カレー&スパイス・シンガポール
超本場!海南チキンライスとチキンカレー。「Chatter box」~ケララ楽園紀行-31-
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シンガポールのシンボル「マーライオン」。
本家本元の像は高さたった8mしかない、「世界三大ガッカリ」の一つなのですが・・・
セントーサ島にはなんと、高さ37の「マーライオンタワー」があり、こちらはなかなかの迫力。

中を登って口の中から市内を見わたすこともでき、
さらに夜には目からビームが出るという、東宝怪獣映画も真っ青なインパクトなのです。
・・・やり過ぎという説もありますね。
さて、マーライオンと並ぶ(?)シンガポールの名物といえば「海南チキンライス」。
(海南鶏飯=ハイナンチーファン)
市内には色々なお店があり、それぞれに個性があって迷うのですが、
時間的にハシゴは無理ということで・・・一番有名な、こちらのお店へとやってきました。

「Chatter box」(チャターボックス)
お店の場所はオーチャードロードのマンダリンオーチャードホテル脇、マンダリンギャラリー5F。
マンダリンオーチャードシンガポールが1971年8月に創業したのと同時にオープンしたお店で、シンガポールのホテルレストランとして初めて海南風チキンライスを提供した店なのだとか。
現在ではシンガポールの観光ガイドにも必ず載るほどの有名店となっています。

ホテル内であり、観光客が押し寄せるということもあって、かなり広々とした店内。
インテリアもなかなかモダンですね。

Tiger Beer S$12.00
おなじみシンガポールのビールですが、なんとビンで出てこないという。
ハイソですな。

Mandarin Chicken Rice S$23.80
出てきましたよ。これが絶対名物の海南チキンライス。
チキンとジャスミンライスは別盛りになっており、
ジンジャー、チリ、醤油という3種のソースに加えて、スープが付いています。
価格は街場の屋台で食べるのと比べると5~10倍はするかも。
ま、致しかたなしですね。

鶏肉はオーダー時に部位が選べます。
これは・・・胸肉だっけな??
流石にふわっとした蒸し上がりで、かなり美味しいです。
ひんやり冷やされた鶏肉のゼラチンがプルプル。
3種のソースを付けて食べれば、あぁ、シンガポールに来たなぁという実感ひしひし。

鶏ガラで炊かれたジャスミンライスも味が濃くていい感じです。
評判通り、一度は食してみる価値のあるチキンライス。
何軒か食べ歩くなら、屋台のチキンライスとここのチキンライスを食べ比べる、
なんてのもいいですね。
さてさてしかし、カレー細胞的にはこれで終わるわけはありません。
行っちゃいましたよ。カレー。

Chichen Curry S$21.00
マレーシア式ということになるのでしょうか、ココナッツミルクを用いたチキンカレーです。
スチームライス、パパダム、野菜のアチャールがついてきます。

鉄鍋で供されたカレーはアッツアツ。
ココナッツベースのカレーにチキンライスと同等の贅沢チキンと、
素揚げのジャガイモ、その他野菜がタップリ。
辛さもほどほどにあって、なかなかの仕上がり。
「海南チキンライスの有名店のチキンカレー」
実に実にリッチなカレーですよ!!!
良いなぁ~これ。

アチャールもなかなかスパイシーで良い感じ。
シンガポール旅行でこの店を訪問する日本人の九割方は、
海南チキンライスを注文するかと思うのですが・・・・
そこのカレー好きなあなた!!
そしてそこのへそまがりのあなた!!
チキンカレーもなかなか良いですよ~!!
さて、ということでトランジットとは思えない充実のシンガポール周遊もおしまい。
このあと大急ぎで空港へ向い、無事成田へ。
たった5日足らずの南インド・ケララ州への旅。
行き帰りのシンガポールでのトランジットも含め、
グルメ、自然、伝統文化・・・なんとも充実した内容でした。
記事数が31にまで及ぶとは・・・一体だれが想像したでしょう(笑)
ともあれ、一件落着。
ケララ楽園紀行、この辺でお開きに!!
Chatter box CoffeeHouse
Mandarin Orchard Singapore,333 Orchard Road
Singapore 238867
日曜~木曜: 午前11:00~深夜1:00
金曜、土曜及び祝祭日前日: 午前11:00~深夜2:00
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関連ランキング:タイ料理 | オーチャード・ロード周辺
悶絶美味なるエッグタルト。「Tong Heng(東興)」~ケララ楽園紀行-30-
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国際貿易都市シンガポールにはリトルインディア、アラブ人街区など、
さまざまな文化ごとの街区があり、それぞれ独特な風景、文化、食を楽しむことができるのですが、
なかでも最も古く歴史があるのがこのチャイナタウン。
1819年に東インド会社副総督ラッフルズ卿がシンガポールを貿易港として開いたその約二年後、
中国福建省からの初の移民船が到着、現在のチャイナタウンのあたりに街を築いたといわれています。
つまりここは、シンガポールで最初に街ができた場所だとも言えるのです。
観光スポット、買い物スポット、グルメスポットにこと欠かないこの活気ある街で、
私が立ち寄ったお店はここ。

