[丸の内,八重洲,日本橋]
オフィスビル地下に溢れるタイ愛。『バンコク ダイナー』(大手町)
category - [丸の内,八重洲,日本橋]
2023/
09/
22大手町ビルB2階。
ロメスパの祖『リトル小岩井』と同じフロアにあるタイ料理のお店。

『バンコク ダイナー』
ど真ん中ストレートな店名、オフィスビルの地下レストラン街という立地。
いわゆる、日本人が誰でも知っているタイ料理を普通に出すレストランと思いきや、メニュー構成はひと味もふた味も違いました。

お一人様用イサーンセットがあったり、タイのお粥「ジョーク」があったり、タイ屋台でお馴染みチャーシューご飯「カオムーデーン」があったり、思わずニンマリしてしまうメニューがあれこれ。
タイ愛に溢れた人の気配を感じますぞ。

★タイのワインクーラーSPY【白】¥700
タイ屋台で人気の甘ーいワインクーラーSPY。こちらでは【クラシック】【赤】【白】【ゴールド】とバリエーションを揃えており優秀!
★ラープガイの肉団子 ¥1320
私が大好きなイサーン地方の挽き肉サラダ「ラープ」をなんと、ギュギュッと固めてフライした最高の一品。
ガブリと齧れば、鶏挽き肉の旨みに加えバイマックルーやレモングラスが香り、唐辛子の種でじんわりとした辛さが。

これは酒が進みまくりますね。
ちゃんとしたラープには欠かせないカオクワ(煎り米を砕いたもの)がちゃんとまぶされており、確かな愛を感じます。

★タイウイスキーメコン ソーダ割り ¥700
タイを代表するウイスキー「メコン」(日本ではウイスキーにカテゴライズされないのですが)。
ソーダで割ればクセ強ハイボールの出来上がり。

★カオナーガイ×カオマンガイ ¥1400
タイの鶏のせご飯2種の嬉しい合いがけメニュー。

「カオマンガイ」は今や日本でもおなじみ、脂がしっかり抜けた蒸し鶏乗せご飯。
なかなか肉厚で立派な蒸し鶏です。
「カオナーガイ」はこの店では衣つきで揚げた鶏肉にネットリ甘い餡をかけた仕様。
スッキリヘルシーなカオマンガイとは好対照な濃厚風味がたまりません。
タイマニアが喜ぶツボを押さえつつ、決して敷居を高く感じさせない、なかなかの良店でした。
●「カレー細胞」Facebookページ
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ロメスパの祖『リトル小岩井』と同じフロアにあるタイ料理のお店。

『バンコク ダイナー』
ど真ん中ストレートな店名、オフィスビルの地下レストラン街という立地。
いわゆる、日本人が誰でも知っているタイ料理を普通に出すレストランと思いきや、メニュー構成はひと味もふた味も違いました。

お一人様用イサーンセットがあったり、タイのお粥「ジョーク」があったり、タイ屋台でお馴染みチャーシューご飯「カオムーデーン」があったり、思わずニンマリしてしまうメニューがあれこれ。
タイ愛に溢れた人の気配を感じますぞ。

★タイのワインクーラーSPY【白】¥700
タイ屋台で人気の甘ーいワインクーラーSPY。こちらでは【クラシック】【赤】【白】【ゴールド】とバリエーションを揃えており優秀!

私が大好きなイサーン地方の挽き肉サラダ「ラープ」をなんと、ギュギュッと固めてフライした最高の一品。
ガブリと齧れば、鶏挽き肉の旨みに加えバイマックルーやレモングラスが香り、唐辛子の種でじんわりとした辛さが。

これは酒が進みまくりますね。
ちゃんとしたラープには欠かせないカオクワ(煎り米を砕いたもの)がちゃんとまぶされており、確かな愛を感じます。

★タイウイスキーメコン ソーダ割り ¥700
タイを代表するウイスキー「メコン」(日本ではウイスキーにカテゴライズされないのですが)。
ソーダで割ればクセ強ハイボールの出来上がり。

★カオナーガイ×カオマンガイ ¥1400
タイの鶏のせご飯2種の嬉しい合いがけメニュー。

「カオマンガイ」は今や日本でもおなじみ、脂がしっかり抜けた蒸し鶏乗せご飯。
なかなか肉厚で立派な蒸し鶏です。
「カオナーガイ」はこの店では衣つきで揚げた鶏肉にネットリ甘い餡をかけた仕様。
スッキリヘルシーなカオマンガイとは好対照な濃厚風味がたまりません。
タイマニアが喜ぶツボを押さえつつ、決して敷居を高く感じさせない、なかなかの良店でした。
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ニッポンカレーシーンに、さり気ないイノベーションを。『TOKYO MIX CURRY KITTE丸の内店』(丸の内/東京)
category - [丸の内,八重洲,日本橋]
2023/
08/
02都内のデリバリーを中心に展開してきた『TOKYO MIX CURRY』が東京駅直結の好立地にイートインできる実店舗をOPEN!

