カレー&スパイス・チリ共和国
南米チリで肉三昧、そしてなぜかカレーも・・・「PATAGONIA Restaurant Parrilla」(Calama)
category - カレー&スパイス・チリ共和国
2020/
05/
13チリ北部、銅鉱の町カラマでのディナーは、町で一番人気のグリルレストランへ。

「PATAGONIA Restaurant Parrilla」

殆どの客がクルマでの訪問。
ドライバーの皆さん、酒飲んでないよね???

店内はウッディな作り。


何やらあれこれたくさん受賞している様子です。

ワインもメチャクチャ充実。
だってここ、チリですもんね。
ドライバーだって飲みたくなりますよね・・・・
ともあれまずはセルベッサ!!

★Kunstmann Torobayo 3100CLP
セルベッサとはつまりビール。
ビールと言ってもあまり通じません。
こちらクンストマンはドイツ系移民によって作られたチリの伝統あるビール。
トロワージョは赤みがかったタイプのセルベッサで、まずはこれ頼んでおけば間違いないです。

パンもどっさりやってきます。
日本人、これでお腹いっぱいになっちゃう。

★Pisco Sour Patagonia ピスコサワーパタゴニア 3400CLP
チリやペルーではみんな朝昼晩、珈琲のように飲んでいる国民酒ピスコサワー。
チリに来たらピスコピスコピスコな毎日。
卵白を泡立てるペルースタイルとは違ってシンプルなチリスタイルですが、こちらは蜂蜜入りのスペシャルバージョン。
甘くてとっても飲みやすいのですが、度数はしっかり高いので逆に要注意です。
ともあれ、美味い。

★Camarones Ecuatorianos a la Thai 11900CLP
カマロネスは海老の唐辛子入りトマトソース煮込み。
こちらの店では「エクアドル×タイ風」ということで、メニューの説明では、
「Camarones cocidos en CURRY pojp picante」とありました。
なんと、こんなところでもCURRYに遭遇!
カレー運強すぎ。
タイ風のカレーってことで、レッドカレーみたいなのを想像していたら、酸味を抑えたトムヤムクンみたいな感じでした。
食パンにつけて食べるのもオツでしたよ。

★Griega 4100CLP
こちらはレタスにトマト、玉ねぎ、青唐辛子と和えたサラダ。
他にもいろんな種類のセビーチェも揃っていて、案外野菜はたっぷりいただけます。
(西洋文化圏だと野菜あんまりない地域も多いですから)
そして、この「PATAGONIA」のウリといえば、やはり肉。
とにかくこの店の肉は美味かった。

★Biffe de Chorizo 13900CLP
もう、肉塊としか言えない迫力ですね。
日本円で約1800円でこれは圧巻。

うほお・・・引き締まった赤身から溢れる肉汁が凄いです。
こちらの肉は、しっかりとした噛み応えで旨みを堪能するのが楽しみ。
溶けるような柔らかさの和牛とは真逆で、とにかく獣になった気分で獣をいただくのです。

★Asado de Tira アサド デ ティラ 10900CLP
こちらは骨付き牛バラステーキ。
脂の旨味がジュジュジュっと。
こちらもたまりません。
チリという国の食文化はちょっと変わっていて、「チリの名物料理は何?」って現地の人に訊いても、「シーフード」とか「肉」としか答えてくれないんです。
あとは「セビーチェ」とか、一般にはペルー料理といわれるものか。
この辺りにはいろいろ事情があるようで、都市部は早くから西洋化したチリでは、要するに料理は西洋料理。
ただ、シーフードや肉などの食材自体が美味いので、前述のような答えになるわけ。
そして、町の食堂なんかの厨房はペルーやコロンビアあたりからの出稼ぎシェフが多く、結局ペルー料理とさほど変わらん感じなのです。そもそも、国境で区切られているだけでマヤ・アステカ時代から続く原住民文化はペルーと地続きだし。
ではなぜチリ料理ってのはあんまり無いのにペルー料理ってのは世界中で知られているのか?
これについてはひとえに、ペルーには母国料理を世界に広めようと、ペルー料理の体系化を推し進めたガストン・アクリオ
というスーパーシェフがいたからなんですね。
ということで、チリに来たならとにかく、肉かシーフードの美味い店を探すべし。
肉ならこの「PATAGONIA」、おススメですよ。
PATAGONIA Restaurant Parrilla
Avda Granaderos 2549, Calama 1394009 Chile
Tel: +56 55 234 1628
●「カレー細胞」Facebookページ
https://www.facebook.com/CurryCell
●twitter「カレー細胞」:@hm_currycell
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「PATAGONIA Restaurant Parrilla」

