町田にタイ東北イサーン地方の料理を提供する新店がオープン。
しかもここ、ちょっと普通とは違う素晴らしいお店だったのです。
「タイ東北酒場 ソムタムローンプレーン」2020年2月17日オープン。
相模大野のタイ料理店「ソイガパオ」が新たなコンセプトでスタートした意欲的なお店です。
まず、入り口が面白い。

飛行機でタイに着いて・・・

バンコク市内を経由・・・

タイ東北イサーンへと到着!

店内は非常にオシャレでエレガント。

照明にイサーンの竹細工を用いるなど、楽しい工夫も。
メニューにはイサーン名物のソムタムやラープ、トムセープにガイヤーンだけでなく、面白い捻りが効いた料理もあれこれ。
お酒だって気が利いています。
★シンハー樽詰 (大)¥840おそらく町田初、ドラフトタイプのシンハービール。
これは美味いですよー!
ちなみにドリンク一杯オーダーでテーブルチャージ300円が無料になるシステム。
、「モーラム酒店」同様、飲む人に有利なこの仕組みですが、もっといろんな店に拡がればいいと思ってます。
さて、まずは店名にもあるイサーン名物青パパイヤサラダ、ソムタムを頼んでみましょう。
★ソムタムカオポート ¥700
・カイケム(卵の塩漬け)トッピング +¥150発酵した魚「パラー」を用いた本格ソムタムにトウモロコシを加え甘辛仕立てにした一品。
なかなか遭遇することのない珍品ですね。
さらにトッピングでソムタムを好みの味にカスタムできるのも面白いところ。
カイケム、最高ですよ。
そしてお次は私の大好物、イサーンの激辛挽肉サラダ、ラープを頼んでみましょう。
★生馬肉のラープ ¥820なんという変化球!
現地でいただくのはちょっとリスキーな生肉ラープ「ゴォイ」ですが、用いているのが新鮮な馬肉という!

程よい辛さとカオクワのザクザク感、そしてたっぷり用いられたバイマックルーの爽やかさ。
そこに柔らかな馬肉の旨味が合わさって堪らない美味さとなっています。
絶対的おススメですよ。
★生マナオサワー ¥500タイのライム「マナオ」を用いた、しっかり濃いサワー。
呑兵衛も満足。
★ラープトード ¥680一見、肉団子。
けれどこれ、ラープの揚げ団子なんです。
揚げた分、辛さは抑え目ですが、旨味とスッパ辛さが感じられ、最高の酒のつまみとなっています。
★クイッティアオガイトゥン ¥820締めは蒸し鶏のせ汁麺で。

中太麺センレックを使用し、スープはすっきりシンプルな味つけ。
そう、ここから卓上調味料で味を調えるのがタイ現地式なんです。

私はプリックナンプラーをたっぷり入れていただきましたよ。
世間に日和ったテンプレタイ料理では決してない、けれど一般人がとっつきにくい現地式ゴリゴリでもない。
独自の捻りが入った料理の数々は、オリジナリティに溢れながらも、ちゃんと「わかってる」感が素晴らしい。
タイ料理への深い愛情を感じます。
そして一皿一皿の程よいポーションで、チョイ飲みにも対応。
人気店「マイペンライ」など、タイ料理店がいくつかある町田ですが、ここはちゃんと流行ってほしいお店ですね。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
個性派カレー店の多い町田。
こちらもなかなか個性的ですよ。
「カレーのモコモコ」今年で創業20年。
この場所に移ってから17年という古参カレー店です。

メニューはタイ風・欧風・南インド風と、バリエーション豊か。

店内のムードもなかなかのものです。

さて、タイ風・欧風・南インド風どれにしようか?
迷ったらやはり、ハーフ&ハーフ。
★ハーフ&ハーフ
・南インド風大辛カレー(チキン)¥580
・モコモコ欧風カレー中辛(ビーフ) ¥580お店のムードからは意表を突く、給食トレイでの提供!
これこそ個性!
しかも南インドと欧風のハーフ&ハーフなんて、そうそうあるものじゃあありません。
けれどそもそもカレーという食べ物の概念、異なる食文化の融合によって生まれたものと考えると、別に不思議ではないのです。

