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[北区エリア]

        

東京タワー竣工の年に生まれた大衆食堂でカツカレー。『三忠食堂』(赤羽)

category - [北区エリア]
2023/ 11/ 19
                 
早い時間に赤羽にいることがあまりないものだから、そもそも開いてる時間に前を通ったことすら初めてかも。


『三忠食堂』

赤羽駅西口にある大衆食堂。
なんと創業は1958年(昭和33年)とのこと!


1958年と言えば東京タワーが竣工し、巨人軍の長嶋茂雄がデビューした年。
まさに「三丁目の夕日」の時代ですよね。

かつてはお隣の十条にも店舗があったそうです。

街のみんなの台所らしく、刺身に煮魚、海老フライにカレーに野菜炒めと、とにかくメニューが多い。

70種以上あるとか。


社食ばりの小鉢ショーケースもまた楽し。


それぞれの単品料理は400円プラスすれば定食になるそうです。


★かつカレー ¥950

カツの上にカレーがかかった後がけタイプ。
昭和の大衆食堂や町中華でよく見かけたスタイルです。
とはいっても、かれーはいわゆる黄色いカレーではなく欧風寄りのビジュアル。
ビーフが入っており、辛さ控えめで穏やかな味わいですね。

カツはロースを使用。
衣硬めのザクッと食感で、カレーがかかってもふやけない強さですね。

店内は20代から70代(と思しき)幅広い客層で大繁盛。
斜めパーテーションで仕切られた相席を活用して効率よく空間を使っています。

東京タワーの時代からスカイツリーの時代になっても、かわらない庶民の味がここにありました。

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北区バングラデシュ人の皆さまの日常空間。『ベティクロム』(赤羽)

category - [北区エリア]
2023/ 09/ 27
                 
赤羽の外れにある、バングラデシュの食材店&お菓子屋さん&礼拝所&食堂。


『ベティクロム』(Baticrom)

お店に着いたのはちょうどラストオーダーが終わりかけていたタイミング。

なのだけれども・・・・
ちょうど賄い分のビリヤニが炊けたとのことで、スタッフの皆さんとご一緒することに。
これはラッキー有り難い。

イートインは2階の食堂フロアにて。

もとい、キッチン兼イートインスペース。

こちらバングラデシュ人同胞向けのハラール食堂でありつつ、
スイーツやテイクアウト惣菜の製造所でもあるという次第。


バックステージ感満載でワクワクしますね。

ちなみにお店に招き入れてくれた若き店員Isalathさんは唯一バングラデシュ人ではなく、なんとスリランカ人。
独身で彼女募集中の爽やかイケメンです。

皆様よろしくお願いします。

そして出てきたビリヤニがこちら。

★チキンビリヤニ ¥600

盛り盛りの盛りの良さでこのお値段。
実に有り難い限り。

米の仕上がりはしっとり。
シンプルな、毎日食べ飽きない味付けです。

外食としてのレストラン料理というよりも、身内のささやかなご馳走といった感じがココロに沁みますね。

ちなみにバングラデシュの月収は日本の5分の1以下なのだけど、このビリヤニは本国でも500円くらいする。
相場を考えたらこの店のビリヤニはバングラデシュより安いんだ。

なんて話も。

スタッフの皆さんと談笑しながらいただいたこともあり、稀に見るバングラデシュの日常感が最高すぎました。
この日はビリヤニの他、ダックカレーもあったみたいですよ。
(ちなみにお酒は一切置いてありません)

せっかくなのでお菓子も買って帰りましょう。

グラブジャムーンやジャレビ、ラドゥといったメジャーどころ(?)も揃っていますが、お店のオススメは「キールモハン」。
ビリヤニ食べる前にオーダーしたら、せっせと作ってくれた作り立てです。

★キールモハン ¥950

キールというインドのライスプリンを小麦粉やセモリナ粉で固めた団子のようなお菓子なんですが、これが食べてびっくり。

意外に甘さ控えめなんです。
そしてしっとりジューシー、かつミルキーな味わい。
なんだこの美味しさは!