『TOKYO MIX CURRY KITTE丸の内店』
オープン時に早速伺ってきたのですが、正直「!」と目から鱗なポイントがたくさんあって、さてどこから話せばよいのやら。
まず面白いのは、専用アプリからオーダーが可能ということ。
事前に注文しておけば、待たずに並ばずに料理が受け取れる仕組み。
オーダーは自在にカスタマイズできるのですが、オーダーした料理のカロリー計算までやってくれるという。
この日は事前オーダーなしでお店に飛び込んでみました。
各席にタブレットがあり、これでオーダーするんです。

ベースは基本のチキンカレー。
そこに豊富なトッピングなどでカスタマイズしていくのですが、これが実に考えられているんです。

詳しくは後ほど。

オーダー完了するとウェイティング画面に切り替わります。
いま調理中、など状況がわかるのも親切。
宅配荷物のトラッキングみたいな感じですね。
やってきたのはこちら。

★TMCチキンカレー みんなのオススメ
・米なしロカボ
・クラッシュドチリ(辛味) 1袋
・豚の黒キーマ
・胡麻カボチャ
計¥1171
まず素敵なのは、ライスなしにするとコールスローに置き換わるところ。
普通のキャベツに置き換わるお店はありますが、コールスローってのは・・・でもこれがとても良かった。
昼から重くしたくないときや、血糖値気にしている人にも最適です。

ベースのチキンカレーはグルテンフリー。
サラっとしているのだけど、トマトの酸味が効いており爽やか。
さらに鶏ガラと魚粉からとった出汁による旨味もあり、物足りなさはありません。
そして、ここが大きなポイントなのですが、ベースのカレーのスパイス使いは比較的シンプル。
一方それぞれのトッピングには食材に合わせた様々なスパイス使いがなされていて、混ぜていくことでスパイス感が変化していくという仕掛けになっているんです。
ゴマをスパイスとして使ったカボチャ、南インドテイストのレモンアチャル、花椒が効いた黒キーマ・・・
なるほど、だから『MIX CURRY』なんですね。

クラッシュドチリで辛さも微調整していきます。
食後感は実にさわやか。
けれども物足りなさはなく実に見事です。
食べてみて気づくのは、南インドのミールスのようなスパイス技法が駆使されていること。
けれどもいちばん目から鱗だったのは、「南インド」や「スパイスカレー」という、一般層から見てニッチなワードを使うことなく、あくまでも「日本のカレー好き」が「カレーを食べたい」と思うシンプルな欲求にマッチさせているところ。
それでいて、今までのニッポンカレーの定石ではカバーできなかったニーズを掴んでいるのが、さりげなく凄いのです。
一定数のカレーマニアとは違う、一般層にとっては「スパイスカレー」というワードひとつにしても躊躇いの対象になるもの。
それを「普通のカレー」の延長線上で、「重くなく食べられる」「自由にカスタマイズできる」「混ぜるとさらに美味しい」という付加価値として提示している。
つまり、全くマニアックさを感じさせない凄さ。
『TOKYO MIX CURRY』という名前の腑に落ちる感じといい、実にコミュニケーションが巧い。
さらにアプリやタブレットを用いることで、今後さらに重要になってくるお客さん&従業員の多言語対応もフレキシブルに行える。
「ニッポンカレー」が海外進出するためには、まさにこのような発想が必要なのではないか。
そう強く思ったのです。
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『TOKYO MIX CURRY KITTE丸の内店』
オープン時に早速伺ってきたのですが、正直「!」と目から鱗なポイントがたくさんあって、さてどこから話せばよいのやら。
まず面白いのは、専用アプリからオーダーが可能ということ。
事前に注文しておけば、待たずに並ばずに料理が受け取れる仕組み。
オーダーは自在にカスタマイズできるのですが、オーダーした料理のカロリー計算までやってくれるという。
この日は事前オーダーなしでお店に飛び込んでみました。
各席にタブレットがあり、これでオーダーするんです。

