2010年10月
マンションカレーで、秋のチャクラ開き。
秘密の「マンションカレー」。
(前回の記事はこちら)
今回はなんと、昼の部・夜の部とぶっ通しで参加してしまいました。
正にカレー好き、南アジア料理好きなら昇天必至のこの宴。
果てなく深き、その世界。
四の五の言わずに衝撃の料理の数々をご紹介しましょう。
(※インド料理に関心のない方にとっては長すぎる記事かも・・・)
まずは昼の部。
南インドの超豪華ランチです!!

◇秋刀魚カレー
秋といえばやはりサンマ。
ベンガル風に仕上げた魚のスープカレーです。
脂ののったサンマの旨みがカレーにじっくり浸みて絶品。

◇鱈のミーンモリー
同じ魚のカレーでもこちらはケララ風。
優しい味わいに白身魚がよく合います。

◇ケララ・チキンカレー
ベーシックな南インド風骨付き鶏のカレー。
安心でき、完成度の非常に高いカレー。
初参加の方々はまずここから衝撃を受けるようです。

◇ビーフカレー
非常にスパイシーな南インド風カレー。
マトンカレーのレシピで肉だけビーフに変えたものらしく、
驚くことに味はまさにマトンカレー!!
ほら、「タール」のマトンカレーみたいな・・・!!
マトンマレーは好きだけどマトンは苦手という一部の方にとっては夢のようなカレーだったようですね。

◇パリップ
ムングダルを煮込んだ汁気の多い南インド風ダルスープ。
もう、香り高くてごくごくいけます!
ごくごく!!!

◇エッグ・カレー
ホールトマトとヨーグルトのグレービーと揚げたゆで卵の出汁のないカレー。
シンプルなレシピからは想像がつかない豊かな味。

◇ダヒ・カディ
西インドのヨーグルト・カレー。
(玉ねぎ、トマト、にんにくの入らない純菜食料理)
根菜すらNGのベジタリアンでもこのカレーはOK。
こちらもいけちゃいます。ごくごくと。
もし私がマラソンに出るならば、スペシャルドリンクはこれがいい。

◇バスマティライス
このフワフワ感は他のどの店よりも素晴らしい。
ここでしか食べられない、極上のバスマティ!!

◇アルチャナ
ジャガイモとヒヨコマメの炒め物。
なかなか辛くてスパイシー。
お酒が進みますよ!!

◇ギネスビール
ええ、チャイではありません。
しかしギネスもエアブレンドでいい泡がでますね(笑)

◇チェティナドゥ・ダル・コフタ
チェティナドゥ地方のチャナ・ダルの団子 。
知らずに食べたら肉団子と思えるほど豊か。
見た目の食欲そそり具合も素晴らしいですよね。

◇VADA
ウラッド・ダルをすり潰した生地の甘くないワダ。
がんもどきのような柔らかな食感にコリアンダーの香りがたまりません!
ごくごく表面だけサクッとしている絶妙な揚げっぷりにも感動!!

自由に盛り付け、まさに夢中で食べましたよ。
毎日カレーを食べ続けていたら、
こんないいこともあるんだなぁ、って。
さらに、

こんなものや、

こんなものまで!
ビリビリするほど幸せなランチ!

・・・さて、ティーブレイクを挟み、日が暮れる頃始まったのが夜の部。
昼の部が南インドの優しさを存分に味わう流れだとすると、
夜の部は徐々に出来上がっていく料理を見、食べ、驚く、インパクト重視だそう。
期待がどこまで高まっているのか解らないほど高まります!!
それでは夜の部、行ってみましょう!!

じっくり、じっくり炙られる巨大なナス。
それが・・・こんなカレーに変わるとは・・・!!

◇ベイガンバルタ
焼きなすと焼きトマトを煮込んだ野菜カレー。
カレーをスプーンに乗せ、口に近づけた瞬間衝撃が!
これは・・・焼きナスの香ばしさがそのままカレーから発散されています!!
スパイシーなカレーでありながら、
秋ナスの香りと味わいが口の中いっぱいに広がるその様は、
まさに未体験の領域!!!
これはいきなり鼻っ面に強烈なストレートを打ち込まれたような感覚ですね!

◇ネパール風ダール
長時間豆を煮込んだカレー。
いわゆるダルバートのダルですね。
非常に粘度が高い味わいは、
昼の部で食べた南インド風ダル(写真右奥)のサラサラさと好対照。
ってか、南インドとネパールの食べ比べなんて、贅沢もいいトコロ。

◇サツマイモのコロンブ
南インドの伝統的な野菜スープ。
歴史的にも最も古いインドの野菜スープらしく、
サンバルもこのコロンブの派生なのだとか。
勉強になるのですが、それ以上に美味しすぎるのが問題(笑)。
旬のサツマイモの甘さは特筆もの。

◇鶏キーママサラ
鶏ひき肉のスパイシーな炒め物。
・・・・。
これは・・・・
凄すぎます。
今まで食べたことのない食べ物。

確かにキーマはキーマなのですが、ふわっとエアリィな食感。それでいてきちんと噛み応えもあるのはココナッツを絶妙に用いているからなのでしょうか。食感だけで言えば、スリランカのサンボル・・・いや、もっとふわっとしているのか?味はしっかりスパイシーなキーマカレー・・・いや、これはカレーなのか?それよりももっと・・・
とにかく、今まで食べたカレーの経験値や薀蓄など吹き飛ばしてただ、
なんか解らんが美味い。
の境地。
はぁぁ。
凄すぎる。

さてこちらでは粉モノも出来つつあります。

チャパティ生地を伸ばし、さっと揚げて・・・出来上がったのは、

◇プーリ
小ぶりで、揚げたてをどんどんいただいていくスタイル。
まさに理想のタイミングですね。
お店ではなかなかできないことです。
◇タマネギのライタ
赤玉ねぎのヨーグルトサラダ。
なんと写真を失念。
なにせ、食べるのに夢中だったのです。

◇キチュリ
カリジラ米とレンズ豆を柔らかく炊いたご飯。
カリジラ米というのは、インディカ米ともジャポニカ米とも違う非常に珍しい米で、
一粒の長さが3mmほどの小さく細長い米。
非常にキメの細かい炊き込みご飯といった風で、
粒が小さいのでどこかクスクスやフムスのような食感にも感じます。

昼の料理も再登場。

盛り付けは無限バリエーションとなりますね。

夜はやはり、ステキなワインと。
そして、カレーを食べつくしても、まだまだ終わりではありません。

◇Besan Pakoras
豆粉を衣にしたインド風の天ぷら。

spicecherryさんがスリランカから持参した辛~いサンボルと共に。
揚げ物のバリエーションもいろいろ。

◇鶏皮のパコラ

◇バナナのパコラ
これだけ食べたあとに揚げ物?と思われるかもしれませんが、
油っこさ重たさは皆無。
上手く揚がったサータアンダギーのさわやかさとでも言いましょうか。
例えがあまりよろしくないですね・・・・
最後の〆は季節を感じるこちらで。

◇虎やの秋限定栗羊羹
いやぁ、なんと言うのでしょうか。
何も言えないというのが本音ではありますが。
満腹とか満足を通り越して、心に響く大長編映画を観たような、そんな感覚。
やはりスパイスはエンタテインメント。
インド料理は、そしてカレーは、
眠っていたチャクラをバカバカッと開くのにもっとも相応しい昇天装置であることを、あらためて実感した一日でした。
本当にありがとうございました。
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外苑前バリ。「Bli-Made」(外苑前)
雑居ビルに入った、バリ料理店「Bli-Made(ブリマデ)」。


雰囲気があり、なかなか素敵な店内ですね。

この日はランチに最近追加されたという、
欲張りメニューを頼んでみました。

ナシ チャンプルー ¥1000
バリのおかずがいくつも乗ったご飯。
ナシ=ごはん
チャンプルー=ミックスした
という意味だとか。
なんと、沖縄の「チャンブルー」と全く同じ意味なのですね!
遥か遠き昔のアジア海洋貿易、さらには人的交流を感じさせ素敵ですね。

スープに、

サテ。

ココナッツカレー風味の骨付きチキン。

その他、

もろもろ。

もろもろ。
ちなみにライスは長粒米。
パラッとした炊き加減がナイス。
これはネパールのダルバートにも匹敵する充実定食ですね。
料理も美味しく、なかなか居心地のよい空間。
カフェとして利用するのもまた良さそうです!
バリ島・インドネシア料理 Bli Made (ブリマデ)
東京都港区北青山2-12-27 ハレクラニ北青山2F
TEL:03-5410-1933
営業時間:11:30~15:00(L.O14:30)17:30~23:00(L.O22:00)
定休日:火曜
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バリ島・インドネシア料理 Bli Made (インドネシア料理 / 外苑前駅、表参道駅、青山一丁目駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
代々木の良心的タイカレー。「トゥクトゥク」(代々木)
代々木駅すぐ、雑居ビルの地下にある小さな小さなタイカレー専門店。

目黒にある同名店との関係はなさそうですね。

メニューはレッドカレーとグリーンカレーの二種のみと最小限の構成。
(イエローカレーは調整中らしいです。)
今回は「辛口」設定のこちらを注文してみました。

レッドカレー ¥680
チキンたっぷり。
これが680円だとは到底思えません。
タイ風のココナッツカレーなのですが、
結構カイエンペッパーが効いていてオリジナルな仕上がり。
身体の中から温まる感じでなかなか美味。

よく煮込まれたタケノコと大根もなんとも和食っぽく、ホッとする感じですね。

ライスは一部付き玄米。(限りなく白米に近い玄米だそうです。)
見た目ほどベタついた感じはなく、この店のカレーによく合います。
タイカレーを基調としながら、
ヘルシーな和のテイストを入れアレンジしたカレー。

