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2022/07/01

[大井町~蒲田、羽田エリア]

        

世界のカレーをカジュアルランチで。芝浦で人気を誇ったカレー店が戸越公園に移転。『HAWKERS(ホーカーズ)』(戸越公園)

category - [大井町~蒲田、羽田エリア]
2023/ 09/ 07
                 
芝浦で21年管営業し、根強い人気を誇ったカレー店『ホーカーズ』。

ビルの建て替えにより2018年11月に移転。
今は戸越公園の街角で静かに営業されています。

『HAWKERS(ホーカーズ)』

かつて『大勝軒next』だった場所を改装。
カウンター6席のみの小さなお店でランチのみ営業しています。


オーダーは券売機にて。

「赤いカレー」「ポーク」「チキン」「カレー炒飯」と芝浦時代からお馴染みのメニューが並びます。
実はこれらのレギュラーメニュー、それぞれ異なる国の料理をベースにしているのがこの『ホーカーズ』の面白いところなんです。

この日いただいたのはこちら。

★2種盛りB(赤+ポーク) ¥850

「赤いカレー」と「ポーク」のあいがけです。

タイ南部クラビのレッドカレーをベースに仕上げた「赤いカレー」はココナッツミルクの旨味たっぷり。

うって変わって粘度高いポークカレーは日本式と思いきやなんとアイルランド・ダブリン式。
濃厚でコク深い味わい。
ギュッとした食感の豚肉もたまりません。

店長の長澤さんはかつてアイルランド大使館の調理人をしていたそうで、その時のノウハウをカレーに応用しているんですね。

いずれのカレーも日本米のご飯を美味しくいただけるチューニングなのも頼もしいところ。

その他、「チキンカレー」は南インド・ケララ式、「カレー炒飯」は上海式と、小さなお店ながらユーラシア大陸を網羅している楽しさ。
日常的にふらり立ち寄って、いろんな国のカレー料理をカジュアルにいただける。
なんて素敵なランチ処なんでしょう。

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『カレーは日本の国民食』です。(羽田空港第3ターミナル)

category - [大井町~蒲田、羽田エリア]
2023/ 02/ 03
                 
羽田空港第3ターミナル『羽田エアポートガーデン』1階に、え!?
という店名の新店誕生。

『カレーは日本の国民食』

2023年1月31日オープン。
実はここ、金沢カレーという名を世に広めた『ゴーゴーカレー』と。パキスタン料理『シディーク』の相乗り店舗なんです。


入口には『ゴーゴーカレー』と『シディーク』それぞれの券売機があります。

オープン初日はパキスタン料理をビュッフェ方式での提供。


肉のイメージが強いシディークですが、この日のサグパニールは抜群!
菜の花を用い、パニールは予め溶け込ませているため、舌触りがスムースなんです。


ゴーゴーのカツカレーも一緒にいただき(もちろんSサイズで)、日パのカレー文化の違いを舌で堪能しました。


願わくば、両店それぞれのメニューだけでなく、ハイブリッドメニューが1、2品あると嬉しいところ。

シディークさんにしっかりお願いしておきましたよ。

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関連ランキング:インドカレー | 羽田空港第3ターミナル駅(京急)羽田空港第3ターミナル駅(東京モノレール)天空橋駅


                         
                                  
        

住宅街発、酒とカレーと SHARE THE CULTURE。『curry but curry』(旗の台)

category - [大井町~蒲田、羽田エリア]
2023/ 01/ 11
                 
旗の台。
ここに、住宅街から生まれるカルチャーをテーマにするカレー店があります。

お店は東急線の線路沿い。
電車が通過するとガタガタガタッと揺れる、古い建物の中。

『curry but curry』

『カレバカリー』と読みます。
カレーには化学調味料などを一切使わず、毎日食べれる健康的なカレーを提供。

オーナーシェフの西山さんはミュージシャン(ベーシスト)。
「SPICE CURRY and SHARE THE CULTURE」を謳い、
ミュージシャンやデザイナー、モデルなど多様なカルチャー畑の人々の交流の場となっています。


バーカウンターメインの一階は語らいの場。


そして2階にはソファー席もあり、ちょっとしたシェアオフィスっぽい空間に。
もちろんWi-Fiも完備です。

と同時に、様々なアーティストたちの作品展示場としても活用されています。


「ナトゥをご存じか?」を彷彿とさせるMJアート。これは良い!

