラ美しく、フワッフワの食感に仕上がった極上ビリヤニ。
オイリーさは全くなく、どんどん食が進みます。
こちらパキスタン・ラホール式のレシピとのことですが、パキスタンに嫁ぎ、現地のリアル生活を知る奥様・久美子さんによれば、
インドでもパキスタンでも、自宅で楽に作れるビリヤニキットが流通しているため、実際には地域による差はさほどなくなっているとのこと。
まぁ、日本における和食だって、そうですもんね。

お米に埋もれていたのは、ごろんとした骨付き鶏肉。
スプーンでホロッと崩れていい感じのウマウマ。
セットのダールも一見ドロッとクリーミーと思いきや、塩&ガーリックが効いていい感じのウマウマ。
かなり、満足度高いビリヤニランチです!!
・・・さて、もう一つ気になったメニューがこちら。
★スベシャルバターチキンカレー&ゴマナンセット ¥1200え?結局バターチキン頼むの?ってな感じですが、惹かれた理由はこちら、
料理長がかつて勤務した「オベロイ」のバターチキンを再現したものだとのこと!!
「なんちゃってインド料理店」のバタチキとは別物なはず!

・・・食べてみたら、やっぱり別物でした。
変なもったりクリーム感はなく、トマトの酸味とカスリメティの香りが良きバランス。
バタチキ好きな多くの日本人を満足させつつ、インド人やほぼインド人なマニアも満足できる秀作バタチキ!
県境向うの千葉県にも美味しいバタチキの名店がいくつかありますが、ここもオススメです。

セットのごまナン、これもまた誠実な味わい。
よくある、「日本人はでかくて柔らかいもの出しときゃ喜ぶから、ベーキングパウダーでうんと膨らしとこうぜ!」的欺瞞に溢れた、「でっかいもちもちふわふわナン」とは真逆で、噛みしめるたび味わい深くなる、ちゃんとしたナンです。
これをちゃんと絶賛した吾郎ちゃん、偉いですね!
★タンドリーチキン ¥500追加でこちらもいただきました。
もう、見ただけで美味いと分かります。
つるんとした肉に着色しただけの、よくあるタンドリーチキンとは全く違います。
しっかり立体的なスパイスの香り、味わい。
夜に来てたっぷりいただきたいと思わせてくれますね。
南インドのドーサやミールスのように、日本人が「きゃぁーなにこれ?」って驚くようなキャッチーさはないけれど、
まっとうで、質の高い北インド料理をしっかり提供してくれるお店は、葛西にこそ貴重。
「なんちゃってインド料理店」を本物のインド料理と思っている大多数の人にこそ、来てもらいたい上質なお店です。
そして何より・・・奥様の久美子さんがとにかく面白い!!
混雑で店内が忙しいときにはテキパキと、物腰柔らかな接客をこなしているのですが、
少し余裕あるときに話しかけたら・・・いやいやもうキャラ強いです(笑)
是非、久美子さんのビリヤニイベントとか、お願いしたいところですね。

店内に貼られた、嘘のような絶景写真は、オーナーの故郷フンザ。
ナウシカの「風の谷」のモデルとなった秘境です。
神戸のギルギット・バルティスタン料理「ギルギットカレーALI's」の話でも盛り上がりましたよ。
(ギルギット・バルティスタンとフンザは隣接している場所なんです)
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関連ランキング:インドカレー | 葛西駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
「甘くて辛い」がキーワードの大阪カレーライス。
その代表店である「インデアンカレー」「上等カレー」「いずみカリー」「船場カリー」は既に東京上陸済み。
(さらに言えば「船場カリー」は撤退済み)
残る有名店といえば、やはりここになるでしょうか。

「梨花食堂」(りかしょくどう)大阪駅から一駅、天満駅すぐの場所にある人気店。
こちらの本店の他、昼のみオープンの「天満市場店」、カツカレー押しの「天満別館」と3店舗のみの営業。
先に挙げた他の大阪カレーライス店とくらべると、チェーン展開は控え目であります。
この日は15時過ぎの訪問。
ありがたき年中無休、20時までの通し営業なんです。
(大阪のカレー屋は曜日や時間が限られた店が多く大変!)

私が訪れた時はちょうど一名の待ち、だったのですが、カウンター8席のみの一皿カレーライス店だけあって回転は早く、5分も待たずして入店できました。

こちらのカレーの特徴は、牛肉に加え、モミジ=鶏の足を用いたスープによる強いコク。
30種以上のスパイス、隠し味に山椒を用いるなどの工夫もされている様子。
(ま、HPで謳っている時点で「隠し」味ではないのですが)
カレーのベースは全メニュー共通(「天満市場店」をセントラルキッチンにして仕込んでいるそう。)で、辛さ調節も卓上ガラムマサラと辛味パウダーにて行うのみではありますが、トッピングの種類は豊富。
黒毛和牛煮込みからシャケまであるんですから。
また、ライスの大盛りも無料です。
・・・注文してまず最初に驚くのは、ガラスのボウルにドサッと入ったサラダ!

こりゃ凄い!
少しずつお皿に移し、3種のドレッシングを順に試しているうちに、カレー本体が登場。
★ビーフステーキカレー ¥950やっぱり関西に来るとビーフが食べたくなります。
表面はよく焼かれ、中は少し赤身が残った牛肉が、とろみあるカレーによく合いますね。
カレーは大阪ならではの甘辛仕様。
・・・ですが、「インデアンカレー」のように甘さを感じたあと遅れて辛さがくわーっと来る感じではなく、ほのかな甘みと程よい辛さがまろやかに纏まっている印象。
30種以上ものスパイスを用いているとのことですから、それぞれのスパイスの尖ったところが打ち消しあって、まーるく収まっているのでしょう。
それ故、いわゆる昔ながらのカレーライスに印象が近く、誰にでも親しめる味わいとなっているようです。
庶民的なお店がひしめく天満の街。
庶民に愛される味ながら、手の込んだ拘りが感じられる「梨花食堂」のカレー。
衰えない人気にも納得です。
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関連ランキング:カレーライス | 天満駅、扇町駅、天神橋筋六丁目駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

一見、小洒落たビストロ。
けれどよく見りゃメニューはほぼほぼタイ料理。
実はここ、「ティーヌン」監修によるタイ料理フュージョンなビストロなんです。
「EBISU KITCHEN by KU」
壁側には「ティーヌン」の元祖・トムヤムカップヌードルがズラリ。

カウンターの奥にはラウンジ調のテーブル席もありますよ。
★赤サングリア ¥680自家製です。間違いありません。

お通しにはバゲット&パテ。
パテは2種類味が違うんだけど、それぞれに美味いです。
詳しく聞けば良かったな。
★トムヤム餃子 ¥580ティーヌンといえばトムヤム味。
餃子だって、トムヤム味なんです。
あらかじめ味がついてるので、そのままいただきますよ。
ってか、お洒落まな板での提供なので、醤油やラー油かけたらテーブルが大変なことになりますね。
一口食べると肉汁ジュワッ!
で、この肉汁がトムヤム味なんですわ。
こりゃあ良いですな!!
★豚肉とインゲンのレッドカレー炒め ¥1080良く考えたらこの日カレーを食べていませんでした。
カレー細胞ですからカレーを食べないと細胞が溶けて大変なことになります。
で、頼んだこちら。
レッドカレーソースといいつつ、チャイニーズチリソースのような・・・いや、やはりレッドカレーソースのような・・・ええ、カレーと名についてるからカレーなのでしょう!
普通に食事として美味かったです。

メニューを見れば、チョコチョコつまみが充実。
駅からも近いので、待ち合わせやゼロ次会にも便利に使えそうですね。
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関連ランキング:アジア・エスニック(その他) | 恵比寿駅、代官山駅、中目黒駅
テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ
個性的なカレー屋ひしめく大阪。
ここ数年で爆発的にお店の数が増えたのが『スパイスカレー』というジャンル。
しかし、それを横目に「和」のエッセンスを取り入れた「和レー」なる境地を切り拓いたのがこちらのお店です。

