下北沢を中心に、コンセプチュアルな飲み屋やカフェ、美容室などを展開する「呑もうぜグループ」が、代田橋の沖縄タウン入口にオープンさせた沖縄×カレーBAR。

「酒里城」(しゅりじょう)2019年10月にとんでもない事件が発生・・・・
まさかのショベルカーがお店に突っ込んできたんですね。
それから修復に時間がかかったようで、ご苦労様です。
(その後、本家の首里城も炎上。一体何が・・・・)

ともあれ完全修復、綺麗になった店内。
席の配置も変則的で、座る場所や向きでディスタンスを保つこともできそう。
★オリオンビール ¥700やっぱ沖縄ですからオジー自慢のオリオンビールから。

お通しはきゅうりとミミガーの和え物。
★島らっきょう ¥500アンチョビペーストにつけていただくアイデアがなかなかにナイス。
これはみんな真似すると良いですよ。
そしてカレー。
いわゆるカレープレートもあったのですが、惹かれたのはこちら。
★オキナワカレーそば ¥1000沖縄舌になっちゃったら、最後は沖縄そばで締めたいですからね。
そばとカレー両方食べたら腹パンになっちゃう。だからこれ。

いわゆるソーキそばやカレーうどんのように麺が汁に漬かっているのではなく、
汁無しソーキそばにカレーがサッとかかっている状態。
ほどよくスパイシーで、これは締めに最適の一杯ですね。
★コーヒー泡盛 ¥600個人的にカレーの後は珈琲、なのですが、ここは沖縄。
泡盛でアルコール追加補給です。
最初から最後まで、結局なんやかや沖縄。
なのにカレーもお酒もコーヒーもいただいているという、なんとも有難いお店なのでした。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
鯛出汁豚骨ラーメン専門店として話題だったお店が、ガラリと路線変更。
生姜醤油ラーメンと生姜カリーのお店に。
こういうこともあるんですね。
「我武者羅」こちら幡ヶ谷本店の他、代々木に支店、さらに幡ヶ谷に別ブランド「心や」も展開しています。
店主の蓮沼氏はフレンチを学んだあと、家系ラーメンのお店で修業し、独立しますが、
その後、鯛出汁豚骨ラーメン専門店「我武者羅」をオープンすると、メディアに次々と取り上げられ話題に。
ところが鯛出汁の原価高騰をきっかけに、お店のコンセプトをガラリと変更。
生姜醤油ラーメンの店として生まれ変わりました。
実はこの「生姜醤油ラーメン」、蓮沼氏の故郷である長岡のご当地ラーメン。
フレンチ→家系→鯛出汁と経て、自身の原点に回帰したというわけですね。
深いです。
そして、お店のもう一つの名物が、生姜醤油ラーメンに合うよう開発された生姜カリー。

券売機の上にもデカデカとアピールされています。
『カリーは「飲み物」 セットドリンクです。』
などと書かれていますよ。

さあさあ、セットドリンク付き生姜醤油ラーメンがやってきましたよ。
★特製生姜醤油ラーメン ¥1100まず、盛り付けが非常にカッコイイです。傾奇者の一杯です。
シャンと立った海苔には家系の面影を感じますね。
中央の生姜を崩しながらいただきます。
家系から鯛出汁の流れがあったので、ガツンと濃い味を予測していたのですが、
スープは澄み渡るほどにシンプルな醤油味。
麺の味がしっかりわかるほどの優しさです。
そこに生姜の刺激がじんわり来て、なるほどと。
一口目のインパクトを競い合うことが多い、昨今の飲食業界の真逆を行く、
通うたび自分の記憶になっていく味とでもいいましょうか。
ロングセラーの定番となるのはこういう味なのでしょう。
★我武者羅の生姜カリー(ミニ) ¥300一方、カレーは食べ口濃厚。
基本はとろみある和のカレーです。
ツンツンに立った九条ネギがこれまたカッコいいですね。

