大塚の個人的お気に入りネパール料理店『ハムロジャクソン』がいったん閉店、新しいお店となって生まれ変わりました。

『LAKHE/ラーケ』2022年10月20日グランドオープン。

入口は『ハムロジャクソン』時代のまま。
扉を開くと店長のミナさんが笑顔で迎えてくれます。
彼女はかつて戸越銀座でネパール居酒屋『みなみ』を経営していた方。
『ハムロジャクソン』を前オーナーから受け継ぎ、この新店『LAKHE』の準備を進めていました。
メインシェフも『ハムロジャクソン』と変わらず、料理のクオリティも折り紙付き。
ですが内装はガラッと変わっています。

トリックアート美術館かテーマパークかというキッチュさからうって変わって、民俗博物館のようなアカデミックな雰囲気に。
これはこれで嫌いじゃありません。というかむしろ好き。
注目したいのは壁に飾られたインパクトある仮面と衣装。

実はこれこそ、カトマンズ盆地に住むネワール族の信仰に登場する魔神LAKHE。
かつて森に住んでいた魔物(だったのが、後に町の人々の守護者となりました。
精霊、と呼んだ方が正確かも知れませんね。
ネワールの祭ではLAKHEの仮面と衣装を身に着けたパフォーマーが街中でダンスを披露するそうです。
こちら大塚『LAKHE』ではネワール族の料理に加え、山岳地帯に住むタカリ族の料理も提供。
ネパールの民族文化に触れることができるお店となっています。
★ククリラムコークまずは私の大好きなお酒から。
ネパールを代表するラム、ククリラムのコーラ割です。
私は常々「世界一美味しいラムコーク」と呼んでいるのですが、香りが強く、どんなスパイス料理にも負けないんです。
★水牛スクティ ¥800『ハムロジャクソン』時代から充実していた水牛メニューは健在。
こちらの干し肉は噛めば噛むほど、水牛の独特な旨味がジュジュっと染み出してきます。
付け合わせの粉は「ティムルコチョップ」。
ネパール山椒のパウダーで、いわば日本の一味のような使い方なのですが、スッと抜けるような辛さと痺れがとにかく最高。
スパイス呑みのスターターとしてこれ以上のものはなかなかありませぬ。
★グンドゥルックサデコネパール山岳地方の発酵干し野菜「グンドゥルック」を赤玉ねぎや大豆と和えて辛口に仕上げた一皿。
発酵好きでお酒好きで辛いモノ好きなら是非頼むべき。
多彩な料理メニューが並ぶ中でも、モモのバリエーションはかなり豊富。
先日近隣にオープンしたモモBARに負けないほど・・・というかこちらの方が種類多いです。
★ボイルモモ ¥600ベーシックなスチームモモに似ていますが、こちらは「茹でモモ」。
皮のモッチリブルンとした食感が特徴で、ネパール本国でちょっと流行っているのだとか。
餡はチキンかポークが選べたのでチキンでオーダー。
とにかく完成度が高いです。
中華や台湾料理の「小籠包の名店」にも引けを取らないのじゃないかしら。
★ジャイカッテこちらネパールの山岳地方、タカリ族に好まれる、ギーと煎り米を用いたHOTなお酒。
これまた私が大好きなお酒です。
ムワッとしたネパール焼酎の香りと、ギーによる染み渡る様な温かさ。
体の芯から温まり、じわじわとパワーが湧いてくるよう。
こちらメニューにはないのですが、言えば作ってくれますので、興味ある方は是非。
★マトントゥクパこの日の〆は麺をチョイス。
ネパールのラーメンともいわれるトゥクパですが、こちら具材として羊や水牛も選べるんです。
オーダー時に「ピロ」(辛くして)とお願いしたので、ビシッとした辛さと羊の旨味が絶妙にマッチした一杯に。
いやいや、何を頼んでも実にレベルが高いのは流石。
しかも居酒屋としての優秀さは半端ではありません。
良い飲み屋が多い大塚ではありますが、この店ほど空間にゆとりがある店は稀有。
しかも料理もお酒もネパールの刺激的なモノが揃っているんですから、私的には最高of最高。
『ハムロジャクソン』時代にも増して、お気に入りのお店となったのでした。
さらにここ、ネパール人の皆さんの交流の場にもなっており、この日もそのうちの一人の誕生日を皆で祝う一幕が。
私も一緒に歌い、踊り、ケーキとシャンパンをおすそ分けしてもらったり。
そういうところも素敵なのです。
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西巣鴨駅すぐの交差点。
メトロエステート西巣鴨ビルの2階にあるカフェBAR。
『クレッシェンド』看板には「オールディーズ喫茶 れすとらん」とあります。

