2011年02月
嗚呼、スリランカの気品。「コートロッジ新宿店」(新宿)
本格高級スリランカ料理店「コートロッジ」。
甲州街道沿いにある新宿店に久々の訪問です。

思い起こせば、私が初めてスリランカ料理を食べたのは
神戸の「コートロッジ」。
東京に出てきて初めてスリランカ料理を食べたのも
ここ新宿の「コートロッジ」だった訳で…
私にとって美味しいスリランカ料理の基準はまさに
「コートロッジ」とともにあるのですよね。

実際この店は、
スリランカの高官が来日した時に食事する
レストランとして有名(主に中野坂上店)でして、
その本格的料理はまさに「折り紙つき」。
(中野坂上店の記事はこちら)
この日はリーズナブルなランチタイムではなく、
様々な本格スリランカ料理が楽しめるディナータイムの訪問です!

ライオンスタウト ¥600
大好きなスリランカの黒ビール。
スリランカ産ということを抜きにしても、世界有数の美味しい黒ビールです。
いやぁ、美味すぎる!

ホッパーセット ¥1380
エッグホッパー、プレーンホッパーとマトンカレー、ココナッツサンボルのセット。

ホッパーとはスリランカで良く食べられている食べ物。
見た目や食感は南インドのドーサと似ていますが、
こちらは米粉とココナッツで作ったもの。

縁はパリパリ、底はモッチモチの幸せ極まりない食感。
ええ、かなり美味いです。

エッグホッパーは目玉焼きとホッパーの合の子。
こちらも美味すぎ。
で、ホッパーにカレーを漬けちゃったりしたら、
失神しそうなほど美味いワケですが…

セットのこのマトンカレーがまた絶品。
ブラックペッパーがガツンと効いた、かなり好きな味なのです。
さらにスリランカ料理には欠かせないポルサンボルも、最高の仕上がり。

うひょー、としか言い様のない満足度ですね。
多分訪問は15年ぶりくらいなのですが、
記憶の中の味よりもさらにさらにグレードアップ。
美味しい店だなぁ…
食後はコーヒーじゃなくてこちらで〆。

アラック ¥550
ココナッツから作ったスリランカの蒸留酒。
うめぇ。
カレーマニアで良かった。
幸せです(笑)
コートロッジ 新宿店
TEL:03-3376-7733
住所:東京都渋谷区代々木2-10-9 本間ビル1F
営業時間:
【月~金】11:00~15:00 17:00~23:00
【土日祝】11:00~23:00
定休日:無休
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コートロッジ 新宿店 (スリランカ料理 / 新宿駅、南新宿駅、都庁前駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★☆☆ 3.5
渋谷の街が待っていた。タイ料理の新店。「タイガーデン」(渋谷)
タイ料理の新店「タイガーデン」。

地下への階段を降りると…

そこはもう微笑みの国。
意外なほどゆったりしたお座敷(しかも堀ごたつ式)に通してくれました。


独りメシなのにスミマセン…
チラシのクーポンで生ビール無料。

ただのビールは美味いなぁ。
焼き物料理がちょっと時間かかるってことで、
えびせんまでサービスしてくれました。

・・・とはいえ、そんなに待つでもなく、お料理の登場!

豚肉の串焼き黒こしょう風味(ムゥヤン タイガーデン) ¥600
素晴らしいニンジンのカービング。

ここに時間をかけたのかもね(笑)
お味はなかなか上品なトントロといった感じでなかなか良いです。酒が進みます。

グリーンカレーチャーハン(カオパッキョウワン) ¥950
おぉ…少ないっ!
…のではなくて実はお皿が大きいのです(笑)

大振りの海老、綺麗に絡まった玉子、
そしてかなりふんだんに用いられたバジル…
辛さはそれほどでもない(参考にしないでください)のですが、
何せバジルとパクチーの香りが素晴らしい。
タイ本場屋台の味、というよりは、洗練されたレストランの味。
店内も広く綺麗で、かつ寛げる。
例えばちょっと接待に使えそうなタイ料理店は渋谷にはなかったですもんね。
かといってジム・トンプソンほど上品すぎる訳でもなく…
丁度良い頃合いなのではないでしょうか。
「タイガーデン」。
渋谷ディナーの選択肢として大いにアリだと言えましょう。
タイガーデン 渋谷店
TEL:03-5428-4122
住所:東京都渋谷区宇田川町24-10 B1
営業時間:
11:00~15:00
17:00~24:00
定休日:無休
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タイガーデン 渋谷店 (タイ料理 / 渋谷駅、神泉駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
潜伏。板橋アンダーグラウンド。「インド式カリーライス カシミール」(上板橋)
スパイスレーダー。
真夜中にふらふら、
無意識に歩いていった先でバッタリ遭遇した怪しげな看板。

「インド式カリーライス カシミール」
中が見えないよう布が張られた扉。

しかし…営業中の札に間違いはなく…

入ってみました。

カウンター居酒屋風の店内。

様々な居酒屋メニューに混じって…ありました。
深夜カレー発見です。

特製キーマカレーライス ¥750
大辛 +¥100
インド式とありますが、基本は日本のカレーライス。
こちらのカレーにもちょっと似ていますね。

複雑なスパイス香・・・というよりは、サラッと食べやすいカレー。
飲み屋巡りの〆に丁度良い仕立てです。
但し大辛はそれなりに辛く(カプサイシンな辛さ)、
辛さ耐性の無い方には危険かと思われます。
個人的には辛くした方が食欲増進するカレーだと思いますが。
さて、せっかくの個性派店なので、居酒屋気分も味わってみましょう。

緑茶ハイ ¥350

焼ギョーザ ¥380
今にも飛び立ちそうなほど立派な翼。

ディメトロドンにも見えます。
カレー屋のメニューとは思えない、ちゃんとしたお味の餃子でした。
その他にもたこ焼きに塩辛、ナポリタンまで(笑)あるので、
あの人やあの人・・・色々な方が色々に楽しめそうですね。


掘れば掘るほど出てくる板橋アンダーグラウンド。
面白いからもっと掘ってみよう。
御馳走さまでした!
インド式カリーライス カシミール
(カレー屋カシミール)
電話番号:不明
住所:板橋区上板橋2-2-14エスポワール1F
営業時間:
【平日】18:00~翌2:00
【日・祝】18:00~24:00
定休日:不定休
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インド式カリーライス カシミール (居酒屋 / 上板橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
帯広から十条へ。期待の新店!「北海道スープカレー専門店 マナ manna」(十条)
東京にもスープカレーの新店が続々登場してきています。
六本木の「メラ屋」、
池袋の「Atsu×Atsu」、
自由が丘の「キャラウェイ」など、
北海道にルーツを持ちつつも、
東京独自の新店オープンは一つの流れを感じますね。
こちらの「マナ」もそのルーツは北海道。

「スリランカ狂我国」でレシピを教わり、
帯広で「カトマンドゥ」というスープカレー屋を開店、
そこからのいわば暖簾分けで、
ここ十条に2011年1月27日オープンしたという、ピチピチの新店です。


まずは価格設定にビックリ!

ワンコインから食べられるスープカレーは他に聞いたことがありません!

