2012年04月
伝説のインド料理シェフ、電撃復活!!「ヴィナーヤ」(広尾/六本木)
江古田「スワガット」の閉店後、弘前、岐阜と渡り歩いていた彼が、なんと東京に戻って新店をオープンしたと聞き、
スパイスフリークのみなさまと電撃訪問してきました。
この日は人形町でベンガル料理を堪能したあとのハシゴ(笑)。
日比谷線で広尾下車、西麻布交差点方向に歩き、APAホテルをちょっと過ぎたあたりにお店はありました。
「サムラート」があった場所の居抜きですね。
「ヴィナーヤ」
ナシームさんが、兄カイユンさんと、もう一人の友達と三人でオープンしたピッカピカの新店。
厨房はカイユンさんがメイン、ナシームさんはホールで接客にあたっています。


これ、薔薇の花エキスが入った、いわゆるローズラッシーなんです。
なるほどハッピー!
ヴィナーヤスペシャルサラダ
パパドザクザク、タンドリーチキンも入ったスパイシーなサラダ。
この時点でお店の料理レベルに期待が高まります!!
さて、ここからは予約、しかも「スワガット」時代の常連kfujiさんに予約してもらった、
ナシームさんの特別料理オンパレード。
プラウンソテー
まさに名前のとおり、エビのソテー。
ちょっとインディアンチャイニーズなテイストなのですが・・・とにかくスパイスの芳香が素晴らしすぎる!
コリアンダーに・・・カスリメティ!
ナシームさんがスパイスを手に丁寧に説明してくれました。

アルはジャガイモ、ビンディはオクラ。
ジャガイモとオクラのドライタイプのカレーです。
いやぁこれまた凄い芳香!!!明らかに、他店とは異なるスパイス使い。
なんだか凄いなぁ。

続々来ますよ~!!!
カダイチキン ナシームスペシャル
レギュラーメニューにもあるカダイチキンですが、こちらはナシームさんの特別仕立て。
ブラックペッパー、コリアンダーシード、カレーリーフなどのホールスパイスがザクザク入った、
南インドテイストのカレーです。
正直これには驚いた。
それぞれのスパイスが混じり合ってまろやかになることなど全くなく、
一つ一つのスパイスがそれぞれの香りを口内に振り撒きまくる、物凄く野性的なカレー。
スパイスをザクザク食べているかのような気分になります。
辛い、とかそういうことではなく、あまりのスパイスの強さに、
スパイス料理を食べ慣れていない人は尻ごんじゃうかとも思えるほど。
あぁ、これは凄いなぁ。
そして・・・こんなものまで登場しました!
チキンビリヤニ
予約したのはわずか40分前だったというのに、生米から炊き込んで作ってくれたビリヤニ。
もう、間違いないですね。
すべての料理に共通する華やかなスパイスの香り。
まさにスパイスの魔術師、スパイスエンターテイナー。
どうやらナシームさん、スパイスミルだけを3年間修行したこともあるらしく、
様々なスパイスを自在に操りその感覚は、そこで培われた誰にも真似ができないものなのかもしれません。
カイユンさんとの息があったコンビネーションも実に素晴らしいです。

こんなに華やかな料理たちをいただくことができるこの新店、
さぞや話題になってしょうがないだろう・・・と思ったりもするのですが・・・
実はこの日の料理はレギュラーメニューとは違うもの。
レギュラーメニューには当然、オーナー会社の意向も入っているわけです。
今回いただいた、スパイスをブンブン振り回すような野性的な仕上がりの料理たちが、
果たして一般受けするものかどうか、それはちょっとわかりませんが、
シェフの類稀なる才能、技量、価値を充分に活かしきることができるお店になっていってほしいものですね。

(左)ナシームさん (一番右)カイユンさん
ナシームさんとカイユンさんの激しいスパイス攻撃にヤラレてみたい方は、
必ず「シェフのおまかせコース」を予約して、予算と好みを伝えてから訪問してみてください。
(日本語バリバリOKなのでご安心を)
「ナシームさんの得意料理でスパイスビシバシ効かせてください!」とか言ってみたらいいかも?
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店名 | ヴィナーヤ 西麻布 (VINAYA Nishiazabu) [ HP |
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最寄り駅 | 広尾駅、六本木駅 |
ジャンル | インド料理、インドカレー |
住所 | |
TEL | 03-3797-0920 |
営業時間 | ランチ 11:00~17:00 ディナー 17:00~翌5:00 |
オープン日 | 2012年 |
備考 | 30名からケータリングサービス可 |
ヴィナーヤ 西麻布 (インド料理 / 広尾駅、六本木駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
バングラデシュカレー×ニッポンのカレー=「クミンソウル」(幡ヶ谷)
バングラデシュ出身の店長ジアさんがランチタイムで出していた、
「ホワイトカレー」をはじめとするバングラデシュカレーが人気のお店でした。
時は流れ、所変わって幡ヶ谷の住宅街。
ここ「クミンソウル」は、「元祖櫓」のバングラデシュカレーを引き継ぎ、
さらにマイルドに作り変えたオリジナルカレーのお店です。
看板の子供も「からくない!YUM!!」と申しているとおり、
ここのカレーはデフォルトでは全く辛くないのだそうです。
なんとも独特な空気感の店内。
メニューブックはなく、マスターが今日提供できるカレーを口頭で伝えてくれます。
この日のラインナップは定番のチキンと、それに小松菜を加えたサグチキンの二種でした。
サグチキンカレー ¥980
一見カレーライス。
しかしよく見るとその艶ととろみは、小麦粉由来のものではなく、
玉ねぎを煮詰めて作ったものだということがわかります。
そのあたり、バングラ式。

お年寄りや子供でも食べることができるよう、尖ったスパイスを排し、
一切辛くない仕立てで作られた優しい味は、一口食べて、なるほど。
かといって、私のような辛党向けではないのかといえば、そんなことはありません。
こちらの辛さ調節スパイスで徐々に辛さを調節しながらいただくのです。
パスタの粉チーズしかり、かけるものはとことんかけてしまう悪い癖。
いや、でもこのくらいかけて適量なのです・・・もとが辛くありませんからね。
まろっとしたカレーにチキンそして小松菜のシャキ感、
添えられたマッシュポテトとフライドオニオンで味の変化を楽しみながら、サラサラサラッと間食。
いやぁ、実に面白く、そして美味しい独特のカレーですね。
実はこのお店、昼間のケータリングがメイン。
先日も陸前高田にカレーの炊き出しに行ってきたそうです。
「元祖櫓」の看板メニュー「ホワイトカレー」も、近日登場・・・かもしれないってことで、
ますます目が離せない「クミンソウル」なのでした。
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生き神様の安定した力。「クマリ南阿佐ヶ谷店」(南阿佐ヶ谷/阿佐ヶ谷)
クマリとよばれるこの生き神様は国の運命を予言したり、人々の病を治療したりする役割をもち、
その前では、国王もひれ伏すという絶大な力を持っているのですが、
少女が初潮を迎えたその時、クマリの役目を引退しなければならないのです・・・・
阿佐ヶ谷駅前の本店と比べると広々とした店内。
広くてオーダーの声が届かないときは、こちらのガジェットを用います。

「グォ~ン・・・・」
ほら、店員さんがやってきました。
それではどんどん注文してみましょう!!
ククリラム
最初の一杯は地上最強傭兵グルカ兵の携えるククリ刀に敬意を表しながら。
実に美味しいラムです。
チキンチョエラ ¥500
まずはここに来たら必ず頼む名物メニューを。
蒸し焼きにしたチキンを野菜やスパイスと和えたネワール族の料理です。
かならず頼むとき「辛くして」とお願いしましょう。
ホールスパイスのザクザク感とじゅっとした辛味が最高ですよ!
バトマスサデコ
ここのは結構味濃い目。
辛い味付けがしみた節分豆って具合で非常に美味!
日本でも節分のあと、撒いた豆でバトマスサデコ作れば良いのにね。
カブリナン
ナッツを用いた甘いナン、カブリナンに私が惹かれるようになったのは、実はここの店が初めて。
シナモンがよく効いていて、カレー要らずのそのままで美味しいナンなのです。
この日もお替りしてしまいましたよ。
タンドリーチキン
結構ナチュラルな色味。
定番の期待に応える美味しい仕上がりで安心できますね。
シークケバブ
こちらも肉の旨味を活かしたジューシーな仕上がり。
マトンドピアザ ¥950
このブログおなじみのドライタイプの羊カレー。
こちらのお店のは、ちょっとトマト多めのねっとりタイプ。
美味いですよ。
チキンティッカマサラ ¥950
こちらの店でのオススメカレー。
言ってみれば「ハイグレード版バターチキン」なのですが、
ザクザクっと入ったタンドリーチキンがカレーになんとも言えない香ばしさを与えています。
いつ来てもバリエーション豊かながら、安定感がある美味しさで満足させてくれるこの店。
東京中のカレー屋さんを回った今でも、やっぱりホッとできる空間ですね。
食後の締めは、いつもこの珈琲で。
ココナッツコーヒー
ね、バリエーション豊かでしょ?
いいお店です。
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インド・ネパール料理 KUMARI 南阿佐谷店 (インド料理 / 南阿佐ケ谷駅、阿佐ケ谷駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★☆☆ 3.5
渋谷ランチの掘り出し物、馬肉カレー。「熊本バル うせがたん」(神泉)
「熊本バル うせがたん」。今日は熊本ならではのちょっと変わったカレーを目当てにランチ訪問してみました。
熊本と言えば・・・やっぱり馬肉ですよね(笑)
こちらのお店ではランチで手軽に馬肉が食べられるばかりか、なんと馬肉のカレーまであるのです!
馬肉を使ったカレーなんて、大阪の「バンブルビー」くらいかと思っていたら、渋谷で食べられるなんて・・・
これは見逃せませんよ。
でででん!
とろとろ馬のスジカレーライス ¥800
おぉ、美しいカレーですね。
サラダと酸味ある玉子スープがセットでついています。
玉ねぎとたっぷり煮込まれたシャバシャバなルゥに、小さく刻まれた馬スジ肉。
馬スジ肉の独特の弾力とスッキリした風味がなかなか面白いですね。
カレールゥ自体の辛さはそれほどでなく、サラリ食べやすい舌触り。
これは、カレー専門店では出せないであろう類のカレー。
ディナー用に馬肉を仕込んでいる店だからこそできる、まさに贅沢なカレーライスといえるでしょう。
食後にはやはりこちら。
ホットコーヒー +¥100
カレーのあとのコーヒーといえば聞こえは良いが、馬のあとのコーヒーといえば、ムムム・・・
私がこうしてくつろいでいる間にも、周りではいろいろな注文が。
天草梅肉ポークのとんかつも、鶏唐揚げも、なかなか美味しそう。
馬カレーという珍しさを抜きにしても、美味しい料理を楽しめるお店であるのは間違いなさそうです。
夜に来てみてもいいかな~・・・カレーはないけれど。
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熊本バル うせがたん (郷土料理 / 神泉駅、渋谷駅、駒場東大前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
お酒のアテに、熱帯魚いろいろ。「マハー」(大塚)
ミャンマー食材店のほど近くにある(日本人にとって)マニアックなたたずまいのお店「マハー」。 俗に言う(勝手に言っている)ミャンカラのお店ですよ。
ビニールテープを切り張りしたような看板の書体もディープミャンマーの醍醐味。
店内には、ここが東京であることを忘れさせてくれる異国の空気が漂っています。
もちろん、訪問客は我々以外すべてミャンマー語。
ミャンマービール ¥420
いいjなぁ、このジョッキ、欲しいなぁ。
酒のつまみはやっぱりこちら。

