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カレー&スパイス・兵庫県

        

安い、早い、美味い、元町名物チキンカレー。『元町チキンカレーのお店 パルフェ 県庁前本店』(県庁前)

category - カレー&スパイス・兵庫県
2023/ 11/ 30
                 
神戸で「安い、早い、美味い」で評判のチキンカレー専門店。


『元町チキンカレーのお店 パルフェ 県庁前本店』

元々ショットバー『Parfait Amour』で提供していたチキンカレー。
2004年にランチのみの小さなお店でカレー専門店としてスタートし、2度の移転を経てこの場所へとたどり着きました。
(移転前2014年の記事はこちら

現在もチキンカレー一本での営業を続けており、本店の他に『三宮ベンチャービル店』『栄町店』とあわせ3店舗での営業。
また「元町チキンカレー」は商標登録され、チルドパックの通販も行われています。


★元町チキンカレー 小盛 ¥550

ミニラッシーもついて相変わらず驚きの価格設定。

鶏肉の揚げ油で練ったスパイスをベースに、トマトと煮込んだチキンカレー。
チャツネ由来のフルーティーな甘さの後にヒリっとした辛さがやってきます。

10年前と比べると、若干辛さが増しているのかな。
いずれにせよ、この安定した美味しさのカレーがリーズナブルにいただけるのは有難い限りです。


★挽きたてコーヒー ¥150

通常300円のところ、平日限定、カレーとセットだと150円となるコーヒー。
スペシャリティコーヒー専門店『LANDMADE』と共同開発した、元町チキンカレーに合わせたブレンドだそうです。
深煎りで濃厚な味わいがたまりませんね。

昨今の異様な原材料費高騰のあおりを受け、12/1より値上げするそうですが、それでも充分にリーズナブル。
これからも神戸民に愛されていくことでしょう。

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芦屋に珍しい欧風カレーとスリランカカレーのハイブリッド店。『ピースカレー』(芦屋)

category - カレー&スパイス・兵庫県
2023/ 11/ 28
                 
芦屋駅すぐの場所に、なかなか珍しい欧風カレーとスリランカカレーのハイブリッド店があります。

『ピースカレー』

オープンは2019年1月25日。

元々欧風カレーをやっていて、後からスリランカ人シェフが加わって云々・・・的な話と思いきや、
最初っから欧風カレーとスリランカカレーを同時にハイブリッドでやってみようと思いオープンしたお店とのこと。

英国から日本に伝わった「Curry」もインドだけでなく実はスリランカの影響が濃いとも言われていますし、
その近接点を探ればなかなか面白い発見が生まれてくるのではないでしょうか。

店内にはエスビー赤缶と、スリランカグッズやスリランカのライオンビールがディスプレイ。
欧風(日本カレー)×スリランカカレーというお店のコンセプトにぴったりですね。

メニューを見れば確かに欧風カレーとスリランカカレーが半々。

どっちにしようか迷いますが、ここはスリランカを攻めてみましょう。


★スペシャルランカプレート ¥1100

鮮やかでカラフルな盛り付けが素敵ですね。
選べるメインのカレーは基本のチキンを選択してみました。


パパダムの代わりにパニプリとおっとっとが乗っているのも可愛いですね。
チキンカレーはモルディブフィッシュの旨みたっぷり、パリップはランペの香り。
それぞれの味を確かめたら、徐々に混ぜ合わせながらいただきます。
油控えめで軽やかながら、塩気はしっかり。
メリハリのある味わいでした。

欧風、スリランカどちらともマッチするチャイは、アイスでいただきました。

★セットチャイ +¥300

良い甘さ!
しっかりリラックスさせていただきました。

ふと見ればテーブルに一枚の「お知らせ」が。

実はこちらの場所がビル建設予定地になっており、現店舗での営業は12月中旬まで。
移転場所は未定とのこと。
スムーズに見つかるといいですね。

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関連ランキング:スリランカ料理 | 芦屋駅(JR)芦屋駅(阪神)芦屋川駅

                         
                                  
        