店内にはアラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンド、65's ムスタング、ビートルズにイージーライダー。
60年代から70年代の雰囲気がビンビンと。
まさに昭和のオトナ向け喫茶店ですね。

大きな窓からは西巣鴨の交差点が見下ろせます。
ちょっとした待ち合わせにも良さそう。

この日はランチ訪問。
ランチメニューはAからDまであるのだけれど、バリエーションは10種あるという謎。
特にカレーメニューの充実っぷりには注目です。
★白いカツカレー ¥970見てください。こんなの初めてです。

グラタンのホワイトソースをカレーライス仕立てにしたようなカレー。
具材にチキンが入っており、南インドのケララシチューのようでもあります。

サックリしたカツに纏わりつく白いカレー。
どことなくグラコロ的な風合いも。
辛さは控えめ。
これ、嫌いな人はいないんじゃないかという定番性。
西巣鴨の隠れた名物カレーといって良いでしょう。

食後の珈琲にはヨーグルトもついてきました。
ホッと一息つけるこの時間が贅沢です。
お会計時、「何年くらいやってるんですか?」と訊くと、「30年くらい」とのこと。
後で物件情報を調べたら、この店が入っているメトロエステート西巣鴨ビルは1991年3月築とのこと。
(昭和じゃなくて平成なのか・・・)
たぶんそのタイミングでオープンしたんじゃないかしら。
その頃の学生ももう50歳くらいか。
「学生時代に通った懐かしの喫茶店」
そんな言葉がよく似合う空間です。
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6月ごろだったっけか。
当時『ハムロジャクソン』のオーナーとなったミナさんから
「今度大塚に面白いお店ができますよ」という情報をキャッチ。
ネパール餃子モモを摘まみながら飲めるBARと、ダンスクラブ、
そしてスポーツBARがひとつになったお店だという。
しかも『ハムロジャクソン』初代オーナーのインドラさんが経営にかかわっているとのこと。
ほほう。
リトルカトマンズ新大久保からダンスクラブ『東京ロディクラブ』が消え、
『バラカーデグッドタイム』のビリヤード台も撤去された今、
ネパール人たちがウキウキな夜を楽しむスポットは大塚になっていくのかなぁ・・・
なんて期待していたのですが、私自身めいっぱい忙しい夏が到来し現場確認が随分と遅れてしまいました。
ええ、随分と遅れましたが現場確認してきました。
場所は大塚南口、サンモール商店街へ入ってすぐ右の好立地。
『トミヤマカレー』の手前の場所。
『クロスロード モモズレストラン&バー』事前計画どおり、一階はモモを始めとしたネパールの軽食をつまみながらワイワイ飲めるBAR。

地下にはダンスフロア。
2階はビリヤード台完備のスポーツBARと、大塚ネパール人たちの総合ナイトスポットになっています。
もちろんBARだけあってお酒は充実。

普通にタップでクラフトビールもあります。
逆にネパールのヒエ焼酎ロキシなんてのは扱ってないみたい。
まぁ、日本人だってBARに来てあんまり熱燗とかカップ酒とか飲まないですもんね。

