
多摩美のすぐ近くあるインド・ネパール料理店。
『プラシッダ TAJ 上野毛店』
(プラシッダタージ)オープンは2016年11月。

いわゆる街のインネパ店(ネパール人によるインド料理店)によくあるパターンとして、インド料理、ネパール料理に加えタイ料理も揃える複合アジアン。
こういうお店はリーズナブルなスパイス呑みにぴったりなんですよね。
★グラスワイン(赤)¥390スペイン・アルマデンの赤。
その他インドウイスキーのハイボールもネパールのククリラムも390円という天国。

おっと、何ですかこの土鍋は?
触れるとアッツアツ。
おしぼりで蓋をつかみ持ち上げると・・・
★マトンビリヤニ ¥1150土鍋の中からアッツアツに仕上げたビリヤニが登場!
トップにネギをまぶすあたりはネパールシェフらしきセンス。

予め仕込んでおいたビリヤニをオーダーを受けてから土鍋で仕上げているのでしょう。
下の方にゆで卵がたっぷり仕込まれていました。

炊きたてバスマティ米の香りはなく、むしろしっとりした米全体にスパイスが馴染んで落ち着いた仕上がり。
スパイス感や辛さは控えめなので、誰もが違和感なき炊き込みご飯として楽しめます。
そして、鍋底にこびりついたバスマティおこげ、これが旨い。
土鍋ならではの楽しみですよね。
これからの寒い季節にピッタリのお店です。
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関連ランキング:インド料理 | 上野毛駅、二子玉川駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
246通りを歩いていて、ふと目に留まった文字列、
「スパイス数十種 特製カレーうどん」さっきランチでティファンとビリヤニとお好み焼きとおでんを食べたばかりですが、カレーうどんならイケるぞ。
『夢吟坊 三宿本店』(むぎんぼう)
創業1992年、京うどんとむぎとろのお店です。
(三宿店は1993年オープン)
現在は品川、羽田空港国際ターミナルにも支店があるようですね。

早速入ってみましょう。


完全にこの地に根を下ろした雰囲気。
アットホームな接客に和みます。
★特製カレーなんばうどん ¥1180南蛮を「なんば」と書くのは京都由来なのでしょうか?
「カレーなんば うどん」で検索しても大阪難波の『なんばうどん』しか出てきません。
この店独自の呼び名かな。
黒く濃厚なカレー汁が印象的ですね。
大きく刻まれた九条ネギと油揚げが京うどんのアイコンです。

麺は京うどんらしく柔らか。
カレーは濃厚で鰹・昆布出汁が効いています。
少し塩味強めの仕上がりですね。
中には甘めに煮た豚バラ肉が入っており食べ応え充分。
ただ見た目ほど重くはなく、サラリといただけました。
地元にこんなカレーうどんがあるの、羨ましいですね。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
東京カレーシーンの先端を走り続ける『カルパシ』。その3店目にして新業態が下北沢で始動。

場所は『カルパシ下北沢店』のちょうど隣です。
『BhelPuri』(ベルプリ)2022年11月15日オープン。
昼はバナナリーフミールス、
夜はユーラシア、つまりアジア・ヨーロッパ各地の料理を独自アレンジ、ナチュラルワインとともに愉しむバルとなっています。