「和レー屋 南船場ゴヤクラ」「和レー」とは、カレーに和のテイストを加えたという意味だけでなく、「我流」で生み出したカレーという意味の「我」とも掛け合わせているとのこと。
今では「和レー屋 北浜丁子」や「スホベイ」など「和レー」系の元祖本元として、一目置かれる存在となっています。


蕎麦屋と忍者屋敷を足して二で割ったような店内。
風格を感じますね、と言いたいところですが・・・・
カウンター上部に居並ぶショッカー怪人たち!!
しかも、ショッカーライダーにザンジオーと来た!このハードコアなマニア魂、新しいカレーを開発するにはこれくらいのヲタ心が必要なのかもしれません。
メニューはこんな感じ。

「激辛」という単語に即反応してしまうのは悪い癖です・・・
★ビーフ+激辛チキンキーマ ¥700
★鬼玉 ¥100ビーフ(写真手前)はトロッとルータイプのジャパニーズカレー。
いわゆるカレーライス・・・なのですが、独特のコクがあります。
これは、ラーメン屋で時折遭遇する鶏ガラベースのカレーのような、鰹出汁の効いた蕎麦屋のカレーのような・・・
とにかく、出汁が効いたビーフカレー。
一方、激辛チキンキーマ(写真奥)は完全水分なしのホロッホロ。
一見すると、粗挽きそぼろ?ってなビジュアルながら、
実はクローブビシバシ、マスタードシードプチプチの攻撃的な味わい!
食べていく実感で言えば、ビーフカレーだけだと、ちょっと物足りない。
激辛チキンキーマだけだと、インパクトあるけどカレーっぽくはない。
ちょっと混ぜたりしながらバランスよくいただくことで相互補完していくような感がありましたね。
もちろん、そういう算段なのでしょう。

・・・そしてこちら、トッピングの「鬼玉」。
これがマジでヤバい。
「鬼のように辛い肉団子」ということなのですが、
「ま、そう言ったって肉団子でしょ?」とナメてかかると、大変なことになります。
私はガブリ、半分ほど齧ってクシャミが出ました(笑)
凄い唐辛子密度!
肉団子というより唐辛子団子、ツナギに肉が用いられているとも表現できますね。
が、最初はビックリしたものの、慣れてくるとこれが実に美味い。
ちょっと砕きながらカレーに混ぜるという技を覚えました。
なるほどなるほど、こんなところにも、関西カレーならではの「混ぜ食い文化」が根付いているわけだ。
確かに、「和レー」という一ジャンルを築いただけあって、かなり独自性を感じるお店。
熱心なファンが多くいるのも頷けます。
時折、「鬼越え」なる激辛イベントが行なわれ、関西激辛マニアが集うというこのお店、
関西カレー界を語る上で、見逃すことができない存在感ですね。
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関連ランキング:カレー(その他) | 松屋町駅、長堀橋駅、堺筋本町駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
北朝霞駅脇にあるこのビル。
よーく、よーく見てください。

見つかりました?タイ料理店。
・・・右上です。右上の小さい看板。
「タノンバンコク」ちょっと不思議な感じで間仕切りされた店内。


しかも、ガラガラっと引き戸を開けると、テラス席があるんです。

これはバーベキューとかもできそうな感じ。
この秘密基地感、なかなか良いですね~
メニューを見れば、マナーオサワーなる酒があったので注文しようとしたら、
「すみません、マナーオ、今切らしているんです」とのこと。
ちょっと残念ではありますが、逆に考えてみると、
ちゃんとタイのマナーオ(タイのライム)を使ってるってことですからね。
なかなかですよ。
★ビアチャーン ¥480
★ラープガイ ¥580タイ料理店ではいつも頼むメニュー。
いつもは「めっちゃ辛くして」とお願いするのですが、この日はあえてデフォルトで。
甘辛くて酸っぱい、アットホームな味付けです。
これならみんな美味しくいただけるはず。
(いつも私が食べてるラープは、辛すぎて一般人には無理でしょう)
さ、メインディッシュはどうしましょ?
グリーンカレー、レッドカレーといった基本メニューにカオマンガイ、パッタイ・・・・あ、マッサマンカレーもある!
けれどラープの後にマッサマンはちょっと合わないですね。
と、いうことでこちらを注文。
★パットキーマオ ¥950タイの激辛焼きそば、通称「酔っ払い麺」。
しかしここのはイタリアンパスタと見紛う彩りです。
良くあるパッキーマオはオイスターソース色に染まった幅広麺ですが、こちらは白い中細米麺。
でもしっかりプリック(唐辛子)が効いて満足できる辛さですよ。
具材にはひき肉、インゲン、茄子、パプリカ、しめじに加え、香りがかなり強いバジル。
これは・・・良いバジルです!!
タイ料理好きマニアと、エスニック初心者とが、同じテーブルで楽しめる、そんな絶妙なチューニングのお店。
水・金の昼間はコモディイイダ北朝霞店で移動販売をしてるそうで、ランチはお休みなので注意ですよ。
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関連ランキング:タイ料理 | 北朝霞駅、朝霞台駅
テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ
千駄ヶ谷・鳩森八幡神社あたりがちょっと面白いことになっています。
小さく洒落た店舗がポツポツと。
いつの間にか、青山「パンとエスプレッソと」までやってきていて、プチ青山といった風情になっています。
そして、ひときわ目立つお洒落なお店。
「HATONOMORI」(鳩ノ森)2015年8月31日オープン。
実はここ、あの神宮前「水曜カレー」のシェフ、高木さんが全体プロデュースを行った「スパイスバル」なんです。
オープン当初、「水曜カレーのシェフが自分のお店をオープン」という情報が飛んでいましたが、
そもそも店舗立ち上げは高木さんの本領。
こちらで出ている料理はもちろん「水曜カレー」とは違い、別のシェフが立っていますので誤解無きよう。
高木さんがお店のコンセプトや料理の全体イメージを構築し、個々のレシピはシェフに任せているようです。
この日は水野仁輔さんと、今年も行うJapanese Curry Awardsの打ち合わせを兼ねディナー訪問してきました。

元が蕎麦屋だったとは思えない、スタイリッシュな空間。
カレーだってここまでムーディーになれば、集まる客もお洒落さんが増えるに違いありません。
さ、メニューを見てみましょう。

ベースとなるのはインド料理、そしてタイ料理。
しかしかなり、独自アレンジが入ったフュージョン仕様になっているようです。
お酒も、かなり個性あるラインナップ。
ここ数年でとみに増えてきた「スパイスバル」の最先端を行っていますね。
★塩レモンサワー ¥650「塩」「レモン」という今日的キーワードがそそりまくる一杯。
グラスの縁にまぶされた荒塩で、喉が渇きつつどんどん飲んでしまいます。
★冷製 鶏ムネ肉のカルダモン煮 ¥650柔らかな鶏ムネ肉に香るカルダモン。
スターターとして最適なさっぱり風味です。
★ミールスサラダ ¥1250これもまた、ネーミングに惹かれまくった!
南インドのミールスのように、いろんなスパイス料理を少しづつ混ぜ、野菜と一緒にいただくという趣向。
皿の縁に食用菊の花びらがあしらわれるなど、ビジュアル的美しさも充分。
良いカメラで撮りたい一皿です。
★スパイス梅酒 ¥650これ、良いですよ!
次回もこれを頼むかな。
甘さとスパイシーさが共存した逸品。
★オーブン焼きの盛り合わせ ¥800×二人前いやぁ、全て盛りが美しいですね。
注文は二人前からなのですが、お肉はどれも美味しく、迷ったらこれ的な料理です。
★クラシックモヒート ¥950旨いけど、スパイス梅酒の後だと爽やかすぎて一気に飲んじゃいます(笑)
・・・と、さまざまなスパイス料理を堪能したわけですが、やはりカレーは押さえておかねば。
この日の日替わりはタイのグリーンカレーだったので、この流れからはパスするとして、
高木さん曰く「バターチキン、ちょっと面白いですよ」とのこと。
なら、迷うことはありません。
★バターチキン ¥1000
★ライス ¥250
★ラッサム ¥700いやいやいやいや。
これは見ただけでもう、美味しいですね。
良くあるドロッとクリーミィなバタチキとは異なって、恵比寿「キッチンボン」のボルシチかってな感じの魅惑ビジュアル。
食べてまた嬉しいのは、クリームを抑えたぶん、カスリメティの香りが強く感じられオトナの味わいに仕上がっているんです。
この独特な美味さ、みなさんにもちょっと試して欲しいですね。

