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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

西荻窪でタイとミャンマーのクロスオーバーカレー。『チャオチェンマイ』「西荻窪)

2020年西荻窪に誕生したカジュアルなタイ・チェンマイ料理店。

『チャオチェンマイ』

タイ東北イサーン標榜する店は結構あるけれど、北部チェンマイとなるとぐんと減るだけにここは貴重です。

現地人向けというよりも、日本の一般客層が入りやすい雰囲気です。

メニューにも親近感が協調。
ポピュラーなカオマンガイやガパオライス、カオマンガイ、トムヤムクンあたりも押さえつつ、ちょいちょい北部料理が混じっている感じです。
ゲーンパー、カオソーイ、ゲーンハンレーにゲーンオン、ゲーンホッ。

タイスキも推しているようです。


★ゲーン・ハンレー ¥900

サッと食べれて明確なチェンマイ料理といえばこのゲーン・ハンレー。
ラーンナー王朝がビルマの支配下に置かれた時代に、ビルマ料理の影響を受けて生まれた豚バラカレーです。


豚バラのボリューム凄い・・・

タイ本国ではドロッと濃厚で脂っこく、甘く、タマリンドの酸味も効いたゲーン・ハンレーとよく出会うのですが、
こちらのはサラリ。甘さも酸味も控えめで食べやすい。
ほぼミャンマーの豚カレー「ワッターヒン」そのものですね。

カー(タイ生姜)たっぷりな辺りにタイっぽさが出ていますが。

因みに「ハンレー」はタイと国境で隣接するミャンマー・シャン州のシャン語でいう「豚肉」。
(ミャンマー語では「ワッタ―」です。)
ちなみにシャン語の「シャン」とは元々タイを指す「シャム」が語源。
実は国境を隔てているものの、タイのタイ人とミャンマーのシャン族は民族的に同系統なんです。
両者の食文化に連続性があっても不思議はないどころか、むしろ当然。

クロスボーダーな食文化を西荻で体感してみませんか。


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小料理屋さんが期間限定、北海道スープカレー営業。『時ト紡』(南阿佐ヶ谷)

南阿佐ヶ谷、青梅街道沿いにある小さな小料理屋さん。


『時ト紡』

実はここ今、期間限定で北海道スープカレー店として営業しているんです。


スープカレーに欠かせないのはやっぱり野菜。

黒板には「本日の野菜」が書かれています。

お酒はビール、焼酎、日本酒と北海道のものを取り揃え。
スープカレー気分が高まります。


★ノースアイランド ピルスナー¥820

こちら北海道江別のクラフトビール。
飲み口ははじめスッキリ、あとから苦味がやってきます。

さて、スープカレー。
限定メニューであるこちらをオーダーしてみました。

★豚サガリと行者ニンニクのスープカレー ¥1080
・ザンギトッピング +¥150


なかなか個性的な構成ですね。

スープはスッキリ澄んだ味。
辛さは限りなく抑えられ、むしろ野菜の味のほうが強いほど。
無添加を謳ったヘルシー仕様です。

サガリは豚の横隔膜の下のほうで柔らか。
北海道ではアイヌネギと呼ばれる行者ニンニクは噛むたび香ばしい。
この行者ニンニク、ラッサムとかにも合いそうだな。

店内はテイクアウトがメインなのでしょう。
イートイン営業での感染防止には特に気を遣われている様子。

お冷はセルフ、マスクをテーブルに置かない(当然ですね)、おしぼりは自分で捨てる、など。

訪問の際はしっかりして協力しましょうね。

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時ト紡



関連ランキング:割烹・小料理 | 南阿佐ケ谷駅阿佐ケ谷駅

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高円寺の人気店が隣駅に進出。『カリーショップくじら 阿佐ヶ谷』(阿佐ヶ谷)

今や高円寺の人気店となった『くじら』が隣駅の阿佐ヶ谷に支店を出しました。


『カリーショップくじら 阿佐ヶ谷』

2021年8月17日オープン。
駅から近い場所ながら、商店街から脇道にウネッと入った場所でポツンと営業。
知らなきゃ絶対見つけられない立地です。

高円寺ではいち早くカレーバル形式でお酒とカレーをマッチングできるよう提案したり、スピンオフ店の『豆くじら』を間借りカレーの場所として提供したりと、時代の空気を読んだ展開をしてきた『くじら』。

コロナ下での新店オープンはむしろイートインよりテイクアウト&デリバリー厨房としての意味合いが強いのではないでしょうか。
実際、イートイン席はカウンター6席のみ。
ふらりと発見されにくい立地も、デリバリーでは全く問題になりませんから。

ただ、コンパクトながら『くじら』のスピリットはしっかり継承。

アルコールとのセットがお得になっていたりするんです。

ただこの日はまだ後ろに用事があったのでカレーだけをいただきました。

★2種盛(ポークビンダルー+牛キーマカリー)¥1200

ライスの壁に隔たられた2つのカレー。


インドのゴア名物、ビネガーを用いたカレーとして知られるビンダルーですが、中でもこの『くじら』のビンダルーの酸味は凄い。
ビンダルーがビンダルーたる所以を強調した、強烈なビネガー風味。おそらく東京一酸っぱいビンダルーではないでしょうか。
これはやはりワインに合わせたいですね。

もう一方の牛キーマは粗挽きで肉感たっぷり。
さらに刻みレンコンも入って食感が楽しい仕上がりです。こちらは辛さ自体はかなり控えめ。


卓上の花椒をキーマにかけたらいい感じになりましたよ。

実はこの『カリーショップくじら』、阿佐ヶ谷店と同じ日に久我山にも支店オープン。
杉並区全域にデリバリー対応できる勢いです。
並じゃない杉並ですね。

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さらに店内広々。パール商店街のダルバート。「シバ ダイニング」(阿佐ヶ谷)

阿佐ヶ谷パール商店街でに2017年にオープン、近隣ではまだ珍しいダルバートを提供し、好き者たちの間で話題になった「シバダイニング」。

2020年に同商店街内で移転、広々とした二階建て店舗へと生まれ変わりました。


「シバ ダイニング」

その広さ、一階二階あわせてなんと70人収容!