もちろん『カルパシ』ならではのスパイス要素も盛りだくさん。
シモキタのスパイス呑みに強力な選択肢が加わったことになります。
早速、トライしてみましょう。
まずはワイン。
今回『カルパシ』黒澤氏と共同経営となる小師(こもろ)店長自ら、ソムリエとしてワイン提案をしてくださいます。
★カーブドッチ 2021アルバリーニョ ルノーこちら新潟の白ワイン。
山形産アルバリーニョを使用しているそうです。
最近は東北各地でアルバリーニョの生産が進んでいるようですね。
爽やかな果実味が楽しめました。
前菜は店名にもなっているこちら。
★ベルプリ ¥600長粒米をポン菓子状態にし、甘辛酸っぱい味付けにしたインドの屋台スナック「ベルプリ」をおつまみ仕立てにアレンジした一皿です。
これはどんなワインにも合いそう。
★ガンスー ¥650中国の干豆腐「干絲」を用いた一皿。
味付けがなかなか刺激的で、花椒のエキスにネパール山椒ティムルを加え、痺れと香りのバランスを整えているんです。
★ ディディエ・シャルファンドン/アソール・エ・アトラップ・ヴェールフランス・ロワール産のオレンジワイン。
手摘収穫した健全なブドウを自生酵母のみで仕上げたものだそうですが、香りが立体的で抜群に美味いです。芳醇でフルーティー、どんなスパイス料理に合わせても印象が消えない華やかさながら、料理の邪魔をするクセはないという優れもの。気に入りました。
★日替わりフリット ¥900この日の食材は富山産白エビ。
コンパクトな体に旨みが凝縮した白エビの魅力と衣のサクサク食感がたまりません。
★チキン65 ¥850「インドの唐揚げ」と言われることもあるチキン65。その名の由来も諸説あり謎に包まれていますが、実は仕立ても千差万別。
こちらはドライな唐揚げタイプと異なり、スパイシーなグレーヴィーを絡めたウェットタイプ。
ガッツリ中華なテイストがありながら、結構スパイシー。
中盤のパンチあるアクセントにぜひ。
★赤玉葱の奈良漬とクリームチーズ ¥650これは珍しい!淡路島産赤タマネギの奈良漬け。
ホント奈良漬けです。
ディップするクリームチーズにかけられたのはスマック。中東で人気の調味料ですが、いわばオリエンタルな赤紫蘇ゆかりといった立ち位置です。
「カレー」という範疇に入る料理もひとつ。
★ラムラグーのマニケ ¥1600スパイシーラムキーマのショートパスタ。クローブはじめスパイスがガツンと効いていて、肉肉しさもあり、肉のジューシーさが硬めに仕上げたパスタの食感と良いバランス。これは良い!
食後にはスイーツもあります。
★カヌレエピス ¥400エピスはフランス語でスパイス。
小粒ながら濃厚、これまたワインに合ってしまいますね。
インド亜大陸の各地方を週替わりで往来する素晴らしきレストラン『カルパシ』本店。
よりカジュアルなワンプレートでカレー&スパイス料理を楽しめ、スパイスジェラートも唯一無二な『カルパシ下北沢店』。
思えば2店ともシンプルな呑み需要、もっと言えばスパイス呑み需要の選択肢には入りづらかった。
その欠けていたピースを全力で補えるのが第3の『カルパシ』こと、この『ベルプリ』。
外食呑みのシーンが息を吹き返してきた今だからこそ必然性のあるニューオープンなのでした。
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関連ランキング:ダイニングバー | 下北沢駅、池ノ上駅、東北沢駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
「自家製クラフトビールとお好み焼き&スパイス料理」
そんな個性の塊のようなコンセプトのお店が三茶にあります。
『キクヤ』2022年1月11日オープン。
店主は大阪出身。東京でお好み焼き屋をはじめるにあたり、普通じゃ面白くないということでスパイス料理やクラフトビールを組み合わせたそう。
ですがそれがネタで終わるのではなく、なんとも素晴らしい化学反応を生み出す結果に。
それではいってみましょう。
★乾杯IPA ¥1000キクヤ自家製オリジナルクラフトビール。
はじめ爽やか、後からじわりな飲み口のアメリカンIPAです。
スパイス料理に合わせたチューニングで通称「ビリヤニIPA」というのだとか。
オリジナルクラフトビールはもう一種類、向かいのゴリラビルにちなんだ「ゴリラビール」というのも。
こちら「バナナシェイクのような風味」と説明されたのですが、ホントにバナナシェイクのような風味でしたよ。
スターターで登場したのはこちら。
★パニプリのたこ焼き仕立て小麦粉をカリカリに揚げた中空のボールにタマリンドソースや具材を入れてひと口でいただくインドのストリートフード「パニプリ」。
こちらではタコの入ったところに出汁を注いでいただきます。皿に敷かれているのはタマリンドソースではなくたこ焼きソース。カリカリな食感以外、完全にたこ焼きになっています。面白い!
★季節の前菜五種盛り ¥1500この日の内容は、
・枝豆のおひたし
・新大根の浅漬け ~マスタードシード風味
・フルーツ人参と和梨のココナッツの酢の物
・牡蠣のオイル漬け
・木の子のマリネビジュアルは完全に和の惣菜ですが、大根にマスタードシード、人参にココナッツ、牡蠣のオイル漬けにはパンチフォロン、キノコにはコリアンダーと適材適所にインド的スパイス使いが楽しめます。
だいたい2人でシェアする想定の量ですが、一人前(¥1000)でもオーダー可能。
★ひじきワダ南インドのがんもどきみたいなドーナッツと評されるワダですが、こちらひじきを加え確信的にがんもどきへ寄せています。
もちろん生地は豆から作っており、独特のフワフワ食感はワダそのものであります。
★炙り明太子 ¥700プチプチの明太子に添えられたポディ(南インドのきな粉のようなふりかけ)。
そもそもが美味しい明太子に楽しい食感の変化ぎ加わります。
さて、忘れてはいけないのがお好み焼き。
だってここ、お好み焼き屋さんなんですから。
★いか玉 ¥1200なんか真っ黒なのが出てきましたよ。
こちらスルメイカの出汁やパウダー、さらに肝やイカスミまで用いたスルメ尽くしのお好み焼き。

