中目黒、目黒川沿いにインパクト大の看板。
『バイブスカレー/VIBES CURRY』
実はここ、湘南乃風のバックセレクターとしても知られるBKさんのお店なんです。

営業は昼のみで夜は「NEVERLAND」というbarに。
こちらの経営はクラブのVJとして活躍するビジュアルデザインチーム「REALROCKDESIGN」。
音楽×飲食のバイブス空間。
もちろん、DJブースも完備です。
オーダーを済ますと、BKさん自ら厨房に。
そう、この店のカレーシェフはBKさん自身。
★2種カレー
・ヴァイブスチキンカレー
・ポークカレーなんと、カトリで提供するガチスタイル。
ライスが盛られたお皿はこのお店のオリジナルです。

ヴァイブスチキンカレーは南インドのココナッツチキンカレーの基本を踏襲しつつ、鶏ガラスープで旨みをしっかり出した味わい深い一品。
ポークもビンダルーのようであり、けれども穏やかな旨みを押し出した味わい。
訪問前はバキバキに激しいカレーを想像していたけれども、実は優しくて丁寧、けれどもしっかりスパイスが香る、カレー愛に溢れたカレーなのでした。

こちらはBKさんオリジナルの「サ・バイブス」という鯖缶。
9種のスパイスが用いられています。

「サ・バイブスるナウい現代人へ」
この他にも冷凍カレー、アパレルの通販など、カレー活動を拡大するBKさん。
やはり、カレーと音楽には垣根がなさそうです。
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関連ランキング:インドカレー | 中目黒駅、代官山駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
祐天寺の駅前ロータリー脇で営業する、素敵なスパイスカレー屋さん。
「カレー&スパイス ハナコ」店先に店名はなく、のれんには「Spice Charge」の文字。

椅子はシェルチェア。
インテリアの街でもある目黒区らしく洗練された店内です。

カレーメニューは「ハーブ香るマトンキーマ」「2種のお豆きいろカレー」と日替わりカレーの3種。
ですがまず試してほしいのはあいがけです。
ご覧ください。見事なまでに構築されたDRY&WETスタイルを。
★あいがけ(ハーフ&ハーフ) ¥1200
◎2種のお豆きいろカレー
◎ハーブ香るマトンキーマ
★2種豆のスパイスピクルス +¥100ライスの上には焦がしキーマと呼んでもいいほど深い色のキーマが鎮座。
対する豆カレーは、キーマのダークカラーとのコントラストを意識したのではと思えるほど鮮やかな黄色です。
シンプルながら美しい、カレーのグッドデザイン賞です。
おっと、ビジュアルだけではありませんよ。
このお店が素晴らしいのはむしろ、味の完成度。

レンズ豆とひよこ豆、それぞれの食感と旨味が良く生きたカレーに、モフモフっと濃厚なキーマ。
このキーマが私的には特にツボで、凝縮された肉の味わいとそれを引き立てるハーブのバランスはチェンマイ式のラープヌァさながら。
「珈琲は深煎りに限る」なんて嗜好の方にお勧めしたいキーマです。
そしてもちろん、キーマを崩し落として2種のカレーを混ぜ合わせええば、新たな表情に。
添えられたナッツや副菜も、味変や食感変化に大いに役立つ配慮がなされています。
メリハリある構成、かつ素晴らしいバランス感覚のカレーです。
美味しいカレー屋さんって、ちょっと奥まった場所にあったり、隠れ家っぽい店構えをしたりということが多いのですが、駅の前で開放的でありながらクオリティも抜群という稀有な存在。
営業はランチがメインですが、週2、3日ほどのディナー営業もあり。
お店のSNSをチェックしてみてくださいね。
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関連ランキング:カレー(その他) | 祐天寺駅、中目黒駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
中目黒にちょっと独特なスパイス料理の新店。
「スパイスホリック」多彩なスパイス料理とクラフトビール、スパイスやハーブの漬け込み酒のお店です。
同系列店に六本木「ウニホリック」などがあり、同様ねコンセプト特化型ダイニング&バルとして今回は「スパイス」がテーマになったということですね。
以下、公式より。
”人生にスパイスを”をコンセプトに、世界各国の料理を【SPICEHOLIC】らしく再構築したメニューをご提供いたします。
約50種類のスパイスを料理に合わせて調合。多国籍料理を、オリジナルの漬け込み酒とご一緒にお楽しみください。
さらに店内にはオープンキッチンを採用し、調理時の香りやシズル感を演出。
店内に飾られた様々なスパイスや漬け込み酒もお洒落。五感が悦ぶ空間で楽しいひと時をお過ごしください。
オープンキッチンから連なるコの字カウンターには漬け込み酒がズラリ。

これはワクワクしますね。
広々とした店内にはラグジュアリーなソファー席も。
あちらこちらで中目黒ならではのトライブな皆さまが寛いでいます。
スパイス系のお店でこの客層はちょっと珍しいですね。
ポスターなどスタイリッシュで広告的なビジュアル展開も多分効果があったのでしょう。