世界最高と謳われた旧オリエンタルホテルのレシピを受け継ぐ欧風カレー。『Sion』(西元町)

category - カレー&スパイス・兵庫県
2023/ 10/ 18
                 
古くから伝統洋食の文化を国内外に発信してきた神戸。
その象徴といえば、神戸港開港間もない1870年(明治3年)、日本初の西洋式ホテルとして誕生した『神戸オリエンタルホテル』でした。
1954年にはマリリン・モンローとジョー・ディマジオが新婚旅行で宿泊したり、ヘレン・ケラーも「これまで食べた中で一番美味しい料理だった」と述懐するなど、最高の料理がいただける日本最高のホテルとしての名声は世界的で、神戸ビーフの名を世界に知らしめたのもこの『オリエンタルホテル』だと言われています。

1995年(平成7年)の阪神淡路大震災での被害を受けホテルは解体。
『神戸オリエンタルホテル』は125年の歴史に幕を閉じました。

その後2010年、旧『オリエンタルホテル』があった場所に株式会社Plan・Do・See(プラン・ドゥ・シー)が『ORIENTAL HOTEL KOBE(オリエンタルホテル神戸)』の名称でホテルを再建、現在も営業を続けています。

ところがもうひとつ、『神戸オリエンタルホテル』の伝統を受け継ぐお店があるんです。

それがこちら。

『Sion』(シオン)

2013年3月24日オープン。

実はここ、旧オリエンタルホテルで勤務していたシェフとスタッフたちが再結集、
伝統のカレーのレシピを基に復活再現した「カレーとビーフシチューの専門店」なのです。


カウンターには日本伝統のカレー粉「S&B赤缶」と英国伝統のカレー粉「C&Bの緑缶」。
国際都市神戸のカレーの歴史を静かに物語っています。

後ろの壁には旧オリエンタルホテルの歴史が。

料理を待っている間にじっくりと拝見しましょう。


★カレー ¥1200

メニュー名称は極シンプルですが、ここは神戸ですからもちろんビーフカレー。
旧オリエンタルホテルで人気だったカレーのレシピを再現しており、
「牛肉の旨味をスープに溶かしながら作る昔ながらの技法を取り入れており、お肉と香味野菜を初めから合わせて煮込んでいくので深みのある味わいに。5時間煮込んで12時間寝かすので手間暇を惜しまず、伝統を守り抜いております。」とのこと。


滑らかな舌触り、牛の旨味、甘みと辛味・薫りの程よきバランス。

「ソテーして甘みを凝縮させた玉ねぎと薄くスライスしたオニオンフライを計算された時間に入れるダブルオニオン製法で甘みと香ばしさを。季節が逆のニュージーランドから輸入したりんごを使い、一年通して深みある新鮮な味わいを実現」
しているそうです。

伝統のホテル式欧風カレーのとろみ、そして贅沢さはありながらも、重くなくスッキリした食後感も特筆ポイントでしょう。


★珈琲 ¥470

神戸洋食に、ましてやカレーの食後にはコーヒーが欠かせません。
カレーの香りが残った口内にコーヒーのアロマ。
これは最早ペアリングといって良いですね。

決して大きくはないお店ですが、料理・ホスピタリティ共に実に洗練されています。
神戸洋食・神戸カレーに興味がある人なら一度は行くべきお店です。

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関連ランキング:カレー | 西元町駅花隈駅みなと元町駅

                         
                                  
        

その完成度に驚く。神戸庶民派中華のオムカツカレーが至高の域。『第10兵庫楼』(三宮)

category - カレー&スパイス・兵庫県
2023/ 06/ 22
                 
港町神戸のカレー文化、その成り立ちには大きく3つの文化要因があります。
一つ目は明治以来ハイカラな文化として浸透した「洋食文化」。
二つ目は大正時代から形成されたインド人貿易商による「印僑文化」。
そして三つ目が、世界中どこの貿易港にもあるチャイニーズコミュニティー「華僑文化」です。