殆どの客がクルマでの訪問。
ドライバーの皆さん、酒飲んでないよね???

店内はウッディな作り。


何やらあれこれたくさん受賞している様子です。

ワインもメチャクチャ充実。
だってここ、チリですもんね。
ドライバーだって飲みたくなりますよね・・・・
ともあれまずはセルベッサ!!

★Kunstmann Torobayo 3100CLP
セルベッサとはつまりビール。
ビールと言ってもあまり通じません。
こちらクンストマンはドイツ系移民によって作られたチリの伝統あるビール。
トロワージョは赤みがかったタイプのセルベッサで、まずはこれ頼んでおけば間違いないです。

パンもどっさりやってきます。
日本人、これでお腹いっぱいになっちゃう。

★Pisco Sour Patagonia ピスコサワーパタゴニア 3400CLP
チリやペルーではみんな朝昼晩、珈琲のように飲んでいる国民酒ピスコサワー。
チリに来たらピスコピスコピスコな毎日。
卵白を泡立てるペルースタイルとは違ってシンプルなチリスタイルですが、こちらは蜂蜜入りのスペシャルバージョン。
甘くてとっても飲みやすいのですが、度数はしっかり高いので逆に要注意です。
ともあれ、美味い。

★Camarones Ecuatorianos a la Thai 11900CLP
カマロネスは海老の唐辛子入りトマトソース煮込み。
こちらの店では「エクアドル×タイ風」ということで、メニューの説明では、
「Camarones cocidos en CURRY pojp picante」とありました。
なんと、こんなところでもCURRYに遭遇!
カレー運強すぎ。
タイ風のカレーってことで、レッドカレーみたいなのを想像していたら、酸味を抑えたトムヤムクンみたいな感じでした。
食パンにつけて食べるのもオツでしたよ。

★Griega 4100CLP
こちらはレタスにトマト、玉ねぎ、青唐辛子と和えたサラダ。
他にもいろんな種類のセビーチェも揃っていて、案外野菜はたっぷりいただけます。
(西洋文化圏だと野菜あんまりない地域も多いですから)
そして、この「PATAGONIA」のウリといえば、やはり肉。
とにかくこの店の肉は美味かった。

★Biffe de Chorizo 13900CLP
もう、肉塊としか言えない迫力ですね。
日本円で約1800円でこれは圧巻。

うほお・・・引き締まった赤身から溢れる肉汁が凄いです。
こちらの肉は、しっかりとした噛み応えで旨みを堪能するのが楽しみ。
溶けるような柔らかさの和牛とは真逆で、とにかく獣になった気分で獣をいただくのです。

