2011年03月
裏ハラに刺激あり。「カフィアライム」(明治神宮前/原宿)
アパレルかお洒落カフェしか無いようなこの界隈に、オアシスの如く存在するスパイス補給処。
一見、一階の屋台風な店がそうかと間違えがちですが、「カフィアライム」は二階のほう。
因みに店名は「カフェ」+「アライム」ではなく「カフィア」+「ライム」。こちらも間違えがちですよ。
ランチBセット ¥950
ガパオライスにクイッティオ、サラダ、フルーツ、アイスコーヒーのセット。
周辺のキャッフェーあたりと較べると随分良心価格ですね。
とはいえ味が伴わなければ意味がない。
ガパオライスから食べてみましょう。
…お。
結構辛いですよ。
ちょっと舌がピリピリする感はありますが、パンチの効いた味付けはなかなかのものです。
次はクイッティオ。
うん、茹で具合も悪くない。
ドバッ!ドシャッ!と辛さを整えれば…ほう、悪くないじゃない。
というわけで、味のほうも合格点。
裏原宿でお洒落アイテムを買った後はこちらのタイ料理でヒーヒー言うのがオツかも知れませんよ。
そうそう、一つ忘れてた。
お冷やがわりに出てくるこのお茶。
麦茶になんか入れてるらしいのですが…
絶品!
忘れずチェケラ!!
カフィアライム (KAFFIR LIME)
TEL:03-3400-2918
住所:東京都渋谷区神宮前6-1-5 2F
営業時間:
[平日] 11:30 - 15:00(LO 14:40)/17:30 - 23:00(LO 22:00)
[土曜日] 11:30 - 15:00(LO 14:40)/17:30 - 23:00(LO 22:00)
[日曜・祝日] 11:30 - 15:00(LO 14:40)/17:30 - 23:00(LO 22:00)
定休日:無休
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カフィアライム (タイ料理 / 明治神宮前駅、原宿駅、表参道駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
さて。
赤坂、担々麺の昼下がり。「担々麺舗 希須林 赤坂」(赤坂見附/赤坂)
そういうときには私、大抵「蒙古タンメン中本」に行くのですが、
中本もまあ、コンビニみたいに何処にでもあるわけでなし、
セカンドチョイスとしては辛い担々麺を食べることになるのです。
場所は赤坂、時は午後二時。
ふらり見つけたのがこちらのお店。
「担々麺舗 希須林 赤坂」
入店してから食べログを見たのですが、なかなかの有名店らしいですね。
排骨にも惹かれたのですが、まずは基本の担々麺を注文。
希須林担々麺 ¥950
なかなか濃厚かつ鮮やかなルックスですね。
五段階で選べる辛さはもちろん5にしています。
iPhone初の麺リフト(笑)
食べてみましょう。
…おっと、マイルド。
辛くないわけでは無いのでしょうが、
かなりゴマの風味が強く、辛さがグンと中和されているようです。
タイカレーにおけるココナッツミルクの役割をゴマが担っているわけですね。
…余計わかりにくくてすみません…。
このマイルドな感じ、同じ赤坂の「たけくま」の担々麺にも通ずるモノが。
赤坂トレンドなのかしら?
とまあ、強い刺激を求めて行っちゃうと少々肩透かしな感がある担々麺ではありますが、逆に辛さが苦手な人には楽しみやすい担々麺ではなかろうかと。
接客もしっかりしているし、一般的な意味ではオススメできるお店だと思います!
ていう感じです!
あぁ、カレー食べたい…
希須林 担々麺屋 赤坂店
TEL:03-5573-4119
住所:東京都港区赤坂3-7-9
営業時間:
[月~金]11:00~15:00 17:00~22:30
[土]11:00~20:00
定休日:日曜・祝日・年末年始
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希須林 担々麺屋 赤坂店 (担々麺 / 赤坂見附駅、赤坂駅、溜池山王駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
80’sギロッポンナイト。「Charleston & Son」(六本木)
午前2時半。
流石の不夜城、ギロッポンも一般の飲食店は閉まりはじめ、
妙にテンション高く馴れ馴れしい黒人ブラザーたちがポン引く
風俗店やクラブばかりが元気になる時間。
しかし、この時間で閉店するなんて、
ここ、チャールストンにはまだ早い時間なわけです。

千のバラがヤキモチ焼く、
きらびやかな外装で営業中。
節電などどこ吹く風ですね…
お食事はピザ、パスタに加え、
エスニックフードもラインナップ。
チャールストンにも色々あるね。
エスニックは主にタイやベトナムなど
東南アジア系のメニューとなっています。

グリーンカレー ¥1154
ベースはタイのグリーンカレー。
が、ギロッポンなりのアレンジが入っていますよ。
ライスは大盛日本米。
鶏肉は薄切りスライス。
タケノコはギザギザカット。
そしてカレーは…
ポタージュスープのようなまろやかさ。