メニュー数を抑えて安価提供するなど、
丁寧かつ良心的なお店の姿勢には好感が持てます。

ハッカ飴のサービスも嬉しく・・・。

小さなお店ですが、頑張って続けて欲しいものですね。
トゥクトゥク
東京都渋谷区代々木1-36-6 代々木駅前ビル B1F
TEL:03-3375-5800
営業時間:11:30~18:00
定休日:日祝日
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トゥクトゥク (タイカレー / 代々木駅、南新宿駅、北参道駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
必食必殺のトムヤムクン。「ソンタナ」(経堂)

以前パクチーハウスで知り合った方に
「タイ料理店を開く準備をしている」と聞いて以来、
このソンタナのオープンを楽しみにしていたのですが、
なかなかタイミングが合わず、
10月に入ってからの訪問となりました。

とても雰囲気の良い店内空間。
品質本位のお店の姿勢が強く感じられますね。

ビアラオ ¥500
あると頼んでしまうラオスのビールがおいてありました。
そして・・・このお店に来たら必ず頼もうと思っていた料理がこちら。

これぞトムヤムクン ¥550
開店当初から美味いと話題になっていたこのメニュー。
実際食べてみて、それがただの噂だけではないことを実感。
なんとも深い滋味。
その秘密はこちらでした。

大型の手長エビ!
普通のエビとは段違いのエビ味噌風味がスープに染み渡っていたのです。
まさに素材へのこだわりがなせる技。
必食です。
普段一人の時はあまりトムヤムクンを頼まない私。
その理由は単に多すぎる量なのですが、
こちらのお店では小さいサイズで注文できるのも嬉しいですね。
もう一つ頼んだメニューはこちら。

情熱!チキンのガパオごはん ¥850
ガパオたっぷり、ごはんのふわっとした炊き加減も最高。
シェフのサコンさん、よい仕事してますね!
食後、店員さんたちと暫し会話。
経堂という街は本当に面白くて、お店の互助関係やら、
ツイッターでのコミュニティやらで、皆何かしら繋がっている。
そんでもって、飲食店のレベルは非常に高い。
お互いがお互いを高めあっているのでしょうね。
やっぱりアツいぞ、経堂!
タイ屋 ソンタナ (SALA SONTANA)
東京都世田谷区経堂1-26-15 石塚ビル 2F
TEL:03-5426-2329
営業時間 11:30~15:00(L.O.14:00) 17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日:水曜日(イベント開催日となります)
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タイ屋 ソンタナ (タイ料理 / 経堂駅、宮の坂駅、上町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
「カンティプール」の無限ランチ!(渋谷)

うっかりしていると見落としがちな小さな入り口は相変わらずですね。
それでいてこの地で長く営業を続けているばかりか、
今や渋谷イチ繁盛しているネパール料理店となっているのだから、なんとも恐れ入ります。

この日はランチ訪問だったのですが、
電話で事前にお願いし特別にディナーメニューを戴くことが出来ました。

チキンチョエラ ¥450
スパイスがガツンと効いてなかなか辛い!
ビールを頼むならやはり欠かせないメニューですね。
ランチ時のビールはこちら。

生ビール ¥300
この値段とは思えないボリュームにまずはビックリ!
なんなら酒屋で買うより安いのでは(笑)
昼飲み派には堪りませんね。

タンドリーミックス ¥1200
タンドリーチキン、チキンセクワ、フィッシュティッカ、
タンドリープローン、シークケバブの盛り合わせ。

モモ ¥380
お馴染みネパール餃子ですが、ここのは上部が少し開いた包み方がユニーク。
チベットのスィーマイを彷彿とさせますね。
さてランチ通常メニューのカレーも注文してみましょう。

マトンカレー ¥900
で、デカい…
ちょっと叫ばせて戴きます。
「カーナピーナ~っ!」
非常にクリーミーで食べごたえのあるカレー。
ショウガがガツンと効いているのが非常に特徴的ですね。
そしてこちらがチキンカレー ¥900

ベースはマトンとほぼ同じながら、
中に沈んだ鶏肉のデカさと言ったら…☆¢§∂ゑ!!
ランチ時にはさらにナン&ライスがおかわり自由。

ただしこちらから「おかわり」を言う暇はなく、
油断しているとどんどんナンが積み上がっていきます(笑)

サービスでカブリナンまで登場。
原価割れが心配だ…
さて、食べれば食べるほど増えるこのお店の料理、
正常な人間ならばいつかはお腹一杯になってしまうもの。
そんなときは余ったカレー&ナンをテイクアウトしてみましょう。
快く対応してくれますよ。
最後は壮絶な満腹感からは想像つかないほど安いお会計にビックリ。
こりゃあ、根強い支持を集めるのも納得ってもんです。
カンティプール
東京都渋谷区桜丘町16-6 サンライズ桜丘 B1F
TEL:03-3770-5358
営業時間:11:30~15:30 18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日 無休
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カンティプール (ネパール料理 / 渋谷駅、神泉駅、代官山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
新世界スペシャルカレー!「新世界菜館」(神保町)
この街ではカレー屋のみならず、喫茶店、居酒屋、中華料理屋までもが名物カレーを持っていたりするというのだから、全く油断がならない…。

神保町の交叉点脇にそびえ立つこの中華料理店「新世界菜館」もその例外ではありません。
上海蟹がイチオシのこの店には通常のカレーライス、料理に追加するミニカレーの他、
「新世界スペシャルカレー」と銘打った特別カレーが三種。

パイコーカレー
豚角煮カレー
カツカレー
この日はなかでも個性的と思われるパイコーカレーを注文。
さて、「新世界スペシャル」の実力や如何に…
ビールを飲みながら待ちましょう。

生ビール ¥650
出てきてビックリ。

パイコーカレー ¥1200
で、でかい…
大きくて、しかもちょっぴり深い皿にモリモリ盛られたカレー。
半熟玉子の大きさから全体の大きさをイメージできるでしょう。
セットにはスープそしてハーブサラダ。
カレーの上にワサッと乗ったこちらが排骨(パイコー)。

しっかりした噛み応えの豚肉、そしてしっかり味が染みた衣・・・

これは…
見た目のインパクト以上にヘヴィです…
胃袋一杯に広がる新世界。
その重量感はまさにスペシャル!
こういったとろみ系カレーもたまにはよいのですが、
頻繁に食べると確実に太れそうですね!!

セットのスープ、
そしてシャキシャキのハーブサラダがなんと爽やかに感じることか・・・

同じ中華系カレーで有名な店に六本木の「香妃園」がありますが、
「香妃園」のカレーが深夜の〆にふさわしいサラッとカレーだとすると、
こちら「新世界菜館」のカレーはまさに、満腹感を求める食道楽向きのカレーだといえるでしょう。
新世界菜館 (シンセカイサイカン)
東京都千代田区神田神保町2-2 新世界ビル
TEL:03-3261-4957
営業時間:
【月~土】11:00~23:00(ラストオーダー22:00)
【日・祝】11:00~21:00(ラストオーダー20:30)
定休日:年末年始
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新世界菜館 (上海料理 / 神保町駅、九段下駅、竹橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
激辛とオシャレは両立するか。「グラマラス」(表参道/外苑前)
表参道駅と外苑前駅のちょうど中間あたりの歩道橋脇にある路地をチョロッと入ると現れる、オシャレタイ料理店。

「Asian Healthy Dining “Glamorous(グラマラス)”」

地下にありながら、オープンテラスと屋外バーカウンターと室内テーブル席がつながった独特な作り。


デート向きの店とはまさにこのような雰囲気を言うのでしょう。
しかし、オシャレと実利とはなかなか一致しないのが世の常。
果たして料理の方は…?

ラープガイ ¥950
おっと、いきなりイサーンの激辛メニューがあるではないですか!
しかも「タイと同じくらい辛く」お願いしてみたら、結構辛くしてくれました!
このお洒落な雰囲気でここまで本格的な辛さはなかなか貴重ですね。
ここのラープガイの特徴はとにかく野菜がシャキシャキしていること。肉ばかり食べたい人には物足りないかも知れませんが、野菜好きにはたまらないラープガイと言えるでしょうか。
味はただ辛いだけでなく、しっかりした仕上がりでしたよ。

ラープガイは単品メニューだったのですが、
+¥350のお一人様セットでジャスミンライス+本日のデザートを付けることが出来ました。
タイ料理店って意外と一人で行くと高くついたり、量が多すぎたりすることが多いので、このサービスは嬉しいですね。
デザートはこちら

カノムサンカヤー
タイ流クリームブリュレです。
表面パリパリ中トロ~リ、やりますね!
店員さんのオペレーションも良く、かつ気さくでナイス。
金曜は夜中2時までやっていたり、
イサーン料理のパーティーコース(ゲーンパー付き!)があったりと、使い勝手も充分です。
なまじオシャレなだけに、
タイ料理ファンの皆様は逆にノーチェックかと思われるこのお店、意外なアタリくじでしたよ!
Asian Healthy dining Glamorous (アジアン ヘルシー ダイニング グラマラス)
東京都港区南青山3-8-2 青山OGビル B1F
TEL:03-6459-2578
営業時間:
[月~水・土] 11:30~23:00
[木・金] 11:30~翌2:00
定休日:日・祝
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Asian Healthy dining Glamorous (ダイニングバー / 表参道駅、外苑前駅、青山一丁目駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
「すぱいす」の中毒性。(荻窪)
荻窪のカレーといえば「トマト」の名声があまりにも高いのですが、
こちらも忘れてはいけません。

「すぱいす」
カウンターのみの店内。
しかし明らかに見てとれる上質な気に満ち溢れています。
この日は季節限定のこちらを注文。

スパイシーラムカレー ¥1250
(激辛 +¥60)
「トマト」のカレーがゴッテリ濃厚ならば、
「すぱいす」のカレーはサラサラスパイシー。
じんわり身体に効いてくる辛さは、
ああ、薬効成分が染み渡ってく…という類いの心地よさ。
ストレートな店名通り、
スパイスの効き目を存分に感じるカレーなのです。

