渋谷・桜ヶ丘。
センター街とは対極にある、もう一つの渋谷。
Spicecherryさんの記事で気になっていたインドネシアンレストラン「アユンテラス」にランチ訪問。
お店に入るなり聞こえる、小気味よい南国のリズム。
打楽器?と思ったら、厨房の包丁音でした。
それほど、ゆったりとした時間が流れている店内。
思った以上に広々としており、癒し空間としてのポテンシャルは抜群です。
グレ カンビン ¥900
インドネシア料理の中でも特に好きな羊のカレーを注文してみました。
ピクルス、スープがセットで付いてきます。
武蔵小山「チャベ」のグレカンビンとはまた異なって、タマネギの甘みがとても印象的。
ジャンルは異なりますが新宿三丁目「草枕」のカレーにも似た食感です。
同じグレカンビンでもお店によって味わいが異なり、なかなか面白いですね。
バリコーヒー +¥100
写真ではあまりわからないと思いますが、なかなか堂々とした量。
ゆったり、たっぷりと食後の時間を愉しめます。
この日は仕事の合間のランチ訪問だったので、それほどゆったりもできなかったのですが、
今度、是非ディナーでゆっくり伺いたいものです。
「チャベ」「タマンサリ」「ブリマデ」そしてこの「アユンテラス」。
インドネシア料理も探せば名店がいろいろあるものですね。
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アユンテラス (インドネシア料理 / 渋谷駅、神泉駅、代官山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
「横浜ドリーム」
横浜最古のタイ料理店だそうです。

煌びやかな看板は、南の国から横浜に渡ってきた人々の往年の夢を映し出しているようです。

入り口のドアをくぐると、地下へと続く階段。
あくまでも優雅に、煌びやかに。
拡がっていたのは、時を忘れた異空間。

この空気は一朝一夕に出せるものではありません。
今でこそ、タイ料理店やタイカラオケの店が軒を連ねるこの界隈ですが、
かつて横浜を訪れたタイの人々にとって、ここがどれほど夢のような場所だったのか・・・
そりゃぁもう、充分に想像はつきますね。
この日は軽飲み。
ビールと、おつまみ攻め。
ムーデーデイアウ ¥1200
タイ風牛肉のジャーキー。
渋いわぁ。
ヤムマクア
焼きナスのサラダ。
酸っぱ辛い中にナスの香ばしさが染みて、これは美味い。
コスパはそれほど良くはないです。
が、そんなことなど気にせずにちょいと立ち寄って、
チョチョッと飲み食いして、また来るよって感じで、
このお店を使いこなしちゃってたら、それこそほんとにカッコイイ大人だ。

遠き母国を想い、一人酒を飲むタイ人と同じ空気を吸いながら、
自分と自分が大切に思う人の未来について、過去について、
そして現在について、
あれやこれやと考え、夢想してみる・・・
大人が夢見る異空間、ここは「横浜ドリーム」。
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横浜ドリーム (タイ料理 / 伊勢佐木長者町駅、日ノ出町駅、関内駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
創業1965年。
神戸の老舗洋食店「グリルミヤコ」
2009年に現在の場所に移転し、
すっかり現代的な店構えになりました。
初代シェフ宮前敬治氏は機関士を志望し、海員学校を卒業したものの、まさにその年終戦。
乗る船を求め、客船のシェフとして勤務を始めました。
船上で洋食なるものと出会った宮前氏は、巨大な鍋に追い足し追い足しして作るドゥミグラスソースを学び、
各国の港を巡りながら、「あそこの船のソースは美味しい」と聞きつければ行って分けてもらっては、
自船のソースに少しずつ混ぜていったのだそう。
やがて宮前氏はこの、通算100年以上も船上で継ぎ足し続けられたというドゥミグラスソースを持って、洋食屋を開業。
それがこの「グリルミヤコ」のドゥミグラスソースなのです。
阪神大震災の時も宮前氏はいち早くお店に駆けつけ、このソースを守ったのだとか。
「グリルミヤコ」の看板メニューはやはり、ドゥミグラスソースを用いたテールシチュー、ビーフシチュー、タンシチュー。
お皿の周囲をマッシュポテトの防波堤で囲んでいるのが特徴です。
これは、船上でシチューを食べる際、皿からこぼれないための知恵。
このお店には、船乗りの愛した洋食の伝統が活きているのですね。
そして・・・案外知られていないもう一つの看板メニューがこちら。

ビーフカレー ¥700
そう、船の上で生まれた洋食と言えば、カレーライスを忘れてはいけませんね。
「グリルミヤコ」のカレーはいわゆる欧風カレーのカテゴリに入るのでしょうが、
俗にボンディ系と呼ばれる一群の欧風カレーほど重くはなく、サラッと食べることができながらも、
口の中に奥深い「コク」が広がるという素晴らしい風味。
その奥深さではシチューにも引けを取らない秀逸なカレーなのです。
遙か遠き日の船乗りたちの夢に思いを馳せながら、じっくりと味わう洋食。
これもまた、神戸という街の愉しみ方なのです。
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グリル ミヤコ (
洋食 /
みなと元町駅、
花隈駅、
西元町駅)
夜総合点
★★★★☆ 4.0
昼総合点
★★★★☆ 4.0
池袋の路地にはなかなか面白い店があるものですね。
「セネガルレストラン&ワインバー AFIYA」セネガル料理そのものが珍しい上に、バーというスタイルもなかなか斬新。
マスターは日本人女性なのですよ。
まずはヴェデットを一杯。
ベルギーの白ビールです。
メニューは壁の黒板で。
種類が多いわけではないけれど、どれもこれも興味深い料理!
ファタヤ ¥300
セネガルの魚入り揚げ餃子。
魚はサバを使用しており、西アフリカ料理独特のクセが抜群(笑)
自家製の辛いソースが、インドのアチャールにも似た辛~い仕立てで絶品です。
セネガルサンド ¥600
フランスパンにヤッサ風の煮込みチキンをサンド。
フランスの植民地だったセネガルならではのファストフードです。
ベトナムのバインミーにあたる位置づけですね。
辛いもの好きとみて、先ほどのファタヤソースを追加してくれました。
嬉しい!セネガルサンドに凄く合います!
夜が更けるにつれ、集まってくる常連さんたち。
アフリカ料理バーと聞くとかなりハードルが高い店のように思えますが、
実際はかなり、かなりアットホームな雰囲気なのです。
おかげで常連さんたちとも仲良くなっちゃいました。
今さらながら、南アフリカワインで乾杯!
いやぁ、心地よい店ですね~。(笑)
再訪必至です。
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afiya (ワインバー / 池袋駅、要町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
石神井公園駅北口。
東インドカレーの「シャンティ」の手前に、元気な猿がアピールしているカフェがあります。
猿の胸には810という数字。
「ヤト」と読みます。
しかし、元気いっぱいの猿だなぁ・・・
広々とした店内はなかなかいい感じ。
いろんな椅子に、いろんなインテリア。
いろんな雑誌に、いろんなマンガ。
卓上の星座占いも・・・懐かしい。
メニューを開くと、飲み物もいろいろ、食べ物もいろいろ。
いろんなソフトドリンクに、いろんなカクテル、
いろんなサンドイッチに、いろんなかき氷、
そして・・・

