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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

シルクロードの香り漂う内蒙古料理。「馬記 蒙古肉餅」(高田馬場)

ミャンマータウンとして知られる高田馬場ですが、中華料理のバリエーションもなかなかのもの。
この日はちょっと面白いお店に案内していただきました。

中華と言ってもモンゴル料理、モンゴルと言っても中華人民共和国の料理。
つまり、中華人民共和国 内モンゴル自治区の料理がいただけるお店なんです。

「馬記 蒙古肉餅」 (マーキー モウコローピン)

池袋から20167年、高田馬場へと移転したお店です。

看板に書かれた「清真」の文字。
つまりここ、ムスリムの方でもいただけるハラール対応のレストラン。
日本でもたびたびネタにされる中国の「安全でない」食材問題は、中国国内でも意識されており、
食のトレーサビリティという観点から、より安全な確率の高いハラール食材に注目が集まっているそうですよ。

雑居ビルの5階に上がると、予想以上に開放的な空間が。


草原を駆ける騎馬の絵が飾られています。

客層はやはり、中華系の方々が多そう。
けれど日本人にも笑顔で一生懸命接客してくれるのが嬉しいですね。


★青島ビール ¥600

ハラール対応だからってお酒がないわけではない、安心しました。


★老醋黒木耳 ¥680

キクラゲの中華酢和え。
のっけからこれがヒット!
黒酢肉団子のような味付けと、キクラゲの軽い食感tの組み合わせが面白い!


★羊腰子 ¥300/本

羊腎臓の串焼き、いわゆる「マメ」ですね。羊のクセが凝縮していますよ。


★蒙古肉餅 ¥550

店名にもなっている、お店の看板料理。
薄くモチッとした生地の中に挽き肉が詰まった一品。
中の肉は羊か牛かが選べるのですが、今回は羊で。

完全にインドからミャンマーにかけて食されるキーマパロタそのもの、シルクロード繋がりですね。
いくらでも食える。

とここで、凄いのがやってきました。

★醤羊蝎子 ¥1380

羊の背骨の醤油煮込み。なかなかの迫力です。


大胆にぶった切られた背骨、ちょっとパキスタン料理のようでもある。

ビニール手袋をして、手づかみでいただきます。


「蝎子」という名前は、形状がサソリに見えるからでしょうか。
骨にしゃぶりつき、周りの肉を削って食べていきます。
やはり、骨まわりの肉の美味さは格別ですね。
もちろん、背骨の中の髄も残さずいただきますよ。


★コーラハイボール ¥500

ワイルドな肉に合わせるのはやはりコーラ割。

最後にもう一品、

★麻辣羊排砂鍋 ¥1580

見た目スープカレーのようですが、こちらマトンチョップのマーラー風味鍋。
マーラー味のスープにしっかりと染み出した、羊肉の旨味がたまりません。

昨今の羊肉料理って、「臭みがなくておいしい」とか、「クセが無くて食べやすい」とか。
そういうのいい加減にしてほしい、クセを楽しめないならテンプレ肉食っとけ、なんて思っているので、
この店の、羊のクセを羊のクセのまま活かした味付けには大いに共感。

なかなかのツボであります。

締めはこちらのソフトドリンクで。

★蒙古奶茶 小(壷) ¥600

「モンゴルナイチャ」、つまりモンゴル目で朝・昼・晩と日常的に飲まれている、塩バター茶です。
濃厚で、肉の脂と唐辛子の刺激から胃腸がしっかり守られる感じ、ホッとしますね。

「小(壷) 」とありますが、結構な量のポット提供。
2,3人なら一つで充分ですよ。

雑居ビルの上に位置することもあり、一般にはあまり知られていませんが、
高田馬場至近の内蒙古料理、なかなかの実力店でありました。


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コルカタから西早稲田。街の小さなインド料理屋さん。「ドルガ」(西早稲田)

高田馬場駅から徒歩3分。
西早稲田交差点の脇に昔から、あまりにも自然に、町の風景に溶け込んでいるインド料理屋さん。

「ドルガ」

スタンダードなナン&カレー&タンドリーチキンをメインとした、小さなお店です。
いわゆるインネパ店(ネパール人によるインド料理店)のようにも見えますが、実際はそうではありません。

インネパ店で壁に貼られているのはヒマラヤの写真ですが、こちらに貼られているのはガンジーの肖像画。

そう、こちらは意外に少ない、インド人によるインド料理店なのです。

スタッフはインド・西ベンガル州のコルカタ出身。
メニューにはムスリム系の「クライチキン(カダイチキン)」なんかもあって、その片鱗を伺うことができます。


★キングフィッシャー ストロング ¥550

ドリンクメニューはちょっと古く更新されていなかったのですが、こんなビールもありました。
普通のキングフィッシャーよりパンチあっておススメですよ。


サラダにかかっているドレッシングはマヨネーズ系。
インネパ店でよく見るオレンジ色のアレとは風合いが異なりますね。


★マトンカレー ¥850
★ルティ(2P) ¥200


バターチキンとナンがオススメのところ、あえて渋いセレクトをしてみました。


マトンカレーはクリーミィというよりドロッドロの濃厚さ。
具材の羊肉は煮込みで旨味が抜けてスカスカッとしていましたが、カジュアル店なのでこんなもんでしょう。


ルティ(ロティ)は既製のものをオーダー受けて加熱。
メニューには(2P)とあったのですが、3P重なっていてトクした気分です。

立地としては最高の場所にありながら、コロナの影響で客はゼロ。
「ドルガ」がある当たり前の西早稲田を失ってはいけません。


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神田川沿いで、頑張れ子供店長。「ナマステ」(面影橋/学習院下)

やんややんやのコロナ騒ぎで人通りも少ない東京。
(例年のインフルの時はこうならないのに)

神田川は今日も緩やかに流れています。

その脇にあるのが、こちらのネパール系インド料理店。

「ナマステ」

こちらランチタイムが11時から17時と長く有難いお店なのですが・・・


「いらっしゃいませー!」と元気に声をかけてくれのは、エプロンをした小学生の男の子。

なるほど、昨今の一斉休校のお休みを使って、パパのお手伝いをしているんですね。


学校はストップしても、学びの場は身近にある。えらいなー。


こちらのランチメニューはシンプルかつスタンダード。
ナンとカレーの組み合わせがメインです。


こども店長「サラダです!」

ありがとう!


