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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

二子玉川のショッピングセンター内にタイ屋台。「タイ屋台999 二子玉川ライズS.C店」(二子玉川)

新宿から新橋、梅田まであちこちの飲み屋街に展開する「タイ屋台999(カオカオカオ)」。
こちら2019年にオープンした二子玉川の店舗。

「タイ屋台999二子玉川ライズS.C店」

ショッピングセンター内にありながら異彩を放つ屋台感。
上品な二子玉川の街全体でも異彩を放つ現地感です。



メニューのラインナップはほぼ飲み屋仕様。


よく見りゃカエルや虫のメニューもありますよ。


まずはこちら。

★シンハー生ビール ¥690
★お通し ¥330


タイを代表するビール、シンハーがドラフトでいただけるんです。これは貴重。


★グリーンカレー唐揚げ ¥700

鶏皮周りの肉にシャカシャカグリーンカレーシーズニング。
美味いに決まってます。


★チャーンビール ¥690

一杯目がシンハーなら二杯目はこちら。創業はかなり後発ながらシェアを伸ばし今やタイの二大ビールとなりました。
シンハーがしっとり甘き濃さならチャーンはスカッとしたキレ味。交互に飲むと方向性の違いが楽しめますよ。


★トムヤムチャーハン ¥999
屋台らしくパラッとした米の仕上がりが最高。
ちゃんと落としどころをわかっていますね。

周りのお客さんたちが一番頼んでいるのはカオマンガイ。
あとで知ったのですが「999」の諸見シェフ、バンコクで「ピンクのカオマンガイ」と並んで人気の「緑のカオマンガイ」で研修詰んだのだそう。
実は緑のカオマンガイの美人オーナー、知り合いなんですよね。
今度食べるとしよう。

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おいしいカレーは脳内ARカレーだった。「オイシイカレー」(下北沢)

不思議おいしいと話題の下北沢のカレー屋さん。

「オイシイカレー」

MAPを頼りに行ってみると分かるのですが、かなり特殊な立地、特殊な店構えのお店です。

実はこちらの経営母体はアパレル&ファッションブランド「CUNE」を手掛ける株式会社マンモス。
かつて下北沢一番街に「CUNE」が店舗を構えていた時代、その一階カフェスペースで提供していたカレーが「なんで!?」っていうほどレベルが高かったんですが、実はその作り手こそが現「オイシイカレー」店主。

今では社内ベンチャー的にカレー事業部が立ち上がっているようです(ひとり部署みたいなのでほぼ個人商店)。


ガラス越しに見える小さな中庭には「CUNE」のキャラクターであるカエルの石像が。
あまりにガチなので聞いたら、なんとバリ島の石工に発注したオーダーメイドなのだとか!
ありがたみー!!


この店の定番カレーは
・鶏出汁チキンカレー
・豚出汁ポークカレー
の2種。
そこに月替わりメニューや限定カレー、限定副菜が加わってくるのですが、そのどれもがいい意味で狂っているんです。

早速いただいてみましょう。

★5種盛り ¥1750
・鶏出汁チキンカレー
・豚出汁ポークカレー
・牛丼(ケララ風) +¥50
・ガリトマベジ
・ハニーマスタードカレー +¥50
★ずんだダール ¥150



まずは定番。
鶏出汁チキンカレーは鶏白湯の旨味がガッツリ効いて(おまけに青ネギがのってたりして)、カレーとしても美味いのにどこかラーメンを食べているような錯覚に襲われます。

こ、これは・・・!

豚出汁ポークカレーは豚骨の旨味が抜群(おまけにモヤシがのってたりして)、爽やかな香りなのにどこか豚骨ラーメンを食べているような錯覚に襲われます。

こ、これは・・・・・!?


次に牛丼(ケララ風)。
「牛丼のことを考えながら作った南インド風のココナッツビーフカレー」とのことですが・・・・
これがたまげた。

キリスト教徒も多いケララでは実際にココナッツミルクを用いたビーフカレーが食べられているのですが、「牛丼のことを考えながら作った」というだけあって着地点が牛丼側に横滑りしているんですね。
もちろん丼ものではないし、しっかり南インドカレーなので「牛丼」ではないのですが、「マサラ七味」と名付けられたミックススパイスを振ったあたりから「あれ?今食べているのは牛丼??」などど脳がバグってくるんです。


このカレーをライスにかけ、卓上のしょうがチャトニ&きゅうりのお漬物と合わせたならもう完璧。
南インドカレーを食べているのに脳内にはくっきり「オイシイギュウドン」が結像してしまっているんです。

ははん、そうであったか。

「オイシイカレー」とはつまり、脳内にある様々なオイシイ記憶を呼び起こし、カレーを食べているのに色々な食体験がAR的に現れるカレーだったのですね。
しかも、かなり確信犯的に。

なので日本の牛丼を食べたことのない人がこのカレーを食べて脳内に牛丼が再生されるかは不明。
きっとされないはず。
それだけ、料理の美味しさは文化的背景や記憶に左右される。
そのことを強く意識し利用し、料理のネーミングも含め「おいしい」を脳内再生させる試みなのでしょう。


