スネークヘッド
ビルマスネークヘッド3種比較
category - スネークヘッド
2009/
11/
262008年、2009年と怒涛の新着ラッシュに沸くミャンマー(ビルマ)産スネークヘッド。
総称ビルマスネークヘッドと呼ばれる彼らは学名はおろか、
インボイス(入荷名)すらバラバラな混乱状態が続いています。
そんな中、今回は、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」
という3種を比較、その関連性についてちょっと検証してみたいと思います。

ビルマレッドフィンスネークヘッド
3種の中では最も早く紹介された種。
レッドフィンという割にヒレの縁は少しオレンジ。
背びれは付け根から上へ青⇒黒⇒オレンジというパターンで、
その色彩のコントラストが鮮やかな美種。
胴体は青みを帯び、褐色と青とのモザイク模様のようになっており、
全身にまばらな黒点が入ります。
体型は紡錘型で頭部は比較的スリムです。
(過去記事)
⇒衝撃の新着!「ビルマレッドフィンスネークヘッド」!!
⇒その後のビルマレッドフィンスネークヘッド
⇒ビルマレッドフィンスネークヘッド その3

チャンナsp.ファイヤーエッジ
ビルマレッドフィンスネークヘッドよりもさらに鮮やかで美しいヒレを持つスネークヘッド。
背びれは付け根から上へ青⇒黒⇒赤というパターン。
ヒレのメリハリある美しさはスネークヘッド随一。
胴体は褐色で、ドワーフスネークヘッドやウマンギィのようなバンドが入ります。
全身にはまばらな黒点が入り、頭部は幅広い形をしています。
(過去記事)
⇒ミャンマー新型スネークヘッド第一弾!「チャンナsp.ファイヤーエッジ」

チャンナsp.ファイヤーアイズ
目の周りの血が滲んだような赤い隈取りが印象的な種。
色彩は赤みが強いものから淡い体色のものまで様々。
背びれは付け根から上へ赤⇒青⇒黒⇒赤というパターン。
写真の個体は赤の部分がかなり黄色っぽいオレンジになっています。
胴体は褐色で、腹部が青く色づくものも。
全身にはまばらな黒点が入り、顔つきは比較的スリムです。
(過去記事)
⇒ミャンマー新型スネークヘッド第二弾!!夢幻血班雷龍 「チャンナsp.ファイヤーアイズ」
⇒チャンナsp.ファイヤーアイズ その2
さて、この三種、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」という名で
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」と同等の個体が販売されたり、
「アイスファイヤースネークヘッド」という名で
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」と同等の個体が販売されたりと、
「ファイヤーエッジ」を間に挟みながら相互に混同されている様子。
言い換えれば、「チャンナsp.ファイヤーエッジ」こそが、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」と、
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」とを結ぶ
ミッシングリングになっているようです。
・・・ここからは私見です。
まず、「ビルマレッドフィンスネークヘッド」と「チャンナsp.ファイヤーエッジ」、
この2種は同種と見てほぼ間違いないと思います。

ビルマレッドフィンスネークヘッド

チャンナsp.ファイヤーエッジ
写真の個体に限って言えば、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」が雌、
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」が雄なのではないでしょうか。
雄のほうが頭部が大きく幅があり、ヒレが派手で大きい。
それは近縁種の性差をみても納得がいく説明となります。
さらに「チャンナsp.ファイヤーエッジ」と
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」、
こちらもまったく無関係ではないでしょう。
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」の頭部アップをご覧ください。

