群馬県みなかみ町にはダムカレー をいただける場所がいくつかあります。
車で立ち寄るのに便利なのはこちらの道の駅。
「みなかみ水紀行館」
お土産販売だけでなく、淡水魚水族館まである充実の施設です。
ダムカレーがいただけるのはこちらのフードコート。

面積は広くないですがダムカレーの他、そば、うどん、おっきりこみ、おやき、味噌おでんと、道の駅としての必要条件を完全網羅しています。

オーダーは食券機にて。席につき、料理の完成を待ちます。
★ダムカレー ¥980見事にダムカレーの標準形ですね!
ダムはアーチ式一択。

カレー自体はとっても懐かしい味。
誰もが安心していただける味です。
カレーの具材として牛蒡やコンニャク、かぼちゃなど。

ダムの下には福神漬けの紅葉があります。
さあ・・・

勢いよく放流!
あ、勢いはなくゆったりですが、ジワジワと紅葉がカレー流に呑まれていきます。
さようなら、我がふるさと。
カレーの川にも魚は棲めるのかな。
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群馬の知られざる楽園、猿ヶ京。
赤谷湖の絶景、信じられないほどクリアな空気と水、町中に湧く温泉に綺麗な味の地酒や地ビール・・・
そして猿ヶ京のカレーといえば「ハンプティ ダンプティ」と・・・

そう、ダムカレーです。
猿ヶ京がある群馬県みなかみ町にはダムカレーをいただけるお店がいくつもあり、ダムカレーマニアにはたまらないエリアなんです。
訪れたのは「まんてん星の湯」という立ち寄り温泉施設。

眺望が素晴らしい露天の湯に浸かった後は、館内にあるこちらへ。
「かざ車」実はここ、赤谷湖を眺めつつ食事ができる、まさに穴場なのです。

一階はいわゆる展望食堂ですが、

二階には広々したお座敷が。

湯上がりはやはりグダグダゴロゴロしたいですからね!
しかも見てください。

赤谷湖を眺める絶好のロケーション!
実際の湖を眺めながらダムカレーをさあ、いただくのです。
★相俣ダムカレー ¥1100他の多くのダムカレーがライスをダムに見立てているのに対し、こちらは陶器の器自体がダム仕様。

上州鶏の唐揚げ、旬菜の天ぷらがトッピング。

カレーには具材として群馬名物舞茸がたっぷり。
これは堪りません。

濃厚なコクのカレーに舞茸の旨味。
鶏唐揚げも、なんやねんこの美味さ!と言いたいほど。
そして特筆すべきはご飯!
米がとにかく美味すぎるのです。
どうやら地元猿ヶ京産の新米とのことで、流石水が美味い土地は全てが美味いのですね。

しっかし陶器で出来たダム、なかなかに緻密。

相俣ダム60周年記念の器っぽい。

コレクターズアイテムのダムカードも付いてきますよ。
そして、ここに来たらぜひ食べていただきたい料理がもう一つ。
★宮野野菜天ざるそば いなり付き ¥1300
週末限定、猿ヶ京産の蕎麦で、地元の「平成そば打ち会」が打つ手打ち蕎麦。
これがもう圧倒的な美味さ!
野菜天も抜群で、流石水が美味い土地は(以下略)

お米の美味さを生かし、シンプルを極めたいなりも素晴らしい!
これは食堂としても素晴らしい場所です。

ちなみに一階の売店ではダムカレーの器が販売されています。
どんなカレーを盛ってもダムカレーになってしまうという代物。
お好きな方にはたまらないでしょ?
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群馬県。
湖畔の秘境、猿ヶ京温泉。
ここにちょっと前から気になっていたお店がありました。
「HUMPTY DUMPTY」(ハンプティダンプティ)猿ヶ京の恐ろしく澄んだ空気、温泉の湯気に包まれて、その中でも異彩を放つ存在感。
タダモノでないのは明らかです。

訪問には事前アポ&予約が必須ですよ。

優しく迎え入れてくださった女性店主KIE(キイ)さんの本業は画家。そして音楽家。
以前は西麻布に「KIE」というライブハウスを開いていましたが2013年にクローズ。
ここ猿ヶ京へと場所を移し「HUMPTY DUMPTY」をオープンしました。

「猿ヶ京温泉を音楽で元気にする」をテーマに2015年から「猿ヶ京音楽祭」を開催するなど、こちらでも多彩な活動をされています。
・・・というかインド料理、インド音楽など共通の知り合いも多く「世間は広くて狭い」を実感!