まぁ、この時間に開いていて、
落ち着いてお食事出来ること自体が貴重なのです。
流石にこの時間ともなると、
小粋な白いプードル連れリズムをとって街行く女(ひと)などは来店しないようですが、
六本木で遊んだ後の芸能人などはちょくちょく訪れる模様。
ある種のギロッポンらしさ。
カフェで一杯、
チョイと浮かれて二杯。
な~んて感じで飲み直すにも良い店なんじゃないでしょうか。
チャールストンアンドサン (CHARLESTON&SON)
TEL:03-3479-2742
住所:東京都港区六本木5-3-4 第一レーヌビル1F
営業時間:
ランチ 月~金 11:30~16:00
ディナー 月~木・日 16:00~05:00(L.O.04:30)
ディナー 金・土・祝前 16:00~06:00(L.O.06:00)
定休日:年始
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チャールストンアンドサン (イタリアン / 六本木駅、六本木一丁目駅、麻布十番駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
昼総合点★★★☆☆ 3.0
Good Spice Good Life.「スルターン」(飯田橋)
風の日も、
カレーが食べたい。
「スルターン」はインド&パキスタンレストラン…らしい。
(メニューにモモがあったのは内緒。)
ここ飯田橋が本店で秋葉原に支店があるようです。
メニュー表紙にもパキスタンの地図。
さりげなく書かれた「Good Spice Good Life」というコピーもなかなか素晴らしいですね。
パキスタンと言えば肉料理なのですが、この日の気分はベジタブル。
ビンディマサラカレー ¥1200
ズィーラライス ¥450
トマトベースのコッテリカレーにたっぷりのオクラ。
パキスタンというよりどことなく中華な味わいも…いや、ネパールっぽくもあるかな?何でだろ。
それにしても、オクラがホントに多いです。
パキスタン人がこんなにも野菜好きとは…!?
クミンで炒めたズィーラライスは日本米使用。
なんともモッチリとした仕上がりで、どことなく中華かネパールな味わい…何でだろ。
カレーもライスも、これはこれで美味しかったのですが、どのあたりがパキスタンなのかはイマイチ定かではなく。
強いて言えば濃い目の味つけがパキスタンぽいっちゃあ、ぽいのかな?
でもモモがあるしなぁ…(疑惑強まる)
店員さんは気前良し。
マンゴーラッシーをサービスしてくれましたよ。
嬉しいですね。
嬉しいついでに聞いてみました。
「皆さんパキスタンの方なんですか?」
店員さん
「私たちみんなネパール人です。一人だけ、インド人。」
「あ、オーナーはパキスタン人ですよ。」
ご馳走様でした!
スルターン (SULTAN)
TEL:03-3263-7631
住所:東京都千代田区飯田橋2-9-7 東西館ビル1F
営業時間:
11:00~17:00 17:00~23:00
[土、日、祝祭日]
11:00~15:00 17:00~23:00
定休日:無休
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スルターン (インド料理 / 飯田橋駅、九段下駅、水道橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
スープカレー不毛の地に希望の光。「東京ドミニカ」誕生。(新宿三丁目/新宿)
新宿三丁目に輝く黄色い看板を発見。
ん…もしや…でも…いや、まさか…。
ええ、そのまさかでした。
札幌スープカレー ドミニカ、新宿に出現です!
ビルの地下に降り、明るく真新しい
店内へ。
店員さんに話を伺ったところ、
オープンは2011年3月11日とのこと。
…そうです。
まさにあの地震の日です。
なるほど道理で情報が入って来なかった訳だ。
記念すべき開店初日、午前11時に店を開き、ランチタイムを過ぎた午後2時頃にあの地震。
しかし地下であったため被害はなく、三人いたお客さんも無事だったとのこと。
なんとまあ、忘れられない日のスタートとなったようですね。
また、ちょっと驚いたのですが、銀座の「札幌ドミニカ」とは経営が別なのだそう。
詳しくはわかりませんが、札幌のほうの経営が変わったらしく、こちら新宿のドミニカは新しい経営による、「本家の味を継承した」お店ということです。
とはいえ、スープが黄色、赤、黒の三つから選べるなど、メニューの基本は本家札幌のドミニカ、銀座のドミニカと共通。
スープを選び、具材を選び、辛さを選び、トッピングを選んだら、ほら、出来上がり。
黄色野菜5辛納豆トッピング ¥1300
あぁ、素晴らしい見映えですね。
野菜のバリエーション、ボリューム感もなかなか。
ライスから香るバターの香りも非常に食欲をそそります。
食べてみます。
お、お、お。
「お」を三回も言ってしまいましたが、これはなかなかバランスの良い、美味しいスープカレーですね!
私見で言えば、銀座のドミニカよりもこっちのほうが美味しいのでは、とも思います。
うまく表現出来ないのですが、スッキリしつつもコクがあるというか。
野菜ではぶっといゴボウやシャキッとした長芋が特に秀逸だと感じました。
私が食事している間にもひっきりなしに入店してくる客。
外の看板に惹かれて来るようです。
スタートこそ大変なタイミングでしたが、この立地、この味ならば、徐々に繁盛店になっていくのではないでしょうか。
セブンウエスト撤退以来、スープカレー不毛の地だった新宿の街に、鮮やかな希望の光が射したようですね。
※オープンしてまもない今、店名のバラツキがちょっとあるようです。
看板には「札幌スープカリー 東京ドミニカ」、
ショップカードには「札幌スープカレー専門店 ドミニカ」、
そして公式ブログでは「スープカレー 新宿ドミニカ」となっています。
食べログ登録名はひとまず修正が一番難しいと思われる看板表記に合わせておきました。
札幌スープカリー 東京ドミニカ (新宿ドミニカ)
TEL:03-6380-4644
住所:東京都新宿区新宿3-31-1 第2大伸ビルB1F
営業時間:11:00~21:00
定休日:不定休
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札幌スープカリー 東京ドミニカ (スープカレー / 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
ハラルで南インドなゆるふわ空間。「ザラ」(綱島)
一つはこちら。
ハラル対応の南アジア食材店。
インドのスーパーマーケットかとも思える品揃えは悶絶必至です!
そして…
もう一軒はこちら。
「minami Indian Restaurant」
…。
おぉ、南インド料理店じゃないですか!
もちろん迷うことなく入店ですよ。
震災の影響かどうか、閑散とした店内。
厨房は四人態勢なんですがね…大変そうだなぁ。
まずはビール。
ん…?
お酒がない??
とここで気づく。
「ここ、ハラル対応レストランだ!」
聞けばここ、先ほどのハラル食材店と同じオーナーが経営している店なのだとか。
そのオーナーはスリランカ人。
そしてこちら「ザラ」の店員さんはインド、スリランカ、ネパールからの混成部隊なのだそう。さらに看板に「インド・パキスタン料理」と書いてあったのはなんと、昨年惜しまれながら閉店した溝の口のパキスタン料理の名店「インダス」のシェフがこちらに移ってきているからとのこと!
何だか南アジア総進撃って感じ。
凄いことになってます。
ともあれ乾杯。
キリンノンアルコールビール
そうそう、こちらのお店、アルコールを置いてはいないんだけれども、代わりに持ち込みがOK。
グラスは提供してくれるそうなので、酒屋に立ち寄ってから来ると安上がりに飲めて良さそうですね。
さ、メニューを見ます。
…ん?南インド料理がない?
店員さんに聞くとすぐ持って来てくれました…南インドメニュー。
聞いてみるもんです。
…。
安っ!
さすが食材店直営!
プレーンドーサセット ¥680
ディナーでこの価格は素晴らしいですね。
ドーサは薄手のパリパリタイプ。「スパイスマジックカルカッタ」にも通ずるこのドーサ、結構好き!
サンバルはなかなかスパイシー。レンズ豆が沢山入っているのが印象的。
ココナッツチャトニはまあ、無難な感じかな。
あとはインドのデザートがついてきました。
せっかくなのでワデ¥200を付けてみましたよ。
えー、ワダです。
外カリ中フワです。
他に客がいない中、
一つだけ揚げてくれて有難うございます。
最後にパパドのサービス。
うん、なかなかアットホームだ。
パーティーメニューの書き方にもそこはかとない優しさが見えます。「豆から出来てるドーナツ」=ワダ「カレーと一緒に食べるクレープ」=ドーサ、なんて感じで。
食べログでは驚くほど評価が低いこの店、
まぁこの閑散とした感じでは・・・とおもいつつも、
なかなか悪くはないですよ。
ご馳走さまでした!
・・・あ、クルフィ食べ忘れた!
インダスのシェフがいるなら食べとかないと・・・
次回の課題ですね。
インディアンレストラン ザラ (Indian Restaurant ZARA)
TEL:045-545-9887
住所:神奈川県港北区綱島西1-6-17 2F
営業時間:
11:00~15:00(L.O14:30)
17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:無休
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インディアンレストラン ザラ (インド料理 / 綱島駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
