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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

あの名シェフが手掛ける南北インドの世界。「アロマズ・オブ・インディア2.0」(飯田橋)

北インド料理の名店と謳われた秋葉原「ジャイヒンド」閉店後、シェフのアミットさんが新たに立ち上げた「アロマズ・オブ・インディア」。
その2号店が飯田橋に誕生しました。

「アロマズ・オブ・インディア2.0」


同じビルの同じフロアにインド料理を提供する「SAPANA」がある立地にも驚きですが、あちらはネパール人によるインド料理とアジア各国料理、こちらはオーセンティックなインド料理という差別化であります。


デリーのマウリアシェラトンで修行し、北インド料理の印象が強いアミットシェフですが、こちら「2.0」では南インド料理も充実。

南北インドの料理を広く紹介するラインナップになっています。


インドをポップに解釈した内装もまさに2.0ですね。


★アサヒ生ビールS ¥350

まずは手軽に一杯。


★ガロウティケバブ ¥1100

ガロウティは「滑らかな」というような意味。
舌触り滑らかにグラインドされたケバブ料理です。
バンゲラズキッチンにオンメニューしているものはマトンを使用ですが、こちらはベジ仕様でひよこ豆、ベスン粉、フライドオニオン、フレッシュチリ、コリアンダー、フレッシュミントを使用。
酒のつまみに良いですね。


★南インドターリー ¥2200

マサラドーサと南インドミールスが一つになったお得な南インドづくし。
しかもサラダ、ドリンク付きでワインも選べます。

こりゃあ助かる!
こってりしない南インド料理には白が合いますね。


三角ドーサの周りにはパパド、ワダ、イドゥリ、プーリ、バスマティライス、ミントチャトニ、ココナッツチャトニ、トマトチャトニ。
ワダやイドゥリはちょっと作り置き感あったけど、このご時世だし、訪問時刻が遅かったのでそれは仕方ない。


パリッパリで塩気も控えめのドーサはかなり良きクオリティ。ドーサ好きとしても自信持ってオススメできる!
三角帽の中にはポテトマサラ。
意外にこのプレート、炭水化物多めで満腹になっちゃいます。


汁物にはサンバル、ラッサムに加えバタープロウンが。
バタープロウンだけ北インドっぽいですが、確かに南インド料理を食べ慣れていない人にとっては「カレー食べに来たのにカレーっぽいものがない!」なんて困惑される恐れもあるしリアルな経営判断でしょう。
ただしそこをバターチキンじゃなく海老にするあたり、ギリギリ南インドに合うバランスを模索している。
結構考えられていると思います。

ちなみにこのカレーは好きなのに変更も可能らしいので、ガチ南インド勢はビンダルーあたりにするも良し。


オープンして間もないお店ながら、しっかりファンに支えられているフレンドリーなお店と感じました。
これからの飲食経営、そこが一番大事ですもんね。


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アロマズオブインディア2.0



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松屋の強力ライバル現る!侮れない中華カレー。「揚げたて食堂 アゲルヤ 飯田橋店」(飯田橋)

飯田橋、目当てのカレー屋さんが早仕舞いしていた夜。
ふと目に入った、見慣れぬ看板。

「揚げたて食堂 アゲルヤ 飯田橋店」

チェックしていなかったのですが「やよい軒」や「Hotto Motto」を運営するプレナスの新業態として2019年にスタートした揚げもの食堂だそうです。

どうも、朝ドラ的なゆず的な曲が頭に流れてしまう店名だなぁ・・・

雨のち~

てな具合に入店したら、ホントにその曲が流れていた!

たまたまか?確信犯か?

ともあれ、私のアンテナを惹きつけたからには、ここにカレーがあるはず。

ありました。

しかも素晴らしいことに、近年注目されてきた「中華カレー」、しかも「麻婆カレー」のさらに進化形が!

★麻婆&油淋鶏カレー ¥760

おぉ、レンチンで出てくるのとは明らかに違う「デキる」質感。
これは侮れないぞ・・・・

いただいてみました。
結論から言えば、これはとてもいい中華カレー。

チェーン系の中華カレーと言えば「バーミヤン」の用賀だけのスペシャル店舗「ばーみやん軒」の麻婆カレーが先見の明ありでしたが、これはあちらよりもさらに尖っている。
つまりちゃんと花椒の痺れが感じられるんですね。
ついに中華カレーも大衆次元まで来たか・・・・

そして、ハレルヤ・・・もといアゲルヤだけに油淋鶏もとにかく立派。
見てください、普通にチキンカツカレーとして見ても、ここまで立派なのなかなかないですよ。

もちろんその業態上、幅広い客層を狙ってはいるでしょうから、カレーの辛さ自体は抑えめ。
ですが卓上には2種のカレー用スパイスが!!