いろんなカレーもあります。
ナンカレーがあるばかりか、チーズナンまであるなんて・・・
ご近所の「シャンティ」のお客も狙ってるのでしょうか(笑)
せっかくなので、ここはひとつナンカレーを・・・・頼みません(笑)
お店の名前が付いたこちらのカレーを選択です。
810スペシャルカレー ¥1200
野菜がしっかり裏ごしされたカレーに、ウインナー、ほうれん草、
チーズ、目玉焼き、ベーコンがトッピング。
まさにスペシャルと呼ぶべきボリューム!!
カレーはさらっと食べやすく、まさにカフェカレー。
体育会系カフェカレーって感じですかね???
さてさて、ドリンクも選択肢が多くて迷いますよ。
ストロベリーフロート ¥450フロートには夢がありますね。
グラスにはジュースと書いてありますが、ジュースではありません。
ジュースと呼べるのは100%果汁だけ。
でも、ジュースじゃないけど、フロートには夢がある。
しかしなんとも居心地良いカフェですな。
バー使いもできて、なかなかあなどれません。
ビバ、石神井の猿!!
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ヤトカフェ (カフェ / 石神井公園駅、練馬高野台駅)
府中駅徒歩一分。
プラザ1ビル2階。
こだわりの焼酎と手作りカレーの店。
「茶居留奴」
レトロレトロな外観と内装は、それもそのはず創業32年。
5、6年ほど前に始めたカレーが今では評判のお店です。
この日は深夜訪問。
綺羅星の如く並ぶカレーメニューが眩しすぎます。
まず最初に出てきたのがこちら。
パスタサラダ
食前に出てくるサラダのクオリティって、実は結構大事。
単なるオペレーション上での場つなぎと考えているのか、
飲食エンターテイメントの入り口と考えているのか、
お店の姿勢が見えるわけです。
この店はもちろん、後者。
ラム肉ソテーカレー ¥780
出てきた瞬間、思わず「わぁ」と声を出してしまいました。
カレーの茶色とライスの黄色、そのコントラストが見事。
かなり好きなタイプのカレーです。
カレーは欧風のようでありながら重くなく、
インド風のようでありながら、実は日本のカレーライスっぽくもある。
見た目以上に辛さもしっかりキマッています。
ラム肉ソテーも肉の風味そのままに、塩コショウがしっかり。
うん、これは正に、酒に合うカレーライスだ!
さらにペースト状の辛味調味料も出してくれて、なんとも嬉しいですね~
合わせたお酒はこちら。
あやかし福助 ¥600
「オオバン コバン フクスケソワカ オオバン コバン フクスケソワカ オオバン コバン フクスケソワカ・・・」
鹿児島の芋焼酎で、「酒職人ギルド」という特定の酒屋でしか扱っていないという有難いお酒。
まろやかで、仄かにフルーティ。
600円のお酒とは思えません。
真夜中にふらり立ち寄って、辛いカレーと珍しい焼酎でひと息。
まさに楽園のような場所ですね。
あまり馴染みのない府中ですが、いい店見つけちゃいましたよ。
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茶居留奴 (欧風カレー / 府中駅、府中競馬正門前駅、府中本町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
池袋の果てに輝くスパイス三連星。
東南アジア居酒屋「カポム」、
インド・ネパール料理「サンライズダイニング」、
そして・・・
「松ちゃんラーメン」。
中国人経営の大衆中華ながら、目玉メニューはカレーライスとカレーラーメン。
中国人の作るカレーラーメン、意外に少ないんですよね。
エビス生樽 ¥400
ギョーザ ¥400
カレーラーメン ¥650
大型ドンブリに満ち満ちるカレーの迫力!
カレー風味のラーメンスープ、なんて生易しいものではありません。
これはカレーそのもの。
麺は平打ちでお願いしました。
ほどよく辛いアツアツの一杯。
これは質量ともになかなかの満足感ですよ。
たっぷりのカレー、飲み干せるわけはありませんが・・・
無料サービスのライスを投入!!
カレー雑炊で〆!!
ふうぅ、苦しい(笑)
ラーメン激戦区の池袋ですが、カレーラーメンならここ、オススメですよ。
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松ちゃんラーメン 池袋店 (中華料理 / 池袋駅、北池袋駅)
新橋で長いこと頑張っているインド料理店「シャヒィマハル」。
都内至るところに現れては消え、
名を変えてまた現れるネパール人のインド料理店と異なり、正真正銘インド人のお店です。
店内にはインドの地図や写真。
ネパール人経営の場合は必ずといって良いほどエベレストの写真があるので、見分けかたは簡単ですね(笑)
誇り高きインド人らしく、ショップカードの文言も凄いです。
「鉄人インド料理シェフ Spice Specialist スパイスの達人の店 インド料理店 Quality Cuisine India シャヒィ マハル」
流石のインド人クオリティ。
さてさてこの日はランチ訪問。
時間がなかったので一番シンプルなセットを。
ランチAセット ¥850
カレー一種
サラダ
ナン
小ライス
アチャール
デザート(ヨーグルト)
一番ライトなセットでも、アチャールやヨーグルトを外さず、
スパイス料理全体としてのバランスを意識しているあたり、
スパイス達人のこだわりでしょうか。
カレーは日替わりの
「豆とマトン」を選択。
粘度が高い、ダルダルしたダルカレーに大きなマトン。
臭みは全くありませんよ。
カレー以外では玉ねぎのアチャールが特にインド色が強く美味でした。
昔はお店の前でよく遊んでいた子供たちも、
今ではすっかり大きくなって。
ここで育ったインド人の目に、新橋という街はどのように映っているのでしょう。
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シャヒィ マハル (インドカレー / 汐留駅、新橋駅、御成門駅)
巣鴨
「くま☆さん」。
エスニック界における☆つけネームの第一人者。
板橋・大山に支店があります。
看板にドカンと「アジア料理」とある通り、
ドリンク、食事のメニューバリエーションは半端ではありません。
ネパール、インド、ベトナム、タイ、インドネシア、中国、韓国、日本と、広域アジア料理を網羅。
スパイス好きな飲兵衛のニーズにはほぼ全て応えることができそうです。
チビ生ビール(日本) ¥150
見よこの安さ!
ちなみに中ジョッキでも190円なのです!
ちなみに銘柄は一番搾り。
駄目押しのえびせんサービス!タダ!!
一口ぎょうざ(ネパール) ¥400
つまりはネパール餃子、早い話がモモ。
ウツボカズラ的包み方でソースを乗っけやすい形状。
ソースは以外にも甘め、なんですよ。
つくね(ベトナム) ¥290
ベトナムのポークつくね。
胡椒たっぷり、クッションが効いた歯ごたえでなかなか美味い!
甕だし紹興酒(中国) クーポン使用
・・・この店の前ではコスパという言葉すら色褪せてしまいますね。
「くま☆さん」スペシャルカレー(インド) ¥580
茄子とオクラのチキンカレーです。
メニューによると、一回の仕込みで40kgの玉ねぎを5時間かけて煮込んで作るカレーだそう。
シャバサラな食感がナイスですね!
店内は幅広い年齢層のお客さんたちで終始大にぎわい。
巣鴨のスパイシーな夜には欠かせないお店です。
また☆来たいですね。
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アジア料理 くま☆さん (ベトナム料理 / 巣鴨駅、大塚駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
渋谷、東急ハンズ向かい、モンベル裏のカフェ&バー密集地帯。
ここに前々からチェックしていたカレーバーがあったんです。
「agoora(アグーラ)」
2009年のオープンだそうです。
キャンドルの灯りに照らされた店内はかなり落ち着く雰囲気。
爽やかな接客のマスターがお店を切り盛りしています。
さて、カレーのベースは三種。
ガーリックバターチキン
海老カレー
ほうれん草カレー
全てのカレーにはライトなナンがつくのですが、
玄米ライスやサラダを追加することも可能。
しかしこの夜は仕事の合間、シンプルにカレーを楽しむとしましょう。
ガーリックバターチキンカレー ¥1200
甘さを抑え、酸味と塩気を感じさせるバターチキン。
タンドリーチキンがかなりの量入っていますよ。
食べている間は気づかなかったのですが、ニンニクもかなり効いています。
うぅ・・・お酒が飲みたい。
ナンは薄く柔らかく、チャパティのよう。これはこれで個人的には好き。
ですが、育ち盛りの若者は一枚では足りないかもです。
あぁ、次回はやはり、お酒を飲みに来たいところ。
落ち着ける、良い飲み場所になりそうです。
ご馳走さまでした!
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カリーバー&カフェ アグーラ (インドカレー / 神泉駅、渋谷駅、明治神宮前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
神戸・三ノ宮地下街「さんちか」。
様々な飲食店が密集するこの場所は、個性豊かなカレーライス屋さんの宝庫でもあります。
中でも一番有名なのがここ。
「サヴォイ」
オープンは1988年。
いわゆるウナギの寝床式カウンターのみのお店です。
数年前に名物おばちゃんが独立し、
この店と目と鼻の先に「いっとっ亭」をオープンしてからは、
お客も「サヴォイ」派とカウンターいっとっ亭」派に別れてしまいましたが、
キャラとなごみなら「いっとっ亭」、
スパイスの強さなら「サヴォイ」といったところでしょうか。
このお店にメニューというものは存在しません。
あるのは、
ビーフカレー 650円 ただ一つ。
ライスの量を選び、たまごをのせるか否かをオーダーすれば、以上。
一足先にサラダがやってきて・・・
オンリーワンなビーフカレー登場。
ライスの黄色と、カレーの茶色の見事なコントラスト。
これぞまさに、神戸流インド式カレーライスです。

