fc2ブログ
2023/09/24
2023/07/17
2023/07/03
2023/06/25
2023/06/04

[目白,早稲田,高田馬場]

        

【9/24この場所での最終営業】 ジャンルに嵌らない、自由で楽しいカレー世界。『Curry Kitchen CACA』(高田馬場)

category - [目白,早稲田,高田馬場]
2023/ 09/ 24
                 
高田馬場、早稲田通りから少し入った場所。
『プネウマカレー』の手前、かつて『極哩』が間借り営業していた『アルル』の間借り。

『Curry Kitchen CACA』

もともと高円寺などで間借りをしていたお店で、こちらでは間借りながら昼夜営業。
夜24時までやっているというのですから驚きです。


カウンター席の他に・・・

ゴシックなサロンのようなソファー席も。

こちらのお店が素晴らしいのはスパイスカレーやインドカレー、欧風カレーといったジャンルに嵌らず、いや、あえて嵌めず、純粋に「美味い」「楽しい」「嬉しい」に徹しているところ。

定番の「牛すじカレー」やわんぱくな「カツカレー」があったかと思えば油を使わない「ヘルシーカリー」があったり、月替わり2種の「スパイスカレー」があったりと、その自由な振り幅はかなりのもの。

この日いただいたのはこちら。

★あいがけカレー3種 ¥1500
・3種のきのこと牡蠣のミルクカレー
・オクラとレモンの冷製キーマ
・スタンダード欧風牛すじカレー


皿の大きさに驚きますが、深さはなく、ご飯の盛りも控えめなので怯むことはありません。
(ご飯はおかわり可能となっています)


まず、お店の定番「牛すじカレー」。
これが実によくできている。
牛すじ本来の甘みに加え、フルーツ由来の甘みもプラスされており、濃厚味ながら重くなく、辛くなく。
「スパイスカレー」の尖った香りが苦手な人も、「カレーライス」の重さを敬遠する人も、これなら美味しくいただけるというマスターピース。

そして「3種のきのこと牡蠣のミルクカレー」。
こちらはとにかく食材の旨み押し。
季節ごとに食材を変えることで多様な旨み(或いは出汁感)が楽しめそうです。

さらに「オクラとレモンの冷製キーマ」。
夏らしい粘りと爽やかな酸味。
冷やしカレーを美味しくいただくためのツボをしっかりと押さえています。

3種3様。
いずれも異なる方向性で飽きることはありませんね。

後半はコチュジャンの旨味、カプサイシン抽出ソースの辛さを加えた「スパイス爆弾」でビリリと味変。

★スパイス爆弾 ¥100

辛いのが得意なら追加して損はありませんよ。
(途中からの追加オーダー可能です)

これは昼も夜も楽しめるカレーですね。

と、紹介をしておきながらの新情報。
実はこの『CACA』、本日9/24(日)を最終日としてこちら『アルル』での営業を終了。

9/27からは近隣の『Bar Daigo(バル ダイゴ)』へと移転し間借り営業を再開するそうです。
今と同じく昼夜営業とのこと。有難いですね。

移転しても行こうっと。

「カレー細胞」Facebookページ

●twitterあらためX「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ



関連ランキング:カレー | 高田馬場駅西早稲田駅面影橋駅

                         
                                  
        

ミャンマー人経営のタイ料理店が移転オープン。『タイコウ』(高田馬場)

category - [目白,早稲田,高田馬場]
2023/ 07/ 17
                 
高田馬場駅すぐの雑居ビル2階にあったタイ料理店『タイコウ』が早稲田松竹の道路向かいに移転。
通りに面した路面店として再スタートを切りました。


『タイコウ』

2023年4月移転オープン。
(移転前の記事はこちら。)

看板をよく見れば、右にタイ国旗、左にはミャンマー国旗。
実はこの『タイコウ』のオーナーは元俳優のミャンマー人なんです。
「リトルヤンゴン」と呼ばれるミャンマータウン高田馬場ならではのタイ料理店ですよね。

