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カレー&スパイス・千葉県

        

駅至近、正統北インド料理店は飲兵衛パラダイスだった。『ラソイ インド料理』(八千代緑ヶ丘)

category - カレー&スパイス・千葉県
2023/ 10/ 23
                 
東葉高速線八千代緑ヶ丘駅前。

駅直結、TOHOシネマズが入ったビルにあるインド料理店。


『ラソイ インド料理』

この立地だし、多分インネパ店(日本のインド料理店の多数を占める、ネパール人によるインド料理店のこと)だろうなぁ、と思っていたら違いました。

内装にもメニューにもネパール要素なし。
ちょっとしたところにインド人経営の証があれこれ。

聞けば店員さんは皆北インド・オールドデリーの出身とのことでした。

ちょっとびっくりしたのが、お酒の価格設定。
ドリンクメニューに「ドリンク値下げしました」の文字があり、生ビールがなんと350円とな。
この大変なご時世にありがたい!


★タージマハル プレミアムラガービール ¥390

なんと!
これって関東最安値じゃないでしょうか?
飲むたび、ここまで来た交通費が回収されてゆきます。


★レンコン パコラ ¥400

メニューには「東インドの最もポピュラーなレンコンの天ぷら」。
ひよこ豆の粉で作った衣で揚げた、ほんのり塩&クミン味のベジ仕様ナゲットです。
完全にビールのつまみといえましょう。


★オールドモンクラム(シングル)¥380

インドのダークラムなのですが、この価格。
もうね、スパイス呑兵衛天国ですよ。

料理はこちらをセレクトしてみました。

★ハンディチキン ¥1250

辛さは中辛で。
ナンorサフランライスはナンを選択しました。

ちなみに「ハンディ」とは平ための壺型の調理器具(器)の名前。
調理器具名がそのまま料理名になったわけですね。
こちらは左右に取っ手が付いたまた別の鍋(器)「カダイ」での提供でした。
実は「カダイ」と名のついたカレーも別にあるのですが、こちらは「カダイ」と言う器で提供された「ハンディ」というカレー。
ややこしいですが、そう言うことです。


やはり、ナンの食感ひとつとっても巷のインネパ店によくあるテンプレなインド料理とはどこか違いますね。
ミシッとしております。

ハンディは鶏肉のボリュームたっぷり。
トマトと玉ねぎがたっぷりですが、いい感じの辛口に仕上げてくださいました。
生姜がガッツリ効かせてあるのも良いですね。


★ホットチャイ

駅前の便利な場所にある、お酒が超格安のカジュアルなインド料理店。
そんな基本設定ではありますが、事前に言えば色々やってくれそうな空気感。
地元の皆さんにぜひ、盛り上げて行っていただきたいものです。

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関連ランキング:インドカレー | 八千代緑が丘駅

                         
                                  
        

『シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル』×富山のミシュランタイ料理店『喃楽』夢のコラボ。9月限定タイフードブッフェに行くべし。

category - カレー&スパイス・千葉県
2023/ 09/ 06
                 
これは大ニュース!

舞浜『シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル』と「ミシュランガイド北陸2021特別版」ミシュランプレート店でもある富山県のタイ料理専門店『喃楽(なんらく)』の中川幸夫シェフが夢のコラボレーション!

さっそく行ってきました。

舞浜駅からディズニーリゾートラインでベイサイドステーションに。
すぐ道路向かいにあるのが『シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル』です。


会場はホテル一階にあるこちら『Grand Cafe(グランカフェ)』


2023年9月限定の『タイフードブッフェ』

そのコラボ相手は富山のタイ料理専門店『喃楽』。
「ミシュランガイド北陸2021特別版」においてミシュランプレートに選出された名店です。


ブッフェと言いつつも凄いスケールですね。
ホテルスタッフもリゾートシャツでお出迎え、タイ気分を盛り上げます。




タイ国政府観光庁のマスコットキャラクター“ハッピーちゃん”もいました。


富山県に店を構える『喃楽』は、タイの味を日本人に伝えたいという想いから、野菜や香草、調味料だけでなく、調理器具や調理法までも“本場”を忠実に再現し、日本人の口にも合うメニューを取り揃えた人気タイ料理専門店。