これら3つの文化要因は、時には別々に、時には影響しあって、
神戸ならではのカレーやエスニック食の多様性を形成してきました。

特に、街の小さな洋食屋さんや中華料理屋さんで、びっくりするほど美味しいメニューに出会う確率が高いのが、
神戸という街の一番面白いところだと言えるかもしれません。

今回ご紹介するお店はまさにそう。

三宮駅から徒歩圏にありながら繁華街からはちょっと外れた街角に、当たり前のように存在する中華料理屋さん。

『第10兵庫楼』

決して全国区の知名度はないものの、地元民に聞けば高確率でおすすめされるお店でもあります。

創業約35年。
もっと古い店かと思ったけれども、その風情は風情は堂にいった貫禄です。

壁には『兵庫楼 中華料理兵庫グループ』の会員証が。

かつては姉妹店がたくさんあったようですが、現存するのはここ『第10』と兵庫駅近くにある『第16』のみ。
なお、グループ加盟はあれど、経営的にはそれぞれが独立したお店であってメニューも違ったようです。


大衆中華以外に洋食メニューがあるのも、良いところ。
カレーは
・カレーライス
・カツカレー
・ドライカレー
・オムカレー
とメニューにラインナップ。
そのほか、オムライスが人気メニューとなっています。

ですが、今回私が激推ししたいのはこちら。

★カツのせオムカレー ¥1100

700円のオムカレーに400円プラスでカツをトッピングした一皿。
(メニューには記載ありませんが、口頭でオーダーすれば大丈夫です)
これが実に素晴らしいのです。
というか、素晴らしいを超えた傑作の一皿なのです。

カレーは皿を揺らすとプルプル動くほどのトロみ、濃厚な中華出汁と豚肉の旨味が溢れた素晴らしいもの。


カツは薄切りで衣硬めながら、下味がついた肉の存在感もバッチリ。

さらにオムライス部分が素晴らしい。

なんと、中身がチャーハンなのですよ。
しかも鉄鍋強火でガンガン炒めたチャーハン、それ自体が美味すぎる。
それをしっかりとした玉子で包んでいるものだから、
オムライスとしても玉子チャーハンとしても完璧なのです。

そして、本当に素晴らしいのはここから。
このように、それぞれのパーツ単体が抜かりない美味さを誇っていながら、
これら全てが組み合わさることで、それぞれがそれぞれを補完するチームプレイを見せてくれるのです。

カツ×カレー=カツカレー
カレー×玉子=オムカレー
カツ×玉子=オムカツ
チャーハン×カレー=カレーチャーハン
チャーハン×カツ=カツチャーハン
チャーハン×玉子=玉子チャーハン


そのいずれもが美味いという奇跡のバランス。
百戦錬磨の大衆食堂にしか成し得ない離れ業です。

決して高貴なグルメではないかも知れません。
ですが、港町の華僑文化というバックグランドが当たり前のように染み渡った神戸だからこそ生まれ、当たり前のようにそこにある傑作カレーといえるでしょう。

ビビッときたら、ぜひ試してみてください。

カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。


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関連ランキング:中華料理 | 三宮駅(神戸新交通)三ノ宮駅(JR)神戸三宮駅(阪神)

                         
                                  
        

大発見!大阪の伝説「オリムピックのセイロンカレー」を受け継ぐお店が姫路に。『ステーキ&セイロンカレー 大樹』(西飾磨)

category - カレー&スパイス・兵庫県
2023/ 06/ 20
                 
ちょっと大事件です。
姫路のカレーを探索していたら、伝説のカレーと遭遇してしまったのですから。

山陽電車網干線西飾磨駅から徒歩10分ほどのロードサイドにあるステーキハウス。


『ステーキ&セイロンカレー 大樹』(だいじゅ)

「ステーキ&セイロンカレー」といえば、どうしても気になってしまいます。

ひょっとして・・・

ひょっとすると。

店内は、素晴らしいという意味でとても年季が入っています。
往年のサントリーのCMに「時は流れない。それは積み重なる。」というコピーがありましたが、まさにそんな感じ。