ベースは基本のチキンカレー。
そこに豊富なトッピングなどでカスタマイズしていくのですが、これが実に考えられているんです。

詳しくは後ほど。

オーダー完了するとウェイティング画面に切り替わります。
いま調理中、など状況がわかるのも親切。
宅配荷物のトラッキングみたいな感じですね。
やってきたのはこちら。

★TMCチキンカレー みんなのオススメ
・米なしロカボ
・クラッシュドチリ(辛味) 1袋
・豚の黒キーマ
・胡麻カボチャ
計¥1171
まず素敵なのは、ライスなしにするとコールスローに置き換わるところ。
普通のキャベツに置き換わるお店はありますが、コールスローってのは・・・でもこれがとても良かった。
昼から重くしたくないときや、血糖値気にしている人にも最適です。

ベースのチキンカレーはグルテンフリー。
サラっとしているのだけど、トマトの酸味が効いており爽やか。
さらに鶏ガラと魚粉からとった出汁による旨味もあり、物足りなさはありません。
そして、ここが大きなポイントなのですが、ベースのカレーのスパイス使いは比較的シンプル。
一方それぞれのトッピングには食材に合わせた様々なスパイス使いがなされていて、混ぜていくことでスパイス感が変化していくという仕掛けになっているんです。
ゴマをスパイスとして使ったカボチャ、南インドテイストのレモンアチャル、花椒が効いた黒キーマ・・・
なるほど、だから『MIX CURRY』なんですね。

クラッシュドチリで辛さも微調整していきます。
食後感は実にさわやか。
けれども物足りなさはなく実に見事です。
食べてみて気づくのは、南インドのミールスのようなスパイス技法が駆使されていること。
けれどもいちばん目から鱗だったのは、「南インド」や「スパイスカレー」という、一般層から見てニッチなワードを使うことなく、あくまでも「日本のカレー好き」が「カレーを食べたい」と思うシンプルな欲求にマッチさせているところ。
それでいて、今までのニッポンカレーの定石ではカバーできなかったニーズを掴んでいるのが、さりげなく凄いのです。
一定数のカレーマニアとは違う、一般層にとっては「スパイスカレー」というワードひとつにしても躊躇いの対象になるもの。
それを「普通のカレー」の延長線上で、「重くなく食べられる」「自由にカスタマイズできる」「混ぜるとさらに美味しい」という付加価値として提示している。
つまり、全くマニアックさを感じさせない凄さ。
『TOKYO MIX CURRY』という名前の腑に落ちる感じといい、実にコミュニケーションが巧い。
さらにアプリやタブレットを用いることで、今後さらに重要になってくるお客さん&従業員の多言語対応もフレキシブルに行える。
「ニッポンカレー」が海外進出するためには、まさにこのような発想が必要なのではないか。
そう強く思ったのです。
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6月限定、5周年メニュー「ひつまぶしうなカレー」を逃すべからず。『TRUNK CAFE』〈八丁堀)
category - [丸の内,八重洲,日本橋]
2023/
06/
06八丁堀で世界各国の料理を提供する面白いお店。

『TRUNK CAFE』
オープンは2018年6月20日。
毎年6月にはスペシャルな周年メニューを提供しています。
昨年の4周年記念は「海宝ちらしカレー」、そして今年の5周年記念メニューは「ひつまぶしうなカレー」。
早速狙って行って参りました。

店名に「CAFE」とあるとおり、広々とした店内が通りからがよく見え入りやすさ抜群。
けれども料理はいわゆる「カフェめし」レベルではなく、好き者が唸るクオリティ。
そのギャップが魅力です。
「TRUNK」というのはもちろん、旅の記号。
世界の料理を出すお店には、トランクを持った海外からのお客さんもいらっしゃっていました。

ガラスの向こう側には世界のワインやビール、そしてスパイスが貯蔵されています。

★【5周年記念メニュー】ひつまぶしうなカレー ¥2600
ターメリックで色付けされたジャスミンライスにふんわり贅沢な鰻。
その上に大葉、海苔。
山椒もピリリと効いてなるほど、そもそもうな丼ってスパイス料理だもんなぁ、なんて思っていたのも束の間。
ライスの中には濃厚な鯖キーマが隠れていました。しかも蓮根も用いられ和を感じる旨味重視のチューニング。
これがまた鰻と合うんです。
だって確かに、鰻を釣るのに鯖の切り身を餌にすることだってありますもん。
合うに決まってます。
さらにタマリンドの酸味を抑えたアサリのラッサムをドバっとぶっかけ、旨みの味変!
和を増すとともに印度も増すという日印友好ばんざいなブーストにて、気が付くとすっかり完食の感触。
これは価値ある一皿ですね。
そうそう、お酒だって忘れてはいけません。
世界と日本のお酒が揃っているんですから。