ルーに隠れてはいますが、ラム肉もたっぷり。
柔らかく、フレッシュな香味が嬉しいですね。
ご馳走カレーとしての「トマト」。
それに対してここのカレーは中毒性があり、
毎日でも食べたくなるカレーだと言えるでしょう。
すぱいす
東京都杉並区荻窪5-16-20
TEL:03-5397-3813
営業時間:
11:30~14:30(L.O) 17:30~21:00(L.O)
[祝]11:30~14:30(L.O)
定休日:日曜日
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カレーの智慧の結実点。「般゜若(パンニャ)」(東北沢/下北沢)

オーナーは俳優の松尾貴史さん。
そしてカレーは恵比寿の「Barまはから」監修という確かな血筋。

店内には松尾さん作の「般若」の折り顔もありますね。

この日は数量限定のカツカレーが残っていたのですかさず注文してみました。

特別なカツカレー ¥1500
極限までシャバシャバなカレーにたゆたうタマネギ。
ガスッと香るカルダモンはホールでも入っています。
薫り高く、優しく、スパイシーなカレーはなんとも独創的でありながらハイレベル。
間違いない美味しさです。

ライスは雑穀。添えられたキャベツのピクルスと
ココナッツチャトニがカレーに爽やかな変化を与えてくれます。
そして、このカツ。

油がベタつくことなく、
肉の旨味がギュッと詰まった揚げ具合は正にカツカレーカツのお手本です。
「カツカレー」という括りで見れば、東京一じゃないかしら。ここは。

生小ビール ¥300
ハラペーニョピクルス ¥100
これがまた黄金タッグ。
ビールのツマにハラペーニョをポリポリ食べれば、
辛ぇ~!かれ~!といい刺激。
カレーに混ぜたら辛ぇ~カレーに早変わり。
辛いもの好きは是非頼んでみて下さいね。

さても満足なパンニャのカレー。
食べずにいたら損しちゃいますよ。
般゜若 PANNYA CAFE CURRY (パンニャ)
東京都世田谷区北沢3-23-23 下北沢シティハウスⅡ1F
TEL:03-3485-4548
営業時間 11:30~16:00 17:00~22:00
定休日:月曜日
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般゜若 PANNYA CAFE CURRY (インドカレー / 東北沢駅、下北沢駅、池ノ上駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
池袋最後のチャオ。「インド式チャオカリー 南池袋店」(池袋/雑司ヶ谷)

チャオカリーは早稲田の超有名店「夢民」のレシピを、
とある事情で受け継いだ店として知られていますね。
(「夢民」と「チャオカリー」の関係についてはこちらの記事をご覧ください。)

食べログなどで非常に人気のあったチャオカリー池袋東通り店は、
2010年10月30日をもってこちらの南池袋店に統合されるそう。
徐々に店舗数の減るチャオカリーですが、
遂に池袋ではここ一店舗となるということで、
応援がてら行ってきたという次第。
駅からそれなりに離れているにもかかわらず、
近くにはキッチン南海やら、スパイスガーデンやら、カレー屋がいっぱい。
しかし中でも最も綺麗で、客の入りがよいのはこのチャオカリーのようです。

まず出てくるスープがこちら。
これからの寒い季節、このスープが美味しくなりますね。
さて、今回頼んだカレーはこちら。

ポパイベーコンcurry ¥950
7辛 +¥50
たっぷりのほうれん草と玉子にベーコン、トマトが入った、
夢民&チャオカリー永遠の定番です。
硬めに炊いて薄く延ばしたライス、
その上に最初からちょっとだけカレーがかけられたスタイルも健在ですね。
そしてお味は・・・間違いなく美味しい。
チェーン展開ということもあって、味に多少の差があるチャオカリーですが、
こちらの南池袋店はなかなかのレベルを保っているようです。
やはり交通の便があまり良くない場所で、
地域の常連さんに支えられた店のほうが、味に気持ちがこもるのでしょうか。
そういう気がしてなりません。

テーブルに置かれたキュウリ漬けや玉ねぎとの相性も抜群です。
食後にはこちらを注文。

ラッシー ¥260
シナモンパウダーも嬉しい、お口直しの一品。
しかし、この店にはもう一つお口直しの品があるのです。
・・・はい。みなさんもうお分かりですか?
そう。

ライオネスコーヒーキャンディ。
夢民譲りのサービス品です。
たとえ資本関係が切れても、
料理を提供する側の暖かい気遣いは変わらない。
都内にいくつかあるチャオカリーの中でもこちらは特にお勧めの一軒ですよ。
インド式 チャオカリー 南池袋店 (炒伽哩)
東京都豊島区南池袋1-8-24 パレステージ南池袋1F
TEL:03-3986-7277
営業時間:11:30~15:00 17:30~22:00
定休日:無休
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インド式 チャオカリー 南池袋店 (インドカレー / 雑司が谷駅(東京メトロ)、鬼子母神前駅、都電雑司ケ谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
神の泉の小さな奇跡。「dualpop cafe 2531」(神泉/池尻大橋)
弘法大師が拓いた霊験あらたかな温泉がその名の由来なのだとか。
しかしこの弘法大師という人物、
全国至るところに足跡を残し、数えきれないほどの温泉を拓いています。
もし彼がブログをやっていたなら、
どれだけ大人気ブロガーになっていたことでしょうか。
『kobooの全国食べ歩き&温泉掘りまくりブログ』
「今日は渋谷のはずれで温泉を掘り当てたよ。霊験あらたかなり~ ☆☆☆☆」
そんな神泉から246通りに出て、
池尻大橋方向にズルズルと歩いていくと、
唐突に出てくるカレーのサイン。

案内に従い路地へと入っていくと…


お、こんなところにカレーのお店が!

霊泉を掘り当てた弘法大師のような快感ですね。

メニューは一品のみ。
「もつカレー」
なにやら気合いが入ってそうで期待できます!
「乙カレー!もつカレー!」
なんて戯れ言はもちろん禁句です!

もつカレー ¥700
おぉ!見た目は普通のカレーライス!
しかし食べてみると…
普通のカレーライス!
…なのですが、コクがあってかなり美味しい!

特選和牛もつを使用しているそうで、もつの弾力が気持イイ!
これはちょっとした掘り出し物カレーですよ!
ちょっと気になるサイドメニューがあったので注文してみました。
「奇跡の生タマゴ」
関西人にとってカレーライスに生タマゴはつきもの。
しかしはたして何が奇跡なのやら…

奇跡の生タマゴ ¥100
おぉっ!
これは奇跡ですよ!
勢い余って真言宗を興してしまうほどの奇跡です。

しかもこの玉子、かなり濃厚な味で美味い!!
心の曼陀羅がバカバカと開きます。

食後、お店の方にお話を伺うと、
この「もつカレー」元々は中目黒の「Big mam」というお店で出していた裏メニューなのだそう。
夜はバーとなるこのお店が「もつカレー」ランチを行うのは火・水・木の週3回。
月・金は逆に中目黒の「Big mam」の方でこのカレーが食べられるのだとか。
なるほどなるほど。
・・・と、ここまで書いたところで、あることに気づく。
(神泉の名前の由来、その2)
インドからやってきた「法堂仙人(空鉢仙人)」という人が、
不老不死の薬を練っていた霊水があったことが由来・・・
・・・そうだよ、
大昔からここにインド人いたんじゃん。
法堂仙人、絶対ここの水でカレー作ってたんだよ。
神泉って土地はマッコト、由緒正しきカレーの聖地なんですね。
dualpop cafe 2531
東京都目黒区青葉台4-5-6 B1F
TEL:03-3460-2531
ランチ営業時間 (火~木)11:30~14:00
定休日:土・日・祝日
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dualpop cafe 2531 (カレー / 神泉駅、池尻大橋駅、駒場東大前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
タイ丼デスヨ。「アルン」(菊川/住吉)
なかなか来ないよなぁ、こんな場所。
というわけで今日は住吉に来ています。
錦糸町の近くでありながら、
繁華街からも外れた場所にポツリとあるタイ料理店「アルン」。

ランチ500円のグリーンカレーが人気だそうです。

和やかかつアットホームな店内。
タイグッズやタイ食材も販売していますね。
まずは定番のこちらを注文。

カオゲンキョワンガイ ¥980
鶏肉入りグリーンカレーですね。
鶏肉の他にナス(日本のです)が沢山!
味付けはシンプル&マイルドでナスの食感が印象的です。
カオ(ライス)付きですよ。

セットのスープもシンプルでおいしい。
さて、もう一つ気になったメニューがあったので注文してみましたよ。

カレー卵とじ丼 ¥850
ええ、タイなのに丼です。
プーパッポンカレーのように玉子で閉じた白身魚のカレーを親子丼のように仕立てたもの。
しかしあら意外。
見た目にも大きな違和感はありませんね。
食べてみましょう。
ええ、味にも大きな違和感はありません。
普通に美味しい丼ですね。
いや、丼としてはかなり美味しいかも。
ただ、カレーとしてはマイルドかも。
いや、でもこれはこれでいいんだ。
だって丼だからね!
しかも、驚くことにこの店、
お子様メニューに「ハンバーグカレー」なるものが!
タイ料理店のハンバーグカレーって一体…
興味はあったのですが…ねぇ。
誰か挑戦してみて下さい~!
アルン
東京都江東区住吉1-2-12
TEL:03-3846-8242
営業時間:
【月~土】11:00~15:00(L.O.14:30)17:00~23:00(L.O.22:30)
【日】17:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:第3月曜日
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アルン (タイ料理 / 菊川駅、住吉駅、錦糸町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
珍種!ヒョウモントカゲモドキ・ファスキオラータ
世界中のブリーダーたちによって様々な品種が作出され、飼育者たちを楽しませています。
しかし今回は、そんなブリーダーによって生み出された品種とは一線を画した珍しいレオパ・・・いや、レオパであってレオパでない、そんな生き物のご紹介です。

