カレー&スパイス・北海道
名寄の人気スープカレー店、函館進出。『KINGBEAR 函館店』(五稜郭公園前)
category - カレー&スパイス・北海道
2023/
04/
04名寄に本店を構える人気スープカレー店『KINGBEAR』が函館に進出!

『KINGBEAR 函館店』
2023年1月12日オープン。
東川に次ぐ3号店にあたり、札幌にも未進出のレアなスープカレー店が函館の中心部でいただけるようになりました。

木がふんだんに用いられ、落ち着いた雰囲気の店内。
木彫りの熊はいませんでしたが。

★コーラ ¥280
お店の看板メニューはハンバーグスープカレー。
ですがこの日いただいたのはこちら。

★ジャンギと彩り野菜 ¥1400
辛さ:5番
ライス:小盛り
ザンギ×ジャークチキンでジャンギ。
『KINGBEAR』のソウルフードだそうです。

北海道名物のザンギとジャマイカのジャークチキンとのハイブリッドなんて、まさに北海道スープカレーにふさわしい具材。

だってスープカレーという食べ物自体、亜寒帯の食文化と熱帯の食文化がひとつになって生まれたものですから。
スープもジャンギもパンチ抜群。
もちろん、北海道で食べる北海道野菜も最高です。
金土はラストオーダー24時30分と深夜使いもOK。
ここは流行るのではないでしょうか。
●カレー細胞公式ストアOPEN!
ポケットカレーはじめ私がセレクトした色々なカレー商品を追加していきます。
ブックマークお願いいたします。
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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『KINGBEAR 函館店』
2023年1月12日オープン。
東川に次ぐ3号店にあたり、札幌にも未進出のレアなスープカレー店が函館の中心部でいただけるようになりました。

木がふんだんに用いられ、落ち着いた雰囲気の店内。
木彫りの熊はいませんでしたが。

★コーラ ¥280
お店の看板メニューはハンバーグスープカレー。
ですがこの日いただいたのはこちら。

★ジャンギと彩り野菜 ¥1400
辛さ:5番
ライス:小盛り
ザンギ×ジャークチキンでジャンギ。
『KINGBEAR』のソウルフードだそうです。

北海道名物のザンギとジャマイカのジャークチキンとのハイブリッドなんて、まさに北海道スープカレーにふさわしい具材。

だってスープカレーという食べ物自体、亜寒帯の食文化と熱帯の食文化がひとつになって生まれたものですから。
スープもジャンギもパンチ抜群。
もちろん、北海道で食べる北海道野菜も最高です。
金土はラストオーダー24時30分と深夜使いもOK。
ここは流行るのではないでしょうか。
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関連ランキング:スープカレー | 五稜郭公園前駅、中央病院前駅、杉並町駅
並び立つ、2つの小いけ。『印度カレー 小いけ 本店』(宝来町)
category - カレー&スパイス・北海道
2023/
03/
19創業昭和23(1948)年、函館を代表するカレー店として愛されてきた『印度カレー 小いけ』。
東京・横浜で洋食修業をし、浅草『三友軒』でカレーを習得した小池義次郎氏により創業。
「空こがし」等独自の製法で作られた「印度カレー」はまさに「函館のソウルフード」として愛され続けてきました。
ところが現在は創業の地、函館宝来町に2つの『小いけ』が並び営業しているんです。

1984年、脳血栓で病床に付いた創業者小池義次郎氏は1985年、右腕だった弟子に宝来町店を譲渡。
こちらが現在の『元祖印度カレー 小いけ』というお店。
そして小池義次郎氏は1986年に逝去。
息子の小池弘之氏が有限会社 小いけを受け継ぎ、『元祖印度カレー 小いけ』の真横かつ大通り沿いに『印度カレー 小いけ本店』をオープンしたという流れ。
老舗の飲食店が創業者が亡くなった後、親族と弟子とで分裂し2系統になった例は他にも結構ありますが、『小いけ』もまさにそう。
けれど2軒が隣接して営業している例は他には聞いたことがなく、訪問する客にとってはなかなか混乱する話。
どちらが「正統」かは双方の言い分がありそうなので置いておいたとして、両方を訪問してみるのが一番でしょう。

