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カレー細胞 -The Curry Cell-

あらゆるカレーを紹介し続けるプロジェクト。 時々、珍生物記事もアップするのでマニアは要チェック! 【禁無断転載】写真、文章を転載希望の方はコメント欄などでご連絡ください。

羽村動物園脇の知られざる名店カレーうどん。「手打ちうどん さかもと」(羽村)

羽村って、どこだかわかりますか?

実は東京都。
多摩地域西部にある、東京で最も人口が少ない市なんです。

けれど羽村市には素晴らしい場所があります。

羽村駅から徒歩15分ほどの場所にある、手作り感溢れる、アットホームな動物園。

「羽村市動物公園」

日本初の町営動物園として1978年に開園(現在は市営、管理は横浜八景島に委託)した、歴史ある動物園です。
けれど、内容は驚くほど充実しており、

サーバルキャットや・・・


コンドル・・・・

レッサーパンダにキリン、シマウマにヤマアラシ、カピバラ、各種サルたちと見応え十分。
大手の動物園にくらべても格段に動物との距離が近く、ふれあいコーナーも充実しているなど、満足度はかなり高いのです。

そして動物園の脇には、知られざるうどんの名店が。

「手打ちうどん さかもと」


コンクリート打ちっ放しの前衛的な建物。


吹き抜けの天井が心地よいですね。


★ビール(中ピン)¥650

突き出しで出てきたのはだし巻き玉子。
これが滅法旨い。
この時点で料理レベルの高さを確信できちゃいます。


さらに鴨のたたき。
これまた絶品。


★天盛り5点 ¥680

鯛ちくわ、まいたけ、ごぼう、かぼちゃ、たまねぎの5つをカラッと揚げたてでいただきます。
特にまいたけは桧原村産、立派な歯ごたえがたまりません。


★鴨つけ汁うどん ¥1000

いやいやこれはちょっとヤバいですね。


ツルッともちもちうどんの上にひもかわが一本。


鴨南蛮をつけ汁うどんスタイルでいただくのですが、このためだけに羽村に来る価値がありますね。

そして、当サイト的に欠かせないのがこちら。

★カレーうどん ¥980

「ナイルレストラン」のナイル商会による、インデラカレーを使用した人気メニューなんです。


この店のハイレベルなうどんに絡まる、焙煎香溢れるカレー。


ツルッと、モチっと、香ばしく。ほど良き辛さで。
アッツアツなのにするするといただけます。


肉厚でしっかりした食感の豚肉も魅力的!!

とにかく、頼むもの全部美味しい。

この店のうどんを食べるついでに動物園に行くか、動物園に行くついでにこの店のうどんを食べるか、悩ましいところです。
結局は同じなのですけれども。

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手打ちうどん さかもと



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

東京都羽村市バングラ系。「アジ庵ガンジー」(羽村)

日本の首都・東京はビルやタワーや繁華街ばかりではありません。

羽村市という場所、東京都民でも知らない人が多いと思うのですが、ここもれっきとした東京。
人口5万人ほどの、東京で最も人口が少ない市なんです。

羽村駅のすぐそばにある「五ノ神まいまいず井戸」。

伊藤潤二ファンなら堪らない空間ですね。

駅から15分ほど歩けば、「羽村市動物公園」が。

レッサーパンダにキリンにカピバラに・・・コンドルまでいる動物園で、
アットホームな雰囲気と、動物と近距離で楽しめる超穴場なんです。

そんな羽村に佇む、バングラデシュ系インド料理店がこちら。

「アジ庵ガンジー」

略してアジガン、いや、訳さなくて良いか。

一つの建物を隣の焼き鳥屋さんとシェアしているのですが、
建物の2階部分まで壁の色がきれいに半分に塗り分けられているのが味わい深いですね。


店内は大衆食堂風・・・・と思いきや、


意外に奥へと広がっていて、家族やグループで楽しめるお座敷席までありました。


★マハラジャビール ¥580

都心だと700円くらいが相場のインドビールがお得に飲めるのは有難い。


おつまみメニューもなかなか魅力的です。


★ピリ辛キーマロール揚げ ¥330

スパイシーな挽肉とじゃがいもを細ーい揚げ春巻のように仕上げたスティック。
これは良い、なかなか良い、他では見ないオリジナルです。

食事メニューはポピュラーな北インド料理が基本。
でっかいナンがウリのようで、お米で食べるバングラデシュ料理カテゴリ殆どなし。
バングラデシュ料理を目当てに来ると肩透かしを食らうかもしれませんが・・・・

ちょっと面白いものを見つけましたよ。


★コライチキン KORAI CHICKEN ¥1050
★シャグナン SAG NAN ¥440


バングラデシュやベンガル地方で食べられるKORAI。
「鍋」的な意味で、インド・パキスタン料理でKADAIと呼ばれるものに対応しています。

メニューの説明には、「バターオニオンソテーとコリアンダーシード」と書いてあるのですが、このお店では
バターとコリアンダーシードなどのホールスパイスを用いて、玉ねぎと鶏肉を鉄鍋で水分が飛ぶまで調理したもの、のようですね。
以前別の店でいただいたKORAIはもっとシャバっとしていたので、一口にKORAIと言ってもいろんなタイプの料理を指すのでしょう。

そしてお店のイチ押しである巨大ナンがこちら。

ほうれん草入りのグリーンタイプでお願いしたのですが、確かに笑える大きさです。
ですが大きさだけでなく、クオリティもなかなかのもの。
表面パリッとして、口の中でサッと溶ける優良ナンでした。


★マサラチャイ ¥320

食後は優し気な一杯で。

お店を出たころにはすっかり日も落ち、外の雰囲気がガラリと変わっていました。

マジカルでミステリアス。

ここは日本なのか?
ましてや東京なのか?