L字カウンターの脇にはワインのストックが。
そう、ステーキハウスですから赤ワインは欠かせませんよね。


★グラスワイン赤 ¥770

けれどオーダーしたのはステーキではありません。
(ステーキも食べたかったけど・・・)
気になりまくる「セイロンカレー」です。

★【セイロンカレー】シーフードカレー ¥2300

おぉ、やはり!
「セイロンカリー」という名前ではありますが、セイロンつまり今のスリランカカレーではなく、
大阪で一世を風靡した「オリムピック」のセイロンカリーそのものではありませんか。


戦後すぐ、大阪で開業したステーキ&洋食のお店『オリムピック』。
そこで提供されていた「セイロンカリー」という名の独特カレーこそがまさにこれ。

ある時訪れたスリランカ人に「スパイスを提供するからカレーを出してくれ」と持ち掛けられランチでカレーを出したところ、これが大評判に。
「セイロン風カリー」と名付けられたこのカレーはシャバシャバスパイシーでありながら、当時の料理長がフレンチを主に学んでいたためスリランカ現地とは異なりブイヨンを用いた、ほかに類を見ないものだったそうです。

一説には、大阪スパイスカレーブームのはるか前から存在した「スパイスカレーのはしり」とも言われる伝説的カレーなのですが『オリムピック』なき後は、『オリムピック』出身者が独立した各店に引き継がれることに。
南森町『ぐりるKent』、大江橋『ステーキ榊原』、夙川『ステーキハウス たけうち』。
しかし『グリルケント』『タケウチ』はすでに閉店、現在は『榊原』の水曜限定ランチとして提供されるのみとなりました。
そのほか、東京立川に『タケウチ』店主の息子さんが営む『シギリヤ』というお店でそのカレーが受け継がれている他、大阪『カルダモン』で時折限定でオリムピックのセイロンカレーを再現したカレーが提供されています。

・・・と、認識していたのですが、この姫路のステーキハウスで何故そのカレーが?


ポットに入ったスープ状のカレーには大根、ニンジンがたっぷり。
野菜の旨味、酸味がしっかり感じられ、辛さは控えめ。
フレンチの技法が生かされていることがよくわかります。


別添えライスのプレートには、ステーキの鉄板で焼かれたホタテ、イカ、海老のソテーが。
これは美味いに決まっていますね。
そのまま食べても良いですが、その上からセイロンカリーをかけていただけば、海鮮の香ばしさがカレーに乗って味わいがグッと増します。

『オリムピック』ではイカの塩辛なんてモノも含め、カレーの薬味がたくさんあったのですが、ここでは福神漬け、らっきょ、玉葱と長芋の醤油漬に絞られています。
この玉葱と長芋の醤油漬がまた美味しくて、家に常備したいほど。

選べる食後のデザートはこちらをチョイス。

◎抹茶ババロア

創業以来作り続けている伝統の一品だそうです。
かなり濃厚な抹茶の風味がたまりません。
良いお口直しとなりました。

それにしても、一体なぜこのお店に『オリムピック』譲りのセイロンカリーが??

「ひょっとして『オリムピック』とご関係が・・・」と遠慮がちに訊いてみたところ、
有り難いことに色々お話を伺うことができました。

お話を伺った料理長の大下さん(ちなみに『大樹』という店名は彼の苗字と名前から一文字ずつ取ったものです)はなんと50年ほど前に『オリムピック』の厨房で働いていた方でした。

当時は10数人いたシェフ陣の中で、榊原さんがチーフで竹内さんが2番手だったとのこと。
そのころの写真も見せてくださいました。

さらに「セイロンカリーは私が働いていたときにはもう、20年前からあったはず。」だそうで、
つまりは今から70年ほど前の1950年頃、70年ほど前からあったことに。
大阪スパイスカレーのはるかはるか昔から存在したことは間違いありません。

大下さん自身は『オリムピック』で2、3年働いたあと、神戸元町五丁目の『ハナワグリル』でまた2、3年勤務。
1981年にこの『大樹』をオープンしました。

つまりこの地でもすでに40年以上。

「当時の『オリムピック』の厨房組で今でもカレー出してるのは、私が最後になっちゃいましたね。」


姫路というだけではない、関西カレー界の重要文化財。

関西のカレー好きなら、行かねばならないお店の一つではないでしょうか。


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