カレー&スパイス・長野県
肉のまち飯田にスパイスカレー旋風。『土星トルネード』(飯田)
category - カレー&スパイス・長野県
2022/
06/
04人口約10万人。
一人あたりの焼肉店数日本一の『肉のまち』長野県飯田市。
ここにイキのいいカレー店があります。
目印は、オレンジの看板。


『土星トルネード』
飯田駅から徒歩2分の好立地に2021年3月31日オープン。

夜は『Bar 聖飢魔II』としても営業。
とにかくスピーカーをはじめとした音響設備が凄くて、ライブイベント会場としても用いられている様子。

かつて飯田橋『極哩』で行われた匿名カレー対決イベント「カレー新世界」で私が審査員を務めた際、推したのがこちら『土星トルネード』のカレー。
個性派カレーが並ぶ中、逆に定番性の高いカレーで勝負、他のどのカレーと合わせてもぶつかることなく美味しくいただける点を評価させていただきました。
こちら実店舗ではその時のトルネードポークカレーを定番に月がわりのカレーも提供。
カレー以外にジャマイカのスパイスチキン「ジャークチキン」も名物となっているようでした。

★2種あいがけ ¥1400
・トルネードポークカレー
・【今月のカレー】台湾キーマ
◎ジャークチキン ハーフ +¥430
迷ったら全部のせですよね。
トルネードポークカレーは相変わらずの定番性の高さ。素直にスッと入ってくる味わいです。
コンテストの時より辛さを抑えているのは客層に合わせたチューニングですね。

一方の台湾キーマは振り切りまくり。
いわゆる台湾ラーメンのアタマをキーマカレーにしたものですが辛さ上等、痺れも上等。
定番カレーがあるからこその冒険ですね。
トッピングしたジャークチキンはハーフとは思えないほどのボリューム。
ガッツリなブラックペッパーに加えオールスパイスやオレガノの香味が肉厚チキンをエロスで包みます。
もちろん、ビールにも合いますよね。
とはいえまだ真っ昼間。

★水だしアイスコーヒー ¥350
飯田らしい肉肉しさと洗練を兼ね備えたカレー店。
ぜひチェックしてみてくださいね。
カレー細胞 初の単著「ニッポンカレーカルチャーガイド」
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一人あたりの焼肉店数日本一の『肉のまち』長野県飯田市。
ここにイキのいいカレー店があります。
目印は、オレンジの看板。


『土星トルネード』
飯田駅から徒歩2分の好立地に2021年3月31日オープン。

夜は『Bar 聖飢魔II』としても営業。
とにかくスピーカーをはじめとした音響設備が凄くて、ライブイベント会場としても用いられている様子。

かつて飯田橋『極哩』で行われた匿名カレー対決イベント「カレー新世界」で私が審査員を務めた際、推したのがこちら『土星トルネード』のカレー。
個性派カレーが並ぶ中、逆に定番性の高いカレーで勝負、他のどのカレーと合わせてもぶつかることなく美味しくいただける点を評価させていただきました。
こちら実店舗ではその時のトルネードポークカレーを定番に月がわりのカレーも提供。
カレー以外にジャマイカのスパイスチキン「ジャークチキン」も名物となっているようでした。

★2種あいがけ ¥1400
・トルネードポークカレー
・【今月のカレー】台湾キーマ
◎ジャークチキン ハーフ +¥430
迷ったら全部のせですよね。
トルネードポークカレーは相変わらずの定番性の高さ。素直にスッと入ってくる味わいです。
コンテストの時より辛さを抑えているのは客層に合わせたチューニングですね。

一方の台湾キーマは振り切りまくり。
いわゆる台湾ラーメンのアタマをキーマカレーにしたものですが辛さ上等、痺れも上等。
定番カレーがあるからこその冒険ですね。
トッピングしたジャークチキンはハーフとは思えないほどのボリューム。
ガッツリなブラックペッパーに加えオールスパイスやオレガノの香味が肉厚チキンをエロスで包みます。
もちろん、ビールにも合いますよね。
とはいえまだ真っ昼間。

★水だしアイスコーヒー ¥350
飯田らしい肉肉しさと洗練を兼ね備えたカレー店。
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松本ソウルフード、その迫力。『メーヤウ信大前店』(松本)
category - カレー&スパイス・長野県
2022/
05/
21松本のソウルフード『松本メーヤウ』。
『早稲田メーヤウ』をルーツとしながらも、いまや独自の世界を築いています。