ラッサムは、いわゆる南インド料理店のラッサムとは全く別の、フュージョンラッサム。
ちょっと甘みある、不思議な味わいです。
料理にお酒、何を注文しても一筋縄ではいかない、創造的なお店。
インド料理屋やカレーという肩書を抜きにしても、ちょっと面白いバーやビストロとして利用することができる、
独特のポジション取りだと思います。
まだオープンしたてなこともあり、まだまだ料理やオペレーションは進化していくことでしょう。
人気店となるポテンシャルは充分あるので、これからも楽しみに注目していきましょう!!
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
シンガポールNo.1ともいわれる人気の海南チキンライス店「威南記」がついに日本上陸!!
「威南記 Wee Nam Kee 」(ウィーナムキー)2015年7月28日オープン。
場所はなんと、芝浦グランパークタワー。
ギョーカイのキャリアがそこそこある方ならば、「え?昔あのAgが入ってた場所に?」と驚くことでしょう。


なかなか立派な店内。流石、本国でも一級のレストランです。
窓の外には木々に囲まれたテラス席があるほか、脇に停まった移動販売車で、カヤトーストなどの軽食も販売しているそう。
この日は早めのランチ訪問。

メニューには蒸しか揚げかが選べる海南チキンライスの他、ラクサやカレーもラインナップ!
・・・カレーメニューには激しく惹かれますが、ここは初志貫徹・名物チキンライスを注文してみましょう。
★スチームチキンライス ¥1100まず特筆すべきは、鶏スープで炊かれたライスのツヤ、そして完成された味わい。
これだけで美味しくいただけますよ。

ボリュームたっぷりの蒸し鶏はむね肉やもも肉がミックス盛りになっています。
実に綺麗に蒸されていてプリプリ。
屋台系のお店とは一線を画す品良き仕上がりですね。
ソースは、チリソース、ジンジャーソース、ダークソイソースの三種が用意。
濃厚甘めなソイソース、ナチュラルな味わいのジンジャー&チリ。
うん、実に上品ですね!
鶏肉自体の味と、ご飯の味に、ソースで少し変化をつけるといった主従関係。
シンガポールの有名店で言えばオーチャードロードの
「Chatter Box」あたりにも近いか。
同じチキンライスでも、タレのインパクトで味を引っ張るタイのカオマンガイとは真逆のアプローチですね。
とにかく上質で品が良いお店ですから、どんなお客を連れて行っても大丈夫。
夜はシンガポール料理がいろいろあるようですし、接待にも使えそう。
さらに、早くも2015年9月18日には銀座店もオープンと、ちょっと目が離せないお店ですよ。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
秋葉原にはいろんなカレー屋があるものです。
カレーライス、インドカレー、スープカレーにスパイスカレー・・・・
その多くが、秋葉的サブカル的ミクスチャーな世界観に彩られた個性店だったりするのですが・・・
そんな中、こちらのお店は逆にすっきりと洒落た世界観で異彩を放っているといえます。

「カリカリ」カレーとガレットがテーマのお洒落なお店。
同じ秋葉原の「カリガリ」と名前は似ているものの、世界観は実に真逆といえましょう。
(「カリガリ」の世界観も好きですよ。念のため。)

音楽もお洒落なら・・・

並んでいるボトルさえもお洒落。
そんなの飲まずにはいられないじゃないですか。
★グラスワイン ¥430うん、ワイン飲んだら、おつまみが欲しくなるに決まってるじゃないですか。
★鴨のスモーク ¥350鴨肉は肉厚でいい感じの塩加減。
ザワークラウト的な酢漬けもナイス!
こりゃ良いですね~!!!
チビチビ飲んでたら、そろそろカレーが欲しくなるに決まって・・・・ますよね。
ビーフカレーとスリランカカレーって・・・どっちも頼みたくなるに決まってます。
★ビーフとスリランカのツインカレー ¥980合がけがあって良かった!
「けらら」や
「Piwan」でもお馴染み、センターにライスの橋を架けた「天橋立方式」盛り付けです。
早速いただいてみましょう。
・ビーフカレー玉ねぎの甘みたっぷり、フォンの旨みたっぷりの濃厚なカレー。
ニッポンカレーライスのようでもあり、欧風カレーのようでもあり、なかなかにオリジナルな味わいです。
・スリランカカレーサラサラスパイシーながら、まんまスリランカのカレーではなく、もうちょい日本のカレー寄りな味わい。
どことなく懐かしい気がするのは、「トプカ」のインド風カレーや、「デリー」のインドカレーあたりを彷彿とさせるからでしょうか。
ゴロっと入った鶏ムネ肉なんてまさに「デリー」ですしね・・・・
(なんて思ってたら、お店の方は一時期「デリー」にいたとの情報を後で知りました。)
この「スリランカカレー」、もともと辛口カレーなのですが、さらに辛くしてもらって正解!!
どちらのカレーも見目麗しく、また独自の味わいなのですが、品が良すぎて大人しいなんてことは全然なく、かなり満足。
ここ、良いカレー屋ですよ。
・・・なんて締めようとしたのですが、この店のもう一方のウリ、ガレットメニューを見てたら、スイーツガレットがあることに気づいてしまいました。
そんなの頼むに決まってるじゃないですか!
★スイーツガレット 塩バターキャラメル ¥650おぉ!立派!!
そして、魅惑的!!!
蕎麦粉に塩バターキャラメルなんて、反則級の組み合わせです。
その甘~い感じも、カレーマニア的にはインドスイーツといった感じで最高の〆!!
ここはスイーツな方々にも是非行って欲しい店だなぁ。
いろんな意味でアキバらしくない、けれどこのためにアキバに来る価値のある、素敵なお店でした。
ラストオーダーが20時と早めなので、訪問の際は電話確認をお忘れなく!
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関連ランキング:カレーライス | 秋葉原駅、末広町駅、仲御徒町駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
西麻布で好きなパン屋さんといえば、「カワムラ」と「サワムラ」。
「カワムラ」は小さなイタリアパンのお店ですが、「サワムラ」のほうはイートインがあるどころか、
ディナーまでいただくことができる結構大規模なお店なんです。
「サワムラ 広尾店」軽井沢のハルニレテラスに1号店があるこちら、西麻布に相応しいハイソな雰囲気ですが、
パンとコーヒーでカフェ使いするぶんには、それほどお高くもないので安心ですよ。

いやぁもう、パンの見た目からしてハイソですよね。
気になる扇子型パンの正体はこちら。
★チョコチップとアーモンドのサクサクデニッシュ ¥346甘く、エアリィな食感。
見た目の大きさ程はお腹に貯まりませんが、口の周りや服にデニッシュのかけらが張り付くので、お洒落さんはご用心。
★沢村カレーパン ¥270「サワムラ」の名を冠したカレーパン。
バカッと手で割ってみると・・・

どっかんズッキーニが登場!!
こりゃすげーな。
カレーはトマトが効いたイタリアンな味わいで、ここのパンによく合いますね。
★沢村ブレンド(S) ¥388ほっと一息、優雅なひととき。
惜しむらくは・・・窓の外が道路じゃなくて白樺の林だったらなぁ。
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関連ランキング:パン | 広尾駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
荏原中延駅と戸越銀座駅とのちょうど真ん中。
気になる名前のカレー屋さんを発見。
「26号くるりんカレー」全くもって謎な名前です。
何とも言えない店構え・・・・そして

お店のロゴには謎なおっさんの絵。
さぞブッ飛んだオヤジさんが現れるのかと思えば・・・
店内には二人の女性店員さん。
過激というよりは、とっても和やかな雰囲気ではありませんか。

メニューの基本はカレーライス+さまざまな具材。
牛すじカレーにカツカレー、しょうが焼カレー、どれにしようかなぁ・・・・
なんて迷う間もなく、新メニューのこちらが気になって気になって、注文してしまいました。