にわかに信じられなくなるのでした。


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アジ庵ガンジー



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テーマ:カレー - ジャンル:グルメ

東京最秘境の奇妙なお店は、驚くほどの名店だった。「珈琲カレーそばニューギニア ニウギニNIUGINI」(青梅)

色々凄すぎて、記事にするのが戸惑われるお店というのがあります。

今回はそんなお店。

場所は東京の西の果て、青梅。

この青梅という町自体、情報量が多すぎてなかなか圧倒されるのですが・・・




そんな町の濃さ全てを集めてもなお、この店のインパクトには及びません。

一体何から話したらよいのか・・・・とにかく情報量が凄いのだなぁ。

どんなキワモノ店よりもインパクトあるのだけれども、決してキワモノ店とは言えないだけのクオリティもあるわけで・・・

そのお店の場所は清宝院というお寺の境内。

ぱっと見民家ですけど、よく見りゃ「コーヒー そば カレー ニューギニア」の文字。

そう、こここそが東京最後の秘境・・・

「珈琲カレーそばニューギニア ニウギニ NIUGINI」

お店の公式情報では、
「世界で唯一パプアニューギニア料理が食べられる本格的石臼挽き手打ち蕎麦処 おかげさまで創業100周年」

・・・さて、どこから突っ込みましょうか。

店内はこんな感じ。

いやいやいや、こんな蕎麦処、見たことがありません。
幼な子は確実にトラウマ。

そしてまずは店主のお姿をご覧ください。

YvGpDGdC_400x400.jpg
(店主twitterより)

鼻に棒が刺さってるんですが、いい人です。
店主のAPOさんこと堀口さんは約20年前、インドネシア西パプア州ダニ族の村を訪れ、その村の家族となりました。

それ以来、毎年現地へと赴いており、村人たちは逆に、「APOが日本への長旅から帰ってきた!」と迎えいれてくれるそう。


そのような経緯もあり、この「ニウギニ」は日本唯一、パプアニューギニア料理がいただけるお店となったのですね。


本棚には諸星大二郎、そしてみちのくプロレスのマスクが並んでたりして、一筋縄ではいかないんですけど。


ただ注意したいのはここ、パプアニューギニア料理専門店ではないということ。ここ、重要。

その上で、まずは世にも珍しいパプアニューギニア料理をいただいてみましょう。


★南国定食 ¥1500

おぉぉぉ、素朴という文字がそのままビジュアル化したよう。
私はかつてミクロネシア・ヤップ島で現地の料理をいただいたことがありますが、ちょっと雰囲気が似ていますね。

手前のバナナに包まれた料理は「カウカウのムームー」。
カウカウ(Kau kau)はニューギニアのサツマイモ。ムームー(Mumu)はバナナの葉を用いた蒸し焼き。
イモ、青菜、ともにホクホクな食感ながら、調味料による味付けはなく、少量の塩でいただくのみ。
究極の素朴風味ですね。

ご飯の上にはシーチキンやインスタントラーメンがパラパラと。
現地でもこういった缶詰や保存食は人気なようです。

添えられた焼きバナナには甘みがなく、これまたイモのよう。
ええ、基本、味付けしないイモなんですね。
脇の練り物は長芋?・・・だったかな?

素朴な見た目以上に素朴な味。
けれど、食の経験値を積むという意味においては素晴らしいですね。

・・・・と、ここまではほんの前段。

日本で唯一パプアニューギニア料理がいただける店、というだけで充分すぎるほどキャッチーなのですが、
この店の真価は別のところにありました。

それは蕎麦です。


★ニウギニそば \1000

メニューには「日本とニューギニア友好の味」とあります。
実はこの蕎麦、3種の蕎麦粉と、つなぎにサゴ椰子を用いているんですね。


で、食べてビックリ、これは衝撃です。

なんですかこの、圧倒的に美味い蕎麦・・・・

実はAPOさん、蕎麦屋の三代目。石臼挽き手打ち蕎麦の名手なんですね。
冗談抜きに、いや、ニューギニアとか店主のキャラとかいろんなことを抜きにしてもここ、蕎麦の名店ですよ。

・・・逆に言えば、ニューギニアとか店主のキャラとかいろんなことがあるから、蕎麦の名店ということが埋もれているともいえますが。

薬味もちょっと変わっていて、クルミダレと粒胡椒、ネギ、どんぐり味噌。
これまた魅惑の味変が待っていました。

メニューには、直球の十割蕎麦もあり、次回はいろんなこと抜きにそれを食べに来ても良いかも。

と、そろそろ情報過多になってきましたが、大丈夫ですか?