こども店長「お待たせしました。マンゴーラッシーです!」
「カレーの辛さはいかがしますか?」
しっかりしてるなぁ。即戦力だよ。


★カレーライスセット ¥850
・サグチキンカレー 辛口
・マンゴーラッシー
・サラダ


この日はあまり時間がなかったので、クイックにいただけるカレーライス仕立てでお願いしました。
カレーの種類と辛さは自由に選べたので、サグチキンの辛口で。
ゆで卵が目に見えて、どことなくうまい棒のキャラ「うまえもん」のようです。


まず、サフランライスが香り、食感ともに素晴らしい。
クリーミーなサグも、カレーライス仕立てでいただくとまた新鮮ですね。
辛さはまさに「ええ感じ」。

レジ会計はさすがにパパが担当。
帰り際、元気に「ありがとうございましたー」と手を合わせるこども店長、大きくたくましく育ってね。

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ナマステ



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早稲田学生の胃袋を支える、たっぷりカツカレー。「キッチンオトボケ」(早稲田)

日本一とぼけた名前の食堂です。


「キッチンオトボケ」

早稲田大学のそばにあり、食べ盛りの学生さんたちの胃袋を満たしてくれる、リーズナブルで盛りの良い食堂。

「いらっしゃいませどうぞー!」
アジア系の店員さんたちが威勢よくお迎え。

オーダーは券売機にて。

揚げ物洋食系がメインで、ワンコインでいただける定食もあれこれ。
カレーはカレーライスとカツカレーの二種が用意されています。
あ、トッピング使えばいろいろバリエーション増やせますけどね。


★カツカレー ¥630

揚げ物メインの店ならば、やはりカツカレーでしょう!
カレー粉と小麦粉をたっぷり使ったニッポンカレーライスにボリューム感あるカツ、そして味噌汁と、学生ランチとしての定番力高し。


カレーはこれこそニッポンのカレー。
カレー粉ってよくできてるよなぁ、と感じる味わいです、

対するカツは衣ぶ厚め、表面ちょい硬めで、カレーにふやけないしっかりした仕上がり。
カレーとカツ、双方の存在感を引き立てあう、普通だけど絶妙なバランスですね。

言うまでもなく、ボリュームはたっぷり。
+50円で大盛りにもできたのですが、これは運動部の学生さんじゃない限り、心して発注した方が良さそうです。

この、学生に優しい価格でこのボリューム、しかも提供も早し、と有難いことづくめ。
元気に働くアジア系店員さんたちの時給がちょっと気になった昼下がりでした。


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キッチンオトボケ



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早稲田通りにアットホームなシャン料理店誕生。「アジア ミャンマー料理 メルティン」(西早稲田)

様々なミャンマー料理店が犇めく、「リトルヤンゴン」こと高田馬場。
タイヌードルの「ティーヌン本店」横にできた新しいミャンマー料理店にチェックイン。


「アジア ミャンマー料理 メルティン」

2018年6月オープン。

ミャンマー料理の他、韓国料理もちょっと置いているようです。

場所は雑居ビルの二階。

鉄扉が閉まっていますが、勇気を出して開けてみましょう。


迎え入れてくれたのは、笑顔が優しい女性シェフ。
カウンターにインレー湖の写真があるように、北部出身のシャン族だそうです。

入り口扉の内側は完全防音仕様。
そうか、カラオケも置いてますからね。


★アサヒ生 ¥500

サービスで登場したのはこちら。

ひよこ豆でできたシャン豆腐。
ほんのり甘いブラックソイソースにフライドガーリックの組み合わせ。
シャン流の冷奴です。


★豆腐トッ ¥800

続いて豆腐攻め。
こちらはシャン豆腐の炒めもの。
見た目はシンプルですが、これがなかなかの旨さ。

シャン豆腐のプルッとした食感に、ザクザクのガーリック、そしてピリ辛な唐辛子。
時折香る柑橘香は刻んだシャオユエ(コブミカン)、タイで言うバイマックルー。

実はシャン族の語源はSIAM、つまりタイ民族とはルーツが共通。
用いる食材にも共通点があるのが、面白いところなんですよね。


★レモンサワー ¥400


★チキンカレー ¥800

さてさて、ミャンマーのカレーといえばヒン。
鶏肉を用いているからチェッターヒンなのですが、他のミャンマー料理屋でいただく、
油の多いスープ状のチェッターヒンとは全然違います。
鶏は骨付き手羽、2日目の肉じゃがのようにグズグズに崩れたジャガイモ。
水分も油分も少なく、辛さよりも旨み押しの一品。
ミャンマー北部スタイルのチェッターヒンとのことです。
これ、日本人なら誰もが好きな味なのでは?


胡椒たっぷりのスープもいただきました。

メニュー数自体は少ないですが、アットホームな雰囲気と、お酒にしっかり合う濃い目の味付けの料理。
なんとも落ち着くミャンマー・シャン料理のお店なのでした。

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アジア ミャンマー料理 メルティン



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