『メーヤウ信大前店』
『早稲田メーヤウ』で働いていた方が地元信州にもどり、暖簾分けとして開業。
もともと『メーヤウ追分店』だったのが近隣に移転、『メーヤウ信大前店』となりました。
現在松本ではこの『信大前店』のほか『桐店』『駅前店』の三店舗が営業中。
三店まとめて『松本メーヤウ』と呼ばれています。
※『メーヤウ』の元祖は今も営業する信濃町『メーヤウ』。『早稲田メーヤウ』はそこから派生した店ですが、90年代に経営が変わった頃から連携は解消されており『無関係』に。この『松本メーヤウ』はじめさまざまな『メーヤウ』派生店はみな早稲田からの派生であるため、信濃町『メーヤウ』は今も、『ほかのメーヤウとは関係ない』という立場を取っています。

信州大学の学生たちが足しげく通う好立地。
早稲田の学生に愛された『早稲田メーヤウ』の暖簾分けに相応しい場所ですね。

カレー(カリー)は7種類。
日本のタイカレー店の元祖と目される信濃町『メーヤウ』から続くタイカレーの他、『早稲田メーヤウ』の名物である激辛インドカレーや、スリランカ風カレー、日本風カレーまであります。
カレー以外に「炒め物」が3種。(ドライカレーも含まれています)
さらに7種のカリーの中から選べる「カリーうどん」も用意されています。

セットメニューは2種もしくは4種。
3種がないんですよね・・・・・(笑)
ということで4種セットをオーダーしたのですが。
オーダーを厨房へ通す際の掛け声が「大皿ひとつ!」
ん?大皿??
そして出てきたのがこちら。

★お好きなカリー4種類セット ¥1200
◎インド風イエローカリー(写真下)
◎インド風ブラックカリー(写真上)
◎タイ風レッドカリー(写真左)
◎スリランカ風ビーフカリー(写真右)
とにかく皿がでかいです。
カレーライスの皿としてはひょっとすると日本最大級。
写真手前のボリュームたっぷりな骨付きもも肉と大きさを比べてみてください。

ティッシュケースと比べればさらに大きさがわかるはず・・・

まずいただくのは、骨付きもも肉まるまる一本とじゃがいもが入った名物激辛カリー「インド風イエローカリー」。
フォークで肉をほぐしながらいただきます。
少しザラッとした食感と、辛さの先の旨味。
記憶に刷り込まれる独特の風合いは、まさにソウルフードに相応しい。
「タイ風レッドカリー」はタケノコたっぷり、チキンと大根も入り、しっかりした辛さとココナッツミルクの旨味。
「インド風ブラックカリー」は「カシミール風」を謳っていますが、イエローとレッドに比べれコク旨に感じてしまいます。
でっかい皿ゆえ気づきませんが豚角切り肉のボリュームも抜群。
「スリランカ風ビーフカリー」は薄切りの牛バラ肉でサラリ食べやすい味。この4種ではいちばんやさしさを感じます。
ライスは4種のカレーを仕切る堤防になっており、「あ、案外量は少ないのかな?」なんて思ったら大間違い。
サラダの舌にもライスがあり、ボリュームは抜群です。
まさに「大皿」と呼ぶにふさわしい、ド迫力。

卓上のプリックナンプラーをライスにかけるのもオススメ。旨味がグッと増しますよ。

★ホットコーヒー ¥150
食後は珈琲で胃を落ち着けましょう。
文字通り、ホッとします。
一度行ったら忘れられない個性派店。
松本に寄った際は是非、『松本メーヤウ』の洗礼を受けてみてくださいね。
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『早稲田メーヤウ』をルーツとしながらも、いまや独自の世界を築いています。


『メーヤウ信大前店』
『早稲田メーヤウ』で働いていた方が地元信州にもどり、暖簾分けとして開業。
もともと『メーヤウ追分店』だったのが近隣に移転、『メーヤウ信大前店』となりました。
現在松本ではこの『信大前店』のほか『桐店』『駅前店』の三店舗が営業中。
三店まとめて『松本メーヤウ』と呼ばれています。
※『メーヤウ』の元祖は今も営業する信濃町『メーヤウ』。『早稲田メーヤウ』はそこから派生した店ですが、90年代に経営が変わった頃から連携は解消されており『無関係』に。この『松本メーヤウ』はじめさまざまな『メーヤウ』派生店はみな早稲田からの派生であるため、信濃町『メーヤウ』は今も、『ほかのメーヤウとは関係ない』という立場を取っています。