まさに十条クオリティ。

チキンと野菜のカレー ¥800
野菜はジャガイモ、人参、ピーマン、ナス、カボチャ、レンコン。
辛さは5段階の5でお願いしました。

スープカレーとしてはなかなか濃厚な味わいのスープ。
ガツンとした、まさに店長言うところの「庶民派」スープカレーです。

あぁ、酒飲みたい(笑)

ライスは白米に玄米をミックス、更にサフランの花を混ぜたもの。
店主の気まぐれでライスの仕立ては変わるそうで、
「今日はどんなライスかな?」なんて楽しみ方も出来そうですね。
食後にはこちら。

チャイ ¥300
いい茶葉使ってるのか、入れかたが上手いのか、
甘い中にもお茶っ葉の風味が活きて美味。
ほっとしますね。
・・・と、この日は健康的なランチだったのですが、
実はこの店、ベルギービール推し。

ワンコインでガンガンに辛くしてもらったスープカレーをツマミに、
ベルギービールをチョイ飲み・・・
良いではないですか!
夏には十勝産アイスの導入も検討しているそうで、
どんどん進化しそうなこの店、注目ですよ。
北海道スープカリー専門店 マナ (manna)
TEL:090-3395-0497
住所:東京都北区上十条2-22-10
営業時間:11:00~22:00
定休日:日曜日
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北海道スープカリー専門店 マナ (スープカレー / 十条駅、東十条駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
店名、直訳すべからず。「ゴールデンボール」(神泉/渋谷)
その名も「ゴールデンボール」。

が、お昼時にはなんと、
カレーライスのお店「ナッティーカレー」になっちゃいます。

ランチカレーは、
ヤサイとマメカレー
チキンカレー
の二種類。
どちらも700円で自家製ヨーグルト付きです。

ヤサイとマメカレー ¥700
おぉ、色鮮やか!
正にゴールデンカレーだ(笑)

カレーの中にはヒヨコ豆がギッシリ。
他にもシメジにピーマン、ニンジンがたっぷり。
カレー自体はトマトベースのマイルド仕立てです。
食後には自家製ヨーグルト。

たっぷりトロトロで良い感じですね!

色んな業態のお店がランチにカレーを出してくれるのは嬉しい限り。
・・・せっかくだから、
たこ焼きカレーとか、是非お願いしたいところですね。
もしくはカレー入りたこ焼きとか。
流行ると思うけどなぁ。
ゴールデンボール
TEL:03-6416-9848
住所:東京都渋谷区道玄坂2-22-6
営業時間:
【テイクアウト】12:00~17:00
【ランチ】12:00~16:30
【ディナー】17:00~翌5:00
定休日:年中無休
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ゴールデンボール (バー / 神泉駅、渋谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
カムジャタンとスープカレーの関係。「目黒TAOLU’S」(目黒)

「黒豚居酒屋 TAOLU'S」
タオルースと読みます。
キックオフ・ユア・サンデー・シューズなのはフットルースです。
一階がネットカフェのビル。
地下へと降りる階段の先には・・・

無愛想で入りにくい扉が。
しかし扉を開けたらビックリ。

無用なほど広く、
ゆったりとしたお座敷空間が広がっています。

カラオケ用の部屋だってあるほど充実したこのお店、
しかし目的は・・・
やっぱりカレーです。
こちらのお店、ランチの名物カレーはこちら。

「カムジャタンカレー」。
時折、札幌のスープカレーとの
類似点が指摘される韓国の鍋料理カムジャタン。
この店ではそれを確信的にミックスしてしまった様子。
なるほどよい着眼点ですね。
さまざまな具材のバリエーションがあったのですが、
やはり最初はベーシックな「カムジャタンカレー」を注文してみましょう。

ランチにはサラダバーと、

ドリンクバーがついてお得。

・・・店が空いてるときは、粘れそう(笑)
と、さてさて、登場しましたよ。

カムジャタンカレー ¥890

豚骨スープをベースにスパイスを加え仕上げたスープカレーに、
豚の角煮、ジャガイモ、ニンジン、なす、ピーマン、茹で玉子といった具材を加えたもの。
ほうほう、確かにカムジャタンと言えばカムジャタン。
スープカレーといえばスープカレー。
いや、やっぱりカムジャタン寄りかしら?
そもそもスープカレー自体の定義が曖昧ということもありますが、
まぁインド人はこれを食べてカレーだとは気づかないでしょう。
いや、でもアリといえばアリ。
そこそこ辛く、ご飯がとっても進みます。
みんないろいろ考えるなぁ・・・
これほど色んなカレーが食べられる国は、日本を置いてほかにはありませんよ。
ご馳走様でした!
目黒 TAOLU’S (メグロ タオルース)
TEL:03-5424-8811
住所:東京都品川区上大崎3-1-4 RE-KNOW目黒B1F
営業時間:11:30~14:00 17:00~25:00
定休日:無休
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目黒 TAOLU’S (鍋(その他) / 目黒駅、不動前駅、白金台駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
「スープカレーの店 メラ屋」春の野菜たっぷりスープカレー登場。(六本木一丁目)
自分の舌で確かめようとランチに突撃訪問。

近隣の客で賑わう店内。
すっかり地域に密着しはじめたようです。
先月参加した試食会のメニューだけでなく、
「鯖のスープカレー」など魅力的なメニューが追加された様子で、
ちょっと心が揺らぎそうになりましたが…初志貫徹、
春の野菜たっぷりスープカレーセット(ドリンク、サラダ、デザート付き) ¥1200
を注文!
まずはお馴染みのパスタサラダ登場。

変わらず美味い、メラ屋不動の一番打者です。
そして…出てきました!

春の野菜たっぷりスープカレー
うわぁ、いつにも増して色鮮やかですね!
芽キャベツに菜の花、春の芽吹きを感じる素晴らしい野菜のセレクション。

開店当初ランチではライスにスープがかかった状態での提供だったのですが、
客の声を受け別皿サーブへと改善されています。

まずはスープを一口…
…あ、美味しすぎる。
開店当初は正直仕上がりにバラツキも感じたこのスープですが、
この日はかなりビシッとバランスがとれています。
「幻のスープカレー」時代の冴えが戻ってきたようで、
初期からのファンとして嬉しい限り!
野菜の美味さ、鶏肉の美味さはもちろん折り紙つき。
特にこの日の鶏肉は凄かった!
タイ料理の名店のカオマンガイを凌ぐ味の深さ。
さらに骨まで軟らかい絶妙の煮込みっぷり。
骨付きチキンの骨まで食べたのは、
護国寺の隠れた名店「ハンプティ」以来じゃないかしら。
いやあ、改めて、美味いなぁ。
どうしちゃったんだろ(笑)
みんながブログやツイッターで美味い美味い騒いでいたのも納得の仕上がりだ。
辛さだけを追求せず、素材の美味さで勝負するスープカレー屋としては、
もはや東京随一と言って良いかもしれません。
・・・とはいえ、「エチオピア」では70倍を平気で食べるメラさんのこと。
激辛スパイスオイルも用意されているので、激辛マニアもご安心を。

食後には珈琲。

そしてデザートのアイス。
オレンジピールが乗っているあたり、
まったく手抜き無しです。
さて、カレーがあんまり美味しかったので、
サイドメニューも追加オーダー。

このレバーパテがまた美味い・・・
生の鶏レバーから作った濃厚な味わいは、
飲兵衛のハートも鷲摑みです。
・・・随分便利な店になったもんだ。
まだ行ったことのない方、「メラ屋」今が行き時ですよ。

スープカレーの店 メラ屋 (MERA-YA)
TEL:03-3568-4571
住所:東京都港区六本木3-3-6
営業時間:
平日 11:30~15:00 18:00~21:30
土曜日 11:30~18:00頃
日祝日 11:30~16:00頃
(スープ切れの際は終了の場合あり)
定休日:なし
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ミャンマーから、とってもマニアな新着?「ビルマレッドフィンスネークヘッドsp.スレンダー」
「熱帯魚ブログランキング」あたりから訪問される方々には大変申し訳なく思っておりまして、
久々にディープな記事でも書いてみますよ。
*************************************
3,4年前から、新種や未記載種、不明種が怒涛のように登場するミャンマー産スネークヘッド。
このブログでもミャンマー産スネークヘッドを特に多く取り上げてきました。
2007年に発見された新種、
チャンナ・プルクラとチャンナ・オルナティピンニス。
⇒「チャンナ・オルナティピンニス&チャンナ・プルクラの見分け方。」
インレー湖に住む固有種、
ハーコートスネークヘッド。
⇒「ハーコートスネークヘッド」
未記載の謎の個体群、
ビルマレッドフィンスネークヘッド、
チャンナsp.ファイヤーエッジ、
チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)。
⇒「ビルマスネークヘッド3種比較」
などなど。
そして今回、またまたちょっと微妙な個体を入手しました。