なるほど人気のスープカレー。「スープカレーのハンジロー」(綱島)
震災の余韻で休業もしくは営業時間短縮を行う店が多い中、こちらはなんと、営業時間延長中!!
いやぁ、素晴らしいですね。
募金も良いが、日本を全力で再起動させることも大事。
「明日のためのその2、外食産業に元気を。」ですよ。
とはいえ食材の入荷状況の影響で一部のメニューは品切れだったようです。
チキン野菜スープカレー ¥1300
やはり初めてのスープカレー屋でトライすべきはチキンと野菜でしょう。
野菜のカッティングも楽しく、スープカレーとしてはかなり濃厚な見た目はインパクト充分!
食べてみましょう。
お、見た目通りの濃厚な味わいです。
ちょっとネットリとした舌触りは「札幌ドミニカ」にも通ずるものがありますね。
せっかくなのでこんなものをトッピングしてみました。
あげたてカマンベール ¥300
うん、こりゃあ美味い!
予算が許せばオススメ。
スープカレーにも色々ありますが、中でもこれはかなり「カレー寄り」のスープカレー。
スープカレーを初めて食べた人の感想で「カレーだとおもって食べたら全然違って肩透かしだった」というのをよく聞きますが、ここのスープカレーならその心配は無用。
ちゃんとカレーであり、ちゃんとスープカレーでもある間口の広さは、なるほど納得な人気の理由でしょう。
見た目も味もインパクトがあり華やかなだけに、例えば地方から横浜旅行にきて食べたとして、充分に満足できる旅先のご馳走となるのではないでしょうか。
逆に言えばズシッとしている分、毎日食べるとなるとちょっと重すぎるかも知れませんけどね。
来てよかった。
ご馳走様でした!
スープカレーのハンジロー
TEL:045-542-3939
住所:神奈川県横浜市港北区綱島西1-2-9 ゴールデンパーク1F
営業時間:
[月・水~金] 11:30~15:00 17:00~22:00
[土・日・祝] 11:30~22:00
*スープカレーがなくなり次第閉店
定休日:火曜日
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スープカレーのハンジロー (スープカレー / 綱島駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
高度経済成長カレースタンド。「カレーハウス 11イマサ」(新宿)
何なのでしょう?この夜の冷え込みは。
そんなとき、駅直結、
一歩も外に出ず済ますことが出来る地下街のなんと頼もしいことか。
JR、京王線乗り換え口の近くにある、
ちょっと変わった名前のカレースタンド「11イマサ(イレブンイマサ)」。
賑やかな見た目からは想像しにくいのですが、実は1964年創業の大老舗なのです。
1964年といえば、
東京オリンピックの年です。
東海道新幹線が開通した年です。
カルビーがかっぱえびせんを、ロッテがガーナチョコを発売した年です。
まさに歴史です。
店外二箇所にある券売機はどちらも常に二、三人が並ぶ盛況ぶり。
今でも一日に1000人以上のの客が訪れるというのですから、
ここだけまだ、高度経済成長期が続いているかのようです。
さて、こちらのカレーはビーフカレー系ルゥ、ポークカレー系ルゥ、
チキンカレー系ルゥという三種の欧風カレールゥが基本。
それぞれに様々な趣向を凝らしたバリエーションが用意されています。
その他、印度カレールゥというのもあるようですが、
何処までインドなのかは定かではありません。
種類がたくさんあるカレースタンドでは、基本系を頼むべきか、
変わったバリエーションを頼むべきか、いつも迷ってしまうのですが…
この日は挑戦したい気分。
排骨(パーコー)カレー ¥580
おぉ、中華ドンブリに盛られて来るなんて、なかなか凝った演出ですね。
ルゥは黒めのビーフカレー系ルゥ。
ライスと排骨との間には千切りキャベツが敷かれています。
そして…肝心の味は…
クイックサーブな駅前カレースタンドとしてなかなか上手くまとまった味。
コスパと利便性を考慮すればなかなかのもの。
流石の老舗と言ったところでしょうか。
同じ新宿駅の、東口側にある素晴らしき老舗喫茶店
「カフェベルク」などは永きに渡り立ち退き抗争の渦中にあるようですが、
温故知新、こういった歴史あるお店は皆で大事にしたいものですね。
カレーハウス11イマサ (カレーハウスイレブンイマサ)
TEL:03-3348-3011
住所:東京都新宿区西新宿1 新宿南口地下街1号京王モール B1F
営業時間:
[月~金] 7:00~23:00
[土]7:00~22:30
[日・祝]7:00~22:00
定休日:無休
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カレーハウス11イマサ (カレー / 新宿駅、新宿西口駅、新宿三丁目駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
昼総合点★★★☆☆ 3.0
辛さの元祖。「カレーハウス ボルツ」(竹橋/神保町)
「辛さの元祖はボルツです。」
凄い謳い文句ですよね。
つまり「ボルツ」以前の世界には辛さは存在しなかったってことで・・・
いやいや、流石にそれは言いすぎだとしても、
ここは間違いなく日本カレー史に残る重要な存在。
「ボルツ」は創業1973年。
一般的なカレーライスが主流だった当時、
南インドのバンガロールから香辛料を直輸入し、
カレー粉も小麦粉も使わずに作ったサラサラなカレーは、
それだけでも貴重な存在だったことでしょう。
しかし、「ボルツ」の名を高めたのはやはり、
「辛さ○倍」という表記による激辛チャレンジの元祖だということ。
この戦法で「ボルツ」は大ブレイク。
渋谷を初めとして東京一帯、さらには関西にまで店を開き一世を風靡、
70年代末から始まる「激辛ブーム」を牽引する存在となっていきました。
(当時のチェーン展開は日本レストランシステム株式会社によるもの。
現在では「五右衛門」や「カレー研究所」などを経営している会社。)
しかし栄枯盛衰は飲食業界の常。
徐々に店舗を減らした「ボルツ」は今では東京にただ一店。
まさにこの竹橋のお店がラスト・ボルツなのです。
(千葉の京成大久保、栃木の宇都宮にも生き残りがあるとか・・・)
メニューを見てみましょう。
具材で玉子やベーコンを選べるあたり、
「夢民」のルーツと噂されるだけのことはありますね。
辛さの表記は30倍がマックス。
もちろん、オーダーすればその上もあるわけですが・・・
ま、ここは30倍に留めておきましょう。
チキンと野菜カレー ¥850
30倍ホット +¥350
カレーが入った白いポットも「夢民」を彷彿。
ポットが二つあるのにはちょっとした理由があって、
ここのカレーは辛さをアップすればするほど、
スパイスをたくさん投入するため量が増していくのだとか。
しかも実はこの日、震災の影響で客足が途絶えており、
余らせたら勿体無いからと、玉子サービス&大盛りサービス。
結果、ポット一つでは足りないほどの量となってしまったのです(笑)
とても嬉しいのですが・・・
震災が飲食業界に与えた打撃は半端ではないですね。
必要以上の自粛モードは、
様々な業界に大きな二次災害としてのしかかっているようです。
話が逸れました。
元来南インド流のサラサラであるはずのカレーが、
30倍ではトロトロなビジュアルに。
恐る恐る、食べてみましょう・・・
・・・おや?
それほどの辛さではないですね。
やはり、様々な激辛店が乱立する昨今においては、
辛さの基準値も大きく変わっているのかもしれません。
そして・・・辛さ以上に意外だったのが、かなりの酸味。
辛さよりも酸味が際立っているかもしれません。
マスターに聞いて見ました。
辛さをアップするときに「いろいろ」入れるので、
その時に酸味がアップしちゃうのだとか。
「いろいろ」ってなんだろう?
ヨーグルトでは無いようなので・・・
しかも南インド系といえば・・・
タマリンドかな?
詳細わからずですが、
かなり酸味のある辛さであるのは間違いありません。
テーブルセットも独特。
福神漬けに玉ネギのヨーグルト漬け、唐辛子のピクルスまで。
ライスが意外に多いので、これらの出番も多くなりますね。
さて、満腹満足。
しかしこの日の夜は私のほかに客の気配なし。
かつての超人気店も、
時の流れと自然災害には苦戦を強いられているようです。
「夢民」や「エチオピア」
も、ここなしには存在しなかった。
「ボルツ」。
どうか貴重なカレー文化財として、
長く生き永らえて欲しいものです。
カレーハウス ボルツ 神田店 (CURRY HOUSE Bolst’s)
TEL:03-3233-3067
住所:東京都千代田区神田錦町3-17
営業時間:11:30~20:30
定休日:日・祝
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カレーハウス ボルツ 神田店 (インドカレー / 竹橋駅、神保町駅、小川町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
天竺の魂、自由が丘へ降臨。「スープカリー キャラウェイ」(自由が丘)
小田原の「スープカリー天竺」。
2010年に突然閉店したこの店がなんと同年9月、
東京・自由が丘の地で店名も新たに再出発しました。
新しい店名は「スープカリー キャラウェイ」。
オーナー夫婦の自宅の一階を改装した店内は、なんともゆったりとしていて、
どことなく東京ではない雰囲気。