厨房頭上にズラリ並ぶアサヒ!キリン!サッポロの瓶!
これだけ日本ビールが並んでるの、逆に新鮮ですね。

この日は16時過ぎの訪問。
嬉しいことに、ランチタイムは17時まで。
しかもダルバートをはじめとしたネパール料理セットがいただけるんです。

シンプルダルバートはドリンク付きで610円という安さ。
「ネパールのそばがき」ディドのセットもありますよ。


★【ランチ】Bセット ¥810
・カレー1種
・豆カレー
・サグ炒め
・マトンチョイラ
・パパド
・ロティーorライス
・サラダ
・アチャール
・ソフトドリンク


こちはチョイラやサグがついたダルバートです。
お皿がスカスカに見えるのは単純に皿がでかすぎるだけ。
ライスもおかわり自由なので足りないことはありません。


カレーはマトン辛口でオーダー。
しっかり骨つきですが、ほど良き辛さで食べやすいですね。

ダルは塩気を限りなく抑えており、砂糖抜き汁粉の如し。
チョイラは酸味ある深漬けで、梅干ポジション。
トマトのアチャールはティムルが効いたスパイシータイプとは対極な、フレッシュ&スイートタイプ。サブウェイのパンに挟まっているような。

ふらり寄っていただくのにピッタリな、素朴な味付け。阿佐ヶ谷でランチにあぶれたらどうぞ。

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あの、南インド的カレーが東京に帰ってきた!「カレーとチャイの店 紅屋」(阿佐ヶ谷)

あの「紅屋」が東京に帰ってきました!

そう、あの「紅屋」です。
代々木、北参道でそれぞれ13年営業、根強いファンを集めたあの「紅屋」。
かなーり早くから「南インド的カレー」を標榜していた「紅屋」。
2016年にいったん閉店し、千葉県我孫子にて復活していた「紅屋」が、とうとう東京へと帰ってきました。



「カレーとチャイの店 紅屋」

阿佐ヶ谷高架下「アルーク阿佐ヶ谷」に2020年4月1日ひっそりとオープン。
駅からは少し歩きますが、なにせ高架下、雨の日も濡れずに訪問できるのが嬉しいところです。


ガラス張りのエントランスにカウンター席とテーブル席。


階段の上にはロフト席もあるんです。
子供連れなんかにもとっても良さそう。


子供は高いところから見下ろすの好きですもんね。


メニューは我孫子時代に通ずるセット形式。
カレーとライス、ピクルスサラダにチャイ、デザートにプリン。
我孫子時代にはこれに加え、チャパティとミニグレーヴィが付いていたのですが、
そこが省略されたぶん、価格は少し下げられています。


★ビーフ野菜カレー ¥1200
・辛さ【カシミール】


気が付くとまた同じものを頼んでしまっています。
シャバシャバのカレーにたっぷりの野菜とビーフ、ひよこ豆と具だくさん。

「ボルツ」「夢民」「エチオピア」といった「東京スパイスカレー」の先駆者たち。
その系譜に連なる風情はブレることなく、確かな安定感を誇っています。
実に感慨深い。

しかもこの店の辛口は「カシミール」って呼ぶんです。
もちろんそれは北インド・カシミール地方のことではなく、老舗「デリー」の名物激辛カレーの名前。
もともと「デリー」のカシミールカレーって、レシピは南インド風だったのがちょっとした手違いで北インドのカシミールの名でメニュー記載されてしまい、そのまま通り名になっちゃったという経緯があったりするので、「紅屋」が「南インド的カレー」を標榜するのも全くおかしなことではないというわけ。

ちなみに「紅屋」のカシミールは「デリー」のカシミールほどの激辛ではなく、野菜の甘みも相まって食べやすい辛さですので、恐れず注文してみてください。
「紅屋」のカレーは「カシミール」に限りますよ。


食後のチャイとプリン。
これもセット価格に入ってるってんですから、良心的にもほどがあります。

チャイは名物なだけあって香り、甘さともにカレーの後にピッタリ。
プリンにはいつもフルーツが組み込まれているのですが、
この日は上のイチゴに加え、中にはなんとスライスした金柑が用いられていました。
最後のサプライズが楽しいですね。

嬉しいことに、現在は中休みなしの通し営業。
15時頃という中途半端な時間に伺ったので他に客はなく、マスターとゆっくりお話しすることもできました。
元々レストランで働いていたマスターですが、スパイスから作るカレーを習得したのはなんと、秋葉原の老舗「ベンガル」で働いていた時なのだそうです。

なるほどこれは貴重な情報。

東京のカレー系譜を語る上で必要なピースが、再び東京に現れたようですね。
我々食べ手側もこの味をしっかりと受け継いでいきましょう。

(我孫子時代の記事はこちら
(北参道時代の記事はこちら

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紅屋



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