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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

八重洲地下でタンドール三昧。「シターラダイナー八重洲店」(東京)

東京・八重洲地下街。
各カレージャンルの名店を集めた「TOKYO CURRY QUARTET」

スープカレー代表「奥芝商店」
洋食カレー代表「銀座スイス」
大阪スパイスカレー代表「コロンビアエイト」

そしてインド料理代表はこちら。

「シターラダイナー八重洲店」

青山に本拠を構える高級インド料理の名店「シターラ」のチェーン業態。
百貨店や駅ビル、駅ナカに店舗展開をしています。

この業態の何が嬉しいって、インド料理店には珍しい通し営業ってこと。

16時前後にタンドリーチキン食べたい需要(あるのか?)にもしっかり応えてくれます。


店内はカジュアル。
カウンター席、テーブル席と、用途に応じて使い分けできそうです。



メニューにはカレー、ナン、タンドール料理、ビリヤニなどがラインナップ。

ナンのバリエーションやロティ、クルチャ、バトゥーラ、そしてビリヤニはダムビリヤニもオーダー可能。
カジュアルな店構えながら「シターラ」の矜持を感じますね。


★カバブセット ¥1600
・豆カレー
・バトゥーラ
・シークカバブ
・タンドリーチキン
・野菜のカバブ
・ポリアル
・2種類のアチャール
・グリーンチャツネ


ちょっと何でしょう、このインパクトある盛り付けは!!


タンドリーチキンやシークカバブだけでなく、野菜のタンドール焼きが山盛り。
豆カレーとグリーン(チリ)チャツネにつけていただきます。

まずタンドリーチキンは流石の仕上がり。
んで、カボチャやナスやイモなど、野菜のボリュームがとにかく凄い。
食物繊維をたっぷり取ったぁーって具合の満腹ぶりです。

これは思った以上の迫力だわ。


★マサラチャイ +¥250

食後のチャイで胃を整えます。

フゥ。

「TOKYO CURRY QUARTET」
カレー好きなら行くべき場所です。


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名店スパイスカフェが手掛ける驚きのモダン・スリランカ。「HOPPERS」(茅場町)

ここ数年、カレーやスパイス料理の世界にもようやくイノベーティブの波がやってきました。
モダンインディアンなら「KALA」「TOKYO SPICE LAB」、
モダンネパールなら「ADI」、
そして2021年12月6日、モダンスリランカの新店が東京・兜町に誕生しました。


「HOPPERS」

実はここ、なんとあの名店「スパイスカフェ」の2号店にあたるお店。

「スパイスカフェ」といえばインド料理・スリランカ料理を軸に旬食材を取り入れた料理を提供するだけでなく、
コース仕立てでワインとスパイス料理のペアリングを提案するなど、
「カレー」という文脈を越えた独創スパイス料理店として日本におけるパイオニアといって良い存在。


決してモダン&イノベーティブの時流に乗って思いついた2号店ではなく、
長きにわたり課題を持って取り組み続けた「スパイスカフェ」伊藤さんならではのモダン・スリランカレストランなのです。


ビジネス街だけあって、ランチ時にはスリランカのRice & Curryをワンプレートで提供。
うって変わって夜は、コース仕立てのモダンスリランカを提供しています。

もちろん私は夜のコースに興味津々。
モダンスリランカコース ¥6,600(税込)を予約しての訪問です。


コース構成は
・Starter
・Fish
・Meat
・Rice & Curry
・Dessert
・Tea
という流れ。

料理の詳細な内容についてはその時々の旬もあるのに加え、
実際に出てきたときの目ウロコな驚きも楽しみではあるので、
写真を見て想像していただくことにしましょう。

それでは。


食前に現れるのは白湯、そしてスライスジンジャー。
これから始まるコースがモダンであると同時に、スリランカの伝統的なアーユルヴェーダの考えが軸であることを告げています。