・・・小田原の空気まで連れて来てくれたのでしょうか。
この雰囲気の中では、
昼間からドイツワインってのも、全く自然なこと。
さて、この優雅な雰囲気そのままに、
スープカレーもセットで頼むとしましょうか。
山麓豚角煮とスープカリーのセット ¥2000
9種類の有機野菜たっぷりのスープカリー
山麓豚角煮
ターメリックライス
特製ピックルス
特製サラダ&デザート
コーヒー又は紅茶付
なんとも色鮮やかな野菜たちは、
シャキッと生の食感が少し残った仕上がり。
優しい味わいのスープ。
そこにピリリと辛味が効いてなかなかの美味。
いわゆる南アジア系カレーとはまったく別の、
洋風スープカレーとでも言えましょうか。
辛さは調節できるのですが、あまり辛くする必要も無く、
しかしやはり多少は辛いほうが良いという事で、
5辛あたりがお勧めでしょう。
角煮はなかなかリッチな味わいで、
うん、家系ラーメンを食べているような気分になります(笑)
こちらは大山鶏胸肉+野菜のスープカリー。
丹精にカットされた胸肉は中までしっかり弾力のある食感です。
食後はコーヒーと、デザートのアップルパイ。
あら、美味しい。
なんとも優雅。なんとも上質。
東京にいながらにして、
どこかの避暑地にでもグルメツアーに来た気分になれるのは何故なんでしょう?
やっぱり、ここが天竺だからでしょうか?
カレー好きにも、
そうでない人にも、
等しくお勧めの店ですよ。
スープカリー キャラウェイ
TEL:03-3723-6606
住所:東京都目黒区自由が丘3-7-9
営業時間:
【昼】11:30~14:30(L.O.14:00)
【夜】17:30~20:30(L.O.20:00)予約制
定休日:水曜日(祝日の場合は営業、翌日木曜が休み)
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スープカリー キャラウェイ (スープカレー / 自由が丘駅、九品仏駅、奥沢駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
暇人たちの集う場所。「オニオンズ バー」(新庚申塚/西巣鴨)
完全会員制。
豊島区が誇る究極の隠れ家バー「Onion's bar」。
入店早々、ゆるキャラがお出迎え。
あぁ、ゆるすぎる…
ゆるゆる…
しかし料理とお酒は侮るなかれ。
瞠目のラインナップです。
ジャマイカ料理「ジャークチキン」
produced by ワッキー
ウイグル料理「ヤンロウ」
produced by ノッポさん
そしてタイ料理「ゲーン・キョワン・ガイ」
produced by オニオンさん
これだけ多岐にわたったスパイス料理を一度に楽しめるバーなんて、
都内広しと言えどここしかないのでは?
しかもそのどれもが最高に本格派!
いやぁ、素晴らしいですね!
そしてもう一つ凄いのが、
集まる客たちの濃さ。
こんな人や、
こんな人、
こんな人まで!
いやぁ、これまた凄いですね!
濃い人々は濃い空気を求め、
濃い空間に集まって、
濃いお酒と濃いスパイス料理を楽しむ。
そう、世間に迎合する必要なんてない。
広がる可能性こそが、この世の醍醐味なのですから。
嗚呼、愛すべきこの世界!
オニオンズバー (Onion's bar)
電話:非公開
住所:東京都豊島区某所
営業時間:~朝8:00
定休日:不定休
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オニオンズバー (カレー / 新庚申塚駅、庚申塚駅、西巣鴨駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0駅ビル、タイカフェ。「マンゴカフェ」(恵比寿)
ドカンと開放的なつくりのタイ料理カフェ「マンゴカフェ」。
タイ料理レストラン「マンゴツリー」の新業態となるお店です。
ランチメニューにはタイ料理の基本的なラインナップがズラリ。
ちょっとお得なコンボセットの中からから選んでみました。
コンボセット 「ガパオ」と「トムヤムクエッティオ」 ¥1100
ガパオは正にカフェ仕様。
サラダにピクルス、そしてグリーンカレー風味のミニコロッケが面白いですね。
ひき肉は粗挽き、そしてお米はきちんとタイ米です。
こちらがトムヤムクエッティオ。
カフェとしては意外なほどの辛口です。
ただし、喉や胃がカーッとなるような辛さではなく、舌がヒリヒリするタイプの辛さ。
人によって好みはあるかもしれません。
ドリンクはレモングラスティーを選択。
ゆったり飲みながら、
ゆったり書き物などして、
ゆったり過ごさせていただいたのですが、
意外に仕事がしやすい環境かも。
店名通り、マンゴーを使ったデザートもあるようなので、純粋なるカフェ使いも良いかも知れませんね。
mangocafe (マンゴ カフェ)
TEL:03-5475-8349
住所:東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 恵比寿アトレ6F
営業時間:
ランチ 11:00~16:00
ティー 14:00~18:00
ディナー 16:00~23:00
定休日:無休(アトレ休館に準じる)
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mangocafe (カフェ / 恵比寿駅、代官山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
至福の純粋カリー。「カリーシュダ」(茅場町)
現在は平日ランチのみの営業となっており、遠方からの訪問はなかなか難易度の高いお店でもあります。
どのカレーにも19種類のインド産スパイスを使用。
なるべくホールで保管、作る時にパウダーに挽くというのが、店主和田氏のこだわりなのだとか。
お店の一番人気はスパイシーなチキンカリーなのですが、
この日は日替わりのこちらを頼んでみました。
牛ほほ肉のカリー ¥900
でっかいほほ肉の塊がドカンと二個。
一口頬張れば、頬っぺたが落ちそうなほど美味!
なんだこれ、美味すぎ。
カレーはいわゆる「インド風カレーライス」。
私の最も好きなカレージャンルの一つです。
「ザ・カリ」、「チリチリ」、「ムーンボウ」など、
このジャンルの名店は数あれど、
ここは最高峰と言って良いほどバランスの良い美味しさです。
量はそんなに多くないので、
ガッツリ行きたい方は大盛りをお勧めしますよ。
米は越後の「こしいぶき」を使用。
ドレッシングは自家製。
ラッシーにはカスピ海ヨーグルトを用いるなど、
こまかいこだわりもいちいち嬉しい。
カルダモンティー(チャイ) ¥200
まずは砂糖なしで、途中から砂糖ドバッと。
二度美味しい満足。
この「カリーシュダ」、オープンは2004年。
当時57歳だった店主の和田さんはカレー作りの趣味が昂じ、
会社を早期退職しての開業だったようです。
店名の「シュダ」とはpure=純粋という意味。
その名の通り、手抜きなし、純粋に美味しく、
純粋にヘルシーなカレーが楽しめるこのお店。
ファンにならずにいられましょうか!
カリーシュダ
TEL:03-5541-3188
住所:東京都中央区新川1-9-9
営業時間:11:30~14:00
(現在夜の営業は中止中)
定休日:土曜・日曜・祝日
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カリーシュダ (カレー / 茅場町駅、八丁堀駅、水天宮前駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
センター街・大正ロマンなメイド喫茶。「珈琲茶房 椿屋」(渋谷)
ファーストキッチンのちょうど真向いあたり、
ビルの二階三階にある大正ロマン風喫茶店「珈琲茶房 椿屋」。
銀座に本店を構える名店「椿屋珈琲」の姉妹店にあたります。
レトロな風合いの店内に入ると、なんとメイドさんがお迎え。
スカートは長めですが、概してレベルは高めですよ。
なんともゆったり落ち着いた空間。
この落ち着ける雰囲気だけでもセンター街では貴重なのですが、
嬉しいことにこの店、カレーがおいしいんです!
しかも銀座の「椿屋珈琲」では1700円もするカレー&珈琲のセットが、
ここではなんと1050円。素晴らしい。
また、甘味喫茶ならではのこんなセットも…
椿屋特製ビーフカレー(ミニ)+珈琲+シフォンケーキ ¥1180
辛いもの甘いものどっちも好きな人には夢のようなセットですよね。
こちらが特製ビーフカレー。
見目鮮やか。甘辛で、本当に美味しい。
ピクルスを合わせて食べれば、なんとも欧風本格的。
シフォンは春限定の「さくらシフォン」を選択。
ふわふわの食感からは意外なほど桜の香りが漂います。
ビジュアルもなかなか華麗。
ラテアート職人の腕がここで光っていますね。
珈琲「椿屋ブレンド」
流石の美味さ。
濃すぎず薄すぎず、香り高く。
銀座のクオリティを、渋谷センター街価格で。
これはなかなかの満足感です。
結構使えるお店かもしれません。
珈琲茶房 椿屋 渋谷店
TEL:03-3477-1383
住所:東京都渋谷区宇田川町25-4 東和渋谷ビル 2・3F
営業時間:
[月~土・祝前日] 10:00~翌7:00
[日・祝] 10:00~23:00
定休日:なし
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珈琲茶房 椿屋 渋谷店 (喫茶店 / 渋谷駅、神泉駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
行きつけよう、「カッチャルバッチャル」に。(新大塚)

