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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

深海の三ツ星レストラン、そうりゅうのカレーを地上で。「呉 ハイカラ食堂」(呉)

日本のカレー史を紐解く上で欠かせないのが「海軍カレー」。
かつて世界最強と言われた大英帝国海軍に倣い、日本の米に合わせて作られたカレーは、
現在のニッポンカレーライスの範となりました。

洋上で曜日を忘れないよう、金曜にカレーを出す習慣も生まれました。

さて、今日やってきたのは呉。
第二本帝国海軍4つの要のひとつ呉鎮守府と、
戦艦大和を建造した呉海軍工廠があった場所です。
現在も海上自衛隊呉地方総監部が設置され、
かつての海軍カレーの伝統は、海自カレーとして受け継がれています。

そして嬉しいことに2015年4月からは、海上自衛隊呉地方総監部と呉市の協力によって、
呉基地に所属するそれぞれの艦艇で提供されている「海自カレー」が、
呉市内のそれぞれの飲食店でいただけるようになったんです。

「海軍カレー」の街おこしといえば横須賀が有名ですが、呉も負けてはいませんね。


そんな呉に来たら是非訪れたいのが「大和ミュージアム」。

その、来館者駐車場の2Fにあるのが、こちら。



「呉 ハイカラ食堂」

呉海軍伝統の海軍レシピを基本とした海軍料理のレストラン。
お土産屋併設の観光者向けレストランといった感じですが、アクセスの良さもあってなかなかの人気ぶりです。

この日も5組12人ほどの待ち。
とはいえ、15分ほどで無事収容。


艦艇をイメージした店内が楽しいですね。

こちらでいただける「海自カレー」は、潜水艦「そうりゅう」から伝授されたレシピ。

グルメな自衛官たちから「深海の三ツ星レストラン」といわれるそのカレー、期待です。


★海上自衛隊 潜水艦カレー ¥900

おぉ、これはまさしく海軍・・・もとい海自カレーと言ったルックスですね!

そしてお味も普通のカレーライスとは一線を画す個性的な味でした。


一口食べると、わわわっ!と驚くほどフルーティ。
最初甘い!っと感じるのですが、後から喉にヒリッときます。
甘くて辛いこの感じ、大阪の「インデアンカレー」をフルーティーにした感じで素敵です。

ご飯はベチャッとすることもなく、絶妙にホクホク。
みるみる完食してしまいました。

こういう企画モノのカレーは観光向けとかどうとか、色々敬遠する向きもあるでしょうが、
私は単純にこのカレーを美味しいと思いました。


潜航中の潜水艦内でいただいたなら、さらに美味しく感じるかもしれませんね。
「深海の三ツ星レストラン」、なるほど。

ホントは艦内でも用いられているテッパン(おかずなどをワンプレートで盛りつけるダルバート皿のようなもの)で提供されるセットにも興味があったのですが、この日は時間がなく断念。

家族連れで訪問すればさらに楽しめると思いますよ。


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呉 ハイカラ食堂



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

尾道の人気珈琲焙煎所。「Classico クラシコ」(尾道)

尾道「coyote」と瀬戸田「汐待亭」
立て続けに訪問したお店がどちらも同じ焙煎所の珈琲豆を使用。

気になりますよね。
こういう縁は積極的に掴むに限ります。

尾道商店街の中ほど。
ガラス張りの小さなお店の前に、ちょっとした人だかり。

あ、ここだ。

「Classico クラシコ」

はぁぁ、かなりお洒落ですね。
最近の尾道は、どんどんお洒落になってきています。

店内にイートインはないのですが、アイスコーヒーのテイクアウトが可能。
コーヒー片手に街を散策するもよし、店の前のテーブルで小休止するもよし。


★アイスコーヒー ¥600

テイクアウトの値段としては決して安くはありませんが、量がかなりたっぷり。
アイスなのにしっかりとした苦みと香りが素晴らしいです。

これは、好みの珈琲だ。

さっそく豆のテイクアウトもお願いしました。

購入したのは、深煎りブレンド(200g) ¥1300
帰宅後いただけば、しっかりとした苦みとコクがあって飲みごたえ抜群。

「サードウェーブ」とか言われる薄くてスッキリなコーヒーより、個人的にはこちらが好きだな。

公式サイトで通販もやってるらしいから、また買っちゃうかも。


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クラシコ



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テーマ:コーヒー - ジャンル:グルメ

瀬戸田に新しい風。築150年の素敵空間と美味しいカレー。「自転車カフェ&バー 汐待亭」(瀬戸田)