なになに?ここってカレー屋なの?
そうじゃないとしても、カレーを大事に思う気持ちが随分伝わって来るよ・・・・

「オリジナルスパイス」はいわゆるスパイス塩。かけると旨味がグッと増します。
「激辛カレースパイス」はカイエンペッパーを軸とした辛味追加用。
後半それぞれかけてみて味の変化を楽しんでみましょうね。

チェーン系ファストフード業界で、カレー愛の強さで筆頭に挙げられるのはやはり「松屋」。
けれどこちら「アゲルヤ」も、街のカレー店として充分に愛せるだけのポテンシャルを持っています。

「松屋」の強力なライバル現る。
ちょっと面白くなってきましたね。


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揚げたて食堂 アゲルヤ 飯田橋店



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あのとんかつ名店のカツカレーが飯田橋にも。「とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 飯田橋店」(飯田橋)

蒲田のとんかつ超名店として知られる「とんかつ檍(あおき)」が、その隣にカツカレー専門店「いっぺこっぺ」をオープンさせたのは2015年。
林SPF豚を使用し、圧倒的美味さを誇る「檍」のトンカツが気軽にいただけるとあって人気沸騰、2019年5月には芝大門店をオープン。続く10月にはこちら飯田橋にもお店を展開。


「とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 飯田橋店」

場所は飯田橋駅と九段下駅のちょうど中間あたり。


オーダーは食券制。
カツカレーの他、とんかつ定食もラインナップ。

カウンターでいただく、プチ「檍」としても使えますね。


★ロースカツカレー(150g) ¥1200

基本のロースカツカレーをオーダーしました。
上ロースカツカレーやカタロースカレーなどの上位互換バージョンもあるのですが、そちらはカツ別盛りなんですよね。


ライスとキャベツの上に乗った立派なカツ。
決してカレーと接触していないのには理由があります。

とにかくカツが美味すぎるため、カレーにつけていただくのが勿体ないんですね。

カツカレーとしてはなんとも不思議な着地なのですが、カツとカレーを交互に食べる楽しみ方と考えれば良きかと。

林SPF豚の特長として、赤身でいただいても安全ということがあり、それ故「檍」ではカツのピンクの断面が印象的なのですが、
この日はそこまでピンクではなく、結構火が通っている印象でした。
美味しいことに違いはありませんよ。


卓上には3種の岩塩(テキサス岩塩、ピンクロックソルト、ヒマラヤ岩塩ナマック)。
ここのカツにはカレーよではなくこれら岩塩をつけていただくのが推奨。
一番のお気に入りは、ヒマラヤ岩塩ナマック。
ヒマラヤと言っても西部、パキスタン産の岩塩なのです。
衣の上ではなく、カツの断面から振りかけると、もうそれだけでバクバクいけちゃいます。

おっと、その合間合間にご飯とカレーを食べましょうね。
カレーは良い意味でベーシック、あくまでもカツの引き立て役ですよ。

それもまた、お店の個性なのです。

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とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 飯田橋店



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神楽坂に本格間借りスリランカ。「ライオン ロック」(飯田橋)

神楽坂ランチに間借りスリランカ料理が登場!


「ライオン ロック」

ライオンロックとはつまり、スリランカの名跡シギリヤロックですね。


本多横丁のワインバル「ヴィアンド」のランチタイムを間借りしての営業です。



シェフはスリランカ人、ホールは日本人というタッグでの営業。

最初に登場するウェルカムドリンクがこちら。

スリランカのスパイスティー「サマハン」です。
ほの甘くスパイシーで、毎日飲めば病知らずになれそうです。

カレーはワンプレートにカレーとご飯、いくつかのおかずをのせた「Rice & Curry」スタイルでの提供。
メインのカレー(およびスパイス料理)は6種の中から3つが選べる方式です。


★スリランカワンプレートランチ ¥1000

おっと、これは予想以上に本気の仕上がりですよ。


メインは「ビーフ」「ナス」「ズッキーニ」を選択。
ライスはバスマティ、副菜としてポルサンボル、フルーツサラダ、パパダム。


ビーフカレーはセミドライタイプでほんのりした辛さ。
ナスはモージュ、ズッキーニはテルダーラ仕立てで、混ぜ合わせていただくおかずですね。


パパダムを砕き、一気に混ぜ合わせます。
一品一品食べた時はさほど辛くなかったのに、混ぜるとじわじわやってくる辛さ。
そうか、ライスに唐辛子が一本ぶっ刺さってたっけ。
この染み渡るような辛さの合間に、ちょいちょいパインの甘み。

なるほどなるほど、混ぜることで美味さが開花する味の設計となっているのですね。

曜日ごと、選べる料理のバリエーションは変わる様子。
最新情報はお店のインスタでチェックしましょう。


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ザ ライオン ロック



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南方中華と南インドの融合、酒と発酵のフェチズム。「牧谿 (モッケイ)」(市ヶ谷)