ヒョウモントカゲモドキ・ファスキオラータ
学名:Eublepharis macularius fasciolatus
別名:ファスキオラータトカゲモドキ
原産地:パキスタン
最大長:20~25cm?
亜種が2~6種存在するとされるヒョウモントカゲモドキ。
このファスキアータもその亜種の一つです。
もっともこれには諸説あり、最近では2亜種に統合する説が有力なのだとか。
2亜種説に従えば、このファスキアータは基亜種Eublepharis macularius macularius(いわゆる通常のレオパ)に組み込まれ、亜種ではなく地域個体群という扱いになるようです。
いずれにせよ、このファスキオラータは人為的な品種ではなく、自然下で分化したレオパの貴重なバリエーションであることに違いはありません。
この個体はワイルド個体を親に持つ純血F1。貴重な100%ファスキオラータです。
まだ幼体ではありますが、通常のレオパとは趣きがだいぶ異なりますね。
全体に黄色が薄く、ほんのりピンクがかった体色。
特にお腹、四肢、尻尾などはかなりピンクが強く、
レオパの品種マックスノーにも非常によく似ています。

これはまさに野生のマックスノー・・・というか、
マックスノー自体がファスキオラータ的特徴を人為的に作出したものと言えるのかもしれませんね。
あと、数個体を見たところでの特徴といえば、
頭部の形状が三角形っぽく、エラが張っていること。

いわゆるマムシ頭ですね。
色素が薄いからか、目の上がアイシャドーのように紺色に透け、非常に美しいです。
そして後頭部の白いライン。

そこに入る黒いドットが非常に細密なことも、確認した全個体共通の特徴でした。
但し、上記の特徴はあくまでも同じブリーダーからリリースされた個体の特徴なので、これがすなわちファスキオラータ全体としての特徴なのかどうかは全く判らないというのが事実です。
これがさて、大きくなるとどうなるのか?
ファスキオラータ=「縞のある」という意味なので、
大きくなっても縞が残るのか、と思うと必ずしもそうではないようで、
海外の成体写真などによると、かなり黄色が抜け黒っぽいリング状の模様の体色になるのだということ。
さて、ここは一つ、成長を見守ってみましょう。
このファスキオラータ、原産地パキスタンからのワイルド個体の輸出は現在ストップしているため、今後も非常に限られたルートのみで流通すると思われます。つまり飼育者はこの貴重なバリエーションを他と交雑させることなく維持する責任があるとも言えます。
同じくレオパの亜種とされるアフガンヒョウモンEublepharis macularius afghanicusの場合は累代飼育の中で通常レオパの地が混じり、アフガンの特徴が弱まっている個体が散見される様子。
ファスキオラータにはそのようなことがないよう気をつけなければいけませんね。

いろいろな予備知識は置いておいたとしても、なかなか美しいこの種類。
今後の成長をお楽しみに。
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中野の実力派タイ料理。「ナムプリック」(中野)

中野の裏通り、「サムヤーン」というお店の跡にできた、
ちょっと渋いタイ料理店。

さて、どんなものかと行ってきました。

元々は居酒屋の居抜きなのでしょうか。
非常に渋い店内です。
そしてステキ過ぎるメニュー。

えーっと、えーっと、・・・・。
日本語のメニューもしっかりありました。
よかったよかった。
お、ラオスのビールがあるようですね。
ビアラオ、頼んでみましょう。

ラオスビール ¥600
出てきてビックリ。
これはビアラオダークじゃないですか~!
普通のビアラオですら珍しいのに、そのダークタイプなんて!
江古田の「マイマイ」くらいでした飲んだことないかも。
味はもちろん、最高の最高ですよ!

ゲーンハンレー ¥1000
カオスワイ(ライス) ¥300
チェンマイ風カレー。具材は鶏肉でお願いしました。
もちろん「辛くして」と注文したのですが…
素晴らしいビジュアル!

真っ赤なカレーにタップリのプリック(唐辛子)が食欲をそそります。
視認できる具は鶏肉、ピーナッツ、ショウガ、ニンニク、そしてプリックという渋い構成。
そしてお味は…
美味い!
ニンニクの香りとプリックの辛さ、
ショウガの刺激が織り成す、素朴にして力強い味。
辛さも申し分なくこれはかなりインパクトがありますね。
結構好きな味です!
〆はもちろんこちら。

カノムモーケン ¥400
おぉ、タロ芋の素材感が活きた、素晴らしいカノムモーケンですね。
華やかさは決してないけれど、この店は本物。
見逃せない実力店ですよ。
そして食後、お店の方と話をしていると、
なんとここ、池袋の「タイ亭」の姉妹店であることが判明。
それどころかなんと、タイ亭のママさんとオーナーもいらっしゃってビックリ。

ご馳走様でした!
今度はタイ亭にもお邪魔しますね!
ナムプリック (NAMPRIK)
東京都中野区中野5-57-2 ウケシマビル2F
TEL:03-6383-4490
営業時間 11:00~15:00 17:00~24:00(L.O.22:30)
定休日:無休
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ナムプリック (タイ料理 / 中野駅、新井薬師前駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
恵比寿、地下に広がるタイ屋台空間。「ア・テッパラ」(恵比寿)
とっても久しぶりの「ア・テッパラ」へ。

どれくらい久しぶりかというと…ざっと五年振りくらいかな。
一番多く通ったタイ料理店だった時期もあったっけ。
店名がちょっと変わったりもしたっけ。
東京は店が多すぎるので、
ちょっと気を抜くとこんなにご無沙汰してしまうのですよ。

驚くほど広々解放的な店内は健在。
調度品にさらに年季が入って、
本場感がさらにアップした気がします。
マイペースな関西弁のおばちゃんも健在。
ちょっと嬉しい。

チャンビール ¥650
考えたら、初めてこのビールを飲んだのもここだったかも…まさに自分史を辿る旅(笑)

カノンクーイチャイ ¥500
タイ風ニラ入りもち。
どことなく台湾料理を思わせるメニューですが、
そのモチモチした食感が癖になります。
ビールのお供にもピッタリ。

カオパッゲンキョーワン ¥800
グリーンカレー炒飯。
もちろん辛くしてもらいましたよ。
まず嬉しいのがホーリーバジルの量。
こぶみかんの香りと相まってなんとも芳しき一品となっています。
今回訪問して思ったのですが、
時を経て多少好みが変わったとしても、
やっぱり美味いものは美味いのだなあ…と。
この辺りのタイ料理では、
お洒落な「ベースメント亜米理加橋」が人気のようですが、
私はやっぱりその対極にある土着な香り漂う「ア・テッパラ」のほうが好き。
気取らない、濃い~い味が好きなのです。

何度も巡る季節の中で、それでも変わらない自分を再認識した夜なのでした。
ア・テッパラ (A TEPPARA)
東京都渋谷区恵比寿南1-14-15 ラ・レンス恵比寿 B1F
TEL:03-3715-4588
営業時間 11:30~15:00 16:30~24:00
定休日:年中無休
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ア・テッパラ (タイ料理 / 恵比寿駅、代官山駅、中目黒駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
祝!マシメシ一周年!(経堂)

赤坂にあったこのお店が経堂の住宅街へ移転、
今のスタイルになったのが2009年10月10日。
そんなマシメシの一周年記念パーティーに行ってきました。
⇒●伝説の出張スープカレー「メラ屋」 ~第三回@経堂
⇒●「マッシーナ・メッシーナ」(経堂) ※店舗情報はこちら。
⇒●無限大の瞬間の中で。「マッシーナ メッシーナ」(経堂)
⇒●サルサパーティー in 「マッシーナメッシーナ」(経堂)
今過去記事を見直しても、どれもこれも夢のような時間でしたね。
パーティーはなんとバイキング形式。
こりゃ凄い!
おばんざいだって好きなだけ。

カレーだって好きなだけ。

ナス・オクラ・ビーフのサグカレーにキーマカレー!!

ハバネロソースも好きなだけ。

アフリカンソースにミックスして。
辛い美味いの二重奏!!

ん~っ、いつまでも飲み食いしていたいですね。
この日はタフで楽しいキューバ人、
ルイスさんご夫妻がいらっしゃってたので、必然的にダンス大会へ。

炭鉱節から・・・

サルサまで。
ホイサッサー!!!
ん?

アニマル柄のテーブルなんてあったっけ?

ニャ~!!
お店のアイドル、マー君の登場です。
マー君の一周年スペシャルメニューはこちら。

マタタビ!
・・・で、泥酔状態。マー君…(笑)

たくさんの常連さんたちに愛されるマッシーナ・メッシーナ。
でも、初めて訪問する人と常連さんの間に壁など一つもないのが、この店の良いところ。

だって、最初入るときはドキドキしても、
一旦ここに腰をおろしたらもう、
その瞬間からマッシーナ、ケイコさん、お客さんたち、そしてマー君、
皆家族みたいになってしまうのですから。

そんな魔法の我が家「マッシーナ・メッシーナ」。
その二周年も、五周年も、十周年も、
今から楽しみなのでした!
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カレー好き至福の昼下がり。「3丁目のカレー屋さん」(宝町/京橋)

雑誌、TVなどでも紹介され、そのクオリティはお墨付き。
しかし実際行ってみると、知らなかったら見つけられない隠れ家のような店構え。
…というか、別の店名の大きな看板の脇に小さく掛けられた看板だけでは、
本当にここに入って良いものなのか、戸惑う人も多いのではないでしょうか。

そう、ここは元々「Do music You」という別のお店。
昼の間だけ「3丁目のカレー屋さん」という看板で美味しいカレーを出しているのです。
階段で地下へと降り店内へ。
まず驚くのは、異様に充実したオーディオセットの数々。

そして銀座とは思えないほどゆったりとした空間。

生演奏から録音、ミキシング、ダビングと
全て賄えそうなこの空間でカレーを食べるなんて、
なんとも贅沢ですね。
さてこちら、カレーのメニューは5種類。
それぞれに評判がいいのですが、
今回はこちらを選択。