瀬戸内海に浮かぶ生口島。

国産レモン発祥の地であり、今なお柑橘の島として名を馳せるこの島が、「しまなみ海道」の通り道となったのが1999年。

本州・四国と陸路でつながる利便性と引き換えに、それまで島の経済の中心だった瀬戸田港周辺の商店街は徐々に寂れてきました。
建物の老朽化、住民の高齢化により、歴史ある街並みは次第にシャッター商店街に。
瀬戸田港周辺はこのまま衰退の一途を辿るかに思えたのですが・・・・

最近になって、また様子が変わってきたようです。

古い建物をリノベーションした新しいカフェが徐々に誕生。
サイクリングで島を巡る客がやってくるようになったんです。


「自転車カフェ&バー 汐待亭」

商店街の中心に位置する築150年の大きな建物をリノベーションしたカフェ。
東京からこの地へ移住したご夫婦が、2015年4月にオープンさせました。


元々は郵便局で、その後旅館のお食事処に再利用されていた建物はまさに広々。
ゆったりとした土間は、自転車を止めるのにも充分なスペースです。


物販も充実しているほか、オーナーは自転車整備士でもあるため、愛車のメンテナンスにも最適です。


畳の座敷席も、まあ贅沢な空間。


建物自体が立派なのに加えて・・・


心地よい中庭に・・・・


豪奢な着物まで。

この居心地の良さ、入場料払っても良いレベルです。


フード&ドリンクメニューは、柑橘類や猪の肉など地元の食材を活かしたものが中心。
東京からやってきたオーナーご夫婦だけにかえって、この地の食材の魅力を強く意識しているのかもしれません。


★自家製スパイスレモネード ¥450

瀬戸田のエコレモンと、瀬戸田のみかん蜂蜜を主体に、様々な種類のスパイスを配合したオリジナルレモネード。
炭酸で割ってレモンスカッシュにしていただきました。
瀬戸田レモンならではの味の濃さが嬉しいですね。


★カレーライス ¥680

素敵な器に盛られた欧風ビーフカレー。
じっくり煮込まれた濃厚なコクが魅力ですが、なんと、隠し味に瀬戸田産のみかん蜂蜜を用いているそう!
言われてみればどことなく、辛さの中に甘酸っぱさがあるような・・・人気メニューなのも頷ける美味しさです。

ちなみに近所にある「岡哲商店」の超人気コロッケは店内持ち込み可。
このカレーにトッピングするのがオススメだそうですよ。

濃厚なカレーの後は、やっぱり珈琲。
こちらのお店では、珈琲豆の産地・種類が選べます。
豆は尾道「クラシコ」と、大三島「オミシマコーヒー焙煎所」のものを併用しているそう。

★コーヒー (東ティモール) ¥400

あぁ、中庭から吹き抜ける自然の風を受けながらの深いコーヒーは最高ですね!

夜はBAR営業となるほか、LIVEイベントなども行っているようです。
(オーナーご夫婦もバンドやってるそうで!)

いつまでも居座りたい誘惑に駆られる、素敵な空間。
ここからまた、島の新しい文化が創造発信されていくと良いですね。


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自転車カフェ&バー 汐待亭



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尾道の喫茶店に潜む、現地式インドの萌芽。「印度定食ますや」(尾道)

昭和の香りを色濃く残す、尾道アーケード街。

エースも健在。


パンダの乗り物も、ちゃんと動きます。

数年前までは、こうしたノスタルジーに包まれていた尾道の街ですが、最近になって面白い変化が見えてきました。
お洒落なコーヒー屋、チョコレート屋、ミートパイ屋・・・観光客目当てではなく、ちゃんと拘りと狙いを持った新しいお店がどんどんできているんです。

ネットとソーシャルがあれば、良い店の情報は地方からでも届く時代ですからね。

さてしかし、今回訪れるのは、ネットにもほとんど情報のないお店。
現地でキャッチした情報が頼りです。


目的地には100m以上も続く行列が!

