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カレー&スパイス・石川県

        

驚き!金沢でスリランカ北部のタミルミールス とは・・・「SRi LaNKa KiTCHEN スリランカキッチン」(野町)

category - カレー&スパイス・石川県
2019/ 09/ 18
                 
金沢で愛されるインド・スリランカ料理店「スパイスボックス」が2016年、柿木畠に姉妹店をオープン。


「SRi LaNKa KiTCHEN スリランカキッチン」

金沢の学生たちの夜の溜り場「もっきり屋」の2階、かつて「ももや」があった場所。

懐かしい・・・・

店長は「スパイスボックス」店主フェルナンドさんの息子さん。
居酒屋スタイルで、インド料理スリランカ料理を提供する「スパイスボックス」は趣が異なり、こちらはスリランカのローカリティーにこだわった、現地
式料理を提供しています。

いきなりドーン!テーブルの上が凄いことに!!
ちょっと一つ一つ見てみましょう。


★ランプライス ¥1480

こちらは週末限定メニュー。
ライスとカレーなどたくさんのおかずをバナナリーフで包んで蒸した、スリランカで人気のご馳走。
東京でも出しているお店はかなーり限られているこの料理が金沢でいただけるなんて!

ツナパハとバナナリーフの香りが沁みわたるククルマス、各種サンボル、パリップ、モージュ・・・
濃密な旨さ、抜群の完成度!

そして腰を抜かしたのがこちら。

★スリランカ北部のタミルミールス ¥2000
・おすすめタミルカレー(3種)
・タミルのラッサムスープ
・インド風ピクルス
・豆粉の薄焼き煎餅
・バスマティライス
・ターメリックごはん


なんと!
実はスリランカには大多数を占めるシンハラ人の他に、南インド系のタミル人が住んでいるのですが、そんな彼らのミールスがレギュラーメニューとしていただけるんです。

これはビックリ。
こんな店、東京にもないし、ましてや金沢ではインド料理店でもミールスを常時レギュラー提供しているお店はない、はず!
ちょっと凄いですね。
カレーもちゃんと、他のスリランカカレーとは作り分けられており、まるで南インド。
けれどもこれも、スリランカ料理の多様性のひとつなんですよね。

南インドと共通といえば、ドーサの種類が豊富なのも見逃せません。

★ラヴァ ドーサ ¥900

米粉ではなくセモリナ粉で作った、穴あきタイプのドーサ。
これまた!
サンバルと、ココナッツチャトニ、チリチャトニが付いており、何位認可でつまんでいただくのに最適。

そしてこちらはかなーり変わっています。

★ラヴァ マサラ ドーサ ¥900

なんと、中に焼きそばが詰まっているんです。
一瞬、コットゥロティ??なんて思ったのですが、ちゃんと中華式焼きそばでした。

味は想像通り、B級な美味さに溢れた一品。
これ、スリランカでは一般的なのかなぁ???
南インドやスリランカにも昔からチャイニーズ文化自体はありますし、不思議ではないのかも。

いずれも味は抜群。
調理の腕は一級品。

予想外の深堀り度合いと、味のレベルにビックリしちゃいました。

いくら地方とはいえ、金沢の人は味にはうるさいですからね。

(外観写真をご提供くださったあんとんさん、ありがとうございました)

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金沢の人気インド・スリランカ料理店、もといインドチック居酒屋。「スパイスボックス」(金沢)

category - カレー&スパイス・石川県
2019/ 04/ 12
                 
金沢、片町の繁華街で10年続くインド・スリランカ料理店。

「スパイスボックス」(SPICE BOX)

地元では「スパボ」と親しまれ、店主フェルナンドさんはカレー好きスパイス料理好きの間でも人気者。

2016年には息子さんが柿木畠に姉妹店「スリランカキッチン」をオープン。
金沢の地にスリランカ料理を広めています。

面白いのは店頭に書かれた「インドチック居酒屋」の文字。
なるほど、客を選ぶ「スリランカ料理店」よりも「居酒屋」のほうが敷居は低いし、ちゃんと飲んでくれる客を呼べる。
この地で10年続けるのには、いろんな工夫があるのですね。