ガリトマベジはトマトと夏野菜でラタトゥイユのよう。


ずんだダールに至ってはもう、ちゃんとインドのダールでありながらズンダズンダ感が止まりません。

時に「オムライス」と称し玉子包みビリヤニを提供したり、ガスパッチョカレーを提供したりと、ARカレーの実験が止まらないこのお店。
食のマッドサイエンティストな店主が営む個人店にしか見えないながらも、そのバックにファッションブランドが潜んでいるということに底知れぬカッコ良さすら感じますね。

ただ横文字を乱用した御託を並べるだけの「意識高い」人々とは一線を画した、ホントの意味で意識が高い、いや意識飛んでる系のカレー屋であります。

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オイシイカレー



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八幡山で、ナイス&ウォーム&ウォーク&ウォーム。「nice & warm」(八幡山)

八幡山の住宅街に佇む、カレーとマフィンとかき氷のお店。


「nice&warm」(ナイス&ウォーム)

一般的な知名度はまだこれからですが、地元はなかなかの人気ぶりで、11時30分のオープンからほどなく、自転車でお客さんが次々やってきていました。
テイクアウトもかなり人気のようですね。


カレーの提供はランチとディナーの2部。
かき氷は14時からの提供で、両方いただくなら夕方狙いなのですが、人気のカレーは早い時間に売り切れることもあるようです。


この日はイートイン。


店内の黒板には食材や調味料の産地へのこだわりが。
能登など石川県の食材に重点を置かれているようですね。


★ポークキーマ ¥1000

この店定番のキーマ。
辛口でお願いしたのですが、これがとても良かった。
クミン、クローブ、カスリメティ・・・特定のスパイスが強く立つというより、とてもバランスの良い仕上がり。
しっとりスパイスオイルを纏った豚ひき肉の肉感、程よい辛さもあいまって、ビシッと決まったキーマとなっています。
ライスは石川県産の特別栽培米コシヒカリに古代米をブレンド。
硬めの炊き加減も素晴らしくキーマに合いますね。

副菜にはキャロットラペ、サラダ、フムスのように滑らかなポテサラ。
これは満足度高い。


★本日のカレー モロッコいんげんのポークカレー ¥1000

こちらは日替わりのカレー。ゴロっとした豚ブロック肉とモロッコいんげん。
やはり辛口が決まりますね。


★本日のカレー 豚バラ肉と長芋のカレー ¥1000

食事中に早くも「本日のカレー モロッコいんげんのポークカレー」が売り切れに。
すかさず新たな日替わりカレーとしてこちらがオンメニュー。
シャキッとした長芋と、生姜焼きのような豚バラ肉が楽しい創作カレーとなっていました。

食後はやはり、コーヒーとマフィン。

★コーヒー ¥400
★鳥居醤油&クリームチーズマフィン ¥350


コーヒーは能登半島の突端にある「二三味珈琲」の豆を使用。
深煎りのコクが楽しめます。

そしてマフィンは数ある中から「鳥居醤油&クリームチーズ」を選択。

まず、表面カリッと中しっとりとしたマフィンの食感が素晴らしい。
生地に香る醤油、ローストアーモンドにも醤油の味がのっています。
そして、中にはたっぷりのクリームチーズ。
これはスイーツと呼んでいいのか、独自の世界観が楽しい一品。
とても美味しくいただけました。

この日は時間的にかき氷はいただけなかったのですが、そちらも面白いバリエーションが。
醤油味のかき氷なんて、どういう落としどころなんだろう・・・

お店を出て、環八をてくてく南下していくと15分ほどで「天然温泉 成城の湯」へ。
ユニクロの大型店舗の上にある、露天風呂完備の天然温泉です。
スパイスでポカポカ、ウォーキングして、温泉でまたポカポカ。

ナイス&ウォーム&ウォーク&ウォームな一日となりましたよ。

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ナイス&ウォーム



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旧ヤム邸イチさんの新たな挑戦。魅惑のスパイスたこ焼き居酒屋。「タコムマサラダイナー」(下北沢)

大阪スパイスカレーの代表店「旧ヤム邸」。
大阪時代から、東京進出、そして今に至るまでその厨房を守り続けてきた藤田一也さん(あの名内野手ではなく)、通称イチさんがついに独立。
誰もが思いもよらないお店を立ち上げました。

スパイスたこ焼き屋です。

「タコムマサラダイナー」

2021年2月下北沢にオープン。


店内は気軽な立ち飲み居酒屋スタイル。
けれどアジアンな雰囲気と、カウンターに並ぶスパイスがただならぬ雰囲気を醸し出しています。
カレー屋とはまた異なる動きを見せるイチさんも真剣な表情!


