自由が丘という街の上品で洒落たイメージとは対局に、昭和の庶民感覚に溢れた商業ビル「自由が丘デパート」。
その2階にあるベトナム料理屋さん。
『ベトナム家庭料理 QUAN AN TAM 自由が丘店』『クァン アン タム』と読みます。
この日はランチタイムの単独訪問。

ランチセットにはサラダ、ウーロン茶、手羽先がついてきます。
ランチメニューは各種フォーがメインですが、一つだけカレーメニューがあるんです。
★カレーそば(BUN-CARI) ¥1290ベトナム式ココナッツミルクたっぷりカレーをスープにしたプン。
ちなみにフォーが断面長方形の切り麺なのに対し、断面が丸い押し出し麺なのがプン。いずれも米麺という点は同じですよ。

めちゃくちゃデカいチキンレッグに、めちゃくちゃカットがデカいニンジンとサツマイモ。特にニンジンは丸々一本サイズ!
まるで北海道スープカレーです。

ベトナムのカレーって全然辛くないことも多いのだけど、こちらは程良い辛さと旨み。
ちゃんとカレーを食べた気分に浸れます。
細めのブンを食べ切ったら、あとはスープカレーとしていただきましょう。
満たされます。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
代々木八幡にあった『カレーサファリ』が武蔵小山に移転。
移転後初の訪問です。
『カレーサファリ』駅からは徒歩3分ほど。
小さなカレースタンドという佇まいです。

カレーはチキン、えび、ポークキーマ、日替わりの4種類。テイクアウトもできますが、あいがけはイートインのみ。
★2種あいがけ ¥1350
・えび
・ポークキーマ見事なまでのDRY&WET盛りですね。
2種のカレー以外に豆カレーも乗っておりおトク気分です。
クラッシュナッツが乗ったキーマはホールスパイスがビシバシ効いてなかなかの辛口。
小さなミントが一枚だけ乗っており不意のアクセントに。洒落てます。
えびカレーはとにかく海老自体が美味い!
多くの店が無造作に使いがちな、保水剤で不自然にプリプリな海老とは異なり、海老本来の旨味と筋肉感が楽しめます。下ごしらえにも手間かけてるんでしょうね。そこへ和出汁の要素も加わって、期待以上のクオリティに仕上がっています。
★ランチタイムラッシー ¥100自家製ラッシーがランチ時にはおトク。
菌が生き生きした、爽やかな飲み口でした。
だれもが美味しいと思える、仕立て良く丁寧なカレー。
こういうお店が街ごとにあると良いですね。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
九品仏の駅改札から右へ徒歩3分ほど。
地域に愛されるお蕎麦屋さん。

『有楽庵』地元では「出前が早い」ことで有名なお店ですが、実は1937年(昭和12年)創業の超老舗。
お蕎麦以外に中華料理もあって、地域の憩いの場となっています。
店内は50席と広々。奥にはお座敷もあります。
用いるそば粉の産地は収穫の時期によって北海道から福井県まで4、5カ所に変わるそう。

本日の産地は『手打ち 栃木県真岡市産 常陸秋そば』でした。
★カレーせいろ ¥1000カレー南蛮ならあちこちで見ますがカレーせいろは何気に珍しい。
この日は食事に割ける時間が30分ほどと短かったため、慌てて食べて舌を火傷する可能性のあるカレー南蛮は黄信号。
これがあって良かった!!

カレー汁はサラサラで鰹出汁が強く効いた和カレータイプ。

弾力と伸びがある麺をカレー汁につけていただきます。

あら、カレーの絡み方も端正だ。
綺麗ですね。綺麗なのど越しと、出汁の旨味。
いい意味でクセのない、安定したクオリティを堪能しました。
店員さんはホール、厨房あわせ4,5人ほど。
お客の来店、退店ごとに「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」の朗らかな声かけ。
コロナ後は静かになりがちな飲食店ですが、やはりこういう挨拶は気持ち良いものです。
そこはいくら「新しい生活様式」とかなんとか言ったって、不変なのです。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
私がこっそり通っている『モーラム酒店』が自由が丘に2号店をオープン!
『タイ東北 小料理 タイバーン酒店』オープンは2022年1月13日。