モモはスタンダードの蒸しモモから、冷製モモ、選べるチーズのシズラーモモといった変わり種まで。

そのほか酒のつまみになるネパールの一品料理があれこれ。
いわゆるカレーやダルバートはありませんが、お昼にはカレーランチを提供しているようです。
★AFTER DARK(REGULAR) ¥600SPRING VALLEYのクラフトビール。
ネパール人のお店で飲むのは何だか新鮮ですね。
★モモズモモ ¥600餃子タイプの包みですが皮はモチモチ。
中の具材は野菜とチキン。
ソースもネパール山椒ティムルがしっかり効いたティムルコアチャール。
モモのモモと謳うだけあって、非常にモモらしいモモとなっています。
メニュー説明によれば
『東京でのモモのワンストップディスティネーションの始まり』とのこと。
なかなか意味が頭に入ってきづらいですが、何か強い信念は伝わってきます。
★ネパールアイス ¥700モモに合わせるのはやはりこのビールですよね。
★ブータン ¥600メニュー説明によれば『ミックスヤギの腹フライ』。
要はモツです。
これが結構スパイシーでいい感じのアテに。
逆に酒がないと味濃すぎるほどです。
★コークハイボール ¥480脂モノにはコーラが吉。
いつしかインドラさんも合流。
バースデイパーティーのおすそ分けでチキンビリヤニまでいただいちゃいました。

うまっ!とっても儲けもんですね。
せっかくなので、地下のダンスフロアも見せてもらいましたよ。

おぉぉ、これは・・・・なかなかのムード。
DJブース付きなので、ドンガラドンガラ貸切パーティーやっても大丈夫。
もちろん、お酒や料理に困ることはありません。
夜が更けるにつれ、次から次へと来店するネパール人の皆さん。
この場所は早くも、ネパール人の社交場となっているようですね。
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アジア各国料理という視点において、さらなるディープゾーンと化しつつある大塚。
最近ハマっているのはこちらのネパール料理店。
「ハムロジャクソン」個性的な名前ですよね。

ですがよく見ればカタカナ表記は「ハムロジャクソン」と「ハムロジャンクション」とが混在。いったい?
実は「ハムロ」はネパール語で「私たちの」、「ジャクソン(JUCTION)」は「分岐点・合流点、交差点」つまり英語のJUNCTIONのネパール訛りとのこと。
コロナで人の行き来が制限される中、みんなが出会える場所という想いが込められているんですね。
壁にはダイナミックな絵。

ハクトウワシとヘビのバトル。対米戦ですかね?
実はこちらの初代オーナーであるインドラさん、美術の専門学校を経営していたこともあるそうです。
カラオケにも使えるステージの背景にはエベレスト。足元には吊り橋。

