八幡山の住宅街に佇む、カレーとマフィンとかき氷のお店。

「nice&warm」(ナイス&ウォーム)一般的な知名度はまだこれからですが、地元はなかなかの人気ぶりで、11時30分のオープンからほどなく、自転車でお客さんが次々やってきていました。
テイクアウトもかなり人気のようですね。

カレーの提供はランチとディナーの2部。
かき氷は14時からの提供で、両方いただくなら夕方狙いなのですが、人気のカレーは早い時間に売り切れることもあるようです。

この日はイートイン。

店内の黒板には食材や調味料の産地へのこだわりが。
能登など石川県の食材に重点を置かれているようですね。
★ポークキーマ ¥1000この店定番のキーマ。
辛口でお願いしたのですが、これがとても良かった。
クミン、クローブ、カスリメティ・・・特定のスパイスが強く立つというより、とてもバランスの良い仕上がり。
しっとりスパイスオイルを纏った豚ひき肉の肉感、程よい辛さもあいまって、ビシッと決まったキーマとなっています。
ライスは石川県産の特別栽培米コシヒカリに古代米をブレンド。
硬めの炊き加減も素晴らしくキーマに合いますね。
副菜にはキャロットラペ、サラダ、フムスのように滑らかなポテサラ。
これは満足度高い。
★本日のカレー モロッコいんげんのポークカレー ¥1000こちらは日替わりのカレー。ゴロっとした豚ブロック肉とモロッコいんげん。
やはり辛口が決まりますね。
★本日のカレー 豚バラ肉と長芋のカレー ¥1000食事中に早くも「本日のカレー モロッコいんげんのポークカレー」が売り切れに。
すかさず新たな日替わりカレーとしてこちらがオンメニュー。
シャキッとした長芋と、生姜焼きのような豚バラ肉が楽しい創作カレーとなっていました。
食後はやはり、コーヒーとマフィン。
★コーヒー ¥400
★鳥居醤油&クリームチーズマフィン ¥350コーヒーは能登半島の突端にある「二三味珈琲」の豆を使用。
深煎りのコクが楽しめます。
そしてマフィンは数ある中から「鳥居醤油&クリームチーズ」を選択。

まず、表面カリッと中しっとりとしたマフィンの食感が素晴らしい。
生地に香る醤油、ローストアーモンドにも醤油の味がのっています。
そして、中にはたっぷりのクリームチーズ。
これはスイーツと呼んでいいのか、独自の世界観が楽しい一品。
とても美味しくいただけました。
この日は時間的にかき氷はいただけなかったのですが、そちらも面白いバリエーションが。
醤油味のかき氷なんて、どういう落としどころなんだろう・・・
お店を出て、環八をてくてく南下していくと15分ほどで「天然温泉 成城の湯」へ。
ユニクロの大型店舗の上にある、露天風呂完備の天然温泉です。
スパイスでポカポカ、ウォーキングして、温泉でまたポカポカ。
ナイス&ウォーム&ウォーク&ウォームな一日となりましたよ。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
大阪スパイスカレーの代表店「旧ヤム邸」。
大阪時代から、東京進出、そして今に至るまでその厨房を守り続けてきた藤田一也さん(あの名内野手ではなく)、通称イチさんがついに独立。
誰もが思いもよらないお店を立ち上げました。
スパイスたこ焼き屋です。
「タコムマサラダイナー」2021年2月下北沢にオープン。

店内は気軽な立ち飲み居酒屋スタイル。
けれどアジアンな雰囲気と、カウンターに並ぶスパイスがただならぬ雰囲気を醸し出しています。
カレー屋とはまた異なる動きを見せるイチさんも真剣な表情!

