昨年、自由ヶ丘に登場した「スリランカ式スパイスカレー」のお店。
「カーリーノブ」2020年3月7日オープン。

ご店主は元俳優。
インドに渡り衝撃を受け、カレー屋に転身したそうです。

カレーは日替わり2種で、合いがけを推奨。
素直に合いがけオーダーしちゃいました。
★"カーリーノブ"の2種盛り ¥1300
・"カーリーノブ"定番キーマcurry
・蓮根と濃厚えび出汁のマサラcurry
・GM5(自家製ガラムマサラ5辛)盛り付けもなかなか綺麗。
こういう合いがけって、ライスの形状やその輪郭の丁寧さにシェフの性格が出たりしますが、俯瞰で見ても良いアールを描いていますね。

「スリランカ式」を謳ってはいますが、食べておっ、と和風の味わい。
鰹出汁がしっかり効いています。
どうやらカレー自体は和出汁系スパイスカレー、「スリランカ式」というのはワンプレートの盛り付けを混ぜていただくことを指しているようですね。

それではグチャッと混ぜていただきましょう。
単品では「ちょっと味付けが濃い?」って感じてたのですが、バスマティライスにぐわっと混ぜ込むと、いい按配の旨味に落ち着いて大変美味。
なるほどなるほど、確かに最初から混ぜることを前提の味付け、混ぜることを前提の米とカレーの配分だったわけだ。
ということで、食後感は大変良い感じ。
スパイスカレー系が少ない自由が丘界隈で、なかなかのヒットじゃないでしょうか。
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かつて「モティ」と並ぶインド料理の名店として名を馳せた「サムラート」。
ナン&カレーという日本におけるインド料理のフォーマットが確立された時代を経て、今ではコモディティ化。
新宿にある本店は別として、都内にチェーン展開する各店は完全にインド料理大衆食堂となっています。

「サムラート自由が丘店」こちら自由が丘においても、「タージマハール」「ふたば」などそれなりに設えられたインド料理レストランがある中で「サムラート 」はかなり庶民派の立ち位置。

店内は席数を減らしての営業ですが、客の姿はなし。
寧ろテイクアウトや宅配がよく出ている様子です。
ランチタイムは16時30分まで。
中休みなしでディナーに切り替わる通し営業です。
このあたりはチェーン店のありがたみですね。

ランチメニューはいわゆるナン&カレーが中心。
その中にビリヤニの文字を発見。
そういや、「サムラート 」でビリヤニ食べたことはなかったなあ。
★ビリヤニセット(マトン) ¥1300アッツアツのおひとり鍋で提供されるビリヤニ。
なるほど。
予め仕込んでおいたビリヤニに、同じく仕込んでいたグレービーなしの白いビリヤニ(というかプラオ?」をまぶして色のコントラストをつけ、器ごと温めている様子。
なので中のビリヤニの味は均一。
ホールスパイスを使用していない(少なくとも提供時にはなし)分刺激も抑えめです。
ちょうど、オムライスの中のチキンライスのような感じですね。
セットのライタは驚くほどボリュームたっぷり。
ビリヤニにかけて味変しようとしたら、これが結構甘いんだ。
なるほど、これはかけすぎると変になるライタ。
ヨーグルトは甘い、という日本人のイメージに合わせたのでしょうか。
ビリヤニと別々に食べるのが良さそうですね。
ここは大衆チェーンと割り切って楽しむお店。
ゆっくり時間取れる時には近隣の「タージマハール」「ふたば」などに行けばいいわけですし。
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仕事での移動中、車窓から見慣れぬ南インド料理店を発見。
「シッダールタ パレス 雪谷田園調布店」これは!と早速入店してみました。