インド系のスイーツは甘すぎて駄目、という人にこそ食べて欲しい絶品スイーツでした。
ボリュームたっぷり、賞味期限もまさかの3か月!?

これはオススメです。

時折、三階で礼拝を終え降りてくる方々とも挨拶。
東十条を中心として北区一帯に多く住むバングラデシュ人の皆さんと交流するにはうってつけの場所なのでした。

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インネパ店ではスープカレーを狙え!赤羽篇。『ベンディカ インド料理&バー』(赤羽)

category - [北区エリア]
2023/ 07/ 16
                 
赤羽駅西口向かい。
ビビオの地下一階にあるインド料理店。

『ベンディカ インド料理&バー』

店員さんはみなネパールのトピー帽を被っており、壁にはネパールの写真が。

典型的なインネパ店(ネパール人によるインド料理店)ですね。


ビールはサントリー、アサヒ、キリンと取り揃え。接待飲み対応でしょうか。
さすがは呑兵衛の街赤羽です。


★ザ・プレミアムモルツ〈樽生〉グラス ¥300

さて、ナンやタンドリーチキン、バターチキンと言ったテンプレメニューが特徴の「インネパ店」ですが、個人的に楽しみ方が2つあると思ってます。
一つは「インネパ店は居酒屋使いが最高」、そしてもう一つが「インネパ店ではスープカレーを狙え」です。

日本でインド料理店を営むネパール人の多くは、日本に来るときに、日本人が喜ぶインド料理を学ぶことが多い。
けれど彼らが賄いや何やらで好んで食べるのはネパール式のシャバシャバカレーのほうだったりして、
何とか自分たちの故郷の味、自分たちの好きな味を日本人に食べて欲しいとも思っている。
そうしてメニューの端っこ(いちばん後ろにそっと、の場合が多いのですが)に「スープカレー」という名前で、
インド料理店のテンプレから脱却した、ネパール人自身が好きな味のカレーを用意していることがあるんです。

そう、インネパ店で「スープカレー」という文字を見つけたら頼むべし。
そこには作り手の愛がこもっているから、まず外すことは無いわけです。
但しひとつ注意すべきなのは、インネパ店の「スープカレー」にはナンは合わない。
絶対にライスと合わせましょう。

ということでこちらのお店、メニューを開いてニンマリ。


めちゃくちゃスープカレーをプッシュしてるんですから!
これは本腰入ってます。

うわぁ。テンション上がる!!


★餃子スープカレー ¥900
★ジラライス ¥500


「餃子」はもちろんネパールのモモ。
故郷ネパールのシャバシャバカレー「ジョル」に故郷ネパールの「モモ」を入れ「餃子スープカレー」という名で提供するなんて、GOOD JOBにも程があります。
実際、北海道スープカレーの老舗「シャンティ」にも具材にモモを用いたメニューがあるので、スープカレー側から見ても腑に落ちるという周到ぶり。
心の中で全俺がスタンディングオベーションです。


まず、モモが美味い。
ホクホクしてて、スープモモとして最高の仕上がりです。
そしてスープ自体の旨さよ!!
多くの北海道スープカレーと比べるとビジュアル的にはシンプルですが、スープ自体が香ばしくて旨味が深くて、これだけで感動できます。
辛口でオーダーしたのですが、旨味と辛さのバランスがとてもよくオススメ。

あわせたライスはジーラライス。クミン(ジーラ)とバスマティ米を油でいためて炊いたもの。
北海道スープカレーのお店じゃあまず置いていない一品です。
これもインネパ店ならではの楽しみ方ですよね。

インネパ店のスープカレーにハズレはない。
そう知ってはいたものの、この店のスープカレーはさらに一つ上の仕上がり。
流石メニューでプッシュされているだけのことはあります。