『印度カレー 小いけ 本店』
ひとつ奥まった場所にある『元祖』と比べ、大通りに面しているのがこちら『本店』。
クルマで訪問すると最初に目に入るのがこちらになるはずです。店舗も大きいですし。

現在は小池義次郎氏の孫にあたる三代目がオーナー。
お店の前や店内には『印度カレー 小いけ』創業者義次郎氏の写真や創業エピソードが大きくフィーチャーされてます。

確かに、隣の『元祖』が譲渡という形でお店を受け継いだのは義次郎氏の最晩年。
譲渡前の『小いけ』の歴史や資料、義次郎氏の肖像権などはこちら『本店』にあるはずですものね。

昭和の雰囲気を色濃く残した小さな『元祖』とは対照的に、こちら『本店』はゆったり広々38席。
家族連れでゆったり寛ぐならこちらでしょう。
焼きカレーやチーズフォンデュカレー、キーマカレー、ホタテ入りカレーなど、メニューのバリエーションが多いのも特徴です。
ちなみに『小いけ』のレトルトを販売しているのもこちら『本店』になります。

★カレー ¥800
『小いけ』の基本中の基本となるベーシックなカレー。
伝統的なソースポットに入った「ルゥ」、半球状に盛られたライス、これこそが『小いけ』のカレーです。

カレーは程よい粘度。
豚肉と玉ねぎくらいしか具材が見当たらなかった『元祖』とは異なり、ニンジンの御姿も確認できました。

食べてピリッと辛口なのが『小いけ』のカレー。
ですが意外なことに『元祖印度カレー小いけ』と『印度カレー 小いけ本店』のカレーは、味の印象が全く違いました。
バキッと辛く、その後に甘みと独特のコクが押し寄せる『元祖』と比べ、『本店』のカレーは最初フワッと辛く、後半徐々に円やかに。
言うなれば『本店』のほうが、一般的にイメージする『昭和の洋食カレーライス』により近い印象となります。
個性は残しつつ、より万人に好まれる、汎用性の高いカレーとなっているとも言え、アニューバリエーションを増やせたのもそれ故なのかもしれません。

薬味として福神漬けと紅生姜があるのは両者共通の特徴ですね。

★コーヒー +¥250
さっと食べてさっと帰る雰囲気の『元祖』と比べ、ゆったりくつろげるのもこちら『本店』の良いところ。
創業者が作った独特の味と雰囲気を受け継ぐのが『元祖印度カレー 小いけ』だとすれば、
創業者が歩んできた歴史を受け継ぎ、次の世代へリニューアルするのがこちら『印度カレー 小いけ本店』と言えるかもしれません。
どちらも貴重、時間が許せばどちらも行くべきです。
お隣の『元祖印度カレー 小いけ』の記事はこちら
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東京・横浜で洋食修業をし、浅草『三友軒』でカレーを習得した小池義次郎氏により創業。
「空こがし」等独自の製法で作られた「印度カレー」はまさに「函館のソウルフード」として愛され続けてきました。
ところが現在は創業の地、函館宝来町に2つの『小いけ』が並び営業しているんです。

1984年、脳血栓で病床に付いた創業者小池義次郎氏は1985年、右腕だった弟子に宝来町店を譲渡。
こちらが現在の『元祖印度カレー 小いけ』というお店。
そして小池義次郎氏は1986年に逝去。
息子の小池弘之氏が有限会社 小いけを受け継ぎ、『元祖印度カレー 小いけ』の真横かつ大通り沿いに『印度カレー 小いけ本店』をオープンしたという流れ。
老舗の飲食店が創業者が亡くなった後、親族と弟子とで分裂し2系統になった例は他にも結構ありますが、『小いけ』もまさにそう。
けれど2軒が隣接して営業している例は他には聞いたことがなく、訪問する客にとってはなかなか混乱する話。
どちらが「正統」かは双方の言い分がありそうなので置いておいたとして、両方を訪問してみるのが一番でしょう。