まだ折り返し地点ですよ。

そして実はここ、カレーが凄いんです。


★ニューギニカレー(激辛) \1000

登場するなり、ブホォォーッと香るホールスパイス。
ニューギニアには固有のカレーはないので、このお店のオリジナルということですが、これがまた・・・・・

スパイスマニアが狂喜乱舞する刺激的な香り、そして良き辛さ。
ちょっとここ、カレー専門店でも良いんじゃないですか??

実はAPOさん、「ケララの風Ⅱ」の沼尻さんとも親交があり、一時期はミールスの提供もしていたんですが、
何せ場所が場所、お店のキャラがキャラだけにあまり出ず、今のカレーに落ち着いたとのことですが・・・・

このカレーはかなり癖になります。
ちょっと江の島「ビッグサー」にも似て、さらにスパイシーにしたような・・・・・

と、このお店の凄さはそれだけじゃないんです。(あー大変)

それは珈琲。

実はパプアニューギニアは高品質なブルーマウンテンの産地なんですね。
はて、ブルーマウンテンって、ジャマイカの豆じゃなかった??

★ブルーマウンテンコーヒー \500

登場するなりブホォォォォッと香るアロマ。
こりゃただもんじゃないぞ。

一口いただけば、強い香りの中に繊細な風味。
こんな美味い珈琲、なかなかいただけるものではありません。

実は日本に輸入される「ブルーマウンテン」と称する豆にはまがい物が多く、本当に美味しいものは高価なのですが、
実は(「実は」って言葉何回使っただろう・・・・)、パプアニューギニアには1930年代にブルーマウンテンの苗木が移入されており、
元来のブルーマウンテンが、ジャマイカ同様の標高1000m以上の場所で栽培されているそうなんです。
(しかも栽培を指導したのは北欧の方だとか)

APOさんは毎年ニューギニアから戻る際、バックパックいっぱいにコーヒー豆を積み込んでえっちらおっちら運んで来るそうで、まさに産直モノホンのブルーマウンテン。


★精霊スイーツ ¥500

「パプアニューギニアの主食のカウカウ(サツマイモ)、バナナとココナツミルクをベースにナッツやリンゴ、豆腐を加え、精霊の名のもとにノンレシピで焼き上げる動物性ゼロ、砂糖無添加の精進ケーキですが、店主がメニューに精進を精霊と書き間違えたので精霊スイーツとなりました」


★三多マ名物 ニュー南国まんじゅう ¥300

ネーミングはさておき(笑)
スイーツも絶品にしてブルマンとの相性も抜群。

日本唯一のパプアニューギニア料理がいただけるお店は、驚くほどの蕎麦の名店であり、素晴らしきカレーと珈琲がいただける最高の喫茶店でもあるのでした。
食べログではずっと「掲載保留」のままですが、そのままで良い気もします。

秘境ですから。



あ、そうそう、「since1918 おかげさまで100周年」その真意は・・・??

お店で確認してくださいませ。

ニウギニ



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独特のカレーと独特の空気感。静謐なるガヤガヤ。「すぱいすかれー ガヤ我屋」(中神)

青梅線中神にたたずむ、静かなるカレー屋さん。


「すぱいすかれー ガヤ我屋」(ガヤガヤ)

店名からは、中央線文化の延長線にあるファンキーなサブカル感が感じとれますが、店に入るとかなり意外なことに・・・

静かで穏やか。

注文会計はカウンターで。
物静かな奥さまが対応してくださいます。
オーダー後カレーを作り始め、出来たところで取りに行くセルフ方式となっています。

カレーメニューはかなりバリエーション豊か。


各種カレーメニューの他、単品カレーをミールス風に自由に組み合わせる「ガヤガヤセット」など、インドのスパイス料理を町のカレー屋さん向けに再構成した感じであります。

今回は、一番人気というこちらを注文。

★マサラ・スープカレー(M)¥750

鶏手羽元、むね肉、たくさんの野菜、多めのマサラで仕上げたサラサラタイプのカレー。

この店のカレーは優しめがデフォルトなので、辛さ8で。

いわゆるインド料理でも、いわゆる日本カレーとも違う、独自のポジション。
言ってみれば、「昭和の印度カレー」という感じ。


スープ状のカレーの中に自家調合と思われる粗挽きのミックスマサラがザラっと。
辛さ8は辛すぎず、しかし後からポカポカくる丁度良いチューニングです(個人差あり)。

食べやすく、かつスパイシーで、また食べたいと思わせる、流石の看板カレーでした。

しかし、店名とのギャップもあるのですが、実に静謐な雰囲気が独特。
インド音楽がながれているのですが、微音量で。

いろいろな意味で個性的、記憶に残るカレー屋さん。
近くにあったら無性に立ち寄りたくなるはず!


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ガヤ我屋



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