なかなか立派な店内です。
厨房の周りにはお酒がズラリ。
世界のビールに、日本の焼酎に・・・ネパールのラム。
ふむふむ。
メニューを開けば、南インド料理のほかにタイ料理も。
ふむふむなるほど。
聞けばやはりオーナーはネパール人。
ネパール人によるインド料理店、通称「インネパ店」にはお酒や様々なアジアン料理が置いていることも多いのですが、
ここはまさに「南インネパ」というわけです。
ただし厨房には南インド出身シェフを擁しており、南イン不土料理へのアプローチは本気。
なかなか面白いパターンですね。
オープンは2019年12月。最初は順調だったようですが、このコロナ禍で徐々に大変に。

これは応援せねば。
メニューでまず驚くのは、ドーサの豊富さ。

バリエーション何と10種類!!
なかに日本じゃ滅多にお目にかかれない珍しいものも。
★セジュワンドーサ ¥1400セジュワン(シェズワン)とはつまり「四川風」。
実は南インドにはインディアンチャイニーズという、現地化されたインド料理があって、「マンチュリアン」(満州風:実際には客家風)と並び人気のジャンルが「シェズワン」なのです。
そんな有難い四川風南インド料理がこの地でいただけるだけでもびっくりなのですが・・・・・
さらに度肝を抜かれたのはその大きさ。

iPhoneSEと比べてみましょう。
折りたたまれてこのサイズ、クレージーですね。
なんと1mの鉄板で焼き上げたドーサなのだそうです。

表面パリッとしたドーサの中にはピリ辛のシェズワンソース。
それだけでなく野菜やパニールがたっぷり入って食べ応えあり。
添えられたミントチャトニとサンバルにつけて味変を楽しみましょう。
なかなか美味しいですが・・・・やはり量が半端ではない。
そんなときも心配無用。インド料理店では余ったらテイクアウトが鉄則です。
私は半分持ち帰り、その日の夜食と翌日の朝食まで賄いました。
★ククリラムコーク ¥550せっかくのネパール店ですから、ネパールのラムは欠かせません。
油を使ったスパイス料理とラムコークの相性は神ですが、なかでもこのククリラムコークは個人的世界一。
メニューにはありませんが、頼めば出してくれます。
★アーンドラマトンカレー ¥1480南インドでも、唐辛子使用量が多いことで知られるアーンドラ・プラデーシュ州のマトンカレー。
辛さは選択制でしたが、ここは激辛がふさわしいでしょう。
セットでナンかライスかパロタかが選択可。
南インドのガッツリ系カレーにはサクッとデニッシュ食感のパロタが合うに決まってます。、
カレー自体はちょっと北インドっぽさもあるクリーミー&スパイシー。
羊肉もたっぷりで、これはこれで食べ応え充分です。
メニューにはその他、3000円のバナナリーフミールスやビリヤニ、タイ料理、お酒に合オリジナルなスパイス料理も。
インネパ店特有の「スパイス呑み」に、南インド料理を組み合わせられるなんて、なかなか粋なお店ですよね。
もちろんテイクアウトにも対応。
地元の皆さん、しっかりと応援してくださいませ。
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台湾まぜそば発祥のお店「麺屋はなび」で修行し、その暖簾分けとして東京・大岡山にオープンした「麺屋こころ」。
FC展開でみるみる店舗を増やした「こころ」の一番新しいお店がこちら。
「麺屋こころ 自由が丘店」2019年12月17日オープン。
こちら「麺屋はなび」の系譜ということで、「カレー台湾まぜそば」もしっかり継承!

有難い!

と、そんな矢先のコロナ禍で営業時間の短縮。

テイクアウトへにも対応していたのですが、テイクアウト待ちの人数に比して店内がスッキリ空いていたので、イートインを選択。
こういう自己判断だって大切だと思うのです。
外よりも非「密」な環境の中、料理がやってきましたよ。
★カレー台湾まぜそば ¥880おぉ、美しい!
めっちゃ「はなび」の台湾まぜそばを彷彿!!