新しい店舗は元々、高田馬場の超老舗喫茶店『エスペラント』があった場所。

奥へ奥へと続く店内レイアウトには『エスペラント』の面影が。
学生時代に思いを馳せるひともいるんじゃないでしょうか。

この日は15時のランチクローズぎりぎりに滑り込み。
ランチメニューにはグリーンカレーにカオマンガイ、パッタイといった、わかりやすいタイ料理の名前が並んでいます。


★鶏肉のバジル炒めご飯 ¥990

中でもいちばんわかりやすいメニューを選んでみました。
カオ・ガパオ・ムー、つまり豚肉のガパオライスですね。
サラダ、スープ、デザートが付いてきました。


豚ひき肉の間には量は多くないものの、ホーリーバジルの姿も。
これがとても重要で、ガパオってひき肉のことでも何でもなくホーリーバジルを指す言葉なんです。なのに日本ではただひき肉をナンプラーで炒めご飯にかけただけのまがいものガパオもあったりして。

こちら味付けは分かりやすく万人受けではありますが、その辺はちゃんとしていると。
ミャンマー人による、隣国タイの美味しい料理を、高田馬場で。
現地式とか日本アレンジとかを超えて、インターナショナルなランチなのでした。

●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ
                         
                                  
        

らーめん屋が転身、本気で作ったカレー店。『バンブーカレー 高田馬場店』(西早稲田)

category - [目白,早稲田,高田馬場]
2023/ 07/ 03
                 
早稲田通りにあった『たけろくらーめん 高田馬場店』が突然の業態変更。
カレー屋さんとしてリスタートしました。

『バンブーカレー 高田馬場店』

2023年5月1日オープン。
キャッチフレーズは「らーめん屋が本気を出して作ったカレー専門店」。


オーダーは券売機、お水はセルフとオペレーションはラーメン屋のそれ。

ライスは学生街らしくボリューミーな350g。さらに学生証提示で大盛り無料にもなるようです。
逆に少なめオーダーや、玄米250gへの変更も可能とのこと。


★チキンカツバンブーカレー ¥1000→割引キャンペーン¥800

今やワールドスタンダードなKATSU CURRYといえばチキンカツカレー。


ベースとなる「バンブーカレー」は和牛をたっぷり用いた濃厚こってりスパイシーなビーフカレーです。
具材としても牛肉がたっぷり入っておりなかなかのお得感ですね。

タルタルソースがかかったチキンカツは国産鶏ムネ肉一枚肉使用。

衣は厚めでなかなかジューシーですね。

ライスたっぷり、カレー味濃くこってり、カツも油多めということで、食べ盛り腹ペコの若者、早稲田生にうってつけの一皿。
欲を言えばオールこってりなので、リセット用の福神漬けか何かあれば良かったと思う非若者でした。
(原価高騰で厳しければカウンター会計有料でも)

ベースのカレーは美味しかったので、チューニングでいろいろ広がると思います。

店内は何故かデニーロ×スコセッシ推し。

タクシー運転手とボクサーもターゲットなのかな。

少せっしだけ萌えました。

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ



関連ランキング:カレー | 西早稲田駅面影橋駅高田馬場駅


                         
                                  
        

ミャンマー料理とタイ料理、両方楽しめる地下レストランでミャンマービリヤニ。そして意外な伏兵。『ミャ ミィン モ 2』(高田馬場)

category - [目白,早稲田,高田馬場]
2023/ 06/ 25
                 
日本におけるミャンマー人の首都、リトルヤンゴンこと高田馬場。
駅改札前の煉瓦ビル2階に入っているシャン族料理のお店『ミャ ミィン モ』が2号店をオープン。

場所は高田馬場駅の西側、さかえ通りの中程。

『ミャ ミィン モ 2』

入り口は通りに面していますが、お店は地下。

エレベーターで降りましょう。


外からは想像つかない、快適広々空間です。
壁一面にミャンマーの美しい夕景が。
プロジェクターもあってイベントにも良さそうです。

メニューを見てみましょう。

・・・あれ?タイ料理??