★サメカレー ¥850なんと、サメ、鮫、シャークですよ。
頼むしかありませんよね。
カレーはぐっつりと煮詰めた濃厚な味わい。
ちょっと銀座「二ューキャッスル」や目黒「せでるはな」にも通ずるものがありますね。

そして、サメフライ。
臭みなくフワッとした白身、揚げたてでサックリ軽やかな衣。
うんうん、これ、なかなかイケますよ!
しかもサメは低カロリー・高タンパクということで、キワモノを越えて食べる意義があるというもの。
ええやんええやん。
他にもいろいろ試したいトッピングがあるし、辛さアップにジョロキアが使えたりもして、何度も行ってみたくなりますね。
良いお店を見つけました!!
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関連ランキング:カレーライス | 荏原中延駅、戸越銀座駅、戸越駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
最近、マニア支持が高い名店が2号店をオープンするというニュースが相次いでいます。
小岩
「いなかむら」は御徒町に、浅草
「モンティー」は新橋に、練馬
「福道」は江古田に。
そして、ネパール家庭料理の名店、新大久保
「MOMO」もこのたび、2号店をオープン!
「ネパール居酒屋モモ 大久保店」2015年8月12日大久保駅前にオープン。


相変わらず、初心者にはハードル高めのエントランス。
けど、入ってしまえば明るくて居心地よい空間ですよ。

ちょっと秘密集会所みたいな本店よりこちらのほうが、一般人には気が楽かも。

窓の外には中央線。
ウォン・カーワイの「天使の涙」をちょっと思い出した。
この日はランチ訪問。

ランチメニューも完全ネパール仕様で、インドのイの字もありません。
頼もしい。

さらにグランドメニューも昼から注文可。
人数や腹の減り方によって、いろんな使い方ができるお店です。
★モモ ¥600「モモ」といえばやはりモモ。
ルーツを同じくする「プルジャダイニング」「ソルマリ」とともに、他の追随を許さない激旨モモは、この2号店でも健在。
というか、何度食べても感動するってのは凄い!!
★スペシャルネパーリセット ¥1200こちらはランチのスペシャルダルバート。
カレーはマトンを選択しました。

マトンはプルッとした皮つき。
よくあるインド・ネパール料理のマトンカレーを想像していたら全くの別物。
これこそネパールのカレーです。
その横にはゴルベラアチャール。モモに添えられたものよりさっぱりしたチューニング。
こうした細かい部分への気配りが、美味さの秘訣かもしれません。
ダルスープは「モモ」本店でいつもいただくものに比べ、塩分控えめ。
シェフの違いによるものなのか、ランチタイム用のチューニングなのか。

ちょっと酸味を利かせたチョエラまでついてこの値段、美味すぎでお得すぎ。
★フライドやぎ肉 ¥650グランドメニューから一品。
普通に軽く山羊肉をいただける素晴らしさ・・・と思ったら、ネパール人は羊と山羊をあまり区別しないようなので、マトンなのかも知れんです(笑)
けれどこれ、香ばしくて美味いです。
ニンニクが丸ごとゴロリゴロリと入っており、一緒に食べるかどうかで味も食感も変わります。
こういうザックリ感がネパール家庭料理っぼさなのでしょうか。
ビールとこれだけでチョイ飲みしても良い感じですね。
実は2号店ということで味はどうかな?とドキドキして訪問したのですが、どれを食べてもやっぱり激ウマな「モモ」の味。
5月に店員さんが独立して「ソルマリ」を立ち上げた直後にかかわらず、
質を落とさず2号店オープンとは、その選手層の厚さにもビックリです。
(他レビューを拝見すると、開店当初はブレがあったようですが)
ジワジワとネパール現地化しつつある、大久保&新大久保エリア。
一体どこまでディープになっていくのか、熱い視線を送り続けることにしましょう!!
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関連ランキング:ネパール料理 | 大久保駅、新大久保駅、西武新宿駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
愛媛県新居浜に
「日本一贅沢な蕎麦」と呼ばれる人気店があると聞き、やってきました。
「萩の茶屋」都心ではあり得ない立派な店構え。

いぶし銀に輝く美しい瓦は、愛媛名産「菊間瓦」ですね。
早速入店してみましょう。
周囲の街にはさほど人がいないにも拘らず、大賑わいの店内。
流石の人気ですね。
店内には、こちらのお店のこだわりがあれこれ。


とにかく東京の一流店との比較、とりわけ使用する蕎麦粉の原価が全く違うことを強く強くアピールしています。
・・・色々な意味で凄みを感じるお店ですね。
さて、遠方から来た客がまず気になるのはこちら。

セルフおでん。
実はこのあたりのうどん屋や蕎麦屋には普通のことらしいのですが、
蕎麦やうどんを待っている間、もしくは注文する前に、好きなおでんを取ってチビチビいただくそうなんですね。

郷に入れば郷に従えで、いただいてみましょう。
お、流石に味が沁みまくって美味いですね。特に大根!!
★カレー南蛮うどん ¥730(税別)おっと!!
「日本一贅沢な蕎麦」の店に来てうどん、しかもカレー南蛮を頼んじゃいましたよ!!これこそ血に抗えない宿命(さだめ)・・・・・
・・・ですがこのカレー南蛮、なかなか面白いです。
良くあるカレーうどんだと、スープ自体がとろっとしたカレー汁なのですが、こちらは通常のうどん汁にカレーを上掛け。
透明部分とカレー部分のムラがなんともいえない風情となっています。

スープの出汁がしっかり感じられるカレー南蛮。
ちなみに麺は、隣県香川の讃岐うどんのような強いコシがあるタイプではなく、愛媛らしくツルッと柔らかめの喉越しでした。
★もりそば¥780(税別)さてさてやはり、
「日本一贅沢な蕎麦」も食べておかねばなりませんね。
思ったよりリーズナブルで量も充分。

綺麗に殻が取り除かれた、白く艶のある二八蕎麦。
信州産の、こだわりある(原価が高い)蕎麦粉を用いているそうです。
実際いただいてみると、非常に繊細で、スッキリとした味。
これは、カレーの前にいただいたほうが良かったかな。
けれど、非常に手をかけた蕎麦であることは、畑違いのカレーマニアにもわかりますね。
好みはそれぞれですから、これをもって日本一の贅沢かどうかはわかりませんが・・・・

嬉しいのは、生山葵がドン!と出てくること。
自分でおろしながらいただくんです。
こういうの、海外からのお客さん連れてきても喜ばれそうだなぁ。
店内のうんちくやプロモーションがもうすこし控えめだったほうが風情的には良いと思いつつ、
けれどそれで商売が回っているのなら、とくに口出すことはありません。
味は間違いなし、誰を連れて行っても大丈夫なお店ですよ。
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関連ランキング:そば(蕎麦) | 新居浜駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
美味い・安い・楽しい・ディープで、タイ料理好き居酒屋好きのパラダイスとして君臨する、
練馬
「タイ風立呑 福道(ひょうたん)」がなんと、江古田に二号店を出しました。
「立呑タイ食堂 福道 江古田店」2015年8月10日オープン。
本店マスターから事前に聞いていた情報によれば、同じ立ち飲み業態ながら、
練馬本店はイサーン料理、江古田店はチェンライの料理を出すとのこと。
開店から一か月経ったタイミングではありますが、早速訪問してきました。

入り口側には立飲みカウンターエリア、その奥にテーブル席と、笑っちゃうほど練馬と同じレイアウト。
「ここは練馬か?」と錯覚してしまいそうです。
ただ、立飲みエリアが幾分広くなっており、収容人数がよりUP。
また、新店なので当たり前ではありますが、店内は綺麗スッキリ。
壁に世界のお札が貼られたり、フィギュアなどの小物があちこちに並ぶのは、これからなのでしょう(笑)

こちら江古田店のメインシェフは、事前情報通り、チェンライ出身のコップさん。
この日はたまたま(?)、練馬のマスターも来ており、店内賑やかな雰囲気となっていました。