お茶の葉サラダ ¥380
ミャンマーの名物料理、ラペットゥです。
お店ごとにいろいろ味わいが違うこの料理ですが、こちらのお店では味がぎっしり濃厚。
ニンニクに小さな青唐辛子まで付いてきて、ディープなお客も大満足。
さて、ここまではミャンマーの定番なのですが、ここからが本当のディープゾーン。
こちらのお店、とにかく料理の種類が凄いのですが・・・
特筆すべきは「淡水魚料理」のバリエーションの豊富さ!!!
ナマズ「魚」にタボシ「魚」、ルヒ「魚」にシン「魚」、ミャンマーわかさき「魚」に、ヘルサー「魚」にボー「魚」・・・・その他いろいろ。
まったく未知の淡水魚たちの名前が勢ぞろい!!!
ミャンマーの魚ってことはつまり熱帯魚ってことで、ひょっとしてこのお店、東京で一番熱帯魚料理の種類が豊富なお店なのかも!?
シン「魚」ピリ辛炒め ¥650
シン「魚」とはどうやら小型のナマズの一種らしいのですが・・・ヤナギナマズやら、レッドキャットやら、その辺かしら?
妄想が広がります。
結構辛めで唐辛子が利いて、まさに酒がガンガン進む珍味。
骨ごと食べるからカルシウム補給もばっちりですよ!!!
さてさて、カレーメニューのほうも淡水魚尽くし。
ここはひとつ、強烈なのを頼んでみましょうか!!!
ショウレー魚内臓カレー ¥800
+ご飯 ¥200
照英が魚の内臓を全力で引っ張り出すビジュアルが頭に浮かびますが、
ショウレー魚とは、雷魚=スネークヘッドのこと。
種類はおそらくプラーチョン(Channa striata)かと思われます。
しかもその内臓と来たらディープの先のディープ!!!
なんて言うんでしょう・・・うな肝の臭みをさらに強くしたような強烈さ。
もちろんそのインパクトはスパイスの力をもってしても打ち消すことはできません。
これは近年稀に見る玄人向けカレーだなぁ・・・
もう一回頼むことがあるかといったら微妙ですが、なかなかない食体験であることは間違いない。
酒を飲んで、熱帯魚を食べて、そして唄って。
そうしてミャンマー・・・もとい、ビルマに平和は訪れるのですね。
「マハー」、マジ濃い店です(ノ∀`)タハー。。。
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店名 | マハー KARAOKE (MAHA) [ HP |
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最寄り駅 | 大塚駅、巣鴨新田駅、大塚駅前駅 |
ジャンル | 東南アジア料理(その他)、カレー(その他)、バー・お酒(その他) |
住所 | |
TEL | 03-5974-2587 |
営業時間 | 月~木 17:00~24:00 金~日 17:00~05:00 |
オープン日 | 2010年2月1日 |
マハー KARAOKE (東南アジア料理 / 大塚駅、巣鴨新田駅、大塚駅前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
もし、外国人が東京に来て日本のカレーを食べたいと言ったら。「SPICE」(幡ヶ谷)
我々日本人にはあたりまえの食べ物でも、海外の人々からすると衝撃的に美味い神秘的な食べ物。
ロスでもNYでも日本のカレーチェーンは大人気。
上海あたりでも「日式カレーライス」の店に行列ができていると聞きます。
では、そんなカレーライス好きなグルメ外国人が日本に来て「是非、日本のカレーライスが食べたい!」と言ったとしたら、
あなたはどこへ連れてゆきますか?
・・・そう、なかなか難しいのです。
インドカレーやら、欧風カレーやら、タイカレーならば、美味しい店が幾つか挙げられるものの、
いざ日本のカレーライスとなったら途端に困ってしまう。
これは由々しき問題だぞ、と。
そんな事をたまたま話していたら、はぴぃさんに是非と勧められたのが幡ヶ谷の「スパイス」。
早速行ってきましたよ。
「カレーandサラダ」という、なかなか見ない看板が目を惹きます。
インテリアは何故だか何故かのガンダム系。
シャアの後ろのMS-06はやはりロベルト機あたりでしょうか。
アットホームな店内では明るいお母さんが接客をしています。
厨房の奥ではお父さんがせっせとカレー作りに勤しんでいる様子。
さて、どれにしよう・・・?
とか迷うことなく、一番贅沢で辛いセレクトで注文!!!
エッグ入りビーフ&チキン ¥700
おぉぉぉぉ・・・・・
これは迫力のビジュアル。
ステンレスの器、とろっとしたツヤのルゥにホクホクの白いご飯、そして福神漬けのキュウリ漬けと、
まさに日本のカレーライスではあるのですが・・・これ、ルゥの量が凄い!!!
(右)ビーフカレー
独特のとろみと粘りが凄い欧風タイプのカレー。
どことなくハヤシライスのような風味がありつつも、しっかりスパイシーなカレーに仕上がっています。
柔らかく煮込まれたビーフのボリュームも贅沢!
カレーの中にはちゃんと、ゆで卵も入っています。
(左)チキンカレー
こちらはビーフカレーとはまた風合いの異なる辛口カレー。
ペッパーが結構効いて、私が理想とするカレーライスに限りなく近い味です。
柔らかな鶏胸肉もタップリ!
中央にあるご飯のダムを切り崩しながら、ビーフ、チキンと交互に食べるのですが、
どちらも独特でありながら全く違う味わいで、実に美味しい、全く飽きない。
最初見たときはこの量食べられるかな?とか思ったのですが、意外にペロリといけちゃうもんです。
ご飯が余ることもなく、カレー好きには嬉しいバランス。
こりゃぁ確かに、世界中が驚嘆する日本のカレーライスでありつつも、
ここでしか食べることの出来ないオリジナルな美味しさをもつ素晴らしい一皿。
これからはもし、カレーライス好きなグルメ外国人が日本に来て「是非、日本のカレーライスが食べたい!」と言ったとしたならば、
迷わずこのお店を勧めることにしましょう。
量もたっぷりだし、ガンダムもいるし、まさに完璧じゃあないですか。
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店名 | |
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最寄り駅 | 幡ケ谷駅、代々木上原駅、笹塚駅 |
ジャンル | カレーライス |
住所 | |
TEL | 03-3460-1843 |
営業時間 | 11:00~20:30 |
スパイス (カレー / 幡ケ谷駅、代々木上原駅、笹塚駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
質買い取りとアウトレットのあいだに。「クルンテープ2」(新宿)
新宿区にはばたくタイ料理のクンメーグループです。
この日は新宿駅に一番近い「クルンテープ2」にランチ訪問。
お店は質買い取りとアウトレットのちょうどあいだ。
ものすごい立地です。
上がってしまえばサバサバサバーイなタイ的空間。
さ、ランチメニューを見てみましょう。
とってもカジュアルなラインナップ。
ど・れ・に・し・よ・う・か・な~っと。
・・・吉木真里。
もとい、よし決まり!
料理を待つ間はランチサービスのドリンクバーを楽しみましょう。
意外に充実しているんですよ。

ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な~っと。
吉木りさ!!
おっとそうこうしているうちに料理がやってきました。
早い!