この日もカレーハシゴの後の飲み利用。
まずは石川の地酒を一杯。

★ 能登ちょんがりぶし ¥ 500

続いて、メニューにはないものの常連さんに人気のこちら。

★「辛いスープ」

いや、まあええ感じの辛さ、ええ感じの酔い覚ましですがな。


★タンドリープレート ¥1980

こちら焼き物も人気。
タンドーリチキン、シークケバブも美味いけど、マライティッカがとにかく美味い。
マライティッカ美味い店は良い店です。

★ラッシーアラック

スリランカ焼酎をラッシーにあわせて。
酔えるのか酔いが覚めるのか謎だが美味いです。


★コットゥロティ チキン ¥1080

最後はやはりスリランカ料理で。
コットゥロティは、千切りにしたロティを具材と炒め、屋台焼きそばのように仕立てた料理ですが、こちらのはしっとり食感が特徴的ですね。

メニューを見れば、まだまだ多彩な南北インド料理、スリランカ料理があるこのお店。
けれどお座敷の居心地、酒の美味さ、やっぱり飲み利用しちゃいますよね。

流石は「インドチック居酒屋」です。


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日本酒とスパイス、金沢の粋すぎる空間。「スパイス食堂 飄逸」(野町/金沢)

category - カレー&スパイス・石川県
2019/ 02/ 04
                 
長く続いた「カレーにお酒は合わない」と言われる時代を経て、
スパイスとお酒のマッチング、その楽しさが徐々に広がりつつある近頃。

その先端を行くようなお店が金沢にオープンしました。


「スパイス食堂 飄逸」

2018年7月1日オープン。
豆乳をベースにした独自のカレーと、全国の酒蔵を巡り仕入れた日本酒を合わせ愉しめるお店です。

「カレーのイメージ変わります」と書かれた看板の通り、なかなかエッジの利いたコンセプトのこのお店。
けれどいきなり誕生したわけじゃないんです。

実は2016年まで東京の曙橋で同名のカレーBarとして営業しており、こちらに移住してきたのだとか。
なんと・・・恥ずかしながら東京にいながら知りませんでした。

実はそれには理由もあって、この「飄逸」は食べログなどのグルメサイトへのレビュー禁止。
知っている人だけが楽しむ、粋な店だったんですね。


店名の「飄逸」とは、「世事を気にせず、明るく世間ばなれした趣」。
なるほど、そういうことか。

古民家を改装した店内はまさに「粋」。

向きによって壁の色がビビッドに変わるんですね。


そうそう、加賀の昔の屋敷って、こういう派手な色使いアリなんですよね。
まるで鈴木清順の映画の中にいる様な、特別な気分に浸れます。


メニューを開きます。
水や食材に恵まれた北陸を楽しみつくしているようなメニュー構成。
それぞれの説明書きにも気持ちがこもりまくっていて、目移りしてしまいますね。


どどどどうしよう。


あ。
カレー+一品+好きな日本酒で1600円という素敵な「日本酒セット」がありますね。
よし、それで行こう。

この日は数人で訪問したので、それぞれ別のカレーを頼むことにしました。
ワクワク。

メニューには日本各地の酒蔵の紹介も。
読んでるだけで楽しいのですが、この日選んだのはこちら。

★木下酒造 玉川 純米吟醸 無濾過生原酒 Ice Breaker 29BY

日本初にして唯一の外国人杜氏、フィリップ・ハーパー氏を擁する木下酒造。
その人気銘柄という Ice Breaker、なかなかしっかりとした味と香りですね。


合わせた一品は厚揚げ南蛮。
この組み合わせ、最高です。

さらにカレーはこちらをチョイス。

★豆乳CURRY ペパーミント

これはなんともオリジナル!
一口食べれば、思ったよりも豆乳。
食べ進めば、思ったよりもミント。
フワッとスースーするんです。

そして大事なポイントは、それでいてしっかりカレー。

なるほどこの魅力、食べログの点数では表せない「愉悦」ですな。

ちなみにお米は五分つき。
玄米ほど行きすぎず、しかし白米よりテクスチャのある感じが日本酒にもマッチしますね。

いやいやいや、これは金沢ばかりか、日本中どこにも似たところのないお店だぞ。

おまけで同行者がオーダーしたものもご紹介。
それぞれチョットだけ試食させてもらいましたよ。

★軸太舞茸の自家製オイルサーディン

この舞茸の美味さは反則もの。
ヒダヒダにまで旨みが沁みてこれはイケないヤバい。


★豆乳CURRY 豆乳ホワイト

見た目は豆乳そのもの・・・なのですが、意外な旨みとスパイシーさにギャップ。
シメジとひよこ豆が入っています。


★豆乳CURRY レモンハーブ

こちらはレモングラスが香ってほんのり東南アジア風。

この他にも、時々しか登場しない「気まぐれカレー」や、常連さんしかオーダーできないカレーなどもあるそう。
日本酒も興味深いものばかりなので、何度も訪れていろいろなマッチングが楽しめそうです。

