としまえんがなくなったあとの豊島園。
ハリポタが動き出すまでは静かなベッドタウンとなっています。
あるのは映画館と温泉だけ。
いや、それだけでも充分か。
そんな豊島園、ユナイテッドシネマの道路向かいという好立地にあるインネパ店。
『バグルンキッチン』オープンは2021年9月1日。

レンガ色の壁、青い空白い雲の天井。
ネパール人が好きなパターンです。
メニューはカレー、ナン、タンドリーチキンといった日本で定番のインド料理にネパールのモモ、タイのガパオライスもラインナップ。
まあつまりは多くのインネパ店に置いてある基本メニューが揃っているというわけです。
★ライムサワー ¥399お酒がリーズナブルなのもインネパ店のアドバンテージポイント。
★マトンビリヤニ ¥1099ガッツリオーダーしちゃいました。
ビリヤニはチキンとマトンを取り揃え。
これまたリーズナブルです。

ビリヤニはバスマティ米使用。
インドの本格的な炊きたてビリヤニ、とはいかずオーダーを受けてザザッと炒めるスタイル。
けどこれはこれ、分かった上でいただけばちゃんと美味しい。
米はしっとりスパイシー、羊肉のボリュームも文句なし。
いわば、喫茶店ドライカレーの上位互換と言えなくもないのですから。ね。
★ワインラッシー ¥399これは思いつかなんだ。
いい感じに面白いですね。
店員さんはオールネパール人にしてフレンドリー。
リーズナブルで居心地も良く、ご近所さんの日常使いに最高なお店でした。
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:インド料理 | 豊島園駅、練馬駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
築地と東銀座の間、オフィスビルの地下にあるカレー店『RASA』へ。

看板には「インドカリー」とあるけれど、基本インド料理感は全くないカレーライスのお店です。

いわば昭和の「日式インドカリー」ですね。

カウンターの向こう側では3人の割烹着お母さんたちが連携プレー。
ビジネス街で不思議とホッとする空間です。

カレー、もといカリーは野菜以外1000円均一。
一番人気のビーフカリーはデフォルトだとソースポットでの提供ですが、常連の皆さんは「ビーフカリー、丼で」とオーダーしています。
こうオーダーすると一皿のカレーライス形式で出てくるんですよね。
★ホタテカレー ¥1000こちらはデフォルトでカレーライス形式。
とてもシンプルなビジュアルですが卓上にはキャベツの浅漬け、らっきょ、福神漬け、青しその実漬けが並んでおり、自由に使うことができます。

カレーは辛すぎず、濃すぎず、比較的スッキリした味わい。
完全にオフィスワーカーの日常食としてのチューニングです。
この感じ、逆に昨今珍しいのでは?
昨今珍しいとしても、客足は途切れず。
確かな需要、確かなファンがいるのですよね。
ですが・・・驚きのニュースが。
この『RASA』、長きにわたる歴史に幕を閉じるのだとか・・・・
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:カレー | 東銀座駅、築地駅、新富町駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
かつて都内屈指のインド料理店として江古田に本店を構え、都内に数店舗展開していた『SWAGAT』。
江古田本店の名シェフ、ナシームさんの料理も凄かったし、六本木交差点裏のインド料理タパスバーも面白かった。
今のようにインド各地の地方料理が東京でいただけるようになる前から時代を先取りしていた名店だったのですが、現在は六本木二丁目店へと店舗統合。こじんまりと営業していると思っていました。
ところが。
立川の伊勢丹で、聞き覚えのある店名を発見。
いやいや、最近は中央線沿いに『スワガット』って名前の店たくさんあるけど皆ネパール人のインド料理店で、カレーにクリームで渦巻き描く系でしょ? なんて一瞬思ったのですが。
違う。
あのマーク、見覚えあるナマステポーズのマークは・・・あの『スワガット』だ!
『SWAGAT 伊勢丹立川店』伊勢丹立川店B1食品売場に2021年オープンした様子。

場所柄、テイクアウトデリがメインですが、4席ほどの小さなイートインカウンターもありました。

まずは曜日ごとの日替わりメニューに注目。

火・土は南インドミールス、金・日はチキンビリヤニを提供しているんです。
これは近隣のインド料理好きには朗報!
ちなみにこの日は日替わりカレー売り切れにつき、定番カレー2種を組み合わせオーダーしました。
★2カレーセット ¥1210
◎バターチキンカレー
◎スパイシーチキンカレー
・ナン
・ライス
・サラダ
・サブジ
・ドリンク構成としてはとてもベーシック。一見よくあるインド料理セットです。

ですが流石です。
食べれば他店とは違うことがわかります。
バターチキンは万人受けする甘口ながら、しっかり効かせたトマトの酸味、具材のチキンティッカの香ばしさが秀逸。
売って代わってスパイシーチキンカレーは攻めた辛さです。
ライスは日本米ながらサフランが香り、粒立ちも抜群。
ナンもでっかいだけの胃に溜まるものとは異なり、フワッとした口どけ。
付け合わせのベジタブルサブジにはマスタードシードがふんだんに用いられています。
どこをとっても手抜きなし。
流石は名店として鳴らした『SWAGAT』。
ナシームシェフ時代の迫力とは別物ではあるけれど、正統インド料理へのプライドはしっかりと感じ取ることができました。
それに、食品フロアのイートインとしては、かなりの掘り出し物ではないでしょうか。
夕方のアイドルタイム無しということで、遅い時間のランチにも重宝しそうです。
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。


テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
築地場外。

甘辛な黒毛和牛カレーと土鍋ごはんの一体感にこだわったカレー店があります。
その名も。
『一体感』オープンは2020年12月。

メニューは「和牛ビーフカレー」一択。
用いる牛肉はA5ランクの黒毛和牛のみ。
米は厳選されたカレーに合う銘柄米3種の中から選ぶことができます。
その他、カレーの辛さとトッピングを指定することができます。
土鍋ごはんはオーダーが入ってから一合ずつ炊き上げるのがこだわり。

そのため提供まで20分~25分ほど時間がかかります。予め時間を空けておきましょう。
この日は実際、オーダーしてから22分で料理到着。
正確ですね。
★和牛ビーフカレー ¥1500
・米:一体感オリジナルブレンド米
・二辛 +¥50(かなり辛い)
・エビフライ1本 +¥250わくわくしながら待っていただけに、期待度Max。
早速、土鍋を開けてみましょう。

ふぉわぁぁっとした米の香りとともに立ち込める湯気。
チョイスしたのは「一体感オリジナルブレンド米」、山形が誇るブランド米「つや姫」と「雪若丸」を一体感の和牛カレーに合うよう特別配合したものだそうです。
しかし、ふっくら炊き立てなのを差し引いても、米の粒がでかい!素晴らしき「存在感」です。
まずは、ご飯だけで頂いてみましょう。
あぁ、これだけで満足。
いや、カレーだってすごいんです。

ビーフは大きめカットの角切りでゴロッゴロ。
具材の肉だけで60gあるそう!!
日によって変わる銘柄は、この日は仙台牛でした。

看板に「甘辛カレー」とある通り、フルーティーな甘みの後から辛さがやってくる欧風カレー。
牛の脂の旨味もしっかりと溶け出しています。
この日は試しに、辛さを「二辛」にしてみたのですが、これ、一般的な尺度でいえば「激辛」の部類ですね。
訊けばデフォルトでも辛さはしっかりしているとのことで、辛さ耐性にあまり自信がない人は辛さUPは控えるべし。
逆に、「ビシッと辛いカレーが食べたい!」と思った辛いもん好きなあなた、その欲望はこの店で満たされることでしょう。

この特別感あふれるランチカレーにこそ、海老フライは相応しい。
これは付けて良かった。
ビーフカレーにもメチャ合います。
日本の国民食として、より手軽にと進化してきた日本のカレー。
今ではあまりに手軽すぎて、親しみやすすぎて、その素晴らしさが忘れられがちな一面もあるように思えます。
海外では、日本のカレーの素晴らしさが絶賛されているというのに。
そんな時だからこそこのお店のように、あえて手間を見せることでカレー&ライスの素晴らしさを再発見できるというのは、よいヒントなのではないでしょうか。
大いなる意義のあるお店でした。
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:欧風カレー | 築地駅、築地市場駅、東銀座駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
東京メトロ氷川台駅と平和台駅、どちらからも徒歩10分ちょいの住宅地にある、一見普通の中華料理屋さん。
『中華レストランみつい』一見、とあえて言ったのは、このお店には他にはない特異な個性があるから。

それは中華料理×ネパール料理のハイブリッド。
10年ちょっと前、ネパール人シェフが厨房チームに加入してから、中華料メニューの合間合間にネパール料理が自然と入り込んでいるんです。

ネパール小籠包「モモ」に「セクワ」「サモサ」。

ネパールラーメン「トゥッパ」にネパール焼きそば「チョウミン」。
確かにインド・中国の両方に国境を面するネパールですから、その庶民料理はもともと中華料理と親和性が高いんですよね。

カレーもあるし。

「レモン、バター スパイシーセクワ丼」なんてオリジナルも。
その他いろいろ。
日替わりランチにもネパール料理があることが多いです。
★【ランチセット】プティマム ¥1100
(前菜、サラダ、スープつき)プティマムとはネパールの焼き飯。
この言い方は他のネパール料理店ではあまり聞いたことがありません(詳しい情報求む)。
具材にはチキン、タマネギ、タケノコ、キャベツ、もやし、ピーマン。
食べると結構スパイシーで、ほぼ昭和のドライカレーの如き味わい。
いや、もうドライカレーと呼んでいいでしょう。
オススメです。

平日は昼も夜もコーヒーサービスつき。
ランチには杏仁豆腐もついてきて大満足です。
そして夜。

これがまた面白いんです。
★みついオリジナルサワー ¥850黒糖焼酎れんとにフルーツソーダを加えたサワー。
おつまみの枝豆にネパール岩塩がかかっているのが嬉しすぎます。
中華の一品料理だってもちろん、しっかりしています。
★酢豚 ¥1270こちらはフルーティーなオリジナル甘酢あん仕立ての酢豚。
さつまいもが用いられているあたり、大陸中華を感じられてナイスです。
そう、『みつい』のベースはいわゆる日本式の町中華ではなく、本格中華レストランなんですよね。
★キーマラーメン 激辛 ¥1380これこそネパール×中華のハイブリッド。
「中辛」「激辛」と選べるのですが、「激辛」にチャレンジ。

細麺に絡みつくカレースープ。
「激辛」の名に偽りはなく、住宅街の中華料理店としては規格外の辛さです。
軽い気持ちでオーダーすると、ビックリすると思いますよ。
カレースープには挽き肉がたっぷりで食べ応えも充分。
美味しくいただき、けれどスープを飲みきることは叶わず(笑)。

辛い物を食べた後の胃を労わるには、ラッシーがオススメ。
辛さがスーッと引いていきます。
この他にも、まだまだ楽しい引き出しがたくさん。
カレー店の軒数が少ないこの地域ですが、とっておきの穴場です。
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell ⇩ランキング参加中⇩ 一日一回クリックおねがいします。



関連ランキング:中華料理 | 氷川台駅、平和台駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
| ホーム | 次のページ