ビルマレッドフィンスネークヘッドsp.スレンダー
学名:Channa sp.
最大長:不明(20cm程度?)
原産地:ミャンマー
インボイスは「ビルマレッドフィンスネークヘッド」。
まだまだ入荷が少なく、
小売価格も7,8cm前後の個体で
4000円台から7000円台と比較的高価なビルマレッドフィンスネークヘッドですが、
この個体の価格はなんと1980円。
まぁ、おそらく違うルートからやって来たということでしょう。
違うルートということは、違う産地の可能性も大きいわけで。
しかも・・一見してこの個体、通常のビルマレッドフィンとは趣が大分異なっています。
その訳は・・・

とにかく細長い!!
しかも痩せて細いというのではなく、

顔まですんごい細い!!!
こんなに細長いスネークヘッドはあまり見たことがありませんね。
別種なのか亜種なのか、地域変異なのかわかりませんが、
(そもそもビルマレッドフィン自体、不明種であるからして)
なかなか珍奇なスネークヘッドです。
鰓蓋には赤い斑紋、体側も少し赤みを帯び、
ところどころに浮き出るような斑紋が見受けられます。
現在の状態を見る限り、
ビルマレッドフィンのなかでもかなり赤みが強い体色だといえますね。
(余談ですが、ビルマレッドフィンの青みがかなり強い個体群が、
通称「ブルースチュワート」と呼ばれるスネークヘッドなのではと推測しています。)

ビルマレッドフィンの名の由来であるヒレのオレンジエッジは少なめ。
かわりに背びれと尾びれには顕著なマーブル模様のメラニンパターンが見られます。
(通常のビルマレッドフィンでも状態によってはメラニンパターンが表れるので、
これ自体は変わった特徴ではありませんが、それにしてもマーブル模様が目立ちます。)
実は記憶を辿れば、数年前にこれと同じ特徴をもった個体をショップで見かけたことがあります。
しかも全然別のタイミングで、別の店で二回。
どちらも「スネークヘッドsp.」で販売、価格は7000円ほどだったかと・・・
いや、安く入手したからどうということではないのですが、
こういう新種なのかどうなのかさえ微妙な種は、
売る側買う側の受け止め方や知識によって、価値が随分変わるものだなぁ・・・と実感したわけでした。

どう育つんでしょうかね。
期待です。
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「麹町カリー」で麹町カレー。(麹町)
有楽町線麹町駅からすぐの目立つ場所にあります。

現在チェーン展開はないようですが、かなりチェーン店っぽい内装ですね。

注文は食券制です。
麹町ランチ戦争にリーズナブル&スピーディーで参戦という訳でしょうか。
こちらのカレーのベースは大きく二種類。
ビーフの「麹町カレー」と、
ポークの「スタンダードカレー」。
それにトッピングを組み合わせて注文というスタイルです。
・・・ん?
店名は「麹町カリー」なのに、
メニューになると「麹町カレー」になるのは何故??

メンチカツカレー ¥580
麹町(ビーフ)カレー ¥490にメンチカツをトッピングしたものです。
なかなかリーズナブルですね。

カレースタンドのカレーとしてはなかなか美味しい部類じゃないかと思います。
ライスは普通盛りでしたがなかなかのボリューム。
ちょっとルーが足りなくなっちゃいました。

辛さ追加はこちらのスパイス粉で。
多分、繁盛していくんじゃないかなぁ。
客層広そうだし。
テイクアウトあるし。
麹町カリー
TEL:03-3239-0571
住所:東京都千代田区麹町3丁目3 丸増麹町ビル1F
営業時間:11:00~22:00
定休日:年中無休
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麹町カリー (カレー / 麹町駅、半蔵門駅、永田町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
目黒ランチはカレーバー。「CAFE BAR Freak」(目黒)

ランチ時はカレー屋になるということで前からチェックはしていましたが、ようやくの初訪問です。
さて、ランチメニューのラインナップはこちら。

チキンカリー
焼きカリー
海老カリー
タコスチャーハン
全て食べ放題のサラダバーとドリンクが付いて¥950です。
バーカウンターにセッティングされたサラダバー。

シャキシャキ野菜がいい感じ。
パプリカやニンジン、唐辛子などのピクルスも贅沢ですね。

焼きカリー ¥950
トッピングたまご +¥100
細かくほぐされた鶏肉にスパイスが染みこんて美味。
トロッとした玉子はマストアイテムです。

ライスは固くなったり逆にベチャッとなったりもせず、
程よい仕上がり。
量もほどほど、辛さもほどほど、
ランチに相応しく、食べやすい焼きカレーですね。
なかなか美味しいです。
焼きカレーにありがちな、
注文してから中々出てこないということもありませんし。
食後のドリンクはラッシー。

口直しに最適です。

センスよくまとまった、スタイリッシュなバーでありながら、
変に気負った風もなく、なかなかに落ち着ける雰囲気。
ランチでは普通にカレー屋として利用できますね。
良店だと思います。
ご馳走さまでした!
CAFE BAR Freak (カフェバー フリーク)
TEL:03-3491-5082
住所:東京都目黒区下目黒1-5-16 本田ビル2F
営業時間:11:30~23:00(L.O22:30)
定休日:日曜・祝日
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CAFE BAR Freak (カレー / 目黒駅、不動前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
40年目の再発見!浅草が生んだ和風カレーの逸品。「ピーター」(浅草/田原町)
しかしこの街にあるのは、外国人観光客が喜ぶような、
This is Japan的お店ばかりではありません。

もっと暮らしに根付いた、懐かしい、リアルなリアルな浅草の風景。
見つけました。
ちょっとした衝撃。
それをこれからお伝えします。
一見して古びた、寂れた喫茶店。

店の名は「ピーター」。
ラビットを思い浮かべるか、慎之介を思い浮かべるか、
はたまたウルトラQを思い浮かべるかは、人それぞれ。

壁一面に描かれた、古今東西のエンタァティナァーたちの肖像。
エノケン、シミキン、チャップリン。
あ、古今じゃなくて、古東西か。

食器台として鎮座するのは、中古の大型プリンター。
観光客の目を気にしない、まさにリアルなお店です。
さて・・・

この店の看板メニューは・・・・
こちら。

カレーライス ¥550
でかい!かなりのコスパ、流石浅草。
一見したところ至極真っ当かつ普通な「喫茶店カレーライス」。
しかし正直…

一口食べて驚きました。
独特の辛さ、そして煮詰めたような大人の苦味、
さらに…
今まで食べたことのないような深いコク!
これは…和風出汁?
聞けばこのカレー、
鰹と昆布の出汁を用い8時間煮込んで作るオリジナルカレー
なのだそう。
おでんも評判らしいこのお店ですが、
正におでんに出汁を染み込ませたかのようなジューシーさ。
肉を噛めばジュッ!
ニンジンを噛めばジュッ!と、
カレーに出汁が染み出す幸せ。
もちろん初体験。
40年もの間、このレシピでクツクツクツクツと煮込み続けてきた、
これがまさにリアル浅草伝統の味、というわけですね。
一味違う辛さはなんと、島唐辛子を用いているのだそう。
コクが命のカレーライスという食べ物(カレー全般ではなくカレーライス)を、
純粋に日本的な発想で突き詰めた、芸術的な一品。
なぜ今まで知らなかったのだろうかと、ただただ驚くばかりです。

セットのコンソメスープや…

自家製の漬物だって、完成された独自のスタイル。
+¥300でコーヒーを付けてみました。

皇室御用達の豆を使用したコーヒーはもちろん、
独特濃厚なカレーの食後にベストマッチ。

その合わせ技たるやまさに至高の域。
小さな喫茶店で出会った、驚きのカレー。
日本独特のカレー文化が生んだ、唯一無二のカレー。
カレー道を歩む日本人は一度は詣でておいたほうがいい、
そんな気さえ起こる再発見だと言えるでしょう。
浅草スゲエ。
ピーター
TEL:03-3844-5984
住所:東京都台東区西浅草3-13-1
営業時間:
[月~土]10:00~23:00(L.O.22:30)
[祝]12:00~20:00(L.O.19:30)
定休日:日曜日
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ピーター (喫茶店 / 浅草駅(つくばEXP)、田原町駅、浅草駅(東武・都営・メトロ))
夜総合点★★★★☆ 4.0
スタンダードなれど、こだわりの老舗。「ラージマハール渋谷店」(渋谷)
何処か開いているカレー屋はないものかと彷徨い、「ラージマハール」の前へ。
そしたら以前は15時までだったランチタイムが16時までに延びていてラッキー!
…という訳で久しぶりの「ラージマハール」へとイン!
エレベーターでビルの5Fへと上がると、
そこはもう、ゴージャスな店内。