目の周りに赤い隈取りが確認できます。

こちらが「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」。
小型の「アイスファイヤースネークヘッド」には、
このファイヤーエッジとは比較にならないほど赤い隈取りをもつ個体がいますので、
まったくの同種といっていいのかはわかりませんが、
非常に近縁な種か、もしくは同種の個体変異・地域変異の線も考えられます。
さらに考慮すべきは、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」「チャンナsp.ファイヤーエッジ」
の2種にはまだ、大型個体が確認されていません。
この2種の成魚が「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」と
呼ばれている可能性だってあるのです。
(仮説その1・・・「3種同種説」)
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」と「チャンナsp.ファイヤーエッジ」は同種。
雌雄による差異である。
20センチ以上の成魚になると目の周りに赤い隈取りが目立つようになり、
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」と呼ばれる特徴を持つようになる。
雄個体はヒレや目の周りの赤みが強く、胴体下部が青く染まり派手に。
雌個体は胴体は淡い褐色、ヒレの縁はオレンジに成長する。
(つまり写真の「ファイヤーアイズ」は雌の成魚)
時折、小さなうちから目の隈取りが発達する美個体(もしくは個体群)が存在する。
(仮説その1・・・「2種説」)
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」と「チャンナsp.ファイヤーエッジ」は同種。
雌雄による差異もしくは地域変異である。
近縁種として「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」が存在し、
2種間には交雑の可能性もある。
大型の「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」の一部には、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」の成魚が含まれている可能性がある。
といったところでしょうか。

チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)

ビルマレッドフィンスネークヘッド
3種いずれも体にゴマのような黒点がまばらに入ることや、
おおまかなカラーパターンの共通性をもっており、
分類的には少なくとも近縁関係にあることは明らか。
しかし、それらが近縁関係の別種なのか、亜種なのか、
同種の地域変異なのか、個体変異なのか、
はたまた単なる雌雄差や成魚幼魚の差異なのか、
明らかになるにはもう少し時間がかかりそうです。
なぜならミャンマーという国では、
あまりに多くの、連続性をもった様々な特徴を持つ新種のスネークヘッドが、
次々に発見されているようですから。
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総称ビルマスネークヘッドと呼ばれる彼らは学名はおろか、
インボイス(入荷名)すらバラバラな混乱状態が続いています。
そんな中、今回は、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」
という3種を比較、その関連性についてちょっと検証してみたいと思います。

ビルマレッドフィンスネークヘッド
3種の中では最も早く紹介された種。
レッドフィンという割にヒレの縁は少しオレンジ。
背びれは付け根から上へ青⇒黒⇒オレンジというパターンで、
その色彩のコントラストが鮮やかな美種。
胴体は青みを帯び、褐色と青とのモザイク模様のようになっており、
全身にまばらな黒点が入ります。
体型は紡錘型で頭部は比較的スリムです。
(過去記事)
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⇒その後のビルマレッドフィンスネークヘッド
⇒ビルマレッドフィンスネークヘッド その3

チャンナsp.ファイヤーエッジ
ビルマレッドフィンスネークヘッドよりもさらに鮮やかで美しいヒレを持つスネークヘッド。
背びれは付け根から上へ青⇒黒⇒赤というパターン。
ヒレのメリハリある美しさはスネークヘッド随一。
胴体は褐色で、ドワーフスネークヘッドやウマンギィのようなバンドが入ります。
全身にはまばらな黒点が入り、頭部は幅広い形をしています。
(過去記事)
⇒ミャンマー新型スネークヘッド第一弾!「チャンナsp.ファイヤーエッジ」

チャンナsp.ファイヤーアイズ
目の周りの血が滲んだような赤い隈取りが印象的な種。
色彩は赤みが強いものから淡い体色のものまで様々。
背びれは付け根から上へ赤⇒青⇒黒⇒赤というパターン。
写真の個体は赤の部分がかなり黄色っぽいオレンジになっています。
胴体は褐色で、腹部が青く色づくものも。
全身にはまばらな黒点が入り、顔つきは比較的スリムです。
(過去記事)
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⇒チャンナsp.ファイヤーアイズ その2
さて、この三種、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」という名で
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」と同等の個体が販売されたり、
「アイスファイヤースネークヘッド」という名で
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」と同等の個体が販売されたりと、
「ファイヤーエッジ」を間に挟みながら相互に混同されている様子。
言い換えれば、「チャンナsp.ファイヤーエッジ」こそが、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」と、
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」とを結ぶ
ミッシングリングになっているようです。
・・・ここからは私見です。
まず、「ビルマレッドフィンスネークヘッド」と「チャンナsp.ファイヤーエッジ」、
この2種は同種と見てほぼ間違いないと思います。