「Tong Heng(東興)」
エッグタルトや月餅で名高い中華菓子の老舗です。

ショウウィンドウには鮮やかな菱形のエッグタルト。
そのツヤが異様に食欲をそそります。

店内、店先にイートインスペースがあるので、ちょっとこの場でいただいてみましょう。

Egg Tart (一個)1.40s$ Tax7%
しかし何度見ても美しい黄色!!
さくっと固めのタルトに、濃厚かつトロトロの玉子クリーム。
甘さも程よく、これはまさに悶絶美味!!!
これなら何個でもいけちゃうなぁ・・・・いやいや。
東京にも支店ができたらいいのに。
絶対大繁盛店になるとおもうんですが・・・・
まぁ、ここまで来ないと食べられない、ってのが醍醐味ってもんですけどね。
ここはいつか必ず再訪しちゃいますよ~!!!
みなさんも是非~!!!
(つづく)
Tong Heng
285 South Bridge Rd.S'pore 058833
Tel:6223-3649/6223-0398
9:00-22:00
※クレジットカード不可
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関連ランキング:中華菓子 | チャイナタウン
シンガポールNo.1サンド!「The Moomba tuck・shop」~ケララ楽園紀行-29-
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南インド、ケララ州を離れ、トランジットで降り立ったのはシンガポール。
およそ7時間のトランジットは、市内観光として十分な時間です。
ケララとはうって変わった未来的景観。
シンガポールは東京を上回る「都会」なのです。
MRT(シンガポールの地下鉄)でRaffles Place 駅(EW14-NS26)へ。
世界三大ガッカリとして有名な本家マーライオンがあるエリアです。
近くにはSMAPのCMで有名になった、三つのビルをまたぐ船状の空中庭園もありますよ。
着いたのはまだ朝。
まずはモーニング、というときに、見つけました。
Best Eats 2010で「シンガポール1のサンドウィッチ」に輝いたお店を!!
お店の名前は「The Moomba tuck・shop」
「The Moomba restaurant」「The Moomba wine・shop」
と同じ経営のサンドウィッチ店だそうです。
店内は、とっても洗練されてモードな「サブウェイ」といったところでしょうか。
多彩なメニューにワクワクしますね。
選べるパンの種類もなかなか豊富ですよ。
自由に組み合わせて注文してみましょう。
Turkey Cold-cut S$10.00
Ham & Swiss Emmenthal S$9.00
W.Pastrami Sandwich S$13.80
いやぁ、確かに美味い。
まさに洗練された都会の味、とでも言うべきでしょうか。
Tea-Organic S$3.00
店内にはノートPCを開いて朝食を食べるビジネスマンがちらほら。
市内全域wi-fi化が実現しているシンガポールらしい光景ですね。
さ、気分も都会モードに切り替えられたことだし、
お腹もほどよく満たされたことだし、
「世界三大ガッカリ」として名高いマーライオンまで、ちょっと歩いて行きましょうか!
予想より小さいとか、チャッチイとか、そんなことでガッカリする私ではありませんよ!!!
・・・しかし、「世界三大ガッカリ」の実力は、そんな予想も遥かに上回っていました。
なんと・・・
見えねぇwww
鉄骨と赤い覆いに隠れて、肝心のマーライオンが全く見えません!!!
魚の部分はかろうじて見えるのですが・・・肝心のライオン部分が見えねぇ!!!
これは本当にガッカリ!!!!
実はこの覆い、とある日本人アーティストによる「作品」。
観光名所であるマーライオンを見えなくし、違う角度から鑑賞することで、
新しい発見を云々・・・・ってアンタ!!
発見どころか喪失感しかないんですが!!!
アートという名のもとなら何をやっても「斬新でしょ?」で済んじゃうって勘違いの見本ですな。
「世界三大ガッカリ」は日本人アーティストとのコラボによって、
さらなるガッカリの高みにまで上り詰めていたのでした・・・・
(つづく)
The Moomba Tuckshop
4 Battery Road, #B1-01 Bank Of China Building, Singapore.
Opening Hours:Mon–Fri: 8am – 6pm
http://www.themoomba.com/
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チャンギ空港、フードコートでローカルフード三昧。(Singapore)~ケララ楽園紀行-2-