中央に鎮座するピリ辛肉味噌に卵黄。
周囲に青ねぎ、玉ねぎ、水菜、海苔、魚粉、そしてオーダー時に有り無しを訊かれたニンニク。
これら具材の下に、カレー味のタレと麺が潜んでいます。

これら全てを麺に絡めるようにしっかり混ぜていただくのが基本。
早速いただきましょう。

食べ応えたっぷりの縮れ太麺にカレー味をしっかり馴染ませます。
カレー自体に辛さは殆どない代わりに、肉味噌はしっかりとした辛さ。
卵黄との絡め具合で辛さの強弱をつけることができますね。
中盤以降、しっかり混ざり切って味が均一になりかけたあたりで活躍するのが、卓上にある「こんぶ酢」。
「はなび」いもあるアイテムなのですが、これをかけることで麺に「酢昆布」のような酸味と旨味が加わり、
またまた新鮮な楽しみが生まれるってことなんです。
さらに麺を食べきり、タレと少しの具材が残ったところで店員さんに「追い飯」をコール。

無料でレンゲ2杯分ほどの白米をくれますので、タレと具材を絡ませ〆。
実に満足。
カレー味の汁なしまぜそばってそれだけで一ジャンルを築けそうな魅力があるんですが、
「はなび」やこちら「こころ」のカレー台湾まぜそばもこのジャンルにおける代表作品と言ってよいでしょう。
当たり前ではありますが、やはりお店でいただくのは良いなぁ。
一様に、「外へ食べに行こう」とは言えない世の中になってしまいましたが、「自粛」の判断主体はあくまで「自分」。
必要な外出時に、その場所において、安全かつ他者への配慮ができる行動を、自らが「選択できる」世の中であってほしいと願うのです。
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目的もなく降りたった西小山。
そういう時はたいてい、目的のほうから現れてくるのです。
あたたかな日差しの中、輝く看板。
「SPICE ISLAND カレーの国」 (スパイスアイランド)スパイスの島、カレーの国。
カレー大国ニッポンのことでしょうか。
元々ここはネパール系の「サムエルダイニング」があった場所。
聞けばこちらは2019年10月にオープンしたばかりとのことです。
店内にはアンナプルナの写真。

ああ、インネパ店の鑑ですね。
(インネパとはネパール人によるインド料理店。店内にヒマラヤ写真があるのが特徴)
その他にもインドやネパールの写真や絵画が。


これはなかなか良いですね。
15時までのランチメニューはこちら。

カレー、ナン、タンドリーチキン。
ナン&ライスおかわり自由。
完全にインネパ店のテンプレートですが、さらにパターチキンがないあたり、さらにストイック。
メニュー写真のうち、タンドリーメニューが完全に合成なのが個人的ツボですが、それは置いといて。
ディナーメニューも見たところ、やはりカレー、ナン、タンドリーメニューに特化しており、インネパ店に見受けられる、モモやチョエラ、チョウミンなどのネパールメニューをサラッと忍ばせることもない割り切りぶりてす。
★Dセット(リディカセット)¥1150こちらカレー2種、タンドリーチキン1p、サラダ、デザートがついたセット。
(デザートのかわりにシークカバブ1pがついたCセットのほうが安く995円だったことに後で気づく。)
カレーはマトンとサグパニールを辛口で。

ナンはいわゆるフカフカタイプ。
カレーはいずれもベーシックなインネパ店のそれ。
辛口はそこそこ辛いので激辛にしたら完全にバランス崩れると思われます。
サラダのドレッシングが甘口なのと、厚揚げのように固めのパニールがちょっと個性的でした。

セットドリンクはマンゴーラッシー。
マンゴー味が濃厚でナイスでした。
本格ネパール料理の「バルピバル」だけでなく、ケバブ屋でこっそりネパールカレーが出ていたりと、隠れネパールも多い西小山。
それが一斉にネパール料理出すようになったら凄いことになると思うのですが、無理ですかね。
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