ビルマレッドフィンスネークヘッド

チャンナsp.ファイヤーエッジ
写真の個体に限って言えば、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」が雌、
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」が雄なのではないでしょうか。
雄のほうが頭部が大きく幅があり、ヒレが派手で大きい。
それは近縁種の性差をみても納得がいく説明となります。
さらに「チャンナsp.ファイヤーエッジ」と
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」、
こちらもまったく無関係ではないでしょう。
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」の頭部アップをご覧ください。

目の周りに赤い隈取りが確認できます。

こちらが「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」。
小型の「アイスファイヤースネークヘッド」には、
このファイヤーエッジとは比較にならないほど赤い隈取りをもつ個体がいますので、
まったくの同種といっていいのかはわかりませんが、
非常に近縁な種か、もしくは同種の個体変異・地域変異の線も考えられます。
さらに考慮すべきは、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」「チャンナsp.ファイヤーエッジ」
の2種にはまだ、大型個体が確認されていません。
この2種の成魚が「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」と
呼ばれている可能性だってあるのです。
(仮説その1・・・「3種同種説」)
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」と「チャンナsp.ファイヤーエッジ」は同種。
雌雄による差異である。
20センチ以上の成魚になると目の周りに赤い隈取りが目立つようになり、
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」と呼ばれる特徴を持つようになる。
雄個体はヒレや目の周りの赤みが強く、胴体下部が青く染まり派手に。
雌個体は胴体は淡い褐色、ヒレの縁はオレンジに成長する。
(つまり写真の「ファイヤーアイズ」は雌の成魚)
時折、小さなうちから目の隈取りが発達する美個体(もしくは個体群)が存在する。
(仮説その1・・・「2種説」)
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」と「チャンナsp.ファイヤーエッジ」は同種。
雌雄による差異もしくは地域変異である。
近縁種として「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」が存在し、
2種間には交雑の可能性もある。
大型の「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」の一部には、
「ビルマレッドフィンスネークヘッド」の成魚が含まれている可能性がある。
といったところでしょうか。

チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)

ビルマレッドフィンスネークヘッド
3種いずれも体にゴマのような黒点がまばらに入ることや、
おおまかなカラーパターンの共通性をもっており、
分類的には少なくとも近縁関係にあることは明らか。
しかし、それらが近縁関係の別種なのか、亜種なのか、
同種の地域変異なのか、個体変異なのか、
はたまた単なる雌雄差や成魚幼魚の差異なのか、
明らかになるにはもう少し時間がかかりそうです。
なぜならミャンマーという国では、
あまりに多くの、連続性をもった様々な特徴を持つ新種のスネークヘッドが、
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チャンナsp.ファイヤーアイズ その2
category - スネークヘッド
2009/
11/
25長らくお待たせしました!
久々のスネークヘッド記事です。
ミャンマー産謎のスネークヘッド
「チャンナsp.ファイヤーアイズ」のその後をご報告。
⇒前回の記事はこちら。

このスネークヘッド、
巷でアイスファイヤースネークヘッドと呼ばれているものと同種。
ミャンマー産ということ以外は何も情報がない不明種です。
2009年5月の導入からちょうど半年。
見た目の変化は・・・ほとんどありません。
しかし、導入当初、
陰気でほとんど動かなかったのとは別の魚のように堂々としています。

浮上性の人工飼料をあげてもちゃんと上がってきて食べます。

かといってコウタイのように暴れたりジャンプしたりすることもなく、
いつも悠然とした佇まい。

しりびれには裂けが。
半年経っても再生しないようです。
・・・さて、これはどういうことか。
再生力の強いスネークヘッドのこと。
ここまで再生が遅い理由として考えられることは一つ。
それは、この個体が成熟し最大サイズにまで育っている、ということです。

現在20cm。
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」という種は、
個体差を考えてもこの種は最大長20~30cmあたりの中型種なのでしょう。
そして、
そこからもう一つの推測が浮かんできます。
つまり、「ビルマレッドフィンスネークヘッド」、
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」との関連性です。
同じく謎のスネークヘッドであるこの2種には大型個体が見つかっていません。
この3種ははたして別種なのか、同種なのか?
謎は深まります。
次回はこのビルマスネークヘッド3種の関連性について検証してみましょう。
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久々のスネークヘッド記事です。
ミャンマー産謎のスネークヘッド
「チャンナsp.ファイヤーアイズ」のその後をご報告。
⇒前回の記事はこちら。