『印度カレー 小いけ 本店』
ひとつ奥まった場所にある『元祖』と比べ、大通りに面しているのがこちら『本店』。
クルマで訪問すると最初に目に入るのがこちらになるはずです。店舗も大きいですし。

現在は小池義次郎氏の孫にあたる三代目がオーナー。
お店の前や店内には『印度カレー 小いけ』創業者義次郎氏の写真や創業エピソードが大きくフィーチャーされてます。

確かに、隣の『元祖』が譲渡という形でお店を受け継いだのは義次郎氏の最晩年。
譲渡前の『小いけ』の歴史や資料、義次郎氏の肖像権などはこちら『本店』にあるはずですものね。

昭和の雰囲気を色濃く残した小さな『元祖』とは対照的に、こちら『本店』はゆったり広々38席。
家族連れでゆったり寛ぐならこちらでしょう。
焼きカレーやチーズフォンデュカレー、キーマカレー、ホタテ入りカレーなど、メニューのバリエーションが多いのも特徴です。
ちなみに『小いけ』のレトルトを販売しているのもこちら『本店』になります。

★カレー ¥800
『小いけ』の基本中の基本となるベーシックなカレー。
伝統的なソースポットに入った「ルゥ」、半球状に盛られたライス、これこそが『小いけ』のカレーです。

カレーは程よい粘度。
豚肉と玉ねぎくらいしか具材が見当たらなかった『元祖』とは異なり、ニンジンの御姿も確認できました。

食べてピリッと辛口なのが『小いけ』のカレー。
ですが意外なことに『元祖印度カレー小いけ』と『印度カレー 小いけ本店』のカレーは、味の印象が全く違いました。
バキッと辛く、その後に甘みと独特のコクが押し寄せる『元祖』と比べ、『本店』のカレーは最初フワッと辛く、後半徐々に円やかに。
言うなれば『本店』のほうが、一般的にイメージする『昭和の洋食カレーライス』により近い印象となります。
個性は残しつつ、より万人に好まれる、汎用性の高いカレーとなっているとも言え、アニューバリエーションを増やせたのもそれ故なのかもしれません。

薬味として福神漬けと紅生姜があるのは両者共通の特徴ですね。

★コーヒー +¥250
さっと食べてさっと帰る雰囲気の『元祖』と比べ、ゆったりくつろげるのもこちら『本店』の良いところ。
創業者が作った独特の味と雰囲気を受け継ぐのが『元祖印度カレー 小いけ』だとすれば、
創業者が歩んできた歴史を受け継ぎ、次の世代へリニューアルするのがこちら『印度カレー 小いけ本店』と言えるかもしれません。
どちらも貴重、時間が許せばどちらも行くべきです。
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函館ソウルフード、北の不朽の名作カレー。『元祖印度カレー 小いけ』(宝来町)
category - カレー&スパイス・北海道
2023/
03/
18創業昭和23(1948)年、函館を代表するカレー店として愛されてきた『印度カレー 小いけ』。
東京・横浜で洋食修業をし、浅草『三友軒』でカレーを習得した小池義次郎氏により創業。
「空こがし」等独自の製法で作られた「印度カレー」はまさに「函館のソウルフード」として愛され続けてきました。
ところが現在は創業の地、函館宝来町に2つの『小いけ』が並び営業しているんです。

1984年、脳血栓で病床に付いた創業者小池義次郎氏は1985年、右腕だった弟子若狭健次郎氏に宝来町店を譲渡。
こちらが現在の『元祖 小いけ』というお店。
そして小池義次郎氏は1986年に逝去。
息子の小池弘之氏が有限会社 小いけを受け継ぎ、『元祖印度カレー 小いけ』の真横かつ大通り沿いに『印度カレー 小いけ本店』をオープンしたという流れ。
老舗の飲食店が創業者が亡くなった後、親族と弟子とで分裂し2系統になった例は他にも結構ありますが、『小いけ』もまさにそう。
けれど2軒が隣接して営業している例は他には聞いたことがなく、訪問する客にとってはなかなか混乱する話。
どちらが「正統」かは双方の言い分がありそうなので置いておいたとして、両方を訪問してみるのが一番でしょう。
『印度カレー 小いけ本店』のすぐ脇、通りから少し入った場所にある黄色い建物。
こちらが元々『印度カレー 小いけ』として営業していた場所です。