以前は六本木店を利用していた私ですが、
六本木店と新宿店が閉店して以来「ラージマハール」はご無沙汰。
しかしこの日、こちら渋谷店の厨房に元六本木店のシェフの姿を発見できるなんて…
縁と巡り合わせですよね。

ラージランチ ¥1000
カレー、ナンorサフランライス、サラダ、チキン、デザート、ドリンクのセット。
ナン、ライスはおかわり自由です。
カレーはラムカリーを選択。

しっかりした歯ごたえのあるラム肉がたっぷり。
カレーはトマトの味が濃厚な仕上がりです。
ライスは日本米を使用、ちょっとモチャッとした印象。
この辺り昔ながらのインドレストランといった風情ですね。

伏兵的に美味しかったのがライスに添えられたチキン。
スパイスに漬け込む段階で一工夫あるのでしょう。
辛さの中に甘味のあるマンゴーチャツネのような独特の薫りが魅惑的。
これをおかわりしたいよ(笑)
さて、野菜には特にこだわりがあるこのお店、
毎朝市場から届く国産野菜のみを使用。
トマトはA級の桃太郎をサラダにもカレーにも用いているのだとか。
道理でカレーのトマト味が濃厚だと思ったら、
味が濃いトマトを用いていたのですね。
なるほど納得。
食後にはセットの珈琲と珈琲ゼリー。

お、なかなか美味い!
どうやら水にもこだわりがあるようで・・・
なかなか頑張ってますね。
たまには定番の老舗もいいもんです。
ラージ・マハール 渋谷店
TEL:03-3770-7677
住所:東京都渋谷区宇田川町30-5 JOWビル5F
営業時間:11:30~23:00
(ランチ 11:30~16:00)
定休日:年中無休
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ラージ・マハール 渋谷店 (インド料理 / 渋谷駅、神泉駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
この味、辛口。「クルンテープ」(新宿三丁目/新宿御苑)

インド料理店「スパイスガーデン」と同じビルの二階にあります。
(二階に上がる階段は近くのライブハウスに来た若者の溜まり場になっていることがあり、煙モクモク近づきにくいことも。はっきり言って営業妨害…)

二階に上がってしまえばタイ風のゆったりした空間。

そのちょっと上品でゴージャスな雰囲気は同じ系列の新大久保「クンメー」を彷彿とさせつつも、
クンメーよりは庶民的。

ゲーンパー ¥900
ライス ¥300
このブログの読者にはもうおなじみ(笑)の超激辛森林カレー。
森ガールを名乗る女子は全員食べておけ的、森カレーです。
クンメーのそれと比べると値段もリーズナブル、
見た目もちょっとカジュアルですね。

海老・牛・豚・鶏と選べる具は牛肉をチョイス。
さてお味はいかがでしょう。
深い旨味があるというよりは、
シンプル&ストレートに辛い感じ。
良くも悪くもストレート。
辛さによるパンチ力はあるが、
味自体はかなりあっさりしていて、
スッと消え入るような口当たりです。
夏向きのゲーンパーかもね。
「スッキリした喉ごし。辛口ゲーンパードライ」
ゲーンパーにも色々あるのですね。
さて、この日はまだ仕事を残していたのでドリンクはノンアルで。

タマリンドジュース ¥380
いいですね。
すっかり南国気分120%。
ご馳走さまを言い、
店を出た途端肌を刺す日本の冬の寒さが、
ちょっとばかり物悲しい夜となりました。
クルンテープ (KRUNGTEP)
TEL:03-3358-9085
住所:東京都新宿区新宿2-12-4 アコードビル2F
営業時間:
[月~金] 11:00~15:00 17:00~24:00
[土・日] 11:00~24:00
定休日:無休
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クルンテープ (タイ料理 / 新宿三丁目駅、新宿御苑前駅、新宿駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
川越インドの代表店。「びんでぃ」(川越/川越市)
川越に名高いインド料理店「びんでぃ」を訪れるため。
道中、五叉路や六叉路に遭遇するたび、方向感覚が麻痺。
迷い迷ってようやく辿り着きました。

あとで調べたら川越駅からのほうが便利だったことも判明。
それもまた一興。

店内に客の姿はなく、ちょっとばかりの底冷え。
早くスパイス摂取したい!
厨房の中にいるのはインド人シェフですが、
フロアを切り盛りするのは日本人の女性店主。
その落ち着いた物腰はこの店のレベルの高さを静かに物語っているようです。
注文後、まもなく。
ジュジューッという音とともに登場したのはこちら。

シシカバブ ¥700
太い!長い!カラフル!
インドではシークカバブ、
トルコや中東ではシシカバブと呼ばれる料理ですが、
この店の表記はシシカバブ。
多分深い意味はないでしょう。
アッツアツジューシーで、こんな寒い日にはもってこいです。
ディナーメニューのカレーは北インド系を中心に、
ただし安易には走らない本格志向のラインナップ。

チキンカダイ ¥1250
クリーミーなカレーの中にフレッシュ野菜とタンドリーチキンがたっぷり。

これは爽やかで美味い!
辛さはそれほどでもないのですが、
決して重くもなく、非常に食が進みます。

バトゥーラ ¥500
ナン生地で作った揚げパン。
何せボリュームが凄い!
枕にして寝たいほどですよ。
どの料理も作りが丁寧で、ボリュームもたっぷり。
噂に違わず、とてもレベルの高いインド料理店だと感じました。
この日は注文しなかった生ワインも名物らしく、
近くの方はもちろん、遠方から訪問する価値もありですよ。
ご馳走さまでした。
びんでぃ
TEL:049-247-6861
住所:埼玉県川越市脇田新町14-2 雅マンション1F
営業時間:11:00~13:30 17:00~22:00
定休日:年中無休
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びんでぃ (インド料理 / 川越市駅、川越駅、本川越駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
タイ人による、カフェ的タイ料理。「バイケーオ」(下赤塚/地下鉄赤塚)

店頭の巨大な唐辛子オブジェが目印です。
店内は「ここが板橋区?」と思わせるお洒落なカフェ仕様。

辛さや独特の匂いを押さえ、
食べやすく調理したタイ料理がコンセプトなのだそうです。
スパイやラオラオなど魅力的なお酒もあったのですが、
この日はお店の雰囲気に合わせて(笑)

グラスワイン(Miranda・白) ¥420
お、意外と辛口。

マサマン カレー カイ ¥890
鶏のイスラム風カレー。
一見、あれ?グリーンカレーと間違えた?と思うような色ですが、
中にはジャガイモやピーナッツがごろごろ。
ちゃんとイスラムカレーでした。

見た目通り、ココナッツミルク風味が強めで甘く、
ちょっとお洒落なカフェのタイカレーといった気分でもあります。

カオ・スアイ ¥250
ジャスミンライス。
タイ米にしては粘りがあるなぁと思ったら、日本米とのブレンドのよう。
色々と工夫しているのですね。
この日食べたメニューは非常に甘く食べやすいものだったのですが、
メニューの中にはイサーン料理などもあり、辛い物好きにも対応できそう。
そして…何より応援したくなるのが、
タイ人の店員さんたちの明るく気さくな笑顔。
先日降った雪の日には、
雪を一度も見たことがない店員たちが
「何だこれはっ!?」と騒ぎ驚いた・・・なんて楽しいお話も。
あたたかい店です。
今度来たときには辛いモノを頼もうか…
いやそれともちょっと気になったタイ風スパゲッティを頼もうか…