タイ現地の味を日本人に合わせてアレンジするのではなく、タイ現地で見つけた、日本人に刺さるチューニングのタイ料理を再現するというアプローチがとても面白いんです。

ちなみに「なんらく」とはタイ語で「かわいい」の意味だそうですよ。

この日は『喃楽』の中川幸夫シェフもいらっしゃり、お話させていただくこともできました。

中川シェフのお隣は『シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル』総支配人のキリアン・ドノフーさん。
前職はなんと『ル・メリディアン・バンコク』の総支配人ということで、なるほどタイ料理に精通しているわけですね。


そでは料理を見てみましょう。
ミシュランプレート選出『喃楽』特製メニューがズラリ。


●プーパッポンカリー

蟹身と炒め野菜に牛乳を加え、チリインオイルやカレー粉を加えた溶き卵でとじて仕上げた、マイルドな味わいが特長の「プーパッポンカリー」
殻を外す手間もなくホーモックのようにきめ細かくエレガントな仕上がりで、大人も子供も楽しめる逸品。
『喃楽』の人気メニューです。


●グリーンカレー

具材は豚肉。グリーンカレーとしてはココナッツミルク控えめでシャープな味わいが素敵。
バンコクのとある屋台で出会ったカオ・ゲーン(カレーぶっかけご飯)のグリーンカレーを再現したものだそうです。


●マッサマンカレー

「美食」と言われるマッサマンですが、意外にピンとこないものが多いのも事実。
こちらは中川シェフがタイのマッサマンをあちこち食べた末、「この味だ!」とツボったマッサマンを再現したもの。
これは食べておくべし。


●コームーヤーン

タイ東北イサーンのいわゆる「豚トロ焼き」。
東京のタイ料理店でもよく見かけるのですが、ここまで立派な豚トロはちょっと出会ったことがないレベル。
脂がのった豚の首肉にピリ辛ソースを付けていただきます。


⚫︎プラーヌン・マナーオ

「プラーヌン」は蒸し魚、「マナーオ」はタイライム。
爽やかなハーブと柑橘の香りに蒸しあげた魚料理です。
タイ現地では淡水魚のティラピアを用いることが多いですが、ここは日本の舞浜。
立派な真鯛を用いた超贅沢仕様です。


●トムヤムクンラーメン

中華麺をその場でサッと茹で、トムヤムスープに付けていただく一杯。
レモングラスの爽やかさ、海老とフクロタケの食感も抜群です。

対するシェラトン側のオリジナルメニューも気合いが入っています。
タイ風ちらし寿司やレッドカレーパスタ、ポテサラチューニングのラープなど一流ホテルならではのアレンジが光りますね。





南国仕様のデザートも種類が多くて食べきれません。



いやもう、満たされます。


満たされまくります。

今回紹介した以外にもとにかくメニューが多くて、全制覇は至難の業。
タイ料理以外に通常ブッフェメニューとして点心などもあったのですが、流石に辿り着けず。

とにかく見どころ、いや食べどころ満載のタイ料理三昧企画。
辛さを抑え、酸味や香りを立てたメニューもたくさんあるのでお子さま連れでも安心です。


会場の階段を上がった2階にはトゥクトゥクの展示も。
タイムスケジュールに合わせてタイ舞踊のショーがあるほか、3連休には舞浜駅へトゥクトゥクのお迎えサービスまであるそうです。

この機会逃すべからず!


■期間限定 「タイフードブッフェ」

期間:2023年9月1日(金)~9月30日(土)
場所:ブッフェ・ダイニング「グランカフェ」(ホテル1F)

ソムタムやガイヤーンなど、多彩な香辛料を組み合わせた味付けが食欲をそそる、タイ料理の数々が日替わりで登場いたします。
……………………………………………………
【1】 ミシュランプレート選出「喃楽(なんらく)」とのコラボレーション
……………………………………………………
【2】 タイ舞踊もお楽しみいただけます。※2階ロビーにて各10分程度
9/16(土)~18(祝・月)、9/23(土)~24(日) 11:30/12:00/12:30/15:00/15:30/16:00 
……………………………………………………
【3】 レストランスタッフが期間中リゾートシャツでお迎えいたします。
……………………………………………………