インド音楽の演奏家でもあるKIEさんはコルカタとカジュラーホーでインド料理を習得。

ランチでは「インドのチキンカレーとタイのグリーンカレーの一緒盛りとサラダ」を提供しています。
カレーはご飯の量が選べ、軽め¥1000、普通¥1100、大盛り¥1200~と価格が変動。
普通盛りでお願いしてみました。

まずはお冷の美味しさにビックリ。
こちら苗場の湧水を用いているそう。
この、苗場から水上にかけての、水が美味いという地理条件は飲食においては圧倒的優位ポイント。
ご飯も、料理も、ドリンクも、全てが美味くなってしまうのですから、有難いことこの上ありません。

もちろん、地元野菜のフレッシュサラダも美味すぎ。
そして登場、KIEさんのカレーとご対面です。
★インドのチキンカレーとタイのグリーンカレーの一緒盛りシンプルながら風格のあるビジュアルですね。
チキンカレーには骨付きチキンが一本、グリーンカレーには茄子がたっぷり。

まずはインドのチキンカレー。
よくあるズシッとクリーミーな「インドカレー」とは対極にある、サラッとして食べやすいインド家庭のカレー。
たっぷりの玉ねぎから引き出された甘みが素敵で、これは毎日でもいただける自然な美味さ。
そして骨付きチキンがまた、身が引き締まっていて美味い。
みなかみの地鶏だそうです。
そしてタイのグリーンカレー。
こちらは思ったよりも辛口。
何より、茄子自体の旨みが素晴らしいです。
そしてやはり、米が美味い。美味すぎる。
日本一の美味さと云われる地元産コシヒカリの新米使用です。
そりゃもう美味いはずだよ、究極だよ。
トッピングされたマンゴーピクルのキュッとした酸味も、梅干しの役割を果たして効果的ですね。
異なる国のカレー同士の合がけですが、地の利を生かした美味さで飲食深い一皿となっています。
食後にはドリンクをば。
★コーヒー ¥350こちらも苗場の湧水を使用。
エスプレッソの豆を用いて淹れた、アロマの強いコーヒー。
★ミントアールグレイティーこの日たまたまチャイのミルクを切らしており、急遽のアレンジをしてくださった一杯。
さっきまで店先に生えていたミントを摘んで浮かべているんだから、香りの強さが違いますね。
「HUMPTY DUMPTY」の前は、珈琲が美味くて評判の喫茶店が30年続いたというこの場所。
これからも街の特別な場所として存在し続けるのでしょう。

夜は単品メニューが色々あり、入荷状況によっては熊肉が登場することも。
ぜひ、再訪したいところです。
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ルミネエスト新宿 8階のフードコート「PARK BAZAAR」。

日本離れしたカラフルポップさが魅力のこの場所に、シャンカール・ノグチ氏監修という触れ込みで南インドカレー店が誕生したのは昨年末。
「SOUTH WONDER CURRY」(サウスワンダーカレー)オープン当初、インスタを賑わしていたのは、たくさんのカトリが並ぶミールススタイルのカレー。
まさか新宿の駅ビルでそんな本格的な南インドカレーがいただけるとは、と驚いたものです。
ところが今回(2020年7月)訪問したところ、提供スタイルが変わっている様子。

大阪スパイスカレーのようなワンプレート合がけスタイルになっていました。
なんと・・・と思いつつ、厨房を見れば納得。
こちらのフードコート、カレーの他にかき氷、ピザ、ワッフルチキンのお店が並んでいるのですが、厨房は共通。
この日はトータルで厨房要員2人という陣容だったんですね。
これではカトリに別々に盛り付けたり、たくさんの食器を洗う手間は割けなさそう。
鍋で温めているカレーをワンプレートに盛り付ける、そうなるのも致し方ないことでありましょう。

オーダーと会計を済ませ、席で料理の出来上がりを待ちます。

最近のフードコートではお馴染みの呼び出しブザーが活躍。
ってか、このブザーの洗浄とかの方が大変そう・・・
★ワンダーカレーセット ¥1380
・好きなカレー2種
・フライドチキンorハンバーグ
・ラッサム
・レタスサラダ
・明太ポテトサラダ2種あいがけのスタンダードセットに加え、でっかいフライドチキン(もしくはハンバーグ)がドン!
その差額たったの100円ですから、ベジタリアンでもない限り、こちらにしない理由はないでしょう。