菜色カレー ¥1300
ウェットタイプのキーマカレーに色とりどりの素揚げ野菜が綺麗。

パプリカ、ピーマン、サツマイモ、ブロッコリーなど、
それぞれのフレッシュな食感が堪りません。

カレーは非常に手の込んだ仕込みを感じさせるもの。
荻窪の「トマト」にも似た、
深みのあるスパイス使いがなんとも素晴らしい。

ご飯は玄米や、アワ、ヒエなど五種類の雑穀をブレンドした、これまた逸品。
全てにおいて手抜きのない美味しさは、
そりゃあメディアも紹介したくなるでしょうよという完成度です。

そして…忘れてはならないのが、高いホスピタリティ。
メニューブックには様々なスパイスの興味深い逸話が紹介されており、読みごたえ充分。
店員さんたちの接客もまるで一流ホテルかのよう。

お口直しにはミニシュークリーム。
さらに食事をした人はドリンクやデザートだって安くなるんです。

ホットコーヒー ¥300

レアチーズケーキ ¥300
う~ん、寛いで仕舞いますね。
メディア紹介の影響か、ランチ時は混雑必至。
16時まで営業しているので、
可能ならば時間をずらしてゆっくり寛ぐのが、
この店の極上の愉しみ方だと言えるでしょう。
3丁目のカレー屋さん
東京都中央区京橋3-9-9 B1F
TEL:03-3567-6767
営業時間:11:00~16:00(L.O.15:30)
定休日:第2・4・5土曜、日・祝日
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3丁目のカレー屋さん (カレー / 宝町駅、京橋駅、銀座一丁目駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
黒い悪魔とおかあさん。「本格インド料理 AMA 新富町店」(新富町/宝町)

賑やかな外観がどうしたって目につきますよね。

カウンター居酒屋風の店内には、元気な日本語のPOPがたくさん。普通に日本語が通じるのかと思いきや、店員さんは皆カタコトでした。

メインシェフのカウチャさんは若き日の田村高廣に激似のイイ男系ネパール人。
やっぱり日本とネパール、血縁が濃いのでしょうね。
さて、頼んだのはこちらのメニュー。

この挑発には乗るしかないでしょう(笑)
辛さはもちろんMAXの「爆辛」ですよ。
「スゴイカライ、ダイジョウブ?」
「OK!」
軽く店員さんとやりとった後、
まず出てきたのはサラダ。

続いてラッシー。

んでもって、
黒い悪魔襲来。

ブラックキーマカレー ¥980

う~ん、本当に真っ黒。これはもしや…
一口食べてみます。
お、結構辛いよ!
うん、辛い。
キーマといってもかなりのウェットタイプ。
カァーッと染みてチクチクする辛さ。
店員さんに聞いてみると特別な「短い」唐辛子を使っているのだとか。
ハバネロ?ジョロキア?
何にせよ、その辺でしょう。
そしてこの真っ黒な色は…

やはりイカ墨だったようです。
インド(ネパール)カレーにイカ墨とはなかなか珍しいですが、うん、全然アリどころかなかなか美味しいですよ。
10分ほどで完食した私を見て、店員さんが嬉しそうにラッシーのおかわりを持ってきてくれました。
こちらこそ嬉しいです!
雑談ついでに、代々木や恵比寿の「AMA」と関係があるのかと店員さんに尋ねたところ、特に関係ないばかりか、そもそも知らなかった様子。
AMAとはネパール語で「おかあさん」という意味で、それなりに一般的な店名なのだそうです。
また一つ勉強になりました!
本格インド料理 AMA(アマ)新富町店
東京都中央区新富1丁目8-11 東新ビル1F
TEL:03-3206-2234
営業時間:11:00~22:00
定休日:日曜日
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本格インド料理 AMA 新富町店 (インドカレー / 新富町駅、宝町駅、八丁堀駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
チキン・ザ・ワールド。そして生ステビール。「ガラムマサラ」(経堂)
いつものガラムマサラで第三回ビール作りイベントが開催されました。

ビール作りと銘打っているものの、
やってくる人たちの目当ては明らかに、
毎回繰り出されるハサン式スペシャルメニュー。
第一回は「経堂初!ハサン式ダルバート」
第二回は「エロうまマトンビリヤニ」
そしてこんどの第三回目は・・・・
「チキン・チキン・チキン尽くしのチキン・ザ・ワールド!」
並みのインド料理屋では到底思いつかない、
チキンマサラ料理のオンパレードですぞ~(ムック風)

なんでしょう!?
このフランス料理や京会席にも引けを取らない美しい盛り付けは!
このまま持ち帰って壁掛け時計にでもしたい素晴らしさですね。
さささ、ちょっと一つ一つ見て見ましょう。

鶏皮フライ
カリカリしてビールのおつまみに最高!
ゴーヤと鶏皮の食感の違いもまたエキサイティングです。

ジンジャーティッカ
ジンジャーですよジンジャー。
なんてオサレな鶏マサラ。

パクチーティッカ
経堂といえばパクチー。
そんな細かいネタもしっかり押さえています。
最近高騰しているパクチーを贅沢にもペースト状にして、
アボカドの如き食感に仕上げた一品。素晴らしいですね。

春巻き
ハサンさんが最近凝っているという春巻き。
しかしもちろん、タイやベトナムの春巻きと違って、
しっかりスパイシーなんですよ!

ハバネロテイッカ
激辛メニューもしっかり押さえていただきました。
ありがとうございます。
やはり映画と同じで、こういう爆破シーンが入っていると全体が引き締まりますよね。

梅クフタ
ええ。梅キュウとインド式肉団子のコラボです。
これが意外に爽やかで美味い!

ラー油砂肝
ラー油と砂肝。
まさにガラムマサラティックな一品。

トムヤムティッカ
タイ人もビックリ。インド人もビックリ。
日本人は舌鼓。ポンッ!

ゆずティッカ
まさにインドと日本、栄光の架け橋!!

これだけバラエティ豊かな国際的ミックスチャーを行いながらも、
全く破綻なく「ガラムマサラならでは」料理になっているところは、
まさにこの店の底知れぬ実力を物語って余りあるもの。
いったいハサンさんの引き出しは何個あるんでしょう?
というか、どんどん引き出しが増えてる気がして頼もしい!!
で、トドメがこれ。

ハサン式エロうまチキンビリヤニ
なんと前回のマトンビリヤニのチキン版!!
バスマティライスのフワフワ感と、
指先でホロホロと崩せる(もちろん手食)巨大チキンの、
素敵なハーモニー。
サニーレタスで包んでサンチュムンチュ風に食べるのも良いですね。

付け合せのココナッツチキンカレーもしごく秀逸。
甘ったるさは全くなく、体の心からあったまるココナッツカレー。
チキンも辛味がしっかり浸みて美味しいですよ。
どの料理も美味しい。
これは驚異的なことですよ、奥さん。
いやぁ、満足満足、大満足。
・・・といったところでメインイベントのビール作りといきましょう。
といっても今回は開栓式。
出来上がったビールを実際に飲む会なんです。

さあ、開栓!!!
シュポッ!
お、ちゃんと音がした。

ちゃんと泡も出てます。
ちゃんとビールです。
スッキリ飲みやすい、経堂地ビール。
名づけて「生ステ(ナマステ)ビール」!!
かんぱーい!!!

わー!
きゃー!!
あはは。
えへへ。

うふふ。
おほほ。
がははは。
あい~ん。
こんなに楽しく笑い合える大人たちって、いいね。
そんな場を作ってくれるハサンさんに改めて、感謝です!
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六本木深夜、永遠の定番カレー。「香妃園」(六本木)
真夜中に仕事を終えた業界人たちが最後にたどり着き、
ホッと一息食べるのは昔から「香妃園」の鶏そばか、カレーライスと決まっている。
こういう昔からの超定番というのは、
なかなかブログに書く機会も少ないのが実情だったのですが、
それなりにカレー記事も溜まってきた今、
この店の紹介がないのがいかにも不自然で今更ながら書く次第。

…朝4時まで輝く慈愛に満ちた灯り。

広々とした店内は、
六本木の夜の歴史を見てきた風格に溢れています。
実際、中華料理は一品が2000円台~が殆どなのですが、
カレー目当てのあなたなら心配は要りません。

ビール(中瓶) ¥600
四川漬物 ¥400
所謂ザーサイ&ビール。
でっかく、味が濃く、歯応え最高のザーサイはライスを除けばこの店の最安メニュー。
しかしこれが旨いのです。
カレーライスはビーフ、ポークのいずれもジャスト1000円。
ほら、手が届く値段でしょ?

ビーフカレー ¥1000
「まるで蕎麦屋のカレー」とも評されるこのカレー。
確かにその通り…なのだけれども、
しっかりとしたお肉とタマネギの食べごたえ、
そしてそれらを優しく包むシャバシャバなカレーの暖かみ。

食べるたび、ああ幸せ…と感じてしまうのです。
ちなみに辛さはほとんどなく非常にまろやかなため、
濃い味のザーサイとこのカレーはまさに鉄壁のタッグ。
この店としては破格のリーズナブルさで本当にお薦めです。
もう一つの定番、鶏そば(¥1300)ともども、
六本木深夜の永遠の定番と言えるでしょう。
(お会計にはサービス料10%が計上されますのであらかじめご注意を。)
香妃園(コウヒエン)
東京都港区六本木3-8-15 瀬里奈ビレッジ2F
TEL:03-3405-9011
営業時間:
[月~土]11:45~翌4:00(L.O.翌3:20)
[日・祝]17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:無休
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香妃園 (中華料理 / 六本木駅、六本木一丁目駅、麻布十番駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
渋谷に待望のダルバート専門店!「ネパリコ」(渋谷)
渋谷に待望のダルバート専門店の登場です。

オープンは2010年9月24日。
先に訪問済みのこの方やこの方の記事を見て、
とても行きたかったお店へようやくの初訪問です!