メインコンテンツとして提供されるのは、カレー粉を使ったカレー味のたこ焼きではなく、あくまでスパイスたこ焼き。

たこ焼きとスパイスの融合を目指し、日本~中華~インド圏の料理や創作料理も提供、スパイス居酒屋としても楽しめるお店となっています。
ちなみにいわゆる「カレー」は時々であったりなかったり。ミニカレーでの提供がメインになりそう。

それでは、早速行ってみましょう。


★バイマックルサワー ¥400

タイのこぶみかんを用いた爽やかなサワー。
私は葉っぱもモシャモシャ食べちゃいます。


★しめ鯖アチャール ¥320

「インドにはないアチャール」と銘打った日替わりシリーズ。
この日あったのは牡蠣としめ鯖。
しめ鯖の酢とアチャールの酸味がなんとも刺激的、これは新体験です。


★豚モツの発酵唐辛子と紹興酒漬け ¥320

これ、ちょっと凄かった。
柔らかなモツからギュッと染み出す紹興酒のインパクトときたら!


★ゆで鶏のニラミントソースがけ ¥420

荒木町のスパイス中華「南三」のインスパイアメニュー(水岡シェフ了承済み)。
私は元ネタも食べていたので微笑ましい部分もあったのですが、居酒屋メニューとしての強度がすごい!
これはオススメ。


★定番牛ホルモン煮込み ¥480
・温玉トッピング +¥60


大阪で立ち飲みといえば欠かせないメニュー。
和牛のシマチョウ、中チョウ、ハツ、フワ、センマイ、ハチノスなどを使用し、めちゃくちゃ完成度高い一品となっています。
毎回頼むべし。

さて、ここらでメインコンテンツのスパイスたこ焼きに行ってみましょう。
普通のたこ焼きはソースやマヨネーズをかけていただくのですが、こちらのたこ焼きはベースの味がしっかりしているため、トッピングを軽く漬けていただくスタイル。
トッピングは3つの中から選ぶことができます。


★スパイスたこ焼き 4個(和風ごま油醤油糀) ¥380

一つひとつが立派なサイズ。
関西風のとろっとした生地に出汁と、仄かなスパイスがピリッと香ります。
さらに注目したいのは中の具材。
普通のたこ焼きのように、タコが一切れ入って終わりではなく、刻まれた野菜やハーブで食感の変化が楽しめます。
これ、このままでも美味しいし、これ見よがしなスパイスアピールじゃない分、飽きることなくいただけます。
そこに和風ごま油醤油糀を付けるわけですが、発酵の旨味が折り重なり、なるほどな味変。
このあたりのレイヤー感は、まさにイチさんの真骨頂ですね。


★スパイスたこ焼き 4個(爽やかスパイス塩昆布) ¥380

こちらは関西人大好きな塩昆布バージョン。
ただの塩昆布じゃあありません。仄かにカルダモンが香るんですね。
ちょっと普通じゃ思いつかないし、スパイスカレーじゃなくたこ焼きだからこそできる技。


★マトンと茄子のミニカレー(飯付) ¥700

この日はカレーがありました。
ミニといいつつしっかりとしたビジュアル。
カスリメティトッピングなど「旧ヤム邸」の面影がありつつも、キーマ主体の「旧ヤム邸」ではなかなか作れなかったであろう、ゴロッと肉のカレーです。


羊、美味いっすもんね。

ある意味、カレー屋の縛りから解き放たれたイチさんが、今まで出したかった料理をドドドッと繰り出す勢いを感じるお店。
たこ焼きを軸にしたスパイス料理店である前に、最高の立飲み居酒屋の誕生であります。

これは、通ってしまいますよ。

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タコムマサラダイナー 下北沢店



関連ランキング:たこ焼き | 下北沢駅池ノ上駅東北沢駅


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豪徳寺で話題のカキ山椒カレー。「オホズマート」(山下/豪徳寺)

豪徳寺駅すぐの路地に、小さなスパイスカレー店。

「オホズマート」(WOHOS MART )

2019年9月13日オープン。
もともとフードトラックで移動販売していたカレー屋さん待望の実店舗化です。


奥へと細長い店内。背中がすぐ壁のカウンター仕様です。


★カキ山椒カレー ¥1150

通念提供している「オホズマート」の看板メニュー。
ライスの周りには副菜がたくさん。
もはやコンパクトミールスです。


ハンディにて提供されるカレー。


立派な牡蠣が入っています。
牡蠣の旨味と山椒の刺激、全体としては辛さ控えめ、油少なめでサラリ爽やかな食べ心地。


今日の副菜たちは、
・人参とコリアンダーのアチャール
・小松菜とラムのポリヤル
・紫キャベツのマリネ
・小エビとせりのスパイス辣油
・ラズベリーヨーグルト
・大根のアチャール
・パパドゥ
・ポルサンボル

ライスはジャスミンライスと日本米のミックスですね。
カレーと混ぜながらいただきましょう。
インド、ネパール 、スリランカそれぞれのアプローチに加え、和の旨みを意図的に加え、インド料理マニアだけでないカレー好きの舌に応える味わいを組み立てていますね。

後半は卓上スパイスで辛さや香りをプラス、飽きることなく完食です。


★チャイ ¥300

食後のチャイも忘れてはいけません。
こちらも山椒香るオリジナル。
甘さと香りで体の芯から癒されますね。

今風のトレンド感がありつつ、しっかり構築された料理。小さな厨房でなかなか頑張っています。

この店と「OLD NEPAL」の登場で豪徳寺のカレー偏差値は一気に上がりましたね。

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