建物の2階にある店舗は広々。
1号店のギュッと詰まった感じとは好対照です。

ですが、壁に貼られたタイのゆるゆるポスターは1号店で見たものだったり。

「タイ東北、イサーン地方で畑仕事を終えた男たちが一杯やるときの料理」というクールすぎるコンセプトを持つ『モーラム酒店』ですが、こちら2号店にもそのコンセプトは受け継がれている様子。
しかしよくよく見るとメニュー構成はちょくちょく変えてあって、1号店でいただけないものもあれこれ。
うーん、こっちも通うしかないじゃんか・・・
この日はランチ訪問。

グリーンカレーやガパオ、カオマンガイといったタイの超定番メニューがランチセットになっていました。
けれどそこは『モーラム』、一筋縄でいくはずはありません。
★スペシャルMIX ガパオとカオマンガイ ¥1400ガパオとカオマンガイの合いがけという、玉置浩二と井上陽水の合唱ってほどパンチあるプレート。
ライスの上にはカイダーオ(目玉焼き)、濃厚な鶏ガラスープとサラダがついてきます。
しかも大盛り無料。

カオマンガイはこれ単体でお店を張れる本気モード。
(カオマンガイ好きに伝わる言い方でいえば)ピンクかグリーンかでいえばグリーン寄りです。
そして痺れるのがガパオ。

お店の説明では
「ガパオには日本のガパオとタイのガパオがありますが、間違いなくタイのガパオライスです。」
とのこと。
これだけで刺さる人には刺さりますよね。
そう、タイのガパオは決して挽き肉を指してはいなくて、ホーリーバジルのことなんです。
それがいつしか(半ば意図的に)、日本ではタイ風挽き肉ライスを「ガパオ」と呼ぶ店が増え、
さらにいつしか、ガパオ(ホーリーバジル)を用いていないのにガパオを名乗るお店まで出てきているという。
そんな「日本のガパオ」は置いといて、この店はちゃんとガパオを用いたガパオとなっています。
肉も厳密に言えば挽き肉ではなく、刻み肉。そのバラツキ感こそがガパオライスの醍醐味だったりもします。
定番タイ料理のランチですら、しっかり気を入れてくるこの『タイバーン酒店』、夜のヤバさは想像に難くありませんよね。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
昨年、自由ヶ丘に登場した「スリランカ式スパイスカレー」のお店。
「カーリーノブ」2020年3月7日オープン。

ご店主は元俳優。
インドに渡り衝撃を受け、カレー屋に転身したそうです。

カレーは日替わり2種で、合いがけを推奨。
素直に合いがけオーダーしちゃいました。
★"カーリーノブ"の2種盛り ¥1300
・"カーリーノブ"定番キーマcurry
・蓮根と濃厚えび出汁のマサラcurry
・GM5(自家製ガラムマサラ5辛)盛り付けもなかなか綺麗。
こういう合いがけって、ライスの形状やその輪郭の丁寧さにシェフの性格が出たりしますが、俯瞰で見ても良いアールを描いていますね。

「スリランカ式」を謳ってはいますが、食べておっ、と和風の味わい。
鰹出汁がしっかり効いています。
どうやらカレー自体は和出汁系スパイスカレー、「スリランカ式」というのはワンプレートの盛り付けを混ぜていただくことを指しているようですね。

それではグチャッと混ぜていただきましょう。
単品では「ちょっと味付けが濃い?」って感じてたのですが、バスマティライスにぐわっと混ぜ込むと、いい按配の旨味に落ち着いて大変美味。
なるほどなるほど、確かに最初から混ぜることを前提の味付け、混ぜることを前提の米とカレーの配分だったわけだ。
ということで、食後感は大変良い感じ。
スパイスカレー系が少ない自由が丘界隈で、なかなかのヒットじゃないでしょうか。
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