メニューは価格ごとに整理されたバル風。
けれど何かにつけスパイスを絡めてあります。


漬け込み酒もスパイス酒はじめ気になるものがたくさん。
★クラフトエリクサー ¥880ソーダ割でお願いしました。
某RPGで有名になったエリクサーですが、実際に中世に存在した薬酒。
20種以上のスパイスを使用している養命酒とのことですが、オリジナルレシピでしょうか。
★スパイスチャージ ¥330お通しもスパイスです。
ネパール山椒ティムルなどがブレンド。

すり鉢で潰しながら料理を待つとしましょう。
★ビーフスパイスラグー ¥990つまりは牛肉のスパイス煮込みですね。

野菜もたっぷり。案外チリペッパーが効いて辛口。
先ほど潰したスパイスをかけると美味かったですよ。
★おつまみカレー ¥660
★スパイス炒飯 ¥990さて、スパイス料理といえばもちろんカレーもあります。
★ おつまみカレーなるほど、こちら所謂インネパ店でも見かけるサグチキンですね。ドロッと濃厚に仕上がっています。
★ スパイス炒飯料理長がジャッキー・○ェンに振る舞ったことがある一品とのこと。
アッツアツのチャーハンにグラインドされた生胡椒の香りが加わり、なるほど美味しい。
これはオススメです。
たっぷりスパイスを摂取したら、食後はやっぱりコーヒー。
といっても普通のコーヒーじゃありません。
★コーヒー酒のローズマリーコーラ ¥990最後までスパイス、最後までお酒なんですねー。
まさにスパイス中毒=スパイスホリックであります。
こんなご時世の中オープンしたこともあり、いろいろ迷った部分もあるかと思いますが、ある程度腹を括った営業スタンス。
事前に電話して伺うのが良いでしょう。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
久々の訪問となりました。
中目黒のカレー文化を象徴するようなお店です。
「cafe RED BOOK」(カフェ・レッドブック)かつて中目黒銀座にあったカレーの名店「オレンジツリー」。
そこで働いていた方が、このカフェで「オレンジツリー」の味を受け継いだカレーを提供し話題に。
現在は2代目シェフとなり、味の系譜を受け継ぎながらも独自に変化。
昨年には店内を大改装し、カフェというよりもほぼカレー店へと様変わりしました。
この日は飛沫防止シート完備のカウンター席にて。
確かにメニュー、ガラリと変わっていますね。
定番のキーマやチキンあたりは以前の雰囲気を受け継いでいそうですが、この日は限定のこちらをオーダー。
★チェティナドゥチキン ¥1450(税込)こちら2代目シェフが生み出した南インド系のカレーメニュー。
とはいえ、南インドのレシピそのままではありません。

しっかり満足感を残すため、炒めた玉ねぎの甘味を強く引き出し、具材に古白鶏(こはくどり)というブランド鶏を使用。
シャバっとしたカレーと、しっかりした鶏肉の食感の対比が印象的です。
インド料理のエッセンスを色濃くしつつも、シンプルにご飯+カレーの相性に落とし込むという「カフェカレー」にふさわしいチューニングですね。
★チャイ ¥250(税込)やはり店名がカフェですから、食後はチャイで一服。
好みで砂糖を入れる方式なので、甘すぎるのが苦手な方でも安心ですね。
お店のすぐ近くには、私も関わった中目黒の新名所「なかめエンノシターズ」もあります。

ぜひお立ち寄りを。
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関連ランキング:カフェ | 中目黒駅、代官山駅、恵比寿駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
近年、大阪を中心に出汁を用いたカレーが脚光を浴びています。
それはいわば、カレーの和食化への流れ。
日本でしか生まれない、斬新で奥深いカレーが次々に生まれてきています。
しかし、ちょっと待ってください。
出汁を用いたカレー、カレーの和食化。
その先駆けは、はるかはるか、
100年以上前から存在していたではないですか。
そう、「蕎麦屋のカレー」です。
東京・中目黒。
商店街にあるお蕎麦屋さん。
「朝松庵」(あさまつあん)一見何の変哲もない街のおそば屋さんですが、実はここ、カレー南蛮発祥店の味を受け継ぐ唯一のお店なのです。

「カレー南蛮」の発祥は、大阪にあった「東京そば」(現在は閉店)とされていますが、「朝松庵(あさまつあん)」は、その東京支店にあたるお店なのです。

「東京そば」は1892年(明治25年)に大阪で創業。
当時、洋食やカレーの人気に押され蕎麦屋から客足が遠のいた状況を受け、カレーを和食化しようと編み出されたのが「カレー南蛮」と「カレー丼」という食べ物。
1908年から1909年にかけて発明されたと言われています。
その後、1910年に東京進出の際、店名を「朝松庵」としたそうです。

メニューには「カレー南蛮」という文字。
オーダー時に蕎麦かうどんを選択することができます。
★カレー南蛮そば ¥750(税込)シンプルながら風格ある艶。
これが元祖・カレー南蛮です。

主な具材は豚肉とネギ。
実は「南蛮」というコトバが指し示すものは「ネギ」。
江戸時代に来日した南蛮人がネギを良く食べていたのが由来とされています。

ほど良いとろみに、しっかり強い出汁感。
細い蕎麦に良く絡み絶品。
100年以上受け継がれてきた味は、いまでも我々の舌を唸らせてくれます。
美味い。とても美味い。
近くに住んでいても、この店の存在を知らない方も多い現在。
いま一度、和食としてのカレー文化を見直してみませんか?
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