16種の香辛料を用いたカレーは、カレーライスとして異例なほどストレートなスパイス感。
インド人が多く、昔からスパイスが手に入りやすかった神戸ならでは、と言うべきでしょうか。
卓上のらっきょ、福神漬け、きゅうり、にんじんのピクルス風酢漬け。
全部使っちゃいましょうね。
最近では大阪でも東京でも、こういったインド式のスパイスを用いたカレーライス店がいくつか出てきました。
西天満「もりやま屋」、本町「バンブルビー」、関大前「タンダーパニー」、
新橋「ザ・カリ」、渋谷「チリチリ」、茅場町「カリーシュダ」・・・
しかし、それらの先駆者として24年も前からこのカレー一本で勝負してきたこの店には、
深い敬意を表さずにはいられませんね。
さっと寄って、さっと食べて、さっと出る。
神戸の日常生活に密着した名店です。
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サヴォイ (カレー / 三宮駅(阪急)、三宮駅(神戸市営)、三宮・花時計前駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
昔この地には、狸たちの豊かな国がありました。
しかし、ニンゲンという生き物が狸たちを追い、
コンクリートとアスファルトで豊かな大地に蓋をし、
冷たい街へと変えてしまいました。
ニンゲンたちは、その街に猫の女王を招き入れ、街の繁栄を託し、
いつしかこの街は「タマ・センター」と呼ばれるようになりました。
「タマ」という名は猫を指すと同時に、
この地に集う狸たちの「霊(タマ)」を鎮める言葉でもあるのです・・・
というわけで、本日は多摩センター「とろとん」というお店にやってきました。
平打ちのカレーつけ麺を目玉に、各種カレーライスまで揃える一風変わったお店です。
なんでも揃うように見えて、実はその殆どが都心ならどこにでもあるチェーン店、
というのが多摩センターの致命的欠点。
・・・ですがこの店は(いかにもチェーン店っぽい店構えながら)、
一応ここ一店舗だけのようです。
魚介豚骨カレー平打ち麺とろ肉チャーシュー ¥900
つけ麺でも良かったのですが、
ドンブリをはみ出すトロ肉チャーシューの写真に惹かれこちらを注文。
実物のチャーシューは行儀良くドンブリに収まっていましたが。
特徴の平打ち麺は、ほうとうかっていう太さ。
ツルツルで重いため、チョップスティックスの隙間からスリップしてダイブ、
カレー汁がスプラッシュマウンテンになる危険がいっぱい。
味自体は魚介豚足スープにカレー粉を加えたような感じで、非常に食べやすかった印象です。
せっかくならば、たぬきカレー麺なんかも用意してくれれば、個人的には嬉しいところですね。
ご馳走さまでした。
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とろとん (つけ麺 / 多摩センター駅、小田急多摩センター駅、京王多摩センター駅)
六文字熟語!
「馬来風光美食」
まらいふうこうびしょく、と読みます。
なかなか行けなかったお店ですが、
運良く食事会に呼んでいただきまして、念願の初来訪!
荻窪駅から徒歩3分ほどの立地なのですが・・・
看板が非常に分かりにくいので、
こちらを目印にするとよいでしょう。
「ひろこの店」
煌々と輝く
「ひろこの店」の看板、
その脇にある木版こそが・・・
「馬来風光美食」の看板です。
その脇の階段を地下に下りればそこが
「馬来風光美食」。
しかし
「ひろこの店」目立ち過ぎ!主張しすぎ!(笑)
さて、この日遅れて到着した私のために、皆様がお料理を取り置いてくださいました。
嬉しいですね。
肉骨茶(バクテー)
焼豚
空心菜のブランチャン炒め
ペーパーチキン
まさに華僑系マレーシア料理のオンパレードです!!
こちらが
肉骨茶。
仄かな甘みに感じる気品。
青唐辛子のタレを用いれば、甘辛な奥行きがグッと出て美味!
こちらは
ペーパーチキン。
文字通り紙に包んでグリルした鶏肉です。
包みをほどけば・・・
まるでフワッと仕上がった照り焼きチキンのよう。
気取らない、マレーシアの街角の味にホッとします。
こんなシノワな料理には紹興酒をホットであわせてみましょう。