悩むところです。
ご馳走さまでした!
タイレストラン バイケーオ
TEL:03-5998-6522
住所:東京都板橋区赤塚1-9-12
営業時間:
11:00~15:00 17:00~23:00(22:30L.O.)
定休日:不定休
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タイレストラン バイケーオ (タイ料理 / 下赤塚駅、地下鉄赤塚駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
さんざんふしぎなスッパイシカーリ。「サンザン」(みずほ台)

まずは名前の面白さに惹かれての訪問です。
人生で初めて降りるみずほ台駅から徒歩3分ほど。
大通りに面しており、他に店も少ないので迷うことはないでしょう。
店内はえもいわれぬ独特の雰囲気。

貸し会議室のような・・・ホテルの控え室のような・・・

秘密の集会所のような、どうにも商売っ気のない空間。
メニュー表記の独特さにも瞠目。

ギリンサラダに・・・
スッパイシ。
しかし、よ~く見ると、それはただの誤植なのではなく、

インド人風の発音を素直にカタカナに置き換えていることに気づきます。
いいですね。
スッパイシなカーリ。

いろいろ興味深いメニューがあったのですが、
飲み物で一番興味を引いたのはこちら。

サンザンドリンク お酒 四百二十円
罰ゲームのような名前ですが、
ウイスキーと炭酸、それと「インドの何か(秘密)」で作ったお酒だそう。
・・・なんだこれ?
すんげぇ美味いぞ!
ちょっとリポDのような味でもあり、かなりナイス!
タマリンドとか入ってるのかしら??

ごま チーズ ナン GOOMA CHISE NAAN ¥550
ゴーーーマ~!!!
チーズの量は少ないのですが、
ゴマの香ばしさとクリーミーなチーズの風味が最高のハーモニー。
その薄さが逆に癖になる歯ごたえを生んでいます。
あらら、美味しいですね。
ひょっとして…この店…
さて、スッパイシなカーリも頼んでみましょう。

マトン キノコ MUTTON MUSROOM ¥1250
おぉ…ドライタイプ!
ただし完全なドライではなく、
限りなく粘度の高い濃厚スパイシーカレー。
辛さは辛口のスッパイシでお願いしましたが、
適度に辛く、ホールのカルダモンもガンガン効いていて、
…。
…。
…かなり、美味いぞ!!
完全に見くびっていました。
大穴です。
こちらのシェフはインド、サウジ、横浜と渡り歩いたあと、
銀座のマハラジャを経てこちらのお店にいたる経歴の持ち主。
ホール担当の爽やかなお兄さんは、
インド人とネパール人のハーフで日本語がとても上手く、
かつて住んでいたケララの話をたくさん聞かせてくれました。
いやぁ、とても参考になります。

南インドワインだってありましたよ。

ダヒ バハール DAHI BAHAR ¥300
和風の器なので「トロロ」にも見えますが、
ダヒ=インド風ヨーグルト。
こちらのお店のダヒは粘り気のある液状で、
中にはフルーツがたっぷり。
お口直しにちょうどよい感じです。
いやぁ、わざわざ来てよかった。
最初は店名の面白さで訪問、
ハズしても「サンザンな夜でした」なんてオチで済めばいいや、
なんて軽い気持ちだったんですが…
ご免なさい。
名店発掘になっちゃった(笑)
こういうことがあるから人生は面白いですね。
サンザン
TEL:049-255-7602
住所:埼玉県富士見市東みずほ台1-4-12 富士見ビラノーバ 2F
営業時間:
11:00~15:00(L.O)
17:00~23:00(L.O)
定休日:無休
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サンザン (インドカレー / みずほ台駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
大山キャッツアイ。「ゴルカ」(大山)
エスニックタウン大山でネパール料理と言えば、
「マナカマナ」か、ここ「ゴルカ」です。

…と言うか、ここ「マナカマナ」出身シェフのお店なんですが(笑)
お店のアイドル、通称「ゴルカ猫」。

今日も全身でゴルカの「ゴ」をアピールですよ。
一次会「華福」から流れた濃いい面々に加え、済州島帰りのロザリーさんまで加わって濃度マックス。
ロザリーさんからはチェジュ土産チェジウチョコをいただきました!


四様も写っていますね。
くどい。あまりにもくどいビジュアルだ!!
さて、ゴルカで飲むビールと言えばやはりこちら。

ゴルカ
間違いないでしょう。
そして、ゴルカで頼む前菜と言えばこちら。

ゴーヤアチャール
マナカマナ同様ビッチリの黒ゴマが魅惑的。
これも間違いない。
さらにゴルカで食べるカレーと言えば…

ゴルカチキンカレー
鶏肉だけでなく、揚げ玉子が入った絶品カレーなのです。
間違いないどころではない美味しさ。

ダルカレー
辛くしてもらっても味が崩れない優秀な豆カレー。
ゴルカのダルはファイターズのダル並みの安定度を誇ります。

ゴマナン
ゴマがビッチリ。
…なのにちぎろうとするとゴマが全部落ちてしまう凡百のゴマナンとは異なり、
ここのゴマナンはゴマの踏ん張りが違います。
ちぎっても、ちぎっても、
ケインコスギばりのファイト百発でナンにしがみつくゴマたち。

ガーリックナン
当たり前ですがニンニク味。
意外かもしれませんがダルカレーにベストマッチ。
試してみて。

チーズナン
チーズの量はそれなりですが、ナンの美味さで魅せてくれますね。

カブリナン
かぶるモノではもちろんなく、ナッツを用いた甘いナン。
(かぶると頭がべたつきます。)
さて、飲兵衛御用達のこちらも完備。

スクティ
ネパール流、羊の干し肉。
好物の一つ。
肉は柔らかいのがいいと思っているあなたに食べてほしい。

マンゴークルフィ
眼福。
この花びらみたいにスライスされた見事な盛りはマナカマナ仕込み。
フルーティー&ミルキーで最高に美味い!!
しっかし大山という街はどうしてエスニックの平均レベルがこんなに高いんでしょう。
カレーの聖地、神保町にも負けてませんよ。
しかも夜遅くまで空いてる店多いし。
大満足の二次会。
(一次会は「華福」ね。)
その満足の記念に、ビールサーバーへステッカー張り!

ごちそうさまでした!
んじゃ、三次会へ(笑)
ネパールダイニング GORKHA
TEL:03-6794-5889
住所:東京都板橋区大山町10-13
営業時間:11:00~14:30 17:00~23:00
定休日:水曜
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ネパールダイニング GORKHA (ネパール料理 / 大山駅、板橋区役所前駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
下腹の幸福。「華福」(大山)
舞台となった「華福」は一見普通の中華料理屋さん。
でも実はベトナム料理が充実した華僑料理のお店。
中国人とベトナム人のご夫婦が経営されているのだとか。

川越街道沿い、朝方まで灯りが灯る店として
前々から気になっていたこの店に、ラッキーな初訪問となりました。
集ったのは板橋チーム、城南チーム、足立区チームに油軍団…
食べる前から胃もたれしそうな、濃すぎる面々ですよ。
この日はこうめ隊長の仕切りにより、¥3500のコース+飲み放題(¥1500)。
正直、料理名は記憶していなかったので、こうめ隊長ブログを参考に・・・

前菜盛り合わせ
干絲豆腐、蒸し鶏、砂肝の冷菜。
干絲豆腐一押し!

春巻き3種(ネム、バングン、ゴイクオン)に岩海苔の天ぷら
ネム=揚げ春巻き。豚肉、カニ、椎茸、春雨などが入っています。
バングン=エビの蒸し春巻き。
ゴイクオン=生春巻き。
どの春巻きもレベル高し!
特に揚げ春巻きの香ばしさには舌巻き!