カウンターに作り置きの料理が並ぶ「おばんざい」スタイルも練馬店同様。
食事メニューもドリンクメニューも見る限り練馬店とほぼ共通(若干あるものないものあるものの)なのですが、
料理人がチェンライの方なので、同じメニュー名でも味付けが違う楽しみがあるわけです。
★チャーン ¥540
★ラープヌア ¥390「チェンライらしいやつ!」とコップさんに頼むと、やはりラープを提案。
ちなみにこの場合の「ヌア」は牛肉という意味とは異なる北部式ラープの呼び名。
鶏・牛・豚のバリエーションがあるのですが、ここでは豚肉を使用していました。
練馬店で提供される、煎り米ザックザクのイサーン式ラープとはかなり風合いが異なり、
豚挽き肉にレバー、プルップルの皮が魅惑的なタイ北部チェンライ式ラープ!
これがひょうたん価格でいただけるなんて、嬉しすぎますね。
★カイヨーマア ¥150一体何事?って思ってしまうピンクのピータン。
殻を剥いてみたら・・・・こんな感じ。

ピータンはピータンなのですが、中華料理のピータンとはかなり違っていました。
にゅるーん、とした独特の食感、そしてアンモニアのような臭みが全くなく食べやすい味わい。
★ホモガイ ¥490メニュー表記は男色テイストムンムンですが、練馬店でも超人気の激ウマ料理。
玉子と具材をレッドカレーソースと合わせホイル蒸ししたもので、思わずお代わりしてしまいそう!
男二人で声を合わせ注文してくださいね!
★柿酒 ¥480タイとはあんまり関係ないものの、オススメのお酒。
キンミヤベースで干し柿を漬けた一杯です。
練馬「福道」はオープン当初に比べお酒のバリエーションがめちゃくちゃ増えており、その多くはお客さんの要望でメニュー化したもの。
「江古田店」はその伝統を受け継いでいますよ。
しかし、このビアラオのグラス欲しい!
★タイ北部ホイプン村産(直送)つけもの ¥390こちら先日練馬店に伺った際にもいただいた珍品。
酸味たっぷりのきんぴら、といった味つけでお酒によく合います。
その時々、現地から持ってきた珍品メニューがいただけるのも「福道」の楽しみですね!
★ひょうたんハイボールチャオプラヤベースのハイボール。
特別にジンジャーを加えてもらえば引き締まった美味さに!
★ガリガリ君ハイ ¥390見てください、ソーダハイにガリガリ君が丸ごと一本入っているんです。
アイスが溶け出すにつれ、程よく甘くなる仕掛け。
ちなみに当たりが出たら、もう一杯!
★タイ産エイひれ焼き ¥300タイの河にはエイがいて、特にヒマンチュラ・チャオプラヤという種類は4m以上にもなり世界最大の淡水エイなんです!
で、これのエイひれがどうかはわかりませんが、タイのエイと聞いただけで、生き物マニアとしてはココロ踊るわけですね。
★バリンティップ ¥580アルコール度数35°の珍しいタイウイスキー。
水割りでいただきました。
もちろん、メコンやセンソム、チャオプラヤなどタイウイスキーはひと揃え用意されていますよ。
★ひょうたん名物おにぎり ¥390「福道」のシメといえばやはり、この名物おにぎり。
ただのおにぎりではありませんよ。
騙されたと思って、ぜひ食べてみてくださいな。
次回はきっと、人に勧めたくなるはずですからね(笑)
江古田に来てもやはり「福道」は「福道」。
美味くて安くて楽しくて、ディープなメニューもあって。
付近にも手軽な居酒屋が多い立地ですから、はしご需要もありそう。
お客さんたちの要望に応えながらメニューも増え、どんどん進化してきた練馬「福道」。
こちらの「江古田店」もまた、新たなお客さんが増えるにつれ独自進化していくことでしょう。
新たなチェンライメニューにも期待ですね!!
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関連ランキング:立ち飲み居酒屋・バー | 江古田駅、新江古田駅、新桜台駅
テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ
創業1977年。
甲府が誇る、独特カレーのお店。
「カレーの店 ナイル」
欧風カレーなのに何故ナイルなのか?
何故綴りが
「NAILU」なのか?
気になりどころ満載ですが、老舗とはそういうものなのです。

ギュイーンと奥へ続く、長い長いカウンター。
ただ者ではないオーラが漂うのですが、
オーラという言葉を一般流通させたダンバインよりさらに6年前から営業しているのですから、そのオーラはフェイクでないマジものなのです。

メニューを見れば独特な組み合わせパターンがたくさん。

「ヤングカレー」「ギャルカレー」「アダルトカレー」「オシャレカレー」・・・いったい何がどういうセットなのか、全てを一瞬で理解するのは不可能。
けど、理解しなくてもさほど問題ない気も。
むしろ、そのネーミングセンスを愉しむだけで、充分ではないかと。
・・・といいつつ、けっこう迷ったあげく、わかりやすいセットをオーダー。
★ナイルカレーとコーヒーセット ¥1385
★辛さ4倍 +¥150カレーとコーヒーの黄金セット。
けれどそれだけでなく、スパイス塩をまぶしたゆで卵、ピクルス、スイカがついていました。


なかばゼラチン状とも言える、カレーの凄い粘度。
しかも辛さだけでなく、酸味が強く主張した独特のバランス。
欧風カレーを名乗ってはいますが、ホテル系カレーとも、
「ボンディ」系カレーとも全く異なるジャンル。
これはちょっと、他では食べたことのない独自の味わい。
かなり癖になる感じです。
ホールスパイスを独自調合、三日間煮込んで作ったカレーとのことで、
張りがあってベタつかないご飯は、寿司飯に用いる武川米を使用しているそうです。
長く愛される老舗にはやはり、
「その店じゃなきゃいけない理由」がある。
説得力の強さが違うんですね。


で、食後に出てきたコーヒー。
これがまた好みのど真ん中。
最近流行のすっきり水増し系コーヒーなど束にして吹き飛ばす、濃厚な味わい。
「世界一美味しい珈琲は、カレーの後の珈琲である。」その行き着くべき先の香りと苦みに、ただただ満足。
サービスで出てきたラスクとも素晴らしい相性です。
正直、設定価格は安くない。
けれど、他では絶対食べられない、ここだけのカレーと、ここだけの世界観。
それを堪能するのに、コスパとか言う言葉は陳腐すぎて無意味だと思えてしまうのです。
是非、再訪したい、素晴らしいカレー屋さん。
甲府の皆さんは、地元の誇りにして良いレベルですよ!
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関連ランキング:欧風カレー | 甲府駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
カレーの街・神保町のスープカレー
「鴻」(オオドリー)。
駿河台下交差点近く、「エチオピア」隣にある
「神田駿河台店」が有名ですが、本店が別にあるんです。
それがこちら。
「鴻」(オオドリー)すずらん通りから脇へ入った路地にある、小さなお店です。

実はこちらの本店、夜は居酒屋で、スープカレーがいただけるのはランチ時のみ。
さらに土日祝が定休日ですので、ディナータイム及び日祝にスープカレーを食べたいときには、
先の
「神田駿河台店」を利用することになります。(土曜は「神田駿河台店」もお休み)

「なんちゃってレトロ」な感がある「神田駿河台店」とは異なり、本店はモノホンの古民家改装仕様。
夜は階段を上がった中2階席もあるのですが、ランチ時は1階カウンターのみ。
昼間っからムードたっぷり・・・狭いですけどね。

「オオドリー」の名に恥じぬヘップバーン推しも良いものです。

スープカレーは「神田駿河台店」同様、手羽ベースの赤と豚骨ベースの黒という二種。
辛さが選べますが、こちらのスープはもともと甘みが強いので、辛いのに慣れた方は3辛以上をお勧めします。
★赤チキンのカレー ¥1000こちらスープカレーの基本ですね。
甘味と辛味が混じりあう中に、トマトの酸味が主張する仕上がりです。
★黒豚しゃぶカレー ¥1100しゃぶしゃぶ肉の旨みが豚骨ベースのスープと良く絡んで、かなり美味い!
豚×豚なスープカレー、これはなかなかのヒットです。
ということで、好みとしてはやはり黒かなぁ。
以前いただいたハンバーグカレーの黒もなかなか美味かったし、独自性もありますしね。
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関連ランキング:居酒屋 | 神保町駅、新御茶ノ水駅、小川町駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
武蔵浦和駅南口直結のショッピングビル「マーレ」、そのレストランエリアにあるインド・ネパール料理店。
「GARUDA」(ガルーダ)練馬中村橋、池袋に展開する
「サグーン」と同系列のお店です。
「サグーン」といえば、日本人に馴染みが深いナンやタンドリー料理、インドカレーなどを提供する一方で、現地式のネパール料理も取り揃えた良店。
料理はメリハリある味つけで美味く、接客も確かで、好きなお店の一つです。