う~ん、薫り高い。
聞けばこの紹興酒、八年物。
十年だと行き過ぎで、八年がこの店の料理に一番合うのだそう。
そういう感覚、とても好きです。
お店のママ、エレンさんはとても明るくフレンドリー。
会って一分でもうみんな友達になってしまう、不思議な魅力の持ち主です。
やはり最強の調味料とは何かと言えば、お店の方の人柄ですからね!
そういう意味でもこの店は最強。
さて、いい感じに場も和んで来た頃、
本日の真打ち登場ですよ~!!!
フィッシュヘッドカレー ¥3000
要予約の必殺メニュー。
これこれ、これが食べたかったんですよ。
しかしその圧倒的な量、一人で食べきれるはずもなく、こういうお食事会を待っていたのです。
実際見てみると、確かに四人以上のグループに適した量。
カレー自体は完全なるスープ状で、かなりいい感じにほぐれた鯛のおかしらがたっぷり入っています。
そしてビックリしたのが、ふんだんに用いられたミントの葉っぱ。
爽やかな香りが魚の旨味と絶妙のバランスを醸し出しているのです
これは美味しいですね~!!
辛さは見た目ほどではなく、
ビジュアル的に通じるものがある「蒙古タンメン中本」に例えれば、辛さレベル5、といったところ。
飲んでおいしいカレーですね。
貴重な目玉も左右ともいただきましたよ。
店内は意外なほど小さくアットホームな雰囲気。
おひとり様も意外に多く、常連さんたちがみな仲良くなってしまう、そんないい空気感。
それもひとえに、エレンさんの人柄なのでしょう。
再訪したいお店が一つ増えました。
ご一緒した皆様、ありがとうございました!!
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馬来風光美食 (東南アジア料理 / 荻窪駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
関東三大タイカラゾーンといえば、日ノ出町、錦糸町、そしてこの歌舞伎町。
「マラコー」
なんともミッドナイト感溢れる店名。
このあたりのタイカラでは比較的有名店ですよ。
なんともサタデーナイト感溢れる店内。
フィーバーするなら、パチンコよりこちら。
今日も流れる、コンジャイガイbyアイス・サランユー。
日本語バージョンだってありますよ。
「ゆーらーゆーらー揺れる~」
そういやゆらゆら帝国は解散しちゃいましたね。
チャーン ¥700
グラスはサッポロ。
お、ネコジャンプ、いっちゃいますか?
ナームトックヌア ¥1200店内が暗いので具材詳細わかりませんが、とにかく良い辛さ!!
美味いよ!

スパイクラシック ¥700
七色の光によく映えるボトル。
クラシックなスパイと言ったら・・・やっぱりマイケル・ケインですかね。
え?ダーエンドルフィン行っちゃいます??
トムセッムー ¥2000
なんとも写真映りの悪い料理です。
写真では食欲全くそそられませんが・・・・これ、なかなかいけますよ。

七色の光に照らされた臓物。
これ、おススメです。
え?タタヤン行くの?懐かしすぎ。
・・・タイカラとしては決して安くはないこのお店ですが、純粋に料理だけをみてもなかなかのレベル。
文句なく美味いタイ料理店です。
それで朝まで歌いまくれるってんですから・・・
いやぁ、タイカラってホンットに、いいですね~!
それでは、
サイナラ
サイナラ
サイナラ。
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マラコー (タイ料理 / 西武新宿駅、新大久保駅、新宿西口駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
激辛担々麺が有名だった目黒「蒼龍唐玉堂」が名を変え、
メニューを一新してスタートさせたラーメン屋「椿華亭」。
ラーメンメニューのバリエーションが増えた一方で、
蒼龍時代の激辛メニューもそのまま残っています。
担々餃子 六個 ¥480
美味しいですね。
やはり担々餃子というメニューは基本的に美味しいです。
カレー山ラーメン ¥780こちらは看板を変えてからの新メニュー、
なんとも壮絶なカレーの山ですよ。
山を崩して麺を発掘するのにも一苦労。
まさに、「山が動いた」状態。
深夜にはちょっとヘビー過ぎたかな(笑)
体育会系向けカレーラーメンとして、
誰か試してみませんか?
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シンガポール政府観光局認定第1号シンガポール料理専門店。
「エビス新東記」
「シントンキー」と読みます。
近頃、神楽坂に二号店を出しましたね。
この日はランチでの訪問。
大きな窓から射す陽射しが心地よいです。
海南鶏飯+ミニ肉骨茶鍋 ¥1260
ちょっと欲張ってみました。
せっかくですから!
シンガポール名物のチキンライス、海南鶏飯。
ツヤッツヤの鶏肉が食欲をそそりますね。
鶏肉も炊き込みご飯もごくあっさりした味つけ。
三種のタレをしっかり活用していただきます。
それにしても恵比寿という街、
駅徒歩五分圏内に海南鶏飯のお店が三つもあるんですから凄い。
こちらもシンガポール名物、肉骨茶(バクテー)。
ミニサイズとは言いながら、充分な量。
スペアリブのフワッとした仕上がりはなかなかのものです。
スープの味もなかなか良いですね。
ディナーには多種多様なシンガポール料理が登場するこの店、
おもてなしやパーティーにも重宝しそうです。
ご馳走さまでした!
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エビス新東記 (東南アジア料理 / 恵比寿駅、代官山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
カレー激戦区・神保町に2011年9月にオープンした、「チャントーヤ ココナッツカリー」
「ココナッツカリー専門」という売り出し方はなかなか新鮮ですね。
ココナッツを用いながらも、タイカレーと日本のカレーライスのいいとこどり、
多種多様なトッピングで楽しめる・・・と言えば、
「ヤミツキカリー」「ヤミヤミカリー」が思い浮かびますが、
特に関係あるわけではなさそう。
が、やはり直接的にしろ、間接的にしろ、何らかのインスパイアは受けているのでしょう。
1から12の番号でトッピングパターンが選べるところもヤミツキと同じですから。
見やすいメニューに綺麗な写真に惹かれ、注文したのはこちら。
No.11 チキンとナスとトマトの焼きチーズカリー ¥900
大辛 +¥30
炙りの入ったチーズがなんとも香ばしくてたまりません!
カレーはタイカレーで言うならばゲーン・ペッとゲーン・マサマンの中間。
パクチー以外、タイ的ハーブが入っているわけではないので、
寧ろタイ風カフェカレーの進化系と呼ぶべきでしょうか。
そして・・・文句なく美味いです。
辛さも大辛でちょうど良い。
もう一つ辛いと味のバランスが崩れるであろう、ギリギリの線。
スタイリッシュな内装に見るように、女性客を意識しているのか、
普通盛りライスはカレーの量に比してちょっと少なめです。
ちなみに店名のチャントーヤとは、
タイ語でもマレーシア語でもスペイン語でもなく、
オリジナルな造語だそう。
よく聞かれるそうですね(笑)
ホームページを見る限り、積極的なチェーン展開を視野に入れている様子。
コンセプトは明快、味も一流、あとは人材が揃いさえすれば、結構成功しそうな予感も・・・します。
頑張ってください!!
追記:記事を書きながら、ヤミツキストのあの方の記事を見ていたら、
カレーも辛さも同じチョイスだったことが判明。
流石です!(何が?)
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チャントーヤ ココナッツカリー (
カレー /
新御茶ノ水駅、
小川町駅、
御茶ノ水駅)
夜総合点
★★★☆☆ 3.5
錦糸町プアンタイとは関係ない、アが小さいほうのプァンタイ。
一号店の目白に続き、二号店が待望のオープンです。
場所は以前プァンタイがあった大久保。
一文字違いのムアンタイが閉店した場所に居抜きで入りました。
(ああ、ややこしい。)
お店に入るや否や、ティックママさんの大歓迎。
どうやら目白の店に行った時のことを憶えていてくれたようです。
嬉しい!
お店の看板には「タイ・ラオス料理」とありますが、ラオス独自の料理というよりは、
激辛で有名なタイ・イサーン地方の料理と、国境のむこうラオスの料理には共通なものがあるということ。
一説によれば同じ料理でもイサーンよりラオスのほうがもっと辛いとされるようで、
つまり「タイ・ラオス料理」というのは「本気のイサーン料理」という意味合いに近いと思われます。
ラオスビール ¥550
タイでも人気のラオスビール、ビアラオ。
辛い料理にマッチしますよ。
ヤムタクライ ¥780
本気のタイ料理店でしかお目にかかれない、レモングラスのヤム。
エビにイカ、アサリなどの海鮮のたっぷりで、くっきり酸っぱ辛い仕上がり。
・・・なんだこれ、無茶苦茶美味しいぞ!!!
コームーヤン ¥780
豚の首肉焼き。
表面カリッと、中はジュワッとジューシーな焼き上がり。
完璧なコームーヤンです。
また、タレの美味い事ときたら!!!
スパイ白
タイ屋台気分もバッチリ。
美味い!!
ゲーン・オム・パク・ルアンミットS ¥850
カオスワイ
ゲーン・オムはイサーン地方の酸っぱいゲーン。
野菜たっぷり、お肉たっぷりで、これは相当美味い!!
プラー・サムン・プライ
サクサクに揚がった金目鯛にスパイシーなソース、
そこに揚げショウガがどっさり。
これまた、感動的な美味さです!!!
日本の美味しい食材を使いながら、最高のタイ料理に仕上げるなんて、素敵!!
とまぁ、どれを食べても美味い美味いしか言えなかったわけですが、
決して大げさに言っているわけではなく、本気で私の味覚にマッチしたタイ料理だったのです。
目白の店も確かに美味しかったのですが、大久保の場末的な雰囲気もプラスに作用していると思われ、
今まで訪問したタイ料理店の中でも「ダオタイ渋谷肉横丁店」に匹敵するベストアロイ!!