信州大学の学生たちが足しげく通う好立地。
早稲田の学生に愛された『早稲田メーヤウ』の暖簾分けに相応しい場所ですね。

カレー(カリー)は7種類。
日本のタイカレー店の元祖と目される信濃町『メーヤウ』から続くタイカレーの他、『早稲田メーヤウ』の名物である激辛インドカレーや、スリランカ風カレー、日本風カレーまであります。
カレー以外に「炒め物」が3種。(ドライカレーも含まれています)
さらに7種のカリーの中から選べる「カリーうどん」も用意されています。

セットメニューは2種もしくは4種。
3種がないんですよね・・・・・(笑)
ということで4種セットをオーダーしたのですが。
オーダーを厨房へ通す際の掛け声が「大皿ひとつ!」
ん?大皿??
そして出てきたのがこちら。

★お好きなカリー4種類セット ¥1200
◎インド風イエローカリー(写真下)
◎インド風ブラックカリー(写真上)
◎タイ風レッドカリー(写真左)
◎スリランカ風ビーフカリー(写真右)
とにかく皿がでかいです。
カレーライスの皿としてはひょっとすると日本最大級。
写真手前のボリュームたっぷりな骨付きもも肉と大きさを比べてみてください。

ティッシュケースと比べればさらに大きさがわかるはず・・・

まずいただくのは、骨付きもも肉まるまる一本とじゃがいもが入った名物激辛カリー「インド風イエローカリー」。
フォークで肉をほぐしながらいただきます。
少しザラッとした食感と、辛さの先の旨味。
記憶に刷り込まれる独特の風合いは、まさにソウルフードに相応しい。
「タイ風レッドカリー」はタケノコたっぷり、チキンと大根も入り、しっかりした辛さとココナッツミルクの旨味。
「インド風ブラックカリー」は「カシミール風」を謳っていますが、イエローとレッドに比べれコク旨に感じてしまいます。
でっかい皿ゆえ気づきませんが豚角切り肉のボリュームも抜群。
「スリランカ風ビーフカリー」は薄切りの牛バラ肉でサラリ食べやすい味。この4種ではいちばんやさしさを感じます。
ライスは4種のカレーを仕切る堤防になっており、「あ、案外量は少ないのかな?」なんて思ったら大間違い。
サラダの舌にもライスがあり、ボリュームは抜群です。
まさに「大皿」と呼ぶにふさわしい、ド迫力。

卓上のプリックナンプラーをライスにかけるのもオススメ。旨味がグッと増しますよ。

★ホットコーヒー ¥150
食後は珈琲で胃を落ち着けましょう。
文字通り、ホッとします。
一度行ったら忘れられない個性派店。
松本に寄った際は是非、『松本メーヤウ』の洗礼を受けてみてくださいね。
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大阪・アフリカ・長野、鮮やかに美味しいスパイスカレー。「アジアごはんとスパイスカレー アドゥマン」(伊那田島)
category - カレー&スパイス・長野県
2017/
10/
08夏の長野縦断カレーツアー三軒目は伊那にある「アドゥマン」さんへ。
もともと大阪・九条で営業されていたお店で、その繋がりもあり今年6月味園ユニバースで開催された「口癖はカレー」イベントにも出店されていました。
さて、お店はこの辺りのはず・・・

・・・ん?
あ、ありました。

大きな和食屋のお屋敷の一角に、これまた和風な入り口が。

「アジアごはんとスパイスカレー アドゥマン」
看板の下にはバオバブのマーク。
アフリカ??
そう、店内へと入れば、そこはアフリカンアートの世界。


「和×アフリカ」の独特な世界観です。

アフリカンバティックを用いたオリジナルグッズの販売コーナーも素敵。

き・・・気になるものが沢山!!

