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カレー&スパイス・北海道

        

すすきのの夢は夜開く。『スープカレー専門店シャララ』(東本願寺前)

category - カレー&スパイス・北海道
2023/ 07/ 11
                 
ラストオーダー9時30分。
あ、午後じゃありません、午前。

開店時間は真夜中0時。
そう、ここは深夜からしか食べられないスープカレー店。

『スープカレー専門店シャララ』

北海道最大の歓楽街すすきのの奥、ソープ街をさらに抜けたあたり。
飲みの〆需要、夜のお仕事の上がり需要に特化。
札幌スープカレー文化の裾野の広がりを感じますね。

ドリンクは、ソフトドリンク400円均一、アルコール600円均一。
疲れ切った真夜中のアタマで難しく考える必要のない配慮でしょう。


★ハートランド ¥600

これはなかなかの割安感。


★チキン ¥1100(税込)
辛さ:2
ライス:小盛り


はじめてのスープカレー店ではベーシックなものを頼むのも一つの手。
こちら定番のチキンですが、スープ自体の味も非常にオーソドックス。
尖った癖のない、言い方を変えれば朝方にでも安心していただける味と言えましょうか。

オーソドックスなだけに、食べる者の状況、気持ち、シチュエーションによって味わいの印象は変わるのかもしれません。
さぁ、今夜はいい夢、見れたでしょうか。

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カオスなディープ空間で個性派スープカレー。『ベンベラ・ネットワークカンパニー』(大通)

category - カレー&スパイス・北海道
2023/ 06/ 10
                 
札幌市街の中心部、古いビルの奥にある小さなスープカレー店。

『ベンベラ・ネットワークカンパニー』

オープンは1994年7月8日と、札幌のスープカレー店としてはかなり老舗の部類になりますが、いい意味で老舗感は全くありません。


そのカオスな雰囲気はSF映画「ブレードランナー」に出てきてもおかしくないほど。


キッチュの極みですね。


味の方向性も、ほかのスープカレー店とはだいぶ違っており、随所にタイ料理のテイストが感じられるんです(創業時とは味がだいぶ変化しているという話も聞きますが)。

この日は数軒の梯子だったのでライス抜きでのオーダー。

★十勝餃子ベジダブル ¥1050
辛さ3番 ¥100
○ライス無し -¥100



北海道の新鮮食材をいただけるスープカレーですが、十勝餃子を具材としていただけるなんてありがたい!

その日によってスープが変わるようですが、この日オーダーしたのは基本の「エピローグ」。
トマトの酸味と甘味、そしてナンプラーの旨味が加わって、タイのトムヤムのごとし。


さらに、具材に混じってタイの幅広米麺「センヤイ」まで入っているんです。

ディープで、けれどカジュアルで、他店とくっきり異なる個性。
札幌市内だけで200軒以上あるスープカレー店のなかでも、独特の存在感を放っていますね。

スープ売り切れによる早仕舞いもあるので、余裕をもっての訪問をおすすめします。


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関連ランキング:スープカレー | 西8丁目駅資生館小学校前駅狸小路駅


                         
                                  
        

函館の郊外で、天麩羅とスープカレー。『RAMAI 函館桔梗店』(桔梗)

category - カレー&スパイス・北海道
2023/ 05/ 31
                 
函館蔦屋書店でトークショーのあと、ランチへと繰り出したのはこちらのお店。

『RAMAI 函館桔梗店』

早くから横浜へ進出、首都圏のカレー好きの間でも熱い支持を集める『RAMAI』。
本店は札幌で、函館には2店舗を構えています。

ひとくちに札幌スープカレーといっても、その料理的なルーツはいろいろ。
インドがルーツという店もあれば、スリランカを名乗る店もある。
近年は和風出汁に軸足を置く店も増えてきました。

そんな中、『RAMAI』のベースはインドネシア料理。
インドネシアの「ソトアヤム」(ソト=スープ アヤム=鶏)がベースであると言います。
なかなか変わり種だなと思うかもしれませんが、実はあの超人気店『マジックスパイス』のカレーのスーツも「ソトアヤム」なんです。


ここ桔梗店もインドネシアっぽいインテリアで整えられていました。
カーテン付きのボックス席で家族連れやカップルにもよさそうですね。


★ウダン ¥1350
スープ:レギュラー
ライス:S
辛さ:スカ +¥50


「ウダン」って何やねん?と思うかもしれませんが、インドネシア語で海老の意。
ところが意外なことに、エビ天2本がついてきました。めっちゃ日本の天麩羅スタイルで。
ウダンなのは間違いない。

激辛イメージが強い『マジックスパイス』ですが、実は辛さを抑えていただくと茶漬けのように滋味深い旨み押し。
ところがこちら『RAMAI』は酸味・旨味・辛味のいずれもが際立ちつつ、絶妙なバランスをとっているのが特徴。
同じ「ソトアヤム」をベースにしても両者全く異なるアプローチなのが面白いところです。


ウダン、つまり海老の天麩羅をこのスープに浸してみると、あら不思議。
なかなかイケますね。
天麩羅とスープカレーの相性、発見してしまいました。

辛い物をいただいた後は、乳脂肪な飲み物で胃を労わりましょう。

★ココラマイ ¥220

どこラマイ?と聞きたくなる名前。
こちら自家製ラッシーにココナッツミルクをプラスした、ボリュームたっぷりの一杯です。
単純に美味しいし、めっちゃお得感あるし、辛さが和らいでいい感じ。