★Asado de Tira アサド デ ティラ 10900CLP
こちらは骨付き牛バラステーキ。
脂の旨味がジュジュジュっと。
こちらもたまりません。
チリという国の食文化はちょっと変わっていて、「チリの名物料理は何?」って現地の人に訊いても、「シーフード」とか「肉」としか答えてくれないんです。
あとは「セビーチェ」とか、一般にはペルー料理といわれるものか。
この辺りにはいろいろ事情があるようで、都市部は早くから西洋化したチリでは、要するに料理は西洋料理。
ただ、シーフードや肉などの食材自体が美味いので、前述のような答えになるわけ。
そして、町の食堂なんかの厨房はペルーやコロンビアあたりからの出稼ぎシェフが多く、結局ペルー料理とさほど変わらん感じなのです。そもそも、国境で区切られているだけでマヤ・アステカ時代から続く原住民文化はペルーと地続きだし。
ではなぜチリ料理ってのはあんまり無いのにペルー料理ってのは世界中で知られているのか?
これについてはひとえに、ペルーには母国料理を世界に広めようと、ペルー料理の体系化を推し進めたガストン・アクリオ
というスーパーシェフがいたからなんですね。
ということで、チリに来たならとにかく、肉かシーフードの美味い店を探すべし。
肉ならこの「PATAGONIA」、おススメですよ。
PATAGONIA Restaurant Parrilla
Avda Granaderos 2549, Calama 1394009 Chile
Tel: +56 55 234 1628
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南米チリ、砂漠と銅鉱の町でカレーに出会う。「Buffet Express Calama」
category - カレー&スパイス・チリ共和国
2020/
05/
12あんまり旅行に行けないご時勢なので、地球の裏側のカレーでもご紹介しましょう。
チリ北部、世界最大の露天掘り鉱山、チュキカマタ銅山。



銅を運ぶ貨物列車が砂漠を走ります。

このチュキカマタ銅山から少し離れた場所にある、砂漠の町カラマ。
(もうひとつ、銅山に近い小さな町は寂れ、半ばゴーストタウン化していました。)

銅山で栄えた町らしく、繁華街の中央にあたる広場には、鉱夫の銅像が。

そして。ラマの銅像まで!
かなりシュールなストリートアートがそこかしこに。


チリの庶民街を歩く楽しみのひとつです。
この街にはショッピングモール「Mallplaza Calama」があり、中に入っているフードコートにてランチをば。

ケンタッキーなども入っている中、なるだけ現地の庶民的な料理を探していると・・・・ありました。

「Buffet Express Calama」
「Buffet Express」はチリだけでなくドミニカなど中南米にチェーン展開しているワンプレートブッフェのお店。

メインを決めて、そこにおかずを2品選んで盛り付けてもらう方式。



うーむ。
日本のように、それぞれのおかずに名前など書いていませんから、指差しコミュニケーションが頼り。
けれど私には「南米にカレーはあるのか?」を探求する崇高なミッションがあります。
ネットで調べて出てくる安易な情報など要りません。
日本でも、無意識に訪れた先でカレー屋がオープンしていたり、入ったお店が偶然カレーを始めていたりという、これだけは誰にも負けない「カレー運」の持ち主なのです私は。
「I want CURRY」
英語で言ってみます。
ここは案外英単語が通じない南米スペイン語の国。
CURRYという単語は伝わるのか・・・・?
「Ah・・・CURRY!OK!」
なんと、通じたようです。
しかも、カレーあるみたい!
斯くして、南米で初めて出会ったCURRYがこちら!!!

★CURRY Plate
なるほど、見た目は完全にカレー炒飯ですね。
チリやペルーの料理って、かなり早い時期に移民してきた中国人の影響を受けていますから、さもありなん。
早速いただいてみましょう。

・・・なるほど、味は塩コショウをかなり控えた薄味の炒飯。
カレー粉がほんのり香りますが、辛さはなし。
あくまでも、おかずと組み合わせる前提の味付けです。
あわせたおかず2品はビーツのサラダと、ロモサルタード的な肉野菜炒め。
この肉をカレー(カレー炒飯)に混ぜ込むと丁度いい感じの南米中華と相成りました。
このあといろいろ見たり聞いたりしたのですが、どうやらチリやペルーに「CURRY」はざっくり三種類。
(1)
唐辛子を用いた煮込みを米と合わせるペルー・チリ料理(アヒ・デ・ガジーナやピカンテ・デ・マリスコスなど)が外国で紹介されるとき「南米のカレー」と呼ばれることがある。ただし現地では「CURRY」とは呼ばない。
(2)
カレー粉=CURRY POWDERのことをCURRYと呼ぶ。また、CURRY POWDERを用いた料理もCURRYと呼ぶ。
(3)
外国料理、特に日本料理としてのCURRY。サンチアゴの日本料理店ではKATSU CURRYが人気。
今回いただいたものは(2)にあたるCURRY。
まさに、CURRY POWDERを用いたFRIED RICEをCURRYと呼んでいたのですね。