・・・いや、これは尾道ラーメンの超人気店「朱華園」の行列ですな。

私が訪れるのは、そのちょうど道向かい。
これほどまでに多くの観光客が、気づきもしない小さな看板が目印です。


「印度定食ますや」


外見は完全に、昭和の喫茶店。

それもそのはず、元々この場所は「喫茶・軽食ますや」という喫茶店。
お店を祖父母から受け継いだマスターによって、3年前インド定食の店に生まれ変わったそうです。


あまり宣伝せずひっそりやられているとのことで、ネットにも情報が少なく、まさに穴場という状態。

ゆったりシックな店内に映える赤。


もちろん、赤ヘル軍団の赤です。

推しは、前田智徳。


★印度定食(チキンカレー)¥800
・ケララチキンカレー
・ムング豆とレンズ豆のダル
・ミニサラダ
・ヨーグルト
・ターメリックライス
・大根のアチャール


うぉぉ、一昔前の尾道からは想像つかないほど魅惑的ビジュアル!!
品数を絞ってはいるものの、この地でこのターリー仕様は素晴らしいですね。


メインのケララチキンカレーはクリーミィながら、砕いたブラックペッパーが結構ガツン!とくる辛口カレー。
ホクホクの鶏胸肉も美味いですよ。

ダルはトロみ強めでニンニクが効いた仕上がり。

ターメリックライスは玄米ミックスのスパイスライス仕立てです。

サラダには密かに、クミンとチャットマサラが効いたジャガイモのポリヤルが添えられていますね。

普段南インド料理やら、パンジャブ家庭料理やらを食べなれていない方(ほとんどの日本人がそうですね)でも、
ちゃんと「美味しいカレー」と認識できる、素晴らしいセンスだと思います。

これで800円って価格設定も、ちょっとお得すぎますね。

食後、マスターとお話ししたのですが、東京・関西の名だたるお店を食べ歩いたり、
いろんな料理教室へ参加したりと、かなり精力的に邁進されている様子。

今後さらにガチな南インドミールスへの道を歩まれていくかもしれません。
マニアな方々も今から要注目ですよ。

ちなみにマスター、毎日この「カレー細胞」をチェックしていただいているそう。
(他に関西情報で「かれおた」「Bicycle & Ethnic 2」も!)

東京にお越しの際は是非、ご連絡くださいね。


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ますや



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尾道で、バラッツさんゆかりのカレーカフェ発見。「Spice Cafe coyote」(尾道)

尾道。昔はずいぶん来たものですが、今回は3年ぶりの訪問となりました。

前々から行きたくて、それでも縁がなかった「モハンアシュラム」へ行こうと電話したら、「移転準備中」につき休んでいるとのこと。
どうやら一年ほどの間、ずっと「移転準備中」なのだとか。
つくづく縁がありませんが、いずれ巡って来るでしょう。

かわりにどこか・・・とネットを探っていたら、何やら気になるカフェを発見。
「Spice Cafe」ってあるし、しかも・・・何やらバラッツさんとつながりもあるらしいって。

早速行ってきました。

「Spice Cafe coyote」(コヨーテ)


店内にはスパイス瓶がびっしり。
一見、カウンター席メインの小さな空間と思いきや、奥の間そして二階もあってなかなか面白い作りとなっています。
意外にスペースあるのね。

聞けば、元々カフェ営業だったこのお店、いつの間にかカレー屋さんにシフトしていったようで、
尾道に自由大学のカレー講義でやってきていたバラッツさんとも知り合い、
以後バラッツさんが尾道でカレーのイベントを行う際の会場として店を提供したりという間柄なのだそうです。

よく見りゃバラッツさんち「アナン」のスパイスも使っているみたいだ。

メニューを見てみましょう。

「コヨーテ特製ミックススパイス」で作るカレーは、数種類のラインナップから日によって2つほどセレクト。
この日は、バターチキンカレーとスパイシーチキンカレーの二種が用意されていました。


★スパイシーチキンカレー ¥750

メニュー説明には「スパイスを焦げ茶色になるまで煎ってコクのあるカレーに仕上げました!!」とのこと。
カレーはごくごくサラッとしたタイプで、スパイスの構成こそツナパハではないものの、スリランカ風といっても良い感じ。
辛さ自体は控えめながら、しっかりスパイスの香りが堪能できます。
用いている鶏肉は「デリー」のように胸肉。

インドやスリランカそして色々なカレー屋さんを想起させるこのカレーは、いわば独自の「スパイスカレー」と言って良さそうですね。

ちなみにライスはホクホクの日本米でした。


★マサラチャイ ¥450

コヨーテ特製チャイミックススパイスで淹れた香り高きチャイ。
チャイに拘るバラッツさんと交流があるだけあって、これは美味いです。

ドリンクは他にも、尾道の人気店「クラシコ」の豆を用いたコーヒーや、瀬戸田レモンを用いたホットレモンやレモンスカッシュも。
地元への拘りが素敵です。

割とカレー屋不毛の様相があった尾道。
駅からほど近い場所にこんな素敵なカレー屋さんができたなんて、ちょっと感慨深いです。

そして・・・尾道にはもう一軒、見逃せないカレーのお店が誕生していたのですが・・・それは次回。


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Coyote



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