添えられたマヨネーズも真っ黒なのですが、こちらには和からし、マスタードシード、イカスミが持ちいられており、つけていただけば成程なスパイスお好み焼きに。
★本日のビリヤニ ¥1500この日は赤魚のビリヤニ。白身から滲み出た脂がバスマティ米に絡みつき、なんとも言えぬ和の旨みに。
ビリヤニが炊き込みご飯であることを実感させてくれる、和印融合の美味さであります。

食後のアイスにはホオズキが付いてきました。
風流。
ところで何故、キクヤという店名なのでしょう?
訊いてみました。
実はこのお店のある場所にはかつて、長く続いたキクヤという文具店があったそう。昔からいる地元の方々は「あのキクヤのとこ」で今も通じるようで、この場所に敬意をこめ、また響きも良いことから店名を『キクヤ』にしたのだそう。
よく見ればお店のロゴも六角形、つまり鉛筆になってるんです。
地元の歴史への敬意が素敵ですね。
ランチにはティファン(インドの軽食)やミールスを出していることもあるようで、今後も目が離せないお店となりそうです。
料理の最新情報は
お店のインスタでキャッチしましょう。
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関連ランキング:お好み焼き | 西太子堂駅、三軒茶屋駅、若林駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
最近ちょっと、自慢のスパイスレーダーが鈍ってきたかな?と思うことが何度かあったのですが、いやいやそんなことは無かった。
ここ数日は冴えまくっています。
この夜もドンピシャのアタリを引き当てました。
何年振りかの三軒茶屋に降りたった途端、「いや、どうせなら久々世田谷線に乗ってみよう」そう思い、小雨の中ガタゴトガタゴト。
インスタで何やら気になるお店を見つけました。
よし、行ってみよう。
松陰神社前駅で下車、商店街を南側に抜けます。
あぁ、かつてこの近くに『吉葉』ってカレー屋あったよなぁ・・・いい店だったよなぁ。

『すみさわ』というお店の脇にある階段を登ると、そのお店はありました。
『SPICE TARO』入口はほぼマンションのそれ。
完全なる隠れ家ですね。

店内はシックなカウンターBAR・・・のように見えて奥には立派な厨房が。
れっきとした「スパイス料理店」です。


カウンターにはジンをはじめ様々なクセある酒が並び、ワクワクしてしまいますめ。
★オレンジビール ¥1000カレーメニューはチキン、キーマ、2種盛りとシンプルなラインナップ。
ですがお店のインスタには日替わりカレーが告知されており、遡ると結構実験的なことをやっている。
パイコー担々Curryとか、チャイCurryとか、納豆山椒Curryとか、あれやこれや。
そしてこの日インスタにあがっていた限定カレーがこちら。
★ブルーチーズチキンCurry ¥1800お店のメニューには書いていませんでしたが、インスタ見たといえばオーダー可能。
山羊乳のブルーチーズのカレーってのは了解していたんですが、そのボリュームたるや!
トロリとろけてライスと絡んだブルーチーズの上にさらに硬さを保ったブルーチーズがドン。
ダブル仕立てで来るとは思わなんだ。

酒飲みとしては嬉しすぎます。
カレー自体は結構クローブ&カルダモンが効いて辛口。
これでデフォルトっていうのだから、なかなかの攻めっぷりです。
具材として立派なチキン、しかもいい感じに味がなじんだ状態で入っており、これだけでも充分酒が進む美味さになっています。

そこにトロトロ&ハードなブルーチーズがオンされているんですから、これほど酒飲みに特化したカレーはなかなかありません。
ちょっとこれ、良すぎるな。
★スパイス焼肉(ハーフ・ライス抜き)こちらお店の一番人気という焼肉。
ライスとセットで食事にもなりますが、この日はおつまみサイズで。
スパイス仕立てのしょうが焼きって感じのテイストで、そりゃあ美味いわ。
★スーズ私が大好きな薬酒もありました。
あのサルバドール・ダリも愛した変態テイスト。
草むらで思いっきり転んだとき口の中に入った芝生の味がします。
ソーダ割りがオススメ。

★信州アブサンこりゃあ珍しいですよ。
最初苦くて後から甘くなるレイヤー感がたまらなく贅沢です。

お通しはコリアンダーポテトチップス。
一つ一つのお酒やフード、そして店内を彩る要素がいちいちストライクゾーンにハマってきます。
ホントに居心地いい。
さらにツボったのは『SPICE TARO』という店名ながら、店主は太郎でもなんでもないというとこ。
どうやら彼、漫☆画太郎ファンらしいのですよね・・・・
オープンは2021年11月。
過去にスペシャルで出したメニューも見せてくれました。

伸びしろと好奇心しか感じない、素敵なお店です。
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