子供がはしゃいでも大丈夫そうな、広々とした座敷席。
あ、私ははしゃぎ回ってませんよ。
こちらのお店、普段はタイのグリーンカレーやトムヤム麺などの「アジアごはん」を提供しており、スパイスカレーは木・金限定。

この日は週末ではありましたが、さとつー氏の事前交渉で特別にスパイスカレーを提供してくれることに!
「ajabu!」(素晴らしい!)
そして出てきたカレーがこちら。

★3種あいがけ ¥1200
・ベジタブルカレー
・和だしのきいたキーマカレー
・直火炙り豚筋カレー
美しい!
地元の野菜や米を用いた地産地消な一皿ながら、盛り付けや配色のセンスにはやはりアフリカンアートを感じます。
どうやらここのご主人、BanebanEというアフリカンパーカッションバンドもやられているようなんですね。
何か納得。

ベジタブルカレーはどこかネパールのタルカリを思わせるホックホクの優しさ。

一方和だしのきいたキーマカレーは、これこそ大阪スパイスカレー!というべき一品。

そして楽しみにしていたのがこれ、直火炙り豚筋カレー。
前述の「口癖はカレー」イベントで出していたのがこのカレーなのですが、とても印象に残っていたんです。
コリッとした食感の豚筋を噛みしめれば噛みしめるほど滲み出る、薫香にも近いブワーッとした香ばしさ。
これはもう、この店独自の境地ですね。
このカレー3品以外にも、いきなり旨味たっぷりのマトンが入っていたり、
スリランカのポルサンボル的なものが乗っていたりと、自由な遊びがたくさん。
何がどう混じってどんな味になるのか予測できないJAMセッション感がとても楽しいですね!!
大阪スパイスカレーが本来持っているルールを超えた自由さと、地元食材や日本的な旨みの世界への愛情。
これはわざわざ食べに来るかいがあるスパイスカレーです。

食後には地元信州のブドウとリンゴがサービス。
なんだか田舎の親戚んちに遊びにいたような温かさもあってここ、最高の居心地じゃないですか。
店名の「アドゥマン」はフランス語で「また明日ね!」という意味・・・ではなく、ギニア語で「美味しい!」という意味。
けれど「また明日ね!」なって言っちゃって再訪問したくなるお店となりました。
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もともと大阪・九条で営業されていたお店で、その繋がりもあり今年6月味園ユニバースで開催された「口癖はカレー」イベントにも出店されていました。
さて、お店はこの辺りのはず・・・

・・・ん?
あ、ありました。

大きな和食屋のお屋敷の一角に、これまた和風な入り口が。

「アジアごはんとスパイスカレー アドゥマン」
看板の下にはバオバブのマーク。
アフリカ??
そう、店内へと入れば、そこはアフリカンアートの世界。


「和×アフリカ」の独特な世界観です。

アフリカンバティックを用いたオリジナルグッズの販売コーナーも素敵。

き・・・気になるものが沢山!!

子供がはしゃいでも大丈夫そうな、広々とした座敷席。
あ、私ははしゃぎ回ってませんよ。
こちらのお店、普段はタイのグリーンカレーやトムヤム麺などの「アジアごはん」を提供しており、スパイスカレーは木・金限定。

この日は週末ではありましたが、さとつー氏の事前交渉で特別にスパイスカレーを提供してくれることに!
「ajabu!」(素晴らしい!)
そして出てきたカレーがこちら。

★3種あいがけ ¥1200
・ベジタブルカレー
・和だしのきいたキーマカレー
・直火炙り豚筋カレー
美しい!
地元の野菜や米を用いた地産地消な一皿ながら、盛り付けや配色のセンスにはやはりアフリカンアートを感じます。
どうやらここのご主人、BanebanEというアフリカンパーカッションバンドもやられているようなんですね。
何か納得。

ベジタブルカレーはどこかネパールのタルカリを思わせるホックホクの優しさ。

一方和だしのきいたキーマカレーは、これこそ大阪スパイスカレー!というべき一品。

そして楽しみにしていたのがこれ、直火炙り豚筋カレー。
前述の「口癖はカレー」イベントで出していたのがこのカレーなのですが、とても印象に残っていたんです。
コリッとした食感の豚筋を噛みしめれば噛みしめるほど滲み出る、薫香にも近いブワーッとした香ばしさ。
これはもう、この店独自の境地ですね。
このカレー3品以外にも、いきなり旨味たっぷりのマトンが入っていたり、
スリランカのポルサンボル的なものが乗っていたりと、自由な遊びがたくさん。
何がどう混じってどんな味になるのか予測できないJAMセッション感がとても楽しいですね!!
大阪スパイスカレーが本来持っているルールを超えた自由さと、地元食材や日本的な旨みの世界への愛情。
これはわざわざ食べに来るかいがあるスパイスカレーです。