新大塚のスパイス料理店「カッチャルバッチャル」に飲みメインでの訪問。
(前回の記事はこちら。)

先に潜入していた常連のO嬢K嬢とも現地合流です。



ふらっと飲みにきて、
ガッツリ美味しくスパイス補給も出来る店って、
なかなか無いんですよね。
そんなニーズにピッタリはまったのでしょう、
最近はかなりの人気で混みあってきた様子です。



一品一品、群を抜いた創造性。
そして、まったく手抜きなしの丁寧さ。
さらに素晴らしいのは・・・
どんなに混んでいても、どんなにオーダーが多くても、
無理なく、かつお客がストレスを感じないよう、
ちょうどいい塩梅のタイミングでの提供ができちゃっていること。
ほんとさりげないことですが、
接客業として素晴らしいことだと思います。
田村シェフ、男前だね。
まぁ、お酒飲んでいれば悠然と待てる・・・ってのもあるとは思いますが(笑)


カレーをはじめ、料理の味はさらに冴え渡り、
田村シェフの料理の引き出しの奥深さも垣間見えてきた「カッチャルバッチャル」。



他には無いオンリーワンの存在感を醸し出してきたようでもあります。

こりゃぁ、食べログの点数も上げるしか無いですね。
カッチャル バッチャル
TEL:03-5954-5551
住所:東京都豊島区南大塚3-2-10 林ビル2F
営業時間:
11:30~15:00(L.O14:30)
18:00~翌0:00(L.O23:00)
定休日:日曜
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カッチャル バッチャル (インド料理 / 新大塚駅、向原駅、大塚駅前駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
二つの・・・行方。「せんば自由軒 新橋店」(新橋)
ややこしいのですが実は二つあるのです。
一つは1910年創業の本家本元「難波・自由軒」。
そしてもうひとつは2代目の5男が1970年に創業した「せんば自由軒」。
こう書くと兄弟店のように見えるのですが、
頑固な老舗スタイルを貫く「難波・自由軒」に対し、
全国へチェーン展開し、レトルト食品などの通信販売にも事業を拡大した「せんば自由軒」が、
あたかも本家であるかのような知名度を獲得するにつれ両者の関係は悪化。
(「横濱カレーミュージアム」に大阪代表として出店していたのも「せんば自由軒」)
ホームページ上でも激しい争いが繰り広げられていました。
(その経緯についてはこちらの記事もご覧ください。)
本家を落とす勢いで展開していた「せんば自由軒」ですが、
景気が低迷するにつれ多店舗展開が仇となり、
ついには2010年2月に倒産。
負債総額は約4億5000万円とのことでした。
その後「せんば自由軒」の事業は株式会社ベクトルに譲渡され、営業は継続。
店名としては引き続き「自由軒」を名乗ることとなりました。
そんな「せんば自由軒」ですが、
多角経営の名残として東京にも一軒、新橋に店舗が継続しています。

名物のインデアンカレーだけでなく、
この店オリジナルの串カツメニューも充実。
新橋のサラリーマンの飲み場所としても活躍しているようです。
なるほど、流石「せんば」らしいですね。

インデアンカレー&ハイシライスのハーモニー ¥1030
何をか言わんや、まさにメニュー名通りの一品。
二つの名物を同時に食べることができる、欲張りメニュー。
あとは実際に食べてもらうしか、説明しにくい味ですね・・・
しかし・・・このメニュー、見れば見るほど、
老舗自由軒の分裂をビジュアライズしているように見えるのは・・・
私だけでしょうか・・・?
ま、一度は食べておいて損はない味かと。
せんば自由軒 新橋店
TEL:03-5425-2371
住所:東京都港区新橋3-8-8
営業時間:11:00~22:30
定休日:無休
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せんば自由軒 新橋店 (カレー / 新橋駅、内幸町駅、汐留駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
昼総合点★★★☆☆ 3.0
ママさんお久しぶり!「タイ亭」(池袋)

中野にある「ナムプリック」とは姉妹店の関係になります。

「ナムプリック」オープン直後に訪問したとき、
こちら「タイ亭」のママが応援に来ていたのですが、
どうやら憶えてくれていたようで、嬉しい!
さて、こんなリラックスムードのタイ料理店で注文するお酒は・・・
やっぱりこれでしょう!

スパイホワイト ¥700
タイの屋台で人気のスパークリングワイン・スパイの白。
実は白はなかなか珍しいんですよ!
i-Phone4の白ほどじゃないけど。

クンカティアム ¥1100
エビのニンニク揚げ。
エビ丸ごと。
カリカリ。
エビ好きには堪らない、酒のつまみですね!!

ラープムー ¥990
タイ料理店で飲みモードの時にラープは欠かせませんね。
「ムー=豚」ですから豚の挽き肉です。
恒例の「イサーンくらい辛く」でお願いしたのでなかなかパンチがありますね。
ただ、イサーン系料理店であるような、パラッパラのラープではなく、
ちょっとハーフウェットなタイプのラープとなっています。
そして・・・パクチーは特盛りサービス(笑)
地震の影響でやはり客の入りは少ない様子。
今回の震災は世界中のメディアがトップニュースで伝える大事件であったため、
東京のタイ料理屋で働くタイ人も、
東京のインド料理屋で働くインド人も皆、
本国の身内からはかなり心配されたようです。
そりゃぁそうですよね。
自分の家族が遠い国で働いていて、
その国が壊滅的な打撃を受けたなんて報道が伝わってきて、
しかも全然連絡が取れないなんて。
「大丈夫。無事だよ。元気に東京で働いてるから。」
本国にそう伝えたであろう彼らの笑顔。

私のカレー食べ歩きも、
少しは彼らの助けになっているのかなぁ。
タイ亭 (タイテイ Thai Tae)
TEL:
0066-9676-67389 (予約専用番号、通話料無料)
03-3988-7561 (お問合せ専用番号)
住所:東京都豊島区池袋2-14-1 松山ビル2F
営業時間:11:00~24:00
定休日:第3月曜
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タイ亭 (タイ料理 / 池袋駅、要町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
インディアンカツカレー!「カルカ」(江戸川橋)
このいかにも日本的な町にもインド料理店は点在しています。
江戸川橋駅1a出口すぐ、
インド料理店「カルカ」もその一つ。
一見ありきたりなカジュアル系インド料理店であるこの店。
しかし、よ~く見ると、
日本人向けに開発されたちょっと面白いメニューがあるのです。
それは・・・カツカレー。
しかも、いわゆる日本のカツカレーではありません。
インドのカレーをカツカレーに仕立てた、
いわばインディアンカツカレーなのです。
ランチメニューには載っていないこの品ですが、
お願いすれば注文は可能。
さてさて、一体どんなものなのでしょう?
カツカレーセット ¥1000
カレーは見事なる北インド風でクリーミィ仕立て。
通常のセット同様に選べるカレーはチキンを選択しました。
カツは薄めで衣カリカリタイプです。
福神漬けが添えられているあたり、
日本のカツカレーライスを意識しているようですね。
まぁ、そんなそんな美味い!って感じでもないのですが・・・
なかなか珍しいモノを食べた!っていう満足と共に、
こんな料理一皿にでも、国際交流の空気が感じ取れる。
カレーというのは実に面白い食べ物ですよね。
ご馳走様でした。
INDIAN DINING Kalka(インディアンダイニング カルカ)
TEL:03-5228-7629
住所:東京都文京区関口1-23-6 プラザ江戸川橋 B1F
営業時間:11:00~15:00 17:00~2200
定休日:無休
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INDIAN DINING Kalka (インド料理 / 江戸川橋駅、神楽坂駅、茗荷谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
希望をうたう。
今回の震災では人々が助け合い、力を合わせる様子があちこちで見られました。
特にtwitter、Ustream、Facebookでは、無名の市民達が立ち上がり、
自発的に活動を行っていた。
情報が錯綜する被災地に、そして海外に向けて、
正しく最新の情報を届けるため、
i-Phone4を使って自宅のTVに映るNHKをUstreamで生中継した、
広島の中学生には大きな拍手を贈りたい。
話によるとご両親が阪神大震災で被災されたとのこと。
この放送を期にNHKが動いた。
民放が動いた。
この一人の市民の迅速な情報提供で、
たくさんの人々が救われたのかもしれないのです。
反面、震災当日にtwitterで負傷のデマを流して愉しんでいたドワンゴの某社員。
ニコニコ動画の開発に携わり、チヤホヤされてモラルすらも消え去っていたのでしょう。
どうぞ、今後の人生を消え去ることのない恥と共に暮らして欲しいものです。
つるんだ仲間も同罪です。
東北のたくさんの町が壊滅状態になっているというのに、
ドワンゴというネットビジネスの会社の社員が平然と、
ネット社会に悪意をばら撒き続ことに激しい怒りを覚えます。
すみません、言い過ぎたかもしれません。
かつて糸井重里さんが語っていた言葉で印象に残っていることがあります。
「僕はね、相手が言っていることの中身よりも、
それが善意に基づいているのか悪意なのかだけを考えるんですよ。」
そう、あらかじめ悪意を持っている人には何を言ってもだめ。
しかし善意に基づいているならば、たとえ多少やり方が間違えていようとも、
力は集まり、光は射すのですよね。
そんなことをつらつらと考えさせられるこの数日間。
東京だって全くの無傷とは言えず、
また暫くの間は予断を許さない状況が続いています。
東京メトロ江戸川橋駅では、通路に水が溢れ出していました。
電力不足だって、甘く見てはいけません。
我々がいかに電気に頼っているか・・・そのことに気づくよい機会にはなるかもしれませんが。
買い出しの人で溢れかえる池袋駅東口。
そこにふと聞こえてきた綺麗な歌声。
宮崎奈穂子さんというのだそうです。
「売り上げ全額寄付ライブ」とのこと。
人間が本当に苦しいとき、必要なのは「神妙な面持ち」ではなくて、「優しい笑顔」。
大変なときに笑ったり、歌ったりするのは不謹慎、と顔をしかめる人も世の中にはいる。
しかしそれは間違い。
「悪意」ではなく「善意」があれば、笑顔は、歌声は、
何物にも負けないチカラとなる。
明日への勇気となる。
こちらi-Phone4を使ってたくさんの人々に希望を与えた広島の中学生に感化され、
翌日に購入したi-Phone4で撮影し、アップした最初の記事となりました。
今必要なのは「善意のコミュニケーション」。
宮崎奈穂子さんの歌声が、たくさんの人々へと届きますように。
⇒宮崎奈穂子さんOfficial blog
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スパイス中毒に効く、鉄板スープカレー診療所。「Cafe JOY」(白金台)

白金台に佇む診療所。
しかしそこには「美味しいスープカリー」の案内が…
どゆこと?