イベントや展示のハコ代は取っていないということからも、ここから繋がり拡がるカルチャー自体に価値を見いだしていることがわかります。

さて、種類豊富なクラフトビールは冷蔵庫から自分で選ぶシステム。
それに加えタップに繋がれた『本日の生ビール』も2種類用意されていました。

★本日の生ビール《伊勢角 ペールエール》S ¥600

いわゆるハーフパイント。いろいろ呑みたい時の選択です。

お酒のおつまみも豊富。

★生ポテトフライ(ハーフ)¥300

注文をうけてから生のジャガイモを洗ってカットするこだわり。
塩味はかなり控えめで素材のホクホク感と甘みが楽しめます。


★ラム串 一本¥200

いわゆる大陸中華の羊串みたいなのをイメージしていたら全然違いました。
大ぶりカットのラム肉はふんわり柔らか。
仔羊の腕肉をフェンネルや酒のタレに漬け込んで素揚げしたものだそう。
ビールとの相性は最高ですね。

さらに「野菜の日替わりアチャール」3種のうちから一つピックアップ。

★野菜の日替わりアチャール《大根のウールガイ》¥300

ミールスなどに添える南インドのピクルス「ウールガイ」ですが、
こちらはスッキリ爽やかテイストに仕上がっています。


★クラフトレモンサワー ¥600

レモンの果実感とすりおろした果皮による香りが素晴らしい一杯。
美味すぎて一気に飲み干しちゃうのが玉にキズですね。

そしてカレー。
2種用意されていて。なくなり次第次のカレーに切り替わったりするようです。
「このカレー食べたい!」ってのがある時は、最初のオーダー時にキープしておくと良いですね。
(この日はそうしました)

★2種のあいがけカレー ¥1300
・ポークジンジャーカレー
・白菜ポタージュとカブのカレー


ポークジンジャーはトマトベースのカレーに薄切りポーク。
予想以上にジンジャー&ガーリックが強くてスタミナUP。

白菜ポタージュは大ぶりカットの蕪にカレーがじんわり染みていて幸せ。
なんだかイカも入ってましたよ。

あと、添えられたパクチーの状態がとても良くて、いい草食べたという満足感も。

カレーも含め料理は全般、スパイスでゴリゴリに押すというよりも素材味を楽しむことを第一におき、毎日食べても飽きない、けれど物足りなくはないという線をハッキリと狙ったチューニング。

カレーと音楽にはアプローチ面で似ている部分があるのですが、
ボーカルひとりが主張するのではなく、素材のボトムを支えるスパイス使いという店では実にベーシストらしいカレーと言えるかも知れません。

「SPICE CURRY and SHARE THE CULTURE」
それにしても居心地いい。

近くに住んでたら居座ってしまいそうな空間です。

カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。


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日本インド料理の第一人者フセインシェフによる宮廷料理の魅惑。『インド宮廷料理Mashal(マシャール)』(大森)

category - [大井町~蒲田、羽田エリア]
2022/ 07/ 17
                 
赤坂『タージ』、九段下『アジャンタ』、青山『シターラ』の総料理長として腕を振るい、
名だたるインド料理シェフたちを輩出した、
日本インド料理界の第一人者モハメド・フセインさんがついに自らのお店をオープン。

これは2022年最大のニュースです!

名所は大森駅東口から徒歩2分、「LUZ大森」の3階。

『インド宮廷料理Mashal(マシャール)』

オープンは2022年7月1日。
店名はヒンディー語で松明という意味です。


私個人としてはオープンに先だって6月に行われたプレオープンパーティー以来。
正式オープンしてからは初の訪問となりました。


壁にはカラフルな象の絵。
実はこれ、今年2月池袋西武で開催した私のイベント「東京カレーカルチャー」で画家の武田尋善さん(タケダワーラー)がライブペインティングで描きあげたものなんですよ。

ここでまず、モハメド・フセインシェフの経歴をざっとご紹介しましょう。

1968年、インド・デリーの『ハーフィズホテル』での勤務を皮切りに、
『カリームホテル』『ムンバイタージマハルホテル』と一流ホテルの厨房で腕を磨き、
1982年にタージマハルホテル系列の赤坂『タージインドレストラン』の総料理長として来日。
1985~2004年まで、日本インド料理のパイオニア『アジャンタ』(九段下→麹町)でも総料理長を務めます。
その後青山『シターラ』を経て、2021年3月から池上で間借り営業の『インド宮廷料理 Mashal』を始動。
料理教室を開催しながら、実店舗オープンに向けての準備を進め、このたびの実店舗オープンへと至りました。

