渋谷東急プラザ フクラス6階。
2ヶ月ごとにメニューが変わるレストラン。
『もしも食堂』ここで2022年11月から2023年3月末まで「ワールドカレーフェスタ」と称しインド、タイ、スリランカ、パキスタンといった世界のカレーが集合しています。

お店のセレクトは芸能界のグルメ番長にして渋谷区観光大使を務める小宮山雄飛氏。
私も「TOKYO STREET CURRY」を小宮山さんと共同プロデュースさせていただいたご縁で、ほんの少しだけお手伝いさせていただきました。
会期中『もしも食堂』でいただけるカレーは4ブランド。
兵庫『バーンタイ』三宮、芦屋にお店を構えるタイ料理の人気店です。
グリーンカレー、レッドカレーが大人気。
富山『ザイカ・カレーハウス』日本屈指のパキスタンコミュニティがある富山県射水市。通称イミズスタンと言われる中でも最重要人物であるサキラインさんがシェフを務めるパキスタン料理のレジェンド店です。
埼玉『紅茶屋さん』大宮の町外れにある、予約必須のスリランカ料理屋さん。
『Lemon Rice TOKYO』今回の企画の要である小宮山雄飛さん自身による、渋谷発ブランド。
南インドで親しまれるレモンライスに東南アジアのエッセンスも加え、再構築。
新しいカレー料理として昇華させています。
これら4ブランドのカレーは、単体でも盛り合わせも楽しめるのが面白いところ。
例えばこちらは『ザイカ・カレーハウス』単体のメニュー。
★チキンキーマアルー ¥1265アルーはじゃがいもの意。
どこか、煮崩れた肉じゃがにスパイスの香りをプラスしたような、食べやすい一品です。
全国の、世界のカレーをいただける素晴らしい機会。
3月のうちに、フクラスへGO!!
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:ダイニングバー | 渋谷駅、神泉駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
中目黒や学芸大学に店舗を構え、都会的で安定したクオリティの料理を提供するインド・タイ・ネパール料理『SITA』。
現在は『スーリヤ中目黒店』も同グループとなっているようですね。
本日は祐天寺にある『SITA』へ。
『SITA 祐天寺店』ランチタイムは17時まで、通し営業が有り難いです。

抹茶色の壁が印象的な店内。
『SITA』はどの店舗も清潔感があります。
オーダーしたのはこちら。
ガパオライスに見えますが、いえいえ。
★ナス・キーマカレーライスセット ¥1000
・ナス・キーマカレー
・ライス
・目玉焼き
・アチャル
・サラダ
・スープ
・ソフトドリンクいわゆるインドのベイガンドライキーマ(茄子キーマ)をガパオライス風盛り付けにアレンジ。
ネパール人による複合アジアン店ならではのチューニングですね。

キーマは完全なるドライタイプ。
辛口にしたらなかなかのパンチです。
シャキッと歯応えを残したナスがまたタイ料理っぽくて面白いですね。
添えられたアチャルは刻みニンジンに胡麻を絡めたネパール仕様でちょっと中華な風合いも。
さらに興味深いのがライス。
ガパオライス風だからジャスミンライス?
いや、キーマだからバスマティ?
よくよく見れば、複数種のブレンド米だったんです。
タイのジャスミンライス5に対して、バスマティ米2、日本米3というブレンド。ギーで炊くことで日本米の粘りを和らげ全体を馴染ませています。
ほどよい香りは、タイ料理にもインド料理にも良く合いそう。
細かいように見えて、こういう工夫こそがお店のアイデンティティを支えているんですよね。
勉強になりました。
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
羽田空港第3ターミナル『羽田エアポートガーデン』1階に、え!?
という店名の新店誕生。
『カレーは日本の国民食』2023年1月31日オープン。
実はここ、金沢カレーという名を世に広めた『ゴーゴーカレー』と。パキスタン料理『シディーク』の相乗り店舗なんです。

入口には『ゴーゴーカレー』と『シディーク』それぞれの券売機があります。
オープン初日はパキスタン料理をビュッフェ方式での提供。


肉のイメージが強いシディークですが、この日のサグパニールは抜群!
菜の花を用い、パニールは予め溶け込ませているため、舌触りがスムースなんです。

ゴーゴーのカツカレーも一緒にいただき(もちろんSサイズで)、日パのカレー文化の違いを舌で堪能しました。

願わくば、両店それぞれのメニューだけでなく、ハイブリッドメニューが1、2品あると嬉しいところ。
シディークさんにしっかりお願いしておきましたよ。
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:インドカレー | 羽田空港第3ターミナル駅(京急)、羽田空港第3ターミナル駅(東京モノレール)、天空橋駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
都内屈指のタイ料理ディープスポット湯島。

ガチイサーン料理がいただける『ホームホアン』に行こうと思ったのだけど、
連絡取れないので現地へ行ってみたら、新しいタイ料理店に変わっていました。
『タイ料理 マニラット』上の階にフィリピン国旗があるけれど、マニラとは関係ありませんよ。
入り口から向かって左がタイ人の身内席、右側が日本人客のおもてなし席。
この基本構造は『ホームホアン』から変わっていません。