食後には地元信州のブドウとリンゴがサービス。
なんだか田舎の親戚んちに遊びにいたような温かさもあってここ、最高の居心地じゃないですか。
店名の「アドゥマン」はフランス語で「また明日ね!」という意味・・・ではなく、ギニア語で「美味しい!」という意味。
けれど「また明日ね!」なって言っちゃって再訪問したくなるお店となりました。
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関連ランキング:アジア・エスニック(その他) | 伊那田島駅
長野が誇るスリランカ基地。「アルッガマゲ」(大田切)
category - カレー&スパイス・長野県
2017/
10/
07夏の長野縦断カレーツアー二軒目は伊那市、国道153号線沿いにあるこちらのお店へ。

「アルッガマゲ」
前々から訪問したいと思っていたスリランカ料理店です。
しかもただのスリランカ料理店ではなく、スリランカ雑貨の輸入やボランティアなど、幅広い活動で名が知れたお店。
先日東京で行われたスリランカフェスティバルでも、物販ブースを出していました。
しかし、こんな場所に、といったら失礼ですが、ホント凄い場所にあります。

木彫りの大きな看板、ここだけ別世界ですね。

スリランカの人気ブランド「BAREFOOT」の正規代理店でもあり・・・・

「長野スリランカ友好協会 友好の家」でもあり・・・・

そしてレストランでもあり、ティールームでもあると。
スリランカの一切合切がこの場所に詰まっています。
この日はランチの後のティータイムでの訪問。
(ディナーは日祝日のみ営業)

カレーはありませんが、「スウィーツセット ¥700」「揚げ物セット ¥1000」が選択可。
いずれも自社輸入したセイロン紅茶が付いてきます。
折角みんなで来たのですから、どっちも頼んでシェアしてみようじゃありませんか!
紅茶はフレーバーティー含めものすごい種類数。

迷った挙句私が選択したのは「サワーサップティー」。
スリランカで栽培されている果物サワーサップのフレーバーティーで、どこかライチにも似た爽やかな香りが特徴的です。

こちらは「揚げ物セット」の揚げ物三種。
・ベジタブルサモサ
・ビーフサモサ
・チキンバティス

まず揚げ餃子風のチキンバディス、中の具材がもう濃厚なドライチキンカレー!
これは美味すぎる、お弁当に入れて嬉しい一品ですね!
そして二種のサモサ、これまた具材の味が濃い!
もうね、充分にカレーを堪能している気分になってしまいます。
しかも厚手のパイのような皮の食感が手作り感に溢れていて、香ばしくて、油っこくなくて最高。
ちょっと今までで最高クラスのサモサでしたよ。凄い。

そしてこちら「スウィーツセット」のワタラッパン。
スリランカのココナッツプリンとも言うべきこの一品、嫌いな人はほとんどいないのでは??
安定の美味さです。
ゆったりまったり紅茶をいただき休憩しながら、物販をば見学。

スリランカ食材、調味料、かなり充実しています。
ジャムやドレッシングなど他では手に入らない品もあれこれ。

そしてこちらがベアフットコーナー。
物凄い品ぞろえ、もはや一軒のアパレルショップです。
カバンやクッションだけでなく、ぬいぐるみ的なものもたくさん。

モンガラカワハギに・・・・

カメレオンも。
ずっと見ていても飽きませんね。(え?買わないの??)
ええ、私が今回購入したのはグッズや食材じゃなくてこちら。

なんと!この店特製、冷凍の真空パックカレーが販売されているんです!!
しかもそのラインナップが素敵すぎ!!
お店ではカレーをいただけませんでしたが、しっかりテイクアウト。
東京に帰ってからいただいてみましたよ。

★ドライラムカレー ¥896
完全に汁気がないこのカレー、肉を噛むたび旨みがジュワッ!
羊肉好きには堪らない逸品!!

