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カレー&スパイス・神奈川県

        

探偵はタイ料理BARにいる。『Thai Food Kalavinka』(相模大野)

category - カレー&スパイス・神奈川県
2023/ 09/ 30
                 
知っていますか?
相模大野に最高に居心地良いタイ料理BARがあることを。

小田急相模大野駅。
賑わっている中央口改札とは真反対側、静まり返った東口改札を出て、南出口を降り徒歩1分。

マンションが並ぶ住宅街の路地に照射されたバットサイン、ならぬ人頭鳥身のサイン。

見上げればマンションの2階に灯る明かり。

そう、ここが今回ご紹介する隠れ家なんです。


『Thai Food Kalavinka(からびんか)』

Kalavinkaとはサンスクリット語。漢字では「迦陵頻伽」と書き、仏教における人頭鳥身の存在です。
そのキメラ的な名前にふさわしく、こちらもBARであるとともにタイ料理店でもあり、さらに驚くべきもう一つの顔まであるんです。

その顔とは、私立探偵事務所。

入り口の脇には『私立探偵トロイ』のサインが。

そう、実はこちらの店主、町田の老舗BARで修業したバーテンダーであり、タイ人直伝のタイ料理を作るシェフであり、私立探偵でもあるんです。
そのうえムエタイファイターという顔まであって、7つの顔を持つ多羅尾伴内さながら。


扉をくぐると、意外なほど広々とした店内。


半個室あり、ロフト席あり。


BARカウンターには立派な水牛のツノが。
ずらりと並ぶお酒もバリエーション豊かで、迷ってしまいます。

バーテンダーの店主にお任せカクテルを作ってもらうこともできますよ。


★アセロラビア ¥650

アセロラジュースとビールのハーフ&ハーフ。
その甘みはタイのワインクーラー「SPY」みたいなニュアンスでもあり、タイ料理にめちゃくちゃ合うんです。


★タイ風フライドポテト ¥700

ホクホクのポテトにほんのりトムヤム風味。
これはビールのつまみに最高!
タイ語で言えば「マンファラントード・トムヤム」ですね。


★カニ春巻きチャーゾー ¥800

ざっくりとした衣の食感が魅力的な、ベトナム式の揚げ春巻き。
衣の油とカニの旨味がこれまたビールに良く合います。


★蒸し鶏 ¥800

タイの屋台メシ代表といえば蒸し鶏のライスのせ「カオマンガイ」。
こちらでは脂をしっかり落とした肉厚ヘルシーな蒸し鶏を、爽やかなごまダレでいただきます。


★バラライカ ¥800

ウォッカベースにレモンの酸味、ちょっと強めのカクテル。
これだけ飲んでも美味しいし、酸味がタイ料理にも合うんです。


★ガイパッポンカレー ¥1250

プーパッポンカレーのカニを鶏肉に置き換えた一皿。
つまりは「タイの親子丼」です。
ふわふわ卵に鶏肉と木耳、誰もが美味しいと思える食べやすさ。
実はブランデーでフランベして仕上げているという、技ありの一品。
これは是非!


★ラープガイ ¥870

タイ東北イサーン地方の激辛挽肉サラダ「ラープ」。
辛さはお好みでオーダー可能です。
ガツン!辛くしても甘味と酸味を利かせてくれ単調にならないのが嬉しいところ。


★インディアンデスロック ¥700

スピリタス+カシス+炭酸。
格闘家の店主ならではのカクテルですね。

と、そんなこんなで居心地最高。
料理も美味しくて、お酒のラインナップが凄くて、ガンガンオーダーが進んでしまいます。
チャージ料がないのも嬉しいところ。
さすがは探偵というべきか、店主が聞き上手なのでトークも弾みます。
一度場所を確認すれば、駅からのアクセスも超便利ということなし。

トゥクトゥクの送迎サービス(!)もあるようなので、気になる方は電話してみてくださいね。

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野毛動作三十六房。『36スパイス』(桜木町)

category - カレー&スパイス・神奈川県
2023/ 08/ 01
                 
野毛でなんと、人間の身長より高いカレーリーフの木を発見。

そう、ここは。

『36スパイス』(36 Spices)

もともと『DOSA HOUSE』という店名で営業していたお店です。


隣には『Asian Spice Marcket』という食材店がありました。


最初平日の12時すぎに訪問し「ドーサありますか?」と聞いたところ、ランチの忙しい時間帯は提供を止めているようなので14時頃に再訪問。
(ランチメニューはベーシックかナン&カレーでした)


ちゃんと南インドメニューがありました。
ドーサ(南インドの米粉クレープ)は他店ではあまりないバリエーションが揃っています。
よし、これにしよう!