食後、モール内にあるスーパーマーケットを視察。
調味料コーナーに、ターメリックたっぷりまっ黄色なCURRY POWDERが販売されていましたが商品名は「CURRY 」。
冷凍食品コーナーに、カレー炒飯もしくはカレーピラフが塩梅されていましたが、こちらも商品名は「CURRY」でした。
カレーという概念自体、国や文化によって全然違う、そんな学びを得た地球の裏側でした。
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チリ北部、世界最大の露天掘り鉱山、チュキカマタ銅山。



銅を運ぶ貨物列車が砂漠を走ります。

このチュキカマタ銅山から少し離れた場所にある、砂漠の町カラマ。
(もうひとつ、銅山に近い小さな町は寂れ、半ばゴーストタウン化していました。)

銅山で栄えた町らしく、繁華街の中央にあたる広場には、鉱夫の銅像が。

そして。ラマの銅像まで!
かなりシュールなストリートアートがそこかしこに。


チリの庶民街を歩く楽しみのひとつです。
この街にはショッピングモール「Mallplaza Calama」があり、中に入っているフードコートにてランチをば。

ケンタッキーなども入っている中、なるだけ現地の庶民的な料理を探していると・・・・ありました。

「Buffet Express Calama」
「Buffet Express」はチリだけでなくドミニカなど中南米にチェーン展開しているワンプレートブッフェのお店。

メインを決めて、そこにおかずを2品選んで盛り付けてもらう方式。



うーむ。
日本のように、それぞれのおかずに名前など書いていませんから、指差しコミュニケーションが頼り。
けれど私には「南米にカレーはあるのか?」を探求する崇高なミッションがあります。
ネットで調べて出てくる安易な情報など要りません。
日本でも、無意識に訪れた先でカレー屋がオープンしていたり、入ったお店が偶然カレーを始めていたりという、これだけは誰にも負けない「カレー運」の持ち主なのです私は。
「I want CURRY」
英語で言ってみます。
ここは案外英単語が通じない南米スペイン語の国。
CURRYという単語は伝わるのか・・・・?
「Ah・・・CURRY!OK!」
なんと、通じたようです。
しかも、カレーあるみたい!
斯くして、南米で初めて出会ったCURRYがこちら!!!

★CURRY Plate
なるほど、見た目は完全にカレー炒飯ですね。
チリやペルーの料理って、かなり早い時期に移民してきた中国人の影響を受けていますから、さもありなん。
早速いただいてみましょう。

・・・なるほど、味は塩コショウをかなり控えた薄味の炒飯。
カレー粉がほんのり香りますが、辛さはなし。
あくまでも、おかずと組み合わせる前提の味付けです。
あわせたおかず2品はビーツのサラダと、ロモサルタード的な肉野菜炒め。
この肉をカレー(カレー炒飯)に混ぜ込むと丁度いい感じの南米中華と相成りました。
このあといろいろ見たり聞いたりしたのですが、どうやらチリやペルーに「CURRY」はざっくり三種類。
(1)
唐辛子を用いた煮込みを米と合わせるペルー・チリ料理(アヒ・デ・ガジーナやピカンテ・デ・マリスコスなど)が外国で紹介されるとき「南米のカレー」と呼ばれることがある。ただし現地では「CURRY」とは呼ばない。
(2)
カレー粉=CURRY POWDERのことをCURRYと呼ぶ。また、CURRY POWDERを用いた料理もCURRYと呼ぶ。
(3)
外国料理、特に日本料理としてのCURRY。サンチアゴの日本料理店ではKATSU CURRYが人気。
今回いただいたものは(2)にあたるCURRY。
まさに、CURRY POWDERを用いたFRIED RICEをCURRYと呼んでいたのですね。