ま、私は最初からアラックをいただいてしまいますけれども。


◎Starter

まずスターターがここまで多彩かつ、一品一品驚きに満ちたものであるとは思いもよらなかった。


スープにチャパティ、アンブルティヤル、パティスといったスリランカの伝統的食をスマートにアレンジ。
アンブルティヤルはゴラカをしっかり強調、
パティスの鯖の旨味も、ビーツのチャパティの食感も完璧。


そして「わぁっ」と声が出てしまったのが、超ミニチュアサイズのエッグホッパー。


そう、店名の由来である「HOPPER」です。
南インドでいうところのドーサに近い、米粉を発酵させてつくる軽食で、日本ではノーマルサイズでもなかなか見かけない料理。
発酵にも焼きにもテクニックが必要なんです。

その極小版であるこちらは実に精緻な仕上がり。
サイズが小さいぶん、標準的なものと比べると少し塩味とブラックペッパーを効かせて印象を残しています。

・・・いかんいかん、説明しすぎだぞ。


◎Fish

Devil Fishつまりタコです。
スリランカの語源は「光り輝く島」。
インド洋とアラビア海に挟まれ、タコだって食べるのです。


◎Meat

パイです。
パイはパイでもミートパイ。
ミートパイはミートパイでも挽肉ではなく。

実にご立派な赤身。
これがちょっとたまげました。

しっかりとした歯ごたえと柔らかさのバランス、それが肉の芯までブレることなく仕上がっています。
コンセプトの面白さや独創性だけでなく、調理技術の比類なき高さを見せつけられました。

もちろん、パイ生地、ほうれん草、カレーリーフ(カラピンチャ)ソースの組み合わせも面白すぎます。

・・・いかんいかん、料理を説明しすぎているぞ。

このあたりでワインをペアリングしてみましょう。

さすが「スパイスカフェ」というセレクトです。



◎Rice & Curry

またまたたまげました。
ワンプレートの真逆。
ここまで分解されたRice & Curryは予想していませんでした。


確かにRiceとCurryがあるのでRice & Curryには間違いない。

一品一品を堪能した後は、セルフで盛り付けてみました。

これだけでもなんと華やかな。
Rice & Curryの基本ともいえるパリップがめちゃくちゃ美味いのも特筆ポイントです。


◎Dessert

ここに来てチーズケーキのクオリティも凄い。
細かい品数で言ったら物凄い数のコースにも拘わらず、全ての手のかかり方と完成度に圧倒されます。
味の緩急はあれど、作り手側が「抜いた」ところが一切ない。恐るべし。


◎Tea

モダンスリランカンの締めはやっぱり紅茶。
「セイロンティー」として知られるスリランカの紅茶ですが、その産地ごとにさまざまな個性が。
ここでは産地を指定してのオーダーができるんです。

参りました。凄い満足度です。

独創性と先進性ももちろん凄いが、ちゃんとはっきりレストラン料理として美味しいのがさらに凄い。
そして隅々まで味や香り、食感のディテールに意識が届いているのがさらに凄すぎる。

伊藤さんの経験と発想、そして高い技術で緻密に実現するスタッフ。

とんでもないお店です。

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HOPPERS



関連ランキング:スリランカ料理 | 茅場町駅日本橋駅人形町駅

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日本初!マレーシアのナシカンダール専門店が誕生。「ゼロツ― ナシカンダールトーキョー」(大手町)

2020年に大阪から移転、東京三田で超人気店の地位を確立した南インド料理店「ゼロワンカレーA.o.D」。
その2号店「ゼロツ―」はなんと南インド料理ではなくマレーシア料理。
その中でもインド移民によるぶっかけ飯「ナシカンダール」の専門店として2022年2月1日にオープンしました。


主に南インド、タミル系の移民によって確立したとされるナシカンダールですから、1号店「ゼロワン」と食文化としての連続性もあるわけですね。
ちなみに「ナシ」は「ご飯」、「カンダール」は「担ぎ棒」。かつては担ぎ棒で売り歩いていたことから付けられた名だと言います。