★チキンドーサ ¥1480

「野菜と一緒にソテーした細切りチキン入りドーサ」
サンバル(南インドの野菜カレー)、ココナッツチャトニ、サラダがついてきました。


ドーサ生地は比較的厚めでパンケーキのよう。
油(ギー)は控えめです。


具材の野菜チキンはビールに合いそうな濃いめの味付け。
サンバルも酸味ガッツリ、ココナッツチャトニは塩気ガッツリの夏仕様です。
サンバルの野菜は崩れて一体化しているものの、ドラムスティック(モリンガの実)がしっかり入っているのがポイントでした。


★タンドリーチキン¥680

店員さんが北インドの焼きものメニューをプッシュしてくるのでこちらをオーダー。
(他のメニューは時間がかかるそうです)
ソツなく美味いタンドリーチキンでした。


★マンゴーラッシー ¥380

ドーサの仕上がり、オススメの優先順位を見るに、実は北インド系のシェフがメインなのかな。
いずれにせよ、南北インドを同時に楽しめるお店が横浜に多いのは、面白い現象ですね。

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イセハラ・ハラール・バングラデシュ。『MAMMI』(伊勢原)

category - カレー&スパイス・神奈川県
2023/ 07/ 28
                 
伊勢原でひときわ目立つ、緑と赤のお店。

『MAMMI』(マンミ)

インド料理を謳っていますが、その配色から予測される通りバングラデシュ人によるお店。

ダッカ出身の店長ザマンさんはヒゲに白いレースのイスラム帽、白いトーブというスタイル。


異国情緒抜群です。

メニューを開いてみましょう。

いきなりの中古車買取販売、iPhone買取の案内に怯みます(笑)

こちらはお酒も置いていない(ノンアルビールはあります)ハラール対応レストラン。バングラデシュ特有のローカルメニューはほとんどありません(事前予約すれば相談可能)が、14時から提供されるセットメニューが良い名前だったのでオーダー。


★バングラデシュセット ¥1180

選べるカレーに加え、タンドリーチキンティッカ、サラダ、ライスorナン、ドリンクというセット。
カレーはダルマトン(辛口)で、米どころバングラデシュらしくライスを合わせました。
用いているお皿のセンスもバングラデシュらしいですよね。


マンゴーラッシーはローズウォーター(ルー・アフザかな)の香り。
めちゃくちゃムスリム感があります。

タンドリーチキンティッカはチャットマサラがたっぷりかかっており、肉の旨味とアムチュールの酸味でなかなかパワフルな美味しさ。
これ、おススメですよ。

カレーはありそうで意外となかなかないダルマトン。

ひよこ豆もたっぷりなら、羊肉もたっぷり。
羊肉は骨こそ取り除かれているものの、骨の周りについたコラーゲン部分も用いられており、たまらない旨味。

インド料理とバングラデシュ料理にきっちりした線引きがあるわけではないけれど、実際いただいてみると、やはりバングラデシュ的。

伊勢原の異色スポットです。

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伊勢原駅前の南国120%楽園。「ポリネシア」(伊勢原)

category - カレー&スパイス・神奈川県
2023/ 07/ 26
                 
伊勢原の駅前に、いつからあるのか。
時間も空間も飛び越えたような不思議空間。

「ポリネシア」

創業は1985年。

カフェであり、洋食屋であり、パブであり、宴会場でもある、伊勢原一のサードプレイスです。


ポリネシアをイメージした内装はまさに南国度120%。


ちょいちょい足元に段差があるのでつまづかないように。


料理は洋食メニューから喫茶店・居酒屋料理、ベトナムのゴイクンはじめアジアンテイストの小料理まで。
ドリンクもたくさんのカクテル、ノンアルカクテル、世界のビールから伊勢原の地酒まで充実しています。