★エストレージャ ガリシア ¥950
スペイン最北部ガリシア州の地ビール。
軽やかで食中酒に良いですね。

★ビアラオラガー ¥900
暑い日に最高なラオスのビール。
キリッとスッキリ!!ジャスミン米使用です。

★NORTON RESERVA MALBEC 2020
こちらはアルゼンチンの赤ワイン。
ギュッとタンニンが効いて濃密です。
アルゼンチンは国家の破産状態が続いているため関税諸々高くチリワインに押され気味ですが、面白いのが多いですよね。

★情け嶋(麦) ¥650
こちらは東京の焼酎・・・といっても島しょ部、八丈島の島焼酎。
芋のイメージが強い情け嶋ですが、麦もあったのですね。初めて飲みました。
あらためて、「あれ?ここカフェだったっけ?」と思うほどの料理と酒と居心地。
八丁堀には『WACCA』も『バンゲラズスパイスビストロ&カフェ』もある。
スパイス呑みの梯子にはちょうど良いエリアなのです。
『TRUNK CAFE』【5周年記念メニュー】ひつまぶしうなカレーは6月いっぱい提供。
一日限定30食ですが、予約取り置きも可能です。
この機会逃すべからず。
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『TRUNK CAFE』
オープンは2018年6月20日。
毎年6月にはスペシャルな周年メニューを提供しています。
昨年の4周年記念は「海宝ちらしカレー」、そして今年の5周年記念メニューは「ひつまぶしうなカレー」。
早速狙って行って参りました。

店名に「CAFE」とあるとおり、広々とした店内が通りからがよく見え入りやすさ抜群。
けれども料理はいわゆる「カフェめし」レベルではなく、好き者が唸るクオリティ。
そのギャップが魅力です。
「TRUNK」というのはもちろん、旅の記号。
世界の料理を出すお店には、トランクを持った海外からのお客さんもいらっしゃっていました。

ガラスの向こう側には世界のワインやビール、そしてスパイスが貯蔵されています。

★【5周年記念メニュー】ひつまぶしうなカレー ¥2600
ターメリックで色付けされたジャスミンライスにふんわり贅沢な鰻。
その上に大葉、海苔。
山椒もピリリと効いてなるほど、そもそもうな丼ってスパイス料理だもんなぁ、なんて思っていたのも束の間。
ライスの中には濃厚な鯖キーマが隠れていました。しかも蓮根も用いられ和を感じる旨味重視のチューニング。
これがまた鰻と合うんです。
だって確かに、鰻を釣るのに鯖の切り身を餌にすることだってありますもん。
合うに決まってます。
さらにタマリンドの酸味を抑えたアサリのラッサムをドバっとぶっかけ、旨みの味変!
和を増すとともに印度も増すという日印友好ばんざいなブーストにて、気が付くとすっかり完食の感触。
これは価値ある一皿ですね。
そうそう、お酒だって忘れてはいけません。
世界と日本のお酒が揃っているんですから。

★エストレージャ ガリシア ¥950
スペイン最北部ガリシア州の地ビール。
軽やかで食中酒に良いですね。

★ビアラオラガー ¥900
暑い日に最高なラオスのビール。
キリッとスッキリ!!ジャスミン米使用です。

★NORTON RESERVA MALBEC 2020
こちらはアルゼンチンの赤ワイン。
ギュッとタンニンが効いて濃密です。
アルゼンチンは国家の破産状態が続いているため関税諸々高くチリワインに押され気味ですが、面白いのが多いですよね。

★情け嶋(麦) ¥650
こちらは東京の焼酎・・・といっても島しょ部、八丈島の島焼酎。
芋のイメージが強い情け嶋ですが、麦もあったのですね。初めて飲みました。
あらためて、「あれ?ここカフェだったっけ?」と思うほどの料理と酒と居心地。
八丁堀には『WACCA』も『バンゲラズスパイスビストロ&カフェ』もある。
スパイス呑みの梯子にはちょうど良いエリアなのです。
『TRUNK CAFE』【5周年記念メニュー】ひつまぶしうなカレーは6月いっぱい提供。
一日限定30食ですが、予約取り置きも可能です。
この機会逃すべからず。
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行列ができるとんかつ屋が作る、スパイスカツカレー。『日本橋とんかつ 一』(三越前)
category - [丸の内,八重洲,日本橋]
2023/
05/
21日本橋で2022年5月にオープン以来、早くも行列ができるとんかつ屋さん。