料金:

<ランチブッフェ>
■大 人:¥4,500 (土日祝¥5,500)
■4~12歳:¥2,250 (土日祝¥2,750)

<ディナーブッフェ>
■大 人:¥6,800
■4~12歳:¥3,400

 ソフトドリンクバー ¥900

※お飲み物は別料金です。
※メニューは日替わりです。
※仕入れ状況等により、食材を変更する可能性がございます。
☎お問い合わせ:047-355-5555 (ホテル代表)



関連ランキング:ビュッフェ・バイキング | ベイサイド・ステーション駅

                         
                                  
        

茂原駅前に煌びやかなタイ料理呑み処。『タイ料理レストラン&居酒屋 ターンタワン』(茂原)

category - カレー&スパイス・千葉県
2023/ 07/ 20
                 
千葉県茂原。


最近は「ロケで話題のまち」なんだそうです。


そんな茂原の駅前ロータリーからちょっと脇へ入ったあたりに、煌びやかな看板がチラリ。

むむ、東南アジアの気配がするぞ。


ありました、風にはためくタイ国旗。


ビッカビカの階段を登ると・・・


『タイ料理レストラン&居酒屋 ターンタワン』

2015年5月29日にオープン。この地で8年になるそうです。
店名はタイ語で「ひまわり」の意味とのこと。



とってもお酒が飲みたくなる、いや、飲むしかない内装。

カウンターの向かいではセクシードレスのタイ人ママさんがワンオペ。
彼女、以前10年ほど池袋で勤務していたそうですよ。


お座敷もあります。

壁にはタイ語のあいさつや会話が学べる札が。

・・・と思ったらところどころ料理メニューになっていますよ。
順番に読んでたら、いつの間にかオーダーしちゃいそう(笑)

ちなみにカラオケは一曲200円です。


★チャーンビール ¥715

ビッカビカの内装にはこのビールがよく合います。
300円の日替わりお通しはマカロニサラダでした。


★ガイサテ ¥869

イエローカレーのピーナッツソースたっぷりのタイ風焼き鳥。
串が長くて予想外のボリューム!


★水戸の梅酒 ¥550

完全に飲み屋です。


★ラープムー ¥979

こちら私の大好物、タイ東北イサーン地方の名物料理です。
「激辛挽肉サラダ」と紹介されるラープですが、こちらはひき肉ではなくこまぎれの豚肉を使用。
辛くしてもらいましたが、ライムの爽やかな酸味が際立って真夏日に美味しい味わいになっておりました。

その他メニューにはマッサマンカレーやカオソーイなんかも。
一品あたりの価格もお手頃なので、一人でも訪問しやすい良店でした。

駅からのアクセスも最高ですしね。

ロケコーディネイターの方も是非チェックしてみてくださいね。

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ヴィーガンなのに満たされる、北インドのスパイスマジック。『Pinch of Spice』(葭川公園)

category - カレー&スパイス・千葉県
2023/ 06/ 17
                 
千葉でオーセンティックかつ洗練された北インド料理専門店を発見。


『Pinch of Spice』(ピンチオブスパイス)

「スパイスのひとつまみ」というような意味です。

ブルーの壁が印象的な内装。
先日閉店した『ダバインディア』を彷彿とさせますね。

メニューを見れば、お店のイチ押しはバターチキン。
そうそうそう、実は千葉ってなぜか、東京よりもバターチキンの平均レベルが高い。
「千葉名産バターチキン」を私は「チバタチキ」と呼んでいるほどです。