お店の旦那さんのタイ土産に、甘~いお茶までいただきました。
サバーイ度も満点ですね。
プァンタイ最高!
プァンタイ最高!!
大事なことなので二回言ってみましたよ。
ご馳走様でした!!
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プァンタイ 大久保店 (タイ料理 / 大久保駅、新大久保駅、西武新宿駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
南インド料理ブームの先駆けとなった京橋「ダバインディア」。
この店のデビュー以来6年の間コックを務めたMr.ラマナイアはその後、
葛西「和印道」を経て、御徒町に「アーンドラ・キッチン」をオープン。
東京の南インド料理シーンを牽引してきました。
そして、ついに2012年2月2日、「ダバインディア」から徒歩5分ほどの銀座一丁目に、
アーンドラの二号店にあたる「アーンドラ・ダイニング」がオープン。
厨房を守るのは、もちろんMr.ラマナイアです。
「ダクシン八重洲店」「エリックサウス」と、
近隣に南インド料理店のオープンが続いた「ダバインディア」にとって、
「アーンドラ・ダイニング」オープンのニュースはまさに驚き以外の何物でもなかったことでしょう。
まさにこの銀座一丁目~八重洲にかけてのエリアは、
日本有数の南インド料理激戦区の様相を呈してきたようですね。
さて、「アーンドラ・ダイニング」があるのは、銀座通り口の交叉点をちょっと脇へ入った場所。
好立地ながら、知らなきゃ見過ごしてしまいそうな入り口です。
階段を上った二階にある店内。

御徒町の「アーンドラ・キッチン」が街の小さな食堂ならば、
こちらは銀座らしい、堂々としたレストランとでも言えそう。
南インド料理メニューはまさに多彩。
オープンしてすぐ訪れる南インド料理ファンの方々のほとんどが、
ミールスかドーサか、ドーサミールスを頼むと思うので、
ここは一つ、ググッと変化球でいきましょうか。
アーンドラ・マトン・ヴェプドゥ ¥1390
南インドでも激辛で有名なアーンドラ・プラデーシュ州の料理。
ヴェプドゥとは炒め物です。
デフォルトでも素敵に辛いマトン炒めに、ココナッツがトッピングされてまさに南インド。
ネパールの辛いチョエラなんかが好きな人はハマる味ですね。
トウガラシ・マトン ¥1490
英語表記も
Togarashi Mutton。
「ためしてガッテン」で紹介されたアーンドラオリジナルのカレーです。
ドロッと濃厚なハーフウェットタイプのマトンカレーに青唐辛子系の辛さがバッチリ。
しかも具材としても青いししとうがタップリ。
まさに羊と唐辛子を愛する者のためのカレーですね。
いや~、辛さも美味さも大満足~!
カレーにあわせたのはこちら。
プーリー ¥490
わはは。
羊と唐辛子と油づくしのディナーになっちゃった(笑)
そんなとき胃をいたわるのはこちら。
マンゴー・クルフィ ¥540
さすが「ダバインディア」のクルフィとソックリ。
濃厚なマンゴーの風味にピスタチオの食感がアクセントとなって美味!
アラカルトで頼んでも、流石のラマナイア・マジック。
なんとも強力なお店が銀座に登場したものです。
次回は何人かで訪問して、色々食べてみたいですね。
ご馳走さまでした!
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アーンドラ・ダイニング 銀座本店 (
インド料理 /
銀座一丁目駅、
京橋駅、
宝町駅)
夜総合点
★★★★☆ 4.0
西武池袋線、石神井公園駅北口。
商店街の奥にある、インド料理店「シャンティ」
「本場 東インドカレー」の看板がなんとも興味をそそります。
店内はテーブル席、カウンター席、そして奥にお座敷と、まさに居酒屋レイアウト。
が、スッキリと清潔感あるインテリアでまとめられていますね。
この日はランチでの訪問。
卓上のランチメニューには、まあよくあるナン&カレーのセットがズラリ。
しかしメニューの裏をみたらビックリ。

これはバングラデシュ国旗ではありませんか!
どうやらオーナーがバングラディシュ人のようなのですが、
お店の方は尋ねてみたら、コルカタ(カルカッタ)出身なのだとか。
まぁ、印パ戦争以前はインドとバングラディシュは同じ国、
古くは東印度会社による栄華を極めたベンガルの地をまとめて
「東インド」と呼んでも違和感はないわけですね。
など思いを巡らせていると、壁に貼られた新メニューを発見!
そして即注文!!
東インド鍋 「コーライ」 ¥1000
ライス +¥100
なんと素敵な東インドの鍋料理。
「コーライ」はkorai 。インドの鍋状の器、カダイに近い意味でしょう。
お店の方曰く、このコーライは東インドでは家庭料理にあたり、
本来レストランではあまり出さないものなのだとか。
和式の大きな器に、白菜、ネギ、シメジ、里芋、エビ、鶏肉・・・なんとも和風な食材の数々。
インドではインドの野菜を用いるところ、日本では手に入らないので、
ならば、と日本人が鍋に入れる食材を用いアレンジしたそう。
「やっぱり鍋には白菜が入ってなきゃ。」と語るコルカタ出身の彼、もう充分ジャパニーズです(笑)