『日本橋とんかつ 一』(はじめ)
金曜の19時ちょい過ぎで待ちが13人。入店はちょうど一時間後となりました。
店内はカウンター10席。
厨房にはスタッフが4人ほどおり万全の体制です。
まずは一杯。

★瓶ビール(中瓶) ¥650
こちらのお店、人気の理由として、
カツの分厚さに比してリーズナブルなとんかつ定食や、蓋が閉じないほど分厚いカツの焼きかつ丼が話題のようですが、私がオーダーしたのはカレー。
とんかつ屋のスパイスカレーですよ。

★HAJIME紙かつスパイスカレー ¥1380
平日限定5食のメニュー。
一時間の待ちの間に売り切れの可能性もあり、その場合は焼きかつ丼に追加で「スパイスカレールー」をつけようと思っていた(そういう技もあるのです)のですが、まだありました。

カレーはフレッシュトマトの酸味と野菜のほろ苦さが特徴的。
新宿『ガンジー』をちょっと彷彿とさせますね。

薄切りロースを用いたカツは衣サックリ。
油は菜の花、パームの実、とうもろこし由来の「ベジフルーツオイル」使用だそうです。
米は宮城県産つや姫。
コリアンダーシードやホールのクミンがライスにそのままかかっているのが面白いですね。
ちょっと他にはないアプローチのカツカレーではないでしょうか。
そしてせっかくなのでもう一品。

★やわらかヒレかつ 70g(単品)¥550
この店らしい、ボリューミィな肉のとんかつ。
こりゃあ流石に満たされます。
これがこの値段って、そりゃあ並びますよね。
ということで、「紙かつスパイスカレー」も面白くてなかなか美味しかったのですが、
やはり分厚いカツを頼むかどうかで、この店に並んで入った満足度は大きく変わるなぁ。
そう思った次第です。
好みのメニューに「スパイスカレールー」を追加することも併せて、ご計画くださいませ。
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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『日本橋とんかつ 一』(はじめ)
金曜の19時ちょい過ぎで待ちが13人。入店はちょうど一時間後となりました。
店内はカウンター10席。
厨房にはスタッフが4人ほどおり万全の体制です。
まずは一杯。

★瓶ビール(中瓶) ¥650
こちらのお店、人気の理由として、
カツの分厚さに比してリーズナブルなとんかつ定食や、蓋が閉じないほど分厚いカツの焼きかつ丼が話題のようですが、私がオーダーしたのはカレー。
とんかつ屋のスパイスカレーですよ。

★HAJIME紙かつスパイスカレー ¥1380
平日限定5食のメニュー。
一時間の待ちの間に売り切れの可能性もあり、その場合は焼きかつ丼に追加で「スパイスカレールー」をつけようと思っていた(そういう技もあるのです)のですが、まだありました。

カレーはフレッシュトマトの酸味と野菜のほろ苦さが特徴的。
新宿『ガンジー』をちょっと彷彿とさせますね。

薄切りロースを用いたカツは衣サックリ。
油は菜の花、パームの実、とうもろこし由来の「ベジフルーツオイル」使用だそうです。
米は宮城県産つや姫。
コリアンダーシードやホールのクミンがライスにそのままかかっているのが面白いですね。
ちょっと他にはないアプローチのカツカレーではないでしょうか。
そしてせっかくなのでもう一品。

★やわらかヒレかつ 70g(単品)¥550
この店らしい、ボリューミィな肉のとんかつ。
こりゃあ流石に満たされます。
これがこの値段って、そりゃあ並びますよね。
ということで、「紙かつスパイスカレー」も面白くてなかなか美味しかったのですが、
やはり分厚いカツを頼むかどうかで、この店に並んで入った満足度は大きく変わるなぁ。
そう思った次第です。
好みのメニューに「スパイスカレールー」を追加することも併せて、ご計画くださいませ。
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ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
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ロメスパのルーツにカレースパは欠かせない。『リトル小岩井』(大手町)
category - [丸の内,八重洲,日本橋]
2023/
03/
26みなさん、「ロメスパ」をご存じですか?
「ロメスパ」とは気軽に立ち寄れる「路面スパゲッティ」の略。
茹でた麺を鉄板でアッツアツに仕上げた、日本独特のスパゲティです。
そんなロメスパの元祖といえばやはり有楽町『ジャポネ』。
ところが『ジャポネ』誕生の7年前に創業し、『ジャポネ』創業者もここで修業したというレジェンド店が今も大手町にあるんです。
ロメスパの大いなるルーツ、それがこちら。