素材や空間は伝統的、発想やプレゼンテーションはモダン。
東京から来たお店でありながら、ある意味とても金沢らしい・・・・いや、加賀らしいお店だと感じました。

お店のお約束通りグルメサイトでは紹介しませんが、とてもお勧めのお店です。


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金沢の南インド料理店でハイレベルなドーサ。「サイラム キャンティーン」(野町)

category - カレー&スパイス・石川県
2019/ 01/ 13
                 
金沢市泉野にある本格南インド料理店。


「サイラム キャンティーン」


現在のシェフはインド政府・首相の料理人だったマリムトさん。


ドーサ、ビリヤニ、南インドのカレーやティファンが常時オンメニュー。
特にドーサはラヴァドーサやチーズドーサ、ウッタパムまで!
一昔前の金沢では考えられないほどの突っ込みぶりですね。

ちなみにミールスは要予約となっているようです。


★インドビール(キングフィッシャー) ¥550

東京と比べると抑え目の価格が嬉しいですね。

この日は東京へと夜行バスで帰る直前の訪問。
そうそう時間があるわけではないので、軽めの食事をば。

★マサラドーサ ¥1200

メニュー写真では筒型タイプですが実物は三角錐タイプ。

マサラドーサの場合、筒型の中に具材が入っていると段々しっとりして来ちゃうのが個人的にあまり好きじゃないので、これは嬉しい誤算。

しかもこのドーサ、仕上がりが実に素晴らしい。
程よく肉厚ながら、表面パリッと。
このバランス、なかなかないですよ。
いい按配の酸味といい、かなりハイレベルなドーサです。
二巻半の巻きでボリュームもたっぷり!


セットのサンバルには冬瓜、ドラムスティックも使用。
実に侮れません。


食後、僅かに残された時間でチャイでの一服。

なんとも満足な気持ちで金沢を後にしたのでした。

ここは何人かで来たらまた違う楽しみができそうですね。


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地元に支持されるインド料理店で、魅惑のジビエカレー。「インドめし ティルパティ」(金沢市)

category - カレー&スパイス・石川県
2018/ 12/ 31
                 
金沢駅からバスで県庁前へ。
少し歩いた場所に現れるデッカい看板。

クルマ社会の金沢らしいですね。


「インドめし ティルパティ」

全国区での知名度は低いものの、地元で根強い支持を集めるインド料理店です。


ランチ時は家族連れやカップルで大盛況。


タンドール窯がよく見えるのも楽しいですね。

料理バリエーションはかなり豊富。


ポピュラーなものから、なかなかマニアックなものまで。
写真入りで、上手く分類されたメニュー構成がわかりやすいですね。

どれにしようか迷います・・・迷いましたが、期間限定のこちらの魅力には抗えずオーダー。

★期間限定 シカ肉とハーブのカレー ¥1400

いやもう素晴らしいですね。

ビーフシチューの如く柔らかに煮込まれた鹿肉。
カレーにはトマトの酸味、シメジ、ナスの香ばしさ。
ミント、コリアンダー、ほうれん草、パセリなどのハーブが立体的な味わいを演出しています。

そして、自然な歯応えのあるちゃんとしたナン。
東京のインド料理店と比べても上位5パーセントに入る優良ナンです。

なるほどこの店、かなり信用できるクオリティですね。


卓上には激辛ミルチマサラ 。
カレーに少し投入すれば、辛味とともに旨味も倍増!


食べている間にもクルマで次々と家族連れが訪問。
誰もが楽しめるお店ながら、インドのスパイス料理の愉しさをしっかり伝えてくれる、素晴らしいお店です。


店内には販売コーナーも。

卓上にあったこちらを3つほど購入。

★ミルチマサラ ¥390

良い金沢土産になりました。


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