カレーの中には刻まれた生姜が。
これまたじんわり効く感じで。
ジンジャーラーメンとジンジャーカレーのダブルジンジャー。
風邪の予防にもとっても良さそうです。

現在はラーメン、カレーともにテイクアウトにも対応。
お家でダブルジンジャーも良いですね。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
代田橋の沖縄タウンから少し外れた場所に、ネパール人による和印折衷居酒屋があります。

「家帝 大原店」「家帝」と書いて「イエティ」。
ヒマラヤの雪男を漢字で表現するあたりにも和印折衷の魂を感じますね。
あ、いや、正しくは和ネパ折衷ですが。
方南町にも系列店があります。

店内は一見、和風居酒屋。
けれどよく見ればランプシェードはネパールの紙。

よく見りゃヒマラヤ山脈の写真も飾られています。
この日はふらりチョイ飲みの気分。
居酒屋使いで行きましょう。
★ウコン割りサワー ¥400なんだかウコン感(つまりターメリック感)が強く、とても美味い!
★チーズのから揚げ ¥450きっとそうだろうと思いオーダーしたのですが、やはりそうでした。
こちらインドのカッテージチーズ「パニール」の唐揚げですね。
こういうのが食べたかったんですよ。
★すなぎも炒め ¥450普通の砂肝じゃない、クミンをはじめ、なかなかスパイスが効いています。
これ、ネパール式の砂肝炒め「パングラフライ」ですね。
たまらんな。
もっともっと食べたい気持ちを抑えつつ、この日は打ち止め。
また、代田橋ハシゴに使おうっと。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
参宮橋に、とってもとっても興味深いカレー屋さんが誕生しています。
「東西香味咖哩商会」圧巻の八文字熟語ですが「トウザイスパイスカリーショウカイ」と読みます。
実はここ、「紅虎餃子房」や「万豚記」など独特の筆文字書体でおなじみ、際コーポレーションが手掛けるカレー専門店。
「際」の中島武社長はオリジナルカレーを自ら調理する、筋金入りのカレー好き。
今までも「際」が手掛けるあちこちのお店で、振り切った辛さや痺れにお世話になってきた私からすれば、もう待望のカレー店なわけです。

様々な文化がミックスしたオールド香港を彷彿とさせる店内。
ここでどんなカレーが提供されるのかといえば・・・・
これがビックリ。

南北インドにスリランカを加えたミックスターリーと、「際」独自のアプローチで提案するオリジナルのクラフトカレーの2系統。
この店をオープンするにあたり、「エリックサウス」「タップロボーン」出身のスタッフや、コルカタ出身のシェフを招聘するなど、本気度はマックス。

カレーのみならず単品料理やお酒も充実しており、使い方はさまざま。
どれを注文するか迷いますが、せっかくの「際コーポレーション」、まずは「らしさ」が際立つカレーを頼んでみましょう。
★羊肉とフェンネル、コリアンダーのスパイススパイシーカリー(M)¥1180
・???辛丸鶏を骨ごと粉砕して用いたソースに野菜や豆、スパイスを加えたカレー。
化学調味料不使用だそうです。
見るからに、見るからに濃厚なビジュアルですね。

一口いただくと、フェンネル、コリアンダー花椒の他に、八角がブワッと香ります。
そして花椒の痺れ・・・・まさにオリエンタルな刺激!!
そして・・・なかなかハイレベルな辛さ!!!
実はこの日鍋を振ってくださったのは、外ならぬ中島武社長ご本人。
もともと8辛くらいでオーダーしたのが、熱がこもってグレードアップしてくれたそうです。
その後、私がいただいたこの辛さを「10辛とする。」ことになったそうです(笑)
オープン直後のお店ならではの楽しい一幕でした。
ちなみにめちゃくちゃ辛いには辛かったのですが、個性的なスパイスの構成と、しっかりした羊肉のおかげで最後まで美味しくいただくことができました。
★ミントハイボール ¥420合わせるお酒は爽やかに。
★塩ラッシー辛さから胃腸を優しく守るには、やはり乳製品。
インドで培われた知恵ですよ。
流石というか、社長の思い入れが強く反映された、ワクワクするような「東西香味」空間。
これはちょっと何人かで訪問してディナーもしたいですね。
今後の展開にも期待です。
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東西香味咖喱商会 (インドカレー / 参宮橋駅、初台駅、南新宿駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
笹塚に西インド料理専門レストランが誕生!
南インドじゃないですよ、西インド。
「プリヤマハル東京」2019年8月19日オープン。