このスネークヘッド、
巷でアイスファイヤースネークヘッドと呼ばれているものと同種。
ミャンマー産ということ以外は何も情報がない不明種です。
2009年5月の導入からちょうど半年。
見た目の変化は・・・ほとんどありません。
しかし、導入当初、
陰気でほとんど動かなかったのとは別の魚のように堂々としています。

浮上性の人工飼料をあげてもちゃんと上がってきて食べます。

かといってコウタイのように暴れたりジャンプしたりすることもなく、
いつも悠然とした佇まい。

しりびれには裂けが。
半年経っても再生しないようです。
・・・さて、これはどういうことか。
再生力の強いスネークヘッドのこと。
ここまで再生が遅い理由として考えられることは一つ。
それは、この個体が成熟し最大サイズにまで育っている、ということです。

現在20cm。
「チャンナsp.ファイヤーアイズ(アイスファイヤースネークヘッド)」という種は、
個体差を考えてもこの種は最大長20~30cmあたりの中型種なのでしょう。
そして、
そこからもう一つの推測が浮かんできます。
つまり、「ビルマレッドフィンスネークヘッド」、
「チャンナsp.ファイヤーエッジ」との関連性です。
同じく謎のスネークヘッドであるこの2種には大型個体が見つかっていません。
この3種ははたして別種なのか、同種なのか?
謎は深まります。
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チャンナ・パナウ
category - スネークヘッド
2009/
09/
14
チャンナ・パナウ
学名:Channa panaw
別名:イラワジスネークヘッド
最大長:20cm?
原産地:ミャンマー、イラワジ水系
1998年に新種登録されたミャンマー産スネークヘッド。
しかしプルクラやオルナティピンニスのような華やかさがないためか、
全くといっていいほど注目されていません。
外見的にはインディアンスネークヘッドにも似ますが、
顔付きが角ばった印象のインディアンに比べ、本種はより紡錘型をしています。

また、体側の模様が側線のあたりから上下に三角を描くように入るのも
本種の特徴とされています。
▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
↑
こんな感じ。

30cmほどになるインディアンスネークヘッドの場合、
大型個体になるとヒレがうっすら緑がかり渋い美しさを醸し出す(個体もいる)のですが、
本種の場合はどうなんでしょう?
大型個体を見かけることもなければ、大きくなったという話すら聞きません。
成長が遅い、という情報くらいしかありません。
実はドワーフスネークヘッドやレインボースネークヘッドを越えて、
全スネークヘッド中最小の種なのでは?という噂もチラホラ。
だとしたらその地味な色彩と相まってまさに、
「超ミニチュア雷魚」。
いずれにしろマニアックなスネークヘッドであることは間違いないですね。
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チャンナ・プルクラ
category - スネークヘッド
2009/
08/
24
チャンナ・プルクラ
学名:Channa pulchra
原産地:ミャンマー
最大長:不明(30cm程度?)
別名:バーミーズタイガースネークヘッド、オレンジドットサンダーテンポスネークヘッド、ネーブルファントムスネークヘッド、ブルームーンレインボースネークヘッド
2007年に発見、新種記載され、
翌2008年頭に日本上陸、
アクアリウム界に旋風を巻き起こしたミャンマー産極美スネークヘッド。
近縁種にはチャンナ・オルナティピンニスがいます。
見分け方はこちら。

ボディに入るオレンジと白の模様がセンス良し。
基調となるグレーはオレンジやブルーが微妙に混じった美しい色。
魚のグレーとしては最も美しいグレーを誇ります。

背びれに入る黒点、
しりびれのメタリックブルー、
胸びれのボーダー柄と、細部のデザインにもぬかりはありません。

頭部からのボディラインは紡錘形。
本種が遊泳型であることを示しています。

中型のスネークヘッドとしてはよく泳ぎ、よく懐き、しかも綺麗と、
飼育していて楽しいスネークヘッド。
気性の荒いスネークヘッドの中にあって、
比較的混泳成功例が多いのもこの種です。
とはいえ、普通のシクリッドくらいの気の強さはありますので、
混泳は慎重に。