まず、南インド風大辛カレー(写真奥)
昨今増えた、現地の方による南インド料理とは違います。
むしろ、80年代に一世を風靡した激辛の元祖「ボルツ」や、北参道から我孫子に移転した「紅屋」、中神「ガヤ我屋」などを彷彿とさせる、独特の味わい。
スパイスをホールではなくグラインドしたり、パウダー使用したりした、粒子感ある食感がなんともノスタルジック。
辛さはそこそこで(個人差あり)、結構クセになる味わいです。
そして、モコモコ欧風カレー。
こちらは限りなく滑らかな舌触り。
このような欧風カレーをジャスミンライスにあわせていただくこと自体なかなかないので、ちょっと面白いですね。
まさに、2つの味が楽しめるハーフ&ハーフ。
流石に混ぜ合わせることはしませんでしたが(笑)
居心地も良く、近くにあったらホームグラウンドになっちゃいそうなお店でした。
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関連ランキング:カレーライス | 町田駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
町田のタイ料理といえば「まいぺんらい」が有名ですが、こちらも負けていません。
「バンコク食堂 ●ロイチン●ン」あ~照明の関係で一部読めませんね。
アングルを変えてみましょう。
「バンコク食堂 アロイチンチン」「アロイ」は美味しい、「チンチン」は・・・ググってくださいまし。
日本人からすればかなりインパクトある名前だけに、
水道橋と新橋にある
「バンセーンアロイチンチン」の系列かと思ってしまいますが、あちらは「バンセーン」系。
こちらの「アロイチンチン」は、なんとバンコクにある同名店の系列なんです。
★ビアラオダーク ¥650タイ北部と隣接するラオスのダークビール。私の好きなビールがあって嬉しい!
アルミカップをカポッとかぶせた瓶が現地屋台っぽいです。
お通し(¥300)はトムヤムマカロニ。
これもなかなか。
★ソムタムコームーヤーン ¥780
ソムタム=青パパイヤの酸っぱ辛いサラダと、コームーヤーン=炙り豚トロとのミックスメニュー。
これがビックリするほど美味い!!
酸っぱくて辛くて香ばしくて最高!!!
リピート確実、注文マストメニューですよ。
★カオソーイチェンマイ名物の「カレーラーメン」カオソーイ。
ココナッツミルクたっぷりでほどよき辛さのスープと中華麺、
まるごと骨付きチキン、カリッカリの揚げ麺にパクチートッピング。

レモンをチューっと搾っていただきます。
ボリュームも程よく、真夜中の締めにも最適な「カレーラーメン」。
なんてったってここ、夜中の一時までやってんですから。
若い店員さんたちの活気もいいし、二階席もあるし、料理も美味いしで、なかなか見逃せない良店ですよ。
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関連ランキング:タイ料理 | 町田駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
恵比寿のネパール料理の名店「ソルティモード」が町田に進出!?
「Soaltee Mode(ソルティーモード)」2016年3月12日オープン。
「町田店」と銘打っていないのには訳があって、実はここ、「2号店」ではなく「姉妹店」。
恵比寿「ソルティーモード」店主の知り合いである為谷さんが、「暖簾分け」として町田にオープンしたお店とのこと。
リトルカトマンズ新大久保を爆心地とし、ここ1、2年で都内に急激に増殖する現地式ネパール料理店ですが、町田エリアはまさに処女地。
良いところに目を付けたものです。
雑居ビルの上にある隠れ家的な本家とは対照的に、通りに面したオープンスタイル。
ネパール料理を広く町田の人々に食べてほしいという姿勢の表れでしょう。

★キューバリバー ¥750ネパールのククリラムベース。
流石呑み系ネパール料理店だけあって美味いですね。
料理メニューを見てみましょう。


ラインナップ、そして価格設定も恵比寿「ソルティーモード」とほぼ共通。
単品メニューは大体700円台~4桁と、町田で改めて見てみると、チト割高に感じます。
(ま、新大久保あたりのネパが安すぎるってのもありますが)
単独訪問でおつまみ数点とお酒を頼むと平気で3000円は超えてしまいそうですが・・・
このメニューがあるので安心。
★ダルバート ¥1300今や東京でもポピュラーな存在となりつつある、豆(ダル)スープとご飯(バート)を基本としたネパール定食。
日替わりカレー2種とアチャール、ダルスープ、ライスという構成で、本店同様ワンプレートスタイルでの提供です。