海老のマヨネーズ和え
ニンニクガッツリ。
デートに不向きな美味しさですね。

ソフトシェルクラブの唐揚げ
要するに皮を脱いだばかりで油断しきったカニを、
グワッと取っ捕まえて、油にぶち込み、
柔らかい新皮ごと召し上がるという一品。

いしもちの甘酢あんかけ
中華料理で高級魚とされるイシモチ。
観賞魚界でも「淡水イシモチ」は「ドラムフィッシュ」と呼ばれ、
わずか5cmほどの稚魚で¥5000~¥10000くらいはしちゃいますよ。
満足満足、元取った(笑)

五目豆腐煮
スッキリ塩味。
タンメンの具だけを贅沢に食べる感じ~

中華風ナポリタン?
コースにもメニューにも、こんなのありません。
どうやらナポリタンブロガーのナポさんが別注したらしい・・・流石の執念です。

牛肉とニンニクの芽のカキ油炒め
牛肉とニンニクの芽をカキ油で炒めた一品。
え?そのまんまだって?
いいじゃないですか、解りやすくて。

ルアモイ
ベトナムのお酒。
アルコール度数29度。
そして、これを食べずに帰れない…ベトナムカレーも登場!!

マレーシア系のカレーとタイのレッドカレーのほぼ中間的な味。
ココナッツミルクと生姜が効いてピリリと辛い。

ベトナムカレーにもいろいろありますが、
この店のカレーはホーチミン(サイゴン)風のカレーなのだそう。

フォー
レモンの香りたっぷりでお口直しによいですね。
〆にはデザート登場。

杏仁豆腐
ズドンと丼盛り(笑)
これが板橋クオリティ。
訪問前はもっと田舎っぽい料理が出てくるのかと思っていたのですが、
いざ食べてみれば、どれもこれもみな味付けがはっきりしつつもバランスが良く、
とっても美味しかった!
いいじゃない、この店。
最後の最後はKうめさんとHっしーの素敵なツーショットで〆!

ご一緒した皆様どうもありがとうございました!
・・・っていうか、この夜はこれで終わったわけはないんですけどね(笑)
*この日ご一緒した壮絶なメンバー
「おいしい店・うまい店・安い店」のこうめさん
「東京ホルモンズの中身のある話」の東京ホルモンズ
(代表テルさん、副代表ファイヤーボールさん、ジョウカノさん)
「犬悔い」のいぬわん父さん
「悪あがき女製作所」のkimimatsuさん
「椿の『B級ご当地グルメ保存委員会』」の椿さん
「一合徳利」の一合徳利さん
「ナポリタン×ナポリタン」のナポさん
「しょうが焼きに恋してる」のGingerさん
「馳走に屋号に意匠あり」のまさび。さん
「すべての道はどこかへ通ず」のWoods2106さん
「日々是油まみれ」の油谷亮子さん
「イエス!フォーリンデブ★」のはっしーさん
鉄郎さん(ロザリーさんの御名代)
華福
TEL:03-3956-1866
住所:東京都板橋区大山西町54-2
営業時間:17:00~翌4:30
定休日:火曜日
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華福 (中華料理 / 大山駅、中板橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
寒い日の夜の「HATTI」(新宿西口/大久保)
新宿「HATTI」でパーティー。

白象王が目印です。

広々とした店内へと足を踏み入れれば・・・

気分はもう、異国の地。
まずはビールで、
「おつかれちゃ~ん!」
licensed by こうめ

キングフィッシャー ¥650

インディアンフィンガーチップス ¥600
インド風フライドポテト。ザッツ・おつまみ!
さてさて、「ターリー屋」と経営を同じくするこのお店のウリは、
何と言ってもタンドーリ料理。

シークカバブ(マトン&チキン)

ベジタブル&パニール

マライティッカ
この焼き物パラダイス、独りだと勿体無い。
やっぱりみんなで来ないとね。
この日の主役はこの二人。

兎と玉葱の姉妹ですよ。
○○年前にこの人達が生まれた時、
世界はちょっとだけ楽しくなった。

おめでとう&ありがとう!
さて、タンドーリ料理が美味いということは…
当然ナンも美味いわけで。
各種ナンを堪能。

ナン

チーズクルチャ

ガーリックナン

カブリナン
もちろんカレーだって美味しいですよ~

チキンカレー

サグチキン

マトンカレー
おっと、名物のこちらも忘れちゃいけません。

ブートジョロキア
言わずと知れた「世界一辛い唐辛子」。

辛さはなんとハバネロの200倍!!
でもあれっ?
みんなバクバク食べてるぞ??
げに恐るべきは、変態激辛集団なり…
ふうぅ、飲んだ食ったの満足モード。

スパイシーなチャイを飲んでほっこりとしていた変態たちのために、
吉川店長自らスペシャルドリンクのサービス。
嬉しいですね!

石榴ジュース
インド産のザクロを用いた貴重なドリンク。
アセロラのような、プルーンのような、
ブドウのような、独特の味。
こりゃあ珍しい。
サービスも良く、ゆったりしたスペースも快適。
ここはやっぱりよい店ですね。

幹事のあつパパさん、
ご一緒した皆様、ありがとうございました!
INDIAN GRILL BBQ RESTAURANT HATTI
インディアングリルバーベキュー レストラン ハッティー)
TEL:03-5348-8839
住所:東京都新宿区西新宿7-5-5 プラザ西新宿103
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30) 18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:日曜・祝日
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INDIAN GRILL BBQ RESTAURANT HATTI (インド料理 / 西武新宿駅、新宿西口駅、大久保駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
ある意味渋谷No1.「パラダイスマカオ」(渋谷)
意外なほど大きなマカオレストラン。

マカオ料理の店としては恵比寿「ラザロ」以来の訪問です。
お目当てはもちろん、マカオカレー。

スペアリブマカオカレー ¥1100
第一印象…
「皿が長すぎ!」
う~ん…全長で言えば渋谷ナンバーワンカレーだな(笑)
カレーはまあ、見た目から想像できる味。
悪くはないけど、ちょっと「外食チェーン」って感じかなぁ。
逆に言えばクセがなく食べやすいカレーです。

豪快なスペアリブはちょい身離れに難アリ。
食後にはドリンクを注文。

コーヒー +¥100
広く天井が高い空間はコーヒーで時間を潰すには良さそうですね。
ただちょっと気になったのはオペレーション。
多少のオーダーミスやら、
そそうやらは南アジア店で慣れている(笑)私ですが、
挨拶、返事、リアクションが出来ない店員は如何かと思うわけです。
空いたお皿で一杯のテーブル端にコーヒー置いて去っていくのもどうかと思うし、
「お皿さげて下さい」と言っても
「少々お待ちください」とも言わず別のテーブルに行ってしまうし、
会計票は投げるように置くし、
注文入っていたの把握していないのに「済みません」も言えないし、
そもそも客見てないし。
全部大したことじゃないんだけども、
正直教育が行き届いてないなぁ、と言った感想。
「最近の若い者は…」とか言いたい気持ち、
よくわかったひとときでした。
ある意味とっても渋谷的なお店です。
パラダイスマカオ(PARADISE MACAU)
TEL:03-3780-5231
住所:東京都渋谷区宇田川町39-5 1F
営業時間:
ランチ 11:30~15:00
ティー 15:00~17:00
ディナー 17:00~23:00
バー 23:00~04:00
土・日・祝 11:30~17:00
定休日:無休
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パラダイスマカオ (アジア・エスニック料理(その他) / 神泉駅、渋谷駅、代々木公園駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
侍魂。「サムライソウル」(北朝霞/朝霞台)
近頃オープンしたカレー店の中でも、
一番カッコイイ名前じゃないでしょうか。
東武東上線朝霞台駅、JR武蔵野線北朝霞駅の両方に面する、
バスターミナル脇のビル一階。

とっても目立つ良い立地ですね。

カレーのネーミングだってなかなか粋。

ぱっと見の体裁は食券制のカレースタンド。
が、奥にはテーブル席もあるようです。

魂カレー ¥690
基本の「侍カレー」に素揚げ野菜を乗せた一品。
シャバシャバなルゥはカレーライスでありながら何処と無く
「デリー」のカシミールを思わせ素敵。
トッピングはナス、ニンジン、カボチャ、パプリカ、
ブラウンマッシュルーム、ジャガイモと、値段の割にはかなり充実しています。
ライスは炊きかげんに微調整が必要と感じました。
シャバシャバルゥに合わせる日本米は本当に難しいものです。
ドカッと盛られたライスの量に比してカレールゥが少ないのがちょっと残念。
ペース配分がなかなか難しい…
店がガラス張りのせいか結構冷え込むので、
薄皿に盛られたカレーが冷たくなるのも一考かな。
ともあれ、総合的には良い味出した良いカレーです。