食後、モール内にあるスーパーマーケットを視察。
調味料コーナーに、ターメリックたっぷりまっ黄色なCURRY POWDERが販売されていましたが商品名は「CURRY 」。
冷凍食品コーナーに、カレー炒飯もしくはカレーピラフが塩梅されていましたが、こちらも商品名は「CURRY」でした。
カレーという概念自体、国や文化によって全然違う、そんな学びを得た地球の裏側でした。
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地球の裏側、サンチアゴでカツカレーを食べた日。「SHOO-GUN」(Santiago,Chile)
category - カレー&スパイス・チリ共和国
2016/
03/
19いきなり南米。
いきなりチリ共和国。

サンチアゴ!!
海外に行けば、まずその土地の料理を食べ、そこに根付いたカレー料理を探す私ですが、
南米、しかもチリ共和国のカレー料理ってなると難易度が高い。
実際現地に来て、いろんな人に「チリの名物料理は?」と訊けば、「Fish」とか「Seafood」とか答える。
それは料理じゃなくて食材なんだけどなぁ。
もしくは「セビーチェ」って答え。
ペルー料理と共通なんですね・・・っていうか、チリ北部のレストランでセビーチェ作ってるシェフの多くはペルーからの出稼ぎだったりして、うん、チリ特有の名物料理って、なかなか聞き出せないものですね。
どうやら話を総合すると、16世紀という昔からスペインの侵略に遭い植民地化したこのあたりの国々では、
スペイン文化の影響が濃すぎて、土着の料理は一部地域で、もしくは食材そのものとして残っている程度なのかもしれません。
(実際、チリの人口の95%は白人もしくは白人の混血ですから)
最もカレーに近いチリ料理として「ピカンテ・デ・マリスコス」って料理はあったりするのですが、それも元々はスペイン料理がベースですね。
こちらはまた別の機会のレポートで。
今回は、サンチアゴで人気の日本料理店に、カレーライスを食べに来ました。
そう、カレーライスは海外では日本食なんです。
地球の裏側で食べるカレーライス、はたしてどんな味がするのかな?

「SHOO-GUN」(将軍)
サンチアゴで日本人に人気の日本食レストラン。
一見、地方の割烹旅館のような店構えですが、店名がネオンサインになっているあたり、ここが南米だと気づかせてくれますね。



入口をくぐると、プチ日本気分。
長期出張のビジネスマンなどは、さぞや心が落ち着くことでしょう。
二階には個室お座敷席。
一階にはテーブル席と、板前さんに対面するカウンター席が。

板前さん、そしてフロアスタッフは日本の方です。
さて、日本語メニューを見てみましょう。

寿司ネタには、ブリ、鮭、マグロ、穴子、ウニ、イクラといった日本でお馴染みのもの以外に、
コルビーナ、コヒノア、ピエハ、マーチャなど南米ならではの魚もラインナップ。
ワクワクします。
お値段は4000~5000ペソが中心で、1ペソ=0.16円換算すれば、640円~800円といったところ。
ちなみに、日本でもアワビの代用品として用いられるロコ貝はチリ原産ですので、
こちらでは、「あわび 4000ペソ」と、一番安いネタの部類となっています。
その他、うどんや蕎麦、天麩羅、すき焼き、おむすびといったいわゆる「和食」が一通り。
さらに海老フライ、コロッケ、カレーライスといった、ニッポン庶民の日常食も揃っていて、実にアリガタイ。



日本ならまず「とりあえずビール」ってなところ、ここはチリ。
「とりあえずセルベッサ!」ってな感じでスタート!!!

