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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

京都が誇る、南インド料理のめくるめく世界。『TADKA2(タルカ2)』(京都市役所前)

京都のみならず関西の南インド料理を牽引する『TADKA(タルカ)』がなんと2号店をがオープン。
ですがこれがただ事ではない2号店で、かなりの話題となっています。

京都市役所前駅から徒歩3分の好立地。
「バインオークアイイナ」という黒いビルの 2F にあります。



『TADKA2(タルカ2)』

2021年12月14日オープン。
現在1号店ではモーニングとランチの営業、こちら2号店ではより専門性の高い南インド料理をディナー提供と、スタイルを切り分けています。


ケララ州のキリスト教会?と思うような異空間。


奥の窓からは京町家の景色が見え不思議な気分。
ともあれ、とても素敵な空間です。


手食したい現地式インド料理食堂には欠かせない手洗い場も完備していますよ。

メニューを開いてみましょう。

厨房を仕切るマニシェフの出身地タミルナードゥ州を中心に、その他南インド6州の料理を取り揃え。
関西はおろか、東京でも出会えないローカル料理が沢山で、メニューを見ているだけで有り難みを感じてしまいます。
カテゴリごとのやさしい説明もあるので、来店するだけで南インド料理の知識が増えますね。

まずはToday's Specialからの一品。

★KOZHI KONDATTAM コリ コンダッタム ¥880

ケララ州のローカル料理。
スパイスマリネしたチキンをマサラで炒めた一品。
ウルワル(ワルワル)とは別物なのかな?
ガッツリ濃厚ななかにココナッツミルクの旨味あり。
ともあれビールが欲しくなること間違いなし!

ということで。

★OLD MONK BEER オールドモンクビヤル ¥850

インドのダークラム「オールドモンク」をビールで割ったカクテル。
「オールドモンク」のカラメル感が甘みになり、これは面白いですね。
普通のビールじゃつまらないという向きに。


★CHUTNEY PANYARAM チャトニ パニヤラム 2P ¥440

見た目は完全にたこ焼き。
けれども生地は米粉を発酵させたドーサ生地なんです。

中にはタコじゃなく甘辛酸っぱいチャトニが入ってます。
実際、タコ焼き器を使って焼いているようで、関西アレンジっぽいけど実は現地式という面白いメニューです。


★カレーリーフローズモヒート ¥900

インドやパキスタンでポピュラーなローズシロップ「ルーアフザ」をペースにスパイスと生のカレーリーフたっぷり。ウォッカで割った色っぽいカクテル。
ちなみにウォッカで割らないノンアルのモックテルバージョンは¥700です。

さて、カレーに行ってみましょう。
南インド各州のカレーが勢揃いしていて迷いますが、迷ったら珍しい方へ。

★PORICHA SAIVA MEEN KOZHAMBU ポリチャ サイバミーンコランブ ¥1200
★プレーンライス ¥400


「ベジの魚カレー」という名の珍しい料理。
ベジですからもちろん魚を使っているわけでなく、すり潰したスパイスと緑豆で塊を作り、蒸して揚げて、ワダみたいな具材にしています。

グレービー自体はガッツリと酸味が効いておりインパクト大。
お米に合わせるのが吉ですね。

ライスは日本米でもバスマティライスでもなくタミルナードゥの貴重な「ポンニライス」。
パラっとふわふわ軽やかなお米です。

さらに追加。

★BUN PAROTTA バン パロタ ¥400

インドのデニッシュとか言われる渦巻きパン「パロタ」にもいろいろあって、こちらはシェフの出身地マドゥライ(チェンナイ)のローカルバージョン。
通常のパロタより分厚く、しっかり焼き色がついています。
シェフのアレンジによりサクサク、中はモチモチ仕上げ。
インドのあるレストランとタルカでしかいただけない味とのこと。
デザート感覚でいただくのも良いですね。

〆はこちら。

★南インドの泡立ちミルクコーヒー ¥450

いわゆるマドラスコーヒー。
マドゥライではチャイよりこっちですよね。
ええ感じに濃い苦味が最高、かなりのハイクオリティです。

ちなみに訪問時、私以外の客13人のうち11人が女性。
見る限りほぼ、女子会とデートといった感じでした。
南インド料理店の絶対数が少ない関西で、東京でも並ぶものがないほどマニアックな料理を提供しながら、
マニア以外の層にもしっかり受け入れられている素晴らしさ。

遠征するに値するお店です。


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京の夜、創作カレーでスパイス飲み。『curry & bar 240(ニコヨン)』(二条)

京都・二条で夜遅めまでやってるcurry & bar。


『CURRY&BAR NIKOYON(240 ニコヨン)』

一見カジュアルな店構えながらミシュラン京都2022ではビブグルマンを受賞。
京都カレー界でかなりの存在感を示しているお店です。
実は近隣のライブハウス『GROWLY』の飲食部門なんですよね。