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南インド・ケララ州への旅。
シンガポール航空でシンガポール・チャンギ空港へ。
そこからシンガポール航空の子会社シルクエアーに乗り継いで、
ケララ・コーチン空港へフライト。
・・・なのですが、
珍しいことにフライトに遅れが。
トランジット三時間の予定が、たっぷり5時間に。
折角できた時間、世界最高の空港ともいわれるチャンギ空港のフードコートを楽しむとしましょう。
チャンギ空港ターミナル2、トランジットラウンジ3階。
24時間営業のフードコートには、シンガポールの名物料理がズラリ。
まずはこちらのお店を攻めてみましょう。
「RON CHENG BAK KUT TAH」
シンガポールの名物料理、バクテー(肉骨茶)のお店です。
バクテーは豚のあばら肉を中国醤油と漢方で煮込んだ料理。
いやぁ、美味そうですね。
BAK KUT TAH 肉骨茶 S$7.00 (約460円)
ま、メニュー写真とは随分見た目が違いますが・・・より屋台っぽいってことでOKでしょう(笑)
見た目は澄んだスープなのに、お味は濃厚。
いい意味でチキンラーメンのスープみたい。
B級テイスト満載ですが、肉にも味がじっくり染み込んでなかなか美味しいです。
Braised Beancurd 豆干 S$1.20 (約80円)
中国醤油で煮込んだ豆腐。結構コシガあって、燻製みたい。
これもまた美味しい。
さて、時間には余裕があるので、同じフードコートでもう一軒試してみましょう。
「福成金山鶏飯 FOOK SENG GOLDENHILL CHICKEN RICE」
こちらもシンガポール名物、海南チキンライスのお店。
いかにも職人って感じのシェフが腕を振るっていました。
さぁ、機内食のチキンライスと食べ比べてみましょう。
CHICKEN RICE CLASSIC SET S$5.50 (約360円)
おっと、さっきのバクテーと比べると割安感がありますね(笑)
こちらのチキンライス、鳥の皮がパリッパリに仕上がっていて、まるで北京ダックのよう。
なるほどチキンライスも店によっていろいろあるようですね。
値段を考えてもなかなか美味しいチキンライスでした。
このフードコート、他にもラクサや・・・
南インド料理・・・
それにベジタリアン専門インド料理など・・・
そそられるお店が軒並み並んでいるのですが・・・胃袋は一つ。
それにもうひと飛びすれば、本場の南インド料理を存分に楽しみことが出来るのですから、
我慢我慢。我慢ですよ。
(続く)
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チャンギ。世界最高の空港。in Singapore.~ケララ楽園紀行-1-
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さて、ケララ楽園紀行、その旅を時系列でご紹介していくその第一弾は、
トランジットで立ち寄ったシンガポールはチャンギ空港のご紹介。
震災の影響で運休が続く成田エクスプレスに代わり、
新しくなった京成スカイライナーで成田へ。
サービスに定評のあるシンガポール航空で日本を出発!
機内食はシンガポール名物チキンライスです。
チキンもご飯も味が濃くてなかなか美味い!!
評判どおりの設備、サービス、そして食事ですね。
映画ほぼ三本分、7時間あまりのフライトを終え、
シンガポールはチャンギ空港へと到着。
ここでほぼ三時間のトランジットとなるのですが・・・
退屈するどころか、時間がいくらあっても足りないって感じ。
なぜならここチャンギ空港は世界一とも称される施設・設備、
そしてサービスを誇るスーパー空港なのですから。
成田・羽田を遥かに凌ぐブランドショップの数々。
市街のショップより高かったら差額の二倍を返金⁉なんて強気の表示も。
様々に整えられた公園にはシダが植えられ、池には錦鯉が優雅に泳ぐ。
空港中至るところにある無料インターネット。
Wi-Fiだって無料で繋ぎ放題。
それどころか無料のXboxコーナーに、
無料の3D体験コーナー、
さらには無料のネットゲーム体験コーナー(端末はGalaxy)、
無料のドクターフィッシュセラピーまで…
あ、セブンイレブンだってあります。
売っているものがちょっと違いますが(笑)
鼻血が出そうなほど充実した設備。
噂は本当…いや、噂以上でした。
こんなに凄けりゃもう、シンガポールに入国しなくても充分楽しめるじゃない…
と、そう思ったら、ありました。
空港内にホテルまで。
凄いや。
さて、でも折角シンガポールに来たのなら、シンガポールの料理も食べたいなぁ。
ありましたよ。もちろん。
空港内で食べるシンガポールローカル飯。
(続く)
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