学名の「プルクラ」とは「プリティ」つまり「可愛い」という意味。
プリティスネークヘッド=可愛蛇頭
なんて、倒錯的で素敵ですね。
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レッドコウタイ ~その2~
category - スネークヘッド
2009/
07/
05無加温、フィルターなし、プラケのみという環境で元気に暮らす、
「エコフィッシュ」コウタイ。
うちには2匹いて、
1匹が銀河のように銀の星が全身びっしり入った「ギャラクシータイプ」。
→『コウタイ』
→『コウタイ ギャラクシータイプ ~2 ~』
そしてもう1匹がちょっと変わったタイプの、「レッドタイプ」です。
→『希少!珍タイプ!「レッドコウタイ」』
「ギャラクシータイプ」の鮮烈な美しさは言うまでもないのですが、
今回はもうひとつのコウタイ、「レッドタイプ」の魅力に迫ってみましょう。

レッドコウタイの魅力は、その地色の美しさ。
銀の星がほとんど無い代わりに、
スネークヘッドの中でも特に美しいバンド模様が目立っています。
文句無く、「格好いい」柄ですね。

よく見ると、点在する銀ラメのほかに、
赤い点がちらほら出てきているのがわかります。
全体に赤の色素が濃く、将来どこまで赤くなるかが楽しみ。

あまり知られていませんが、コウタイのしりびれは青く染まります。
いわゆる「キレイな」コウタイだと、ヒレにも銀ラメが散りばめられている為、
あまり目立たないのですが、この個体では逆に青いヒレがよく判ります。

頭部。
カエル顔ですね。
このレッドコウタイ、
導入当時は黄色と茶色のシマシマでまさにタイガース柄だったのですが、
現在はだいぶ落ち着いて本来の赤みを出してきたようです。
ただ、他のスネークヘッド同様、
気分や状態によって体色はよく変わり、

凄く明るいパステルトーンになったり・・・

やっぱり黄色のタイガース柄になったりと、
なかなかの変身ぶりを見せてくれます。

しかし・・・

何のセッティングも無い「プラケに水」だけで、
ここまで状態が上がる魚って、他にはいないですよね。
コウタイ、素晴らしい魚です。
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「エコフィッシュ」コウタイ。
うちには2匹いて、
1匹が銀河のように銀の星が全身びっしり入った「ギャラクシータイプ」。
→『コウタイ』
→『コウタイ ギャラクシータイプ ~2 ~』
そしてもう1匹がちょっと変わったタイプの、「レッドタイプ」です。
→『希少!珍タイプ!「レッドコウタイ」』
「ギャラクシータイプ」の鮮烈な美しさは言うまでもないのですが、
今回はもうひとつのコウタイ、「レッドタイプ」の魅力に迫ってみましょう。

レッドコウタイの魅力は、その地色の美しさ。
銀の星がほとんど無い代わりに、
スネークヘッドの中でも特に美しいバンド模様が目立っています。
文句無く、「格好いい」柄ですね。

よく見ると、点在する銀ラメのほかに、
赤い点がちらほら出てきているのがわかります。
全体に赤の色素が濃く、将来どこまで赤くなるかが楽しみ。

あまり知られていませんが、コウタイのしりびれは青く染まります。
いわゆる「キレイな」コウタイだと、ヒレにも銀ラメが散りばめられている為、
あまり目立たないのですが、この個体では逆に青いヒレがよく判ります。

頭部。
カエル顔ですね。
このレッドコウタイ、
導入当時は黄色と茶色のシマシマでまさにタイガース柄だったのですが、
現在はだいぶ落ち着いて本来の赤みを出してきたようです。
ただ、他のスネークヘッド同様、
気分や状態によって体色はよく変わり、

凄く明るいパステルトーンになったり・・・

やっぱり黄色のタイガース柄になったりと、
なかなかの変身ぶりを見せてくれます。

しかし・・・

何のセッティングも無い「プラケに水」だけで、
ここまで状態が上がる魚って、他にはいないですよね。
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