コーヒー ¥200
ネスプレッソです。
ええ。もちろん安心できる美味しさ。
カレーといえば松屋かココイチくらいしか無かった、
朝霞台駅前に登場した貴重なお店。
一層の進化を期待、そして長く続くよう頑張って下さいね!
サムライソウル (SAMURAI SOUL)
TEL:非公開
住所:埼玉県朝霞市浜崎1-3-10 AX-1ビル1F
営業時間:11:30~21:30(ルゥがなくなり次第閉店)
定休日:第二、第四月曜日(祝日の場合翌日)
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サムライソウル (カレー / 北朝霞駅、朝霞台駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
グリーン! グリーン! 皿の上にはララ・・・「カオティップ」(代々木)
カレーマニアには「camp」近くと言った方が通りが良いでしょうか。

カフェのようにちょっとお洒落なタイ料理店、それがこの「カオティップ」。
でも実はしっかりしたタイ料理を出すレストランなんですよ。

店内は優しげなグリーンに彩られたリラックス空間。
グリーンな気分に染まれば、注文する料理は決まっていますね。

ゲーン・キャオ・ワーン・ガイ ¥1150
アサダーンシェフお勧めのグリーンカレー。
ライス ¥300は別注文となります。
まずはギッチリ詰まった鶏肉の量にビックリ。

タイカレーの中でもかなりサラサラ仕立てとなっています。
さらに驚いたのは、タケノコのジューシーさ。
カレーがしっかり滲みたタケノコは噛むたびジュッと旨みが拡がります。
うん、辛すぎず、贅沢で、誰もが美味しいと思えるカレーだ。
まあ、お一人様カレーとしては決して安くないのが難点ではありますが、
二、三人で行って気軽に楽しむにはとってもよい店なんじゃないでしょうか。
女子会にも最適か思われます。
ご馳走さまでした!
カオティップ (KAO TIP)
TEL:03-3404-6226
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-12 玉造ビル2F
営業時間:
[月~金]11:30~14:30 17:30~22:30
[土]17:30~22:30
定休日:日曜・祝日
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カオティップ (タイ料理 / 代々木駅、北参道駅、南新宿駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
江古田の名店、今は六本木。「スワガット 六本木店」(六本木一丁目/溜池山王)
「スワガット」に遅めのランチ訪問。

江古田の本店をはじめ都内に数店舗展開していたスワガットですが、
一年前の経営変更に伴い江古田店はクローズ。
その他の支店も統合され、現在ではこの六本木店と、
六本木交差点裏にある「スワガット インディアンタパスバー 」の二店舗のみ。

以前は評判があまり芳しくなかったここ六本木店ですが、
江古田本店にいたシェフがこちら六本木一丁目のお店へと移籍してからは、
ある意味ここが名店スワガットの味を継承していると言えるかも知れません。

南インドランチセット ¥1000
マサラドーサ、サンバル、ココナッツチャトニにドリンクが付いた、
13:30からのスペシャルメニュー。
えぇ、遅めのランチにした理由はこれなんです(笑)

パリパリのドーサに洗練された味付けの具材がたっぷり。
カレーリーフだって贅沢に使われています。

豆のとろみと適度な辛さが素晴らしいサンバルも良いですが…
なんといってもココナッツの粒子感が堪らないココナッツチャトニが素敵!
ドカ盛りの他の南インド料理店と比べるとボリュームは控え目ですが、
六本木という立地を考えれば高すぎる気はしません。
むしろビジネスランチとしては、これくらいの量が丁度良いですね。
何よりも、美味しいからOKですよ(笑)

食後はチャイでホッと一息。
あぁ、このまま仕事サボりたい・・・
スワガット 六本木店 (SWAGAT)
TEL:03-3585-5251
住所:東京都港区六本木2-2-2 イトーピア 1F
営業時間:11:30~14:30 17:00~22:00
定休日:無休
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スワガット 六本木店 (インド料理 / 六本木一丁目駅、赤坂駅、溜池山王駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
ケララ旅行に向け「ケララバワン」でケララ気分。(練馬)
目的地はケララ。
どこに泊まるのかとか、
どこで食事するのかとか、
一応パックツアーにしたいのだけどどこの旅行会社が良いのかとか、
チェンナイも経由するのかどうかとか、
全く決まっていないけど、
ケララ気分を盛りたてるため久しぶりに「ケララバワン」に訪問。

(前回の記事はこちら。店舗情報も。)
この日はドーサを食べたい気分。

ドーサ(プレーン) ¥800
ここのドーサは他店に比べ生地が厚いのか、若干モチッとしっとり。

ナスたっぷりのサンバルやピリ辛トマトチャトニなど、とても家庭的。

シーフードビリヤーニ ¥1380
何せ具が豪快ワイルド!
ホタテ、エビ、アサリ、イカといった具材に加え、
ワタリガニと大エビがドッカリと鎮座。
ミールスでは日本米のケララバワンですが、
ビリヤニはしっかり長粒種のお米を使用しています。
ドーサ付属のチャトニを混ぜればさらに現地気分に!
食後にはケララバワン名物エアブレンドのマサラチャイのサービス。

加えてこの日はデザートも注文。

パヤサム ¥400
タピオカ、カシューナッツが浮かんだシロップにアイスクリームがイン!
これはかなり美味いです。
食後には店員さんとケララの話を少々。
皆さんからもケララ旅行情報求む!
いい旅行会社、ありませんかね~?
ケララバワン
電話:03-3991-5218
住所:練馬区豊玉北5-31-4 松村ビル1F
営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00
定休日:月曜
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Yo! Bro! 「ジェイ ガネシャ」(西早稲田)
「ベナレス」の跡に昨年10月オープンした
「ジェイ ガネシャ」という店に行ってきました。

実はこの店のシェフ、あの「エベレスト&富士」のシェフの弟さん。
そういう事もあり、ずっと訪問したかった店なのです。
小雨降る中の訪問。
サービスでラッシーをいただきましたよ。


店内のレイアウトは「ベナレス」時代そのままながら、
インテリアが変わったおかげで明るい印象となっていますね。
さて、「エベレスト&富士」シェフと兄弟と言えば、
もちろんシェフはネパール人。
まずはこちらを注文です。

モモ ¥480
台湾小籠包ばりに薄皮のモモ。ソースは比較的辛口ですね。
モモって餃子同様、お店によって少しずつ個性が出て面白いですね。

アルーゴビカレー ¥700
イエローライス ¥250

かなりオイリー&スパイシーなアルゴビ。
体の芯から暖まります。
カリフラワーのカットが大きいのも嬉しいところ!
「ベナレス」時代よりも格段に味はアップしていますよ。
お会計はシェフ直々。
「美味しかったですよ!」と伝えたときのシェフの人懐っこい笑顔に癒され、
心地よい雨上がりの帰り道となったのでした。
JAY GANESHA
TEL:03-3202-1930
住所:東京都新宿区高田馬場1-12-1
営業時間:11:00~16:00 17:00~22:30(L.O22:00)
定休日:無休
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JAY GANESHA (インド料理 / 西早稲田駅、高田馬場駅、面影橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
スタイリッシュな実力派北インド。「ゴングル」(表参道)
スタイリッシュなインド料理店「ゴングル」へ遅めのランチ訪問。