メインコンテンツとして提供されるのは、カレー粉を使ったカレー味のたこ焼きではなく、あくまでスパイスたこ焼き。
たこ焼きとスパイスの融合を目指し、日本~中華~インド圏の料理や創作料理も提供、スパイス居酒屋としても楽しめるお店となっています。
ちなみにいわゆる「カレー」は時々であったりなかったり。ミニカレーでの提供がメインになりそう。
それでは、早速行ってみましょう。
★バイマックルサワー ¥400タイのこぶみかんを用いた爽やかなサワー。
私は葉っぱもモシャモシャ食べちゃいます。
★しめ鯖アチャール ¥320「インドにはないアチャール」と銘打った日替わりシリーズ。
この日あったのは牡蠣としめ鯖。
しめ鯖の酢とアチャールの酸味がなんとも刺激的、これは新体験です。
★豚モツの発酵唐辛子と紹興酒漬け ¥320これ、ちょっと凄かった。
柔らかなモツからギュッと染み出す紹興酒のインパクトときたら!
★ゆで鶏のニラミントソースがけ ¥420荒木町のスパイス中華「南三」のインスパイアメニュー(水岡シェフ了承済み)。
私は元ネタも食べていたので微笑ましい部分もあったのですが、居酒屋メニューとしての強度がすごい!
これはオススメ。
★定番牛ホルモン煮込み ¥480
・温玉トッピング +¥60大阪で立ち飲みといえば欠かせないメニュー。
和牛のシマチョウ、中チョウ、ハツ、フワ、センマイ、ハチノスなどを使用し、めちゃくちゃ完成度高い一品となっています。
毎回頼むべし。
さて、ここらでメインコンテンツのスパイスたこ焼きに行ってみましょう。
普通のたこ焼きはソースやマヨネーズをかけていただくのですが、こちらのたこ焼きはベースの味がしっかりしているため、トッピングを軽く漬けていただくスタイル。
トッピングは3つの中から選ぶことができます。
★スパイスたこ焼き 4個(和風ごま油醤油糀) ¥380一つひとつが立派なサイズ。
関西風のとろっとした生地に出汁と、仄かなスパイスがピリッと香ります。
さらに注目したいのは中の具材。
普通のたこ焼きのように、タコが一切れ入って終わりではなく、刻まれた野菜やハーブで食感の変化が楽しめます。
これ、このままでも美味しいし、これ見よがしなスパイスアピールじゃない分、飽きることなくいただけます。
そこに和風ごま油醤油糀を付けるわけですが、発酵の旨味が折り重なり、なるほどな味変。
このあたりのレイヤー感は、まさにイチさんの真骨頂ですね。
★スパイスたこ焼き 4個(爽やかスパイス塩昆布) ¥380こちらは関西人大好きな塩昆布バージョン。
ただの塩昆布じゃあありません。仄かにカルダモンが香るんですね。
ちょっと普通じゃ思いつかないし、スパイスカレーじゃなくたこ焼きだからこそできる技。
★マトンと茄子のミニカレー(飯付) ¥700この日はカレーがありました。
ミニといいつつしっかりとしたビジュアル。
カスリメティトッピングなど「旧ヤム邸」の面影がありつつも、キーマ主体の「旧ヤム邸」ではなかなか作れなかったであろう、ゴロッと肉のカレーです。

羊、美味いっすもんね。
ある意味、カレー屋の縛りから解き放たれたイチさんが、今まで出したかった料理をドドドッと繰り出す勢いを感じるお店。
たこ焼きを軸にしたスパイス料理店である前に、最高の立飲み居酒屋の誕生であります。
これは、通ってしまいますよ。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
豪徳寺駅すぐの路地に、小さなスパイスカレー店。
「オホズマート」(WOHOS MART )2019年9月13日オープン。
もともとフードトラックで移動販売していたカレー屋さん待望の実店舗化です。

奥へと細長い店内。背中がすぐ壁のカウンター仕様です。
★カキ山椒カレー ¥1150通念提供している「オホズマート」の看板メニュー。
ライスの周りには副菜がたくさん。
もはやコンパクトミールスです。