カレー好き・南インド料理好き・中華好き・お酒好き・発酵好き。
そんな私の5つの好みをすべて満たしてくれる、とんでもないお店が誕生。

場所は靖国神社向かい。
靖国通りから一本入った路地。


「牧谿 」

「モッケイ」と読みます。
なんとこちら、南インド料理と南方中華を組み合わせた独自のスパイス料理とカレー、そして一癖あるクラフトビールと日本酒を扱う香辛居酒屋なのです。

2020年1月にランチからスタート、3月よりディナー営業を開始したものの、
直後のコロナ禍で知名度が充分上がらないまま6月を迎えました。

外からは一瞬、どんなお店かわからない緊張感もありますが、とにかく素晴らしく、居心地の良いパラダイスであることを最初に伝えておきます。


おでん屋の居抜きという店内は、しっぽりした和風。
L字カウンターの片側には畳の席も設けられています。


その日の料理メニューはブラックボードで吊り下げられているのですが、中華・インド・発酵・スパイスと魅惑のラインナップ。

聞けばこちらのご主人なんと、南方中華の「黒猫夜」と、南インド料理の「エリックサウス」の両方で修業経験あり。

「黒猫夜」は「南三」、「エリックサウス」は「魯珈」など個性派名店を次々に輩出することで知られており、
また一つマニアックな名店が誕生したと言って過言ではないでしょう。


★平和クラフト WHITE ALE ¥800

和歌山 平和酒造のクラフトビール。
ホワイトエールにはコリアンダー、オレンジピール、柚子ピールを使用。
暑い日にぴったりの爽やかさです。


この日のお通しはじゃがいもミント炒。
のっけから嬉しいですね。


★羊・ピータン・発酵ニラ炒 ¥800

いきなり雲南トリプルパンチ。
これは・・・酒が進む・・・・・

しかもなんと、私がいちばん大好きな蔵元の日本酒がいただけたんです。

★寺田本家 香取90

微生物の自然な発酵を生かした「自然酒」が身上の寺田本家。
この「香取」は香取神宮のお神酒として献上されるお酒です。
独特の酸味と、きりっとしたバランスが頼もしいですね。


★自家製ビーフジャーキー ミント炒 ¥800

暑くなってきたこの日は、なんだかミント推し。
ジャーキーにミントなんて、あんまり思いつかないけど合うもんですね。


★鯖レモングラス バナナリーフ焼 ¥800

これは・・・・!?
南インドのポリチャトゥか、カレーのオタオタか・・・はたまた・・・・
早速御開帳!!


おぉぉ。
鯖の半身にレモングラスと唐辛子、ガッツリ味がしみわたっています。
こちらも雲南料理がベースとのことですが、ミャンマー・シャン族の熟れ鮨にも似た風合いですね!


★鷹長 菩提もと純米酒

こちらは室町時代、奈良菩提山正暦寺にて創醸された醸造法「菩提もと造り」による酒。
製造過程で生米を用いるそうですが、とにかく・・・・

「キリッとクリア」の真逆も真逆、土着感ある濃厚さが凄いですぞ。


★伊根満開

こちらはなんと古代米で作った赤い日本酒。
見た目の綺麗さだけでなく、シュシュっとした酸味がとても印象的。
瓶を見ずに飲んだとしたら、どこの国のお酒かわからないほど個性的で最高。


★ココナッツライス ¥800

単にココナッツミルクで炊いたご飯、ではありません。
カシューナッツにココナッツファイン、スパイスをインディカ米と共にザッと炒めた、南インド式のフレーバーライス。
ココナッツの食感もしっかり感じられ、これ単体でも美味しくいただける米料理です。

けど、やっぱカレー合わせたいですよね。
中華とインドを融合させた、魅力的なカレーがあるんですから、

★ウーロン咖喱 ¥800

いやまぁ、これには驚いた。美味すぎます。
烏龍茶で煮込んだチキンカレーにブラックカルダモンも用いてスモーキーな味わいに。
あぁ、これは絶対頼むべし、な逸品であります。


★ 羊レモングラス麻婆 ¥900

こちらはインドや南方中華のエッセンスを凝縮した麻婆。
黄色い唐辛子をペーストにして色を出しており、花椒の麻にほのかな甘みと酸味、羊の旨味が絶妙にマッチ。
トッピングされた生ミントが麻をリセットしてくれる愉しさも。


ウーロンチャイ

締めのチャイにも烏龍茶葉を使用。独特な香りがしっかり残っています。

酒のセレクトにも料理のチューニングにも、一筋縄ではいかない捻りが効いており、とにかく楽しい。
・・・・というか、フェティッシュ。

ハマる人にはズバリハマる個性派です。

まぁ私は冒頭で書いたように、好みのエッセンスが詰まりすぎているわけですから、
この苦しい状況下でもしっかり生き残れるほどには繁盛してほしいと思っておるのです。
もちろん、入れないほど混んじゃうと困るけど、困らない程度に皆さん、一度行ってみてくださいな。

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牧谿



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