『元祖印度カレー 小いけ』
隣の『印度カレー 小いけ本店』より少し奥まった場所にあるため、宝来町の交差点側から来ると死角に。
『元祖』に行こうとして『本店』に入る人も相当数いると思われ(もちろん『本店』がここに開業した狙いもそこでしょう)、差別化するために店全体を黄色く塗ったのかも知れません。想像ですが。

店内には完全に昭和の空気が保存されています。
良すぎる。

「ナトゥをご存知か」
いや、似ているけど違いますね。
お店の造作や調度品はみな古いのだけれども、しっかり手入れが行き届いていて清潔感があります。

メニューにはカツカレーやハンバーグカレー、チキンステーキカレーという文字も。
「印度カレー」を名乗っているものの、ベースとなるのが「洋食」であることがはっきり分かります。

★カレー ¥670
こちらが基本中の基本。
先代から受け継いだ、函館のソウルフード。

カレー「ルゥ」は洋食カレー伝統のソースポットに。
印象的なのは半球型に盛られたライス。
北海道産米を硬めに炊き、セイロで蒸し上げることでしっとり感とツブ立ちを両立しています。
ヴィンテージ感溢れるお皿に入った『小いけ』のロゴにもグッときますね。

カレー「ルゥ」はトローリとして、ザラッと粉っぽさがある食感。
目視できる具材は豚肉と玉ねぎのみというシンプルさながら、とにかく深い味わい。
しかも意外なほど辛い。
ヒリヒリっさとした辛さのあとに甘さと深~いコクがやって来るんです。

一朝一夕には真似できないこの味わい、小麦粉や香辛料を長時間炒めた「空こがし」をベースにマンゴーチャツネや生クリームを加え、豚骨や鶏をじっくり3日間煮込んだスープと合わせているそう。
セイロ蒸しライスとの相性もビックリするほど。
モッタリせず、パサパサせず、完璧です。

付け合わせは福神漬けと、紅生姜。
この紅生姜がまた合うんだ。
食べ終わった直後から、またすぐに食べたいと思ってしまう強烈な中毒性。
函館に住んでいたら週に何回通ってしまうだろう・・・
70年以上続く伝統の味は、尋常ではありません。

ちなみに同日、隣の『印度カレー小いけ本店』にも行ったのですが、仕立ては同じでも味の印象は全くの別物。
カレーの味わいが独特かつ中毒性が高いのはこちら『元祖 小いけ』のほうだと感じました。
おそらくは文字化されたレシピでは伝えられない、調理現場での「加減」のようなものを師匠から受け継いでいるのではないでしょうか。
といっても『小いけ本店』のほうも充分美味しいカレー。
昭和の空気と独特なカレーの味わいを楽しむなら『元祖 小いけ』、
家族でゆったりディナータイムを楽しむなら『小いけ本店』、
そんな使い分けが良いのではないでしょうか。
お隣の『印度カレー 小いけ本店』の記事はこちら
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東京・横浜で洋食修業をし、浅草『三友軒』でカレーを習得した小池義次郎氏により創業。
「空こがし」等独自の製法で作られた「印度カレー」はまさに「函館のソウルフード」として愛され続けてきました。
ところが現在は創業の地、函館宝来町に2つの『小いけ』が並び営業しているんです。