なかなかオシャレで洗練された店内。
渋谷の喧騒から少し離れたこの場所にぴったりです。

生ビール ¥480

付け出しのムングダールフライが嬉しい。
そして登場。
これが渋谷のダルバート。

ダルバート ベジ ¥1300

ダルスープ
タルカリ
サグ
アツァール2種
ライス
(ダルスープ&ライスお替り自由)
ダルスープは塩味控えめのやさしい味。
豆本来の風味を活かしています。
このスープだけだと味が薄めなのですが、
いろいろ混ぜることによって丁度良い味の濃さになるという配慮なのです。

ちょっと珍しかったのが「トマトのアツァール」。
生のトマトにスパイスを加え、
石臼のような調理具で磨り潰して作るのだそう。
もの凄くフレッシュで、面白いアクセントになっています。
スイスイ食べれる味なので、
ダルスープとライスをお替り。
二順目は辛味を足してのお楽しみ!
いうまでもないですが、
もちろん手食。
親切で日本語が堪能な店員さんと、
楽しくガッツリ話し込むこともできましたよ(笑)
店長のパダムさんは元サラリーマン。
しかし、「日本にダルバートを普及させたい」との想いで一念発起。
カレー好きなら知ってるあの店やこの店でも働いた後、
晴れてこちらの店をオープン!!!
いやぁ、Welcome Welcome!
ダルバートが普及してくれれば私も嬉しい。
この店ではなんと、ランチでもナンやバターチキンなど出さずダルバートで勝負!
しかしそれでもOLさんなどで結構賑わっているのだとか。
いいじゃないですか!
東京ウォーカーあたりでダルバート特集が組まれる日も近い?
楽しい話は盛り上がり、
東京でダルバートを出す店の話から、
ネパールでの家庭のダルバートと外食ダルバートの違い、
タカリ族の料理についてなどなど、話題は尽きない尽きない。
そうこうしているうちになんと、
シェフがこちらの品をサービスで持ってきてくれました。

バンブースープ
お、これはダルバートの次に食べたかったメニューじゃないですか!
いわゆるアルタマスープなのですが、
発酵させたタケノコの薫りがなんとも素晴らしい!

こんなに香ばしいアルタマは初めて食べましたよ!
カトマンズからやってきたシェフ、
ピピさんは家庭的な優しい味つけが得意だそう。
うんうん、このアルタマもきっと、
ネパール人がホッとする味と香りなんでしょうね。
いやぁ、こんなに良い店がしかも、
微妙にカレーの良店が少ない渋谷の地で開業したなんて、
ほんとに貴重。
長く続けてもらうために、ここはひとつ、
カレーマニアの皆々様が盛り上げて行こうではありませんか!
NEPALICO(ネパリコ)
東京都渋谷区桜丘町30-18 メイサ南平台1F
TEL:03-6416-1827
営業時間:
ランチ 11:30~15:00
カフェ 15:00~18:00
ディナー18:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:日曜・祝日
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NEPALICO (ネパール料理 / 渋谷駅、神泉駅、代官山駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
僕らは深く、深く潜らねばならない。「studio Kukul館」(新宿三丁目)
その「ククルカン」を店名に冠したお店が出現して以来、気になって、気になって、しかしなかなかタイミングが取れず…
そんなある夜、某カレー屋で同席していた「スープカレーの女王」が実はこの店の常連であることが判明。
その足で連れていってもらいました。
新宿三丁目、世界堂ビルの脇。カレーファンには「草枕」と同じビルと言ったほうが通りが良いでしょうか。

かつての同潤会アパート、いや、香港の重慶マンションにも似た深い空気を浴びながら三階へ。

カウンター五席の小さな小さな店内は無駄がなく、かつ独創的。
そう、ここは飲食店であると同時に、店舗デザイン、内装、設備を生業とするマスターの実践的ショウケースでもあるのです。
新大久保「タピ」との深い縁はここでは割愛しますが、「タピ」好きなら思わず嬉しくなってしまうようなインテリアも多々。
そして、インテリアの個性に負けず劣らず、料理も独創的。

え?シャカシャカポテト???
と、思いきや・・・

シャカシャカダルマサラ ¥350
これ、酒のつまみに最高です。

マサラ焼き餃子 ¥380
プックリむっちりとした餃子の中にはスパイシーマサラ。

こちらのサンバルペーストをつけたりしても、美味しい!
どれもこれも酒が進みますね。

「ククルカン」で「エルドラド」。
黄金のコンドルが飛んできそうなマニアックな愉しみ。

サンバルつけ麺 ¥650

こちらもなかなか独創的。
濃く深いサンバルと縮れ麺との奇跡の出会い。

白モツマサラ
スパイス料理の組み合わせは無限大なのですね。
「火」を用いて独創的な料理を「創造」、
我々客に新しい「発見」をもたらしてくれるこの店はまさに、マヤの神「ククルカン」の祭祠場。
ちなみにマヤ文明の話を持ち出したのは私で二人目だそう。
一人目はどんな方なのか…
こんな個性的な店だから、きっと個性的な客が沢山来るのでしょうね。
スパイスマニアの隠れ家認定です!
studio Kukul館(ククルカン)
東京都新宿区新宿3-1-32 3F
TEL:090-2491-0093
営業時間 10:30~深夜(HPにて要確認)
定休日:月曜日
⇒公式HP
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studio Kukul館 (アジア・エスニック料理(その他) / 新宿三丁目駅、新宿御苑前駅、新宿駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
池袋スープカレー期待の星。「札幌スープカレー Atsu×Atsu」(池袋)
先日、JR池袋駅構内にカレーの名店「camp」が登場、カレーファンを驚かせたばかりだというのに、今度は東京メトロの地下商店街「Echika」に、新たなスープカレーの店が出来たというのだから。
「札幌スープカレー Atsu×Atsu」
2010年10月1日オープン。
Echika池袋のHPによると、
「本場札幌、期待度№1のスープカレー専門店」と書いてあるのですが、
この店名でググッてみても札幌の店は引っかかってきませんでした。
誰か詳しい情報求む・・・
とまあ、んなこと言ってても始まらないので、
まずは訪問してみましょう!!

お、看板出てますね。

ちょっとデパ地下のイートインのようでもある、
小さく簡易的な作りの店内。
カウンター7席とテーブル4席をなんとか確保しています。
さて、他の札幌系スープカレーの例に漏れず、
こちらの注文もカスタマイズ方式。



ちょっと考えた末、こんな構成にしてみました。

スープ=オリジナル
具材=チキンやさい ¥980
辛さ=8ばん +¥200
初めての店なので基本っぽい構成ですが、
辛さはマックスでいっちゃいました(笑)

まず驚くのが野菜の種類の多さ。
ナス、タマネギ、ニンジン、
ピーマン、シメジ、マイタケ、
サニーレタス、ブロッコリー、
ジャガイモ、カボチャなどなど。
JR池袋のライバル「camp」に負けないほどの野菜感です。
まずはスープを一口。
おぉ、シンプルな本格派ですね。
一瞬サラッとあっさりしているのですが、
バジルの風味と唐辛子の辛さが追っかけてきます。
なかなか深みがあって、体の心から温まる、
美味しいスープカレーと言えます。

チキンもホロホロ。
特に軟骨部分のコラーゲン食感が最高。
そしてさらに驚いたのは・・・

濃厚なバターライスがエライ美味い事。
物凄く北海道を感じるライス(笑)ですが、
シンプルなスープカレーとの相性が面白いんです。
この店構えからは意外な(失礼)ほどに本格的なスープカレー。
これは嬉しい新店ですね!!
せっかくなので、〆のドリンクを戴いてみました。

北海道産天然はちみつラッシー ¥300
女子受けしそう(笑)
こと味で言えば、今のところ池袋一美味しいスープカレー。
店の入れ替わりが激しそうな立地ですが、
我々客のほうでも盛り上げて、長く続けていただきたいものですね!!
札幌スープカレー Atsu×Atsu(アツアツ)
東京都豊島区西池袋3-28-14 Echika池袋
TEL:03-5956-2231
営業時間:10:00~23:00
定休日:なし
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札幌スープカレー Atsu×Atsu (スープカレー / 池袋駅、要町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
激辛マニアの総本山「蒙古タンメン中本 本店」(上板橋/氷川台)
東京を代表する激辛店となった蒙古タンメン中本。

久しぶりに上板橋の本店へと行ってきました。
実はこの本店、ブログを始めて間もない頃に一度記事にしたっきり。
⇒前回の記事「蒙古タンメン中本本店」
本格的なレポートは今回が初めてです。
現地に到着したのは夜中の12時30分。
いつものように行列がビッシリ。
静かな住宅街の中、
閉店時間の夜中2時まで途切れることなく続く行列はいつ見ても異様な光景ですね。
しかし、都内に何軒もの支店ができた今も、
この本店の深夜行列が一向に止まらないのは、一体何故なのでしょう。
一番の理由はやはり味。
支店とはいえ味は微妙に変わるもの。
味も辛さも最強を誇るこの本店でなければ!
というファンも多数。
そしてもう一つの理由は…
お、
50分ほど並んでやっと店内に入ることが出来ました。
失礼、
もう一つの理由は…
本店限定メニューの存在。
中本の支店しか知らない人が驚くほど、本店はメニューが豊富。
しかもトッピングも色々取り揃えてあります。

北極ラーメンに背油トッピングなんてのも出来るんですよ!
…並び始めてからちょうど一時間。
やっと席が空きました。
カウンター席の支店と異なり、本店は半数以上がテーブル席。
当然回転率は悪く、待ち時間が長くなる原因でもあるのですが、
くつろいで食べて欲しいという店の方針は揺るがないようです。
さて、料理が出てきました。
頼んだのはもちろん本店限定メニューのこれ。

つけ樺太 ¥850
冷やし味噌ほど赤くはないこの樺太。

…しかし甘く見てはいけません。
最初「あれ?辛くないかな?」と油断した隙を見て、
エッジの効いた唐辛子の辛さが喉にズバッと刺さります!
実際、唐辛子尽くしの冷やし味噌よりも
この樺太の方が辛さのダメージが強く感じる程。
合わせてこちらも注文してみました。