屋台風汁なしそば(クイティオ ヘーン) ¥850
おぉ、なかなか彩り豊かですね。
ドリンクバーのほかにサラダとスープとデザートがついてきますよ。
デフォルトでは味付けはかな~り薄め。
卓上調味料をふんだんに利用していただきます!!!
セットのトムヤムスープが何げに嬉しい。
高岡早紀じゃなかったタピオカデザートまで食べちゃったら、あらもうこれ以上何をのぞもう??
実に至れり尽くせり深津絵里なランチでした。
コップンクラーップ!!!
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老舗喫茶の名作カレー。「ドンキー」(都立大学)
ここだけは時が止まったように変わらず佇んでいます。
銅製のシェードが印象的なカウンター。
昔からまったく変わらない内装は、古くからの常連客にとって、どれほどの安息をもたらすのでしょうか。
メニューも昔から変わっていないのだそうです。
6種類のカレーライス、2種類のカレーうどん、その他オムライスやしょうが焼きなどなど。
店内にはコトコトとカレーを煮込む香りがたちこめます。
もちろん、たまらず注文。
鍋から香るスパイスの芳香・・・只者ではありません。
肉・野菜カレー ¥1200
濃厚な茶色のルーがご飯の上にとろりたっぷり。
写真では伝わらないかもしれませんが、とても嬉しいルーの量ですよ。
セットで登場したのは白味噌の味噌汁。
これだから老舗喫茶店はたまりません。
玉ねぎ、レンコン、サツマイモ、ニンジン、インゲン、大根、ナスという7種の野菜に加え、
生姜焼き風のポークがルーの中にどっさり。
そして、写真で見えるでしょうか?
スパイスはホールから仕込んでいるのです。
まごうことなき日本のカレーライスでありながらも、
ホールスパイスの香りがフワッと鼻腔を突き、
喉にギュッと来るなかなかのスパイシー加減。
これは濃厚でかなり美味いカレーライスですよ!!!
深いルーの味はやはり、鍋に継ぎ足し継ぎ足し煮込んできたもの。
継ぎ足したばかりのタイミングではスパイスがストレートに効き、
時間が経つにつれてまろやかなとろみとなって溶け合ってゆくのですが、
この日このタイミングはまさに継ぎ足したばかりの「若い」状態。
個人的にはこのスパイスの強さがかなり嬉しいのです。
さて、濃厚なカレーライスのあとは、濃厚なコーヒーがなきゃ、締まるものも締まりません。
その辺、こちらのママさんは実によくわかってくれています。
ブレンドコーヒー ¥500
年季の入った銅製のピッチャーを用いて目の前で淹れてくれました。
炭焼きの濃い風味、「世界で一番美味しいコーヒーはカレーの後のコーヒー」をまさに体現してくれるコーヒーです。
この日は小雨だったこともあり、私のほかに客はなし。
チェーン店ばかりが栄える周囲の状況を見ても、この地でそれほど儲かっているようには思えません。
数十年来の常連客・・・里帰りの際に立ち寄るのも含め・・・が支えているというこのお店、
真新しいメニューを作るような小細工もなしに昔のまま、
「カレーの美味しい喫茶店」の伝統を守り続けるその姿勢を見るにつけ、応援せずにはいられなくなってしまうのです。
だって、こんなに美味しいカレーライスは、日本の財産ですからね。
老舗喫茶の名作カレー、皆さんも一度ご賞味くださいませ。
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店名 | |
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最寄り駅 | 都立大学駅 |
ジャンル | 喫茶店、カレーライス、オムライス |
住所 | |
TEL | 03-3723-7342 |
営業時間 | [日・祝] 11:30 ~ 21:00 [月~土] 11:30 ~ 22:00 |
本気のシディーク、本気のパキスタン。「シディークパレス麻布十番店」(麻布十番)
お手軽インド料理から、タイ料理、南インド料理まで全方位展開するコンビニエンスカレー店として受け取られることが多いのですが、元々はパキスタン人経営のお店なのです。
そして・・・2011年。
今までのシディークのイメージを根底から覆す、シディークの中のシディークが誕生しました。
「シディークパレス 麻布十番店」
きらびやかに輝くその威容はまさに宮殿さながら。
実はここ、パキスタン大使館が近くにあることもあり、
シディークグループが総力上げた「本気のパキスタン料理を出すお店」なのです。
店内に入れば国賓気分。
周りのほとんどが、どこに住んでるんだろうっていうパキスタン人のお客さんです。
黒生ビール ¥600
イスラム国家のパキスタン、お酒は主に外国人向けですから、こういった黒ビールを置いている店も多いのです。
ラムチョップ・タカタック (S)¥1500
日本ではメニューにあるお店がとても少ないパキスタンの名物料理。
鉄板の上でタカタクタカタクと叩きながら焼くから「タカタック」(または「タカタク」)という名前なのですよ。
羊の内臓や脳みそを使うことも多いタカタック料理ですが、今回注文したのはラムチョップのタカタック。
パキスタン料理特有のオイリーさはありつつも、羊の旨みがよく出て美味しく、酒が進む一品です。

カシミリナン ¥500
ナッツを用いたカシミール地方の甘いナン。
インドのカシミール地方は隣り合わせですから、宗教の違いを除けは文化は地続きなんですよね。
ふっかりふかふかした意外に軽いナンでした。
ビーフハリーム ¥1680
これまた日本では扱っている店が少ない、パキスタン特有の料理。
豆と牛のすね肉をペースト状になるまで長時間煮込んだもので、独特のプルッとした食感が病み付きになる逸品。
八潮「カラチの空」のハリームほどの粘りはないものの、非常に食べやすく濃厚な味付けでとっても美味しいです。
メニュー写真映えしないルックスと、なぜかカレーの中で一番値が張る(実際手がかかる料理ですから)こともあり、
知らない日本人はまずこれを注文することはないようで、これを注文したときの店員さんの嬉しそうな顔が印象的!!
このブログを見ているような好き者のアナタは、騙されたと思って一度食べてみて!!
タワ・パラタ ¥600
鉄板焼きパラタ。
といっても、南インドやマレーシアあたりのデニッシュっぽいパラタとは全く異なり、ほぼロティといった感じです。
素朴な食感が、味付けの濃いパキスタンの肉料理とナイスバランス。
さて、もう一品、大物を注文してみましょうか。
デギ・チャラガ Half ¥1000
丸鶏のスチームロースト。
スパイス、特にペッパーがガッツリ効いてとっても濃い味付け。
これは美味いなぁ~。
都心でこんなマニアックな料理が食べられるなんて・・・しかもこんなリーズナブルな値段で。
まさにシディークグループの底力を見る思いですね。
タカタックに始まり、ハリーム、デギ・チャラガと、およそ日本人が頼まないようなパキスタン名物料理を注文する我らに、店員さんはもう大喜び。
「パキスタンに連れて帰りたいヨ!」
という素敵なお言葉をいただきました!
・・・本当に行っていいですか???(笑)
セミヤ ¥380
セモリナ粉を用いた甘いデザート。
セミヤパヤッサムということになるのでしょうか。
油とスパイスのあとのミルキーなデザートはとても胃が喜びます。
ホットチャイ ¥400
最後にほっと一息。
一気に駆け抜けた本気のパキスタン料理ディナー。
もちろん大使館の方々も時折訪れるのだとか。
こんなに便利な場所に、こんなに身近で美味しいパキスタンがあるなんて、みなさん行かなきゃ本当にもったいない!
そして、タカタックやら、ハリームやら、他では食べられない本気のパキスタンを注文しなきゃもったいないですよ!!!

やるなぁ~、本当に見直したよ。シディークおじさん!!
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店名 | |
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最寄り駅 | 麻布十番駅、赤羽橋駅 |
ジャンル | インド料理、パキスタン料理、インドカレー |
住所 | |
TEL | 03-6435-3515 |
営業時間 | 11:00~15:00 17:00~23:00 |
オープン日 | 2010年11月29日 |
シディークパレス 麻布十番店 (インド料理 / 麻布十番駅、赤羽橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
カレーすなわち薬膳ナリよ。「薬膳レストラン 10-ZEN 日本橋三越店」(三越前/日本橋)
健康食材のショップの中に席がある、といった感じですね。
席に着くとまず出てきたのがこちら「本日のお茶」。

この日は「妃美茶」というお茶でした。
ラベンダー、ジャスミン、ルイボスティーを配合したお茶だそうです。

薬膳チキンカレー ¥1260
この日はヘルシーにカレーを注文してみましたよ。
毎日やん!というツッコミはなしで。
まぁ「ビッグサー」のマスターが言っていたように、
「カレーってのはそもそも薬膳なんだから、薬膳カレーって言い方は変なんだよ」って考え方もありますけどね。
「悪い悪人」とか、「巨大ジャイアント」とか、「ホワイト白熊」とか、「ピンクの林家ペー」とかとおんなじで。