★鶏肝のマンゴーカレー ¥777
青マンゴーの酸味と鶏肝の旨み、一見脂っこそうですがそんなことは全くなく、
むしろ爽やかで軽やかな食後感のカレーでした。
立ち寄って一服、いろいろ眺めるだけでも楽しいのに、テイクアウトしたカレーのレベルが高いこと高いこと。
スリランカ雑貨にスリランカ食材、スリランカカレー、長野土産はもう、ここで決まりじゃないですかね!!
冷凍真空パックカレーは公式サイトからも購入可能みたいです。
⇒スリランカ紅茶 / アーユルヴェーダ商品の販売【アルッガマゲSHOP】
興味ある方は是非頼んでみてください。

「アルッガマゲ」
前々から訪問したいと思っていたスリランカ料理店です。
しかもただのスリランカ料理店ではなく、スリランカ雑貨の輸入やボランティアなど、幅広い活動で名が知れたお店。
先日東京で行われたスリランカフェスティバルでも、物販ブースを出していました。
しかし、こんな場所に、といったら失礼ですが、ホント凄い場所にあります。

木彫りの大きな看板、ここだけ別世界ですね。

スリランカの人気ブランド「BAREFOOT」の正規代理店でもあり・・・・

「長野スリランカ友好協会 友好の家」でもあり・・・・

そしてレストランでもあり、ティールームでもあると。
スリランカの一切合切がこの場所に詰まっています。
この日はランチの後のティータイムでの訪問。
(ディナーは日祝日のみ営業)

カレーはありませんが、「スウィーツセット ¥700」「揚げ物セット ¥1000」が選択可。
いずれも自社輸入したセイロン紅茶が付いてきます。
折角みんなで来たのですから、どっちも頼んでシェアしてみようじゃありませんか!
紅茶はフレーバーティー含めものすごい種類数。

迷った挙句私が選択したのは「サワーサップティー」。
スリランカで栽培されている果物サワーサップのフレーバーティーで、どこかライチにも似た爽やかな香りが特徴的です。

こちらは「揚げ物セット」の揚げ物三種。
・ベジタブルサモサ
・ビーフサモサ
・チキンバティス

まず揚げ餃子風のチキンバディス、中の具材がもう濃厚なドライチキンカレー!
これは美味すぎる、お弁当に入れて嬉しい一品ですね!
そして二種のサモサ、これまた具材の味が濃い!
もうね、充分にカレーを堪能している気分になってしまいます。
しかも厚手のパイのような皮の食感が手作り感に溢れていて、香ばしくて、油っこくなくて最高。
ちょっと今までで最高クラスのサモサでしたよ。凄い。

そしてこちら「スウィーツセット」のワタラッパン。
スリランカのココナッツプリンとも言うべきこの一品、嫌いな人はほとんどいないのでは??
安定の美味さです。
ゆったりまったり紅茶をいただき休憩しながら、物販をば見学。

スリランカ食材、調味料、かなり充実しています。
ジャムやドレッシングなど他では手に入らない品もあれこれ。

そしてこちらがベアフットコーナー。
物凄い品ぞろえ、もはや一軒のアパレルショップです。
カバンやクッションだけでなく、ぬいぐるみ的なものもたくさん。

モンガラカワハギに・・・・

カメレオンも。
ずっと見ていても飽きませんね。(え?買わないの??)
ええ、私が今回購入したのはグッズや食材じゃなくてこちら。

なんと!この店特製、冷凍の真空パックカレーが販売されているんです!!
しかもそのラインナップが素敵すぎ!!
お店ではカレーをいただけませんでしたが、しっかりテイクアウト。
東京に帰ってからいただいてみましたよ。

★ドライラムカレー ¥896
完全に汁気がないこのカレー、肉を噛むたび旨みがジュワッ!
羊肉好きには堪らない逸品!!

★鶏肝のマンゴーカレー ¥777
青マンゴーの酸味と鶏肝の旨み、一見脂っこそうですがそんなことは全くなく、
むしろ爽やかで軽やかな食後感のカレーでした。
立ち寄って一服、いろいろ眺めるだけでも楽しいのに、テイクアウトしたカレーのレベルが高いこと高いこと。
スリランカ雑貨にスリランカ食材、スリランカカレー、長野土産はもう、ここで決まりじゃないですかね!!
冷凍真空パックカレーは公式サイトからも購入可能みたいです。
⇒スリランカ紅茶 / アーユルヴェーダ商品の販売【アルッガマゲSHOP】
興味ある方は是非頼んでみてください。
北信州でまさかのMEALS READY!至福の南インド料理。「モンマルシメ」(牟礼)
category - カレー&スパイス・長野県
2017/
10/
06カレーグルイたちが集まり向かった、夏の長野カレー紀行。
1軒目は長野のだいぶ北のほう、飯綱町にあるこちらのお店へ。

