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カレー&スパイス・福島県

        

ド迫力!会津のかつカレー丼はメガサイズ。「とんかつ番番」(会津若松)

category - カレー&スパイス・福島県
2022/ 04/ 30
                 
会津のご当地グルメ、ソースかつ丼。
他の地域でもソースかつ丼を名物とする街はいくつかありますが、会津のものは如何に?

訪れたのはこちら。
fc2blog_20220504160740b65.jpg
「とんかつ番番」

創業50年の老舗とんかつ屋さん。


限りなくユルイ看板ですが、会津若松でも人気の実力店です。

店内は古民家風で広々。宴会にもピッタリですね。

さ、注文の品がやってきました。
「ウワッ!」と声が出ました。

写真ではサイズ感がわかりませんが、実際見るとまるで洗面器!
そう、会津若松のソースかつ丼はビックリするほどのボリュームも特徴なんです。

早速、開けてみましょう。


★かつカレー丼 ¥1800

そう、頼んだのはソースかつ丼ではなくカツカレー丼。
どんぶりになみなみと注がれたカレーと、それを遥かに上回る量のご飯。
とんかつもなかなかのボリュームなのですが、最早サイズ感が全くわからなくなっています。

ちなみにソースかつ丼もサイズは同じ。
カツの量はそちらの方が多く、山盛りになっていましたよ。


ザクッとした衣、身が締まった豚の味が最高。
カレーもじっくりじっくり煮込んで旨味を出した上質な仕上がり。

こりゃあめちゃくちゃ美味い。
付け合わせのキャベツの瑞々しさも特筆もの。

会津若松産コシヒカリのご飯もホクホクで、流石抜群の美味しさです。

けれど、とにかくご飯の量が凄い!!
嬉しいけど、凄い!

お腹パンパンになっちゃいます。

けれど食後には、会津名物「饅頭の天ぷら」もお忘れなく。
醤油をつけていただくのですが、これは必食です。

あ、いくらお腹いっぱいでもデザートは別腹ですもんね。

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創業1924年。郡山ソウルフード クリームボックスと独特カレーパン。「大友パン」(郡山)

category - カレー&スパイス・福島県
2022/ 01/ 02
                 
郡山名物「クリームボックス」を知っていますか?
厚切り食パンにミルククリームを塗った菓子パンで、郡山のパン屋なら大抵置いてある地元のソウルフードです。

その発祥は「ベーカリーロミオ」。
現在はイトーヨーカドーにあるパン屋で、クリームボックスの発明は1976年とのことですが、
今回はそのはるか前から郡山でパン屋を営んでいるこちらへと訪問。

「大友パン」

創業大正13年(1924年)。
初代店主は酒種を使ったパンの製法をロシアで学んだ方だそうです。


リアルレトロな佇まいは、その前に立つだけで不思議な気持ちになれます。


ありました、クリームボックス。
いつから扱い始めたかは不明ですが、超老舗パン屋の食パンで作るクリームボックスはそれだけで価値があるはず!


★クリームボックス ¥124

ふんわりとしたパンの食感がたまりません。
ベーシックにして、間違いないクオリティ。
そして甘~いミルククリーム。
朝食にもおやつにも行ける感じ。
パン自体は分厚めなのですがこれ一枚、するりと食べられちゃう不思議。


★酪王カフェオレボックス ¥134

福島県ならではのバリエーションもありました。
「酪王カフェオレ」は「福島のソウルドリンク」とまで言われ愛されるカフェオレ。
ソウルフード×ソウルドリンクの最強コラボです。
甘さの中にコーヒーの香り漂い、これまた抜群の美味さ。

けどこれを朝ごはんにするときは、何あわせるんだろ?
やっぱり酪王カフェオレなのかな。


★牛すじ黒カレー ¥160

さぁ、ここまで来たらご当地グルメで終わっちゃいけません。
カレーパンだってなかなかに個性的。
チーズとともに焼かれたハードめなパンに十字の切れ込み。
そこから真っ黒なカレーが覗くというワクワク仕様。
カレーももちろん焼きが入っていてモフっとした食感。
程よくスパイシーで、これカレーパンでも話題になっていいんでは?という個性ぶりです。

約100年愛され続ける老舗だけに、パンづくりは基本に忠実。
けれどもそのバリエーションはワクワクするものばかり。

郡山に来たら寄るべきお店ですね。

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あなたを家でひとりにさせない。独自コンセプトが光る注目のスパイスカレー店。「with curry」(郡山)

category - カレー&スパイス・福島県
2021/ 06/ 04
                 
郡山にとても面白いコンセプトのカレー店が誕生しています。


「with curry」(ウィズカレー)

実はこちら、クラウドファンディングによる支援で実現したお店。

コンセプトは「あなたを家でひとりにさせない」
テイクアウトしたカレーを、家でひとりで食べるときも寂しくないよう、with curryスタッフと画面越しに、一緒にカレーを食べられるインスタライブを配信するというもの。

2020年6月にクラウドファンディング実施、支援者262名、支援総額2,138,187円の支援を集め、
2020年8月28日、晴れてうすい百貨店地下食品フロアにオープンとなりました。

現在は毎夜、キャストである「カレーガール&カレーボーイ」のインスタライブ配信を通じ、テイクアウト客との交流を行っています。

同フロアにはイートインスペースもあり、店内の客とテイクアウトした客とで交流することも可能に。
このアイデア、思いつくことはあっても実行するのは簡単じゃない。
凄いですよ。