壁にはテクノなガネーシャの姿。
アイコン性も抜群です。


★ニ種あいがけ ¥1300
・魚介出汁肉吸いカレー
・パキスタンカレー


なかなかにパワフルなビジュアルです。

「肉吸い」ってワードは関東の人には馴染みがないかもしれません。
いわば肉うどんのうどん抜き。
(妖怪「肉吸い」とは違いますよ)

シャバッとした汁には魚介(鯖?)の出汁が効いており、牛肉の旨味と相まってサラサラいただけます。

一方のパキスタンカレーは、最近でいうところの「無水カレー」の類。
札幌「カラバト」横浜「サリサリ」を起点に広まった、パキスタンの家庭式チキンカラヒがベースになっていると思われます。
こちらのパキスタンカレーは「カラバト」と比べるとズシっとオイリーな仕上がりで、さらにフライドオニオンを用い食感にもインパクトを出しています。

出汁系×ズッシリ系でお酒マル必なカレーたちですね!

付け合わせも個性的。

特に長い長い穂先メンマのアチャール、もといピクルスが面白いですね。

その他、うずらの玉子が思いのほか酸っぱめだったりと、独自のアプローチありあり。


★キューバリバー ¥550

お酒はカジュアルなものを中心にウイスキー、ワイン、ビール、カクテルなど取り揃え。
気軽に飲める酒場としても使えそうです。


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240



関連ランキング:インドカレー | 二条駅二条城前駅

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京の老舗のクールジャパンカレーうどん。「味味香」(祇園四条)

創業1969年。
八坂神社脇に店を構える、京の老舗カレーうどん。

「味味香」(みみこう)

出汁にこだわる京の食文化の中、昆布と鰹節の旨味を引き出した"旨み出汁"に独自調合したカレースパイスを加え、片栗粉でとろみを加えた「京のカレーうどん」。

2015年には国のクールジャパン事業において"日本が誇るべき優れた地方産品"に選ばれたそうです。


麺は中太麺、細麺、中華麺から選択可。
出汁感とカレー感のバランスも調整でき、
【普通】は出汁感活かし、
【2倍】はカレー感を強調、
【1.5倍】はその中間のバランスとなっています。


★とり天カレーうどん ¥990(税込)
・スペシャルチーズトッピング ¥165
・麺:中太麺
・カレー風味濃さ1.5


きつね色の鶏天、白いクリームチーズが美しいですね。


片栗粉たっぷりのカレー汁はアッツアツ。
舌がヤケドせぬよう慎重に口へと運びましょう。
カレー風味濃さ1.5でオーダーしたのですが、昆布と鰹節出汁の旨味はしっかり感じますね。


麺は中太麺、といっても元々細い京都のうどん。
繊細なタッチです。
薄く輪切りにされた九条ネギがまた今日の雅を感じさせますね。

そして鶏天、これがしっかりした味付けでかなり美味い。
他のカレーうどんにトッピング追加もできるので忘れずに食べましょう。

さて、オーダー時にカスタムできるのは麺の種類とトッピング、そしてカレーの濃さ。
辛さは卓上の七味や山椒で追加します。

いろいろあってワクワクしますね。

洋風七味はクミンやコリアンダーなど7種のスパイスを加えたもの。
チリパウダーと山椒を合わせた赤山椒と一緒にかけるといい感じに辛さと香りがブーストされましたよ。

カレーを味わいながら京の風情も堪能できる。
アッツアツホットなクールジャパンカレーうどんなのでした。

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京のカレーうどん味味香



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体験すべし。京のビリヤニ・ニューウェーブ。「インディアゲート」(四条)

昨年夏京都ににオープンするや否や、またたく間に話題となり、関西カレー人たちの間で「もう行った?」が口癖となった話題のビリヤニ専門店。

「インディアゲート」

2020年7月31日四条にオープン。
年末にはジャパニーズカレーアワード2020新人賞を東京「牧谿」と同時受賞しました。


カウンター奥にはスパイスや器が並ぶディスプレイ棚。
ライトアップされた奥の壁をよく見ると、古い建物の土壁が剥き出しに。
京の都ならではの粋な温故知新。カッコいいですね。

近年になって一般にも広く認知されてきたインド周辺国のご馳走ごはん「ビリヤニ」。
スパイスカレーに代わってメディアで取り上げられることも増え、本格的な現地式ビリヤニを出す店も増えてきましたが、この店は他とはちょっと違います。


ビリヤニに和出汁を用いたり、あいがけができたり、カレーや麻婆豆腐や副菜を加えられたりと、とにかく自由なんです。
いわば大阪スパイスカレーのあいがけプレートのメインをビリヤニにしたようなイメージ。
けれども単なる創作やフュージョンではなく、ペースとなるビリヤニは現地系マニアも一目置く仕上がりでタチが悪い。