ビルの入り口には扉が二つ。

一つは「厨房」

一つは「診療所」
…。
勇気を出して診療所の扉を開けてみましょう…
扉の奥にはまず、二階の診療所へと上がるエレベーター。
そして…「いらっしゃいませ」の声。
なんとここ、
確かに一階フロアがカレー屋さんになっているではないですか!

診療所らしく白衣でメニューを持ってくる店員さん。
コスプレじゃないですよ。
あぁ、ここまででも充分ビックリなのですが、
メニューを見てさらに二度ビックリ。

「鉄板…スープカレー?」
「え?380円??」
具材は全てトッピングによるカスタマイズなのですが、
それにしても安すぎる。
しかも鉄板で出てくるスープカレーって一体…
最初に出てきたのはサラダ。

白金でこの価格でサラダがつくなんてねぇ…
そして登場、鉄板スープカレー!

鉄板スープカレー ¥380
(ひき肉 +¥280 野菜+¥280 辛さ=辛口)
ぬぉぉ。
価格からは全く想像出来なかった魅惑的なビジュアル。
鉄板の中には確かにスープ状のカレー。
しかし所謂、北海道のスープカレーとは全く異なる、
言うなれば欧風スープカレーといった感じなのです!
これはまさに初めて見る、新しいタイプのカレーですよ。

・・・美味しい!
甘くて辛くてスパイシーかつ濃厚。
この、なんとも深くインパクトのある味わいは一体どこから?
お店の人に聞いてみたらなんと、継ぎ足し継ぎ足し、
何年もかけて熟成した味なのだとか!
なるほど納得。
このスパイスの深みは時間の深みだったのですね。
かなり癖になりそうです。
決して他では食べられない、オンリーワンのカレー、
私の周りのスパイス中毒な皆様方にも是非食べていただきたいっ!
食後にはデザート登場(原価回収できてるのかな?)。

アイスモナカ。
濃密なカレーの後の乳脂肪が至福なのは言うまでもありません。
会計時、入り口の不思議な扉について聞くと、
実は二階の診療所の先生がこの店のオーナーなのだとか。
なるほど、だから診療所の中にカレー屋があったのですね。
なんとも贅沢な設備です(笑)
診療所の扉の奥にあったのはまさに、
スパイス中毒患者のためのクリニック。
さあ、あなたもこの診療所の扉をくぐってみませんか?
Cafe JOY (カフェ ジョイ)
TEL:03-3445-6976
住所:東京都港区白金台5-18-6 1F
営業時間:
[月~木]11:30~14:00
[金]11:30~14:00 18:30~21:00
定休日:土・日・祝
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CAFE JOY (カフェ / 白金台駅、目黒駅、高輪台駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
激辛、激ウマ、ネコジャンプ。「ヌアサヤム」(東新宿/新宿三丁目)
急に「オイノイランナー」にいこうと思って突撃訪問したら、
なんと「オイノイランナー」はオーナーチェンジにつき閉店。
代わりに「ヌアサヤム」という新店が誕生していました。
どうやら私は「新店開拓の星」の下に生まれてきたようですね…(笑)
タイ・イサーン料理の店「ヌアサヤム」。
2011年3月1日オープンです。
店内はそこそこ広いのですが、机は全て壁がわに寄せられ、
フロア中央がポッカリ空いています。

複数のモニターにはタイカラオケの映像。口ずさむ店員さん。
「日本のカラオケもありますよ~」
…これは。
「いくらでも歌い踊ってくださいね~」
ということなのですね(笑)
まぁ流石にこの日は単独訪問だったので…飲み食いに専念です。

リーオ ¥600
いやぁ、マニアックなビールですね。
セットのおつまみがかなりナイスです(笑)

料理を待ちながら、気さくな店員さんと色々話していると、
「タイの歌手誰が好きですか?」
との質問!
えっと、あんまり知ってる訳ではないので…とりあえず「ネコジャンプ」と。
そしたらもう…
これ以後ず~っとネコジャンプ!(笑)

Oh No No No~♪
と、ポップなBGMで登場したのは…

ラープイサーン・ヌア ¥1200
イサーン風豚肉のラープ。
おぉっと叫んでしまうほど魅惑的なビジュアル!

バジルたっぷり唐辛子たっぷり。
もちろん「イサーンくらい辛く」お願いしたら、
イサーン出身の女性シェフは大喜び!
さて食べてみましょう!
…う、美味いッ!
単に辛いだけでなく、ギュッと詰まった肉の旨味と、
硬軟取り混ぜた複雑な食感が本当にたまりません。
…しかもBGMはネコジャンプ(笑)
極楽ですね~。

スパイクラシック ¥700
やっぱりネコジャンプに合うのはこのお酒でしょう。

i i iidesuka~♪
ええ。
なかなかいいですよ。

カオマンガイ ¥1200
ほぉ、手がかかってるのが一目でわかりますね!


スープも最高。
女性シェフは日本語が出来ないのですが、
フロアの店員さんを介して、
「辛くしましょうか?」との嬉しい提案!

ズドーン!!
こりゃまた(笑)
なんていい店だ。
激辛激ウマ料理と、気さくで優しい店員さん。
そしてネコジャンプ。
これ以上何を望もうか…(笑)
ご馳走さまでした!
今度激辛好きとカラオケ好きを連れていきますね~!
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ヌアサヤム (タイ料理 / 東新宿駅、新宿三丁目駅、西武新宿駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
たまにはいいね。ランチブッフェ。「リトルアジア」(溜池山王/赤坂)
午後二時半。
あんまり時間がない。
でもサクッと食べれる店(カレー屋)がなかなか空いていない・・・
・・・と、目に入ったのは「リトルアジア」。

都内に何件か展開するカジュアルなインド料理チェーン店。
実は今まであまり良い印象がなかったのだけれども・・・
背に腹は替えられない。
韓国料理にカレーは替えられない。
というわけで、スパイス補給にイン!!!

店内に客はゼロだが、店員は2名。
ランチはブッフェオンリーのようです。

ランチブッフェ ¥1000
今日のブッフェは野菜カレー、チキンカレー、
卵カレー、サラダ、ライス、ナン、パパド、
タンドリーチキン、デザート。
ナンをとろうとしたら、厨房から何やら合図が。
どうやら「焼きたてを出すから」という事のようです。
嬉しいですね。

フッカフカのナンは甘めの仕上がり。
もちろんアッツアツですよ!
カレーは標準的なブッフェ品質ですが、
特に美味しかったのがタンドリーチキン。
かなりスパイシーで濃い目の味付け。
しかもそれを好きなだけ食べることができるってんだから、
う~ん、ブッフェもなかなか良いものですね!
入店から退店までわずか15分のクイックランチ。
でも店員さんの接客も良かったし、
ランチブッフェとしての品質もなかなか。
少なくとも今までの「リトルアジア」のネガな印象は払拭できたかなぁ。
特にタンドリーチキンを心ゆくまで食べたいなら、
選択肢に入れてよい店だと言えましょう!!
ご馳走さまでした!
リトル アジア
TEL:03-5545-7701
住所:東京都港区赤坂2-17-73 前岡ビル1F
営業時間:11:30~15:00 17:30~23:00
定休日:日曜日、年末年始
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最強フォーと豪華なランチ。「サイゴンレストラン」(池袋)

知らずにいたらちょっと怪しげなビルですが…

中へ入ればゆったりと、落ち着きのある店内なのでご安心を。
さて、週末のランチメニューはこちら。

ランチセットか、メインディッシュ単品での注文かになります。

牛フォー ¥980
ぬ!美味いッ!
このスープの味わい深さは特筆モノ。

味つけしっかり、量もたっぷり、
牛肉もまるでローストビーフのように贅沢で…
このフォーは天下無双じゃないですか!