卓上にあった木の実ミックスを使って薬膳度をアップしてみましょう。
おぉ、ずいぶん賑やかになりましたね。
少し苦味のあるカレーにホロロッとほぐれたチキン、色鮮やかな温野菜たち。
そして花びらに木の実・・・森ガールたちが喜びそうなカレーですね。
いやいや、実際、薬膳だの健康だの言わなくても充分に美味しいカレーですよ。
三越って場所の健康志向の店ってことで、やはり値づけは高めだと思いますが、
それだけの材料費と手間がかかっている感じは伝わります。
薬膳で美味しく健康に・・・良いではないですか!
これから毎日カレー食べたら、健康になれるかも~!!!
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※実施済み。
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店名 | |
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最寄り駅 | 三越前駅、新日本橋駅、日本橋駅 |
ジャンル | 薬膳、カレーライス、うどん |
住所 | |
TEL | 03-6225-2900 |
営業時間 | [月~土] 11:00~~20:00(L.O.19:30) [日・祝] 11:00~~19:30(L.O.19:00)※連休の場合は連休最終日のみ。 |
薬膳レストラン 10-ZEN 日本橋三越店 (薬膳 / 三越前駅、新日本橋駅、日本橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
赤坂に純インド料理の新店登場。「ゴータマ」(赤坂)
「ゴータマ」
オープンは2012年4月16日。本店は大阪にあるようです。
場所はエチオピア料理の「サファリ」とカラオケのパセラに挟まれたビルの一階になります。
(情報提供してくださったrumbaさん、ありがとうございました。)
目に鮮やかなオレンジの壁。
料理写真がオレンジがかっているのは、このせいですよ。
厨房側の壁にはプロジェクターで映像が投影されてオシャレ。
まず出て来たのが食前のベジタブルスープ(サブジスープ)。
まずこれにビックリ。
酸辣湯にも似た酸味とトロミ、ガツンと効いたショウガとニンニク。
「カラチの空」でいただいたスープに似ています。
もうこれだけで、乱立するテキトーなインド料理店とはスタンスが違うのが一目瞭然!
実際メニューを見ればフィッシュゴアカレーやら、カシミールナンやら、
インド人によるインド料理店でなければあまり置いていないメニューも色々。
どうやらこちらのお店、純然たるインド人の皆さまによるお店のようです。
ベンガンバルタ ¥1000
ドライタイプのなすカレーですね。
いい感じのねっとり感でモグモグいけちゃいますよ。
比較的味つけはスッキリめでした。
プーリー ¥500
ただのナンだと面白みがない。
いわゆる揚げチャパティを合わせてみました。
比較的生地が肉厚で、油のベタつきもなく、これは良い仕上がり!!
マトンビリヤニ ¥1000
リーズナブルな日本米使用の炒めタイプビリヤニ。
ですが比較的スパイスはしっかりめに効いています。
単品だと少し寂しい気がしますが、安価なのでカレーと合わせるような頼み方ならありでしょう。
卓上にはミックスピクルにミントチャトニ。
特にチャトニはミントの味が凄くてちょっとビックリです。
プーリーにつけても良いですね。
食後のデザートはこちら。
アルフォンソマンゴークルフィ ¥600
キューブ型のシャリシャリタイプ。
シャービック好きなあなたなら、きっと好きなインドアイスですよ。
赤坂には元々インド料理の店が多いのですが、こちらのお店は純インド料理のラインナップで勝負。
昼はランチバイキング、夜も食べ放題飲み放題のプランがいろいろあるようです。
あと、サリーの貸し出しサービスも・・・
しかし私が興味を惹かれたのはそこではなく・・・
メニューの下に小さく書かれた一文。
「メニューにないカレーの種類でも、材料がそろい次第お作りできます。」
これはワクワクしてきますよねぇ!!!
さぁ、つわものたちよ、赤坂へ!
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店名 | |
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最寄り駅 | 赤坂駅、赤坂見附駅、溜池山王駅 |
ジャンル | インド料理、インドカレー |
住所 | |
TEL | 03-6441-0424 |
営業時間 | ランチ 11:00~15:00 ディナー 17:00~22:00 |
オープン日 | 2012年4月16日 |
ゴータマ (インド料理 / 赤坂駅、赤坂見附駅、溜池山王駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
串焼きバルの名物メニューは?「串焼きバル KUWON(くおん)」(岩本町)
あら?アンタそんな店にも行くの??
なんて声が聞こえてきそうですが・・・いやいや、余裕で行きますよ。
だってなんだか、だってだってなんだもんですから。

いわゆる油がペトペトした串焼き屋ではありません。
だって、バルですから。
広々とした店内はかなりの開放感がありますね。
ハートランド
イケてるお店は生ったって、普通の生じゃない。
チーズの味噌漬け ¥480
銘酒「上喜元」の酒粕で漬け込んだチーズ。
このツマミ感はすごいなぁ。
濃厚で美味い、チーズ好き飲兵衛にはたまらない一品。
大山鶏・白レバーパテ ¥480
いやぁ、一品一品の薀蓄ある感じがとても嬉しいです。
カレー好きにはレバーパテ好きが多いように思うのは、気のせい?
セセリ ¥150
焼き鳥で一番好きな部位。
適度な弾力がたまらんのです。
焼きアヴォカド
これキタ━(゚∀゚)━!
普段使わない顔文字が出てしまうほどの萌えビジュアル。
そして・・・フフフフフ。
最後にとっておきました、このお店の名物料理とは・・・・
やっぱりカレー!!!
だってなんだか、だってだから来たんですよ(笑)
ホルモンカレー ¥680
20種のスパイスとワイン、味噌、チョコレートにデミグラスソースを用いた独創的なカレーに、
串焼き屋さんならではのモツがタップリ。
他のバル料理同様、ビジュアルにもきめ細かい配慮が行き届いています。
独特のとろみと苦味、それでいてサラッと食べられる感じがとても良いですね。
カレー好きがこのカレーを目当てにこの店へ来ても、決して後悔はしない良いカレーだと思います。
しかし・・・居酒屋やらバルやらの美味しいカレーまで視野に入れたらキリがないのはわかってるんですけどね。
美味いよと言われたら、行かざるを得ない。
で、実際食べてみたら美味かったりするもんだから、本当に困ったもんだ。
カレーの美味しい居酒屋&バル情報、随時募集中です!!
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店名 | 串焼きバル KUWON [ HP |
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最寄り駅 | 岩本町駅、秋葉原駅、神田駅 |
ジャンル | 焼きとん、焼鳥、バー |
住所 | |
TEL | 03-3256-6195 |
営業時間 | LUNCH 休業中 DINNER 17:00~23:30 (23:00 L.O.) |
串焼きバル KUWON (焼きとん / 岩本町駅、秋葉原駅、神田駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
佐賀名物、有田焼カレー。「アンティロミィ」(中目黒)
最近リニューアルして綺麗になりましたよ。
本店は佐賀県有田町にある「創ギャラリー おおた」。
有田焼ギャラリーとチーズケーキ、パン、そして名物「有田焼カレー」が自慢のカフェです。
はて、有田焼カレーとは?
有田焼の器に入ったカレー??
いえ、実際カレーの器は有田焼なのですが、中のカレーもチーズたっぷりの「焼きカレー」。
全国駅弁ランキング一位にもなった、佐賀の名物カレーなのです。
「有田焼」の「カレー」であると同時に、「有田」名物「焼きカレー」でもあるわけですね。
で、こちらが実物。

有田焼カレー ¥1250
選べる辛さは一番辛い三辛、ライスの量は普通でお願いしました。
サラダとドリンクがセットでついてきます。
有田焼の器の中でクツクツと踊るチーズ。
こりゃぁかなり美味しそうなビジュアルですね。
パラッとかかった唐辛子パウダーが華やかな彩りを添えています。
さぁ、スプーンを入れてみましょう。のわっ!
なんとキャッチーなビジュアル!!
掴みはOKとはまさにこのこと。
で、掴みだけではなく、味の方もなかなかナイス。
ちょっと粘りのあるカレーとチーズがなかなかよく合いますね。
28種のスパイスと佐賀和牛の旨み、佐賀県産の玉ねぎに佐賀有田の棚田米と、素材のこだわりも充分。
少なめのライスとカレーのバランスも良い感じです。
これ、東京で食べられる焼きカレーではかなり美味しいほうかも。
(個人的No.1焼きカレーは門司港の「こがねむし」です。)
松の実やクコの実があしらわれたサラダには、
味の濃い特製ドレッシング、これもなかなか美味いです。
セットドリンクはホットコーヒーで。
もちろん有田焼の器が嬉しいですね。
幸せのチーズケーキ ¥450
あら、頼んじゃった(笑)
このチーズケーキがまたヤヴァイ。
ありえないほどフワッとしっとりしていて、確かに口の中がハッピーに。
カレーの後でも余裕でいける軽さでした。
カレー屋さんとしてもカフェとしても、なかなか素敵なこのお店、
本店同様に有田焼の展示販売をしている他、
佐賀県で駅弁として売られている有田焼カレーのテイクアウト販売もしています。
なんと、有田焼の器有り無しが選べる仕様!
こりゃぁ面白いですね。
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店名 | |
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最寄り駅 | 中目黒駅、代官山駅 |
ジャンル | カレーライス、カフェ、バー・お酒(その他) |
住所 | |
TEL | 03-5728-2318 |
営業時間 | 通常営業 11:30~17:00(LO16:00) 18:00~22:00(LO21:30) 日曜祝日のみ 11:30~17:00(LO16:00) 18:00~21:00(LO20:30) 祝前日は通常営業 |
アンティロミィ (カレー / 中目黒駅、代官山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
千葉の誇り、インド料理界の至宝。「シタール」(検見川)
船橋「サールナート」、北浦和「さらじゅ」、沼袋「たんどーる」に、高幡不動「アンジュナ」と、
綺羅星のような名店が並ぶ「麹町アジャンタ出身の日本人シェフの店」の中でも一目置かれる存在です。
小雨の日にも関わらず、店内はほぼ満席。
7時を過ぎる頃には待ちがでてくる人気っぷり。
他に店がないような辺鄙な地で、この繁盛は凄いですね。
適度な混み方のおかげで、カウンター席をゲットできました。
厨房が近くて楽しいです。
カウンターにはスパイス見本の小瓶が。
まずはビールから行きましょう。

キングフィッシャー ¥525
はるばる遠征してきた身に冷たいビールが染み渡ります。
付出しのパパドは、えびせんのような独特な仕上がり。

ラッサムスープ(L) ¥525
ちょっとトマトが主張したタイプの味付けのラッサム。
サラッとした中に仄かなとろみがあり、ふんだんに使われたカレーリーフの香りが高次元のバランスをとっています。
これはなかなか美味しい!!