「モンマルシメ」
山あいの住宅街。
青い夏空の下、活き活きとした緑に包まれた建物。
一見ペンションにも見えますが実はここ、南インド・ケララ州のミールスを提供するガチなお店なんです。


北信州で見る「MEALS READY」の看板、とても不思議な気分ですね。

スタイリッシュなのに温もりが感じられる店内。

都心ではありえない贅沢な空間使いが心地よいです。
このまま雑誌の撮影スタジオに使えそう。

実は南インド・ケララ州の中心都市コーチンは古くからの国際貿易港。
神戸のようなハイカラな雰囲気もあったりするんです。
このお店の世界観は、そういう意味でとてもケララ的と言えるかもしれません。

現在ディナー営業はやっていないこのお店、ランチは南インドスタイルの定食「ミールス」。
その日の内容が看板に書かれています。

卓上にはミールスの丁寧な説明と、食べ方ガイド。
・・・この気配り、どこかで見たことありませんか??
そう、実はこの店のご主人である北野さん、
ニッポン南インド料理普及の大功労者である沼尻さんの「ケララの風Ⅱ」で修業していたことがあるんです。
この飯綱町は奥様の故郷で、現在はご夫婦でこの「モンマルシメ」を経営されています。
さ、この日のミールスがやってきましたよ。

★ランチミールス(ドリンク付き) ¥1500
・ダール
・ラッサム
・にんじんのトーレン
・じゃがいもとズッキーニのウラティヤトゥ
・オクラのパチャディ
・サンバル(茄子、オクラ、冬瓜)
・ニガウリのフライ
・梅のアチャール
・ココナッツチャトニー
・パパド
・ライス
あぁ、もう見るだけで美味しいですね。
窓から差し込む自然光に映える緑の陶器、華やかすぎず地味すぎず、抑制された彩りの料理たち。

まず、サンバル。
特筆すべきは具材の大きさ。
土地の野菜をその土地でいただく、美味しい食事の基本をスパイスがぐっと引き立てています。
もうこれだけで、移動距離分の価値はあります。

さらにダール。
これが意外なほどのパンチ。
しっかり効いたニンニクにギー、煮崩れて滑らかになった舌触りがもう堪りません。
長野らしく塩気が効いたゴーヤ、しっかり酸っぱい梅のアチャール、ココナッツが引き立つウラティヤトゥ・・・
それぞれがそれぞれの食材の味を活かしつつ、意外なほどのメリハリを生み出しています。
このお店の雰囲気からして、優しくほわっとした味わいのミールスをイメージしていたのが良い意味で裏切られました。
素直に美味い!!
そして忘れてはならないのがラッサム。
香り高くもシンプルで澄んだラッサムが、それぞれの主張をリセットする澄まし汁のような役割を果たしているんですね。
土地の食材の美味さと、メリハリあるスパイス使い・・・食欲増進効果が半端ではないところに、なんと!
これ全品おかわり自由なんですよね。
ヤバすぎます。
自制心との闘いです。

食後はセットのチャイ。
メリハリあるミールス後に甘めの仕立てが丁度よい感じ。
添えられた自家製の焼き菓子もたまりません。
これだけでも充分すぎる満足・・・なのですが、ここで終われないのがこの店の大変なところ。
実は奥様が作るスイーツも只者ではないんですね。

★プルーンのアーモンドケーキ

★ピーチメルバ
いやもうここ、カフェとしても120%成立してますよね。
ミールス同様、素材のしっかりした味を引き立てる、ビシッとした美味さのスイーツ。
特にピーチメルバの桃は筑摩白鳳という品種を使用、ジュワッとした果汁に夏の長野の魅力が詰まっていました。

場所といい、空間といい、料理といい、とにかく特別なこのお店。
北野さんご夫妻にしか作れない、素敵な世界観を堪能させていただきました。
この日は渋滞もあり、新宿から車で4時間半。
(運転していただいたフクスタグラムさん、ありがとうございます。)
たしかに気軽に行ける場所ではないのですが、周囲には野尻湖など観光の見どころもあり、
カレー行脚にかこつけて小旅行なんてのも楽しいんじゃないでしょうか。
というか、また行きます。
●「カレー細胞」Facebookページ
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●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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1軒目は長野のだいぶ北のほう、飯綱町にあるこちらのお店へ。