特に『アジャンタ』時代にフセインさんからインド料理を学び一流料理人になった方々は多く、名を挙げるだけで恐れ多いほど。
料理研究家として有名な渡辺玲さんに、初台の名店『たんどーる』の塚本シェフ、『アンジュナ』の藤井シェフ・・・

今の日本インド料理のトップクオリティはフセインさんの影響なしにはなし得なかったものといって良いでしょう。

この日はディナー訪問。
フセインさんの神髄であるタンドール料理をじっくり堪能してみましょう。

★タリスカースパイシーハイボール ¥880

ブラックペッパーを使ってガツンとスパイシーなハイボール。
なかなか濃いめで作っていただきました。


★タンドリーチキン 1P ¥660

スパイスマリネされた外側はがっつりスパイシー、
中はジューシーで鶏肉が柔らかいという絶妙の仕上がり。
タンドリーチキンと言えばボソボソッとした食感が当たり前、そう思っている人にこそ食べていただきたい。


★シークカバーブ 3P¥1320

これまた普通のシークカバーブ(中東ではシシカバブ)とは全く違う次元の食べ物です。
マトンと鶏ひき肉をフセインさん独自の割合で配合、スパイスと合わせ焼き上げたカバーブ。
肉感がしっかり堪能できる、言ってみれば上質なハンバーグなわけですね。


★ムルグマラーイー 3P¥1100

これ、プレオープン時にビックリした料理のひとつ。
鶏むね肉を生クリームとスパイスで漬け込みタンドール窯で焼いた料理なのですが、とにかく食感にビックリ。
フワッと、キュッと、弾力があるんです。
これぞタンドール料理の名手、その神髄。
是非食べるべき、フセインさんの看板料理のひとつです。

どのタンドール料理にも共通して言えるのは、スパイスの香りだけでなく肉本来の美味しさをしっかり引き出していること。

よく、「インドはアツい国だから、傷みそうな食材を美味しく食べるためにスパイスガンガン使うんですよね」なんて言われるし、
実際そういう面もあるのだけれど、フセインさんの料理のように、一流ホテルで供される宮廷料理の場合はそもそも食材も良いわけで。素材の良さをスパイスで引き出す調理だってあるわけです。
日本人ならではの感覚で素材の良さを引き出したインド料理も最近増えてきて嬉しい限りですが、そんな流れを作った日本人の名シェフの多くがもともとフセインさんの薫陶を受けていたことを思えば、彼の存在の大きさを再認識してしまいます。


★ジャルジッラーサワー ¥600

チャットマサラたっぷり、インドのインドの甘くないスパイスレモンサワー。
暑い日にピッタリのお酒ですが、これまたしっかり度数があって頼もしいですね。

さて、メインのカレーにも移りましょう。
一見、ご近所のインド料理店にもあるようなポピュラーなメニューが並んでいますが、そういうところにこそフセインさんの凄さが隠れています。食べてみたら「えっ、全然違う」って。

★パーラクパニール ¥1650
★ルーマリーローティ ¥550


よく「サグパニール」という名で見かけるカレーですね。
正確には「サグ」=青菜全般、「パラック」=ほうれん草なのですが、大抵はほうれん草のカレーです。

こちらでは、ほうれん草のグレービーにフセインシェフ特製のパニール(乳脂肪と生クリームを固めたインドのカッテージチーズ)をトッピング。

その明るめなグリーン色に、そもそも他店とは別物のオーラを感じます。

そして、食べてビックリ、濃厚な香り。
リッチでクリーミーな味わいの中にズン!とした低音域のように香るクミン。
インド料理にはスパイスを油で炒め、その香りを油に移す「テンパリング」という工程があるのですが、
フセインシェフはここでスパイスの香りを最大限に引き出す技術がとにかく凄いんです。

塩味も比較的強めで、華やかかつゴージャス。なのに品がある。
いわば渡辺謙のようなカレーであります。

あわせたのはこちらルーマリロティ。

大きなドーム状の鉄板で焼く、薄くて大きい全粒粉パンです。
ハンカチのように折り畳んで提供されることから、ハンカチ(ルマール)ロティと呼ばれているんです。

一般のインド料理店にはあまり置かれておらず、
タンドール料理を主とする焼きものにこだわるお店で出会うことが多い印象。

実際、これがなかなか便利で、カレーに合わせるだけでなく、タンドール料理の間にチャトニつけながらちょこちょこ摘まんだりするのにも最適。
なんか炭水化物欲しいけど、お腹いっぱいにはなりたくない。そんなときに頼んで間違いはないです。