ネパール旅行へ行けない方のためのフォトスポットだそうですよ。
活用しましょう。
★マトンカサウディ 1/2 ¥1100こちらの看板メニューのひとつ。
骨付きの塊で提供される羊肉のスパイス焼きなのですが、火にかけた状態でやってきます。
食べ応え充分。
羊好きグループで訪問の際にはぜひ!
★シュマイモモ ¥850珍しいチベットスタイルのオープンタイプモモ。
東京で出しているのは目黒のチベット料理店「カトマンズガングリ」くらいじゃないかしら。
ソースは3種。
モモのディップで定番のゴルベラアチャールと、胡麻アチャール、そしてニンニクアチャール。
上にディップしていただきます。
★ネパール味のニジマスフライ ¥1500海に面せず、食するのは川魚が多いネパール。
このお店の自慢はなんとニジマス料理なんです。
カレーっぽいソースがかかったグレービータイプと、特製ミックススパイスを用いたフライタイプがあったのですが、
とにかくお酒に合わせるならフライ!ということで。
フワッとした白身、骨や皮まで美味しくいただけます。
かなりビリリとスパイシーでお酒がガンガン進みますね。
★ネパールアチャル ¥600ムラコ(大根の)、アルコ(ジャガイモの)アチャールをメインにミックスした一品。
ネパールのお祝いスタイルで作っているそうです。
迷ったらまずこれですね。
★バッファロースクティ ¥850水牛メニューが充実しているのもこのお店の嬉しいところ。
こちらは水牛の干し肉です。
とにかく食感がネパール人好みの硬さ。
じっくり噛みしめれば噛みしめるほど濃密な旨みが染み出してきます。
ビールのアテに最高。
★ワイワイサデコ ¥400とっても陽気なパーティーメニューっぽい名前ですが、ネパールで親しまれるインスタント麺(チャウチャウ)の和え物。
「ワイワイ」というのはチャウチャウのNo1ブランドで、チャウチャウの代名詞的に扱われているんです。
「ベビースター」とか「カップヌードル」「ペヤング」みたいなもんですね。
★グンドルックのアチャル ¥350グンドゥルックはネパールの山岳で主に食される発酵干し野菜。
いつ食べても「長野県ぽいなぁ」と感じてしまいます。
こちらのお店のは特に酸味と旨味が濃くて、おにぎりかおやきに入れて食べたい!
★焼とフライドウズラ ¥1150ニジマスとともにお店の名物なのがウズラ。
このスパイシーな焼き鳥仕様の他に、ウズラチョエラも用意。
どちらも美味しいです。
★シスノ(イラクサ)のスープこの日たまたまあった、貴重なスープ。
オーダー時、「美味しいの?」と聞いたら「美味しくない」と店長。
何やら健康のために飲むものらしく。
恐る恐る飲んでみると、あら?ちょっとヨモギのような雰囲気もあり、アダルトな苦みはなかなか悪くない。
★ジャイカッテネパールの強いお酒「ロキシー」にアッツアツのギーと煎り米を加えた、寒い山でもカラダの芯からあったまるお酒。
これ、あると絶対頼んでしまうんですけど、とにかく癖になります。
★バッファローチャウミン ¥850こちらは水牛焼きそば。水牛の脂の旨味は焼きそばにとーっても合うことを初認識!
★ハイデラバディビリヤニ ¥1200ハイデラバディとパンジャブのビリヤニをネパール的独自解釈でミックスしたもの。
三層構造の盛りも美しく、これだけ狙ってきても満足できる完成度。
★義理の息子セット ¥1500超豪華!
なんて名前だ!と思うでしょうが、実はネパールでは実の息子より義理の息子を手厚くもてなすそう。
つまり「最高のもてなしセット」という意味合いなんですよね。

珍しいマルシ米はおかわり自由。
カレーもマトンとチキン両方。さらにグンドゥルックコサデコやダニヤチャトニ、ミックスダルなど確かに凄い。最高。
美味しい、楽しい、珍しい、便利。
どこをとっても最高なこのお店ですが、6月からはオーナーチェンジでさらにパワーアップの予定。
新オーナーは戸越銀座でネパール居酒屋『みなみ』を営まれていたminaさん。
メニューも増え、大塚エリアに系列店の準備も進んでいます。
中でも激萌えなのが「MOMO BAR」。
これ、出来たら絶対流行ると思う。

今後も目が離せない『ハムロジャクソン』なのでした。
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板橋・豊島区のソウルパンといえばやはりここを置いては無いでしょう。
「タカセ巣鴨店」池袋西口のお店でよくサバランをいただく私ですが、この日は用事で巣鴨にて。
タカセのサバラン、「カレーは飲み物」ならぬ「酒は食べ物」ってくらいジュクジュクなのが最高なんです。
こちら巣鴨店にも喫茶コーナーはあるのですが、この日はテイクアウトでカレーパンその他をば。
トングは置いておらず、全てビニール個包装。
コロナ対策でしょう。おばあちゃんの原宿ですから、この安心感は大事ですね。

カレーパンは2種。
甘口のサクサクカレーパンと、辛口のビーフカレーパン。
★ビーフカレーパン ¥150オトナ仕様を選びました。
随分平たいですが、カバンの中で潰れたわけではありませんよ。
これがデフォルト。

平たいながらもカレーはギッシリ詰まってるんです。
これぞ、カレーパン。
みんなの期待、みんなのイメージの中にあるカレーパンそのものです。
★フランクフランス ¥180こちらはソーセージが丸ごと入ったハード系フランスパン。
しかしリーズナブル。
★コーヒーアンドーナッツ ¥150はい、これが結構オススメなんです。
言うほどコーヒーの苦味はないんですが、やhり普通のアンパンよりもスタイリッシュな味。
気取りすぎないのもタカセ流。
この界隈で一杯やりながら食べるなら「ときわ食堂」ですが、ちょっと一服するならこの「タカセ」。
やはりなくてはならないお店です。
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