他にそれほど店がないロードサイドに、こんな名店が普通にある。
北海道のスープカレー文化が、もはや流行りすたりを超え、広く深く浸透していることを再確認したのでした。


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関連ランキング:スープカレー | 桔梗駅


                         
                                  
        

自家製焼きたてパンでいただく、インドカレーの未来。『未来カレーこりす』(資生館小学校前)

category - カレー&スパイス・北海道
2023/ 04/ 25
                 
札幌のカレーといえばスープカレーがすぐ浮かびますが、それだけではありません。
他ではいただけない個性的なカレー店があるんです。

札幌市電、資生館小学校前停留場からすぐの場所。

ターコイズ色の外装が印象的なお店。


「未来カレーこりす」

オープンは2011年10月24日。
カテゴリーとしてはインドカレーにあたるのですが、普通のインドカレー店ではありません。


カウンター上にはリス、リス、リス。

とっても広い店内ですが、基本後店主のみずほさんのワンオペ。
すごいですね。

ますはビールを。


★レフ ブロンド ¥748

フルーティなベルギー修道院ビール。
こういったセレクトにもお店のこだわりが見えます。

食事メニューを見てみましょう。

多彩なインドカレー、そこにナンではなく自家製の西洋パンを合わせるのがこの店の基本スタイル。
その他「デリー」や「スパイスカフェ」「サザンスパイス」などにインスパイアされた「チャレンジメニュー」も揃っています。

ですがまずは「こりす」名物のパン&カレーをいただいてみましょう。


★ラム&ほうれん草カレー ¥1100
★自家製焼きたてパン ¥275


しずく型ナンを模した形とサイズの焼きたてパン。
ちぎってみるとアッツアツ、表面パリパリの中もっちり。
あぁ、パンだけでも美味しい。
パン好きな皆様にこそ食べていただきたいハイクオリティーなパンですね。


カレーの辛さは2でお願いしました。


めっちゃくちゃ濃密なほうれん草の盛り。


中から香ばしき羊肉が。
あ、そうだ、ここ北海道なんだっけ。

ほうれん草の食べ応え十分な繊維感と自然な辛さ、凝縮された羊肉の旨み。
これだけで非常に完成度の高いインドカレーなのだけれども。

西洋式のパンにつけていただけば、あら不思議。
いわゆる「エスニック料理」の範疇を飛び越えて、上質な「ビストロ料理」として楽しめるのですから。
こうしていただけば、ワインとカレーのペアリングだってなんの不思議もないという不思議。

いかに我々が普段、「エスニック料理」という先入観に捉われているかがよくわかります。
これは美味しい新体験ですね。

ということでワインに行こうと思ったのですが、面白い人を見つけてしまったものですから。

★9148 ¥700

札幌市南区にある紅櫻蒸留所で造られたボタニカルジン。
「9148 」とはジョージ・オーウェルのSF小説「1984」の「19」「84」を裏返しにしたもの。
自由が奪われたディストピアを描く「1984」の反対の、自由なユートピアを表現したそうです。
ボタニカルとしてジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、シナモンに加え、日高昆布、切干大根も用いられている、まさに北海道な味わいがたまりません。

スープカレーのお店とはまた違う、札幌らしからぬ、けれど札幌ならではのお店『未来カレーこりす』

なんと2023年5月2日~8日、西武池袋本店7会催事場で開催される『東京カレーカルチャーDX GWにっぽんカレー列島』にて、東京初出店!
コンベクションオーブンで焼きたてのパンとカレーを提供します。

この機会を逃すべからず。

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関連ランキング:アジア・エスニック | 資生館小学校前駅すすきの駅(市電)西8丁目駅

                         
                                  
        

名寄の人気スープカレー店、函館進出。『KINGBEAR 函館店』(五稜郭公園前)

category - カレー&スパイス・北海道
2023/ 04/ 04
                 
名寄に本店を構える人気スープカレー店『KINGBEAR』が函館に進出!

『KINGBEAR 函館店』

2023年1月12日オープン。
東川に次ぐ3号店にあたり、札幌にも未進出のレアなスープカレー店が函館の中心部でいただけるようになりました。


木がふんだんに用いられ、落ち着いた雰囲気の店内。
木彫りの熊はいませんでしたが。


★コーラ ¥280

お店の看板メニューはハンバーグスープカレー。
ですがこの日いただいたのはこちら。


★ジャンギと彩り野菜 ¥1400
辛さ:5番
ライス:小盛り


ザンギ×ジャークチキンでジャンギ。
『KINGBEAR』のソウルフードだそうです。

北海道名物のザンギとジャマイカのジャークチキンとのハイブリッドなんて、まさに北海道スープカレーにふさわしい具材。


だってスープカレーという食べ物自体、亜寒帯の食文化と熱帯の食文化がひとつになって生まれたものですから。

スープもジャンギもパンチ抜群。
もちろん、北海道で食べる北海道野菜も最高です。

金土はラストオーダー24時30分と深夜使いもOK。
ここは流行るのではないでしょうか。

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