タンドーリ・ミックスグリル(S) ¥1134
備長炭で焼き上げたタンドーリ・ローストチキン、チキンティッカ、シーカカバブの盛り合わせ。
控えめなスパイス使いで肉の旨み、炭火焼の香ばしさを活かす仕上がりに、この店の底力を感じます。
ふわっとジューシーなシーカカバブの美味さといったら!!
さて、せっかくの遠征、いろいろカレーも食べたい・・・けど、外すことができないのはやはりバターチキン。
普段バターチキンを頼むことが少ない私ですが、アジャンタ系の店のバターチキンは全くの別物。
「サールナート」のバターチキン(正確には「クリーミーチキン」)などはまさに究極と呼べる品なのですから。
いろいろ考えた末、二種のカレーが選べるこちらのセットを注文。
トライアルカレーセット ¥1830
二種のカレーにナンorライスとサラダが付いてくるセットです。
まず選んだのが、マトンカレー。
南インド風に仕上がった結構スパイシーなカレーです。
これが個人的に大ヒット。
少しスパイスの粒子感が残る舌触り、柔らかいマトンに染み込んだカルダモンの香り。
どストライクです。
そしてもう一つはもちろん、バターチキン。
あぁ、これ、この美しい山吹色・・・・・
コリアンダーの葉がとても美しい彩りを演出していますね。
いやぁ・・・やっぱりこれは美味いですね~!!!
名店「サールナート」に似て、しかしちょっと甘めなのかな?
しかしまごうことなき逸品。
最近、千葉最高の名産品は落花生でもあさりでもなくて、
バターチキンなのではなかろうかと思っているのですが、
「サールナート」と並んで、これほどレベルの高いバターチキンは、
東京都内ではまず食べられないのではないでしょうか!?
そして・・・今回もう一つ、度肝を抜かれたのがこちら。
カブリナン・スイート ¥714
ココナッツやレーズンを使った甘いナン、カブリナンですが、まずはこのビジュアルに萌えまくり!
よくあるナンの上に具材を乗せて焼いたタイプと異なり、具材を内側に包んだふっくら丸ナンタイプ。
もう見ているだけで美味しすぎる!!!
カウンターにあるインド産野生黒蜂蜜も使っちゃいましょう。
さ・・・ナイフで切って中を見てみたら・・・

激萌え!!!
ふっくらナンにぎっしり詰まった甘いココナッツ、レーズンに黒蜂蜜のマリアージュ。
何ですかこの天上界からやってきた食べ物は!?
そうですかナンですか・・・・!!!
まさに至福のカブリナン。
カブリナンの頂点。
あまりに美味しくてテイクアウトもお願いしたのですが・・・翌朝食べてもまだふっくら美味なる奇跡!!!
いやぁ、千葉の名店で神を見た思いです。
カウンターにあったマンゴーチャツネも非常にスパイシーで甘辛。
こういう脇役に至るまで、全く手抜きなしの完成度が、他の追随を許さない名店の迫力。
玉ねぎのアチャールだって、巷のそれとは全くの別物。
マンゴーアイスクリーム ¥557
こうなったら勢いにまかせてどんどん行っちゃいますよ。
インドのアルフォンソマンゴーを用いたアイスは異様に濃厚なマンゴー味。
さらに横に添えられているのはフローズンマンゴーという贅沢さ。
無茶苦茶美味いです。
ハロワ ¥504
インドの甘いデザート。ニンジンを使っているのでガジャールハルワということになるのでしょうが、
ここのハロワ、他店のものとは全く異なる仕上がり!
例えて言えば、洋菓子店のパティシェが独自の解釈で作った渾身のハルワといったような・・・
とにかく、スイーツとして異様にハイレベルな一品です。
そして、最後の最後のトドメがこちら。

ホットコーヒー ¥525
え?本格インド料理といったら、締めはチャイでしょ?
・・・ノンノン。
もちろんチャイも良いですが、南インドあたりでは締めにコーヒーが好まれるんです。
こちらのコーヒーは南インド・マイソールの豆を用いた本格派。
で・・・飲んでびっくりした。
美味い!!!
カレーの後のコーヒーにはうるさい私ですが、これは凄い。
ただものではない、深い香りと苦味。
あまりに美味しかったので、交渉して豆を挽いてもらって、テイクアウトしちゃいましたよ。
なんとシタール初のコーヒー豆テイクアウト客となってしまったようで(笑)

・・・店員の福田君、ありがとう!!
しかし、なんとも満足度の高いディナー。
実際、メニューの数は必ずしも多いとは言い難いのですが、
注文した全ての品が唸るようなレベルの高さで登場するのはまさに驚異。
インド産食材へのこだわり、スパイス使いの奥行き、
そしてひと技ある器のセレクションから、デザートやドリンクのレベルの高さまで完璧。
それでいて、厨房、フロア両方の店員さんの対応は柔軟にしてフレンドリー。
・・・あれ?これでは非の打ち所がないではありませんか。
ナンとタンドーリとバターチキン・・・
大多数の日本人が想像する直球正統派インド料理。
そこで真っ向勝負しながらも、物凄い剛速球を投げてくる実力。
まさに名店と呼ぶにふさわしいお店、千葉県の誇りですね。
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店名 | |
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最寄り駅 | 検見川駅、新検見川駅 |
ジャンル | インドカレー、インド料理 |
住所 | |
TEL | 043-271-0581 |
営業時間 | ランチタイム 11:30~15:00(L.O15:00) ディナータイム 15:00~22:00(L.O21:00) |
オープン日 | 1980年 |
ビジネスマンが集う、おうちカレー。「じゃがいも」(四谷三丁目)
お昼時は近隣のビジネスマンたちでなかなかの賑わいぶり。
みんな、家庭の暖かさを求めているのでしょうか。
豊富なメニューの中から私が選んだのはこちら。
野菜カレー ¥840
甘・中・辛と選べる辛さは当然のように辛でお願いしました。
見事なまでのおうちカレー。
ですが仄かに感じる苦味がアクセントになっています。
野菜も温野菜風で、まさに家庭的。
さらにテーブルサービスは福神漬と・・・なんと千枚漬。付け合わせのわかめスープといい、いったいどこのお宅へお邪魔したのかという位、
実に家庭的ですね。
近隣の「オーベルジーヌ」がテイクアウト&デリバリー専門になってしまった今、
四谷三丁目のカレーライス文化を支えるのはここ。
頑張ってくださいね。
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店名 | |
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最寄り駅 | 四谷三丁目駅、曙橋駅、四ツ谷駅 |
ジャンル | カレーライス、居酒屋 |
住所 | |
TEL | 03-3357-6666 |
営業時間 | 11:30~20:00(ランチ~15時) |
じゃがいも (カレー / 四谷三丁目駅、曙橋駅、四ツ谷駅)
新橋スパイス35年。「SPICE HOUSE PePe」(新橋)
「SPICE HOUSE PePe(ペペ)」
隣の看板が妙に気になりますが、ここはあえてスルー。
インド、メキシコ、イタリア、薬膳粥と、スパイシーな料理を幅広く取り揃えたお店なのです。
カウンターに独り陣取り、まずはラムから。
キャプテン・モルガン ¥800
あぁ、まるで大人になった気分だなぁ。
マサラカレー ¥1450
スパイスたっぷりのチキンカレー。
かなりサラッサラなインド式です。
流石スパイスハウスを名乗るだけあって、スパイス感はかなり強め。
特にホールのカルダモンの利き方はなかなかのものですよ。
ライスかナンが選べるのですが、正直ナンは簡易的なものであり、
ライスを選ぶほうが無難かも知れませんね。
・・・食後、お皿に書いてあった「GOJYO since1945」という文字が気になり、
聞いてみたらGOJYOとは京都五条ではなく、オーナーの会社名。
五畳の部屋から始めたのが由来とか。
この店自体もオープンしてからもう35年!
なんと鎌倉に支店もあるそうです。
真夜中に、スパイス料理で70'sへとタイムスリップ。
なかなかオツなものではありませんか。
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店名 | |
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最寄り駅 | 新橋駅、汐留駅、内幸町駅 |
ジャンル | 無国籍料理、インド料理、インドカレー |
住所 | |
TEL | 03-3431-4886 |
営業時間 | 18:00~翌5:00 |
ペペ (無国籍料理 / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)
ベンガルカレーと心地よき時間。「カリーバー ミルチ」(仙川)
外観も・・・

内装も、かな~りお洒落なこのお店。
陽の当たる空間は、極上の心地良さです。

さて、ランチメニューを見てみましょうか。
サラダだってきちんとしています。
アルファルファたっぷりでヘルシー&ウレシー。
フィッシュカレー ¥850
白身魚を用いたマスタードベースのカレーは、一口食べてわかる、ベンガルの味。
こんなところでベンガル料理と出会えるとは・・・・!!
繊細でとてもおいしいカレーです。