こちら「ガルーダ」の料理も「サグーン」同様、インド・ネパールの二本立て。
特に、駅前ショッピングビルだからと日和ることなくちゃんとネパール料理を提供している姿勢には好感が持てます。

季節メニューだってありますしね。
この日の目当ては、ネパールの豆&ご飯定食「ダルバート」。
以前と較べれば扱う店も増えたダルバートですが、駅前ショッピングビル内での提供例はちょっとすぐには思い当たりません。
★ネパールダルバートセット ¥1630
・ダル
・バート(ごはん)
・ムラコアチャール
・アルコアチャール
・タルカリ
・サラダ
・ラッシー
・コーヒーorチャイご飯はボリューム満点。
少食な方は少なめでお願いしたほうが良いかも。
ダルはスープというよりは、ダルカレーといった感じですが、ニンニク生姜がよく効いてネパールらしい(家庭ではなくレストランの)味つけです。
この日のタルカリは秋らしく茄子、キノコ、チキンを主としたもの。
特にチキンが美味かった!
辛口でお願いしたのが丁度良く(さほど辛くありません)、中辛以下だと味がぼやけたかも・・・という印象も。

食後はホットチャイで。
ネパールらしく、茶葉の風味と黒胡椒の味わいでした。
大雨に見舞われていたこの日、駅から濡れることなくダルバートがいただけるなんて!
有り難すぎる!!
日和らないネパール人の気概に感謝です。
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関連ランキング:ネパール料理 | 武蔵浦和駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
関西でますます勢いを増すスリランカカレー旋風。
その流れは徐々に、徐々にではありますが首都圏にも波及してきたようです。
中目黒「セイロンイン」、中野「コートロッジ」、「アチャラナータ」、水道橋「セイロンドロップ」、溝の口「すらさ」、青山「タップロボーン」、南林間「シナモンガーデン」、渋谷「マリーアイランガニー」、東あずま「アハサ食堂@光うさぎCafe」などに加え、
2015年には蒲田「ディデアン」、北千住「タンブリン」、西日暮里「アユボワン!」が次々オープン。
そして、東京経済のど真ん中、日本橋にも新しいスリランカ料理店が誕生しました。

日本橋交差点の脇に完成した「東京日本橋タワー 」、その地下レストラン街。
なんだか重厚リッチな雰囲気で、スーツ着てなきゃ浮いてしまう気分。
食のセレクトショップとでもいうべきこの場所に、2015年6月29日誕生したのがこちら。
「KANDY」まず驚くのは、スリランカ大統領からの開店祝い。
どうやらこのお店を経営する会社はスリランカ政府や財界との交流があるようで(流石日本橋!)、
メインシェフにも6スターホテル出身で、UAEで開催されたアラブ諸国の調理コンテスト銅賞の経歴がある方をキャスティング。
雰囲気だけでなく、マジにハイクラス狙いなお店なんです。

店内は、アーユルヴェーダ的に効果あるスパイス&ハーブのイラストがたくさん。

ちょっとお洒落な荒俣宏的。
メニューブックを見れば、スリランカ料理好きが欲する基本メニューはほぼ網羅。
けど、街場のカレー屋さんとは価格設定が違いますね、ええ、インターナショナルなホテル価格。
そうでしょう、そうでしょう。
★アラックジンジャー ¥760スリランカ焼酎アラックをジンジャーで割った一杯。
美味くないわけがありませんよね。
★チキンカレー 野菜ご飯セット ¥1680
★パリップカレー(ハーフ) +¥430いわゆるスリランカプレート的に組み合わせてみました。
しめて2000円越えかぁ。
ここは日本橋ではなく、ドバイだと思うことにしよう。
うん、納得。
・チキンカレー辛さは控えめでサラリいただける感じなのですが、ランぺ&カラピンチャの香りが魅惑的。
流石にしっかりと作ったカレーという感じですねぇ。
・パリップこちらスリランカ好きにはお馴染みの豆カレー。
やっぱりこれが無きゃスリランカ料理いただいた気になりません。
こちらもランぺ&カラピンチャが目視可能で、モルディブフィッシュ(多分)の旨みがバッチリ。
チキンカレーのセットに付いていた、プラオ的な野菜ご飯にポルサンボル、青菜サンボル、ナスのモージュ、パパダムと合わせ、
よしよし、完璧なスリランカディナーですぞい。
どれも辛さ控えめの優しい味(辛さ調節不可)ながら、比較的リッチな味わい。
やはり家庭的な庶民の味というよりは、アッパーなホテルレストランの味としか言いようがない仕上がりです。

食後にはアールグレイ&ココナッツクッキー。
紅茶は1835年創業ジョージ・スチュアートのティーバック。
何やらビジネス的にも繋がりがあるのか、店内あちこちでジョージ・スチュアート推し、ジョージ・スチュアート推し。
ま、確かに美味しいですわな。
繰り返しになりますが、格式ある高級ホテルのスリランカ料理という印象。
「カレー食いてぇ!」「スパイス補給してぇ!」って気分で行くよりは、ちょっと上質なディナータイムを過ごす気分で行くお店です。
決して、この日の私のように一人で訪問して爆食いするような状況は・・・オススメしませんよ。
だって、寂しいから(笑)
・・・孤独のグルメ。(意味違う)
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関連ランキング:スリランカ料理 | 日本橋駅、三越前駅、茅場町駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
恵比寿グルメストリート、「アラウィ」のすぐ隣。
朝まで飲み食いできる便利なバル。
「恵比寿バール MEAT CIRCUS」恵比寿に複数展開する「恵比寿バール」のこちらが本店です。

解放的なエントランスのスロープを下り店内へ。
赤を基調としたスペインバル的内側ですが、幅広くお酒と肉料理を扱っています。
★醸し人九平次 ¥700かつて某カレー好きバイオリニスト女子に勧められ初めて飲んだ銘柄。
甘さと辛さが両立した美味い日本酒です。
★お通し ¥300
★ラムの西京焼き ¥900兎に角濃い!
西京味噌の味が濃い!
羊肉の旨味が濃い!
粗塩仕立ての塩気が濃い!
どんだけ酒が進むのかと!
★恵比寿バールカレー ¥980おぉ、炙りチーズがうみゃい!
バーナーの煽りで少し焼きが入ったお米もなかなか。
カレーは牛スジと煮込まれた「肉屋のカレー」仕様。
量は少なめで〆の一皿に最適です。
基本は若くて活気ある雰囲気ながら、店員さんたちの気配りやオペレーションはなかなかのもの。
1人でも、グループでも気分良く飲み食いできること請け合い。
また気軽に使わせてもらわせまっさ!(何弁?)
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
ラーメン界に二郎マニアや天一マニアがいるように、
カレー界にもアジャンタ系マニアやキッチン南海系マニアがいるんですよね。
「キッチン台栄」いわゆる「キッチン南海」インスパイア系にカテゴライズされるこのお店、
キッチン南海全店制覇のマニア集団、KNC(キッチン南海キャンディーズ)のぽぱいさんによれば、
先代が「キッチン南海」社長と知り合いだったそうで、この地に店を構える際
「台東区で栄える」と縁起を担ぎ
「台栄」と名付けたのだそうです。