カレーもバリエーション豊かですよ。

★鮭コロッケカレーセット ¥1260

スープ・サラダ・ドリンク付き。
カレーはベーシックな風合いながら、なんだか旨味が凝縮していてとても美味しい。
辛さも絶妙で、もったりした重さもあまり感じないんですよね。
しかも具材のビーフが意外にゴロっとしていて得した気分にも。

やっぱりここのカレー、結構好きだわ。

鮭コロッケは基本ポテトコロッケ。そこにほぐした鮭の身が入っていて風味豊かになっています。
薄くサクッとした衣も良いですね。


コーヒーもなんだか美味しい。

この場の世界観、その影響も多分にあるとは思いつつ。
いい気が漂うお店なのですよね。

写真はないのですが、今まで食べたメニューもざっとご紹介。

★チキンの魔女風&カレー ¥1180
トマトソースにマスタード味の衣を絡めた「チキンの魔女風」をビーフカレーとペアリング。

★カツカレー ¥1200
ここのカレーはカツカレーにしても美味いです。

★ポリネシア風チーズ春巻き \550
自家製ドライカレーにとろけるチーズを絡めて詰めた春巻き。
何だか良い。

★大人クリームソーダ ¥750
ミントリキュールを用いた「クリームソーダ」カクテル。

★菊勇 ¥750
伊勢原の地酒だって飲めちゃうんです。

伊勢原に来て、ここに寄らない選択肢などありません。

もはや、伊勢原の至宝と言えるでしょう。


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あの、銀座名物スケキヨカレーが鎌倉へ。『銀座古川』(鎌倉)

category - カレー&スパイス・神奈川県
2023/ 07/ 19
                 
銀座名物だった「あのカレー」が鎌倉に。


『銀座古川』

銀座で2001年に創業し人気を博したシチューとカレーのお店。
2019年に鎌倉へと移転しましたが、店名はそのまま引き継いでいます。

先代の古川喜春さんは帝国ホテルで36年間務め、フランス料理の神様と崇められた村上信夫氏の元で修行したほか、
フランスの名門ホテル「リッツホテル」「ホテルクリオン」にも渡り、さらに各国の大使館の料理長も務めた方。
2001年4月に憧れの地・銀座で念願の『銀座古川』をオープンしたものの、オープン1年たたず志半ばで他界しました。

現在は、元宝塚歌劇団出身の奥様百合美さんと、同じく帝国ホテルに勤めていた息子の智久さんがその遺志を受け継ぎ、味を守り続けています。

銀座時代と比べるとコンパクトになった店内ですが、その分雰囲気はよりアットホームになりました。


★鎌倉ビール【月】¥700

鎌倉の地ビールもいただけます。

さてこちらのお店「カレーとシチュー」の専門店なのですが、やはりインパクトNo1はこちらのメニュー。
通称「スケキヨカレー」です。

★海老フライとドライピラフクリームカレー添え ¥2700

ドライカレーの上にそそり立つ2本のエビフライ、銀座時代からの名物カレーです。
一度見たら忘れられないそのビジュアルはあの映画の名シーンを彷彿とさせますよね。


別の器に盛られた「クリームカレー」をピラフにかけたり、エビフライにつけたりしていただくのですが、
実際食べてみるとこのメニュー、実に考え抜かれていることに気づくんです。


「クリームカレー」は特製チキンブイヨンベースで、クリーミーかつリッチながらシャープな酸味が魅力。
これをピラフにかけていただくともう最高!
大ぶりな海老フライはまさに一流ホテルの贅沢な味わい。
実は海老フライが立っていることで衣がカレーでビチャビチャにならず、最後までサクッといただけるんです。

奇抜なビジュアルには理由があるのですね。

宝塚歌劇団出身のママの、シャキッとしつつも温かい接客もとても素晴らしく、贅沢なご馳走タイムを堪能。
銀座時代にも増した満足度でした。

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