よく見ればメニューブックは2冊。

ひとつがタイ料理でもうひとつがミャンマー料理と分けられていたんです。
2号店はタイ料理も食べられるのですね。

ミャンマー料理はシャン族料理をはじめとしてバラエティ豊か。


特に麺料理やチャーハンのバリエーションが素晴らしいです。
そう、ミャンマーは麺料理天国でチャーハン天国なんですよ。

その他、日本では数少ないモン族料理もありました。


★ダンパウ ¥1320

今回いただいたのはミャンマー式ビリヤニ「ダンパウ」。
骨付きのチキンレッグが乗り、その上からグレービーがかけられているものが多いのですが、こちらはグレービーなしの完全ドライタイプとなっています。

バスマティ米を炊き込んだご飯部分は至ってシンプルで味付け控えめ。

ところが、チキンレッグの肉のほうに味がガッツリと染みわたっているんです。
とってもわかりやすく表現するなら、濃厚カレー味。
この肉をほぐし、ご飯に混ぜ込むことで味のバランスが決まるってわけですね。

但し、汁気が一切ないのでスープが進みます。
ご安心を、このスープはおかわりOKなので、気にせず飲んじゃいましょう。

そして・・・実は一番たまげたのがサラダ。

ご飯も鶏肉も辛さ自体はほとんどなくマイルドで、粗挽きのブラックペッパーが効いたスープが一番刺激強いかもと思っていたら・・・
いやいやいや、いやいやいや。

実はセットの中で一番辛いのがこのサラダだったんです。

ピリ辛、とかいうレベルじゃありません。ズバリ激辛。
よく見ると唐辛子の種がめっちゃ入ってます。

サラダは箸休め。辛さを和らげるもの。そんな常識と先入観を見事に覆してくれました。
「鬼の本体は別にいた」みたいな。

びっくらこいた。

けれど、こういうことがあるから、異国料理って楽しいんですよね。
自分の常識なんて、とても狭いのだということを再認識しました。

(サラダ辛かったの、この日たまたまだったかもしれないけど)

●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ



関連ランキング:東南アジア料理 | 高田馬場駅下落合駅目白駅



                         
                                  
        

目白でタイの麺料理、いろいろ食べられます。『タイのラーメン』(目白)

category - [目白,早稲田,高田馬場]
2023/ 06/ 04
                 
目白駅改札すぐ。
山手線の線路沿いに、ちょっと面白い名前のタイ料理店があります。

『タイのラーメン』

「〆にラーメンでもいくかー」
なんて時にひっかかりそうな店名ですよね。


グリーンカレーやトムヤムクン、ガパオライスなどの定番料理からラープ、ガイヤーンといったイサーン料理、果てはタイ北部のガイホーバイトーイまで揃っており、タイ料理ディナー処としてもバッチリ。

しかしやはり麺料理にはひときわチカラが入っており、カオソーイやトムヤムラーメン、パッタイなどのスター級からナンプリックオンまで幅広いレパートリーを誇ります。


★マンゴー&ビール ¥600

まろやかトロピカルな一杯。


★フレッシュトマトのじっくり煮込んだタイ北部の田舎風ラーメン(ナンニャオ) ¥1200

日本ではナムギョウ、ナムギャウという表記が多いタイ北部の麺料理Nam Ngiao。
選べる麺はセンレック(米麺)でお願いしました。


赤く輝くスープは一見辛そうに見えますが、さにあらず。
タイ料理の3要素である、甘い・辛い・酸っぱいがコンパクトなバランスでまとまっています。
現地では凝固した豚の血(ルアック・ムー)が入るのですが、ここでは省略されています。

ある意味、日本人がとっつきやすい要素だけを選別したナンニャオと言えるでしょう。

お店のカウンターではタイ人の店員さんが獲れたてバジルの葉っぱをせっせとむしっています。
こういうところは非常に現地的。

現地の心を持ちながら、日本人向きにアレンジしている、そんなお店なのでした。

●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell

●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell

⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ



関連ランキング:タイ料理 | 目白駅雑司が谷駅(東京メトロ)鬼子母神前駅