ランチセット(鶏カレー) ¥1480
メインのカレーのほか、
生春巻き二個、大根サラダ、かにせんべい二枚、
海老トースト揚げ二個、デザート。
これまた豪華なランチセットです。

カレーはマイルドなココナッツ仕立て。
驚くほど大きな鶏肉入り。
カットの大きなジャガイモが入っているなあ、
と思ったらなんとそれはサツマイモ。

ほほう、満腹度&満足度の高いランチですね。
ディナーには老舗ならではの本場料理もたくさんあるようで…
人気があるのも頷ける名店でした。
サイゴン・レストラン
TEL:03-3989-0255
住所:東京都豊島区東池袋1-7-10 鳥飼第一ビル 3F
営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)、17:00~22:30(L.O.22:00)
定休日:無休
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サイゴン・レストラン (ベトナム料理 / 池袋駅、東池袋駅、東池袋四丁目駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
喫茶店でいただく"スリランカカレー"「カフェ ポトロ」(南阿佐ヶ谷)
インド料理「SANTY」と同じビルにちょっと気になる喫茶店があったんです。

「カフェ ポトロ」

外観も・・・

内装も・・・
いわゆる古き良き喫茶店。
しかしメニューには・・・

様々なカレーのラインナップが。
マレーシアカレーにスリランカカレー、
ウインナーカレーにハンバーグカレー・・・
挑戦するしかないでしょう。

スリランカカレー ¥880
メニューには「チキンと野菜のサラサラカレー」と書いてあります。
珈琲つきでこの値段。
リーズナブルですね。

スリランカカレーと言っても、
スリランカ現地風のカレー・・・ではなく、
日本人が遥か遠き異国のスリランカに思いを馳せて作ったカレーライスといった風。
どうも日本ではシャバシャバのカレーのことを
「スリランカカレー」と呼んでいた時代があり、
そんなことも関係はしているのでしょう。
福神漬けと一緒にいただく「スリランカカレー」はまさに昭和そのもの。

食後には珈琲。
こちら流石の美味しさです。
思えば珈琲も、豆の産地に思いを馳せながら味わうという点ではカレーと同じ。
喫茶店に芽生えたロマンチシズム。
しかしこの不思議なリラックス感は、
日本以外のどの国へいっても味わえないものなのですよね。
ポトロ
TEL:03-3314-0106
住所:東京都杉並区阿佐谷南1-15-6
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ポトロ (喫茶店 / 南阿佐ケ谷駅、阿佐ケ谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
あら、意外!? 「スーリヤ八重洲店」(東京/日本橋)
東麻布に本店があるスーリヤ系列だけはすぐ識別がつくのです。
はい。
何故ならカレー好き熱烈サポーターのこの方、

関根勤さんの写真があちこちに飾られているからなんですね~。

2009年にオープンしたこの八重洲店も入口から芸能人の写真だらけ。
正直どうかとも思いますが…
美味しけりゃ文句は無いわけで。
さて行ってみましょう。
店内の大型TVには普通インド映画が流れてたりするものですが、
なんとここではロボットアニメが流れてた(笑)
かなりのインパクトです。
料理は北インド系をメインにしながらも、
南インド系や家庭風カレーなどもちらほら。
この守備範囲の広さは良いですね~。

ベジタブルアチャリ ¥1180
たっぷりの野菜にピクル(インドのピクルス)が思いっきり入ったドライタイプのカレー。
ピーマン、インゲン、ナスにカリフラワー…
その旨味がザクザクのホールスパイスと絡まりあい…
さらにピクルの辛酸っぱさが喉を刺激…

これは…相当美味いではないですか!
ピクル好きには堪らない絶品カレーです。

ラチャパラタ ¥400
こちらパラタなのに全然油っこくなく、まるでチャパティ。
これまた美味しい!
正直期待を遥かに上回る満足度。
ちょっと舐めてました。
料理のセレクトが今回ズバリ決まったのもあるだろうけど、
関根さんのスーリヤ(笑)なかなかやるじゃない!
まぐれじゃないかどうか、誰か確かめて!
インド料理 スーリヤ 東京八重洲店 (SURYA)
TEL 03-3231-2756
住所:東京都中央区八重洲1-6-18 友日ビル B1F
営業時間:
[月~土]11:00~15:00(L.O.) 16:00~22:30
[日曜]11:00~22:30
定休日:元旦
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インド料理 スーリヤ 東京八重洲店 (インド料理 / 東京駅、日本橋駅、京橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
夢でキスキスキス。「シャングリーラ 青山店」(外苑前)

ここ「シャングリーラ」は一年半ほど前にできた北インド&ネパール料理店。
本店は蒲田にあるようです。
なんとも豪華な内装。

・・・お高い店なのかしら??
と心配してしまいますが、大丈夫。
青山なのに、なかなかの良心価格なのです。

こちらはサービスのラッシー&ミックスナッツ&パパド。
嬉しいですね。
ラッシーは酸味が効きつつなかなか濃厚です。

カティカバブ ¥840
写真を見て、生春巻きみたいなもの…と思ったら大間違い。
一個一個が恵方巻きほどもあるビッグサイズなんです。
中身はタンドリーチキンとグリーンサラダ。
そして巻いているのは薄手のナン生地!
よくモモについてくるのと同じ、
スパイシーなソースに浸けて食べるのですが…

かなりお腹が膨れます(笑)
注意!

マトン シャヒ マサラ ¥980
ゆで玉子、カシューナッツ、レーズン入りのクリーミーなマトンカレー。
激辛指定でお願いしました。
柔らかいマトン、濃密な味わい。
なかなかレベル高いじゃありませんか!
けれども、とってもリッチな味わいで、
マトンのボリュームもすごく・・・

かなりお腹が膨れます(笑)
注意!

チャパティー ¥250
とっても綺麗なアースカラーの生地。
全粒粉の香ばしさがありつつも、まるでナン生地のようにフワフワ。
あんまり食べたことのないタイプかも知れません。
しかもたったの250円ながら、直径20センチ以上というおトクぶり。
かなりお勧めです。
けれども、チャパティーにしてこのリッチさ・・・

かなりお腹が膨れます(笑)
注意!
いやはや、思っていたよりどの料理もレベルが高く、
思っていたよりどの料理もボリューミー。
お会計ジャスト2000円ながら、
動けなくなる寸前という満腹ぶり。
こりゃすごいわ。
想定外にお腹いっぱいになってしまった私は、
その足で深夜スタートの仕事に向かうのでした。
仕事中いつもスパイシーな香りを漂わせてて、どーもスミマセン!
シャングリーラ 青山店 (SHANGRI-LA)
TEL:03-3405-1698
住所:東京都港区南青山2-14-15 五十嵐ビル B1F
営業時間:
11:30~15:00(L.O.14:30)
17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:日曜日
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シャングリーラ 青山店 (インド料理 / 外苑前駅、青山一丁目駅、乃木坂駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
祝・青山に待望の南インド料理店誕生!「ポンディシェリ」(青山一丁目/乃木坂)
「ポンディシェリ」に緊急訪問。



2011年3月3日にプレオープン。
3月14日がグランドオープンなのだそう。
この日はランチタイム(11:00~17:00)での訪問です。


カラフルで明るい店内。
まるで「ムンバイ」…と思ったらやはり「ムンバイ」の系列。
「ムンバイ」初の南インド店オープンにあたり、
店名も南インドの都市名「ポンディシェリ」にしたのだとか。
店員さんたちの明るい表情もムンバイ譲り。
結構好きですよ。この雰囲気。
ランチメニューは890円から。
南インドを中心に、若干の北インド料理も選べるようになっています。


でもやっぱりここはひとつ、南インド尽くしでしょう!!

