江古田の裏路地。
木・金・土のみ営業のカレー屋さん。

『スープとカレー』スープカレーではありません。
スープとカレー。
ここ大事。
店内はカウンター4席。

カレーは
・ソーキカレー
・コリアンダーチキン
・キーマカレー
・黒酢ポーク
・牛すじカレー
というラインナップ。
この日は14時過ぎの訪問でソーキカレーが売り切れていました。
まずやってきたのは「スープ」。

ニラたっぷりのニラ玉スープです。
めっちゃホッとする味ですね。
続いて「カレー」がやってきました。
★2種盛り(サラダ・スープ付)¥1300
・コリアンダーチキン
・黒酢ポーク細部まで気持ちが行き届いた盛り付け。
これは美しいですね。

コリアンダーチキンはその名の通りパクチー(コリアンダー)がドッサリ。
それだけではありません。カレー自体にもホールのコリアンダーシードがザクザク。
ココナッツミルクたっぷりのケララチキンのようでもあり、カシューナッツの香ばしさを出したチキンコルマのようでもあり。
一方の黒酢ポークはなるほど、黒酢を用いたビンダルー。
トロットロで食べ応え抜群の豚バラが最高です。
いずれのカレーも、ポッと出の間借りカレー店とは一線を画する、しっかりとしたクオリティ。
どうやら、カレーのケータリングをやられていたようですね。
カレーの仕上がりを待つ間、スープを提供する「型」も良いですし、
副菜にクスクスを添えて食感に変化を加えるなど、細かい工夫も楽しいですね。
★ジンジャーエール(辛口) ¥250ここはもっと注目されていいお店ではないでしょうか。
カレー細胞 初の単著「ニッポンカレーカルチャーガイド」
ご購入はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●「カレー細胞」Facebookページ https://www.facebook.com/CurryCell ●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
代官山から江古田に越してきたハード系ベーカリー。
「ファミーユ代官山」2006年代官山でオープンし2019年に江古田に移転。
オーナーシェフの小川さんは『ムッシュ・ソレイユ』を経てフランスへ渡り修行された方だそう。
現在は代官山「ラブレー」など様々なレストランへパンを提供している人気店です。
流石の人気店、16時ころにもなるとだいぶ売り切れぐ目立ちます。

が、ありました。
カレーパン、ラス1!
★レトロ焼きカレーパン ¥230 (税抜) ぎっしりモッチリ食感の焼きカレーパンはちょっと他にはない美味しさ。

中のカレーもしっかりスパイシーで野菜も大きめカット、存在感があってトータルバランスも完璧です。
★トロワフロマージュ ¥250(税抜)ゴーダ、ブルーチーズ、グリュイエル。
チーズ好きにはたまらない3種のチーズづくし。
こちらもギッシリモッチリ食感です。
これはまたすぐ、他のパンも食べたくなってしまいました。
江古田パーラーも良いけどこっちもイイね!
カレー細胞 初の単著「ニッポンカレーカルチャーガイド」
ご購入はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●「カレー細胞」Facebookページ https://www.facebook.com/CurryCell ●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。


創業昭和14年(1939年)。
石神井公園の素晴らしき町中華であり、大衆洋食店。
「辰巳軒」一軒置いた先には同じく1939年創業の「ほかり食堂」もあり、
再開発が進む駅前において、このあたりだけは不動の空気感を纏っています。

実はここのカレーにはちょっとした有名エピソードがあって、
作家の坂口安吾氏が石神井にあった壇一雄宅に身を寄せていた際「カレー100人前」の出前をしたのがこの「辰巳軒」と「ほかり食堂」。
この競輪告訴事件の泥沼化により疲れ果て、アドルムを多量に服用し伊東市から離れて、被害妄想から大井広介邸など転々と居場所を変えることになり、妻・三千代の実家や石神井の檀一雄宅に居候する。檀一雄の家に身を寄せていた頃、安吾は「ライスカレーを百人前頼んでこい」と妻に言いつけ、三千代夫人は仕方なく、近所の食堂や蕎麦屋(「ほかり食堂」と「辰巳軒」)に頼み、庭に次々と出前が積み上げられていくという「ライスカレー百人前事件」を引き起こす。Wikipedia坂口安吾 より引用
日本文学史に奇妙なカタチで名を残した「辰巳軒」ですが、そのカレーのレシピは当時から変わっていないそう。

テーブルのメニューには、
・カツカレー
・カレーライス
・ドライカレー
と3種のカレーがラインナップ。
その他に洋食、中華、定食メニューがあれこれ。
これで全部ではありません。

壁には単品料理メニューやセットメニューがズラリ。
ここを見逃すと損をするんです。
★カツカレー ¥800さぁやってきました。
独特の風格をまとったカツカレー。
カツの上からカレーを後がけしたタイプです。

カレーはネットリという表現以外思いつかない粘度。
カレー粉とラードのコンビネーションでしょうか。
そして酸味に全振りした味の個性。
福神漬けの汁やら何やら用いているのでしょう。
塩気も強めで、食が進みます。
五反田「スワチカ」あたりのカレーが好きなら特に体験すべし。