エビ味噌の出汁が効いています。
なかなかツボを押さえているね!!
スパイシーな東インドの鍋スープと、和食の食材がしっぽりとコラボして、
体の芯からホワッとあたたまる快感を与えてくれます。
インド料理かどうか抜きにして、なかなか美味しいね~!!!
スープカレー ¥900
こちらも新メニュー。
スープカレーと言ってももちろん札幌発祥のそれとは違って、あくまでもスープ状のインドカレー。
インゲン、ニンジン、グリーンピース、カリフラワーといった野菜に加え、ぷりぷりエビが入っています。
辛めに作ってもらったら、こちらも寒い日にぴったりのポカポカ仕立てに。
クミンの香がすごいライスともなかなか合いますね。
周りを見渡せば、店内は明らかにわかる地元のお客さんで大賑わい。
そういう方々はやはり、定番のナン&カレーを頼む率が高いわけです。
しかし、だからといってメニュー構成を安易にまとめることなく、
今回いただいたような個性あふれる料理を用意するあたり、なかなかのバランス感覚。
定番料理と注目料理、地元密着店として成功するためにどちらも欠かせないものですからね。
ご馳走様、良い店でした!
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東インドカレーレストラン シャンティ 石神井公園店 (インド料理 / 石神井公園駅、練馬高野台駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
恵比寿・アメリカ橋の脇、
その名もAmerican Bridge Companyビル二階にあるインド料理店「ローカルインディア」。

「インドが苦手な方に美味しく食べてもらう」というコンセプトだそうです。
猥雑さを排除し、シックで綺麗にまとまった内装。
壁の彫刻もカーマスートラなどではなく、西洋の星座十二宮。
・・・なるほど、納得です。
パニールパラグ ¥1050
普通に頼めばプレーンナンが付くところ、ナンをオプション変更してみました。
グリーンナン +¥200
ほうれん草のカレーにほうれん草のナン。
まさにグリーン・グリーン!
昔「ソイレント・グリーン」っていう、緑の食べ物をモチーフにしたSFがあったのですが、
お食事中ですので内容は割愛。
要は緑色が好きなだけなんです(笑)
カレーは5辛にしてもらったので、
なかなか刺激的な味わいでしたが、
基本的には仕立てよく食べやすいカレー。
よくあるしずく形ナンよりも技術を要する丸ナンも含め、
インド嫌いの方でも「へぇ~インド料理って美味しいのね!」と感心する要素がいっぱい。
コンセプトに忠実な、しっかりした店ですね。
ご馳走さまでした!
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ローカルインディア 恵比寿店 (インド料理 / 恵比寿駅、代官山駅)
池袋西口に以前からあったトルコ料理店が閉店したと思ったら、
同じ場所に新しいトルコ料理店がオープンしていました。
「トルコレストラン&バー レシャット」
気品ある佇まいからは「ひょっとしてお高いお店?」という心配もよぎったのですが、
店頭メニューを見てそうでもなかったので入店(笑)
とっても丁寧な接客、二階窓側の席へと案内。

普段あまり白いテーブルクロスの上で食事しないので、ちょっとかしこまった気分。
そんな時は、お酒ですね。

エフェスダー ¥580
トルコの代表的ビール「エフェス」のダークバージョン。
のど越しの良さが特徴。
赤レンズ豆のスープ ¥300
おぉ、皿が大きい!!
しかしなかなか美味いスープ。
お値段もかなりリーズナブルですね。
アダナケバブ ¥1400
トルコといえばやはりケバブ料理。
中でもアダナ地方の料理、スパイシーなアダナケバブは一番のお気に入りです。
ニューっと長い伝統スタイル。
羊の旨味とスパイスの刺激がなんともたまりません。
ワンプレートでライスもついていてとってもお得。
これは超お勧めの一品ですよ。
クスクスで包んだピロシキ風キョフテ ¥850
黒海地方の家庭料理だそうです。
地中海とロシアをつなぐトルコの地理的な位置をしっかりと感じさせる一品。
上にかかったソースも絶品!
トルコブルー ¥580
しかしこのお店の料理、何を頼んでも美しいビジュアルですね~
リーズナブルな割に高級感があって、接待にも使えそう。(接待しないけど)
カザンディビ ¥450
トルコ風モチモチプリン。
大好きなタイのデザート、カノムモーケンにそっくりのビジュアル。
しかし味は非常に上品です。
好きな味。

都内のトルコ料理と言えば、赤坂の「アセナ」あたりがお気に入りなのですが、
この「レシャット」もなかなかの実力派。
何より、接客がしっかりしているのが良いですね。
ご馳走様でした!
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トルコレストラン Resat (トルコ料理 / 池袋駅、要町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
板橋随一のエスニック天国・大山に2010年オープンのタイ料理店。