合わせたのはサフランライスとチャパティのハーフ&ハーフ。
チャパティ、というか、半ばプーリですね。
キメの細かい焼きっぷり、サフランライスの盛りに、日本人シェフならではの繊細さを感じます。
レンズ豆とオクラのカレー ¥800
こちらも同じくサフランライスとチャパティのハーフ&ハーフを合わせてみました。
マスール豆、オクラ、トマト、揚げナスを用いたカレー。
ちょっとトロッとして、でもオイリーじゃなくて、トマトの酸味とナスの香りがよく出た一品です。
これもベンガルのカレーなのかなぁ?
セットドリンクはチャイを選択。
カップがオシャレ。
いやぁ、この美味しくてゆったりした時間、とっても費用対効果が高い。
ふらっと立ち寄るには最高のお店ですね。
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店名 | カリーバー・ミルチ (Curry Bar Mirch) [ HP |
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最寄り駅 | 仙川駅、つつじケ丘駅 |
ジャンル | インドカレー、ダイニングバー、カフェ |
住所 | |
TEL | 03-3309-4668 |
営業時間 | 11:30~16:00 18:00~24:00 |
カリーバー・ミルチ (インドカレー / 仙川駅、つつじケ丘駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
海亀と、満腹感。「焼カレー 味かね食堂」(荏原中延/武蔵小山)
「焼カレー 味かね食堂」
店内は僻地の大衆食堂か、閑散期の海の家かといった雰囲気。
無料セルフサービスのご飯&スープに、漫画コーナーにドリンクバー完備と、
店内は体育会系なB級オーラで満ち溢れています。
メニューを開けば、焼きカレーのほか、
餃子、カレーうどんに担々麺にタイカレーにナポリタンと自由なラインナップ。
せっかくなのでサイドオーダーをしてみました。
焼餃子 ¥300
・・・一瞬、何が何なのかわかりませんでしたよ。
羽根つきというレベルを超え、三葉虫か海亀の甲羅か、といった迫力!!
しかも見上げればそこの壁でまさに海亀販売してるし!!
き、君は!博己君ッ!!!
・・・餃子をちぎって食べるのも一苦労。
デビルウイーング!!
・・・なんて色々やっている間にカレーがやってきましたよ。
早っ!!
焼スパムカレー ¥1180
これまた・・・
ドッカリ盛られたライスにドッカリかけられたカレー、
オーパーツのように散りばめられたスパムがまた、目に満腹感を与えてくれますね。
ライスお代わり自由のセルフサービスなんて、遠い星の出来事のよう。
無理無理無理無理ッ!
夜まで満腹感が続く、なんとも迫力ある店なのでした。
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店名 | |
---|---|
最寄り駅 | 戸越銀座駅、武蔵小山駅、戸越駅 |
ジャンル | カレー(その他)、ホルモン、居酒屋 |
住所 | |
TEL | 03-3782-2038 |
営業時間 | 11:30~翌5:00 |
焼カレー 味かね食堂 (カレー(その他) / 戸越銀座駅、武蔵小山駅、戸越駅)
ランチの嬉しい誤算。「チャイヤプーム」(明治神宮前/原宿)
ま、しかし、この認定は必ずしも味に比例しないのでまぁ、経営がしっかりした店なのだなぁ、という認識。
店内は案外キンキラキン。
原宿という街のイメージの、斜め南にある世界観ですね。
この日はなんとなくガパガパオな気分。
バイ カパオ ガイ ¥945
ランチとしては安くないなぁと思っていたら、クウェッティオ ナームが付いてきました。
観光局職員も大喜びでしょうね。
さてこちらのガパオ、盛りは少ないのですが、味がしっかりしていて辛さもしっかり。
しかもバジルはカラッと素揚げになっていてかなり美味い!
あれれれ~?
これは当たり、といって良いガパオですね!
クウェッティオ ナームもさっぱりした味ながら、しっかりとしたスープの旨み。
意外にちゃんとした印象を受けました。
ほほほほほぅ。
・・・・正直言って、訪問前はあまり期待していなかったのです。
若者の集う街の交差点に面していて、しかもランチ訪問でしたから。
(日本人向けの手抜きランチを出すタイ料理店のなんと多いことか!)
しかしこれは嬉しい誤算、なかなか良いのではないでしょうか。
政府観光局職員も、案外いい仕事しますね~見直しました。
次回は夜に訪問したいところ。
ランチの美味い店は夜も確実に美味いですからね。
※他の人のレビューなど読むと、評価がまちまち。全然辛さが足りないという人も…
味が変わったのか?日によって違うのか?
ま、今日美味しかったらモウマンタイなんですけどね!
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店名 | |
---|---|
最寄り駅 | 明治神宮前駅、原宿駅、表参道駅 |
ジャンル | タイ料理、タイカレー |
住所 | |
TEL | 03-3406-8829 |
営業時間 | 月~金 ランチ 11:30~15:00 ディナー 17:30~23:00(L.O.22:00) 土・日・祝 11:30~23:00(L.O.22:00) |
チャイヤプーム (タイ料理 / 明治神宮前駅、原宿駅、表参道駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
人形町ヒマラヤ村。「ヒマラヤンビレッジ」(人形町)
店名通り、内装も、メニュー構成も、かなりネパール寄りなお店です。
店内は喫煙OK。
故に、夜中までスモーキング・ドリンカーたちで賑わっているので、嫌煙家の皆様は要注意ですね。
ゴルカビール ¥650
まずはネパール料理の定番メニューから始めましょう。

モモ ¥580
皮がかな~り肉厚でモッチモチ。
見た目よりも結構食べ応えがありますよ。

ネパール風お好み焼き ¥580
「ネパールのお好み焼きって、ウォーのことですか?」と聞いたら、
どうやらウォーとは違うものらしい・・・
韓国のチヂミや沖縄のヒラヤーチーに似ていますが、油っこさはほとんどなくて、
明石焼にも似た爽やかな香ばしさ。
薄くスライスされたタンドリーチキンが練り込まれているのも嬉しいですね。
これはオススメ。
スウィートチリソースをかければ、さらに味の変化が出ますよ。
マトンドピアザ ¥930
羊肉とタマネギ、ピーマン、トマトを用いたドライタイプのカレー。
結構好きなんです。
激辛にしましたがちょうどいいですね。これくらいがちょうどいい。
ネパール人がつくるマトンドピアザは粘度が高い気がするのですが・・・感覚が中華よりだからなのでしょうか?
うん、良い店ですよ。
煙の充満さえなければ。
しかし人形町といえば名店「カイラス・ヴィラ」もあって、ネパール好きには夢のような街ですね。
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店名 | ヒマラヤンビレッジ (HIMALAYAN VILLAGE) [ HP |
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最寄り駅 | 人形町駅、水天宮前駅、茅場町駅 |
ジャンル | ネパール料理、インド料理、インドカレー |
住所 | |
TEL | 03-6905-7745 |
営業時間 | [月~日] 11:00~15:30 17:00~23:00(L.O.22:30) |
ジリ貧タイ好きに朗報!「スタミナキッチン2」誕生!(溜池山王/赤坂)
オープン2日目に早速直撃訪問してみました。
こちらは上池袋「スタミナキッチン」の二号店にあたるお店。
以前入っていたミャンマー人経営の居酒屋「しらゆき」の居抜きで、今はまだ和風居酒屋的内装です。
さてさて、どんな料理があるのかな~と、メニューを見てビックリ!
・・・安すぎますよ!奥さん!!
赤坂でシンハー350円って、どれだけ良心的なんだって話。
ミャンマービールが残っているのも嬉しいですね!
・・・とはいえこの日はまだ仕事途中。
飲んだくれるのは次回のお楽しみということで。
ガイサテー ¥490
う~、ビール前提の味付けです。
飲みてぇなぁ・・・
カオパッナムプリックパオ ¥650
タイの辛口チャーハンですね。
辛さは穏やかですが、それがまたアットホームなこの店には良く似合う感じがします。
ガチャガチャ、ガツガツしていない、のんびりした雰囲気がとてもよいこのお店、
良心価格で頑張るには、我々客のサポートが必要ですよね。
・・・って、
今なら会計10%オフ?
大丈夫ですかね?
応援しましょう。
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店名 | スタミナキッチン 2号店 [ HP |
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最寄り駅 | 赤坂駅、溜池山王駅、国会議事堂前駅 |
ジャンル | タイ料理、居酒屋、タイカレー |
住所 | |
TEL | 03-3224-9763 |
営業時間 | 11:00~15:00(14:30 L.O) 17:00~24:00(23:30 L.O) |
スタミナキッチン 2号店 (タイ料理 / 赤坂駅、溜池山王駅、国会議事堂前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
カレーマニアのツボを突く。「本石亭」(神田)
なぜって、仲良くなってから料理をいただいて、その味が自分の好みと全然ちがったら気まずいから。
逆に料理をいただいて「オッ!」と思ったら、比較的コミュニケーションを取るほうだと思う。
しかも話してみて、話題が合う相手だったらなおのこと。
*******************************
「本石亭」という、知る人ぞ知るカレー屋さんの存在は知っていた。
お店を営みながらも、なんと年間300食のカレー食べ歩きをしているマスターの噂も。
それだけ食べ歩いているのだから、当然私とのニアミスもあって、
都内某インド料理店で「あそこのカウンターの人、本石亭のマスターですよ」なんて遭遇があったり。
それでもこちらから話しかけることはありませんでした。
だって私、まだ「本石亭」のカレーを食べたことが無かったから。
神田駅からほど近く、しかし知らなきゃ見つけられないような路地裏に「本石亭」はありました。
和洋折衷な佇まい。
お店に入ると中は小さいカウンタースタイルで、洋食シェフのような身なりの、件のマスターの姿が。
ランチのメニューはシンプルに四種。
欧風カレー
インド風カレー
ドライカレー
キーマカレー
うち一番辛いキーマだけは完売だったので、次に辛いインド風カレーを注文してみました。