そしてカツはゴワッとした厚めの衣でなかなかの迫力。
カレーもカツも、いずれも負けることのないインパクトです。
これは100人前頼みたくなる気持ちがわからないでもない。
とにかく印象的な、またすぐ食べたくなるタイプのカレーです。
そしてもう一つ、「辰巳軒」で忘れてはならないメニューがこちら。
★ハムカツ ¥200俵型のハムカツなんて見たことないと思っていたら、実は中にポテサラをくるんでいたんです。

薄くサクッとした衣に薄いハム、そしてやわらかなポテサラ。
このコンボ食感はあるようでない個性です。
このハムカツ、卓上メニューには記載がなく、壁のメニューにだけ書かれていることに注意ですよ。

昔ながらの洋食風情ながら、随所に光る個性。
老夫婦の心温まる接客にも癒されます。
最高です。
カレー細胞 初の単著「ニッポンカレーカルチャーガイド」
ご購入はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●「カレー細胞」Facebookページ https://www.facebook.com/CurryCell ●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:定食・食堂 | 石神井公園駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
地下鉄赤塚から徒歩2分ほどの路地にある、インド・ネパール料理店。
「ハングリー」とてもお腹がハングリーだったので即入店してみました。

内装はかなりネパール寄り。
これはネパール料理結構あるかもよ。
なんてメニューを開いたのですが、基本はインネパ定番のナン&カレー&タンドール料理。
スペシャルカレーというのがメニューの端にあり、「ははん、これがネパール式カレーだな」と読んだのですが、「今日は売り切れ」とのこと。
ならばネパール定番前菜頼んで食べながら考えようと、マトンチョイラをオーダーするも「売り切れ」。
ならばチキンチョイラと切り替えれば「今日はありません」とのこと。
なるほど、普段はネパール系あんまり仕込んでないのかもね。
意地でもネパール料理食べたくなりました。
ということで仕込みを要さないネパール料理を狙い撃ち。
★ククリラムコーク ¥400まずはネパールのラムで作ったラムコーク。
私曰く世界一のラムコークです。
ただしこれメニューにはありません。
メニューにあったラムコークではなく、ククリラムをコーラ割で、とオーダーしたんです。
なので価格はククリラム価格。
美味いです。
★砂肝炒め ¥500パングラ!と頼んでみました。
ネパール語で頼むと店員さんとの距離が縮まります。
いかにもネパール人が好きそうな噛みごたえ抜群の肴ですね。
★チキンチョウミン ¥550チョウミンはおなじみネパール焼きそば。
ここでは縮れ麺を用いており、味付け含めなんとなく「バゴォーン」を思い出してしまいました。
野菜と鶏肉はたっぷり入っていましたよ。
お腹がハングリーだったのと、ネパールの雰囲気バッチリの内装で気分があがったのとで、意地でもとありつけたネパール料理。
ハングリー精神ですよ。
カレー細胞 初の単著「ニッポンカレーカルチャーガイド」
ご購入はこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
●「カレー細胞」Facebookページ https://www.facebook.com/CurryCell ●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:インド料理 | 地下鉄赤塚駅、下赤塚駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
成増北口商店街に誕生した、カラフルな店構えが印象的なインネパ店。
「サウラハビュー」2021年9月26日オープン。

お酒の棚にはインドワインやインドウイスキーの瓶も。
ご時世的にお酒の提供をストップしていて残念であります。
メニューを見れば、基本はナン&カレー&タンドール料理。
ネパール料理はモモやバトマスサデコこそあれ、ダルバートなんかはなく、あくまでも一品料理扱い。
変わったところでは「マトンラムチョップビリヤニ」なんてのもありました。
なんだなんだ?
★マトンオクラ ¥980羊肉とオクラをグレービーとともに炒めたセミドライタイプのカレー。
バングラデシュのブナのような感じですね。
見た目はかなり濃厚でズシッとした印象ですが、実際食べてみるとオクラの水分もあり、案外スッキリした食べ口でした。
肉は結構たっぷりですよ。

そして、やってきましたメイン料理。
★ベイガンキーマ ¥870ベイガンは茄子。
茄子入りキーマです。辛口でお願いしました。
こちらも見た目は濃厚ですが、食べると案外スッキリ。
ここのシェフの個性なんでしょうかね。
合わせたのはライスでもナンでもなくこちら。
★パンジャビバトゥーラー ¥450いわゆる「揚げナン」といわれるバトゥーラですが、こちらのお店のは肉厚でモッチリ。
パキスタンのナンに似ています。
パンジャビと付いているだけに(パンジャブ地方はインドとパキスタンの国境地帯)、その辺のシェフから教わったのでしょうか。
お一人様なのに、食べ過ぎました。
ホントはこのお店、居酒屋使いがいちばん良さそうです。
お酒が飲めるようになったらきっと。
●「カレー細胞」Facebookページ https://www.facebook.com/CurryCell ●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:インド料理 | 成増駅、地下鉄成増駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
| ホーム | 次のページ