つまりは「担々飯」ということかな(笑)

マレーシア現地でのナシカンダールレポはこちら
⇒『24時間インド系ムスリム気分。「Nasi Kandar Pelita」(KLCC)~カレー細胞inマレーシア』

オフィスビルの一階とは思えない現地屋台スタイル。


タケダワーラーことアーティスト武田尋善さんによる破天荒な内装も見ものです。


マレーシアを代表する3匹、オランウータン、マレーグマ、マレーバクも勢揃い。

オーダーはいわゆる学食方式。
副菜3種、カレー2種を指さしながら選択して盛り付けてもらいます。


副菜には東南アジアテイストのものと南インド料理テイストのものがあり一度では選びきれないほど。


カレーは定番の骨付きチキンカレーに加え、さまざまなカレーが日々登場するみたいですよ。


オプションも充実していて、組み合わせは無限大ですね。


★ハンドレッドプラス 100+ ¥250(税込)

ドリンクはマレーシア定番の炭酸スポーツドリンクで。
カラダにいいんだか悪いんだか。


★ラム肉カトゥレット・ナシカンダール ¥1550(税込)

基本のナシカンダールにオプションのラム肉カトゥレットを乗せた贅沢バージョン。
カレーは骨付きチキン&天使と海老とイカのカレーを選択してみました。


東南アジアのサンバル風味と、南インドのバミセリやパチャディが混ざり合う神秘。
食ジャンルの堅苦しい切り分けなど、意外と無意味であることをこのナシカンダールは教えてくれます。

天使と海老とイカのカレーは八角が結構効いていて、華僑中華のテイストがプンプン。
ニョニャ料理(マレーと華僑の食文化が融合した料理)の雰囲気もありますね。

面白ミラクル、南インドと東南アジアそして中華要素までもが融合した魅惑のワンプレート。
盛り付けはワイルド(それがいい)ですが、さまざまなスパイス&ハーブの香りが織りなすワンダーランドを堪能できました。

こんなとんでもないお店が東京のオフィス街にあること自体が奇跡。

もし私が定時出社のサラリーマンでこの近くにオフィスがあったなら、週4で通っちゃいますよ。


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ゼロツー ナシカンダール トーキョー



関連ランキング:東南アジア料理(その他) | 大手町駅竹橋駅神田駅


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令和の時代にアップデートされた名店カレー。「FISH 丸の内店」(大手町)

かつて赤坂随一のカレー名店として愛された「FISH」。
私が最も通ったカレー店のひとつでしたが2017年に惜しまれながら閉店。

その頃の記事⇨『アークヒルズ、名店カレーの歴史に幕。「FISH」』

その後、経営を引き継ぐ会社が現れ新宿に復活。
丸の内オアゾにも店を出しました。


「FISH 丸の内店」

2020年7月23日オープン。
看板には英語で「3人のおじさんが作ったカレーショップ」とあります。
赤坂「FISH」時代の3人のことでしょう。

コの字カウンターのみのコンパクトな店内。
スッキリ洗練された内装で、女性おひとり様でも入りやすそう。

カレーは単品、2種盛り、3種盛りと選択可能。
赤坂時代のラインナップに加え、よりインド要素が入っているのが新生「FISH」の特徴です。


★3種コンボ(大辛チキンカレー&キーマ&MIX豆)¥1300
・青唐ディップ 無料


赤坂時代に一番食べた大辛チキンカレーとキーマ。
そこに新生「FISH」ならではのダルを合わせた一皿。
グリーンチリチャトニは申告すれば無料でつけてくれます。

「FISH」オールドファンとしてはどうしても、以前との比較を楽しんでしまいますね。

まず、辛さ耐性が高かった若い頃の私でも「これは辛いな」と思っていた大辛チキンカレー。
絶対的な辛さで言えば今の方が抑えられていると思われます。
ただし「味」における唐辛子の存在感は今の方が上。
ここは記憶のブレもあるかと思いますが、以前は強烈な辛さとあわせ、玉ねぎの甘みがあったような。
今の方がよりストレートに、ある意味サラリと辛いカレーになっていると感じました。
具材のチキンのクオリティは前より上がっているかもしれませんね。この日の印象では。