1984年、脳血栓で病床に付いた創業者小池義次郎氏は1985年、右腕だった弟子若狭健次郎氏に宝来町店を譲渡。
こちらが現在の『元祖 小いけ』というお店。
そして小池義次郎氏は1986年に逝去。
息子の小池弘之氏が有限会社 小いけを受け継ぎ、『元祖印度カレー 小いけ』の真横かつ大通り沿いに『印度カレー 小いけ本店』をオープンしたという流れ。
老舗の飲食店が創業者が亡くなった後、親族と弟子とで分裂し2系統になった例は他にも結構ありますが、『小いけ』もまさにそう。
けれど2軒が隣接して営業している例は他には聞いたことがなく、訪問する客にとってはなかなか混乱する話。
どちらが「正統」かは双方の言い分がありそうなので置いておいたとして、両方を訪問してみるのが一番でしょう。
『印度カレー 小いけ本店』のすぐ脇、通りから少し入った場所にある黄色い建物。
こちらが元々『印度カレー 小いけ』として営業していた場所です。

『元祖印度カレー 小いけ』
隣の『印度カレー 小いけ本店』より少し奥まった場所にあるため、宝来町の交差点側から来ると死角に。
『元祖』に行こうとして『本店』に入る人も相当数いると思われ(もちろん『本店』がここに開業した狙いもそこでしょう)、差別化するために店全体を黄色く塗ったのかも知れません。想像ですが。

店内には完全に昭和の空気が保存されています。
良すぎる。

「ナトゥをご存知か」
いや、似ているけど違いますね。
お店の造作や調度品はみな古いのだけれども、しっかり手入れが行き届いていて清潔感があります。

メニューにはカツカレーやハンバーグカレー、チキンステーキカレーという文字も。
「印度カレー」を名乗っているものの、ベースとなるのが「洋食」であることがはっきり分かります。

★カレー ¥670
こちらが基本中の基本。
先代から受け継いだ、函館のソウルフード。

カレー「ルゥ」は洋食カレー伝統のソースポットに。
印象的なのは半球型に盛られたライス。
北海道産米を硬めに炊き、セイロで蒸し上げることでしっとり感とツブ立ちを両立しています。
ヴィンテージ感溢れるお皿に入った『小いけ』のロゴにもグッときますね。

カレー「ルゥ」はトローリとして、ザラッと粉っぽさがある食感。
目視できる具材は豚肉と玉ねぎのみというシンプルさながら、とにかく深い味わい。
しかも意外なほど辛い。
ヒリヒリっさとした辛さのあとに甘さと深~いコクがやって来るんです。

一朝一夕には真似できないこの味わい、小麦粉や香辛料を長時間炒めた「空こがし」をベースにマンゴーチャツネや生クリームを加え、豚骨や鶏をじっくり3日間煮込んだスープと合わせているそう。
セイロ蒸しライスとの相性もビックリするほど。
モッタリせず、パサパサせず、完璧です。

付け合わせは福神漬けと、紅生姜。
この紅生姜がまた合うんだ。
食べ終わった直後から、またすぐに食べたいと思ってしまう強烈な中毒性。
函館に住んでいたら週に何回通ってしまうだろう・・・
70年以上続く伝統の味は、尋常ではありません。

ちなみに同日、隣の『印度カレー小いけ本店』にも行ったのですが、仕立ては同じでも味の印象は全くの別物。
カレーの味わいが独特かつ中毒性が高いのはこちら『元祖 小いけ』のほうだと感じました。
おそらくは文字化されたレシピでは伝えられない、調理現場での「加減」のようなものを師匠から受け継いでいるのではないでしょうか。
といっても『小いけ本店』のほうも充分美味しいカレー。
昭和の空気と独特なカレーの味わいを楽しむなら『元祖 小いけ』、
家族でゆったりディナータイムを楽しむなら『小いけ本店』、
そんな使い分けが良いのではないでしょうか。
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創業138年目の洋食スタンドは進化する。『むさしや』(新橋)
category - カレー&スパイス・北海道
2023/
03/
17ニュー新橋ビル。
創業明治18年の洋食スタンド。