ハンディにて提供されるカレー。

立派な牡蠣が入っています。
牡蠣の旨味と山椒の刺激、全体としては辛さ控えめ、油少なめでサラリ爽やかな食べ心地。

今日の副菜たちは、
・人参とコリアンダーのアチャール
・小松菜とラムのポリヤル
・紫キャベツのマリネ
・小エビとせりのスパイス辣油
・ラズベリーヨーグルト
・大根のアチャール
・パパドゥ
・ポルサンボル
ライスはジャスミンライスと日本米のミックスですね。
カレーと混ぜながらいただきましょう。
インド、ネパール 、スリランカそれぞれのアプローチに加え、和の旨みを意図的に加え、インド料理マニアだけでないカレー好きの舌に応える味わいを組み立てていますね。
後半は卓上スパイスで辛さや香りをプラス、飽きることなく完食です。
★チャイ ¥300食後のチャイも忘れてはいけません。
こちらも山椒香るオリジナル。
甘さと香りで体の芯から癒されますね。
今風のトレンド感がありつつ、しっかり構築された料理。小さな厨房でなかなか頑張っています。
この店と「OLD NEPAL」の登場で豪徳寺のカレー偏差値は一気に上がりましたね。
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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
三軒茶屋駅すぐ、茶沢通りの入り口にスープカレーのお店が誕生しました。
「無添加薬膳スープカレーCOSMOS 三軒茶屋」2020年1月10日オープン。
経営は下北沢から三軒茶屋にかけて他店舗展開するレインボーカンパニー。
こちらは下北沢の同名店の2号店で、同系列の「BLISS DINING」だった場所の居抜きです。


レシピ監修は高円寺の人気スープカレー店「トリップ」。

下北沢同様の通し営業がありがたいですね。
★20種類の野菜とチキンレッグのスープカレー ¥1480
・5辛(銀河系)+¥30北海道スープカレーの基本といえばチキンレッグとたっぷり野菜。
赤いお皿がアイコニックですよね。

スープはスッキリ系の味わい。
辛さはグンとアップして(銀河系)にしましたが、丁度サラサラッといただけるピリ辛度合いでした。

メイン具材となるチキンレッグは贅沢サイズ。
スプーンで全てほぐせるほどホロホロで、一食の価値あり。
駅至近でありながらゆったり落ち着ける空間で、なかなかの穴場じゃないでしょうか。
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関連ランキング:スープカレー | 三軒茶屋駅、西太子堂駅、若林駅
テーマ:カレー - ジャンル:グルメ
京王線でも特にマイナー駅といえる芦花公園。
半ばシャッターが閉まった北口商店街には、それでも昭和の香りがするお店が点在しています。
地元民に愛される、こちらのカレーライス屋さんもいい感じ。
「カレーハウスちとせ」創業1993年。
・・・ということは平成生まれなのか。

とてもそうとは思えない昭和風情がたまりません。

店内にはカウンター席とテーブル席が。
厨房には2人の女性。
上のテレビでは懐メロ番組が流れていたのですが、それぞれが反応する曲の年代でおおよその・・・ry)
オーダーをすませると、最初にサラダがやってきます。

柿が乗っていました。
外食の幸福度って、こういう細かい部分に宿るのですよね。
★ カツカレー ¥1050おぉ、白飯にドロッとカレー、サックリとした分厚いカツ、らっきょと赤い福神漬に、スライスされたゆで卵。
完璧としか言いようがない、これぞ日本のカツカレー!

斜めからの立体的なビジュアルにも風格があります。
カレーは玉ねぎの甘味と程よい辛さ。とろみはありつつ、ドロッとはしていない粘度。
ニッポンのお米に良く合います。

そしてオーダーを受けてから上げるカツ、これが分厚くて立派。
しっかりとした食感で、ちゃんとディナーになり得る食べ応えです。
雰囲気も気分も、実に家庭的。
けれど家では簡単に作れないカツカレー。
近所に住んでいたらここが家庭のカレー処となることでしょう。
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