そしてキーマ。
赤坂時代のキーマはとにかく食感が独特で、一種パテっぽいきめ細かさとデロンとした粘度が特徴でした。
インド料理のプレートを模した現在のキーマは以前より汁気が多く優し気な味わい。
カルダモンの立たせ方も幾分穏やかになっています。

そしてダル、豆カレー。
これが入ることで「日本式カレーライス」からインドカレーやスパイスカレーの印象へと大きくシフトチェンジ。
上記2カレーの印象も、これに影響をうけているかもしれません。


★ゴーヤフライ ¥280

オプションが別皿でやってきました。
これ、そのまま食べてもカレーに混ぜても最高。いい苦みがプラスされます。
オススメ。

以前の「FISH」と比べ、よりサラリと、よりインド寄りになった新生「FISH」。
けれどもそれを「昔と違う」というのも正しくない気がします。

レシピは正統に受け継ぎつつも、創る側の舌と感覚、食べる側の舌と感覚によって味の基準は変わってゆくもの。
「FISH」は次の世代に受け継がれ、変化したというのが正解ではないでしょうか。


ちなみに店名のFISHとは、Fineness・India・Splendid・Hottestの略。
SMAP方式なんですよ。


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FISH 丸の内店



関連ランキング:カレーライス | 大手町駅東京駅二重橋前駅

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カツカレー発祥の店、八重洲に進出。「銀座スイス ヤエチカ店」(東京)

創業1947年、「カツカレー発祥の店」として名高い銀座の洋食店「スイス」。そんな不動の超老舗が「Columbia8」と同じ八重洲地下街「TOKYO CURRY QUALTET」に出店!
これ、なかなかの事件です。


「銀座スイス ヤエチカ店」

2022年2月2日オープン。

「スイス」の常連だった元巨人軍の千葉茂選手がある日、「ポークカツレツとカレーを一つの皿に一緒にして出してくれ。早く食べられるし、ボリュームもある。」とオーダーしたのがカツカレー誕生のきっかけ。


こちらヤエチカ店では「元祖カツカレー」はもちろんのこと、店舗限定の「まるごとカニフライ&カツカレー」などバリエーションも豊富。

オプションを組み合わせることで、自分好みの贅沢カツカレーが楽しめちゃうんです。

さてさて、どんなカツカレーを頼もうかな。


★ポーク+ビーフ ハーフ&ハーフ ¥1450

「スイス」が誇る「元祖カツカレー」のポークカツと、牛ロースのカツを半々でのせた、ありそうでなかなかなかったカツカレーコンボ。


サクッと上がった衣に豚脂のジューシーさが魅力のポークカツ、赤身のオトナな味わいが素敵なビーフカツ。
いずれも「スイス」伝統のカレーとよく合います。


それもそのはずこのカレー、「カツに合うカレー」をテーマに長きにわたり研究と研鑽を重ねてきたカレーなのですから。
野菜の苦味と甘み、ブラックペッパーの辛さ、そしてカツの衣にもよく絡む挽肉。

カツカレーの元祖はやはり今なお、カツカレーのトップランカー。
そして洋食店としても素晴らしいレベルであることが、このハーフ&ハーフでひしひしと伝わってきます。


★カツカレーサンド ¥1300

こちらはテイクアウト専用。
カツカレーをもっと食べたい、でもお腹いっぱい、でも名残惜しい、って気分にスッと入り込んできますね。

駅直結で「スイス」のカツカレーが楽しめるなんて、想像以上にありがたい!
そう思ったのでした。

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銀座スイス ヤエチカ店



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