『むさしや』
今年で創業138年という、凄まじい歴史。
銀座『煉瓦亭』や日比谷『松本楼』より古いのですから。

一番人気の看板メニューはオムライス。
その他カレーとスパゲティも人気なのですが、近年アップデートし、インド風になったスパイスチキンカレーなんてのもあったり。
新橋ワーカーの嗜好の変化に順応しているのも凄いところ。
さあ、カレーにオムライスにスパゲティも食べたい、インド風ってのも捨てがたい。
迷っちゃいますよね。
そんな時はこうしましょう。

★オムドライ ¥1000
★タンドリーチキンハーフ ¥250
ドライカレーを包んだオムライスにスパゲティが添えられた「オムドライ」。
人気No.2の欲張りメニューです。
さらにトッピングにタンドリーチキン。ハーフサイズでもなかなかのボリュームなんです。
完璧でしょう?

卵の中は鉄鍋で炒められたアッツアツのドライカレー。老舗ならではの味。
ゆるゆるやわやわなスパゲティの食感に昭和を感じる一方で、タンドリーチキンは「ここインド料理店?」と思うほどの本格派。
超老舗のアップデート力、凄すぎます。
いつも行列ができているお店ですが回転はめちゃ早。長居する雰囲気はないので、ささっと食べて満たされたら、ささっと席を譲りましょうね。
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創業明治18年の洋食スタンド。


『むさしや』
今年で創業138年という、凄まじい歴史。
銀座『煉瓦亭』や日比谷『松本楼』より古いのですから。

一番人気の看板メニューはオムライス。
その他カレーとスパゲティも人気なのですが、近年アップデートし、インド風になったスパイスチキンカレーなんてのもあったり。
新橋ワーカーの嗜好の変化に順応しているのも凄いところ。
さあ、カレーにオムライスにスパゲティも食べたい、インド風ってのも捨てがたい。
迷っちゃいますよね。
そんな時はこうしましょう。

★オムドライ ¥1000
★タンドリーチキンハーフ ¥250
ドライカレーを包んだオムライスにスパゲティが添えられた「オムドライ」。
人気No.2の欲張りメニューです。
さらにトッピングにタンドリーチキン。ハーフサイズでもなかなかのボリュームなんです。
完璧でしょう?

卵の中は鉄鍋で炒められたアッツアツのドライカレー。老舗ならではの味。
ゆるゆるやわやわなスパゲティの食感に昭和を感じる一方で、タンドリーチキンは「ここインド料理店?」と思うほどの本格派。
超老舗のアップデート力、凄すぎます。
いつも行列ができているお店ですが回転はめちゃ早。長居する雰囲気はないので、ささっと食べて満たされたら、ささっと席を譲りましょうね。
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函館の超穴場は昼カレー、夜立ち飲み。『函館カレー いわまき』(湯の川)
category - カレー&スパイス・北海道
2023/
03/
14函館松風町で、知る人ぞ知る穴場カレー店として知られた『いわまき』。
入りづらい店構えやご店主のキャラ、意外なほどのカレーの美味さでコアなファンを獲得してきたこのお店が湯の川へと移転。

『カレーライス 立ち飲み いわまき』
2023年1月28日に移転オープンしたばかり。

新店舗もやはり、やっているのかどうか外からは分からない店構えですね。

「おひとり様専門」という但し書きにも注意です。
早速入ってみましょう。

店内はスナック風。
お店に入るや否や振り返るご店主。
「いまお店に着いたばかりなんで、ちょっとお時間かかりますが」
どうやら11時に開ける予定だったのが、雨と風が強かったので今日はあんまり客来ないだろうと思い、11時20分ころお店に着いたみたい。
因みにショップカードには「営業時間、定休日不定」と書かれてありました。
「あたためるところからだから、20分ほどかかりますけど、大丈夫ですか?」「はい」
そしたらまず、こんなのが出てきました。

「お待たせするんで、シチューをどうぞ」
これは色んな意味で美味いですね。
入店してから20分ほどでカレーの登場。

★カレーライス ¥980
おお、かなりの迫力!
粘度あるカレーが盛り盛り。
ライスの上に刺さっているのはパパドにあらず。
えびせんと、駄菓子のカツ。
添えられているのはパスタ、そしてオーザック的スナック。
なんとも個性的な盛り付けですね。
早速いただいてみましょう。
お、かなりフルーティで甘みたっぷり!
と思ったら後から発汗系の程よい辛さが。
これは記憶に残るカレーです。