あ、もちろん良い意味で。


★九州日向夏ビール ¥600

タップマルシェ。
お酒とスパイスを合わせる楽しみ。


★ビリヤニ あいもり
・チキンビリヤニ(ハーフ) ¥800
・【限定】骨付きヤギのビリヤニ(ハーフ)¥900
・セセリと真竹のカレー(ひと口)¥300
・長芋のアチャール ¥100
・麻婆豆腐


銀に塗られた陶器の皿。
伝統的なものと新しきもの、その心地よい融合。
お店の内装もにも、料理にも通づるコンセプトが器にも表現されていますね。

ビリヤニはそれぞれ量が選べるのも嬉しいところ。
「ビリヤニはボリュームがないと!」という人もいれば、
「ビリヤニを食べたいけどボリュームが心配」という人もいる。
量が選べるということは、ビリヤニをさらに広めるために大切なことだと思います。
そしてビリヤニをあいもりにすると、自動的に麻婆豆腐が付いてくるあたりもチャーミング。


この日のビリヤニの食感はパラッと寄り。
山羊は山羊の旨味がしっかり。
意外にも麻婆豆腐は、刺激をブーストさせる役割ではなく、米料理としてのビリヤニに親近感と安心感をもたらす役割。
例えていうなら親子丼で米がタレに浸っている部分、あそこが美味いよねーというような。

なるほどなるほど、美味しいと同時に面白いぞ。

セセリと真竹のカレーも京都っぽい食感で、かつネパールのジョルのように沁みる味。

これは、もっと食べたいぞ。

★【限定】煮干し出汁のチキンビリヤニ(ハーフ) ¥800

追加注文しちゃいました。
そしてこれが、追加注文してよかった.。

予測値を遥かに超える煮干し感。
セメントです、セメント、セメントビリヤニ。
こりゃあもう、インド人もびっくりの京風ビリヤニといって良いんじゃないでしょうか。
しかもハーフサイズなのに副菜変えてくるあたりもかなりニクイ。

ということで、驚きと喜びにあふれた、京の都のビリヤニ・ニューウェーブ。
これはる早で体験しておいた方が良いですよ。

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ビリヤニ専門店 インディアゲート



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昭和から続く、京都の貴重な南インド料理店。「インド料理 ケララ」(京都市役所前)

京都で1986年創業。昭和から続く貴重な南インド料理店。

「インド料理 ケララ」

今でも東京と比べれば南インド料理が浸透しきっていない関西で35年もの間頑張っていることに頭が下がります。



店名はもちろん南インド・ケララ州から。
けれどメニューはケララ料理に特化しているわけではなく、南インド全般のカレーに、インド料理定番のタンドール料理も取り揃え。
南北にこだわらない気分でインド料理を楽しむこともできます。


窓際にはテーブルヤシ。
ケララ州の語源は「椰子が茂る土地」ですから、まさにピッタリですね。

この日はディナータイム、ラストオーダーギリギリでの滑り込み。
軽くいただける南インドの軽食をオーダーしました。

★マサラドーサ ¥1200

ドーサはいわば米粉のクレープ。そこに具材としてポテトマサラを詰めたのがこのマサラドーサ。
17時から提供のメニューとなっています。


薄く、パリッと、香ばしく焼かれた生地はまさにわたし好み。

付け合わせのサンバルには味がしっかり沁みたズッキーニが。
手作り感あるココナッツチャトニも爽やかです。


そして中の具材となるポテトマサラ。
これがパサッとモタッとして重たいお店も多いのですが、ここのは違いました。
ジャガイモもマッシュというより角切りで、フレッシュで爽やか。
うん、これは良いですね。

ドーサを出す店自体、関西ではそう多くなく、
(私的関西ナンバーワンドーサを提供していた神戸「マドラスキッチン」も閉店したことですし・・・)
この「ケララ」のドーサは非常に貴重な本格ドーサといえるでしょう。

食後はデザートをば。

★クルフィ ¥450

インドのアイスともいわれるクルフィ。生クリームや卵を使わず、牛乳やスパイス、砂糖(もしくは練乳)を煮詰めたものですが、こちらは黒糖の濃厚な甘みが際立っています。
こちらも大変好みなクルフィ。


★マサラチャイ ¥400

チャイは砂糖を自ら入れるタイプ。
甘いクルフィに合わせ砂糖控えめでいただきました。


昨今の南インド料理店のように華やかなミールスなんかは無いけれど、
確かな技術と信頼感に裏打ちされた素晴らしい料理をいただくことができました。
京都の宝ですね。

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ケララ



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