インド風カレー ¥800
マサラ豆トッピング +¥150
おっと見ただけでわかる、好きなタイプのカレー。
インド風を謳いながらも、カレーライスで育った日本人にしか作れないセンスを感じます。
で、一口食べてビックリ。
大好きな神保町「エチオピア」のカレーを髣髴とさせるシャバシャバスパイシー。
実際デフォルトとしてはなかなかの辛さで、エチオピアだと30倍くらいはあるかしら?
無理な人は無理、好きな人にはたまらない辛さです。
で、シャバシャバな中にも、欧風ソースのような微かなとろみが。
このバランスはなかなか面白い、他にないものですね。
さらにカレーに入っているチキンは、なんと本格的なタンドリーチキン。
トッピングしたマサラ豆もかなり手が込んでいて、まさに、
「本格インド料理のツボを知っている人が作った日本のカレー」といった絶妙な仕上がりとなっています。
これは美味しい!
食後、マスターに話しかけてみました。
一度某店でニアミスしたことを話すと、即座に「あ、コ○ン○ヴァースですよね?」との答え。
その時は背中合わせだったにもかかわらず、的確に憶えていてくれたことにビックリ。
その記憶力で年300軒行っていたら、確かに膨大な味覚の引き出しがあるのでしょう。
だからこそ、たったひと皿の中に、日本、欧風、インドと様々なエッセンスを散りばめた「本石亭」のカレーは、タランティーノの映画のようにマニアを愉しませるのですね。
基本、カレーをつまみに飲むのが好きらしいマスターは、私とも結構好みが近いようで、
話に出てくるお店の名前はツボに次ぐツボ。
「インド風カレーは『エチオピア』のカレーを意識して作りました」
なんて言葉はもう、「やっぱりそうですよね!」的素晴らしさなのでした。
あぁ、素晴らしいお店。
今度は飲み好きカレー好きを連れて、夜にでも訪問したいなぁ。
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店名 | |
---|---|
最寄り駅 | 新日本橋駅、三越前駅、神田駅 |
ジャンル | カレーライス、創作料理、インドカレー |
住所 | |
TEL | 03-3272-2909 |
営業時間 | 11:30~15:00 18:00~23:00 |
カレーライス 本石亭 (カレー / 新日本橋駅、三越前駅、神田駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
フォー喰いねぇ。「フォーのお店 ハノイのホイさん」(渋谷)
意外にベトナム料理店が多い渋谷ですが、
こちらの店はフォーを看板メニューに強く押し出すことで差別化を図っています。
お店はとても入りやすい雰囲気で、客足も上々の様子。
この日はランチ訪問。
豚ひき肉とレモングラスのフォー ¥680
牛骨を3日間かけて出汁をとったボースープに、ベトナム産の米麺。
たっぷり入ったレモングラスの香りがたまりません。
スープの味がしっかりしているので、そのままでも充分美味しいのですが、
ニョクマムを加えればさらに美味!
「PHO24」はじめ最近は都内にもフォーの店が増えてきましたが、
なかでもこのお店のフォーはわかりやすい美味しさで結構好みでした。
ラーメンやうどんの代わりにぷらっと立ち寄るような使い方で、
結構重宝しそうですね。
頑張れフォーさん!!
違った。
頑張れホイさん!!!
・・・ホイさんって誰だ?
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フォーのお店 ハノイのホイさん (ベトナム料理 / 渋谷駅、神泉駅、代官山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
自由が丘的ビリヤニ。「自由が丘インディア」(自由が丘)
「自由が丘インディア」
だれが見てもインド料理店とわかる名前ですね。
良いと思います。店内は綺麗。とっても綺麗。
センスの良いアジアンインテリアショップといった雰囲気。
メニューを見ても、なかなか頑張ってる感じ。
ランチからプーリやロティが選べるなど、しっかりインドしていますよ。
マトンビリヤニ ¥1580
おぉ、良い盛りしてますね!
上に乗ったレーズン、
そして綺麗に皮剥きされたアーモンドが自由が丘的センスを感じさせますが、
一口食べればかなりフワッと仕上がったバスマティの舌触り。
そしてマトンもかなりのボリューム。
これがランチのレギュラーメニューだなんて、相当な頑張りだと言えますよ。
チリパウダーがまぶされたライタは鮮やかな肌色です。
・・・あ、そうそう、最近「肌色」って言葉使っちゃだめなんだっけ?
人種差別に当たるとかで・・・
まあとにかく綺麗なライタなのです。
ライタをビリヤニにぶっかけます。
竜雷太さんごめんなさい。
ビリヤニ自体が濃いめの味つけなので、
ヨーグルトと野菜の酸味がかな~りお口の救世主ですね。
一人で食べるにはなかなかお腹いっぱいなこのビリヤニ、
何人かでシェアするのが理想と言えましょう。
いずれにせよ、通り一遍ではないメニュー構成のインド料理店は、
是非とも応援したいところ。
自由が丘でスパイスが恋しくなったらここ、有力な候補ですよ。
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自由が丘 インディア (インド料理 / 自由が丘駅、九品仏駅、奥沢駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
深夜のアジアンミックス。「SAPANA Oriental 飯田橋プラーノ店」(飯田橋)
ここ「飯田橋プラーノ店」はなんと夜2時までやっているだけでなく、
インド・ネパールに加えタイ料理まで提供するという、アジアの便利を絵に描いたようなお店です。
何を飲もうか、何を食べようか結構迷いますね。
まずは豊富なお酒のなかからこちらを選んでみました。
カンパリラッシー (クーポン利用)
嬉しいボリューム、嬉しい濃さ。
ここ、バー使いにもよさそうですよ。
チキンチョイラ ¥699
ネパールの炭火チキンスパイス炒め。辛くしてもらいました。
トマトと唐辛子の味が出て、どことなくチリソースなテイストに仕上がっています。
アボカドカレー ¥1050
ライス ¥315
タイのグリーンカレーにアボカドを合わせた一品。
ネパール料理のあとですから、ちょっと心の切り替えが必要ですね(笑)
ポタージュを思わせるミルキーなグリーンカレーに、アボカドがゴロゴロ沈んでいます。
主な具材は他に、ブロッコリー、キクラゲ、ピーマン、シメジ、タケノコ、ナス、そしてバジル。
ディープなタイ人向けのカレーではないですが、きっちりタイカレーではありますよ。
インドも、ネパールも、タイも、そしてバーも、ここ一店でOK。
まさに深夜族の強~い味方ですね。
チェックしておきましょう。
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ネパールインド料理SAPANA Oriental 飯田橋プラーノ店 (ネパール料理 / 飯田橋駅、九段下駅、牛込神楽坂駅)
空飛ぶ円盤 三茶を襲撃す。「アジアンソウル」(若林/三軒茶屋)
レイ・ハリーハウゼン渾身の一作、「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す」
その円盤の独特のインパクトは一度見たら絶対に忘れられないものですよね。
ここ三軒茶屋のはずれにも、
同様のビジュアルインパクトを宿すカレーを出す店があります。
「アジアンソウル」
三茶的カフェ的な店構え。
ソファだってあるんです。
食前に登場するサラダだって、とってもカフェ的丁寧さ。
でもここ、カレー専門のお店なんですよ。
お食事メニューは、
チキンカリー
ドライカリー
グリーンカリー
レッドカリー
の四種。
なかでも雑誌などにたびたび取り上げられる、
インパクト大のビジュアルはこちら。
ドライカリー ¥950
どうです?
コマ撮りで空を飛ばしたくなるビジュアルでしょ?
写真ではもの凄く薄く見えるご飯ですが、
実はお皿にぴったり丸い窪みがあるという仕掛け。
同じくドライキーマが有名な「MOKUBAZA」「みのりんご」
「カフェハイチ」などと比べるとスパイス使いはまろやか。
ハーフウェット、とでも呼ぶべきでしょうか?
結構しっとりした味わいのカレーです。
ご飯の炊き方も比較的しっとりめのようです。
もの静かな店内、もの静かなマスター、
そしてしっとりとしたドライカレーを食べながら、
頭の中ではコマ撮りの円盤が三茶を襲撃し、
キャロットタワーを崩壊させ、
世田谷線の車両を空へと浮かび上がらせていく・・・
そんな昼下がりのひとときなのでした。
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店名 | |
---|---|
最寄り駅 | 西太子堂駅、三軒茶屋駅、若林駅 |
ジャンル | インドカレー |
住所 | |
TEL | 03-3424-6177 |
営業時間 | 11:30~14:30 18:00~22:00 |
アジアンソウル (インドカレー / 西太子堂駅、三軒茶屋駅、若林駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5