さらにカレーの中には巨大な角煮が。
それでカレーがこんもりしてたわけだ。
ライス少なめでオーダーしたのですが、充分なボリュームでした。
これが「函館カレー」なんですね。
「勝手に名乗るだけならOKかなと」とマスター。確かに。

卓上スパイスで辛さ増しもオッケー!
食べている間にも色々出てきます。

「茹で玉子の燻製風」
そのまま食べても、カレーにつけても。

カレーの仕込みに用いた玉ねぎを再利用した「オニオンスープ」。
そもそも北海道の玉ねぎですから、抜群の美味さ。
フードロス対策もバッチリです。

食後にはカントリーマアム!?
マスター曰く、前の店舗ではガスが使えたのが今はIH。
だから温めるにも何するにも時間が倍かかってしまうのだそうです。
夜は立ち飲み営業。

前の店舗で評判だったラーメンも出せるそう。
但し、時間はかかりますとのこと。

だいぶニッチなメニューも出しているみたい。
但し、時間はかかりますとのこと。
多分、マスターとのトークを楽しんでいたら、時間なんて気になりませんよ。
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入りづらい店構えやご店主のキャラ、意外なほどのカレーの美味さでコアなファンを獲得してきたこのお店が湯の川へと移転。

『カレーライス 立ち飲み いわまき』
2023年1月28日に移転オープンしたばかり。

新店舗もやはり、やっているのかどうか外からは分からない店構えですね。

「おひとり様専門」という但し書きにも注意です。
早速入ってみましょう。

店内はスナック風。
お店に入るや否や振り返るご店主。
「いまお店に着いたばかりなんで、ちょっとお時間かかりますが」
どうやら11時に開ける予定だったのが、雨と風が強かったので今日はあんまり客来ないだろうと思い、11時20分ころお店に着いたみたい。
因みにショップカードには「営業時間、定休日不定」と書かれてありました。
「あたためるところからだから、20分ほどかかりますけど、大丈夫ですか?」「はい」
そしたらまず、こんなのが出てきました。

「お待たせするんで、シチューをどうぞ」
これは色んな意味で美味いですね。
入店してから20分ほどでカレーの登場。

★カレーライス ¥980
おお、かなりの迫力!
粘度あるカレーが盛り盛り。
ライスの上に刺さっているのはパパドにあらず。
えびせんと、駄菓子のカツ。
添えられているのはパスタ、そしてオーザック的スナック。
なんとも個性的な盛り付けですね。
早速いただいてみましょう。
お、かなりフルーティで甘みたっぷり!
と思ったら後から発汗系の程よい辛さが。
これは記憶に残るカレーです。

さらにカレーの中には巨大な角煮が。
それでカレーがこんもりしてたわけだ。
ライス少なめでオーダーしたのですが、充分なボリュームでした。
これが「函館カレー」なんですね。
「勝手に名乗るだけならOKかなと」とマスター。確かに。

卓上スパイスで辛さ増しもオッケー!
食べている間にも色々出てきます。

「茹で玉子の燻製風」
そのまま食べても、カレーにつけても。

カレーの仕込みに用いた玉ねぎを再利用した「オニオンスープ」。
そもそも北海道の玉ねぎですから、抜群の美味さ。
フードロス対策もバッチリです。

食後にはカントリーマアム!?
マスター曰く、前の店舗ではガスが使えたのが今はIH。
だから温めるにも何するにも時間が倍かかってしまうのだそうです。
夜は立ち飲み営業。

前の店舗で評判だったラーメンも出せるそう。
但し、時間はかかりますとのこと。

だいぶニッチなメニューも出しているみたい。
但し、時間はかかりますとのこと。
多分、マスターとのトークを楽しんでいたら、時間なんて気になりませんよ。
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