「プリックタイ」

開店一年ちょいの間になかなかの人気店となりましたね。
ビアラオ ¥530
ラオスのビール、なのですが、このビールを置いているタイ料理店は要チェック!
ラオス国境に近いイサーン地方の料理がいただける可能性大です。
イサーン料理、激辛好きにとっては魅惑の料理ですからね~!!
ってことで、この店でもイサーンシフト。
ゲーンパーガイ ¥850
カーウニャウ ¥350
イサーン地方の激辛カレー(ゲーン)として知られるゲーンパー、
しかしこの店ではそこまで暴力的な辛さではないようです。
鶏肉と野菜を美味しくスパイシーにいただくスープとして、
激辛耐性がない方にもオススメなゲーンパーですね。
(注:あくまで私の主観です)
食べログのクーポンで食後の白ワインもゲットしちゃいました。
調理レベル高く、接客も丁寧で、
家族連れからマニアまで幅広く満足できる店と納得。
意外に本格タイ料理店が少ない板橋区においてはとっても貴重な存在ですね。
ご馳走さまでした!
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プリックタイ (
タイ料理 /
大山駅、
板橋区役所前駅)
夜総合点
★★★☆☆ 3.5
「下北沢で一番美味しいインド料理」でおなじみ、
モエツカリーが帰ってきました。
もともと、駅前の古いアーケード「下北沢食品市場」にあった当店、
再開発の波に追われて2010年12月30日にいったん店を閉め、昭島市へと移転。
ところがなんと、2011年8月11日に二号店(?)としてオープンしたのが、
お店の原点であるこのシモキタの地だったのです。
※以前のお店の記事はこちら
⇒『シモキタ萌えッ!カレー。「Moet's Curry」(下北沢)』
ビルの地下にある入り口。
朝の5時まで開いている、気合いの営業がありがたいですね。
この日も深夜二時ごろの訪問となりました。
席の狭さに定評があった以前のお店に比べると、まさに宮殿のような広さ。
しかしお客から厨房がしっかり見えるあたりは、昔を彷彿とさせます。
キリンハートランド 中生 ¥500
なんと生ビールはハートランド一本。
漢気です。
ハリアリチキン ¥500こちら大好きなほうれん草味のタンドーリチキン。
意外に置いている店少ないんですよね。
正直、鶏肉自体に特筆すべき点はないですが、
タンドールには岩手県産炭を使用しているそうで、
香ばしい仕上がりとなっています。
マトンラダカリー ¥980キーマにマトンが入ったなんとも肉々しいカレー。
辛さはは4辛を選択。
一見普通のカレーですが、独自のバランスはまさにモエツ。
これです、この味ですよ。
パニールクルチャ ¥450インドのカッテージチーズクルチャ。
普通のピザ用チーズを用いたチーズクルチャもあったのですが、
やはりこの渋い店ではパニールでしょう!!
元々ナンに定評のあるこの店、油っこさもなく、パクパクいけます。
これは美味しい。
料理の見た目に華やかさはないものの、
渋い美味しさにまとめるラワットさんの手腕は、まさに通好み。
今回のシモキタ復活は、地元のインド料理ファンにとって朗報といえるでしょう。
あ、深夜カレー族にとっても、ね。
ご馳走様でした!
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ラワットさんの店 モエツカリー (
インド料理 /
下北沢駅、
池ノ上駅、
東北沢駅)
夜総合点
★★★☆☆ 3.5
ミャンマー料理店ひしめく、通称「リトルヤンゴン」高田馬場。
そこに一度みたら気になってしようがない看板があります。
「RUBY アジア料理と他」
他って・・・
「ECHIGOYA 質入れと他」
「FUJINOYU 入浴と他」
・・・妄想が拡がりますね。
さあ、満を時しての入店、地下へと続く階段を降りると・・・
あら、店内は意外と健全。
ミャンカラを熱唱するビルマのお父さんたちを別にすれば、
町のごく普通な食堂といった感じです。
しかしメニューの日本語表記はかなりフリーダム。
「スパイ ー 野菜スープ」やら、
「ビルマビルマ風そばサラダー」、
「豚耳ガチリソース和え」、
「ビア デイープフライ」など、
気になるメニューがたくさんある中、
まずはこちらを注文。
タマリンド ジュース ¥350
ミャンカラ系のお店は料理だけでなく、お酒もリーズナブルなのが魅力ですね。
南国の魅力たっぷりのドリンクです。
ジンジャサラダー ¥680
二拝二拍手一拝していただきましょう。
代表的ミャンマー料理の一つ、ラペットゥ(お茶の葉サラダ)にも似たザクザク感、
そこにショウガの風味が効いていて美味!おススメ!
パンがシュ魚とトマト煮込み ¥890
一見意味不明な料理名。
もしや・・・と思い注文してみましたが、その予想は的中。
この魚、パンガシウスですね!
パンガシウスとは遊泳性の強いナマズの仲間。
東南アジア一帯では食用にされ、最大種メコンオオナマズは最大3mにもなる巨大魚です。
最近はメコンオオナマズの養殖による商用流通も始まったと聞きましたが、
おそらくこの料理の魚は、古くから養殖されているカイヤンかパールムの類でしょう。
肉厚でフワッとした白身、ナマズの仲間でありながら小骨はほとんどありません。
ちょっとサバの煮つけにも似た風合いですね。
スパイシー マットン煮込み ¥890
パラタ
素っ頓狂な名前ですが、一言で言えばドライマトンカレー。
インドとも国境を接するミャンマーですから、まさにマトンブナそのものだともいえます。
合わせたパラタ共々、ミャンマー式に油は多め。
しかし羊肉の旨味がしっかりと出た、侮れないカレーです。
これだから、ミャンマーは目が離せません。
ウメー酒 ¥400
いや~、うめーですね。
入店するまではかなりドキドキモノの怪しげなお店でしたが、
いざ入ってみると、なんとも素敵なミャンマー本場の味が楽しめるレストラン。
これは一般の方にもおすすめできるお店ですね。
しかし・・・
看板にあった「他」とはいったい何だったのか、
まだ私の知らない「他」が隠されているのか、
余計に気になってしまった夜なのでした。
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ルビー (東南アジア料理 / 高田馬場駅、学習院下駅、西早稲田駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
もはや名店の風格さえ漂う、駒澤大学「ピキヌー」。
カレーのあるタイ料理店、ではなく、
あくまでもタイカレー専門店です。
店主山口茂さんは「メーヤウ早稲田店」の店長を務めた後、
夫妻で下高井戸に「ピキヌー」を開店、
その後現在の駒澤大学へと移転。
山口さんが抜けたあと、
早稲田メーヤウと本家信濃町「メーヤウ」との関係が切れたことを思うと、
正統なるメーヤウの血脈は寧ろ、
この「ピキヌー」にこそ受け継がれているのだと感じます。
激辛カリー ¥900
かつて幻だったメニューが、レギュラーメニューに昇格したもの。
辛さレベルはレギュラー最高の7です。
かなり柔らかく大ぶりの豚角煮に、ジャガイモ、ゆで玉子が入ったカレー。
アクセントとして、ザクッとしたフライドオニオン。
激辛・・・とはいえ、現地タイの辛さほどではなく、普通に食べやすい激辛。
しかし決して安易な味ではないあたりが素晴らしいところ。
タイのカレー(ゲーン)をベースとしながらも、
良い意味で日本人の味覚に合わせた独自のカレーなのです。
もの凄いインパクトがあるわけではないのですが、
癖になり、
しばらくすると「また食べたい」と思わせる魅力が、
この店のカレーにはあります。
これは凄いこと。
ココナッツミルクが苦手な向きにもお勧めですよ。
卓上には、辛味ナンプラー。
ライスにたっぷりかけましょう。
味がグッとひき締まりますからね。
食後にはこちら。

ココナッツアイス ¥300
これ、なかなかのボリュームなんです。
スッキリした味わいで、
口の中も爽やかにフィニッシュ。
いわゆる「メーヤウ系」と言われるお店の中では、
ここのカレーが一番好きかな~と再確認。
定期的にタイへと修行に行き、そこで仕入れた新しい味を、
日本の旬の食材と組み合わせて新メニューを続々開発しているという山口さん。
ニッポンの、正しきタイカレーの姿ですね。
ご馳走さまでした。
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タイカリーピキヌー (タイ料理 / 駒沢大学駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
羽田空港第二ターミナル3F「アッパーデッキトーキョー」。
空港ロビーを見渡しながら、世界の料理を食することができる、最近のお気に入りエリアです。
本命は、もちろんスリランカ料理「コートロッジ」。
しかし他にも魅惑的なお店がいくつもあるんです。
・・・なんて、ひとつ前の記事と同じ書き出しで始めてみましたが、
今回はベトナム料理。
「ベトナムCho」
「ベトナムチョ」と読みます。
フォーを中心とした、ベトナム屋台的お店。
可愛いでチョ?
しかし流石はアッパーデッキ、雰囲気はなかなかアッパー。
店頭には自由に使える調味料コーナー。
うん、この辺はしっかりアジアンです。
豚肉のフォー ¥1200
揚げ春巻 ¥200
写真で見ると、チャーシューメン&餃子みたいですね(笑)
それも、とろっとした豚肉が立派なおかげ。
場所柄、値段もなかなか立派ではありますが、ささっと食事したい空港で、
「どの国の料理にしよっかな~ そうだ、ベトナムにしよう」
なんて気軽さでサクッと食べることができる・・・なんて便利な時代でチョ。
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ベトナムチョ(市場) (ベトナム料理 / 羽田空港第2ビル駅、羽田空港国内線ターミナル駅、羽田空港第1ビル駅)
羽田空港第二ターミナル3F「アッパーデッキトーキョー」。