3/4蒙古丼 ¥280
本店ならではのお得メニュー。
料理を持ってきた店員さんの「ごゆっくり。」という言葉通り、
ゆっくりしてしまいました(笑)
やっぱり並ぶだけの価値はありますよね。
お店を出て、ふと目に留まったのが、
雑誌「東京1週間」2008~2009ラーメンランキング一位の幟。

星の数ほどあるラーメン屋の中、
明確な差別化に成功したこの店はやはり強いようですね。

蒙古タンメン中本 上板橋本店
東京都板橋区桜川3-5-1 キャッスル桜川1F
TEL:03-5398-1233
営業時間:
[月~金]10:40~翌2:00
[土]10:10~翌2:00
[日]10:10~24:000
定休日:無休
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蒙古タンメン中本 上板橋本店 (ラーメン / 上板橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
昼総合点★★★★☆ 4.5
池と袋に潜む名店。「A-RAJ」(東池袋)
どんなにお洒落なショップが出来ようが、
どんなに人が集まろうが、
街の風情にはどこか日陰の湿り気があるのだ。
それには元々池袋村が大江戸の外にあり、
外部から江戸に侵入しようとする邪なる気を、
「池」のように溜め、
「袋」のように封じてきた、
その呪術的役割から今も逃れることができないことを意味する。
街全体が斯様な事であるから、
こと一つ一つの店舗に於いても、
非常にハイクオリティな能力を秘めていながら、
充分に明るい脚光を浴びることなく続く店も数多い。
逆に言えば、
「掘り出し物の店」を見つける魅力に溢れた街とも云えるのだが。
東京メトロ東池袋駅すぐ、
巣鴨プリズン跡地に隣接する南インド料理店「エー・ラージ」。

池袋界隈の印度料理店としては既に群を抜いた評価を得ながらも、では東京中の印度料理店のなかでそれほど話題になるかと云えば、決してそうではない。
昨今ブームとなっている「南インド料理」の店でありながら、だ。
まさに池袋的な「陰」の存在。
しかし、その「陰」の気に身を委ね、
一度この店を訪問して欲しい。
そこには驚きの世界が拡がっているのだから。

この日はランチでの訪問。
未訪の方はまずランチの利用をお勧めする。
注文すべきは「ランチミールス」だ。

コンパクトに盛られてはいるが、その品数は驚嘆もの。
中央上にあるのが印度の揚げパン、プーリ。
その下が豆煎餅パパド。

周囲の器は左下から順に時計回りで、
サンバール
ラッサム
タギー(ヨーグルト)

ダール
野菜のクトゥー

ジャガイモのカレー
デザート
それだけではなくプーリの下にも料理が。

ライス
野菜の揚巻
バナナ
ピクル
この異様なまでの充実ぶりを見て、
皆様は如何ほどの価格を想像するであろうか。
弐千円?
いや、答えは千円。
これを千円で食べてしまうと、
一杯千円のラーメンなど馬鹿馬鹿しくなってしまう。
もちろん味は保障付き。
どの名店にも引けはとらないクオリティ。
ここまでの凄さを誇りながらも、
ひっそり地道で静かな営業を続けるその雰囲気を感じるにつれ、
嗚呼、池袋的だなぁ、と。
元来南インドの開放的な料理、
それも飛び切り質の高いミールスを、
このまさに池袋的な湿気の中で食する体験。
嵌まるか嵌らないかは単に、
訪れる者の心の中にある「気」次第なのかもしれない。
A-RAJ (エー・ラージ)
東京都豊島区南池袋2-42-7
TEL:03-3981-9688
営業時間:
11:30~15:00(L.O.14:30)
18:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:火曜日
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エー・ラージ (インド料理 / 東池袋駅、東池袋四丁目駅、都電雑司ケ谷駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
日本インドカリー、激動のルーツ。「新宿中村屋ルパ」(新宿/新宿三丁目)
日本のインドカレーの先駆けでもある本店は新宿駅からすぐの場所。
一階の喫茶&販売コーナーから、
各階ごとに名前とコンセプトの異なるレストランが入っています。

二階はインドカリーと洋食・中華の「新宿中村屋ルパ」
三階はフレンチ&カリーの「新宿中村屋レガル」
四階はカリーバイキングとレストラン&バーの「新宿中村屋ラコンテ」
今回は中村屋の原点であり基本でもある二階の「ルパ」へ言ってきました。

流石の有名店、店内には席待ちの列が。
しかし待っている間、
ショーケースに紹介されたお店の歴史を楽しむことができ、
決して退屈ではありません。

昭和二年にレストランを開業した中村屋。
そのメニューにはすでに「純印度式カリー」がありました。
この純印度式カリーの発売には歴史的ドラマがあったようです。
インド独立運動の志士ラス・ビハリ・ボース。
当時イギリスの統治下にあったインドでは独立の気運が高まっており、
ボーズは1912年にデリーでインド総督に爆弾を投げつけ、
イギリス政府から厳しい追及を受けます。
亡命を決意したボースは、
同じベンガル出身の詩人タゴールがアジア人初のノーベル文学賞を受賞し、
その記念で訪日する情報を知り、
その親類を装って亡命を果たします。
大正4年のことでした。
日本でボースは孫文と知り合い、
その紹介で頭山満の知遇を得て潜伏生活をします。
しかしそれがイギリス政府に伝わり、
日英同盟を結んでいた日本政府は国外退去命令を出します。
退去日の前日に頭山満から依頼を受けた相馬夫妻は、
ボースを中村屋のアトリエに匿います。
一商店が政府の意に反して亡命者を匿うことの危険は計り知れないものでしたが、
中村屋の従業員全員が団結し、保護にあたりました。
翌年、日本政府はボース保護に方針転換しますが、
イギリスからの追及は続きます。
ボースは逃れるため隠家を転々としますが、
この時、逃亡生活を支えたのが夫妻の長女 俊子でした。
二人は後に結婚し2人の子供をもうけますが、
俊子は逃亡生活の心労がたたり、
大正14年、26歳で早逝します。
ボースは相馬家への感謝の念と、
本物のカリーを日本に紹介したいとの思いから、
喫茶部の開設とともに純印度式カリーを売り出すことを提案します。
当時日本に広まっていたカレーはイギリスから伝わった小麦粉を使用したものでした。
材料を厳選し、スパイスをふんだんに使った本格カリーは、
その発売のエピソードも手伝って評判を博します。
街のレストランのカレーが10~12銭だったのに対し、
中村屋のカリーは80銭でしたが、飛ぶように売れたとの記録が残っています。
(中村屋HPより抜粋)

インドの独立運動と中村屋が絡んでいるなんて、
NHKの大河ドラマのようですね。
いや、いずれ大河ドラマ化するかも!?

そうこう、印度カリーの歴史に思いを馳せていると、
まもなく席が空きました。
席数が多いので、列の長さに比して、待ち時間はとても短いですね。
さて、まず外せないのはこちらのメニューです。

インドカリー ¥1470
中村屋の基本にして、日本印度カリーの基本。
発売当時もいい値段がしたようですが、
今もっていい値段がしますね。
しかしそれはそれ、特別なカレーですから。
安売りしては価値が下がるというもの。

レトルトでも食べることのできる中村屋のカレーですが、
やはり本物は違います。
舌に残る粒子感がなんともクラシックな味わい。
いや、実際これがクラシックなのです。
我々日本人のインドカレーの原体験に当たるカレーなのですから。
やはり一度は食しておくべきといえるでしょう。
さて、もう一品、
とても気になるメニューがあったので挑戦してみました。

スープカリー ¥1575
スープカリーと言ってももちろん、札幌のそれとは違います。
カレーリーフとガーリックでスパイシーに仕上げた一品。
しかもパラタ付き。
中村屋の一般的なイメージとは随分異なりますが、
南インドの料理をベースにしながらも、
具材や調理の仕上げで見事に中村屋オリジナルとなっています。
和印折衷カリー、とでもいいましょうか。
こちらなかなか美味しいですよ。

食後の一服も、気分はゆったり。
激動の世界史、
その中で生まれた、故郷を越える人と人の絆。
その結晶である印度カリーの味が80年以上もの間引き継がれていることに、
まずは感動。
全てはここから始まったのだなぁ、と、想いに浸るためには、
少々お高い価格も、充分に納得のモノなのでした。
新宿中村屋 ルパ
東京都新宿区新宿3-26-13 新宿中村屋本店2F
TEL:03-3352-6161
営業時間:11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:無休
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新宿中村屋 ルパ (インドカレー / 新宿三丁目駅、新宿駅、新宿西口駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
昼総合点★★★☆☆ 3.5
金沢カレーの火付け役。「ゴーゴーカレー 新宿総本店」(新宿)
最近ではニューヨーク、シンガポールへと進出し、
いまや日本のカレーライスを世界に広める役割まで担うほどの勢い。
当然その発祥は金沢だと思ってしまいますが、
実はゴーゴーカレー一号店が開業した記念すべき地はここ、新宿なのです。
創業者の宮森さん(通称みやぢさん)は金沢の老舗カレー店「ターバン」にて修行、
そのボリュームあるカツカレーを引っさげて東京にて堂々のデビューを果たしたのですが、
現在でも「ターバン」と「ゴーゴーカレー」は親交が深いようで、
「ターバン」のHPを見ても「ゴーゴーカレー」は姉妹店となっています。
(実は私も学生時代には「ターバン」によくお世話になってたんですよね~)
さてこの新宿総本店も、店こそ小さいのですが、
賑やかさと元気さでは他のどんなお店にも負けてはいません。

幟に、

プロモーションが流れるモニター。
みやじさんとは一度お会いしたことがあるのですが、
元気でハツラツとしたバイタリティはまさに、
このお店の楽しさそのもの。
ちなみにゴーゴーとは松井秀喜選手の背番号55が由来。
ですが松井選手と何か提携関係があるというわけではなく、
松井選手を徹底的に、勝手に、熱く応援しているということなのだそう(笑)