カウンター6席のみの小さな店内。
鄙びた香りと雰囲気が得も言われぬ老舗感を醸し出しています。
メニューを見てみましょう。

南海系列のトレードマークであるカツカレー、生姜焼き、ヒラメフライもばっちりラインナップ。
ヒラメフライカレーなんてソソる組み合わせにも惹かれますが、ここはやはり、ベンチマークであるカツカレーをオーダー。
★カツカレー ¥850南海系としてはかなり肉厚の豚肉に、カリッとした衣。
存在感たっぷりのカツです。
カレーは「キッチン南海 神保町店」や「馬場南海」などのシャバッとした感じとは対照的に、粘度高く煮詰めたような濃厚さ。
これはまた独自の美味さですね。
セットの味噌汁は、白味噌ベースで天かす入り。
こんなところにもオリジナリティが出るのが老舗の楽しいところです。
「キッチン南海」系列各店と比べると価格設定は少し高め・・・いやいやそれでも安いのですが。
インスパイアでも決して外すことのない「南海」まさに恐るべし。
「キッチン南海」系の魅力を映画に例えれば、時代劇でもコメディでも任侠ものでも、
ソツなく活きよく楽しめる、マキノ雅弘作品のような魅力。
決して国際賞を獲ったりはしないけど、毎週楽しみに通いたくなる。
庶民文化に溶け込んだ、街場の娯楽なんですよね。
それらを記録しておくのも、ウェブログメディアの重要な役割。
これからも続ける「南海」めぐりにご期待ください!
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
東村山といえば、かつては志村けん。
最近では黒やきそば。
・・・なのですが、カレー事情は?といえば、いなげやの中で営業していた「エベレスト&富士」なき今、一番人気はおそらくこちらでしょう。
「インド料理 ピアーズ」インド人シェフによる、インド料理のお店。
(ネパール人シェフが多い中、ここ重要)
新秋津に支店があるほか、2015年8月31日には三鷹にも新店舗をオープンしたようです。

大通りから一つ入った裏道、目立たない店構えながら、休日ランチタイムは地元のファミリーで賑わっています。

まさに、地元に愛されるお店という感じ。
席数も多く、作りがゆったりしているため、子供連れにも安心。
接客も和やかで、そんなところも親しまれる理由なのでしょう。

ランチセットはトマトスープとサラダつき。
この、リッチな味わいのトマトスープはムガル宮廷料理を謳うちょっと良い店で出てくることが良くありますが、町のインド料理屋さんでは珍しいですね。
★マトンカレー 880この価格にしてなかなかのボリューム。
ファミリー客や食べ盛りヤングにはありがたいところでしょう!
味は見た目ほど重くなく、自然な味わいです。
★日替わりカレー(なすとチキン) ¥850こちらはちょっとクリーミィで、カスリメティが効いた仕上がり。
北インド!って感じの味わいですね。

+¥280 でナンをチーズナンに変更が可能。
ベーキングパウダーで無理にフカフカ感を強調するダメな店のナン(けどそれがウケるから減らないんです)とは異なり、ちゃんと真面目な薄手の仕上がり。
リッチなチーズがたっぷり入っていますが、変にお腹が膨れることはありませんよ。
★マトン焼き ¥200サイドオーダーを頼んでみました。
マトンシークカバブの串焼きです。

食後はチャイ。
胃と舌に優しい味わい。
当日したカレーのボリュームにウワァっと笑顔になったり、意外に重くないカレーの美味さに話が弾んだり、食べ切れなかった分をテイクアウトして家庭でもう一度楽しんだり・・・
地元ファミリーにはほんと嬉しいお店だよなぁ。
そう思いました。

メニューイラストだって、可愛いですよ。
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関連ランキング:インドカレー | 東村山駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
表参道から六本木通りへと抜けたところに、気になる看板の文字。
「Rum & Curry」これは行かなきゃ罪ですね。
「TAKANOHA」昼はオリジナルのカレーランチ、
夜はラム酒やセビーチェ、パルミット、フェイジョアーダなど、中南米の料理が楽しめるお店。
中南米のお酒、特にラムとカレーを組み合わせたお店といえば、西麻布の「タフィア」が思い出されますね。
あちらもパルミットを提供しているし、仏領グアドループの珍しいカレー「コロンボ」をいただくことができるのですが・・・
果たしてこちらのお店はどうでしょうか。
この日はランチ訪問。
早速カレーを注文してみましょう。
★カリビアンスパイスカレー ¥700ほほぅ、これは素晴らしいルックスですね。
トマトたっぷりに煮込まれたカレーによくほぐされた鶏肉。
トマトの酸味強めで辛さ控えめ、オールスパイスとクローブが強めに香るあたり、とっても中南米っぽい雰囲気。
ライスは雑穀米ベースのスパイスライスでオリジナリティを出しています。
なるほどなるほど。しかし・・・・
このビジュアル、どこかで見た気が・・・・・
聞けば膝カックン、もとい膝ポンな情報が。
「実はレシピはパキスタンのものなんですけどね」おおおっ!やはり・・・・そうでした!!
実はこのカレー、以前いた店員さんが開発したものらしいのですが、
あの北海道のパキスタン家庭式カレーの名店「カラバト」のカレーを基に、中南米アレンジを加えたものだそう!!
「カラバト」といえば、
「果ての果てまで行ってみないか?」という謎看板でお馴染み(?)、白楽
「サリサリ」の前身となったお店。
そうそう、そうなんです。
このほぐし鶏肉の感じ、
「カラバト」「サリサリ」のそれなんですよね!
「果ての果てまで行った挙句、地球の裏側でカリビアンな風に吹かれちゃった」このカレー、なかなか面白いことになってます。
食事中、マテ茶飲み放題のサービスがあるのですが、食後はやはりこれ。
★ホットコーヒー +¥1002年前にオープンしたこの店、2015年9月時点で食べログ未掲載。
知られざるお店ってのはまだまだあるようです。
カレーは夜もいただくことができますが料金は1000円となっているようですよ。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
豚骨に鰹節をガッツリ効かせた「節骨麺」が人気の「たいぞう」。
その池袋東口側にあるお店に深夜訪問。
「節骨麺たいぞう 池袋店」3年以上前「池袋東口店」にて名物黒カレーをいただいて以来の訪問です。
東口店と比べても随分豪華な店構えの池袋店。
食券機での注文になるのですが、黒カレーはありませんでした。
店舗ごとの差異なのか、そもそももう扱わなくなったのか、何れにしろ少し残念。
が、代わりといっちゃなんですが、スパイス欲を満たしそうなメニューがありました。
★節骨台湾まぜそば ¥890どっかりセンターに鎮座する肉味噌。
さらに卵の黄身がオンされたそのビジュアルは、キーマカレー丼さながら。
魅惑的です。

しかしもちろん中身は麺。
魚粉香る油そばという感じで美味しくいただけましたよ。
★レモンサワー ¥350営業は朝5時まで。
いつどこにいても飯にあぶれることのない都心って、やっぱり凄いですね。
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テーマ:エスニック料理 - ジャンル:グルメ
参宮橋にずっとチェックしていたカレー屋があったんです。
けれど今まで行けなかったのは、その営業時間の短さ。
「Spicy Cafe RAJA」(スパイシーカフェ ラジャ)日本人シェフが手掛ける、インドカレーやタイカレーを基調としたオリジナルカレーが楽しめるお店。
この地で18年以上営業されているそうです。
営業時間は12時から16時(LO)までで、夜の営業はなし。
深夜カレー族にはハードル高いお店。

店内。意外に広くてびっくり。
なんとなく、ちっちゃーいお店ってイメージがありました。
カレー・・・もとい、カリーはインドやタイのものをベースに、独自アレンジしたもの。
メニューは年々変化するそうで、最近は結構南インド色が強まってきたようですね。
★ダブルカリーセットB ¥1080
・カリー二種
・ライス2/3+パロタ1枚
・サブジ
・赤タマネギのアチャール
・パパド
・ルイボスティーいやぁ実に素晴らしい!