空港ロビーを見渡しながら、世界の料理を食することができる、
最近のお気に入りエリアです。
本命は、もちろんスリランカ料理「コートロッジ」。
しかし他にも魅惑的なお店がいくつもあるんです。
今回はトルコ料理。
「Mrs.イスタンブール」
「ミセスイスタンブール」と読みます。
トルコ人シェフによるケバブ料理、トルコパン、クッキー、
そして、のびるアイスクリーム「どんどるまん」と、多彩なメニューを搭載。
お食事にも、軽食にも、持ち帰りパン屋としても、デザートショップとしても、
そして一杯ひっかけるバーとしても便利。
立地の良さも手伝って、アッパーデッキ一番の人だかりができるお店です。


さて、この日注文したのはこちら。
ピラフプレート ¥980
ピラフ(トルコ風バターライス)とドネルケバブ、
サラダがワンプレートになったセット。
非常にお手軽な一皿ですね。
ドネルケバブもなかなか美味しく、ピラフとの相性もバッチリ。
空港の食事としてはなかなかのレベルであります。
そりゃ、人気あるのもうなづけるわな。
・・・・と、ここでこの記事を書いていて、発見したことが一つ。
なんと・・・このお店のことをブログ記事の半数近くが
「飛んでイスタンブール」というタイトル(笑)
ま、それもまた、うなづけるわな。
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ミセスイスタンブール (Mrs Istanbul) |
http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_bgcolor.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; ">ジャンル | http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_dot.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; "> トルコ料理、パン・サンドイッチ(その他)、アイスクリーム |
---|
http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_bgcolor.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; ">TEL | http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_dot.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; "> |
---|
http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_bgcolor.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; ">住所 | http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_dot.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; "> 東京都大田区羽田空港3-4-2 東京国際空港第2旅客ターミナル3F アッパーデッキトウキョウ内 |
---|
http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_bgcolor.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; ">交通手段 | http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_dot.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; "> 羽田空港第2ビル駅から158m |
---|
http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_bgcolor.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; ">営業時間 | http://image1-3.tabelog.k-img.com/images/line/line_dot.gif); overflow-x: hidden; overflow-y: hidden; background-position: 0px 0px; background-repeat: repeat no-repeat; "> 7:00~20:30(L.O.20:00) |
---|
ミセスイスタンブール (トルコ料理 / 羽田空港第2ビル駅、羽田空港国内線ターミナル駅、羽田空港第1ビル駅)
JR住吉駅を経て、六甲ライナー名物「瞬間くもりガラス」の不思議を楽しみながら、
神戸海上、六甲アイランドへ。
目的地はこちら。
「笑う和」
2011年7月オープンのスリランカ料理店です。
店名の由来となるWARAUWAとは、
スリランカの田舎で皆を集めお食事をする大きな家のこと。
とある大学の先生に日本語の当て字を教えてもらい、店名にしたのだとか。
あ、なのでお店の方はスリランカ人です。
念のため。
メニューを見て、金・土・日限定のビリヤニランチにもかなり惹かれたのですが、
やはりスリランカを味わい尽くすこちらを注文。
スペシャルセット ¥1000
スリランカカレー二種
ライス
ゴタンバ・ロティ
グリル・チキン
パパダム
カツレツ
野菜サラダ
セイロンティー
という内容です。
まず登場したのが野菜サラダ。
苦みのある不思議な味わい。
続いてメインプレートが登場。
なんともストイックな盛り付けですね。
この日のカレーは、チキンカレーとダールカレー。
チキンはトマトベース、ダールは粘度高くまろやか。
どちらも優しくヘルシーな仕上がりになっています。
ゴダンバ・ロティはギッシリズッシリかなりの満腹感。
有機野菜や、自家栽培のカレーリーフなどを用い、
食の安全に配慮しているというだけあって、全体に味付けやさしく食べやすい仕立て。
神戸といえどこの辺りでは客のほとんどが日本人とあって、それは正しい選択なのでしょう。
食後はゆったりセイロンティー。
私が初めてスリランカ料理を食べたのは神戸・北野の名店「コートロッジ」。
しかしそのコートロッジも羽田空港出店とひきかえに、
神戸店と新宿店をクローズさせてしまいました。
神戸スリランカ料理の未来のため、「笑う和」にはぜひともがんばってほしいものです。
ご馳走さまでした!
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笑う和 (
スリランカ料理 /
アイランドセンター駅、
アイランド北口駅、
マリンパーク駅)
昼総合点
★★★☆☆ 3.5
銀座一丁目。
看板書体の迫力が印象的な「グルガオン」。
思い起こせば、2000年以降の東京インド料理シーンを牽引してきたのは、
「ダバインディア」「カイバル」そしてこの「グルガオン」を擁する、
通称ダバグループだったように感じます。
南インド料理ブームに一躍買った「ダバインディア」、
ひたすらタンドリー料理などの焼き物を究める「カイバル」に比して、
正統北インド料理をメニューの中心に据えたこの「グルガオン」は、
華やかさ、話題性において少し目立たない存在、と見られがち。
しかし、こうしてメニューを見渡すと、
安易に流れない志の高さがはっきりと見てとれますね。
チーズクルチャ S ¥380
ダバグループの刻印とまで言われる名物メニュー。

どこまでも伸びる熱々チーズはまさに至福の味。
これは必ず頼みましょう。
ムング豆と青バナナのカレー ¥1260
なんとも珍しいカレーです。
サラサラのダルフライにマスタードシード、カレーリーフ、
コリアンダーなどがガンガン入っており、具材として青バナナがゴロゴロ。
かなり南インドテイストの強いカレーですね。
こんなカレーが普通にレギュラーメニューになっているあたり、
グルガオン恐るべしです。
カレーに合わせたのはこちら。
タンドーリチャパティ ¥420
ギュッと堅焼きのチャパティ・・・というか、ほぼロティ。
素朴な味がバナナのカレーによく合います。
食後はこちらのデザート。
クルフィー ¥420
マンゴー果肉たっぷりの香り高いクルフィ。
これはレベル高し。
しかもかなり好きな味です。
いやぁ、かなり久々の訪問だったのですが、その実力には一片の曇りもなし。
改めて、ダバグループの凄さを感じ入った次第なのでした。
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グルガオン (インド料理 / 銀座一丁目駅、京橋駅、有楽町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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