そこを攻めようとも思ったのですが、ちょっと見逃せないセットを見つけたんです。

★ビーガーンセット ¥2200
・サラダ
・ベジタブルサモサ
・ビーガーンカレー2種
・チャパティ2枚
・バスマティライス
・ドリンク


「ベジでも満足感ある食事ができる」というインド料理のアドバンテージポイントを推す、提案型のセット。
単に売れ線を推すだけではない志を感じますね。


ドリンクはなんとワインが選べました。
サラダは塩とビネガーでシンプルにいただきます。


ベジタブルサモサは予想外のサイズ。
スパイスが練り込まれたパイ生地はミシッと分厚く、中にはジャガイモとマッシュされた野菜が。
食べ応え充分です。


ビーガーンカレー2種は選択可だったのでダールタドカとアルゴビーをチョイスしてみました。
まず、このダールタドカがめっぽう美味い。
スパイスで香り付けした油を仕上げにかけるタルカという調理法の豆カレーですが、とにかく香ばしくて具材としての豆の旨さが引き立っています。
アルゴビ―はジャガイモとカリフラワーのカレー。
ジャガイモ多めで満腹感が得られます。

小麦の味がしっかりとしたチャパティも良いですね。

ここまで全てベジ。
味も量も物足りない点はなし。
これこそ北インドのスパイスマジックです。

ヘルシーっぽいけど物足りないベジ料理しか食べたことない、という人こそ是非、試してみてくださいね。

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千葉みなと孤高の正統インド料理。『印度料理 BHINDI』(千葉みなと)

category - カレー&スパイス・千葉県
2023/ 06/ 05
                 
京葉線で千葉に向かうと、JR千葉みなと駅に着きます。
はじめて降りるとビックリするでしょう。
「県庁所在地なのに、何もないじゃないか」と。

実は千葉の中心街は総武本線千葉駅より北側。千葉みなと駅からはモノレールで2駅分と微妙な距離なのです。

ところがこの千葉みなと駅の近くにも一軒だけ、しっかりとしたインド料理店があるんですね。
駅周辺に何もなくて愕然とした貴方の救世主。

ご紹介しましょう。

JR千葉みなと駅南口から蘇我方向へ線路沿いに徒歩3分ほど。
高架下にポツリ、オレンジ色の店構え。

『印度料理 BHINDI』

オープンは1989年。
京葉線が全線開通して東京と繋がったのが1990年ですから、当時は前途洋々の立地だったと思われます。
図らずも30年以上経った今も栄えることがない駅前ですが、逆に貴重なお店として近隣住民や近隣ワーカーたちに愛され続けているようです。
土日は通し営業というのも随分助かりますよね。


店内の壁はペールグリーン。
バーカウンターは落ち着きある木目調で、老舗ながら清潔感抜群です。


窓外に京葉線やモノレールが見えるあたりも、お子さま連れにはポイントが高いところ。

カレーは単品、ナンやライスのセットもありますが、お店のイチオシはタンドール料理がついたこちらのセット。

ビンディーAセット ¥2370
・お好きなカレー一種
・タンドールプローン
・タンドールチキン
・シークカバブ
・プレーンナンまたはライス
・サラダ
・フルーツヨーグルト


これはゴージャスですね!

カレーは「カシミールカレー」をベリーホットにて。
カシミールといってもあの黒い激辛カレーではなく、実際のインド・カシミール地方のカレー。
鶏肉、レーズン、カシューナッツを用いたクリーミーなカレーです。

チキンは挽肉と塊の両方が入っており、
カシューナッツも砕いたものから大小カットまで。レーズンはグリーンのものを用いていました。
本来は甘みあるカレーですが、ベリーホットでお願いしたものですから、なかなか辛かった(笑)
ナンがどんどん進みます。

そしてこのナンがまたクオリティ高し。
よくある、不自然にフカフカなナンとは異なり、表面パリッと中ふんわり。
しかも胃の中でもったりせず、口の中でふわりほぐれるのも良きナンの証。

こういうちゃんとしたナンと出会うと嬉しくなりますね。

ミニサイズでライスもついてきたのですが、これがターメリックライスじゃなくちゃんと香るサフランライス。日本米を用いていました。


そしてタンドール料理3種。
いずれもクオリティ高く、つけて良かった満足感。
タンドリープローン(海老)は殻付きなのですがパリッと焼かれており難なく尻尾までいただけました。

夜はインドのビールやワインも取り揃え。
他に良さげな飲食店が全くない千葉みなと駅前ですが、逆にこの『BHINDI』だけあれば充分なのではないでしょうか。

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