★アウストラル 3000ペソ
チリ南部パタゴニア地方で作られるビール(スペイン語でセルベッサ)。
どうやら世界最南端の工場で作られるビールなんだそうです。

★にぎり盛り合わせ 12000ペソ
サーモン
コヒノア
コルビーナ
イクラ
海老
鉄火巻
という盛り合わせ。
コルビーナってのはイシモチみたいな魚で、やわらかい食感。
コヒノアって魚はちょっと知りませんでした。
鮮度も悪くなく、海外でいただくお寿司としては上々。

★天麩羅盛り合わせ 10500ペソ
日本だとなんてことない天麩羅なんですが、南米でちゃんとしたのをいただけるのは貴重。

★魚フライ(メルルーサ) 7000ペソ
メニュー記載は、コルビーナのフライだったのですが、この日の魚はメルルーサ。
ふんわりしたタラのような白身で美味かったです。

おさけはビール(セルベッサ)や熱燗だけでなく・・・・

南米呑みに欠かせないピスコサワーもありました。
こちら卵白を泡立てるペルースタイル。
美味くてぐいぐい進みます。
・・・さて、
そろそろ、
メインディッシュ行ってみましょうか。

★カツカレーライス 12500ペソ
うぉぉぉ!!!
でかい!!!
横に置いたiPhone5sと比較していただければその巨大さがわかるでしょう。
1ペソ=0.16円で換算すれば2000円の一皿ですが、このボリュームなら高くはありません。
けど、1/3サイズで充分だな・・・・

ライスの上にトンカツ、その上にカレーをかける「あとがけ」タイプのカツカレー。
程よき小麦粉のとろみと、程よき辛さ。
これぞ!日本のカレーライスといった味わいです。
海外で日本式のカレーライス(中華圏だと日式咖喱飯)をいただくと、まず米の炊き加減がダメで、
カレー自体も辛さが全くなかったり、逆に単なるスパイシーソースだったりしてキツイ場合が多いのですが、
このお店のは米もカレーもカツもちゃんとしています。ちゃんと美味いです。
唯一日本と違うのは、そのサイズ(笑)
なぜかそこだけ南米基準。
けれど南米チリの街中で、これだけちゃんとした日本のカレーがいただけるのは実にありがたいこと。
現地の方々もこのカレーを食べて、
「日本のカレーは美味いなぁ、日本に行ったら寿司だけじゃなくカレーも食べに行こう!」って思ってくれたら素晴らしい。
そのためには、現地の方々が満足できる、このサイズが必要なのですよね。
サンチアゴでカレーを食べるなら「SHOO-GUN」。
間違いないです。
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いきなりチリ共和国。

サンチアゴ!!
海外に行けば、まずその土地の料理を食べ、そこに根付いたカレー料理を探す私ですが、
南米、しかもチリ共和国のカレー料理ってなると難易度が高い。
実際現地に来て、いろんな人に「チリの名物料理は?」と訊けば、「Fish」とか「Seafood」とか答える。
それは料理じゃなくて食材なんだけどなぁ。
もしくは「セビーチェ」って答え。
ペルー料理と共通なんですね・・・っていうか、チリ北部のレストランでセビーチェ作ってるシェフの多くはペルーからの出稼ぎだったりして、うん、チリ特有の名物料理って、なかなか聞き出せないものですね。
どうやら話を総合すると、16世紀という昔からスペインの侵略に遭い植民地化したこのあたりの国々では、
スペイン文化の影響が濃すぎて、土着の料理は一部地域で、もしくは食材そのものとして残っている程度なのかもしれません。
(実際、チリの人口の95%は白人もしくは白人の混血ですから)
最もカレーに近いチリ料理として「ピカンテ・デ・マリスコス」って料理はあったりするのですが、それも元々はスペイン料理がベースですね。
こちらはまた別の機会のレポートで。
今回は、サンチアゴで人気の日本料理店に、カレーライスを食べに来ました。
そう、カレーライスは海外では日本食なんです。
地球の裏側で食べるカレーライス、はたしてどんな味がするのかな?