選択したカリーは、
・レッドホットチリペッパーチキンカリー
・サンバルの二種。
サンバルはご存知のように、南インドの定番野菜カレーですね。
カレーリーフもたっぷり入って、ほどよき酸味もあり、なかなか本格的なものでした。
もう一方のレッドホットチリペッパーチキンカリー、
通称レッチリ。これが曲者。
こちらのお店定番のチキンカリー・・・インド式のチキンカリーに独自のスパイスを加えてアレンジしたもの・・・を超激辛仕様にした一品。
ハバネロをはじめとした何種かの唐辛子を調合して辛さを押し上げているようなのですが・・・
ハバネロの心臓に来る辛さが凄い!ひょっとしてこれ、
インドカレー店のレギュラーメニューとしては、
最激辛レベルじゃないでしょうか!
(辛さUPを除く)汗腺&涙腺フルオープンでいただきましたよ。
もちろん私は完食しましたが、一般的にはかなり危険な辛さ。
下手すると、他の料理の味がわからなくなるレベルですので、相当辛さに飢えている人以外、最初から手を出さないほうが良いと思いますよ・・・
ライスは日本米・バスマティ・ジャスミンライスをブレンドしたスパイスライス。
カリッと堅焼きのパロタも美味いですね。
★ホットチャイ +¥100激辛料理をいただいた後は、ちゃんと乳製品で胃壁を保護しましょう。
・・・無駄かもしれませんが。
総じてオリジナリティがありつつも、インド料理マニアも納得できるハイレベルの料理という印象。
地理的時間的な都合が合うなら、行きつけにしたいカレー屋・・・もとい、カリー屋さんですよ!
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
湯島の暗い路地裏に、小さなインド料理店ひとつ。
「ナワブ 湯島店」日本橋などに支店を展開するパキスタン人経営のお店です。

店内には客の姿なし・・・けど厨房では調理音が。
どうやらご近所さんから出前注文があった様子。
なるほどなるほど。
★スーパードライ中ジョッキ ¥525ムスリム国家として知られるパキスタンですが、だからといって酒を扱わないわけではない、と。
特にパキスタン系の店ではスーパードライ率が高い気がしますね。
乾燥地帯だからかな。
店内の壁にはランチビリヤニの案内。
「細長い米で作った炊き込みご飯」と書かれ、結構本格的な雰囲気でそそられます。
が・・・メニューを見れば
「ビリヤニ=インド風 炒めご飯」との案内が・・・
しかも日本米を使ったペチャッとしたカレーリゾットみたいな写真付きで・・・
う、地雷な匂いもするぞ・・・
どうしようかと迷っていたら店員さんが寄ってきて、
「ビリヤニ、安いよ。カレーだったらナンとかいるけどビリヤニいらない。」
確かに、カレー単品は1300円とかして、ナンと組み合わせると1500円越えのところ、
ビリヤニは1000円ちょっとの値段設定。安い。
・・・いやいや、だから余計心配なんだってさぁ。
結局、運試し的なノリでビリヤニ注文!!
オーダー後、厨房から聞こえてきたのは「ジューッ」っていう炒め音。
あぁぁぁ、やっちまった。
★ラムビリヤニ ¥1150黄金色に染まった米粒、散りばめられた刻み葱。
パッと見、ピラフって感じ。
ま、運試しだし、値段も安いから平気ですよ、とひと口パクリ。
・・・・あれ?美味しいぞ。
バスマティライスを炊き込んで作った、本格ビリヤニ特有のフワッフワな食感。
あ、これ結構ちゃんとしたビリヤニですね!!
ただ、食べてなるほどそういうことか、と判ったのは、
予めいくつかの野菜とバスマティ米を炊き込んで作ったビリヤニに、
注文後味付けして炒めた肉などの具材をミックスして混ぜてるんですね。
だから完全に本格的なビリヤニと比べ、米の色が均一で、肉と米の融合具合に欠ける反面、
注文してから提供までの時間は早く、それでいてビリヤニ特有のフワッと食感も出せているわけ。
具材も注文時に選べるし、オペレーション上の工夫としては悪くないやり方なんじゃないでしょうか。
メニューの「インド風 炒めご飯」という表記と、それっぽい写真、そして食べログの過去レビューから鑑みると、
昔は日本米でざっと炒めて作る簡易ビリヤニを提供していたのが、後にちゃんと炊き込んだスタイルに変更したんじゃないでしょうか、ねぇ。
食後はこちらのデザートを。
★クルフィ ¥400そんなに手が込んだ感じはしないけど、やはりクルフィって食べ物は美味いね。
そつなく美味いインド(パキスタン)料理がいただけたディナータイムでした。
そして・・・お会計後、スタッフがかけてくれた威勢良い挨拶がイカしてた!!
「ドーモ、アリガッサー! アリガッサー!」はい、ではこちらも、
「またキマッサー!!」●「カレー細胞」Facebookページもチェック。https://www.facebook.com/CurryCell⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。





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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
前々からチェックしていたものの、閉店時間が早くて(21:15L.O)訪問機会がなかった池袋
「火星カレー」。
が、お店からのFB投稿で、
「シェフの自信作なのにイマイチ売れない」
「その高い実力がまだお客様には伝わっていないようで、売上はビリから2番目、ブービー賞…。
なぜだなぜだなぜだ、こんなに美味しいのに!」というメニューが気になり、ちょうどお昼時に空き時間ができたタイミングも重なって、初の訪問となりました。
場所は「蒙古タンメン中本」「GARA」「マレーチャン」「フォーチュン」「カレーうどん光TOKYO」が勢揃いする、
通称(=勝手にそう呼んでる)池袋スパイスストリート。
でっかい看板で見落とすことはないでしょう。
「火星カレー」
地下へと続く階段。
カウンター&テーブルの店内。
オーダーは食券制。
食券販売機のメニューを見渡せば、
馬カレー
鹿カレー
鴨カレー
カンガルーカレーなど、興味をそそり捲る珍品あれこれ・・・4/1には馬鹿カレーという限定品まで!
いつもの私なら馬か鹿を注文するはずなんですが(笑)
この日はFBで
「シェフの自身作なのにいまいち売れない」と書かれていた例のアレを注文してみました。
★牛カレー ¥1080基本となる火星カレーに橋本シェフ特製オージービーフの赤ワイン煮込みをトッピングした一皿。
サイズは中盛、辛さは大辛で。
ベースのカレー(火星カレー)は甘辛のバランスが食欲そそりまくるセミドライタイプ。
辛さを増してなお旨みも増す味わいです。
その上に隙間無く敷き詰められた牛肉。
これは素晴らしい!!
『他店でビーフ(牛肉)カレーを食べると、
どこにビーフが入っているのかわからない細切れのモノが出てくることがありますが、
このメニューはそれのパロディーです。
どこを食べても必ず上に牛肉が載っている「夢のようなカレー」と云うコンセプトで作りました。』
-お店のFBページより。だそうです。
確かに甘辛なカレーと牛肉の旨味、そしてワインの香りは絶妙のマッチング。
神戸出身の私としては、どこか懐かしい感じさえする定番的美味さです。
きっと、このカレーなら、羊肉でも鹿肉でも馬肉でも美味しくいただけるでしょう。
けれど、一番味わいが濃厚なのは多分、この牛カレーなんじゃないでしょうか。
お皿の端には福神漬けではなく、紅生姜。
こんなところも、関西人にとっちゃ嬉しいポイントです。
「火星カレー」
想像していたよりもずっと、好みのカレーでした!
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
甲府でタイ料理、といえば甲斐住吉や国母付近のエリアが主流。
意外にも、甲府駅徒歩10分圏内の中心街には一軒もなかったのですが、このたび待望の新店が誕生!

「タイ料理店 パノムルン」はて、どこかで見たような看板ですが、2015年7月6日オープンの新店です。

店員さんはタイ人。
店内にはタイ人のお客さんもおり、ちゃんと需要があることが伺えます。
さて、甲府といえばワイン。

こちらはタイのワイン・・・ではなく庶民のワインクーラー。
★スパイワインクーラー ¥600赤と白を取り揃え。
地方都市でもこういうのが出てくるとホームグラウンド感覚でホッとします。
料理メニューはバリエーションが少し少ない感じ。
けど、大好物のこちらは置いてありました。
★ラープムー ¥1000辛くしてとお願いしたものの、舌触り滑らかでとてもマイルド。
しかしちゃんと煎り米のカリカリ感があったりと、ちゃんとした作りではあります。
この日は東京に戻らねばならなかったので品数をいただくことはできませんでしたが、貴重な甲府のタイ料理。
営業時間は深夜3時までとお心強いお店です。(タイパブ従業員需要かな?)
地元の方々はしっかりリピして支えていってくださいね。
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