ポンディシェリセット ¥1200
いわゆる南インドのランチミールス。
二種のカレー
サンバル
ラッサム
ライス
プーリー(2pc)
パパル
サラダ
ワダ
ポリヤル
デザート
という、充実の内容です。
二種のカレーはマトンと…

日替わりのココナッツチキンを選択。

マトンはなかなかスパイシー。
ココナッツチキンはマイルドで、まさにベストコンビ。
ムンバイ同様、はっきりとした味付けで、
南インド料理を食べ慣れていない人(ほとんどの日本人がそうですが)にとっては親しみやすく、
南インド料理ファンにとっては、「これならアリかも」と思わせる、
まさにギリギリの間合いでの仕上がり。
最大公約数的においしいと思える、
ひょっとすると今後南インド料理が日本でポピュラーになるとしたら、
この店がよいお手本になるんじゃないかな。

ラッサムはマスタードシードたっぷり。
なかなかスパイシー。

サンバルもなかなか。

ポリヤルにはゴーヤがたっぷり!
程よい苦みが食欲を増進します。

ワダは正直ちょっと衣が硬かったかな。
まぁ、ランチの人気が出てくれば、
揚げたてが出てくる率も高くなるわけで、
改善されると期待しての評価保留。

プーリーが二枚つくのは嬉しいところ。
この日のデザートはパャッサム。

程よい甘さがグッド!
実はチャトニがわりにワダに付けてみたら、なかなか美味しかった(笑)
オープン期間サービスでマンゴーラッシーも付いて、充実大満足のランチ。
これはカレーマニアだけでなく、青山マダム達に人気が出そうだなぁ。
なによりお店の雰囲気が明るいのが良いですよ。
グランドオープン後はなんと飲み放題¥1000までやるそうで、
パーティーなどにも重宝しそうです!
この青山の店が成功したら、店舗もどんどん増えていく予定なのかな?
夢は拡がる。
ここはひとつ、応援しちゃいましょう!
P.S.
前の日のディナータイムに
「手で食べるのが凄く上手い日本人客」が来訪。
社長さんはじめ店員さん一同ビックリしたのだとか。
流石すぎます!
五・郎・さ・ん!!
南インド料理 ポンディシェリ
TEL:03-5772-8166
住所:東京都港区南青山1-10-5 彩青山ビル2F
営業時間:
ランチ 11:00~17:00
ディナー 17:00~22:00(L.O.)
定休日:無休
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ハサン式ダルバート2011。「ガラムマサラ」(経堂)
この問いに対して、
南アジア料理をそれなりに食べ慣れた人ならこう答えることでしょう。
「知ってるよ。ダルバートはネパールの定食。美味しいよね!」
…しかし。
「その答えはyesであり、noでもある。」(byデスラー総統)
のです。
ダル=豆、バート=ご飯。
つまり豆とご飯の定食であるダルバート、
確かにネパールで一般的な定食であります。
「その方が客が来るから」という理由で「インド料理」の看板を出し、
ナン&バターチキンを出して来ざるを得なかったネパールの方々が、
本当にリアルなネパール料理を広めるべく、
「ネパール定食」ダルバートをアピールし始めたのは喜ばしいこと。
しかし、実はこのダルバート、
ネパールだけのものではなく、インドでも普通にあるものなのです。
日本でダルバートを謳いはじめたのがたまたまネパール料理屋だった。
それだけのことなのですね。
さて、この日は久々のガラムマサラへ。

お目当ては2月限定メニューのダルバート。
思い起こせば昨年夏、ガラムマサラに初めてダルバートが登場したときは衝撃的だった・・・
(その時の記事⇒「経堂初!?ハサン式ダルバート出現!」)

インドから戻ってきたハサンさんが再びダルバートを作るとあって、
期待度マックス。
まずはガラム流前菜から。

ほうれん草のココナッツ炒め
ココナッツポテトサラダ
砂肝&タマリンドオニオン
パクチーのタンドリーチキン
鶏レバー&レンズ豆
こうやってそれぞれの料理名を書きましたが、
それらの全てが、
その料理名からイメージされる味をいい意味で裏切り、
遥か想像できなかった美味しさに昇華しています。
そう、これなんですよ。
料理以外にも言えることですが、
最高のクリエイティブとは、心地よい裏切りなのですよね。
そして、やってきました。

ガラムマサラ+ダルバート
なんとも美しいレイアウト。
反時計回りに・・・
パクチー野菜カレー
マスタードスープ
チキンカレー
マトンカレー
サラダ
ダルスープ
キャベツとレンズ豆on the ライス
玉子焼き

あぁ、美味しいなぁ。
うん、美味しい。
美味しいですね。
個々の料理の説明をしようかと思ったのだけれども、
どれも感想は「美味しい」になっちゃう。
本当に美味しい料理の前では、
それ以外の言葉は要らないのかもしれませんね。

少数の好き者達が集まる店ガラムマサラから、
ネットで評判の店ガラムマサラへ。
特にこの一年はガラムマサラにとって、
大きな変化の一年だったのだと思います。
有名になればなるほど、
いろいろと好みの違う客もやってくるし、
いろいろなリアクションをする客も出てくる。
でもそれは自然のなりゆき。
この一年の大きな変化に、
僕らの大好きなハサンさんが時に戸惑いを見せたり、
時に悩んだりもしていたように思えるけれど、

ガラムマサラというおみせは、このままがいちばんなんです。
100てんなんです。
このみはひとそれぞれかもしれないけれど、
ガラムマサラのりょうりは、
ガラムマサラでしかたべることのできないりょうり。
こんなにすごいことはない。
だからこれからもぼくたちは、
ハサンさんにしかつくれないりょうりをもとめて、
ガラムマサラをほうもんする。
これからもびっくりするようなりょうりをつくってください!
きたいしてます!!!

最高でした。
ご馳走様でした!!!
※ダルバート祭りは2/28でひとまず終了。
またの機会を楽しみにしましょう!
ガラムマサラ
TEL:03-3427-1985
住所:東京都世田谷区経堂3-37-20
営業時間:11:30~14:00 17:30~22:00
定休日:木曜日
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浅草地下街タイ屋台メシ。「モンティー」(浅草)

東京を代表する観光地浅草の玄関口がこれで良いのかしら?
と、不安になるほどディープアジアな匂いを充満させています。
その中でもとりわけ目立つのがこのタイ屋台。


地下街の案内図にはざっくり「タイ屋台メシ」とだけ(笑)

店名なんて…飾りですから!!
偉い人にはそれがわからんのですよ!!
さて、厨房で何かしら楽器を演奏しているタイ人シェフと目が合いつつ入店。
期待を裏切ることない、見事なタイ屋台の雰囲気です。
タイ屋台と言えばこれ。

スパイ
欠かせませんね。

ヤム・ネーム・ソッ ¥820
豚挽き肉と揚げた米の酸っぱいおつまみ。
東京ではあんまり見かけないメニューですね。
あれ?
なんだかちょっと鼻水がでてきたぞ…
これ、意外に辛いみたい。
…って言うか、唐辛子がゴロゴロ入ってるもんで、当たっちゃうとクるね!

キタ~ッ!
なもんで、ちょっとティッシュを失礼…

!!
あ、これ、トイレットペーパーやん!!

ポッピア・ホンテー ¥720
えびのすり身 春巻きの皮揚げ。
豚肉とエビすり身の絶妙な配合が美味しさの秘密なのだそう。
う~ん、美味しい。

ゲーン・キョーワン・ガイ(ライス付き)¥1000
鶏肉のグリーンカレー。
・・・なのですが、全然グリーンではなく褐色。
この褐色タイプのグリーンカレーは美味しいことが多いのです。
うれしいなぁ。
おや??
なんでご飯が二皿も?
・・・どうやら、普通のタイ米が足りなくなっちゃったみたいで、
「半分カオマンガイ用のご飯なんですけど、いいですか?」
・・・だって。

そりゃあもちろん、ウェルカムもウェルカム。
カオマンガイ用ご飯でグリーンカレーを食べるなんて、
思ってもない贅沢。
ゲーンキョワンカオマンガイだ!
カレーもご飯も最高。
思わぬ当たりくじに、このうえない幸せを感じます。
最後に…ちょっとお手洗いへ。
ん?お手洗いどこ?

え?何この可愛いカギ…?
店の外へ出て、地下街の端っこへ。

おぉ。

おぉ。
料理からトイレに至るまで、なかなかインパクトあるタイ屋台体験。
浅草は東京であり日本である前に…アジアなのですね。
とってもラブリーな体験でした。
タイ屋台めし モンティー (MONTEE)
TEL:03-3841-8668
住所:東京都台東区浅草1-1-12
営業時間:11:30~16:00 17:30~23:30(LO 22:30)
定休日:火曜日
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タイ屋台めし モンティー (タイ料理 / 浅草駅(東武・都営・メトロ)、浅草駅(つくばEXP)、田原町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0