17時までランチが食べられるのが嬉しいですね。
インド料理店としてはトップクラスに洗練された店内。

南青山の中心地にありながら、ランチ価格帯は1000円前後。
かなりお得な価格設定だといえます。

マトンカレーセット ¥980
非常にシンプルなビジュアルのマトンカレーは、
クリーミーかつサラサラという絶妙の食感。

化学調味料不使用を謳っている通り不自然な辛さや重さはなく、
適度な辛さが食欲をそそります。
美味しく健康的。
非常にレベルの高いカレーですね。
食後にはチャイ。

驚くべきは白磁のカップ。
極薄仕立てで横からチャイが透けて見えるのです!
流石、器にもこだわっていますね。
チャイもただ甘さで誤魔化すのではなく、
確りとした茶葉の薫りが感じられる上質なものでした。
スタイリッシュで高級感溢れるお店ながら、
料理は美味しくかつリーズナブル。
これはかなり使えるお店です。

店の壁にズラリ並んだワインも興味深く、
セレブなカレー好きにも充分満足できるお店なのではないでしょうか。
あ、二階はチャイカフェ「EAST is EAST」になっていて、そちらもグッドですよ。
ゴングル
TEL:03-3406-0464
住所:東京都港区南青山5-9-6
営業時間:
[月~金]11:30~22:30(LO)
[土・日・祝]12:00~22:00(LO)
ランチタイム
[月~金]11:30~16:00
[土・日・祝]12:00~17:00
定休日:無休(年末・年始はお問い合わせ下さい)
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ゴングル (インド料理 / 表参道駅、明治神宮前駅、外苑前駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
深紅の日常。「スカーレット」(神泉/渋谷)
しかも地方の、
電車も通っていないような田舎にポツリとあるような、普通の喫茶店。
しかしここは渋谷。
失われつつあるその普通さが逆にホッとしたりするのだ。

ちょっと恰好つけたような「スカーレット」という店名、

それに合わせたような深紅のインテリア。

机、椅子、絨毯から灰皿に至るまで、スカーレット。
カレーライスやナポリタンはじめ、唐揚げにハンバーグ、
中華丼に信州そばまで揃えたラインナップもまた、喫茶店の鏡。

カレーライス ¥690
ごく普通のカレーライス。
良くも悪くも、期待を裏切らない味。

カレーライスという名の日常がここにある。
ホットコーヒー +¥220

カレーライスの後のコーヒー。
最もありきたりで、これ以上ない流れ。
コーヒーにクリームを注ぎ込めば、
うねるように変化する紋様があるで、
地球を包み動く雲のよう。

今日も地球は回り、

世界は動いている。

しかしその中でも変わらない、
当たり前のような日常があるからこそ、人は歩いていけるのだ。
そう感じる。
スカーレット
住所:東京都渋谷区道玄坂1-17
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スカーレット (喫茶店 / 神泉駅、渋谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
ベランダで、ご飯が炊けたよ~。「ジャラナ」(大泉学園)
古いマンションに入った小さなインド料理店。

経営はおそらくネパール人です。
以前は「フジタージ タンドリーキッチン」という名前で、
2010年6月から今の店名での営業を開始したそう。

…と言っても変わったのはメニュー位なのだとか(笑)
小さく、手作り感溢れる店内。

そして…さらに小さいのが厨房。
なんと…

炊飯器なんかベランダにはみ出しちゃってます(笑)
そんな感じなのでメニューのバリエーションは少なめ…と思いきや…

タイ料理置いてたり!(笑)
無理しすぎですよ~
注文が済むと出てくるサラダ&ドリンク。

サラダのドレッシングはちょい甘めです。
厨房を見ると、二人の店員がせっせせっせと調理中。
皿を持った店員さんがベランダに出たと思ったら、ライスが盛られた状態で戻ってきたり…
なんだか大変そうだなぁ(笑)
…で、奮闘すること20分弱、料理が完成しましたよ。

Bセット(マトンカレー) ¥750

かなりクリーミーなカレー。
若者のカロリー補給によい感じ。
厨房環境の過酷さ故か、ナンは焼きが足らないと言わざるを得ません。
言い方を変えればハーフウェットタイプ。
そしてこちらが…

鶏肉バジル炒めご飯 ¥800
メニューとしては確かにタイ料理なのですが…
ネパール人がベランダで炊いた日本米仕立てが、何処となくタイ離れした感じ。
ボリュームは満点で、これまた体育会系ごはんですね!
東京23区駅至近の立地とは思えない、ひなびた新店。
ち・な・みにトイレは和式ですよ~
ジャラナ
TEL:03-3922-8984
住所:東京都練馬区東大泉6-34-28 大泉陸雲閣マンション1F
営業時間:11:00~15:00 17:00~22:30
定休日:無休
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ジャラナ (インド料理 / 大泉学園駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
「蒙古タンメン中本 池袋店」でニコニコ二コセット。(池袋)

本店に次ぐ初の支店でもあったこの池袋店、
池袋進出当初は
「名店は名店でもゲテモノの名店である中本が、
ラーメン激戦区の池袋でやっていけるのか?」
という声もチラホラでしたが、
そんな心配をよそに中本池袋店は瞬く間に
池袋ナンバーワン人気ラーメン店へと成長、
その後の中本快進撃の口火を切った形となりました。
この日注文したのは池袋店限定のこちら。

「二個デ充分デスヨ~ワカッテクダサイヨ~」
by ブレードランナー

二コセット 醤油・蒙古 ¥950
冷やし蒙古と冷やし醤油の組み合わせ。

こちらが「冷やし醤油」。
ニンニクが良く効いた醤油つけ麺。
その濃厚な味は中本の太麺との相性抜群です。
この味がレギュラーメニューで味わえるのはこの池袋店だけ。

こちらはおなじみの「蒙古」。
やっぱり美味しい定番激辛。
激辛メニュー以外も美味しい中本ですが、
その赤い看板を見れば条件反射的にカラダが激辛モードになってしまうもの。
激辛以外のメニューも食べたいけれど、
激辛メニューを食べなきゃ中本に来た気がしない…
そんなよくある悩みにジャストフィットした、なんとも使えるメニュー、
それがこの二個セットだったのでした。
流石だね!池袋店!!
蒙古タンメン中本 池袋店
TEL:03-3989-1233
住所:東京都豊島区西池袋3-26-6 サンサーラ西池袋2F
営業時間:10:00~翌2:00
定休日:無休
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蒙古タンメン中本 池袋店 (ラーメン / 池袋駅、要町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
「蒙古タンメン中本本店」でマニアな中国丼。(上板橋/氷川台)
着々と支店を増やすこの店ですが、
チェーン化による味の凡庸化、平板化などの心配は全くなさそうです。
各店舗にはそれぞれ個性があり、
その店舗でしか食べることができないメニューもちらほら。
そんな各店の独立性が、マンネリを生まないコツなのかもしれません。
さて、ちょっと久々の訪問となる上板橋の本店。

夜中二時まで行列ができるこの店も、この夜の寒さのためか列は無し。
すんなり入ることが出来ました。
本店の楽しみといえばやはり、本店限定メニューの数々。
この日はこんなマニアックな一品を頼んで見ましたよ。

中国丼 ¥800
麻婆豆腐と中華丼の具が半分ずつ乗った丼。
麻婆はもちろん、蒙古タンメンと同じ蒙古麻婆です。
綺麗に色分けされたそのビジュアルは、さながら陰陽マークのよう。
一品一品の量が多い中本のメニュー。
味の変化が楽しめるこのメニューなら、
食事後半も飽きることなく楽しめる!!

辛旨な蒙古の具、トローリ塩味の中華丼の具、
二つの味を交互に食べるのも楽しいのですが、
微妙に混ぜたりするとこれまた絶品・・・なのです。
中本マニアなら、一度入っておきたい上板橋本店。
「近くに支店があるから」とか安心せずに、是非頑張って訪問ですよ。
あたらしい中本ワールドを発見すること請け合いです。
⇒前回の記事はこちら。
蒙古タンメン中本 上板橋本店
東京都板橋区桜川3-5-1 キャッスル桜川1F
TEL:03-5398-1233
営業時間:
[月~金]10:40~翌2:00
[土]10:10~翌2:00
[日]10:10~24:000
定休日:無休
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蒙古タンメン中本 上板橋本店 (ラーメン / 上板橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
昼総合点★★★★☆ 4.5