「SHOO-GUN」(将軍)
サンチアゴで日本人に人気の日本食レストラン。
一見、地方の割烹旅館のような店構えですが、店名がネオンサインになっているあたり、ここが南米だと気づかせてくれますね。



入口をくぐると、プチ日本気分。
長期出張のビジネスマンなどは、さぞや心が落ち着くことでしょう。
二階には個室お座敷席。
一階にはテーブル席と、板前さんに対面するカウンター席が。

板前さん、そしてフロアスタッフは日本の方です。
さて、日本語メニューを見てみましょう。

寿司ネタには、ブリ、鮭、マグロ、穴子、ウニ、イクラといった日本でお馴染みのもの以外に、
コルビーナ、コヒノア、ピエハ、マーチャなど南米ならではの魚もラインナップ。
ワクワクします。
お値段は4000~5000ペソが中心で、1ペソ=0.16円換算すれば、640円~800円といったところ。
ちなみに、日本でもアワビの代用品として用いられるロコ貝はチリ原産ですので、
こちらでは、「あわび 4000ペソ」と、一番安いネタの部類となっています。
その他、うどんや蕎麦、天麩羅、すき焼き、おむすびといったいわゆる「和食」が一通り。
さらに海老フライ、コロッケ、カレーライスといった、ニッポン庶民の日常食も揃っていて、実にアリガタイ。



日本ならまず「とりあえずビール」ってなところ、ここはチリ。
「とりあえずセルベッサ!」ってな感じでスタート!!!

★アウストラル 3000ペソ
チリ南部パタゴニア地方で作られるビール(スペイン語でセルベッサ)。
どうやら世界最南端の工場で作られるビールなんだそうです。

★にぎり盛り合わせ 12000ペソ
サーモン
コヒノア
コルビーナ
イクラ
海老
鉄火巻
という盛り合わせ。
コルビーナってのはイシモチみたいな魚で、やわらかい食感。
コヒノアって魚はちょっと知りませんでした。
鮮度も悪くなく、海外でいただくお寿司としては上々。

★天麩羅盛り合わせ 10500ペソ
日本だとなんてことない天麩羅なんですが、南米でちゃんとしたのをいただけるのは貴重。

★魚フライ(メルルーサ) 7000ペソ
メニュー記載は、コルビーナのフライだったのですが、この日の魚はメルルーサ。
ふんわりしたタラのような白身で美味かったです。

おさけはビール(セルベッサ)や熱燗だけでなく・・・・

南米呑みに欠かせないピスコサワーもありました。
こちら卵白を泡立てるペルースタイル。
美味くてぐいぐい進みます。
・・・さて、
そろそろ、
メインディッシュ行ってみましょうか。

★カツカレーライス 12500ペソ
うぉぉぉ!!!
でかい!!!
横に置いたiPhone5sと比較していただければその巨大さがわかるでしょう。
1ペソ=0.16円で換算すれば2000円の一皿ですが、このボリュームなら高くはありません。
けど、1/3サイズで充分だな・・・・

ライスの上にトンカツ、その上にカレーをかける「あとがけ」タイプのカツカレー。
程よき小麦粉のとろみと、程よき辛さ。
これぞ!日本のカレーライスといった味わいです。
海外で日本式のカレーライス(中華圏だと日式咖喱飯)をいただくと、まず米の炊き加減がダメで、
カレー自体も辛さが全くなかったり、逆に単なるスパイシーソースだったりしてキツイ場合が多いのですが、
このお店のは米もカレーもカツもちゃんとしています。ちゃんと美味いです。
唯一日本と違うのは、そのサイズ(笑)
なぜかそこだけ南米基準。
けれど南米チリの街中で、これだけちゃんとした日本のカレーがいただけるのは実にありがたいこと。
現地の方々もこのカレーを食べて、
「日本のカレーは美味いなぁ、日本に行ったら寿司だけじゃなくカレーも食べに行こう!」って思ってくれたら素晴らしい。
そのためには、現地の方々が満足できる、このサイズが必要なのですよね。
サンチアゴでカレーを食べるなら「SHOO-GUN」。
間違いないです。
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