「モンマルシメ」
山あいの住宅街。
青い夏空の下、活き活きとした緑に包まれた建物。
一見ペンションにも見えますが実はここ、南インド・ケララ州のミールスを提供するガチなお店なんです。


北信州で見る「MEALS READY」の看板、とても不思議な気分ですね。

スタイリッシュなのに温もりが感じられる店内。

都心ではありえない贅沢な空間使いが心地よいです。
このまま雑誌の撮影スタジオに使えそう。

実は南インド・ケララ州の中心都市コーチンは古くからの国際貿易港。
神戸のようなハイカラな雰囲気もあったりするんです。
このお店の世界観は、そういう意味でとてもケララ的と言えるかもしれません。

現在ディナー営業はやっていないこのお店、ランチは南インドスタイルの定食「ミールス」。
その日の内容が看板に書かれています。

卓上にはミールスの丁寧な説明と、食べ方ガイド。
・・・この気配り、どこかで見たことありませんか??
そう、実はこの店のご主人である北野さん、
ニッポン南インド料理普及の大功労者である沼尻さんの「ケララの風Ⅱ」で修業していたことがあるんです。
この飯綱町は奥様の故郷で、現在はご夫婦でこの「モンマルシメ」を経営されています。
さ、この日のミールスがやってきましたよ。

★ランチミールス(ドリンク付き) ¥1500
・ダール
・ラッサム
・にんじんのトーレン
・じゃがいもとズッキーニのウラティヤトゥ
・オクラのパチャディ
・サンバル(茄子、オクラ、冬瓜)
・ニガウリのフライ
・梅のアチャール
・ココナッツチャトニー
・パパド
・ライス
あぁ、もう見るだけで美味しいですね。
窓から差し込む自然光に映える緑の陶器、華やかすぎず地味すぎず、抑制された彩りの料理たち。

まず、サンバル。
特筆すべきは具材の大きさ。
土地の野菜をその土地でいただく、美味しい食事の基本をスパイスがぐっと引き立てています。
もうこれだけで、移動距離分の価値はあります。

さらにダール。
これが意外なほどのパンチ。
しっかり効いたニンニクにギー、煮崩れて滑らかになった舌触りがもう堪りません。
長野らしく塩気が効いたゴーヤ、しっかり酸っぱい梅のアチャール、ココナッツが引き立つウラティヤトゥ・・・
それぞれがそれぞれの食材の味を活かしつつ、意外なほどのメリハリを生み出しています。
このお店の雰囲気からして、優しくほわっとした味わいのミールスをイメージしていたのが良い意味で裏切られました。
素直に美味い!!
そして忘れてはならないのがラッサム。
香り高くもシンプルで澄んだラッサムが、それぞれの主張をリセットする澄まし汁のような役割を果たしているんですね。
土地の食材の美味さと、メリハリあるスパイス使い・・・食欲増進効果が半端ではないところに、なんと!
これ全品おかわり自由なんですよね。
ヤバすぎます。
自制心との闘いです。

食後はセットのチャイ。
メリハリあるミールス後に甘めの仕立てが丁度よい感じ。
添えられた自家製の焼き菓子もたまりません。
これだけでも充分すぎる満足・・・なのですが、ここで終われないのがこの店の大変なところ。
実は奥様が作るスイーツも只者ではないんですね。

★プルーンのアーモンドケーキ

★ピーチメルバ
いやもうここ、カフェとしても120%成立してますよね。
ミールス同様、素材のしっかりした味を引き立てる、ビシッとした美味さのスイーツ。
特にピーチメルバの桃は筑摩白鳳という品種を使用、ジュワッとした果汁に夏の長野の魅力が詰まっていました。

場所といい、空間といい、料理といい、とにかく特別なこのお店。
北野さんご夫妻にしか作れない、素敵な世界観を堪能させていただきました。
この日は渋滞もあり、新宿から車で4時間半。
(運転していただいたフクスタグラムさん、ありがとうございます。)
たしかに気軽に行ける場所ではないのですが、周囲には野尻湖など観光の見どころもあり、
カレー行脚にかこつけて小旅行なんてのも楽しいんじゃないでしょうか。
というか、また行きます。
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