この日のカレーはチキンとジャガイモ。
基本のレシピは恵比寿「ソルティーモード」を踏襲しているそうですが、作り手変われば塩梅変わるもの。
全体的に油や塩気が抑え目な、優しい味付けだと感じました。
二人以上で訪問の際には、チョエラとかスクティとか、濃い目の味付けの料理を追加注文、
シェアして混ぜるとより良いかもしれません。(呑兵衛味覚の感想です。)
兎にも角にも、町田エリア初の現地式ネパール料理店。
願わくば、この店に触発されて他ネパール店も現地式メニューを出すようになれば嬉しいですね。
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関連ランキング:ネパール料理 | 町田駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
町田には個性的なカレーの名店が2つ。
一つは日本一のカツカレーで有名な「アサノ」。

そしてもう一店がこちら・・・
「アッチャ」
店主は東インド・ベンガル出身の料理研究家、ロイチョウドゥリー・ジョイさん。
非常に個性的で、日本語堪能・・・という以上に、
日本語でダジャレやジョークをちょいちょい挟んでくる、とっても楽しいおじさんです。

店内はジョイさんの人柄・個性があちこちに炸裂。
ちょっと愉快で、ちょっとエモーショナルな世界。
ジョイさんと黒澤明やラモス瑠偉とのツーショット写真があったりもするのですが、
お店に来た、というわけでなく、ジョイさんの方が訪問している感じなのがインパクト大ですね。

まず登場するのはサラダ。
大根シャキシャキ、和風ドレッシングも美味いですね。
さて、ここ
「アッチャ」のカレーは、ジョイさんの故郷・東インドの料理がベースとなっていつつも、
日本の米、日本の食材に合わせた完全オリジナルなスープ状のカレー。
他のどこにもない、オンリーワンなカレーライスなんです。
★B-SETカレー ¥1200チキン・野菜そして溶き卵のカレー。
初めての人がまず驚くのは、そのボリューム!!
とにかく皿がでかく、「喰いきれるか???」と戦慄する人もいることでしょう。
しかし食べ進むとあら不思議、するするっと胃におさまってしまう。
カレーが完全なスープ状で、ひたされた具材やご飯がおじやのようで食べやすいだけでなく、
一見それほど辛くなく、スッキリしているのに食べているうちにジワッとくる独特な味わい。
これが食欲を増進するわけです。
まさに医食同源、料理研究家ならではのマジックですね。
★サンマカレー ¥1200東インド・ベンガルといえば魚カレー。
この日はサンマのカレーがありました。

サンマが丸々一匹、皿にすっぽり収まってしまうのですからそのボリュームがわかるでしょう。
こちらはスープに魚の味がかなりしみだしており、また別な味わい。
猫まんま感がアップしておりますが、よりベンガルらしさが際立つ一品となっていましたよ。
(とはいえ、純粋なベンガル料理かといえば、やはり独特アレンジですが。)
食後はチャイ。

これが凄い。
ショウガを刻むところから作ってくれるのですが、そのショウガ感がもの凄いんです。
ショウガの繊維を紅茶とともにいただく感じ。
並大抵の風邪なら一瞬で吹き飛んでしまう勢いですよ。
体の中からポカポカするカレーとチャイ、食後は新陳代謝がかなり活発に。
単なる謳い文句ではなく、ホントに体が元気になるカレーなのでしょう。
2015年第91回箱根駅伝で悲願の優勝を果たした青山学院駅伝部の原晋監督もここの常連だそうです。
かように素晴らしく、オンリーワンなこのお店ですが、ここ数年のネット口コミでは「アサノ」に大きく水をあけられた感が。
その大きな理由はおそらく、駅からちょっと離れているから。
例えば食べログで「町田 カレー」で検索をかけて出てくるリスト、これ実は町田駅から800m圏内の検索結果なんです。(以前は500m圏内でした)
駅から800m以上離れたお店を検索結果に上げるには、手動で駅からの距離を変更しなければならないんですね。
コアなファンや常連が付いているお店なので、ネット口コミの影響がどれほどなのかはわかりませんが、もっともっと再注目されてよいお店だと思います。
ジョイさんにもまた会いたいしね。
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