この日は大人数グループの方々がいらっしゃり、個室へと案内されました。

こちらの料理は西インド、マハラシュートラ州の料理が中心。
州都はボリウッドでもお馴染み大都会ムンバイ。
東京でもムンバイ出身シェフやムンバイの名を冠した店などは多いものの、明確に西インド料理を謳った店となると西葛西「レカ」、浅草「ガヤバジ」など数えるほどしかありません。
それがこの笹塚に。面白すぎます。
メニューを見れば、庶民派食堂の「レカ」とは対照的にレストランスタイルの提供そして価格帯。
なるほど、笹塚の客層はよいかもしれません。

最近とみに盛り上がる「スパイス吞み」も推奨。
お酒とスパイス料理の組み合わせで割引きになるほか、スパイス酒も用意しています。
これは嬉しい!
★笹塚ビール ¥800笹塚といえばこれ!の地ビール。
オリがあるタイプで、最初のほうと後のほうで味わいが変わるのも楽しいんです。
★サブダナワダ ¥800先ほどのビールと組み合わせて1500円。
100円お得です。
こちらはタピオカ粉で作ったワダで、弾力ある食感が持ち味。
緑のソースはミントチャトニかなと思ったらグリーンチリチャトニで意外にピリ辛。
さ、ムンバイといえばパン。
こんなローカル色溢れたセットがありました。
★ミサルパブ・ターリ ¥1550
・ムンバイパンとライス
・ミサル(揚麺の入った豆カレー)
・サブダナ(タピオカ炒め物)
・サール(トマトスープ)
・アムティ(樹豆のスープカレー)
・コシンビル(ピーナツ和えサラダ)
・チキンティッカまたはサモサ実に面白いですねぇ。

サイドメニューはチキンティッカを選択したのですが、なかなか美味しかったですよ。

中央のミサルはベビースターみたいな揚げめん入り。
これ、「レカ」でもいただけますよね。

さぁ、ムンバイパンに挟んでいただきましょう。
シンプルな味わいのムンバイパン、近所のベーカリーで焼いてもらっているらしいですよ。
他のローカルフードも、辛さというより甘みや酸味など、他の地方のインド料理とはちょっと違って面白いです。
★ベジサワー セロリ&レモン ¥700とにかくスッキリ、とにかく爽やかな一杯。
夏に飲みたい!
★チョウメン ¥990ネパール焼きそばとして知られるチョウメンですが、インドにもあるんです。
さて、西インドの焼きそばや如何に。
味付けは完全にインドのマサラ、ブラックペッパーが良く効いています。
細麺によく合いますね。
しかも刻みチキンティッカ入りで贅沢。
スパイシートマトスープ「サール」もついて、これはオススメです。
★アームラス ¥600マンゴーのとろーり濃厚デザート。
マハラシュートラ州はマンゴーなどのフルーツも豊富。
まるでジャムの如き甘さで、ラッシーによく合います。
★シュリカンドこちらはこの日たまたまあったスペシャル。
ヨーグルトにカルダモン、そしてナッツやドライフルーツを加えたデザートです。
クリーミィでリッチ、ディナーの締めに最高です。
南インド料理やベンガル料理ほどわかりやすくはないものの、インドの多様性を感じられる貴重なお店。

カレー弁当やら、タンドール焼き芋やら、テイクアウトも頑張っていますよ。
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カレーとハラール。文・写真:カレー細胞 | COLUMN | HOUYHNHNM(フイナム) ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



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