マークのゴリラもゴジラ松井を意識してのことなのでしょうか?
(映画「ゴジラ」の名称の由来は「ゴリラ」+「クジラ」。ちょっとした豆知識でした。)

さて、店内も、サービスも、徹底して元気なこの店なのですが、
私はもう大食いの学生ではないので、ちょっと量を抑えてこちらを注文(笑)

ロースカツカレー(エコノミークラス) ¥750
うん、量は充分。
55の工程を5時間かけてじっくり煮込んだルーを、
55時間寝かし旨みを熟成させたカレーだそうです。
素晴らしいゴーゴーへのこだわりですね。

カツはオーダーが入ってから揚げるのでサクサク。
作り置きのファストフードとは一線を画しています。
海外、特にアメリカではこの「日本式カレーライス」のおいしさがブームとなり始めている様子。
その立役者は間違いなくこのゴーゴーカレー。
カレーライスで世界中が元気になるなんて素敵ですね。
ゴーゴーカレー 新宿総本店
東京都新宿区西新宿1-18-5 中沖ビルB1F
TEL:03-3342-5573
営業時間:10:55~22:55
定休日:無休
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ゴーゴーカレー 新宿総本店 (カレー / 新宿駅、新宿西口駅、都庁前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
昼総合点★★★☆☆ 3.0
大岡山駅前、地下の名店。「シッダールタ」(大岡山)

「大岡山地下飲食店街」

大岡山駅すぐにあるこの場所でひときわ目立っているのが、

インド・ネパール料理店「シッダールタ」。

なかなかスタイリッシュな店内…
と思いきや、

意外なほどくだけていたり…
ちょっとしたアンバランスさが興味をそそりますね。

椅子はホテルの宴会場のアレです。
この日はランチ訪問だったので、
一番豪華なセットを注文してみました。
シッダルタスペシャルセット ¥1150
チキンカレー
マトンカレー
プラウンカレー
ナン
シークカバブ
タンドーリチキン
スープ
サラダ
ドリンク
非常に盛りだくさんの内容です。
まずはサラダ&スープ。

このスープ、要は中華で出てくる玉子スープ。
・・・なのですが、黒胡椒が効いてなかなかスパイシー。
喉が暖まりますね。
そしてメインのセットはこのボリューム!

凄い!
カレーは三種類、左から海老、チキン、マトン。
クリーミーでリッチな海老とチキンも丁寧な仕上がりでなかなかのモノ。
しかし特筆すべきはマトンカレー!

ランチセットのカレーなのにホールスパイスがビシバシ入っているんですよ!
美味い&嬉しい!!
ちなみにライスは日本米ですが炊き加減が抜群なのでカレーとよく合いますね。
カバブもタンドリーチキンも付いてこの値段はかなりのおトク感。
これはなかなかレベルの高いインド料理店。
こんなのが駅前にある大岡山ってのは、よい街ですね。
シッダールタ (SIDDHARRTHA)
東京都大田区北千束3-26-12 諸星ビルB1F
TEL:03-6410-6424
営業時間:11:30~15:00 (14:30 L.O.) 17:00~23:00(22:30 L.O.)
定休日:無休
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シッダールタ (インドカレー / 大岡山駅、緑が丘駅、北千束駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
南インドの名店ディナー。「ダクシン」(馬喰町/馬喰横山)
不思議な名前です。
「だく新」…料亭にありそうですね。
「Dark Shin」…しんちゃんもダークサイドに落ちたのですね。
「抱くシーン」…元も子もないですね。
「DAKSHIN」…サンスクリット語で「南」を意味するのだそうです。
2009年のオープン以来評判が評判を呼び、
すっかり超一流南インド料理店としての地位を確立したダクシン。
今月には八重洲に2号店オープンを控えるなど、
ますます勢いに乗るこの店でカレー会が開催されるということで、喜び勇んで行ってきました!!

名店の威厳にあふれる外観。

名店は、ガネーシャ像のクオリティまで高いのです。

さて、この日はなかなか来れないディナータイムということもあり、
食べたい一品料理をズラリ注文です(笑)。
まず、南インドのスターターといえばこちら。

ラッサム ¥650
スパイシー。これからの季節はラッサムが特に美味しいですね。

ウッタパム ¥1350
一部の方にはヨシオさんでおなじみ、インドのお好み焼きです。
と、いうよりチヂミかな?

プレーンドーサ
ちょっとソフトな焼きあがり。
生地の味がしっかりしていて、
何もつけずに食べても美味しいのが良いですね。
クリーミーなココナッツチャトニもなかなか新鮮です。
ん?油谷亮子の表情が・・・戦闘モードに!?

怒涛の揚げ物ラッシュですね!!

チキン65
インド人ですら名前の由来を知らないチキンのスパイス揚げ。
ミントチャトニに漬けて食べれば、爽やかなおつまみとして最高!

マサラワダ ¥680
これは私の大好物。
カリッとした衣の中は、ふわっとした優しい食感。
そのギャップが幸福感をそそります。

チキンフレーク
お店お勧めの一品。メニューによると、
「細長く切ったチキン揚げ。甘みと辛味が融合した一品です。」
だそう。
インディアン・チャイニーズ調の甘辛ソースが独特で美味しいですね。
さあ、もちろんカレーだって忘れていませんよ。

ほうれん草とパニール ¥1290
岩波ホールで上映してそうな映画タイトル風のメニュー表記。
要はパラクパニールです。

チェテナードチキンカレー ¥1370
20種以上のスパイスを効かせた南インド風チキンカレー。
これは結構辛くしてもらえましたね。
美味い!!

チーズ・ナン ¥690
こんがり焼きあがったその姿はまるでイタリアン!
辛いカレーによく合いますよ!

チャパッテ ¥550
チャパティもこういう発音で頼むとなかなか可愛い。
カレーにチャパッって漬けて食べると、うん、気分はもう南インド。

マトン・ビリヤニ
おぉ、このビリヤニ美味しい!
美味しすぎてピントが甘くなりました。
バスマティライスのフワッとした炊き加減と、
程よいスパイシーさのバランスが最高。
これは大ヒット。
「ダクシンのビリヤニは美味い」と。

美味しい料理を囲んでの食事会は盛り上がり、

話が弾み、

笑い声が絶えず、

テーブルの脇で店員さんが渾身のチャイのエアブレンドを披露してても、だれも気づかない(笑)

ホットチャイ
店員さんごめんなさい(笑)
おいしいチャイでした。
〆はやっぱりインドの甘~いデザート。

ラスグッラ&グラブジャムーン
劇的に好みの分かれるメニューですよね。
私は大好きです。
いやぁ、満腹満足のディナー。
何を頼んでも外れのない安定感は流石の一言。
2号店にも期待が膨らみますね!!

幹事のはっしーさん、
そしてご一緒したみやぞうさん、
オニオンさん、油谷亮子さん、しまじろさん、
どうもありがとうございました!
南インド料理 ダクシン (DAKSHIN)
東京都中央区日本橋馬喰町1-12-1
TEL:03-3249-9155
営業時間:
[月~金]
ランチ11:00 ~ 15:00
カフェ 15:00 ~ 17:00(ランチメニューOK)
ディナー 17:00 ~ 23:00(LO 22:00)
[土・日・祝]
ランチ11:00 ~ 15:00(LO 14:30)
ディナー17:00 ~ 22:00(LO 21:00)
定休日:無休
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南インド料理 ダクシン (インド料理 / 馬喰町駅、馬喰横山駅、東日本橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
昼総合点★★★★☆ 4.0
赤塚No.1。「カリカ 下赤塚店」(下赤塚/地下鉄赤塚)
どちらの駅からも徒歩一分ほどの路地にあるインド・ネパール料理店「カリカ」。

カリカという名前の店は都内にも、全国にもいくつかありますが、
その全てが同じ系列というわけではないようです。
店員さんに聞くと、ここと江古田ともう一つ、茨城・龍ヶ崎のお店は同系列なのだとか。
練馬や保谷、新井薬師のカリカはどうなのかな?

かなり広々とした店内はなんと寿司屋の居抜き。
ところどころ和テイストがにじみ出ているものの、
インテリアはあまりにも簡素。ちょっとガラーンとした雰囲気ですね。
まずはビールと行きましょう。

生ビール ¥500
大ジョッキでこの価格は安い!キンキンに冷えて美味いです。

付けだしのパパドはもうちょっとパリッとしてた方が良かったかな。
メニューにはいわゆる、インド・ネパール料理店の基本的なものが並んでいます。
この時点ではあまりトキメキを感じることはないのですが…

モモ ¥
ネパール餃子。
かなり皮がモチモチしたタイプです。なかなか美味い。

巻きが見事だったので写真に収めてみました。

パラクパニール ¥900
ほうれん草と自家製チーズのカレー。これも定番ですね。
ちょっと驚いたのはさな量。
ありがちなこの手の店で出てくるものに較べて1.5倍近くあるのではないでしょうか…

しかもドロッと濃厚。
既製のペーストを用いず丁寧に作っているのがよくわかりますね。
食べてみると…実際美味しい!
ほうれん草のナチュラルな味を活かしつつ、
ガツンと効かせたガーリック。
そしてそれを優しく受け止めるカッテージチーズのシンプルさ…
店員さんを呼び止めて「これ美味しいですね!」って言っちゃった程です。

ゴマナン ¥300
ゴマがビッチリ!!

バラバラバラって音を立てて散らばるゴマを気にせず食べる豪快な一品!
ナンとしてもなかなか良い頃合いの焼き具合で美味しいです。
立地的にも、ビジュアル的にも、
地味を絵に描いたような店なのですが、
なかなかどうして結構オススメのお店ですよ!
下赤塚にお越しの際には是非!
カリカ 下赤塚店 (Kalika)
東京都板橋区赤塚新町1-24-9 赤レンガビル1F
TEL:03-3979-9867
営業時間 11:00~23:00
(11:00~15:00はランチタイム)
定休日:無休
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カリカ 下赤塚店 (インド料理 / 下赤塚駅、地下鉄赤塚駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5