カレーはポークビンダルーとクルマ(コルマ)カレーをチョイス。
ビンダルーは酸味控えめで、黒い葉っぱ(煮詰まったカレーリーフなのだろうか?)がたくさん入っており、固形のポークはなし。「あれ?オーダー間違えてるかな?」なんて思いましたが、これがこの日のビンダルーだったみたいです。
うーん、絶対シャンカールさんの狙いとは違うことになっているぞ。
ちなみに温度感は南インドらしくぬるめでした。
クルマカレーはマスタードシードはじめホールスパイスが目視できるのですが、じっくりコトコト煮込まれており、香りは消えた後。
インド、とりわけ南インドのカレーって、作り立てのタイミングでスパイスの香りを楽しむ要素が大きいのですが、
ここのオペレーションだと、日本のカレーのように煮込まれた状態での提供になる。
結果、南インドならではの良さはスポイルされてしまう勿体なさを感じました。
ラッサムも、提供量に対してカトリが一回り以上大きく(多分もともとカレーを入れていたカトリ)、水位が1cmほどでちょっと傾けると底が見える状態。これだともちろんすぐ冷めるわけで、ちょっと勿体なさすぎます。
元のレシピの意図に、運営側の事情と理解が追いついていない様子ですね。
ちなみにでっかいフライドチキンにはお得感があるし、明太子ポテトサラダも美味しかった。
作り置いて提供できるものは良いんだ。
新業態への挑戦は、なかなか難しいモノでありますね。
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群馬で南インドのミールスがいただける素敵な場所。
やっと行けました。
群馬総社駅から徒歩15分~20分ほどで見えてくる極彩色のお店。
「インド食堂チャラカラ」
お店の内外を彩るのは、
南インド料理ユニットマサラワーラーのタケダワーラーとしても知られる武田尋善画伯のアートたち。

所せましと!

賑やかに!

シュールに!

おごそかに!

もう美術館としてだけでも来た甲斐があるってもんです。
素晴らしすぎますね。
実はこの時、知る人ぞ知る巨匠シェフ、マハリンガムさんが期間限定で在籍中。
「ヤジニ」閉店後、一時的にここ「チャラカラ」で料理をふるまっていたんです。
この期間はメニュー構成もオーナーシェフの岡田さんではなく、マハリンガムさんが主導とのことで、
実に貴重な群馬ミールスとなっていたのでした。

この日のミールスはタミル式のベジ。

そこにノンベジのカレーを単品追加できるシステム。
となればせっかくなので、全種行っちゃいましょう。
★ベジミールス ¥1200
・サンバル
・ほうれん草のクートゥ
・かぼちゃのコロンブ
・ラッサム
・ライス
・ハルワー
・野菜3品
・パパド
・チャトニ
★ノンベジ4品 ¥1300
・マトンフライ
・ムッタコロンブ
・チキンレバーフライ
・チキンとじゃがいものカレーいやぁ、実に豪華。
黄色からオレンジに色味が傾いた独特のルックスであります。

ゴールデンミールスとでも呼びたくなるような。


基本のラッサムもサンバルももちろん美味いのですが、この日特に響いたのは、
ほうれん草のクートゥに、かぼちゃのコロンブ。
スパイスのフレッシュな香りがありつつ、ニンニクは控えめ。
素材の味わいをしっかり活かしています。
野菜が旨い群馬という地の利を生かしたチューニングに熟練の技を感じますぞ。

対するノンベジは肉肉肉祭り。
羊に玉子にレバーに鶏肉、ドライとウェットを使い分けており飽きることはありません。
こちらもそれぞれの肉の味を活かしたチューニング故、ベジとは混ぜ合わせずにいただきました。
素材を見極め、それを活かす、引き算のバランス感覚。
ニンニクと塩強めにしてファーストアタックガツーン!ガツーン!ってのも良いけれど、食べ進むにつれ満足感が満ちていく味わいはなかなかできるもんじゃありません。
しかも、食後胃がスッキリするという、医食同源を体感できますし。

食後のチャイはマハさん直々のエアブレンドで。
★チャイ ¥200スッキリの極みです。
フェーン現象によって、日本でも特に気温上昇が著しいとされる群馬県。
暑い南インドの健康食を美味しくいただくには格好の立地なのかもしれませんね。
マハリンガムさんは5月6日でここ「チャラカラ」での務めを終了。
今後は東京から複数のオファーがあるそうで、果たしてどこに落ち着くのやら。
一方こちら「チャラカラ」はGW明けの5月7日~24日まで渡印の為お休みだそうです。
この日も厨房でマハリンガムさんとやり取りしていた岡田さん。
巨匠の薫陶、そしてインドでの収穫と、営業再開後が楽しみなお店であります。
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