¥2,500
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世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す(1枚組)モノクロ&カラーライズ版 [DVD]/ドナルド・カーティス,ヒュー・マーロウ,ジョーン・テイラー
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ハローマイフレンド。「ネパール・インド料理 友人」(西早稲田)
「友人」という概念が随分様変わりしてきたのではないか・・・と感じる今日このごろ。
上司や部下や、恩師や取引相手まで、
数年前まで友達カテゴリーに入らないだろうとされていた人々同士が、SNSを通じて「友達」になっていく。
そのことは一体、昔ながらのリアルな友人関係にどのような変化をもたすのだろう・・・?
そんなことを考えたのは、こんなお店にランチ訪問したから。
東京メトロ西早稲田駅近く、明治通り沿いにあるインド・ネパール料理店。
その名も「友人」。
まずはクーポンでラッシーGET。
止渇感と透明感のあるラッシーです。
ランチワンコイン 豆カレー ¥500
さすがの安さ、まさに友人価格といったところ。
辛さは5段階の上から二つ目、辛口で。
そこそこ辛いです。
近くにあるカレー屋、「夢民」や「エチオピア」を参考にしたのかもしれませんね。
良いことです。
・・・とまあ、コスパを除けば特筆することのない平均的なお店。
もしこの店の名前がマサラなんとかとか、エベレストなんとかとかだったら、
実に、実にどうってことのない場所だったのかも知れません。
しかし、このお店の名は「友人」。
ただそれだけで、なんとも親しみを感じてしまうのです。
それは、Facebookで友達になっただけで、
数年前に一度会っただけの人との心理的距離がぐっと近づいて感じることにも似ています。
「友人」という概念は、頻繁に会ったり、助けあったりといった、
ある特別な関係のことを指す以前に、
ただ互いを「友人」と呼ぶ、そのことによりもたらされる心理的距離の近さこそが実態ではなかろうか・・・
いや、やっぱりそれだけではいけない気もするがなぁ・・・
なんて思索は尽きない、暖かな日の昼下がりでした。
店名 | |
---|---|
最寄り駅 | 西早稲田駅、面影橋駅、高田馬場駅 |
ジャンル | インド料理、ネパール料理、インドカレー |
住所 | |
TEL | 03-3207-3468 |
営業時間 | 11:00~17:00 17:00~23:00 |
Indian Restaurant YUJIN 高田馬場店 (インド料理 / 西早稲田駅、面影橋駅、高田馬場駅)
ロックなカレー、赤坂から神田へ。「肉ロック70’s カンダーラ」(神田)
濃い名前です。
昔「火の鳥2772愛のコスモゾーン」という映画がありましたが、
それと同じくらい濃い名前です。
まぁ、肉を出すお店で、ロックテイストで、70年代風で、
カンダでガンダーラという洒落っ気も出しつつ、
ガンダーラ的なインドっぽいものを出すお店、ということはそこはかとなくわかる名前ですね。
で、そのガンダーラ的なインドっぽいものってのが、これ。
「日本初 Kenny's Curry 食べ放題ランチバイキング」
何が日本初なのかはちょっと判じかねますが、
Kenny's Curryとはもともと赤坂のKenny's Barというお店で出していたオリジナルのカレーのこと。
どうやらこのカレー、ケニーさんごとこちらのお店に移ってきたようなのですよ。
ちょっとビックリ。
ランチ時で混雑する店内へ入るとまず会計を済ませ、
45分の制限時間が書かれた紙が渡されます。
サラダやドリンク、唐揚げやロースカツ、ウインナーなどのトッピングと共に・・・
ハマールカレー、トリコカレー、ヤーミーカレー、バカーナカレー、カンダーラカレー
という独創的なカレー名がズラリ。
そう、これこそがKenny's Curry。
お店の言葉を借りれば、
「日本初★五大挽肉カレールー」
ということになるのだそうです。
・・・何が日本初なのかは判じかねますが。
ちなみに、
◆ヤーミーカレー
(エスニックスパイシー味)
◆トリコカレー
(エスニッククリーミースパイシー味)
◆ハマールカレー
(ヨーロピアンスパイシー味)
◆バカーナカレー
(メキシカンスパイシーカレー味)
◆カンダーラカレー
(グリーンカレー系スパイシー味)
ということになっています。
とりあえず、一通りいただいてみました。
5種のカレーはインドカレーというよりはむしろおうちカレーに近いのですが、
それぞれ少しづつ、他にはない個性をもっています。
基本的には、具材少なめでサラッと食べやすく胃に優しい、バーの締めにふさわしいカレーといったテイスト。
ライスの他、パスタに合わせてキーマカレースパとして楽しむのもOK。
こりゃぁ、神田の苦学生たちの強い味方になりそうなお店ですね。
夜はケニーさん自ら、ケニー・ジョエルという名でライブもやっているそうです。
やっぱり濃い!!!
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店名 | 鉄串BBQ70'S カンダーラ (カンダーラ) [ HP |
---|---|
最寄り駅 | 神田駅、淡路町駅、小川町駅 |
ジャンル | バーベキュー、カレーライス、居酒屋・ダイニングバー(その他) |
住所 | |
TEL | 03-5298-8639 |
営業時間 | [月~木] 11:30~14:00 17:00~24:00 [金] 11:30~14:00 17:00~MIDNIGHT [土・祝前日] 17:00~MIDNIGHT [日・祝日] 17:00~23:30 |
鉄串BBQ70'S カンダーラ (バーベキュー / 神田駅、淡路町駅、小川町駅)
カレーと珈琲と日本一のレモン。「カフエマメヒコ 渋谷店」(神泉/渋谷)
各町ごと迷わず立ち寄れるカフェを確保しておくことが結構大事。
私の場合、新宿なら「ベルク」、池袋なら「コメダ珈琲」、
そして渋谷ならここ、「カフエマメヒコ」です。
(カフェでなくカフエなのがポイント。キヤノンみたいなものですね。)
ライティングが素晴らしい店内。
言っておきますがここ、「ベルク」や「コメダ」のように単価が安いお店ではありません。
一品一品それなりの価格がします。
しかし、それで良いのです。
はっきり言って渋谷の街にたむろする人民のモラルは目に余るもの。
バスケットボールストリート(意味不明)のマクドナルドでは連日、
ペットボトルを持ち込み、何時間もゴロゴロ居眠りする不埒者の姿を目にすることができます。
そういう蛮族の侵入を防ぐには、価格帯をあげるのが一番効果的。
結果、カフエマメヒコの店内には渋谷らしからぬ落ち着いた空気が漂っているのです。
何度も訪問しているこのお店ですが、今回あえて記事にするのには理由があります。
それはカレー。
最近マメヒコ待望のカレーメニューが登場したのですよ!
じゃん!!!
ゴボーと葱の挽き肉カレー ¥1350
ゴボウと葱の挽き肉辛口ドライカレーに組み合わせたのは、
マメヒコ特製の炒り大豆とほうじ茶ごはん。
さらに豆もやしの蜂蜜マリネがトッピングされています。
さすがはマメヒコ、手が込んでいますね。
カレーとしてもかなり完成度が高いこの一品、
「カフェコルリ」あたりが好きな人はにはたまらないカレーだと思いますよ。
さて、この日の驚きはカレーだけではありませんでした。
え?瀬戸田のレモン??
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、生口島・瀬戸田のレモンは昔から、
日本一のレモンとして知られています。
ほとんど農薬を使わず作られるため、皮の色や見た目は悪いのですが、
酸味ある香りが凄く、何よりレモンティーに最高。
実はうちでも親戚から取り寄せて使っているレモンなのです。
(輸入レモンの農薬漬けの皮を紅茶に浸して飲むなんて、ちょっとした狂気だとも思いますしね。)
檸檬ケーキ ¥650
で、その瀬戸田のレモンを使ったこのケーキ、
そんじょそこらのレモンケーキとは全く別物なんです。
サクサクのパイ生地に乗っかった、濃厚な酸味のレモンクリーム。
この贅沢さは言い換えれば、ケーキ型のレモン。
必食の一品ですよ!!
瀬戸田のレモンのことが書いてある冊子「M-HICO」を700円で購入すると、
通常800円の深煎り珈琲ポットが無料になります。
あれ?100円引きで冊子が付いてくるってこと??(笑)
ここのコーヒーが好きなのは、熱すぎず温すぎずの絶妙な温度。
細部への心の込め方がひと味もふた味も違う「マメヒコ」、
これからもお世話になるお店なのは間違いないなぁ。
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カフェ マメヒコ 渋谷店 (カフェ / 神泉駅、渋谷駅、代々木公園駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★★☆ 4.0
インド料理とパワースポット。「インド食堂 アンジュナ」(高幡不動)
「インド食堂 アンジュナ」
高幡不動というマニアックな立地に加え閉店が21時と、
休日の気合でもない限り、まず訪問は無理。
それでも今回、ようやくのチャンスが巡ってまいりました。
高幡不動駅まで着いてしまえば、駅からは2、3分と便利。
となりにある多国籍居酒屋「となりのチャッポラ」も同経営・・・というか、
お店が中でつながっています。
こちらの店主藤井さんはインド料理の名店「アジャンタ」出身。
「新印度料理 たんどーる」「サールナート」「シタール」「さらじゅ」など、
アジャンタ出身日本人シェフが開いた名店のひとつに数えられるお店です。
さぁ、存分に楽しんでみましょうか!
しょっぱなからクーポン利用で白ワイン。
こちらはパパドサラダ?
・・・ではなくて、

チキンピクルス ¥380
パパドの下に隠れているのが面白いですね。
程よい酸味で、もちろんパパドにつけていただきます。
良い酒のつまみに。

ラッサムスープ ¥420
南インドメニューも織り交ぜながら。
さすがアジャンタ出身。

ラムのスペアリブ ¥720
ジンジャー&トマトチャツネ付き。
これ、ジューシーでラム臭が素敵。
マカビー ¥730
「となりのチャッポラ」同様、「アンジュナ」でも世界各国のビールが揃っています。
これはなんと、イスラエルのビール。とってもスッキリ。
さて、それではカレーに移ってみましょう。
お得なセットで注文してみました。

Cペア ¥1575
カブリナン +¥210
マトンカレー
バターチキン
余計なサラダ等付いていない潔さが素晴らしい。
あれ、正直要らないですからね。
南インド風マトンカレー
シャバっとして唐辛子がヒリッ。
結構好きなタイプです。
バターチキン
やはり「アジャンタ」出身シェフのお店の楽しみといえばこれ。
うんうん。
「サールナート」の絶品バターチキンにも通じる、深い味わいです。
巷のインチキバターチキンに飽き飽きしている人にこそ是非!!
カブリナン
わぁ、これまた魅惑的なビジュアルですね。
しっかり固めに焼かれたナンはもちろん最高です。

今月のカレー(3月) ダック・モイル ¥1030
ちょっと珍しいカレーも頼んでみました。
なんとこれ「鴨ささみのカレー ベンガル風」なんです!!
しかも食べてびっくり。
うぉっ、酸っぱい!!!
ビンダルーのようにかなり酢が効いているんです。
鴨のインドカレーってだけでも珍しいのに、しかも酸っぱいときたらあんた。
チャパティ ¥180
丁寧に焼かれたチャパティを合わせてみました。
酸味が緩和されて良い感じです。
インドコーヒー ¥450
南インド、カルナータカ州マイソールのコーヒー豆だそうです。
こういうこだわりはとっても好き。
マンゴークルフィ ¥420
お店ごとの個性が楽しいクルフィですが、
こちらのクルフィはとてもフルーティー。
マンゴーの果肉の酸味が非常に印象的です。
インド東西南北織り交ぜた、幅広いメニューを存分に楽しめたディナー。
やはりこのお店の良さを味わうには一人ではなく、
ワイワイ楽しめる仲間とが良いでしょう。
東京随一のパワースポット、高幡不動尊観光も楽しく、
とても心に残る一日となりました。
ちなみに食べログはこの記事でちょうど1000件になります。
ご一緒した皆様、ありがとうございました!
次回は「となりのチャッポラ」も!!
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インド食堂アンジュナ (インド料理 / 高幡不動駅、程久保駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0