これを食べるか食べないかで、このお店の印象は随分と変わることでしょう。

赤羽でも「インネパ店ではスープカレーを狙え」
間違いない。

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昭和喫茶店のDRY&WETオムカレー。『暖母』(赤羽岩淵)

category - [北区エリア]
2023/ 07/ 08
                 
暖かい母。

そう書いて「だんぼ」と読みます。


『暖母』

創業1982年。
赤羽の庶民生活を暖かく包みこんできた母のような喫茶店です。

喫茶店、といってもそこは赤羽。
飲み放題プランがあるなど呑兵衛フレンドリーな仕様となっています。


逆の見方をすれば、昼から通し営業で飲める洋食居酒屋ともいえますね。

カレーは結構バリエーション豊富。

カレーパスタやカレードリアなんかもありました。

オーダーしたのはこちら。

★オムカレー ¥800

サラダ、味噌汁、ウーロン茶つき。
リーズナブルですねー。

けれどこれ、お値段抜きにしても大当たり。

オムライスにかかった、トロットロ餡かけ風のカレー。
それだけでなく・・・

中もカレーピラフ、いわゆる昭和喫茶店のドライカレーになっていたんです。

『キッチンABC』『カフェアルル』にも通ずるDRY&WETスタイルのオムカレー。
めちゃくちゃ好きなタイプです。

餡かけカレーは辛さより旨み押し、卵は分厚く存在感ありあり、そしてカレーピラフはホクホクでベーコンたっぷり。
これは嬉しい美味しさ三重奏ですね。

長く続く喫茶店には長く続く理由がある。
また食べたい、そう思ったのがその理由なのでしょう。

カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
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ちょっと珍しい、ペルー料理×インド料理の良店。『SALASA』(板橋)

category - [北区エリア]
2023/ 06/ 16
                 
JR板橋駅から東に歩けばすぐ北区。

ペルー料理×インド料理という、ちょっと変わったお店をみつけました。


『SALASA』(サラサ)

どうやら、インド人オーナーとペルー人の奥さまによるお店ということのようです。


店内にズラリ飾られたオーナーのカメラコレクションも圧巻!!


クラシックカメラから、往年のデジカメまで。
好きモノには堪らないラインナップです。

メニューはインド料理とペルー料理がほぼ半々。

まずはペルーの国民酒ともいわれるこちらから。

★ピスコサワー PISCO SOUR ¥1000

ペルーの伝統的な葡萄の蒸留酒ピスコをベースに卵白で泡だてたサワー。
独特の香りがクセになり、ペルー現地では朝・昼・晩ずーっとこれ飲んでる人もいました。
もちろん私も大好きなんです。


★カンチャコーンの素揚げ CANCHA ¥300

トウモロコシのふるさとペルーには多種多様なトウモロコシがあります。
こちら実が細長いカンチャコーンをカラッと揚げたものですが、弾けていないポップコーンのよう。
ポップコーンっぽい香ばしさはありつつ、食感はパリッパリ。
最初ちょっと違和感あるんですけど、食べているうちに慣れてきてクセになります。

ただし、少し冷めてくると猛烈に口の中の水分を吸うので、ドリンクが進んでしまうんですよね。


★タクタクとマトンカレー TACUTACU & MUTTON ¥1500

この店ならでは、ペルー料理とインド料理のコラボプレートです。

「タクタク」はペルーの家庭料理。
カナリオ豆とお米を煮込んでオムレツ状に固め焼いたもの。
ちょっとベンガルのキチュリみたいな味わいですね。

一方のマトンカレーはインド仕立て。
大ぶりカットの羊肉が柔らかくて贅沢!
辛さは控えめですが塩気がビシッと効いています。

ペルーとインド、地球の裏表にある二国ですが、意外と合うものですね。
まさに、相性良き国際結婚のようなプレートでした。

予約すれば、しっかりとしたセビーチェなども提供可とのこと。

ひょんな裏道で、なかなか掘り出しもののお店でした。

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