営業は朝4時まででラストオーダーは3時。
もちろんタイカラ完備。
言えばDAMに切り替えてくれ、普通に日本の歌も歌えます。
しかも無料。これは大いに使えます。終電逃した時も大いに使えます。
始発前にクローズする絶妙のタイミングではありますが。
★チャーン とりあえずのお疲れチャーン!!
タイカラのライトに緑のボトルが映えます。
さて、今回のシェフはバンコク出身。
レパートリーにはイサーン料理もありますが、イサーンイサーンしたイサーンというよりも、
バンコクのレストラン的なチューニングが感じられます。
★ガイ・ヤーン ¥1400タイ東北イサーン名物のチキングリル。
チキンは予めしっかりとタレに漬け込まれ下味が付いた仕様。
辛さより酸味推しのナムジュム(つけダレ)も個性的です。
バクバクいけてビールに合いますね。
★ラープ・プラー・ニン ¥1800イサーンのスパイシーサラダと言われるラープ。
いろんなタイプがあるのですが、多くは鶏肉、豚肉、牛肉、アヒル肉を用いたもの。
こちらはちょっと珍しいプラー・ニン、つまりティラピアのラープです。
ちなみにティラピアは元々アフリカ原産ですが、食糧危機に瀕したタイ王国を救うべく魚類学者でもあった日本の昭和天皇からタイ王室へと寄贈。王宮で養殖が進み、今やタイの主要な食用魚となっているんです。
欧米の植民地支配に抵抗し続けたアジア2国の絆の証なのです。
そしてこのラープ・プラー・ニン、
食べやすくカットされたティラピア肉も肉厚で贅沢なのに加え、
カオクワ(煎り米)をたっぷり用いたザクザク感も楽しく、
「ペッ(辛く)」「マーク(とても)」でお願いしたズビズバな辛さながら、
バンコクっぽいほのかな甘み使いもあ理、なかなか食べ応え抜群。
これはちょっとオススメです。
この日は貸切状態。
食べまくり、飲みまくり、歌いまくり。
ノンストップ状態でバニシングポイントまで突っ走るかと思われたのですが、ギリ終電で帰ることに成功。
もし終電逃したらお店に戻るつもりだったんですけどね、
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:タイ料理 | 上野広小路駅、上野御徒町駅、湯島駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
湯島駅すぐの場所にあるネパール料理店。
今までノーチェックだったのですが、ノーチェックだったことが悔やまれる良いお店でした。
『BAIDAM 湯島店』(バイダム)オープンは2018年。
インド料理を前に出したいわゆるインネパ店ではなく、割とちゃんとガッツリとネパール料理を押し出したお店。

その一方で器用なネパール人らしく、国籍を超えた創作メニューも。
マサラチーズオムレツとか、タンドリーチキンの親子丼とか、ガパオ風スパイシーキーマとか、パクチーツナポテマヨとか。
そうそう、こういうのがお店の個性なんですよね。
★レモンサワー ¥390(ハッピーアワー価格)気軽で変則的な居酒屋としての利用も楽しそうです。
★マトンチョエラ ¥890いわゆるネパールのスパイス肉マリネ「チョエラ」。
こちらは辛さ抑えめ塩気強めで酒の肴仕様。
肉のボリュームも充分。
混ぜ込まれたニンニクの芽がいい仕事しています。
★ジャイカッテ ¥790ジャイカッテとはネパール焼酎「ロキシー」に水牛バター「ギー」で煎った米を流し込んだお酒。
寒いヒマラヤでカラダをあたためるのに最高な一杯なんです。
私、これが大好きなのにあまりメニューになく、お願いして作ってもらうことが多いんですが、
こちらではレギュラーメニュー。凄いです。

煎り米は細長いバスマティ使用。焦がしアジョワンもたっぷり浮かんだオトナ仕様です。
最高に体があたたまりますよ。
さて、メインをどうしようかな。

豆(ダル)スープとご飯(バート)を基本に、カレーやおかずを組み合わせたネパールの国民食「ダルバート」。
豪華な「スペシャル」も良いけれど、この日気になったのはシンプルバージョンのほう。
★マトンダルバート ¥1290なんと!スパイスカレースタイルのダルバートなんです。
この発想はなかった!
ライスは白米か雑穀米かが選択可。
雑穀米がめちゃくちゃ美味くてオススメです、
あいがけカレー風の左側、ダールはジンブーを惜しみなく用い香り高き仕上がり。
対する右側のマトンカレー(カシコマス)は贅沢な肉カット。骨なしで食べやすくなっています。

さらに副菜も素敵。
サグブテコ(青菜炒め)やマスタードオイルが効いてクタクタのムラコアチャール(大根アチャール)も良いけれど、ティムル(ネパール山椒)が効いたグンドゥルックサデコが抜群に美味い!

ネパール唐辛子とティムルがガッツリな辛味ペーストを加えて味変も楽しめます。
ちなみにライスはお代わりもOK。
このダルバート、「スパイスカレー」として見てもなかなかの完成度。
これをそのまま大阪に持っていったら人気出るんじゃないかしら。
食後の一服はこちら。
★ネパールコーヒー ¥490ヒマラヤで栽培された希少なコーヒー豆を使用。
酸味が少なくフワッとした苦味。めっちゃ落ち着きます。
ホールを担当するKCさんは日本語ペラペラで接客もフレンドリー。
ネパール料理を食べたことがない人でも安心して入れます。
もちろん、食べ慣れたマニアでも充分な満足が得られるでしょう。
ほんと、ちょっと油断しているといい店がどんどんできている。
東京って大変だなぁ。
嬉しいけど。
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:ネパール料理 | 湯島駅、上野広小路駅、上野御徒町駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
| ホーム | 次のページ