カレーは郡山市にある地産地消フレンチレストラン「なか田」の中田智之シェフが監修。
スリランカやインドのスパイスを用い、グルテンフリー(小麦粉不使用)のカレーが基本。
福島牛や伊達鶏、郡山ブランド野菜など福島県産食材が積極的に使われており、メニュー内容は月ごとに変わるようです。

ウェルネス、地産地消、今求められる様々な文脈にも沿っているからこそ、個人も企業も応援しやすい。
これからの飲食店の一つのカタチではないでしょうか。


メニューの説明も丁寧で、見ているだけで楽しいですよ。


★2種あいがけ ¥1210(税込)
◎福島県産牛の欧風ビーフカレー
◎県産豚のポークヴィンダルー
・郡山ブランド野菜 めんげ芋のレーズンサラダ
・自家製キャロットラペ
・たまねぎ・パプリカの自家製ピクルス
・小田原やさんのお漬物
・国産リーフレタス
・ライス:小盛り(120g)
・ドリンク
◎ラヂウム玉子 +¥110


フレンチシェフが監修しているだけあって、カレーも西洋と東洋が程よくハイブリッド。

ビーフカレーは肉の柔らかな食感が印象的、ヴィンダルーはミントと蜂蜜を用い甘酸っぱく仕上げてあります。
県産食材をふんだんに用いた副菜はどれも楽しいのですが、「小田原やさんのお漬物」にはちょっと痺れましたぞ。
福島名物ラヂウム玉子もいただくことができてなおラッキー気分です。

ちなみにごはん、ルゥはちょい足しサービスもOK。
気兼ねなくお願いしてみましょう。


セットドリンクはアップルジュースを選んでみました。

デパ地下という特別な場所と、一人ひとりの「うち」を繋ぐ、素晴らしいカレー店。
これはちょっと、皆さん注目してほしいものですね。

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中央線から郡山の名物カレーへ。「アジアンカレー専門店 ハバカーる。」(郡山)

category - カレー&スパイス・福島県
2021/ 06/ 01
                 
かつて東京・国分寺の名物カレー店として君臨した「ハバカーる。」が2018年に郡山へと移転。
そちらでも人気店となっています。

「アジアンカレー専門店 ハバカーる。」

元々サイケデリックだった世界観も、郡山でスケールアップ。



これは気にならずにはいられないでしょう。


東京の中央線文化がそのままワープしてきたようなワクワクに溢れています。


★さくらんぼらっし~ ¥350(税込)

あぁ、東北感あふれるラッシーですね。

そしてやってきたカレー。

目の前でバーナーシュゴ―ッ!
炙りが入ります。


★焼きチーズのキーマ ¥950 (税込)
・辛さ4(大辛)
・ライス小盛(150g)


ココナッツミルクと野菜、ええ感じの辛さ、そしてチーズ。
これこそ「ハバカーる。」
はっきりと美味くて、モリモリと食べてしまいます。

チーズも入ることですし、辛さは多少アップしたほうが絶対美味しいですね。
辛さ4は(個人的には)、激辛まで行かない、無理なき辛さでおススメですよ。

現在は郡山に2店舗、さらに東京吉祥寺にも凱旋進出と、勢いある「ハバカーる。」
元あった国分寺で味を受け継ぐ「シシカリ」とともに要注目のカレー店です。

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福島駅前でシンガポール料理。「星洲菜館」(福島)

category - カレー&スパイス・福島県
2021/ 05/ 29
                 
タイ料理、ベトナム料理など東南アジア料理の店が少ない福島ですが、意外にも駅すぐの路地でこんな店を見つけました。


「星洲菜館」

なんと、シンガポール料理店が福島に!?


ランチタイムから肉骨茶(バクテー)、海南チキンライスを提供しているようですね。


マーライオンがお出迎え。

こちら近隣の中華料理店「小香港」のオーナーシェフ、コウさんによるお店。コウさんは香港出身で、横浜中華街でシェフを勤めていたこともあるそう。
シンガポールも香港も広東系華僑ネットワークで繋がっていますから、流れとしては不自然ではありません。
実際こちらのお店も、担々麺や油淋鶏といった中華も充実。
なるほど福島の人にとってこの「半分中華」な感じはタイ料理などより受け入れやすいのかもしれませんね。


店内は比較的コンパクト。気軽に寄れる街の食堂といった感じ。


★海南チキンライス(コーヒー付き) ¥980(税込)

肉骨茶と迷いましたが、こちらをセレクト。
なんてったって地元産の伊達鶏を使用しているというのですから。

蒸し鶏の上にはたっぷりのザク切りキャベツ。
油淋鶏のタレがかかっています。


脂分をスッキリ落とした蒸し鶏。
筋肉質な伊達鶏の噛みごたえが特徴的です。

ライスは日本の白米。
海南チキンライスには鶏がらスープで炊いたジャスミンライスを合わせるのが通常なのですが、米が美味しい福島だけにそちらを優先したのかも知れません。
あらためて過去レビューの写真など見ると、以前は白飯じゃなかったようなので、地元客の「ニッポン人は白飯だろ!」的な反応によって白飯に変更したのかも知れませんね。


食後にはセットのコーヒー。

これで千円を切る価格は東京ではあり得ません。
福島でももっともっと異国料理の認知が広がるといいですね。
使える食材の宝庫ですので。

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