『リトル小岩井』
大手町ビルヂングの地下2階にあり、とてもカジュアルな店構え。
看板に「PAST&DELI」とある通り、スパゲティの他、サンドイッチを朝7時から販売しておりこちらも大人気。
『リトル小岩井』の創業は1973年(昭和48年)、T・レックスの 「20センチュリー・ボーイ」がヒットした年です。
ジャポネは創業1980年、同じく『リトル小岩井』出身シェフによる人気店『関谷スパゲティ』は創業2013年。
これだけの長きにわたり、ロメスパの発展に寄与してきたのはとても凄いこと。
ちなみにもう1店、元祖ロメスパを名乗る『ボーノボーノ』も元をたどれば小岩井。
ルーツはすべて繋がっているようです。
さて、この日の訪問は17時30分頃。
ランチ時には行列ができるお店ですが、通し営業なので時間をずらせばすんなり入れます。
もし並んでいたとしても回転は凄く速いので、それほど怖じ気づくことはありません。
メニューは壁に。

大手町とは思えない価格設定ですね。
有楽町『ジャポネ』同様「ジャポネ」というメニューもあって興味深いのですが、オーダーしたのは「キーマカレー」。
『ボーノボーノ』にも『ジャポネ』にも『関谷スパゲティ』にもカレースパがあるのは、ルーツが同じだからなのでしょう。

★キーマカレー ¥620
鉄板でアッツアツに炒められた柔らか麺に濃厚なカレー味。

なかなかスパイシーで、スパゲティ欲とカレー欲が同時に満たされてゆきます。
日本のカレーライスがヨーロッパ料理でもインド料理でもないように、ロメスパも決してイタリア料理ではない。
日本でローカライズされ、受け継がれ、進化してきた、日本ならではの美味しさ。
実にたまりません。
イタリア人に食べて欲しいな。
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
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「ロメスパ」とは気軽に立ち寄れる「路面スパゲッティ」の略。
茹でた麺を鉄板でアッツアツに仕上げた、日本独特のスパゲティです。
そんなロメスパの元祖といえばやはり有楽町『ジャポネ』。
ところが『ジャポネ』誕生の7年前に創業し、『ジャポネ』創業者もここで修業したというレジェンド店が今も大手町にあるんです。
ロメスパの大いなるルーツ、それがこちら。

『リトル小岩井』
大手町ビルヂングの地下2階にあり、とてもカジュアルな店構え。
看板に「PAST&DELI」とある通り、スパゲティの他、サンドイッチを朝7時から販売しておりこちらも大人気。
『リトル小岩井』の創業は1973年(昭和48年)、T・レックスの 「20センチュリー・ボーイ」がヒットした年です。
ジャポネは創業1980年、同じく『リトル小岩井』出身シェフによる人気店『関谷スパゲティ』は創業2013年。
これだけの長きにわたり、ロメスパの発展に寄与してきたのはとても凄いこと。
ちなみにもう1店、元祖ロメスパを名乗る『ボーノボーノ』も元をたどれば小岩井。
ルーツはすべて繋がっているようです。
さて、この日の訪問は17時30分頃。
ランチ時には行列ができるお店ですが、通し営業なので時間をずらせばすんなり入れます。
もし並んでいたとしても回転は凄く速いので、それほど怖じ気づくことはありません。
メニューは壁に。

大手町とは思えない価格設定ですね。
有楽町『ジャポネ』同様「ジャポネ」というメニューもあって興味深いのですが、オーダーしたのは「キーマカレー」。
『ボーノボーノ』にも『ジャポネ』にも『関谷スパゲティ』にもカレースパがあるのは、ルーツが同じだからなのでしょう。

★キーマカレー ¥620
鉄板でアッツアツに炒められた柔らか麺に濃厚なカレー味。

なかなかスパイシーで、スパゲティ欲とカレー欲が同時に満たされてゆきます。
日本のカレーライスがヨーロッパ料理でもインド料理でもないように、ロメスパも決してイタリア料理ではない。
日本でローカライズされ、受け継がれ、進化してきた、日本ならではの美味しさ。
実にたまりません。
イタリア人に食べて欲しいな。
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