さぁさぁ、ビックリビジュアルの料理がやってきましたよ。

★ダムビルヤーニー(マトン)¥2200

そう実はこれ、みんな大好きビリヤニ。
素焼きの壺にビリヤニを詰め、サフランをたっぷり用いたナン生地で蓋をして蒸しあげた一品。
ダム=蒸す という意味です。


中はしっとり、美しい艶を纏ったバスマティライス。
オイルに移ったスパイスの香りが、蒸し上がりの湯気とともに鼻腔をくすぐります。


そして見てください、この立派なマトン肉!
食感ふわふわ、これまた肉自体が美味しすぎます。
骨ごとぶった切られているので、骨髄の旨味もしっかり米にしみこんでいますよ。

もちろん、蓋になっているナンもウマウマ。
特に壺にひっついて良く焼きになったあたりがたまりません。

贅を尽くしたインド宮廷料理ディナー、〆はやっぱりこちら。


★ホットマサーラーチャーエ ¥550

いわゆるチャイです。
ホッと一息とはこういうこと。


食後の胃を整えるフェンネルも提供されます。

ここで皆さん、もう気付いているかもしれません。
料理名の表記が他店とちょっと違っていることに。

実はフセインさんとこの店を共同経営するオーナーの柴原三貴子(アリ三貴子)さんは「ムスリムの女たちのインド」の著者。
この店を文化交流の拠点とするため、なるだけ現地読みに近いカタカナ表記を心がけているんです。

「伝説の」「レジェンド」と紹介されることの多いフセインさんも、会えばいたってチャーミング。

けれども料理に対する情熱は凄まじいものがあります。
今回いただいた料理もハンドメイドにこだわるものばかり、ということは仕込みの時間がとんでもないわけです。
聞けば、タンドール窯の脇がフセインさんの定位置で、まかないもそこで食べ、ふとした時にずっと仕込みをしているのだとか。

そんな有難い料理がいつでもいただけるようになったなんて、感謝感激。
普段は王侯貴族とは程遠い日常を送っている私たちでも、手軽にマハラジャ気分を味わうことができますよ。

ぜひ何人かで連れ添って訪問してくださいね。


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あの松屋とは違う、蒲田のソウルフード。『蒲田 松家カレー』(蒲田)

category - [大井町~蒲田、羽田エリア]
2022/ 07/ 01
                 
『松屋』といえば牛丼よりカレー。
そんな人も増えましたが、こちらはその『松屋』とは違うカレー専門店の『松家』。


『蒲田 松家カレー』

蒲田東口で昭和37年創業の『松屋カレー』からのれん分けしたお店です。
元祖『松屋カレー』は平成5年に閉店。
3年後の平成8年にのれん分けとして元祖の味を受け継ぐ際、牛丼屋との混同を避けるため漢字を変え、蒲田をつけて『蒲田 松家カレー』を名乗りました。

まさに、蒲田のソウルフードというべきカレー店です。

オーダーは食券機にて。

バリエーションが20種以上もあり、迷ってしまいますね。
基本のルーはポークベースですが、牛すじベースへの変更も可能になっています。


メニューによっては時間がかかるから、という大義名分で店内には漫画がズラリ。
こういうのって、ドカベン、こち亀、ゴルゴ13、ワンピースあたりが定番かと思うのだけれども、こちらではハイキュー!、土竜の唄、キングダムまで網羅。
続きが読みたくて通う人もいそうですね。


★牛ハラミ焼カレー ¥1100

ディス・イズ・ニッポンのカレーライス。
粘度は低め、旨みとコクがしっかりしていてスルスルといただけます。
ライスが硬めに炊かれている店も好印象。
重くないカレーを目指し完成されたバランスに唸ります。

ウェルダンな牛ハラミ焼きもジューシーで最高。
滴る脂もカレーと良く合いますね。

このカレー自体は塩味控えめに作られています。
塩分足したいならこちら。

カレー専用醤油を加えましょう。

あと、旨辛の素を加えると旨味がグググッとアップ。
後半の味変にぜひ試してみてください。

さらに注目したいのがこちらの福神漬け。

福神漬けの元祖といわれる上野の老舗『酒悦』さんから仕入れているんです。
歴史あるカレー店ならではのコラボレーションですね。

斬新なスパイスカレーも楽しいけれど、安定の完成度を誇るカレーライス店も忘れてはいけません。

根っからのカレー好きなら、時折還るべき場所といえましょう。


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